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昨日の天皇杯でホンダFCがアントラーズを後一歩の所まで追い詰めた。ホンダFCがどれだけの善戦振りだったかは、決勝ゴールを決めた柳沢の安堵の笑顔が物語っていた。

昔からプロチーム相手に度々奮闘振りを見せるホンダFCが、本気でプロになったら面白いんじゃないかなと毎回思うのだが。

ホンダFC、つまり本田技研サッカー部は浦和、そして埼玉とは言わずと知れた因縁の間柄。本田はJリーグに参加意志を表明していた企業のひとつ。そして埼玉県に多数の社屋と工場を持つゆかりある企業・本田は、すでに狭山(現ルミノッソ狭山)と浜松のサッカー部を統合した上で、浦和にフランチャイズを置くところまで話が進んでいた。ところが、社長交代による方針転換によって、半ばドタキャンのような形でプロ化を断ってきた過去がある。
ほぼ決まりかけていた浦和・本田。しかもJリーグ発足までの時間が迫る中でのドタキャン劇は、当時の浦和と埼玉を大いに慌てさせた。
諸事情で東京を断念し浦和行きを望みながらも、本田の存在によって新たなホームタウン探しに苦戦していたのが三菱。そして本田に断られて、すべてが白紙状態になってしまった緊急事態の浦和。本田撤退によって三菱と浦和の距離が一気に縮まり、トントン拍子で三菱・浦和が誕生した経緯がある。しかも本田も三菱もチームカラーが赤だったというのがより因縁めいている。

もし本田がプロ化していたら、北澤、石川康、古川、内藤、本田、長谷川、黒崎・・・プロ化断念によって本田を離れたこれら名選手がそのまま残り、J初年度から強力なチームが編成されていたであろうことは予想出来る。そして現在のJリーグ勢力図が一変していたことだろう。
ちなみに本田がそのままプロ化していたら、チーム名は「浦和ホンダウィンズ」が決まっていたらしいが、実際には企業名を入れないJリーグ理念が壁となって、チーム名の変更を余儀なくされていただろうね。
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これでよかったのかも…
物事にたらればの話はよくありますが、本田が浦和わ本拠地にJリーグ入りしていたとして、今のレッズの規模までいけたかというと難しい気もしますね。
本田だから三菱だからというのではなくて、実際、ヴェルディの凋落と鹿島の客離れを見るとリーグの存続にもかかわっていきそうだったのではないかという気がします。そういう意味では三菱でよかったのかな、と思います。
藤沢雄二 URL 2007/12/23(Sun)20:35:53 編集
無題
そんなことがあったんですか‥
ホンダみたいに『プロ化しない』かつ『強い』チームはちょっと気になります。天皇杯の時期は特に
S.ジェラード 2007/12/24(Mon)03:41:43 編集
コメントありがとうございます
藤沢雄二さん
本田が始めから強かったら、それはそれで人気は出たでしょうけど、レッズで味わった初期の敗戦の悔しさが無かったとも考えられるでしょうし、それこそ我々のサッカー感も変わっていたでしょうね。
あと自分の車は三菱ですが、本田が来ていたら本田車を買っていたでしょう(笑)

S.ジェラードさん
本田は昔からけっこうな選手を輩出する強豪ですから、JFLの雄とも言えますね。本気でプロ化したら浜松でやるんでしょうけど、このままアマではやはり勿体ない気がしますね。
うえ URL 2007/12/24(Mon)09:23:47 編集
なるほど
本田は始めからプロ化に消極的だったわけではなかったのですね。それにしても古川、長谷川、黒崎、本田が鹿島に行ったわけですから浦和の「お荷物」時代はなかったかもしれません。しかし、今の規模の浦和レッズもなかったかもしれませんから俺もこれで良かったんだと思ってます。
弱い時代があったからこその今のクラブやサポートもあるわけですから。
たっぷだんす URL 2007/12/24(Mon)12:08:33 編集
コメントありがとうございます
たっぷだんすさん
逆に考えると鹿島の初期の躍進も無かった可能性も考えられますよね。鹿島は指導者である宮本氏や関塚氏も本田から鹿島に行ったわけですし。
弱かったレッズと強かった鹿島の、現在の人気の度合いがまったく違っているのも皮肉なものです。
うえ URL 2007/12/24(Mon)17:37:52 編集
無題
ホンダは、高校の大先輩などがいらしたチームだったのでJ発足当時はホンダに浦和に来て欲しかったです。
が、今のような浦和とレッズの関係まではいかなかったでしょうね。あの時代があるから今があると思います。

以前こちらで、イギリスのTV番組が世界のクラブトップ10のチームを取材した。という記事にコメントをさせていただいて以来、たまに拝見させていただいています。とうとうテレビ埼玉で放送されるみたいですね。
海外のメディアがどういう風に浦和をみているのか興味あります。今から楽しみです。
natsu 2007/12/25(Tue)21:04:29 編集
コメントありがとうございます
natsuさん
あの時代は本当に貴重でしたよね。尤も当時は悔しさ先行でしたけどね(笑)
ちなみらあの番組が報道されてからだいぶ時間が経ってしまいましたが、一時は消えていたと思った話が、まさかレッズが実際に番組になっているとは驚きでした。そして嬉しい限りですね!
うえ URL 2007/12/25(Tue)21:59:30 編集
ALL COME TOGETHER
ALL COME TOGETHER の掲示可能期間は過ぎていますよ。ロゴの使用も。
チームを応援したいのならルールは守りましょう。
ME 2007/12/26(Wed)09:52:11 編集
コメントありがとうございます
MEさん
うっかり消すの忘れてました。ご指摘ありがとうございます。
うえ URL 2007/12/26(Wed)17:56:25 編集
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試合終了/YBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦 鳥取2-5浦和 得点/12分・武田(浦)、15分・サンタナPK(浦)、35分・田中(鳥)、52分・敦樹(浦)、55分・中島(浦)、64分・松木(鳥)、90+3分・中島(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第10節 浦和-名古屋(埼玉スタジアム2002=4月28日15:00キックオフ)


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