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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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さて、今年もいよいよ総括する時がやって来た。
ここ例年は負けたりタイトルを逃してシーズン終了という、実に暗い終わり方を経験して来たが、今年はそれとは違う、勝利して、タイトルを獲得して終了という、実に理想的な終わり方を久々に経験する事が出来た。
過去2年の総括に於いて、悪い意味でも良い意味でも「終わり良ければ全て良し」という表現を引用して総括を進めた。しかし今年は素直に良い意味で、この表現を使ってシーズンを終える事が出来る。

その表現で締め括る為に、去年終盤のリーグ戦の不安から今季開幕前にたれ込めた暗雲、そして序盤の苦闘の振り返りは、余り思い出したくは無いものの避けては通れない。

結論から言ってしまうと、堀の続投が第一であり最大の失敗であった。フロントは来季監督続投条件として、堀へ「来季のACL出場権獲得」という明確なノルマを課して監督へ就任させた。ところが最終的な順位は7位と、ノルマには程遠い成績で終えた。ミシャ体制で崩壊しかけたチームを受け継いだという点を考慮すれば、良くぞ7位で踏み留まらせたという見方も出来たが、ミシャサッカーの欠陥部分を修正して上向かせたチームを、堀は途中から自ら思考するサッカーへシフトし、これで途端にチームが不安定になり、とりわけリーグ戦最後で無得点で3連敗するという致命的な失態は、絶対に見逃せない部分であった。これにより世論は、堀の監督としての資質に、大きな疑問と不安を抱いた。
しかし、リーグ戦に相反して、ACLでは優勝した事で、リーグ戦の成績の現実が霞んでしまい、フロントも当初の続投条件は何処へやら、ノルマを撤廃して堀を続投させてしまった。ここが第一の失敗であり、翌年に続く暗雲の始まりであった。

第2に、ラファエルシルバの放出があった。既に来季の構想が出来上がり、チームを作る初期段階に於いて、突然ラファエルシルバが中国2部の武漢へ移籍してしまった。中国マネーによる完全な引き抜きであった。まさかの段階での引き抜きは、誰の眼から見ても寝耳に水で、これによりチームは、大きな計算が出来る強力な戦力を信じられない時期に失う羽目になり、これで攻撃力と得点力の激減は避けられない形になってしまった。

第3に、マルティノス獲得の失敗。元々堀は、このマルティノスとラファエルシルバを両翼に置き、両者の個人技により攻撃力を支えるという構想であった。マルティノス獲得は堀の強い希望により実現したものである。つまりマルティノスは、堀サッカーを支える鍵であり肝であった。
ところが蓋を開けてみると、このマルティノスが、全くと言って良い程に機能せず、空回りを繰り返し続けては、チームの成績低下の大きな原因になってしまう。
前述したように、開幕前にラファエルシルバが引き抜かれ片翼を失っていて、更に大枚叩いて肝入りで獲得したマルティノスも全く機能しなかった。構想の肝であった両翼の攻撃力が消滅した。早くも大失敗は明白。この時点で他に引き出しが無い堀のサッカーは詰んでしまったのである。

結果、第4節までにリーグ戦は1試合も勝てずに2敗2分と散々な成績の17位。またサッカーの質も、チームとして全く成り立っていない内容。タイトルを使命付けられたチームの成績としては、明らかな解任レベルである。
取り返しのつく内に、一刻も早く手を打たなければいけない。ここで次の試合までに2週間の空きがあり、監督を交代させるには絶好の機会だった。にも拘わらず、フロントは堀を続投させてしまった。堀支持を打ち出したフロントだったが、実は日頃の準備不足が響いて動けなかっただけなのかもしれない。
そして案の定、中断明けの第6節でも磐田に敗れ、ここでようやく堀が解任される。傷口を更に拡げるだけで2週間の貴重な時間を台無しにした、フロントの後手々々人事である。試合数の少ないサッカーに於いて、1日々々はひじょうに貴重なものとなるが、それを2週間も無駄にしたフロントの判断力の低さは相変わらずであった。

次期正式な監督が決まる間の繋ぎとして、育成ダイレクターだった大槻氏を暫定監督として昇格させたが、この時点でトップチームからではなくユースチームからの人事という点は、チーム体制の層の薄さ、クラブの危機管理能力の低さも露呈した。
また失敗人事を繰り返していた山道強化部長の任をようやく解き、中村修三氏を呼び戻してプロ契約でGMに就任させたが、この過程で空白期間を作ってしまった。

以上がチーム建て直しに向けた春先の流れだったが、ここから先は本当に奇跡的と言うか、後任人事が本当に奏功したと言える。
大槻組長は、堀体制で崩壊していたチームを、先ずは強い精神論で意識改革を施し、サッカーに関しては至極シンプルな戦略と戦術に切り替えて選手の役割をハッキリさせた。余計な事を考えなくて済むようになった選手は、動きが活性化し、結果リーグ戦は6節から9節まで3勝1分と勝ち点を10も上積みし、当面の危機を脱した。
この大槻組長の存在は、レッズにとって本当に救世主であった。堀の解任劇とトップコーチ陣の不足が無ければ、未だ育成の責任者として、裏方に埋もれていたであろう人物である。それが皮肉にもチームが危機的状態に陥った事で表舞台に登る事になり、世間にその強烈な存在感を示したのである。まさに怪我の功名であった。

そしてオリヴェイラに行き着く事になる訳だが、オリヴェイラ就任後の成績も既に周知の通り。
このオリヴェイラに関しては、中村GMの求めた「Jリーグを良く知る監督」としての最上位でリストアップされた人物であった。監督経験は豊富で、鹿島でも3冠を成し遂げた大きな実績はあったが、但しブラジルでは渡り鳥のように1年毎にチームを渡り歩いており、当初はそれが不安視された。
結局そこは杞憂に終わるのだが、オリヴェイラを選んだ理由は、やはり鹿島時代の実績が大きく影響していた筈である。

この大槻組長とオリヴェイラの存在が、序盤から出口が見えない状態でJ2降格すら危ぶまれたチームを、根底から救ってくれたのは確かである。
オリヴェイラもチームを把握しきれない序盤こそ勝利は少なかったものの、ワールドカップの長い中断期間を使って自分流のチームに建て直せた事で、そこからは飛躍的に勝ち星に恵まれるようになった。練習に厳しさを加えて開幕前に不足していたフィジカル強化を徹底的に行う一方で、これまで長くチームの基盤であったポゼッション重視のサッカーから、現実的な堅守速攻型に変えた事で、接戦を守りきれる勝負強いサッカーが可能になったのである。勿論ここにはオリヴェイラの戦略家としての高いマネジメント能力や、人身を掌握する選手の扱いの上手さが含まれる。ましてや遠藤の移籍やファブリシオの長期離脱で大幅な戦力ダウンの危機に陥ったにも拘わらず、それを乗り越えて勝ち点を積み上げられたのも、オリヴェイラの日頃からの士気向上努力があったからこそだろう。
これらの積み重ねが、一時は下位をさ迷っていたチームを、最終的には5位まで引き上げ、更に天皇杯に至っては通算僅か1失点という驚異的な記録を叩き出して、見事優勝にまで登り詰めた。これも全ては練習通り、戦略と戦術通りの、納得と根拠ある成績を得た形となった。

何事も現実をしっかり見据えて人事を尽くして取り組めば、成功を納める事が出来るのだという事を、見事に証明したシーズンになったと思う。
これまでのレッズは、ハッキリ言ってしまえば理想ばかりを追い求める一方で、監督人事にしても選手補強にしてもフロントの姿勢にしても、人事を尽くしたとは言い難いぬるま湯体質を続けて来た。去年のミシャ体制崩壊や堀のリーグ戦終盤の不振からも、何も学ばなかった。その結果、必然的に今季シーズン序盤の悲劇を招いたと言える。そういう意味では堀も、本当のプロになりきれていないフロントの犠牲者だったのかもしれない。都合の良いように振り回した堀への扱いを、フロントは大いに反省しなければならない。

そして来季に不安を残したまま、明らかな穴があるにも拘わらず、安易に監督を続投させる事が、如何なる悲劇を招くかという事を、クラブは学んだだろうか。
そうならない為に、日本はおろか世界に目を張り巡らせて、常に人材を調査し続ける。パイプを拡げて維持し続ける。レッズというクラブは、この点が実に稀薄である。そして自ら努力して動かない事が怠慢に繋がっている。

しかし例年と違い、今季終了時点でのチーム状態は良好である。オリヴェイラ招聘が大成功を納めた事や、大槻組長のヘッドコーチ就任によって、チーム指導陣の体制は磐石なものを築けたと思う。
また平川は引退するものの相変わらず選手陣はベテランが増えているとはいえ、橋岡や荻原や柴戸などルーキーが高いレベルで絡めているなど、若返りに向けての明るい材料がある。そこに加えて理想的な補強が成功すれば、オリヴェイラの指導力と合わせて、本気でリーグ戦とACLを狙えるチームが出来上がる予感がある。
例年と違い来季に向けて不安より期待が高いのも、やはり監督や選手の存在感の違いであろう。

フロントはその期待を潰さないよう、しっかりオリヴェイラとコミュニケーションを交えつつ、万全のサポート体制で支えてあげてほしい。
補強に関しても、もう例年のような数だけの補充レベルの中途半端な補強をやめて、本気で今居る主力選手のポジションを奪えるレベルの有力選手を獲りに行ってほしい。そうならなければチーム戦力は絶対にアップしないのだから。このクラブは、やはりフロントが本気を出せるかどうかに懸かっている。

最後に来季の絶対的な目標を定めたい。それはリーグ優勝する事。もはやこれしかないだろう。さあ今から、それに向けての戦いの始まりだ。


という事で、皆さん改めまして今シーズンも大変お疲れ様でした。
今季は序盤の躓きから一時は降格すら危ぶまれる苦しい時期も経験しましたが、今となってはそれもひとつの思い出。勿論忘れてはいけない事ですが、そんな事があったのが嘘のように、最後は最高の気分でシーズンを終える事が出来ました。そこで今こそ、この言葉を本当の意味で使いたいと思います。即ち「終わり良ければ全て良し」。やはり優勝は、タイトル獲得は良いものです。サポーターを真から幸せにしてくれます。
来季はこれをリーグ優勝という形で味わいたいです。勿論ACLもあります。また熱いシーズンになる事でしょう。それを期待しつつ、引き続きレッズの動向に注目して行きましょう。そして当ブログも、引き続きよろしくお願い致します。
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いかん、仕事が超繁忙期なのと、お袋の四十九日の準備やら手続きやら、更に体調不良も加わり、このブログでは前代未聞のサボり期間を作ってしまった。

しかし一番の原因は、やはりクラブの話題の少なさだよなぁ。開幕前のこの時期ならば、もっと色々な意味で話題が沸騰していなければいけないと思うんだけど、それが今年は例年に比べて、どうもクラブの話題性が著しく欠けている気がする。その証拠に、最近はレッズがスポーツ新聞のサッカー欄を賑わす事が無くなってしまった。まあ悪い事で賑わうよりは遥かにマシなんだけど、それにしてもレッズ関連の話題がこうも少ないと、やはりさびしいのだよ。今年はACLに出られないのだから、クラブは尚更世間に話題を振り撒いて、注目の眼を向けさせる努力が必要だったのに。

で、何が言いたいかというと、これがチケットの売り上げに大きなマイナスになっている訳さ。シーチケホルダーは別にして、熱心なレッズサポならばそれでもチケットを買うが、ライト層や、それこそ一見さんレベルに至っては、話題性が少ないクラブのチケットなど、無理して買おうなんて思わないだろう。
ホーム開幕戦チケットも、まあ当日までにはもっと売れるとは思うものの、現時点で売れ行きが悪いのは、やはりライト層や一見さんにとって、魅力に欠けるからに他ならない。これには補強も影響していて、熱心なレッズサポからは決して悪くない補強に見える今年も、ライト層や一見さんから見たら、魅力的な補強には見えなかったのだろう。セレッソや名古屋など大きなエンタメ性を含んだパンチの効いた補強に比べて、レッズの今年の補強は、(有力選手レベルの中にあって)やはり地味であった事は否めない。そこに来てラファエルシルバを引き抜かれてから何の音沙汰も無い強化部の姿勢にも、多くのサポが不満を抱いている事だけは間違いない。

トレーニングマッチもパッとせず、まだミシャが就任仕立て故に勝って当然の札幌にこそ派手に勝てたが、川崎や名古屋やガンバなど、本来はこれらのチーム相手こそしっかりとした内容を得なければならなかったのだが、川崎に大敗したのを皮切りに、その後の相手にも良くない内容に終始した。つまりこれによって、開幕までに大きな不安を残す事になってしまっている。そして当の監督と選手も結構ノンビリ構えている節もありで、うーん・・・。

シーチケの発送日がJ1開幕日の23日というのもいただけない。翌1日までに届かない場合は連絡しろとクラブは言うが、5日にはホーム開幕を控えているのに、日が無い状況でサポにバタバタを強いる神経が良くわからん。ACL優勝グッズすら届くのが春なのが異常なのに、せめてシーチケくらい、もう少し早くサポの手元に届くような企業努力は出来なかったのだろうか。これ、ギリギリ行動が嫌いで常に5分前、10分前、30分前行動を心掛けている自分にとっては、結構イライラするものなのさ。何かの事故で本当にシーチケが届かなかった場合、たった中3日でどうすんのよ、と。これ危機管理能力の甘さも指摘されて良いと思うよ。

うーん、今年のクラブ、何か全てに於いて行動が後手々々というか、遅いよなぁ、あれも、これも。
え?ブログの更新をこれだけサボっていたお前が言うなって?ああハイ、ごもっとも・・・。

追伸

マウリシオ2018ユニ

新ユニやっとこさキター!!


















私事ですが、16日にお袋が急死しました。このため葬儀や何やですっかりブログが滞ってしまいました。葬儀は無事終わり、四十九日準備も初期段階の打合せが一段落したので、また今日からブログを再開します。

さて、その間にラファエルシルバが中国2部から引き抜かれるという、全くもってオイ~な状況に陥ってしまったではないか。
葬儀準備でなかなかネットを開かなかった中、たまに開いたらラファエルシルバがいきなり移籍とかになっていたから、もう本当にズッコケただわさ。これ率直に言って戦力ダウンしている訳だから、この穴を埋められないと、ひじょうに不味い事になるぞ。

かと言って、もう現状では、今の移籍市場では目ぼしい選手は既に所属チームが固まっている訳だから、今から慌てて探したところで、ラファエルシルバに見合う選手が見付かるかと言ったら、もう手遅れは手遅れなんだよな。
焦って動いて見極める時間が足りない中で、変な選手を掴まされて大損する危険性も有り得る訳で、それを考えるとリスクは余りにデカイ。

個人的には、原口を復帰させる事が出来ないのであれば、補強は夏まで待った方が良いと思う。まあロビー=マウリシオみたいに、信頼出来て心の底からレッズの事を思ってくれている人が絡んでの新外国人ならば、今すぐにでも獲得に動いてほしいけど。

それとこれは全く個人的な考えではあるんだけど、外国人4人体制ってやめた方が良いと思う。外国人は助っ人として日本人選手以上の力を持っていなければならないのが本筋な訳で、そこに常時1人は使用不要な外国人が居る状態って、それこそ金の無駄遣いのなにものでもないというのが自分の考えなのよ。怪我云々の保険という考え方もあるけど、怪我でもない即戦力の外国人をベンチ外扱いする事は、その選手のプライドを傷付けるとともに、確執を生む原因になる。なので外国人は競争云々より、常に使える選手が3人居れば良いと思う。
なので現状で新たに新外国人を獲るのであれば、外国人枠が埋まっていても、更に使用可能なアジア枠や提携国枠を活用してほしい。もちろん原口復帰が無理ならば。1番の理想は原口が復帰してくれれば話は早いのさ。

更に個人的な話、レプリカユニの二次販売で、蕁麻疹ユニをマウリシオ大先生で注文してしまった。しかも受付開始の20日に。これ、お袋の通夜の日だったという、自分の親の通夜の日にユニを注文しとるバカ息子であった。
さてレッズのクラブワールドカップも終わったので、早いところ今シーズンの総括に入るとしようかな。

去年の総括では、ルヴァンカップを獲った上で更に快進撃を続けてJ1リーグ勝ち点1位まで上り詰めながら、チャンピオンシップ第2戦で鹿島に逆転負けを喰らってリーグ優勝を逃したチームを、「終わり良ければ全て良し」の意味を逆に捉えながら、天国から地獄と評した。

その上での今季であるが、前年の地獄の気分が癒えるか癒えないかの内にスタートした感もある今季。6シーズン目となったミシャ長期政権であったが、前年に得た高い守備意識のサッカーから一転、何を思ったのかミシャは史上稀に見ぬ超攻撃的サッカーを指示する。守備をかなぐり捨ててでも異常な程に高い攻撃ラインを構築し、攻めるだけ攻めて攻めて攻め倒すサッカーに取り組んだのである。

ゼロックス杯の敗戦に続きJ1は開幕戦こそ敗れたものの、その後のチームはその超攻撃サッカーで勝利を重ね、J1リーグで8節までに実に24点、そのJ1に比例するようにACLもグループステージ5戦で18点という、試合数に対して不釣り合いなまでの異常な得点数を叩き出す。これでこの超攻撃サッカーは成功を見たかに思われた。
しかしこの時点でその超攻撃サッカーに対して、犠牲にしていた守備を危ぶむ声も少なからず発せられていたが、当のミシャは未だその危険性に気付いていなかった。まもなくやって来る崩壊の足音に全く気付いていなかったのだ。

4月末、それまで快進撃を続けていたチームは、さいたまダービーでまさかの完封負けを喫すると、それを境に下降線を辿り始める。あれだけ猛烈だった得点力が一気に低下し、同じパターンの失点を繰り返しては、チームは勝てなくなってしまったのである。
これは必然であった。対戦相手は開幕から1ヶ月もすれば、どんな特異なサッカーでも研究材料が整って来る。攻めるだけ攻める事で守備が全く追い付かなくなるという、超致命的かつ至極単純な穴をプロが放って置く筈もなく、それなのに当のミシャは穴を修正する事なく戦い続ければ、同じ失敗の繰り返しになるのは必然であった。そして当のミシャが広島監督時代から永遠にその過ちに気付いていない。

急転直下。破局の入口であった大宮戦から7月末まで3勝1分8敗の散々な成績で中位転落。建て直しの方策が一向に見えぬママ迎えた19節の札幌戦で、ミシャは自らチームを壊滅させるような3枚替えからの決定的な大失態を引き起こし、もはや再起不能と判断されて解任されてしまった。
5年半。レッズ史上最長の政権で隆盛を誇って来たミシャ王朝は、最後の半年の見誤りから瓦解し、最後の試合でミシャ自ら無惨な醜態を晒す形で、呆気なく崩壊してしまったのである。

長期政権故の悲しさ。補強率に対して満足な結果が出ないママ、表向きの数字に惑わされてミシャと契約し続けたフロントの罪も然り。これを繰り返していては何時かはボロが出るのも世の常であるし、現状維持に満足していては、成長は見込めない。
だからこそフロントはもっと早くミシャを「勇退」させてあげるべきであった。かつてレッズに初タイトルをもたらしたオフトと契約を更新しなかった時のように。そしてミシャ自身もっと早く身を引くべきであった。かつて黄金期を築きながら3年を区切りに辞任したギドのように。
このように、思い出は良い思い出のママ終わらせる事でこそ、その気持ちが成就される。ところが引き際を間違うと、最後は必ず悲しい結果を生む事になるのである。どんなものも使い続ければ、最後は必ず壊れてしまうのだから。壊れるのを待つまで動かなければ、何れ最後はこうなってしまうものなのだ。

さて11年以来の再登板となった堀であったが、これだけ崩壊したチームを、リーグ戦は何とか中位に保ちながら、最後はACLを優勝に導いた。チーム状態を考えたら奇跡であると言えるし、また神掛かりであった。しかしミシャとはうって変わって、先ずは守備から立て直した上で、相手を分析して柔軟に戦いを挑む堀のやり方が、未知の相手と戦うACLではフィットしたのだろう。この経過も既に周知である為あえて書かないが、ひとつの戦い方を追求するミシャでは恐らく成し得なかった事だと思う。

今季は前半の騒動からして、そして10年前のACL優勝以来、昨年のルヴァン杯のタイトルがやっとであったレッズが、突如として10振りにACLで優勝してしまった。
これにより、過去9シーズンの苦しみが一気に報われた。ACLというビッグタイトルにより、失っていた大きな栄冠を一気に取り戻す事が出来た。もうそれに尽きるシーズンとなった。

ここからは課題。フロントはACLの成績を評価して堀と来季の契約を更新した。この判断が正しいかどうかは来季によるものの、本来堀が指揮した今季のJ1の内容と成績からすれば、とても安心して契約を更新できるレベルではなかったのも明らか。
しかしフロントからすれば、1度ならずも2度までも堀に火中の栗を拾わせてしまった以上、義理人情を考えたら再びコーチに戻す訳にも行かない。そうなれば堀自身がレッズを去る可能性もあったと思う。この功労者を失うには世間的に見ても忍び難く、それを避ける意味でも、堀と来季の契約を更新する必要があった故だと思う。
違う選択肢もあったと思う。堀をフロントに上げる方法もあっただろう。しかしそうなると、新たな監督を探す必要性に迫られる。ところが果たして今のフロントが自らの力量だけで、新たに優勝を目指せるだけの有力な監督を探し当てる事が出来るであろうか。
結論から言えば、否であろう。今のフロントのレベルは、6年前に何のビジョンも持たぬママ新監督候補に次々断られ、そこに偶然フリーになっていたミシャと渡りに船で契約した時と殆ど同じ状態なのである。何より当時の強化総責任者である山道部長が、ミシャ解任の責任を何ひとつ負わずに、相変わらず強化総責任者として残って居座っているのである。ここからしてフロントの脳味噌が何ら変わっていない事が丸わかりで、結局は自らの足で歩いて新監督を探す気も力量も無い故に、堀と契約を更新するしか手がなかった、もっと言えば、だからこそミシャと6シーズンも契約を更新し続けるしか手がなかった訳だろうし、ミシャを解任しても堀しか選択肢が無かったのだろう。そう穿った見方すら出来てしまうのである。

このような相変わらずプロに成りきれていないフロントで、果たして来季に向けて不安が残る堀を強力にバックアップが出来るのであろうか。今聞こえて来る補強話も直輝の復帰に始まり、全て国内レベルだけなのである。マウリシオの時のようにロビーなど外からの力を借りてでも、ガムシャラに何としても来季はリーグ優勝を成し遂げようとしているようには、とても見えない。そんな状況なのである。
お金をかければ必ずしも優勝できるという訳ではないが、せっかくACL優勝やクラブワールドカップで得た賞金も、生きた金の使い方をしなければ、結局は無駄遣いで終わってしまう。それとも内部留保では超優良レベルにあるとされるレッズに於いて、フロントは相変わらず高い給料を貰って、そこに安心感と満足感を得ているだけなのではないだろうか?
そういう意味でも、やはりフロントの性質が変わらなければ、レッズは悪い意味で同じ歴史を繰り返すだけな気がする。

さてこのように、ACL優勝があったにもかかわらず、今季も厳し目の総括になってしまった。まあこれは自分の性分もあるのだが、やはりACL優勝が隠れ蓑になって、危険な部分が覆い隠されたママ来季を迎えたくないと思い、自戒の意味も込めてあえて辛口に書かせていただいた。
勘違いしてほしくはない部分として、それでもレッズが10年振りにアジアを制覇してビッグタイトルを得た事と、それにより再びクラブワールドカップに出場できた事は、本当に誇らしい事であり、最終的には素晴らしいシーズンになったのは間違いない。それは胸を張って言える。そしてサポーター冥利に尽きるシーズンであった事だけは間違いない。

その上でここからはレッズの再スタートである。長年保持し続けたACLの出場権を失ったレッズは、来季は国内から仕切り直しのシーズンになるのだから、これこそが本当の意味での再スタートとして、また新たなレッズの歴史を作って行く1年目になるのだ。


という事で、皆さん今シーズンも本当にお疲れ様でした。色々と波乱のシーズンでしたが、終盤に待っていた大歓喜により、皆さんと幸せで喜びの時間を共有できた事が本当に嬉しかったです。なので去年の総括では悪い意味で引用した「終わり良ければ・・・」は、今年はストレートな意味で使いたいと思います。
即ち、色々あったけれど、終わり良ければ全て良し。そして来季もそういうシーズンになってくれる事を切に願いつつ、また引き続き愛すべき浦和レッズを応援して行きましょう。お疲れ様でした。
何かACL決勝ホームチケットの争奪戦がもの凄い事になっているけど、今日の超割高設定になっている一般販売でさえ10時ジャストで瞬殺完売とか、かなり恐ろしい事になっている模様。尤も今回クラブはシーチケ優先とREX会員優先でほぼ売り切る戦略だった訳だから(だからこそ一般販売は超割高設定になっている)、一般販売では殆ど残っていなかったというのが事実だろう。
まあ個人的にも、こういう時はシーチケホルダーで本当に良かったと、しみじみ思うのであった。

ちなみにこの前の鹿スタで、チケットが手に入らない人が、待機列に居た淵田社長に暴言吐きながら文句言っている人が居たが、当の社長は表情ひとつ変えずに「そういう事もある。そういう事もある。」と受け流していたのにはワロタ。あの社長、意外と肝が座っているな。
自分、今回の販売方法とその後の転売屋対策は、ベストではないにしても、やれる範囲では良くやってくれたと思うよ。加えてサポーターの通報運動が奏功した例だって何件もあった訳だし。だが悲しいかな世の中どんな対策を施しても決して悪事は無くならないし、公平さは保たれないのが常で、クラブがいくら注意喚起しても、法律の範囲内であれば転売屋は自由に動けるし、全員が全員チケットが欲しくても、キャパ以上の枚数を売る事は出来ないのである。ただ個人的には、せめてホーム皆勤の人や、海外まで応援に駆け付けた人には、チケットが行き届いてもらいたいと思うけどね。

さて本題に入るけど、ACL決勝・アウェーで行われる第1戦がいよいよ1週間後に迫った訳で、問題はその対戦相手であるアル・アヒル、じゃなかった、アル・ヒラルに付いて、初歩的な情報しか持っていないという事である。元々あの地域のクラブチームはアルなんちゃらという名前ばかりで、これだけで頭がこんがらがってしまうが、その中でもアル・ヒラルは今まで気にも留めていなかったチームだけに、その内面は全くもって不明で不気味である。
尤もアル・ヒラルからしたら、国内リーグ戦はボロボロで途中で監督まで解任されているのに、何故かACLは決勝まで勝ち上がっているレッズこそ「え、なんで?」と思っているのかもしれないが・・・。

アル・ヒラル  エンブレム それはともかく、アル・ヒラルの基本情報。
・サウジアラビア首都リヤドがホームタウン
・サウジアラビア随一の全国区級人気クラブ
・広告収入だけでも年220億円超の中東随一の資金力
・国内外タイトルは大小合わせて54
・現在の監督は元マリノスのラモン・ディアス
・所属選手の内11人がサウジアラビア現役代表の主力
・現役代表以外にも代表経験選手が沢山
・最近まで国内二十数戦負け無しだった

うーむ、表面的には、これ位しかわからん。というか、この情報だけでも既にお腹一杯なレベルである。だいたい代表級がゴロゴロ居て、現在11人がサウジ代表の主力って部分だけでもメチャクチャなのに、実際二十数戦負け無しってのも嫌な汗が出て来る。
ただね、サウジアラビアのサッカーレベルが見えないのも事実。日本から見るとサウジアラビアといえば、十数年前だとアジア内ではかなりの強敵な位置付けだったが、あれから日本のサッカーは目覚ましくレベルアップしており、総合的に見ると、今はそう力に差は無くなったと、思・・・いたい。

アル・ヒラル自体はラモン・ディアスが攻守に渡り超組織的に作り上げているようで、そこに来て11人が現役代表な訳だから、その連携面はかなりの高レベルにあると見るべきだろう。
外国人選手も含めて、レベルの高い選手が揃っているのは確実なので、どの選手が要注意というより、全員要注意と見ておかなければいけないようだ。
ちなみにこのアル・ヒラルは、その資金力が豊富でありながら、外国人選手の補強ビジョンが世間の金満クラブと比べてやや違うようで、例えばヨーロッパのようなビッグクラブや中国のような爆買クラブは、先ずは大物、つまり名前で選ぶ事が多いのだが、アル・ヒラルは有名無名にかかわらず、基本は自ら調べ上げて納得した選手を補強するという、ある意味で実に堅実的な補強を行っているという。それだけに名前は聞いた事はないけれど、中身はかなりの実力者といった厄介な選手が多く揃っているかもしれない。

って、試合前から頭が痛くなって来たが、だからといって同じアジアのチームであり、レッズは10年前とはいえACL優勝を経験済のチームである。そして今季はレッズとて東アジアの強豪を破って勝ち上がって来ている訳で、何より今季のレッズは、ACLとなると決まって火事場の糞力を発揮するという「特殊能力」を持ち合わせている。このような神憑り的なモノを味方に付けている以上は、決して弱くはないのだ。
とかいってアル・ヒラルに「こちらにはアラーの神が付いている」とか言われちゃうと困るのだが、まあそれはともかく、実際蓋を開けてみたら、相手はたいした事は無かったなんて事も無きにしもあらずだから、そこはそこで期待している。

マウリシオ大先生が出場停止な第1戦、1失点は覚悟の上で、最低でもアウェーゴール1点は欲しい。まさに十年前のセパハン戦のように。
それでも万一おかしな試合になってしまったら、全ては空気読まず配慮せずなハナホジホ痔ッ血のせいにしようじゃないか。
もうすぐシティカップだというのに、ユニフォームの予約受付は一向に始まる気配が無いし、ここに来てイリッチは謎の練習不参加状態が発生とか、一体どうなっているのだ、このクラブチームは!?

だいたいシティカップのチケットだってぜ~んぜん売れていないし、今頃さいたま市のシティカップ担当者は吊し上げに遭っていなければ良いなと心配してしまう。
そりゃあ相手が韓国のチームではマンネリというか、そうじゃなくても毎年韓国のチームとは必ずトレーニングマッチをやっているから、それをわざわざプレシーズンマッチにしたところで、この糞寒い時期に誰も金払ってまでスタジアムで観たいとは思わないという事かも。
だいたい運営元だって売れないと思ったから埼スタじゃなくて駒場にしたんじゃないかと穿ってしまうところだが、だったら新ユニフォームをシティカップでスタジアム内で先行発売!とか釣り釣り作戦をやれれば良かったのだろうけど、ところがユニ作ってるナイキ自体がハッキリしない異常事態なのだから、もう本当にシッカリやれよゴルァ!って感じ。いくらスポンサーだからって今回は酷いぞ。

だいたい当の自分が久々にユニフォームを買い換えようかと思っていた途端に、どうしてこんな事になっているんだ?日頃の行いが悪いからか?

背番号だって誰にするか、決めていたんだ。


イリッチ(笑)


(笑)←これ必要なかったな。

え?ふざけてんのかって?いやそんなそんな、ふざけているに決まっ、あ、いや、その、ふざけている訳ないじゃないですくおつうた・・・

だって、色々悩んだんだけど、どうもこの番号!ってのが決まらなくて、でも番号無しだけは避けたいし、だったら一番売れなさ、あ、いや、もとい、レッズサポがあんまり付けない番号にしようかなと。そうしたら、何故かイリッチの顔が浮かんだ(笑)

(笑)←だからこれいらないよな。

去年だってスタジアムでイリッチ着てる人、1人だか2人だか目撃したもん。イリッチ大人気なんだもん。

なのに、ここに来て当のイリッチが謎の練習不参加とか、まさかこのままフェードアウトって事は無いよな?
軽い怪我だろ?でも怪我って報道が無いんだよな。まあ報道されるほど世間から注目されていないから単なるスルーされているだけかもしれないけどさ。それかインフルかノロで隔離されているだけだろ?え?道歩いていた?それ他人の空似だろ?

おいイソッチ!このまま本当にフェードアウトとかやりやがったら、自分が許さないぞ!このイソッチに懸ける自分の熱い思いはどうなるんだ!?早く練習に復帰しやがれイソッチ!聞いているのか!?

でもなぁ、高原が居る沖縄とのトレーニングマッチでの実にヤル気の無いプレー姿勢を見てしまうとなぁ。チンタラ走っていて自殺点とか、身長あるのにヘディング空振りして失点とか、これ見ただけでも何だかフェードアウトな予感満々なんだけど(汗)
守備専で来たはずが変な戦術で攻撃参加まで強要され、訳がわからないから全く公式戦に出してもらえず、スロベニア代表の大ベテランのプライドは相当傷付いていると思うよ。自分がこんな状況に追い込まれたら会社辞めるな、こりゃ。

そうだみんな、イソッチだ、みんなユニフォームの番号はイソッチにするのだ!イソッチを励まそう!それが良いそれが良い。これでイソッチユニ馬鹿売れ。クラブもナイキもウハウハ。良いことずくめ。当の本人は全く試合に出てこないのに、なぜかスタンドは31番だらけなの。想像しただけで哀し、もとい楽しいぞ。
よーしみんな、今年の番号は31に決まりだ!



ようこそ!!
試合終了/天皇杯・決勝 浦和1-0仙台 得点/13分・宇賀神(浦) ・・・次の試合/ ―(=月日:キックオフ)今シーズンの全日程は終了しました。


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埼玉県富士見市在住

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