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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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名古屋グランパスが去年の対川崎戦に於けるコロナ保健所隠蔽疑惑事件に続いて、今度は2F席の立ち見問題でまた疑惑絡みの騒動を引き起こしては超絶大炎上真っ只中である。
騒動の中身は中身で極めて酷いのは酷い上に、京都サポやF東サポに謝罪が無いばかりかF東側が悪いとも受け取れる文章になっているとか、安全面の不備を指摘したのが浦和レッズからという事実も書かれていないなど、これで火に油を注ぐ事態に発展中なのだが、それはそれとして、自分が疑問なのは、この初期報告がどうして名古屋の公式サイトだけに留まっているのだ?という点である。

普通チケット差替が発生するような重大な連絡は、先ずは該当チケット購入者に対して、迅速に個別にメール発信するのが責務ではないのか?
現に我らがレッズの場合、重要なニュースリリースは公式ページだけに留めず、同時にメールやラインが来るのだが、名古屋は先ずそれをしないのは何故?
初回発表段階では今後の詳細が不明なのは仕方がない。ただ重大な発表というものは、その後の詳細発表がどうであれ、先ずは引き起こした問題に関して出来るだけ迅速に、一番に迷惑をかける対象への初期連絡が必須。この徹底周知を怠らない初期動作が先ずは何より重要であり、企業としてあって然るべき対応処置である。

まさか名古屋サポーターだけにはメールでも個別連絡が来ているのか?少なくとも今回のアウェー指定を購入したレッズサポである自分や仲間にはメールは来ていないし、某掲示板でも公式ページだけではなくて個別にメールでも連絡しろと騒がれているから、今のところ今回の発表は名古屋の公式ページに留まっているのだろう(※29日13時ジャスト時点)。

先行発売したセブンイレブンの責任も含めた上で、Jリーグチケットを管理するぴあで、購入対象者のメールアドレスは登録されているのだから、ならば名古屋は昨晩21時半の公式ページ発表と同時に、チケット管理側と共同作業でメール発信くらい可能だった筈。仮に深夜で困難だったならば、翌日始業と同時は無理にしても、事前に少しでもメール発信を準備しながらの10時とか、少なくとも午前中か正午までには発信は可能では?それが今になってもメールすら来ない(※29日13時ジャスト時点)。

これをやらないと、人によって一方通行になる恐れがある。このまま今回の事を知らないまま来場とか、少なからずも居てトラブルになったらどうする?
そこまで鈍感で情弱な人が居る訳が無いと名古屋運営側は高を括っているのかな?でも例えばアウェーサポの場合、相手チームの公式サイトなんて、そうは必要外で開かないのだから、チケット差替直前で詳細を知ったり、差替開始後に初めて知って大騒ぎ、そのまま知らないで来場、なんて事になったら不味いという神経が、名古屋フロントには無いのか?
現に自分は昨晩は早目に就寝してしまい、名古屋のニュースリリースなんて知らないまま、たまたま深夜にトイレで目が覚めてついでにスマホを開いたら、この件で仲間のグループラインが来ていて初めて知った。
だから今回の件を朝になって初めて知った人はおろか、忙しくてまだスマホすらチェックしていない人や、滅多にネットを開かない人なんて未だに知るよしも無く、結構な数で居る筈である。

しかも遡って調べたら、更にたちが悪のものとして、事もあろうにJリーグの公式ページでさえニュースリリースしていない事実が判明した。そればかりかそれをスルーする形で新たな別のニュースを被せるようにリリースし続けている(※29日13時ジャスト時点)のだから、これをシレッと平気で行えるJリーグの神経が理解不能である。
名古屋の公式ツイッターが大炎上しているのだから、それが飛び火するのを恐れたJリーグが、沈静化するまで今回のニュースを自社の公式ページに載せない考えで、逃げ続けているのが明白である。

少し前も発表の仕方に関して、重大な不備があった反省材料をJリーグは忘れているのか?
試合前日にセブンイレブンのチケット端末が発券不能になるトラブルで、各クラブは早々にそのトラブルを公式発表していたのに、騒動を引き起こした当のセブンイレブンは公式にはダンマリを続け、これにより店頭に発券をしに来て、初めて発券不能を知った人が続出。セブンイレブン自体はトラブル発生翌日の、騒動が大炎上しまくった後にようやく公式発表という始末。
発表の仕方を誤ったり不備を生じさせたら、どれだけの人に二重三重の迷惑や損失を与えてしまうのかという、本来サービス業で保っていて然るべき商業倫理に必要な神経が、何故か働かない殿様体質なのである。

しかし今回の件と言い前回と言い、今回もさすがに名古屋曰くの「認識不足」は苦しいというか、通用しないというか通用しちゃったら不味い事例でしょうよ。マトモな感覚を持つ人ならば、誰も信用しない酷い言い訳になっている。
よくこんな杜撰極まりない文章を公式に載せられるものだと逆に感心してしまうが、世間一般の常識感覚と名古屋フロントの常識感覚って、政治家やお役所と同じくらいズレていないか?

自分、日本3大殿様企業はトヨタ自動車にNTTドコモにセブンイレブンだと思っているのだが、 それだけトヨタのような国から忖度される企業を親に持つクラブ相手だと、国に忖度しなきゃならない三菱を親に持つクラブと違い、Jリーグも下手に重い処分や強い指導が出来ないのかしら?
だいたいJリーグ自体が、これまでやって来た事柄からして、政治家やお役所の感覚に極めて近いものがあるから、やはり何か世間一般とズレている。

まあ名古屋公式曰く「認識不足」としながら、そもそも長年に渡り立ち見禁止エリアに立ち見禁止ステッカーまで存在しながら、立ち見禁止のルールは知らなかったとか、そのエリアに(写真も拡散されているけど)立ち見OK看板も設置しているとか、もう矛盾も矛盾の支離滅裂なのだ。
それでも「認識不足」が仮に本当にならば、約22年間も豊スタの安全面を担保しないまま運営し続けていたのだから、それだけでJリーグの重大な違反対象になる。
一方で仮にこの「認識不足」が虚だったら、当然の事ながら事実隠蔽と虚偽報告として重大な違反対象になる。
今回の問題はこの2つに1つしかない訳で、どちらに転んでも重大な違反対象になる。

ちなみにレッズは過去の天皇杯決勝で、サポーターが掲出した巨大エンブレムが原因で、レッズフロントは「認識不足」と報告しながらもJリーグから罰金処分を喰らっている。彩艶起用問題で没収試合を喰らった件もある意味でクラブとマッチコミッショナーの「認識不足」である。
サポーターが引き起こした事例や、クラブとマッチコミッショナーが絡みながら、単発で起こした失態でさえ罰金処分や没収試合ならば、クラブそのものが約22年間もの超長期に渡り「認識不足」で人の命に関わる安全面の確認や確保を結果的に放置した形になっていた今回の件は、一体どう収めるのだろう?だって繰り返すけど、約22年間だぜ??
こんなのどうやって整合性をとるの???
Jリーグと野々村マン、どうすんのこれ????


注/時系列で誤解を生まないよう、文中にも※印で繰り返し注釈を入れていますが、記事内容はあくまで29日13時ジャスト時点でのものです。
その後に発生するかもしれない動きに関しては、今回の記事内での追記は行いませんのでご了承ください。
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さすがに看過できん。以前ACLで済州が起こした暴行により被害者側のレッズも罰則を受けた理不尽な件があったが、あの時もAFCへの不服が爆発したが、今回はある意味で身内であるJリーグ相手に、あの時と同じ記事タイトルのパート2で臨む事になろうとは・・・。

すなわち、レッズと福島が例の没収試合問題で共にJリーグに対して不服申し立てをしていた問題で、レッズは不服申し立てが認められず現在スポーツ裁判所に提訴するまでに至っている中、一方の福島の不服申し立てはJリーグに認められて懲罰却下の決定が下る・・・。

(# ゜Д゜)ハァ?


・・・、


ふ  ざ  け  ん  な !!


意味がわからん!!

福島の不服申し立てが通った事に対しては、素直に福島に「おめでとう」と言うだけだが、ならば同じような理由なのに、何故にレッズの不服申し立ては認められたなかった?だからスポーツ裁判所に提訴するまで異常事態に至っているというのに。

福島の懲罰取り消し理由はこちら。
◆明治安田生命J3リーグ第8節 福島ユナイテッドFC vs. ヴァンラーレ八戸の公式記録の訂正について(Jリーグオフィシャル)

色々とゴチャゴチャ書いてあるが、長いからいちいち突っ込みを入れるのはやめるが、ようするにこの以下一文が、福島とレッズの理由の違いらしい。

同懲罰は、勝ったチームに対して科される場合には、勝ったチームの勝ち点が0点に減点されるとともに、得点も0点として負け試合とされるため、勝ったチームにとっては極めて重い懲罰となるものであり、同様に、引き分け試合においても、勝ち点を減ぜられること等になることから、同懲罰を科されるチームにとっては極めて重い懲罰になるものといえる。
他方、負けたチームに対して科される場合には、そもそも勝ち点は0点であることから、勝ち点は奪われず、得失点差だけが問題となるところ、得失点差が3以下の場合には、負けたチームが得点をしていた場合にはその得点が0点にされるに止まり、勝ったチーム等に同懲罰が科される場合に比べて格段に軽い懲罰となる。

つまり簡単に言えば、勝利チームが負けとして覆った場合には影響が大きいから懲罰は取り止めよう。しかし敗戦チームからなら元々負けているんだから得点を差し引いても大した影響が無いから懲罰を与えよう、って趣旨らしい。

ち・が・う・だ・ろ!!

馬鹿か!?矛盾している。だったら影響の少ない方が罰則としては軽いのが法律なんだから、ならばレッズに対してこそ懲罰を取り消さなければ、法律の整合性と公平性が根本から成り立たないだろう。

おいおいおいおい、おいっ!こんな頭の悪い自分でもJリーグが狂った判決を下しているのはわかるし、それこそ子供でもわかる簡単な理屈も、それに真逆の判断を下しているJリーグって頭大丈夫か?(まあ元からあんまり正常だとは思っていないけど)こんな判断していて、村井マンを筆頭にマトモな判断を下せる人間っていないのか?Jリーグって本当に法治国家の中にある組織なのか?
だいたい順位は勝敗だけではなく、得失点差も多大に影響するんだから、影響で言えば勝敗も得点も共に重大な問題であって、そこを影響の大小で区別しては絶対にイカンだろうに。

一体全体、Jリーグって何?百歩譲ってレッズは違反行為も積み重ねて来たから目を付けられているのはわかる。しかし同等またはそれ以上に不味い行為を行ったクラブチームやサポーターの場合と比べて、罰則の大小で不公平感が出ているのは明らかであり、その上で今回もまたこれ?Jリーグって何なの?やはりどっかに忖度しまくっているんじゃないの?

何かもう、元々不信感の積み重ねであるJリーグに対して、更に輪を掛けて何が何だか訳がわからなくなって来た。これレッズの方が騒いでいるんじゃなくて、Jリーグ自らレッズとレッズサポーターを敵に回すようなやり方をしているとしか思えなくなって来た。これ被害妄想なのかな。それともそんな事を思うのは、もはや末期症状なのか。
でもそんなJリーグにも自分のチケット代の一部などが行っていると思うとなると、怒りは当然だが、本当に情けなくなって来た。この理不尽極まりないJリーグの判断に、レッズとレッズサポーターは、もうどうしたら、どうしたら良いんだ?それでも、それでも黙っていろと??それで騒いだらまた罰則ですかい???ハァ????

こうなった以上、今回の件に関しては、もはやスポーツ裁判所で提訴内容が認められる事を切に祈るしかないが。
しっかし、只でさえ先日の田嶋の身勝手極まりない「埼スタ使わせろ」発言でこちらは怒り心頭なのに、その舌の根も乾かぬ内に今度は今回の事案。本当に日本サッカー協会も、そしてJリーグも、レッズサポーターにわざと騒がせる事案をぶつけているとしか思えない。そしてその通りに、これでまた土曜日の埼スタが大変な事になりそうだな・・・。
Jリーグが動いていない間、また当ブログも全く動きようがなかったのであるが、それにしてもエライサボりようである。いよいよ再開日が発表されたので、当ブログもそろそろ再開せねば・・・!!

さて上記に書いた通り、新型コロナの影響で長らく中断しているJリーグがJ2及びJ3が6月27日から開幕、J1は7月4日から再開される旨がJリーグから正式発表された(そういやJ2とJ3は再開どころか未だ開幕していなかったのを今思い出した 汗)。
そこで自分、ちょっと勘違いしていたんだけど、てっきり今日の再開日発表と供に新たな試合日程が発表されるものだと思って構えていたのだが、蓋を開けてみたら新たな試合日程の発表は6月15日とな。・・・再開の僅か半月前に発表するって、ちょっと悠長な気もしないでもないが、まあ要するに、正式日程を発表するには、内部でも色々とまだまだすったもんだしているのだろう。
ってか、当初はプロ野球と足並みを揃える話だったのだから、それならばプロ野球と同時期に再開するべきでは?というツッコミもあるが、準備期間を考えると、そう上手くも行かない部分があるのね。

非常時だけに贅沢は言っていられないので、色々と理解と我慢をしなければいけないところはあるが、とりあえず今決まっているのは再開日と、再開から数試合は無観客試合を行い、様子を見て観客を入れて行くのと、移動リスクを軽減する為に先ずは近隣クラブ同士の対戦から行って行くという部部くらいか。観客を入れる場合の比率などが色々と言われているが、その辺はまだ話が固まっていないという事ね。

あとルヴァン杯を仕切り直しにする話や中止になるかも的な話も出ていたが、今回のJリーグの発表を見る限りでは、ルヴァン杯はあくまで延期するとしただけで、まだ開催を諦めていないっぽい。ただ仕切り直しにされちゃうと第1戦で勝利したクラブに不公平さが発生するから、そこは何らかのアドバンテージを必ず付けてもらいたい。
また個人的には、リーグ戦を優先させたいのと、過密日程による選手への負担を軽減させてあげたい気持ちから、カップ戦は中止でも已む無しとは思っているんだけど、スポンサーとの関係や収入面を考えると、なかなか中止にするって訳にも行かないのかな。仮に中止ならば、第1戦で勝利しているクラブには、降格が無い今季ならばリーグ戦にルヴァン第1戦の勝ち点をプラスすれば良いじゃないか、なんて勝手な想像もしていたが、じゃあACL組の扱いはどうなるんだ?という話にもなるから、なかなか難しいね。ってかルヴァン杯、本当にやるの!?今季はルヴァン杯も天皇杯も中止して、リーグ戦だけで良いんじゃないのかなぁ・・・。

先ずはリーグ戦の再開日が決まった事で、各クラブチームは明確な準備に入れる事になったのは目出度い。
しかし、これまでも何度も再開日の目安を決めては延期や白紙を繰り返して今に至る訳で、では今回も本当に例えばJ1は7月に再開できるのか?と言えば、実はまだまだ余談を許さない状況。仮に以降も何処かのクラブで選手やスタッフが1人でもコロナ感染が発生すれば、活動が休止になるかもしれないし、それこそ専門家が指摘するように高い確率で第2派が来れば、もうそこでスポーツ開催もジ・エンドになるだろうし。
そんなタイミングでまた世間では終息傾向にあったコロナが、再び感染者が増えて来てしまっているのが不気味である。数は以前から比べたらたいした数字ではないが、そうは言っても始めはたいした数字じゃないところから始まる訳だし・・・。

しかし何だかんだ言っても、まだ再開までに1ヶ月もあるのか。暇だなぁ・・・。
今日は志村けんのコロナ感染のニュースで、全ての話題が吹き飛びそうな勢いではあるが、そんな中で先程、当初4月3日再開を目指していたJリーグの再々延期が発表された。

自分は4月頭の再開は無理としても、少なくとも4月18日再開案は最低限希望していたが、それも困難に至ったというのは実に残念。
4月24日にJ3、5月2日にJ2、5月9日にJ1と、カテゴリー別に段階的に開催を目指すとの事だが、先ず段階的に開催する意味があるのだろうか。コロナ感染拡大を少しでも防ぐ狙いとサーモメーターの調達と運用スキルを上げる関係上、観客の少ないJ3から始めるという。これ一見するとわからなくもない理由ではあるが、それはあくまで建前であって、真意はJ1再開に向けて、J3から順に下のカテゴリーを実験台にしているのではないのか。
J3からJ1の再開までに約2週間もの空きがある。2週間というのは、現状日本に於けるコロナ対策の判断期間によく使われる日数である。つまりJ1再開までの判断期間に使われるという事を意味している。ここでJ3やJ2の試合でコロナ関係の不具合が生じたら、またアウトという事になるのか。

しかしだね、J1だけ商売が書き入れ時のゴールデンウィーク開催を外すとは、普通に考えたら正気の沙汰ではなく、J1のクラブにとっては強烈に抗議したくなる部分ではなかろうか。これで良く各J1クラブが合意したと思うが、特に先頃報道された鳥栖のような経営面が厳しくなっているクラブは、ゴールデンウィーク開催を避けるなんて、本意は冗談ではないと思っている筈である。しかし無理に反対して世論を敵に回す事も出来ず、コロナを盾に慎重に事を運びたいJリーグに流される形で、渋々合意したというのが本音だろう。

但しここまでは仕方がなく理解できなくもない部分があるというか、まあわからなくもない話になるが、それに付随して2ヶ月のアウェー応援自粛方針や集客数半減方針とは何たる事か。
当面ビジター席を設けないとか、観客をスタジアムキャパの半数以下に減らした上で、前後左右の席を空けて観戦させるとか・・・こんな事が現実的に可能なのだろうか?全国規模の人の往来を避けてコロナ感染拡大を防ぐ為というが、それが狙いならば至極浅はかな考えと言わざるを得ない。
それでいて近郊クラブ同士の対戦の場合は例外措置というのは矛盾している。だって確率上アウェーは遠ければ遠いほど遠征するサポーターは減る一方、近場になればなるほどスタジアムに行けるサポーターは増える。この狭い日本に於いて、人の往来は遠い近いの問題と同じく、人数の問題を一緒に考えなければならない筈。それを距離の問題で制限するのは全くの無意味であり、ハッキリ言ってナンセンスである。つまり寧ろ近郊チーム同士の対戦の方がサポーターが集まるのだから、確率的にはそれだけ感染リスクは高まる計算である。
もっと言うと、そのホームチームのサポーターが全員スタジアム近郊に住んでいる訳ではない。鹿島なんて東京から通っているサポーターの割合が高いらしいし、レッズも埼玉や関東のみならず、比較的全国規模でサポーターを抱えているクラブなのである。なのにアウェーサポーターだけを距離で制限するのは、殆ど意味が無い。

だいたい2ヶ月も観客を半分以下に減らして開催するなんて事にしたら、それだけで赤字が発生するクラブが続出すると思う。それこそ諸経費を払って開催してチケットがキャパの半分以下しか売る事を許されず、しかもアウェーサポーターからの売上はゼロ。特に毎回完売レベルでビジターチケットが売れるレッズサポのようなアウェーサポーターからの収入がゼロとなったら、どうするの?だったら、同じ赤字になるならば、端から無観客試合にして経費を抑えた方がマシという話にもなってくるかも。
レッズと埼スタを例にすれば、例えば5万5千席を用意していたところ、2万7千席分しか集客を許されず、しかも内2万席はシーチケホルダー。一般は7千人しかチケットを売る事が出来ない。なんて事が特に集客が見込まれるガンバ戦や川崎戦やF東京戦に適用される可能性があるのだ。これではたまったものではない。

またこれは自分や仲間にも言える事なのだが、サポーターにしても既に3月分のアウェー遠征準備を終えていながら延期になり白紙にされ、更に4月に加えて6月までの遠征計画を白紙にされたら、また更にチケットの払い戻しを強いられる。いやチケットだけならば良いが、問題は既に払い込み済みの旅費もまたまた白紙に戻さなければならない事。高速バスや新幹線や飛行機の移動経費から予約済みの店や宿など、都合4ヶ月分の準備を終えた膨大なものが全て白紙にされる。中には安くないキャンセル料が発生するものもあるだろう。これではいくら何でも無茶苦茶である。(対象はJリーグだけに限らずだが)もちろん経済的な観点からしても本当に痛手だ。

結論。観客を半分以下にするとか、アウェー自粛は無理というか無意味というか非現実的というか、絶対にやったら駄目。実行したら本末転倒になる公算が極めて高い。開催するならば開催するで、キチンと本来の形で開催するべき。そうでなければプロ興業の意味がない。
最低限、スタジアムで肩を組ませない事や応援レベルの声を出させない程度に留めたり、マスクを配布して着用を規模義務付ける位にするべきだと思う(個人的にはこれらもあまり意味がないと思うけれど)。

この様に自分、Jリーグの方針に(仕方なくではあるが)理解できる部分と、反面で猛烈に反対したい部分があるという事。

あとひとつの提案として、夏場以外の土日試合ではキックオフ時間を早める必要性があるんじゃないのかな。ダゾーンの関係でキックオフ時間がナイターに設定されている試合があるけれど、遅くなればなるほど限られた時間内に帰らなければいけないサポーターが増える訳で、そうなると短時間に大量のサポーターが出口や帰り道や駅や電車やバスを埋める事になり、クラスターの危険性が高くなる。これをキックオフ時間を早めて、試合終了後にサポーターに帰り時間の余裕を与えてあげれば、急いで帰るサポーターを減らせる事になる。結果、人を分散させて少しでもクラスターの危険性を減らすというもの。如何だろう?

それにしても、Jリーグにとって東京オリンピックの延期決定により、本来ある筈だった中断期間に公式戦を組める様になった事が不幸中の幸いに動いたようで、それがJ1ではゴールデンウィーク明けまで再開を伸ばせる理由のひとつになった節はある。
が、その代わりに、前回の記事でも書いたように、来年にチーム数を増やして開催されるJリーグが、オリンピック中断により益々の過密日程になる。
来年に予想される過密日程化を考慮すると、個人的には今年にオリンピックは開催してもらい、(埼スタなどが使えない代替地の問題は増幅するものの)Jリーグはオリンピック期間中も中断させないのが理想だった。23歳以下代表で抜ける選手が居るチームでも、降格が無い分でそこは我慢してもらうという考えで。

しかし、日本人というのはおかしなもので、Kー1や宝塚歌劇の開催は鬼の首を取ったように猛烈に批難するくせに、5万何千人もの人が集まった高輪ゲートウェイ駅開業による鉄ヲタ殺到劇や、同じく5万5千人以上が集まった東北の五輪聖火式は、何故か黙認ムードだったのが意味不明である。人数を言うならばKー1より高輪ゲートウェイ駅や五輪聖火式の方で、遥かにクラスターが発生している可能性が高いのに。
それを考えるとやはり、Jリーグやプロ野球や、その他のイベントは過剰に自粛し過ぎていると思えてしまうのが本音である。なので以前の"やっちゃえJリーグ"の考えは自分としては今も1ミリも変わっていないのであるが、それでもそれを許されない風潮。
でももう、自粛自粛延期延期で疲れたよ。日常の楽しみが奪われるって本当に辛くて苦しいものだと改めて痛感している。それでこんな事が果たして何処まで続くのだ?何処まで続ける必要性があるのだ?いよいよ資金繰りが追い付かなくなる企業も大量に出てきている。そこにオリンピック延期損失がドッカンと乗っかって来る。経済が本当に死んでしまうぞ。最初首相は責任とるなんて軽々しく言っていたけど、どう責任をとるつもりなのかね・・・?
コロナ延期の影響を受けて、今季のJ1とJ2で降格無しとする案の検討に入ったJリーグだが、その内容が降格しない2チームとJ2から昇格して来る2チームがある分、来季のJ1リーグは20チームで戦い、尚且つ4チームを降格させて再来年シーズンのJ1は18チームに戻すというもの。

この案は先ずは今季の試合延期に伴い、経営難に陥るかもしれないクラブチームがある中、仮にそのクラブチームが降格した場合に更なる経営悪化、最悪の場合は消滅も懸念される故の特例措置として検討しているものである。

これには当然メリットとデメリットがある。
先ずメリットとしては、
・延期と降格により経営難に陥る可能性があるクラブチームへの影響を減らす
・降格が無いので順位成績を気にせず若手起用育成や戦術構築がし易くなる
・成績不振でも焦って補強する必要性が無くなる

一方のデメリットは、
・降格が無いので緊張感を欠いた試合が多くなる
・成績不振でも補強の必要性が減り移籍が活性化されなくなる
・残留争いが無いのでメディア露出が減る
・来季は更なる過密日程になる
・来季は更なる過密日程に伴い、ACL組は勝ち上がれば勝ち上がるだけ国内日程が益々不利になる(昨季レッズが例)
・東京五輪が万が一来年に延期されたら日程が益々過密になる

これだけ考えると、項目上はメリットよりデメリットの方が遥かに多い上に、限られたチームだけ不利に働く場合がある。更にデメリット欄の最後に書いたように、東京五輪の行方によっては来季は更なる過密日程に陥る恐れも含んでいる。
それでも今回のJリーグ案に踏み切らなければ、コロナ延期の影響による遣り繰りが、どうしても叶わないというのであれば、本当に特例として今回の案を受け入れなければならなくなるだろう。

ただひとつ気になる事。このJリーグ案浮上と時を同じくして、鳥栖の危機的な資金難が明るみになった。鳥栖の経営難は何も今に始まった事ではないが、今回は積極的投資が失敗した上に頼りだった大口スポンサーが2社も撤退するトリプルパンチ、そこにコロナ延期と来て、もはや存続の危機に立たされているとか。
鳥栖を救済する為にJリーグが「リーグ戦安定開催融資」を行う可能性がある。但しこの融資を行った場合、融資を受けるクラブチームはリーグ勝ち点10を減額される規約。

リーグ戦安定開催融資規定の詳細はこちら
(注:PDFファイルになります)

元々経営難のチームが勝ち点を10も減らされてしまったら、それだけで降格する可能性が極めて高くなる。ところが今季仮に降格制度が無くなった場合、鳥栖も降格の心配は無くなる。・・・まさかそうする為に、Jリーグは今季の降格制度を無くそうと?なんて穿った見方も出来てしまうタイミングのピタリさではある。でもどのみち期日までに返済が滞ったら、クラブライセンスそのものが剥奪されるから、そうなったら降格どころの話ではなくなるんだけどね。

さて、ここまでは一般的な話。ここからは個人的な話。

自分、一度増やしたものを再び減らすのって嫌いな性分なのね(消費税は減らしてもらいたいけど)。だってほら、例えば、せっかく夕食のオカズが1品増えたのに、しばらくしたらまた1品減らされたら、嫌でしょ?(何言ってんだコイツ、と思われていそう)
何が言いたいのかというと、仮に来季J1リーグを20チームにするならば、来季だけと言わずに、もうずっと20チームに固定しちゃえば良いって話。
だいたい2チーム増やして4チームも降格させるなんて、ちょっと極端というか乱暴だと思う。この落差で余計に経営難に陥る降格チームが出ないとも限らない。
2チーム分が増えた事による日程圧迫が懸念されるが、ならば入れ替え戦プレーオフを止めれば良い。それだけで2試合分の日程が浮く。どうせならばJ2も昇格プレーオフは廃止しよう。ようするにJ1もJ2もストレートに2チーム若しくは3チーム同士が昇降格。これでスッキリ文句なし。まあ百歩譲ってJ2の昇格プレーオフはあっても良いけど。
ちなみに欧州4大リーグの例を見てみる。イングランドとスペインとイタリアが1部リーグ20チーム内3チーム自動降格+2部リーグは2チーム自動昇格で残り1枠はプレーオフで決める。ドイツは18チーム内2チーム自動降格+1部の16位と2部の3位が入れ替え戦。
これを見るに、昇格プレーオフをやった後に更に入れ替え戦プレーオフをやるJリーグって、実にまどろっこしいというか面倒くさいというかしつこいというか、まあ少しでも注目される試合数を増やして収入を得ようとしているのが見え見えなんだけどね。

自分はチーム数が増える分だけエンタメ性は拡がるとの考えから、予々J1リーグはチーム数が増えて以来16チームよりは18チーム、18チームよりは20チームが理想と思って来ていたので、仮に来季が20チームになる事自体は歓迎できる。但し試合数を考えると20チームが限界というのも自分の考え。
どのみちこれからもJ3のクラブチーム数が増えて行くのだから、下ばかりではなくて上のカテゴリーのクラブチーム数も増やさないとエンタメ性が薄れて来ると思う。その代わりに過密日程を減らす為に、無駄と思われるプレーオフは廃止する勇気と決断も必要。場合によってはカップ戦の大幅なレギュレーション変更も致し方がないと思う。
そういったところを整理や再検討を行うには、今回は良い機会になるのではないだろうか。目先の事ではなくて、常々先を見据えた政策こそが、Jリーグ百年構想の本来の姿なのだから。
Jリーグとプロ野球の新型コロナ対策会議の専門家チームの判断により、Jリーグは18日からの再開が極めて難しくなり、プロ野球は20日の開幕延期が決定、Jリーグもこれで再延期が濃厚になった。(追記:やはり再延期の方針になりました。3月中は開催しない方針。決定?)

そりゃあね、専門家にお伺いを立てれば、現時点での再開を許す筈はないのは、誰にでもわかっていた事なので、こんな事には今さら驚かないのである。こんな経過を待っていたところで、初めから出来レースだったのである。

しかしこれ、まあJリーグやプロ野球に限った事ではないけれど、何でもかんでも仕方がない仕方がないで、こうやってイベントをズルズルズルズル延期だ中止だ何だやっていて、本当に大丈夫なのかね?人間の世界ってマイナスな事を続けていると、何れ必ずどこかで仕方がないじゃ済まされない時がやって来るんだよ。間違いなく。
コロナウイルスだけに気を取られていて、木を見て森を見ずではないが、本質を疎かにしてしまっていて、気付いた頃には経済も金融もメタメタになってしまい(もう一部ではそうなっているけど)、「嗚呼あの時、コロナで過剰に騒ぎ過ぎていなければ、こんな酷い事になっていなかったのに」なんて草も生えなくなっていなければ良いけれど。

何が正解で何が間違いかが見えない以上、いつも人間は何かを自粛してしまう。特に日本人の右習え性質は、それが良くもあり、悪くもあり、Jリーグが延期したのならば、こっちのイベントもあっちのイベントもやるのはおかしい、もし開催を強行して感染者が出たならば、批難の的になる。誰が責任をとる?・・・これでは怖くて何も出来ない。実は人間の心は、コロナ云々より、それによって発生する責任問題を恐れているんだ。

どうせ何をどうやって、こうなった以上はそう簡単には終息なんぞしないでしょう。3月にやれないからといって、4月もそう状況は変わっていないと思うよ。こんなの1ヶ月や2ヶ月や数ヶ月じゃなくて、専門家からの本音は年レベルの問題と言われているのだから。

考え方の転換も大切だと思う。ヨーロッパでもコロナが蔓延しているのに平気で客を入れてサッカーしちゃっているリーグもあるし、その結果どうなったかと言えば、まあこれからわからんけれど。
近所の大型ショッピングモールも、コロナを恐れる大人の客が減った反面で、学校が休みのガキンチョが大量発生中で学校閉鎖した意味が無くなっているし。

だからさ、もうJリーグもコロナを恐れずに・・・

やっちゃえ Jリーグ


・・・これ、ふざけて無責任に言っているんじゃなくて、実際に何処かで踏ん切りを付けてやらないと、後々に大変な事態を招く事を心配している。ひとつはスケジュール的に後々過密になってしまう事だが、それ以上に延期した事による金銭的な部分は、大丈夫なのだろうか?企業には資金繰りというものがある。それはクラブも同じで、仮にこれ以上の延期が発生した場合、資金繰りが追い付かなくなるクラブは発生しないのだろうか?内部留保に余裕があるクラブならば切り抜けられるだろうが、そうじゃないクラブも多い訳だから・・・資金繰りに特例措置があればまた違ってくるけれど。
だから自分、簡単に無観客試合をやれとは言えないの。世間ではメディアも含めて簡単に無観客試合にすれば良いじゃんと言う人が沢山居るが、その無観客にした事による無収入面、赤字面はどうするの?って事なのさ。それを満額補償してくれますか?って話になってしまう。こんな事を言うと「命より金か!?」って怒られそうだけど、経営というのは綺麗事や正論だけで切り抜けられるほど甘くはない部分がある。実際に既にコロナ倒産も出始めているのだから。

これは本当に仮の話であり、自分の世迷い言とでも狂言とも捉えてもらって結構なんだけど、本当に仮に、コロナなんか恐れず、本来の予定通り18日に再開しちゃったら、果たしてどうなるのかな?
これも自分の勝手な予測だけど、Jリーグが再開するならば、じゃあプロ野球も、じゃあコンサートも、じゃあ大相撲も、じゃあ地域のイベントも、客を入れて再開しちゃおう!なんて堰を切ったように、自粛ムード一転、イベント再開モードになるんじゃないのかな?右習えな民族だから。
まあそれでもコロナを恐れる人が居る以上、普通より集客は減るだろうけれど、それはこの先に延期した分で平日ナイターが増えたら客が激減するのと同じなんだよね。

まあやらない勇気も大切、しかし、やる勇気も時には大切。正解は、無い。
ならば・・・

やっちゃえJリーグ

"やっちゃえ Jリーグ"





・・・再延期が規定路線な以上、やる訳ないか。

でもウイルスを吸い込んでもウイルスに感染しない為には、免疫力が大切なんだよ。免疫力は心が満たされないとストレスになって免疫力が下がるんだよ。趣味や娯楽が無いと心が満たされないと、ストレスだけが溜まって免疫力が下がるんだよ。免疫力が下がるとウイルスに感染し易くなるんだよ。だからウイルスを吸い込んでもウイルスに感染しない為には(以下永遠ループ)
でも試合に負けると心は満たされずストレスは溜まる罠。
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第4節 平塚4-4浦和 得点/11分・興梠(浦)、23分・ルキアン(湘)、32分・鈴木章(湘)、46分・鈴木章(湘)、55分・松尾(浦)、64分・前田(浦)、74分・ルキアン(湘)、81分・グスタフソン(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第5節 浦和-福岡(埼玉スタジアム2002=3月30日15:00キックオフ)


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