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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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福岡時代の田村友 ラファエル・シルバとオナイウ阿道を獲得した。岡本と長澤と矢島を呼び戻した。その上で、以前から報道されていた通り、アビスパ福岡からDF田村友を獲得との正式発表が成された。但し完全移籍ではなくレンタル獲得。まあこの辺は本人にとっても福岡にとっても、そして何よりレッズにとっても、まだ若くてJ2とJ1経験が各1シーズンという、まだまだ未知数な選手に対して1年後の選択肢を持たせておく意味では、妥当な移籍方法かもしれない。

それより闘莉王が京都って話の方が驚いているが、それは右へ置いておいて・・・。

田村と言われても、正直全く持ってノーマークの選手だった訳だから、ぶっちゃけどういう選手かもわからない。去年レッズとの対戦でファーストステージ第3節(ホーム)での田村はベンチ入りはしているが試合には出ていない。ところがセカンドステージ第1節(アウェー)で対戦した時の田村は先発フル出場している。かといって特に印象に残っている選手でもない。だいたいこの試合は槙野が前半の内から1発退場して数的不利が長い時間続いたにもかかわらず、逆転勝利した上に後半ロスタイムで微妙な出来事があったのと天神屋台のザ・美酒が美味かったせいで、そっちばかりが印象に残っていて、このため尚更に田村という存在は眼中に映っていない。

武藤に代表されるように、ミシャになって最初はサポーターに「?」と思わせるこの類の手の選手を良く欲しがっては獲得しているが、だからといって御得意の「ミシャサッカーに合う選手」かどうかもわからない。何故ならばこの神話は殆ど使われる事が無かった橋本や加賀に始まり去年のイリッチで完全に瓦解した。それだけミシャサッカーに於けるストッパーは高いビルドアップ能力が要求される。ってかイリッチはどうするんだよ。移籍報道が無いとすれば2年契約だったのだろうが、どうせ使わないならば契約解除とか方法はあったろうに・・・。

話を田村に戻すが、先ずは過去の田村がどういうプロサッカー人生を歩んで来たかであるが、元々プロ入り時点でのポジションはボランチで、それを井原にDFへコンバートされたという。この辺は同じく最初はボランチでDFにコンバートされた水輝に似ている気がする。しかも身長も水輝と同じ185cmだし年齢も2歳差。だったら福岡でレギュラーとなった水輝をレッズに戻せば良いじゃないかという話もあったけれど、それと田村を比較するのは論外で、水輝は既にミシャの目から見てミシャサッカーに合わない故に使われなかった選手であり、田村はミシャから見て可能性を秘めているからこそ欲しがったのだろう。

井原が見る過去の田村評「フィジカルが非常に強く高さもある。元々ボランチだったので攻撃をしっかりと組み立てられる。4バックにも3バックにも対応できるクレバーがある。粘り強い守備。1対1の球際で腰を引かない」・・・これは某記事から抜粋したものだが、この評価だけを見れば良い事ずくめで、「攻撃をしっかりと組み立てられる。3バックにも対応できる」のであれば、確かにミシャサッカーに合う選手ではある。しかも今のレッズの守備面で身体的な部分に於いて大きな弱点となっている”高さ”の無さが田村にはある。

那須は高齢化し、イリッチは全く使えず、永田も移籍したし、加賀も移籍との噂が絶えない。ユースからもなかなかJ1で通用するDFが現れない。岡本はバックアッパーの域を出ない。新たな外国人DFや即戦力日本人DFを補強する気もなさそう。
とはいえある意味で来季のレッズに一番テコ入れが必要で層が薄い大事なポジション・・・だから田村だったのか?????という結論に達してしまうかどうかは自分でも疑問だが、少なくとも現時点での田村は、レッズDFラインの底上げに大きな期待値を持つにはやや遠く、パンチの効いた補強ではないだろう。しかしこのままDF補強が田村だけというのであれば、少なくとも来季はミスが多い森脇のポジションを脅かすような存在になってもらわないと困ってしまう。このままだと来季も槙野-遠藤-森脇/バックアッパー那須が動かない。ここに田村が割って入る存在になってくれないと、特に森脇は危機感を覚えてくれないだろう。まあ井原の田村評が正確なのであれば、森脇のポジションは可能な筈なのだが・・・。

だからこそ1年後、田村にはレッズから完全移籍のオファーが届くような選手になっていてほしいけど。

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早くも選手獲得が正式発表されたので、総括の前に書いておこう。

オナイウ阿道 ラファエル・シルバ  
ラファエル阿道?いや、オナイウ・シルバか?
って言うくらい、写真並べると同一人物かと見間違うほど容姿が似ているんだけど、この2人。
まさか1人で2人分の年俸を貰おうとしている訳ないよな?ソックリさんを一度に獲得発表しないでほしいんだけど。紛らわしいから。

という冗談はさて置き、ラファエル・シルバはアウェー新形戦の翌日に早くも正式オファーの報道が出ていたから、あまり驚きはないかな。
期待値という部分では新潟でのプレーを見るに、レッズに来ても成功する力はじゅうぶんにあると思う。「爆発的なスプリント力」という以前からの評価は、個人技に乏しいレッズのFW陣に於いては貴重なアイテムになる事だけは間違いないし、元々レッズというチームは福田に始まり永井や達也、そしてエメルソンと、スピード系のFWが成功する性質を持っている。それを考えたら、スピードを武器とするラファエル・シルバは、レッズの伝統的には合っているのかもしれない。
ただ疑問なのは、明らかにミシャが求める性質とは真逆のタイプなのに、何故にそういう選手をミシャが欲しがったのか?という点だ。どう見てもミシャサッカーに一番合いそうにないんだけど・・・。

もっと疑問視されているオナイウ阿道。
チャンピオンシップ敗北翌日に報道されて寝耳に水だった訳で、多くのレッズサポが頭に?マークが浮かんだ選手。そりゃJ2千葉で控え組な域を出ていないのだから仕方がない。
でも自分は少し違う考え。阿道に関しては、これからの伸び代を期待しての獲得だと思う。自分は今年もJ2の試合もテレビでかなり見ていたし、その中で千葉の試合も多く見たが、その中で見た阿道の印象は、スーパーサブとして結果を出す選手であった。大事なところでゴールが期待出来る。ナイジェリア人の父ちゃんを持つだけにアフリカン特有のバネのような身体能力が高いのは元々だが、加えてゴールへ迫り嗅覚を伴った得点の陥れ形が何度か見られた。そんな印象を得ていた。
しかも年齢を考えたら、これから如何様にでも成長させるに可能な状態。一部では武藤の2匹目の鯲を狙ったなんて言われているが、決してそうではなく、レッズが阿道をJ1レベルに成長させるための投資補強だと思っている。
ちなみに阿道は、そもそも埼玉出身だし、正智深谷高時代から注目されていたというか、レッズの練習にも参加していなかったっけ?違ったかな?まあ違ったにしても、県内に逸材が存在した時は既にミシャ体制だった訳だから、ならば新人の時に獲得しとけよって話にもなるよな。何か勿体ない。

何れにしても、主力攻撃陣の高齢化を考えたら、ラファエル・シルバとオナイウ阿道の年齢による若返り化は必要不可欠。
・・・ただねぇ、何か違うというか、ズレているというか、真に優勝を狙える補強かといえば違う気もするし、FW面を補強するにしても、個人的にも求めたいのはエースの座、つまり興梠のポジションを脅かすレベルのFWなんだよね。まあそんなFWは国内にはなかなか居ないし、ならば海外とはいっても、今の海外に消極的なミシャ&山道体制では期待する事自体が無駄だしなぁ・・・。

という来季に向けた補強第1段。あれ?イバは?って話もあるが、現時点でFWを2人獲得したという事は、過密な攻撃陣を何人か放出する事も意味している。こうなるとズラタンや石原は・・・。


恐ろしい事になった。今季ACLグループリーグに於いてレッズが組みされるグループH、金満スペシャルの広州恒大、すっかりACL慣れしたシドニーFCと同組だけでも普通に”死の組”と評されていたのに、ここに09年ACL覇者の浦項スティーラーズが入る事になってしまった。

プレーオフに回されていた浦項スティーラーズだが、まあ順当に行けば勝ち上がって来てしまうのは誰の目にも明らかだったのだが、最後の最後で万に一つの奇跡でハノイが勝利してACL出場切符を得てくれたらと・・・世の中そんなに甘くなかったな。3-0でハノイをフルボッコしやがった。もっと粘れよハノイ。

2016年ACL[グループH]
浦和レッズ(日本)
広州恒大(中国)
シドニーFC(オーストラリア)
浦項スティーラーズ(韓国)

・・・、悪夢である。
頭が痛くなってきた。

戦う前から負ける事を考えるなど、サポーターにとってはあるまじき行為であり恥ずべき事なのを百も承知で言ってしまうが、ぶっちゃけ今回は、というか今回もグループリーグ敗退に既に黄色信号が点滅してしまった感がある。それだけ他チームとは戦力面に於いてもフィジカル面に於いても、かなりの開きがある。この状況で自信満々に「レッズは絶対グループリークを突破出来る!」と確信している人が居たら、是非その自信の根拠を教えてほしい。
先ず外国人がいくら入れ替わろうとも決して補強の手を緩めない広州恒大は、今回もコロンビア代表ジャクソン・マルティネスを約55億円という実にふざけた移籍金を平気で支払い獲得という・・・どんだけ金持ってんだよ、このチームは。そうだよ、やっぱプロは金なんだよ、金。お金があれば何でも出来る。金を持っているところが一番強いのだ。世の中は金だ!おい金持って来い!金だ金だ!ハッハッハッハッハッ!!

・・・余りの大金話についに気が触れてしまったかと思われると不味いので、ここで正気を取り戻そう。

えーと、つまり補強だけでも世界が違うところに居るチームとまた今回も同組で相対さなければいけない訳で、これでだけでも大変なのに、そこにシドニーFCとか浦項スティーラーズとか・・・せめてここにハノイとか居てくれたら良かったのに(まだ言うか)。

もう死の組とかいうレベルじゃない。死ぬだけならばそれで良いが、そうは問屋が卸さない、言うなれば”地獄の組”に入ってしまったようなものだ。尤も広州恒大が居るだけで、他チームに関係なく普通に地獄の組なのではあるが。
つまり今回、下手したらレッズはこれまで以上の現実をアジアの戦いで見せ付けられる可能性がある。レッズとていくらグループリーグ敗退が続いているからといって、全く勝てなかった訳ではなかった。しかしそれはこれまでの話。実際問題、去年とてあれだけ国内補強を慣行したのに、結果は周知の通り。しかも去年は広州恒大は同じグループに存在しなかった。そこに来て今年は頭ひとつも二つも抜きん出ている広州恒大だけ見ても大変厄介なのに、その他に外国人補強だけ見てもアジアでの戦いが可能な状態にあるシドニーFCと浦項スティーラーズである。
対してレッズは、確かに今回も補強は慣行した。しかし外国人はイリッチが加わったのみで、正直イリッチは過去の戦場と所属クラブの大半が地味過ぎて、未だ戦力としては未知数な状態にある。そして年齢的にもズラタンと並んで明らかにピークは過ぎている。期待の遠藤航は大きな補強であり戦力の上積みで計算は可能だが、それでも日本人に変わりはない。その遠藤航が欧州の中堅クラブでも通用するようなレベルであれば問題はないのだが・・・。

とにかく目に見えて戦力アップした部分は遠藤航のみのレッズである。駒井に至ってはJ1では完全に未知数なので、現時点で余り多くは語れない。それでも国内ならばこれでOKかもしれないが、事話がアジアになってしまうと・・・今の戦力で広州恒大と戦いつつ更にシドニーFCと浦項スティーラーズにガチンコ勝負を仕掛けた場合、果たしてどうなってしまうのか。もちろん頭がいくつも抜きん出ているのは広州恒大だけであり、シドニーFCと浦項スティーラーズに関しては、今のレッズの戦力からしたら全く歯が立たない相手ではない。いや勝てる可能性はある相手である。しかしその条件として、今年のレッズの補強が成功しつつ、戦術面に於いても欠陥部分が減っているかどうかである。ようするに去年より戦力面に於いても戦術面に於いても、明確な上積みが成されたかどうか。尤も戦術面では個人的には懐疑的に見てしまっているのが本音。理由は過去4シーズンのあれとかこれとかで周知の通り。

何か今年から今更感がある新たな守備構築を始めたとか言われているけど、極端な話ドン引き戦法でACLを戦うのも利口な手だと思うよ。こんな事を言うと、また「そんなサッカーはつまらない」だとか「戦術を捨てるのか」とか怒られそうだけど。
でも現実を見ると、いよいよ持ってレッズも、ACLではそういう戦法を選ばざるを得ない状態に陥っていると思う。国内リーグとは勝手が違うアジアの強敵相手にこの期に及んでプライドが邪魔したり、もはや”自分たちのサッカー”だけやっていれば通用するカテゴリーではない。いやレッズが引き籠もり戦法を選ばなくても、自然にそういう戦い方をせざるを得ない状態に晒されるだろう。特に広州恒大相手には。まあそういう試合は過去のACLでも無かった訳でもない訳だし。ただその確率と可能性が年々増えて行っているのが現実である。

死の組ならば多少の理想は通ったかもしれない。しかし地獄の組に理想は絶対に通用しない。それだけ現実は厳しいという事。
理想を捨てて実を取る。ACLグループリーグを今度こそ勝ち上がるためには、その明確な選択肢を予め作っておけるか否かに先ず懸かっていると思うんだけどな・・・。



2016年ユニ 素晴らしい。2012年ユニに匹敵するダサさだ。完全にやってしまった感がある。だいたい何処をどう考えたら、こういうデザインに辿り着いてしまうのかが大きな疑問である。
ってか、只でさえこの不況下、1枚でも多くのユニを売りたいとの意欲が全然感じられない・・・。
これなら、その前にネットで流れていたタイルデザインの方が斬新で良かったかも。それかリバープレートみたいな斜め縞だったら格好良いと思うんだけどな。レッズってダイヤ型にした斜め縞っぽいデザインは一回やったけど(セカンドユニがアリナミンみたいな、あれ)、シンプルに斜め縞一本は未だ無いから、一回はやってほしいとも思う。

今回はラグビーブームや五郎丸ブームに肖っての横縞だとか、果たして本当かどうかわからない噂も流れているが、以前に某他クラブが採用した囚人服みたいなレベルの横縞ユニに比べたら、まだラグビーだ五郎丸だに止まっているだけマシか。
いや、待てよ・・・見方によっては、これも囚人服に見える・・・困ったな。

やっぱりサッカーに横縞とか縦縞って、そのデザインが余程の伝統化されているようなクラブじゃないと、単なる違和感しか生まないから難しいな。

とは言うものの、選手が身に付ければその内に慣れる・・・と思いきや、実際に選手着用バージョンを見ても、何だか微妙というか、全く横縞が似合っていない選手もいて、これはちょっとさすがに・・・。

と、色々と散々な文句をつけているが、これだけ文句を言っているんだから今年は買うんだろうな?と問われれば・・・買う訳ないじゃないか(笑)


背番号は武藤が9、柏木が10なのか。代わりに8が抜け番になってしまったのが寂しい。興梠は啓太の空いた13を付けなかったのは意外。
ただ個人的に思うに、8を抜け番にするくらいならば柏木はそのままか、若しくは武藤が8の方がシックリ行くんだけどな。ただそうなるとまた今年も9や10を抜け番にするのかという問題が出てくる訳だが・・・。

開幕戦はネットの噂からてっきり鹿島だと思っていたら、アウェー柏ですか、ああそうですか。鹿島と柏を聞き間違えでネット流出ってオチ?・・・いやだから、どうしてキャパの狭い日立台をわざわざレッズ開幕戦に持って来るかなぁ。日立台でレッズならば平日だって完売レベルなんだから、それを何も開幕戦に持って来る意味が無いじゃないか。去年の湘南もそうだけど、Jリーグの考える事は本当に訳がわからんよ。さすが百円構想脳である。


クラブが仕事初めと同時に、突如として新外国人の獲得を発表するという寝耳に水の話。

外国人枠を埋めようとしない、自分から外国人を探さないクラブに対して周囲の批判が絶えない中、それに感化されたのか、ようやくその重い腰を上げた模様。
だからといって、やっつけ仕事のように安く獲れる外国人ならば誰でも良いや的な補強では困るのだが、果たして注目の新外国人とは・・・?
イリッチ獲得
ブランコ・イリッチ

・・・誰?

え?
DF?
現役スロベニア代表?
188センチ?
FCアスタナから獲得?カザフスタン?

カザフスタンリーグからとか、一体全体どうやって見付けて来たんだ?その前も実に地味なクラブを渡り歩いている選手だ。
まあ一番は強化部が自分の足で見付けて来たのかどうかなんだけど、最近のJリーグは一部でスロベニアブームだから、それに目を付けた代理人の売り込みと見るのが妥当か?それともズラタンの紹介?

ポジション的にはセンターバック。3バックなら右ストッパー可能。アスタナでは右サイドバック?・・・つまり那須の所か森脇の所で緊急時には右ウイングバック可能というところか。但し攻撃参加も好みな選手みたいだから、それでミシャも獲得を認めたのかな。足下技術は普通みたいだけど。

尤もイリッチを何処で使うかは、遠藤航をボランチで使うか最終ラインで使うかにもよる訳だ。仮に遠藤を最終ラインに使う場合はリベロか右ストッパーだろうから、こうなるとイリッチと完全に被る。一方で遠藤とイリッチを最終ラインに共用するならば、森脇は右ウイングバックが妥当か。

というかこのイリッチ、まさか遠藤が獲れなかった時のために、保険で手を着けていた選手ってオチはないよな?そしたら両方とも獲れてしまったとか?
開幕時には33歳になっている点も、守備陣の若返りを図らなければいけない事情から逆行している。尤も西洋人は日本人に比べて肉体的には2歳~3歳は若いと言われているから、当面は体力面の心配はしなくても大丈夫か。

何れにしても、こうやって未知なる外国人の獲得でファン・サポーターをワクワクさせるのは、エンターテイメント性を考えたら絶対に必要な事なのだ。それを長年に渡り、監督のエゴや強化部の怠慢で放棄し無視し続けて来たクラブの罪は重い。だからそれ相応の結果しか得られなかったのだから。
それでも、もしかしたら、イリッチではチーム力は上がらないかもしれない。もしかしたら、それでもタイトルに届かないかもしれない。でも、人事を尽くして失敗するのと、人事を尽くさないで何も手に入れられないままとでは、その姿勢や本気度という点を見た場合、評価は雲泥の差なのである。

でも正直、イリッチだけでは物足りない。もちろん現実的にエメワシギドクラスを連れて来いとまでは誰も言わない。でもこういうのは、中途半端が一番いけない。やる時は徹底的にやってこそなのだ。

さあクラブは、残りの外国人枠とアジア枠を埋める気概はあるか?生きる活きた金の使い方をして、アジアでの戦いに通用する外国人補強を慣行する勇気はあるか?
そしてミシャは、これまでのエゴを捨てて、しっかりと未知の外国人を使いこなす事が出来るだろうか?

全てはイリッチで打ち止めか否かでわかるだろう。


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日本代表のせいでJ1リーグは無駄に中断させられるわで傍迷惑な事態に陥っている中、武藤が代表初選出+初陣で初ゴールという快挙が一服の清涼剤になっているにも拘わらず、結局糞暑くてブログの更新を派手にサボっていたら間もなくJ1再開な時期になってしまっていたという・・・

レッズが突如として、メキシコリーグの名門チーバス・グアダラハラと、育成部門で交流を開始した。
何故にメキシコ?と当然のように疑問なのだが、オフィシャルで語られているその経緯は『2015年1月にメキシコで行われたチーバス主催の国際大会(コパ・チーバス)にユースチームが参加したことから、交流が始まり、互いの育成方針などに共感したため』と、ある。
そうか、そういう事か、・・・と、素直に納得してしまう程このブログは甘くないぞ!!何でも良いからツッコミどころを探さないと気が済まない性格故(それを世間は”あら探し”と言うらしい)、自分はある一文を見逃さなかった。それは、

互いの育成方針などに共感したため

”互い”・・・??

”共感”・・・・・・???

おいおい、冗談は淵田社長のタレ目だけにしてくれ。
レッズの方がチーバス・グアダラハラの育成方針に一方的に惚れ込んで交流が始まったのならば、わかる。しかし少なくとも、チーバス・グアダラハラが、レッズの育成方針に何か良いものを感じる訳が、無い!!(断言)
過去20年、Jリーグでもトップクラスの育成下手なクラブの、果たしてどんな育成方針に感じるものがあったというのか。余りの酷さに何か悪いモノを感じたという意味ならば納得が行くが・・・。

その前に、チーバス・グアダラハラはどんなクラブチームかというと、簡単に纏めると・・・
・現在メキシコ1部リーグに当たるプリメーラ・ディビシオン創設時10チームの内の1チーム
・創設時を除き、選手は唯一メキシコ人だけで構成されている
・プリメーラ・ディビシオンで11回、カップ戦であるカンペオン・デ・カンペオーネスで7回を始め、数々の国内外タイトルを持つ名門であり強豪
・1度も2部リーグに降格した事が無い
・メキシコのもうひとつの名門クラブ・アメリカとライバル関係
・メキシコで1番人気があるクラブチーム
・チームメインカラーは赤
・マスコットは山羊

・・・らしい。すまんが、メキシコリーグに全く無知で、クラブはクラブ・アメリカとパチューカしか知らなかった。
えーと、ここでレッズと似ている部分として・・・プリメーラ・ディビシオン創設時10チームの内の1チームという部分は、Jリーグオリ10チームであるレッズと同じだな。国内で1番人気があるという部分も同じ。後はチームカラーが赤という部分くらいか。ちなみにプリメーラ・ディビシオンも、どっかのアホなリーグと同じで2ステージ制らしい。こういうところは同じでも全く共感するものは無い。
逆に、タイトルホルダーであるとか、国内選手だけで構成されているとか、1度も2部リーグに降格した事が無いとか・・・こっちの明らかにインパクトがある方がレッズとは全く違う部分だ。ちなみに国内選手だけで構成されているクラブチームというとスペインのビルバオが有名だが(但しビルバオはスペイン人どころか更に幅を狭めてバスク絡みで構成)、このビルバオとチーバス・グアダラハラってチームカラーも同じだし、ユニフォームのレイアウトも縦縞と似ているし、この2チームって何か関係性があるの?まあ大航海時代以降のメキシコ自体にスペインが大きく関わっていた訳だから、そこからして何か関連する部分があっても不思議では無いけど。

こういうクラブと交流だの何だの始まると、どうしてもチーム間で選手を移籍を貸し借りしたりという部分でも期待してしまうのだが、但し先方はメキシコ人のみで構成される事を頑なにしているチーム故、トップチーム同士の交流は余り無さそう。というか辺に交流試合とかやられて、選手がメキシコ行って疲れて帰って来るとか、やめてほしいんだけど・・・。
尤も今回の目的が『互いの専門知識と技術を高め、より質の高い選手の育成を促進させる』であり、今後の活動予定は『選手や指導者を互いに派遣し、サッカー分野をはじめとして交流を行う』が”建前”だから、じゃあ具体的に何やるの?って言ったら、ぶっちゃけ単なるスポンサー絡みのお付き合いって事なんだろうけどさ。まあそれを言っちゃあオシマイよ!な話でもあるけど・・・。

もう少し実のあるクラブ間の交流とかやってくれないかしら?過去にアヤックスやマンUやバイエルンとかと繋がりを持った事もあるけど、じゃあ何か効果があったか?と言われれば、交流試合やった位で、選手や指導者の質向上には、何も効果が無かった訳さ。挙げ句バイエルンとはフィンケ事件で怒らせちゃって喧嘩別れみたいな事になったし。

ようするにそこに絡んでいる広告代理店やスポンサーを儲けさせるためだけの交流や提携が蔓延している訳。こういうのは必要ないとは言わないし、寧ろビジネスを考えたら必要なのはわかるのだが、レッズの場合は「じゃあ実際に何をやっていて何か効果があったか?」的な部分で疑問点が多過ぎたのも過去として事実。だから別に今回もチーバス・グアダラハラという存在に何か期待している訳では無いんだけど・・・。

よし、ここでひとつ、実のある提案を自分がしてあげよう。チーバス・グアダラハラと交流が始まった以上、早速埼スタで”メキシコ料理フェア”と”サボテン祭り”の開催だ。ここでタコスを喰らいながら、大宮の盆栽に対抗するべく品種改良して赤い色したサボテンを作って”浦和のサボテン”として売り出せ!!薔薇でレッズローズ品種作った位だから、サボテンでも作れるだろ?どうだこの名案!!

・・・赤いサボテンって、よくよく想像したら、毒々しくて気持ち悪いな(汗)



ようこそ!!
試合終了/YBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦 鳥取2-5浦和 得点/12分・武田(浦)、15分・サンタナPK(浦)、35分・田中(鳥)、52分・敦樹(浦)、55分・中島(浦)、64分・松木(鳥)、90+3分・中島(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第10節 浦和-名古屋(埼玉スタジアム2002=4月28日15:00キックオフ)


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自己紹介:
埼玉県富士見市在住

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