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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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◆浦和、サウサンプトン・李忠成と合意!1月上旬にも帰国の見通し(サンスポ)
マジかよ、これが本当ならいくら何でもやりすぎだ・・・。

今の監督と強化責任者は、どこかの国の内閣と同じで、国民が望んでいない事、国民が嫌がる事を無理にでも推し進める腹積もりらしい。
これ以上、広島時代に監督の息の掛かった選手ばかりを補強するなど、もはや多くのレッズファン・サポーターは望んでいないのが明らかなのに、そんな我々の気持ちなど一切無視して、またもそれを推し進めようというのか。
李忠成はあくまで噂レベルで留まると思っていた。いや無理にでもそう思いたかった。しかし報道で「合意」と言い切られてしまうと、本当だと思わざるを得ない状況に陥る。
ただこれは李忠成云々の問題ではなくて、何故にここまでミシャの息の掛かった選手ばかりを補強しようとするのかが問題なのである。
李忠成という選手の質に付いては、疑う余地は無いだろう。ただ所属先のサウザンプトンで出場機会に恵まれないという状況はあっても、無理に移籍金まで払って獲りに行くような選手だろうか。本気で優勝を狙えるに値するFWなのであろうか。自分は否だと思うし、レッズサポーターの多くもそう思っているだろう。それでも獲りに行ったのが事実だったとしたら、もう理由は”ミシャ”しか無いだろうし、それ以外に考えられない。山道強化部長が渡欧したとの噂も、結局は李忠成が目的だったという事なのだろうか。

柏木、槙野、森脇、そして今度は西川?李忠成?・・・西川と李忠成は広島の生え抜きではないが、結局はミシャの息の掛かった選手なのである。ミシャはそこまでして、自分の教え子でチームを編成しなければ、チームが作れないと思っているのだろうか。勝てないと思っているのだろうか。そんな考えの監督であったとしたら、契約など白紙に戻して、今すぐにでもレッズを出て行ってほしい。
山道部長にしても同じ事が言える。自らの足を棒にしてでも、何故に未知の選手を捜し出す努力をしないのだろうか。いや出来ないのかもしれないが、もしそれまでの力量しかない強化責任者だったとしたら、レッズ規模のクラブでは通用しないのは明らかである。荷が重すぎるのだ。ようするに監督の要望ばかりを聞き入れているだけで、自らの強化方針が皆無なのだ。これでは何時まで経っても中途半端な補強に終始するだけで、優勝を本気で狙える選手など連れて来られる訳がない。
で、来年は、また広島から青山ですか?高萩ですか?埼玉出身だからって、広島に骨を埋める覚悟をしている佐藤寿人を無理にでも引き抜きますか?

レ ッ ズ は 、 広 島 の 同 窓 会 チ ー ム で す か ?

自分は補強というものは、お金がある以上は青天井でも構わないと思っている。補強に勝る補強は存在しないからである。それはあくまで巨大戦力を得るための正しい方法である。様々なチームから確実な戦力となる多種多様な選手を集めた上で、元から居る選手と組み合わせて新たなチームが作れるのである。これはつまり、監督の息の掛かった選手ばかりを揃えるのとでは、意味も価値観も全く違う。

毎年こんな補強方法を許していたら、明確な戦力アップが行えないまま、ますますファン・サポーターが離れて行く。レッズという付加価値がどんどん下がって行く。レッズがレッズでなくなって行く。だからハッキリ言うが、もう自分はサンフレッズと揶揄されるようなチーム編成にはほとほと嫌気が差している。仮にこれで優勝したとしても、何か蟠りが残るものとなるだろう。

だから監督主導の補強方法では不味いのだ。レッズは一時期クラブマネジメントにまで侵入したフィンケの影響で、監督主導こそが正しいと信じてしまったファン・サポーターが大半を占めた時期があったが、それを許し続けて道を間違うと、結局はこういう事態を招くのである。
監督の人脈で素晴らしい選手を揃えられるのであれば、こんな不満は表れない。ところがミシャはその人脈が薄い。こうなると自らの息の掛かった選手も限定されてしまう。
だからこそフロントが強くならなければならない。しかし今のレッズはフロントの力が実に弱い。故に監督の影響力ばかりが強くなり、監督好みの選手しか集まらない視野の狭い偏ったチーム編成になってしまう。ミシャで優勝できない原因のひとつが、ここにあるのだ。

本当に、いい加減にしてほしい。ミシャはレッズをどうしたいのだ?山道部長はそれで良いのか?社長は何を考えているんだ?なあ、どうなの???

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3ケ月前に、来季に向けた補強の第一弾が、大宮の選手というのを予想した人は誰一人居なかったと思うが、ある意味でサプライズ的な存在となっていた青木拓矢が、報道通りにレッズにやって来た。
山道強化部長の言葉「ミシャ監督のサッカーに適合する選手を探していました」・・・まあ当然そうなるんだろうけど、ようするに青木は、ミシャが希望した選手であった訳だ。
青木に関しては前回の記事で書いた通りだからこれ以上は語らないけど、青木本人曰く「移籍についてはかなり悩みました」と言う割には、あっさりと年内決着しているところが凄いな。結構割り切りが早い性格かもしれない。咄嗟の判断力が必要とされるボランチとしては、それで良いのかもしれないが。
これで青木は、大宮からレッズに移籍した最初の選手として、歴史的な役割を果たした。そしてレッズに来た以上は、それが元大宮だろうと何だろうと、レッズの選手としてサポートして行くのみ。

補強第一弾が完了したところで、第二弾は西川という事になるのだろうか。報道によれば既に年俸8千万円で大筋合意で発表は天皇杯後らしいが、まあ西川に関しては来たら来たでその時に書くとして、本当に西川が来るとしたら、レッズは山岸と加藤の両方をこれ以上抱えておく余裕が無くなるから、キーパー事情を抱える仙台と鳥栖が、山岸に興味との報道も信憑性を帯びてくる。レッズのリーグ優勝時にセーブ率ナンバーワンだった山岸を出して、現セーブ率日本人トップクラスの西川を獲るか・・・この冬は日本人ゴールキーパーの民族大移動が始まるらしいが、プロの世界は非情だな。

青木が決定し、西川は発表待ち、・・・これで終わりだったらズッコケるんだが、報道されている城後は個人的には不要として、問題は外国人選手の名前が一向に出て来ないのが何ともかんとも。ネットレベルだと山道氏が渡欧だとか、東欧の長身DFと交渉中とかあるけど、明確な報道は今のところ無し。但しワールドカップイヤーにわざわざ日本に移籍して来るような外国人選手だとしたら、日本では全く無名クラスだろうし、良くても出場国以外の準代表クラスだろうから、それでミシャと同じ東欧系という事になればスタンダードな感じで辻褄が合う気がする。とはいえ、バルカン系のどっかのクラブの得体の知れないのが来て、それがまあバルカン系名物の凄い性格の選手で、いきなり監督と揉め出したらどうしよう(苦笑)
まあ外国人の場合は、報道も無しにいきなり発表される例が多いから、今回もそれならそう願いたいけどね。

とりあえず、青木ようこそレッズへ。

大宮のボランチ青木拓矢の件。先月のリストアップ報道から、早くも移籍確実報道となった。今回は単独ではなくスポニチ報知の2紙が同時に報じているだけに、まあ本当にレッズに来るのであろう。
大宮との契約切れによる0円移籍を狙った近年の常套手段の形だが、昨年に続いて複数のクラブチームが青木にオファーや興味を示していた中で、特に2年連続で熱烈ラブコールを送っていた柏との争奪戦を制しての獲得となる。しかも柏は昨年に至っては移籍金を発生させてまで獲得しようと誠意を見せていたのに、その柏を選ばないで、あえてレッズを選んだというところが興味深い。

ぶっちゃけこの青木という選手に関しては、自分は印象が無い。大宮時代から全くマークしていなかった。ただ大宮の中盤は青木が大黒柱となっている事だけを知っていた。
上背があり、球際に強く、ボール奪取能力に優れ、得点力もある・・・かなりの高評価。本当にそんな凄い選手だったのかは知らないが、守備的MFとしての条件は揃っている上に、24歳と脂が乗っている年齢。高齢化が深刻化していたレッズの正ボランチ事情に打って付けではあるが・・・。青木の選手能力自体は悪くはないだろう。だが問題はここを日本人選手で済ませようとしている辺りがガッカリ感を生んでいる。どうせならドッシリと構えた外国人ボランチが欲しかった。しかしそれを日本人で済ませるあたりが、やはりミシャのやり方だ。外国人に関しては、山道氏が渡欧したらしいから、そこに期待して待つか。
それと青木獲得によって阿部をDFラインに下げる話が出ているが、自分は今更阿部を最終ラインに置くのは大反対。阿部は舵取り能力は依然として輝っているが、足下の技術や守備に関しては目に見えて衰えている。ここ1年を見ても細かいパスミスや、あっさりと交わされたり抜き去られたりする場面が増えた。この状態では阿部が最終ラインに下がったところで、守備が改善されるとは到底思えない。そもそもミシャサッカーは、いくら駒を弄くったところで、守備戦術が無ければ、根本的な解決策にはならない。だから阿部はボランチ固定で良い。そもそもDFに下げなくても、どうせ阿部が最終ラインに吸収される形が多いのだから・・・。

まあレッズのボランチ事情は、結局は細貝が抜けた後釜として鳴り物入りで新人獲得した小島を育てられなかったからこうなったのは明白で、小島と同じ前橋育英高の先輩である青木が来るのだとしたら、これで居心地が悪くなるであろう小島には、もうレンタル移籍の話が進んでいるのだろう。というかここ2年を見ていても、ミシャはもはや今の小島を使う気は無いだろうから、小島にとってはレンタル修行に出た方が身のためだろう。そのレンタル先に大宮ってどう?

話を青木に戻す。世間ではさいたまダービー間の大宮からレッズへの移籍が初で、これで当然のように「禁断の移籍」と銘打たれたが、個人的には大宮をそこまでライバル視していないから、どのチームの誰がレッズに来ようと、それが本当に良い選手であれば大歓迎である。
そもそも今のJリーグ間の移籍に”禁断”なんて存在しない。凄い昔の話だが、引き抜きが超御法度な時代に森岡を獲得して、これで長い間フロント間の交が断絶していた歴史を持つ鹿島と清水くらいのレベルになれば禁断だが、ハッキリ言ってレッズと大宮はそういう関係ではなく、むしろ世間が言うほど仲は悪くないから、禁断にならない。まあマスコミが禁断と盛り上げてくれるのは勝手だけど。そうそう、盛り上がりが必要だ。今回の青木の件で、レッズと大宮が今とは比べモノにならないくらい険悪になって、それでさいたまダービーが盛り上がる事を期待するけどね。

クラブが意図したものかどうかはわからないが、何だか制裁金の件を、暢久の戦力外通告で被せたかのような、そう穿ってしまう昨日今日の立て続けの発表劇。

山田暢久との契約について

失礼ながら、同じミスターレッズ的な選手でも、暢久については、福田の戦力外通告の時ほどのショックは無いというか・・・。まあショックが無いと言い切ってしまうと語弊があるかもしれないが、その理由は、1年前から何となく、暢久の戦力外通告を覚悟していたからであって、勿論本音はショックな事はショックなのであるが・・・。

実は個人的には、暢久の年齢と扱われ方を考慮すると、1年前に戦力外通告を受けていてもおかしくはないと思っていたし、それでもリーグ戦500試合出場記録、同チームでの在籍20年記録がかかる年だけに、クラブとしてもそれを念頭に置いた1年契約の延長だったとは思う。
それでもこの選手、外見も性格もアレだし、実際に身体能力は高いから、今でも5歳は若く見えるし、集中力を欠いた締まりの無いプレーをしていたかと思うと、たまに覚醒したかのような驚異的なプレーも見せる。でも長続きしないですぐに手を抜く・・・これを本人が狙ってやっていたのであれば話は違ってくるが、どう見ても確信犯で行動しているとしか思えない、優柔不断でやる気の無さが前面に押し出されていたからこそ、何をミスしても憎めない選手だった。そういう選手をキャプテンに指名しては黄金期を作り上げたギドの眼力にもたいしたものがあると思ってしまうが、当の暢久本人はその事すら全く気にしていないであろう。そしてある意味でこういう潜在的天才だったからこそ、この年齢までたいしたストレスも溜めず、問題も起こさず、大きな怪我も無くやって来られた訳だ。

だから、・・・上記の事を思うと、まだまだ現役でプレー可能だと思えてしまう。
いや実際は、来年には39歳になるという現実がのし掛かるだけに、話はそう簡単ではないのだろうけど、それでも暢久ならば、という思いがあるのは多くのレッズサポ共通の部分のはず。

福田が戦力外通告を受けた時は、絶対に他チームのユニフォームなんて着てほしくないと思っていた。だからレッズの福田として全うするよう強く望んだ。そして実際にそうなってくれた時、安堵の気持ちが先行した。
しかし暢久に対しては、何故だかその感情が強くは湧かない。もちろんレッズの暢久であってほしいという思いも有るが、一方で他チームに行っても良いから、敵になっても良いから、まだまだ現役でプレーする姿を見たいとも思ってしまう。そういう不思議な部分を持ち合わせた選手なのだろう、暢久は。

暢久の去就は未定だが、残念ながらレッズの暢久としては残り3試合になってしまった。ここで”暢久のために優勝しよう”なんてお決まりのフレーズは、ハッキリ言って暢久に似合わない。別れの涙も暢久には似合わない。ようするに、戦力外通告というもの自体が、暢久に似合わないのである。本来ならば自分から「もう疲れたからサッカー選手やめる」とでも言って欲しかった。だから去就がどうなるにしても、最後は”何とな~く”暢久を送り出したいと思う。

福田が引退し、岡野も去り、そしてついに暢久も去る。これで本当の意味で、レッズの歴史に一区切りが付いたように思える・・・。


続いて、野田も永田拓も戦力外なのか。この2人は年齢的にもまだまだ出来る選手だから、当然新天地が待っている事だろう。
野田紘史との契約について
永田拓也との契約について

馬鹿竹事件の処分は、制裁金1,000万円ですか、ああそうですか。

Jリーグ公式文はこちら

事件自体は余りに幼稚で余りにアホだから語りたくもないし、ハッキリ言ってどうでも良いんだけど、Jリーグ側から「再発防止に向けて」として所信表明されている部分は、具体性を以て実行してもらわなければ、何の意味もない。

参考までにJリーグの「再発防止に向けて」の全文
浦和レッズは、自クラブサポーターとの「対話」による事態解決を基本的な考え方として、本件も含めこれまでも対応してきている。しかしながら、今回のように常軌を逸した自クラブのサポーターの行動については、これまで以上に毅然とした態度で抑止する必要があることを認識し、今後の対応に取り組んでいくことをJリーグとして強く要請する。
Jリーグとしては、今後同様の事案が発生した場合は、さらに重い制裁を科さざるを得ないと考える。そのため、現状のJリーグ規約第51条の改定を視野に入れながら、11月13日(水)に開催された実行委員会において議論した。これに関しては、FIFAの懲罰基準第67条でも定められている条文を参考に、「アウェイサポーターの行動についてはアウェイクラブが責任を持って対応すべき」という見地から改定の可能性に関し検討している。
今後二度と同様のことが起こらないよう、当事者の浦和レッズはもちろん、Jリーグ全体で取り組んでまいる所存である。

「これまで以上に毅然とした態度で抑止する必要がある」
クラブとしては、このような事件を引き起こした当事者を、これまでもスタジアム入場を制限したりするなど、これも具体性を以て対処して来た。しかしこのような対処方は、当事者にとってたいした物的な痛みを伴わない、そしてクラブとしても金銭面で尻を拭う一方で、ファン・サポーターとの間で波風を立てないようにするための、極めて最低限の甘い対処法に留まっていたのも事実。そしてそれは、今回のような危険な事件がまたも引き起こされたように、これまでの対処法では全く抑止力になっていない。では、「これまで以上に毅然とした態度で抑止」するには、一体どうしたら良いのか。
結論から言えば、もはや物的及び法的なものに訴えるしか道は残されていない。即ちクラブ側から当事者への提訴-損害賠償請求、もはやこれしか方法が無い。レッズは法的根拠が無い多額の罰金を、制裁金という名目で幾度と無くJリーグ側に支払って来た。レッズがJリーグの中でも比較的裕福なクラブだからこそJリーグも大金を要求する訳だし、常に大金が動くプロスポーツ界にあっては金額は差ほど問題視されていないが、しかし年度計画に本来ならば存在しないはずの、数千万単位の金額が一気に消し飛ぶという事は、本来多くのクラブにとって、場合によっては資金繰りが滞ったり、赤字を出すに至るような深刻なレベルである。そしてそのような大損失を与えた当事者が、損失に見合う物的・法的な社会的制裁を受けない事が先ず納得行かない。勿論これが”レッズだから”許される金額では決してないし、一般会社とプロスポーツクラブを同じ土俵に見る事はナンセンスかもしれないというのも重々承知の上。

上記の事から、Jリーグが「これまで以上に毅然とした態度で抑止する必要がある」と言い切るのであれば、レッズは堂々と大腕を振って、本気で、そして真剣に毅然とした態度を表せば良いのである。
クラブに多大な損害を与えた人間に対して、これまで何の物的・法的抑止を与えて来なかったからこそ発生した事件なのだとしたら、Jリーグが「これまで以上に毅然とした態度で抑止する必要がある」とした事で、それを求められているレッズは、当事者に対して物的・法的抑止に訴えるにじゅうぶんな”大義名分”を得た事になる。これを”有効活用”しない手はない。そして幸いにも今、多くのファン・サポーターが、それを望んでいると思う。

一部の馬鹿によって、クラブがそれを尻拭いして損益を被るだけの繰り返しは、もういい加減に終わらせてもらいたい。そして多くのファン・サポーターは、極めて一部の馬鹿が引き起こす事件に対して、いちいち共有したり反省する必要は無いと断言する。
この部分は、Jリーグが「これまで以上に毅然とした態度で抑止する必要がある」と公式に表明した事で、クラブが物的・法的抑止力を当事者に対して断行すれば、話が済む事である。そこから先は当事者とクラブとJリーグの問題であって、とにかく現状は、そういう既成事実を作って反省を促すしか、もはや残された道は無いという事。以上。

追伸/
Jリーグ側から要請を受けての、レッズ側による再発防止策の一部
当事者に対する責任追及の検討:万一、クラブに対して制裁金他損害を及ぼす等の行為があった場合は、対話路線を維持しつつも当事者に対する賠償請求等を行うことも検討いたします。
対話路線が既に限界に達しているというのに、未だ悠長な文面・・・まあ現状は当たり障りがないようにするため、ワンクッション置く意味ではこう書かざるを得ないのだろうけど、それでも検討に入ったと公式に発表しただけでも大きな前進か。先ずはこの文体が今後の抑止効果に繋がれば良いが、果たして・・・。
レッズ側公式発表全文はこちら

ミシャ続投が正式に決まったところで、これまでのミシャと、これからのミシャレッズについて。

先ず続投に関しては、昨季の成績と、今季ここまでの成績を加味した上で、本人が望むならば続投は当然の流れ。逆に言えば、続投させない明確な理由が見付からない。
仮にこの成績でも契約延長しなかったとしたら、それは金銭面や、若しくは監督と選手の確執が激しい故とか、家族面や健康面で極度の問題があるとかだが、続投する以上は金銭面で合意した訳だし、監督と選手の間柄は良好だし、家庭に問題を抱えているという話も聞かないし、健康面にしても足腰に不安がある以外で、今のミシャにそれらの問題は見当たらない。

まあ、妥当だ。

それでもファン・サポーターの中には続投を望まない人も存在する訳で、その理由は、やはり守備面や補強面での大きな不安があるからなのは明白。

ミシャが来た時、真っ先に不安視されたのは「広島時代から守備練習を全くしない」という部分だった。
当初個人的には、これは噂レベルだと思っていた。何故かと言えば、90年代以降のサッカーは世界的に見ても守備的になって来ており、攻撃的サッカーであっても、守備面のケアを怠らない監督が大半である。このように今や守備構築が重要視されるのが現代サッカーの常識に於いて、まさか本当に守備練習を全くしない監督が存在するなど、到底信じられなかったのだ。
その気持ちはミシャレッズ1年目でも同じ気持ちだった。それを現すように、昨年のレッズの守備は、極端には悪くなかった。だから内心「本当は守備練習もしているのでは?」と思っていた。実際そういう報道もあった。だから守備練習を全くしない監督なんて、居る訳がないと・・・。

本当に居た。それがミシャだった・・・。

今季の崩壊しまくる守備を見て、噂レベルが真実だったと確信せざるを得ない状況になった。昨年のレッズは単に戦術の熟成度も低く、本来の攻撃サッカーに見合う選手が不足していたため、攻撃力が足りずに怪我の巧妙でいくらか守備的になっていただけで、今季ミシャサッカーに合う選手を補強し、戦術の熟成度も高まった途端、目指す攻撃面の得点力は驚くほど向上したが、逆に対極である守備面は日を増す事に崩壊しまくる状況になった。

続投が決まった以上、来季も守備面は放置プレーだろう。だいいちミシャは守備戦術を知らない。知らない事はいくら指導したくても指導できない。だから”攻撃は最大の防御”として攻撃だけに比重を置いている。当然の事だ。いや仕方ないと言った方が正しいか。ここは泣こうが喚こうがどうにもならない。臭いものには蓋をして、石を何重にも積み重ねて、駄目な部分は無理にでも割り切るしかない。

それを補うためには、日本人にしろ外国人にしろ更なる大物クラスの選手補強が必要だが、この不況下でそれは現実的ではない。
ただし外国人枠とアジア枠を空けたままでは、アジアで通用するような本当の強さを得るのは極めて難しい事は、今回のACLでも痛感した事だろう。それにこれ以上外国人枠を空けたままでは、何よりもファン・サポーターの多くが納得しない。

では枠を埋める外国人補強はあるのか?

問題は、ミシャが個性的な外国人選手を使いこなせるかどうかである。ご存知のように、ミシャの指導はサッカーに柔軟性はあっても、規制は少なくない。そんな中で有力外国人を補強した場合、新外国人とミシャのサッカー感の違いが発生し、余計な確執が生まれかねない。

だからミシャは始めから、有力外国人の多くを望まないのだ。広島時代から、外国人起用は地味だった。当時在籍したウェズレイとて、その前監督時代に獲得していた選手だったし、ミシャ体制下では基本的に派手な外国人選手は獲得していない。名前が通っていた外国人選手獲得といえば、ストヤノフ位であり、活躍したムジリは自らの教え子だからこそ広島に招いた選手だった。自分は当初、それは広島とレッズの資金力の違いと思っていたが、ここ1年半のレッズでの外国人選手の扱いを見て、そうではない事がわかった。
ようは、自身の特殊なサッカーに見合う外国人は、それを絶対的に最優先できる選手なのだ。そこにはギドやバインやゼリコやチキやエメルソンやワシントンなどの突出した外国人は逆に戦術の邪魔になり、広島で言えばミキッチクラスが居れば用は足りるのだろう。もちろん理想は個人能力が高いが組織を尊重できるロビーのような超プロフェッショナルタイプだが、そのような選手自体がそう簡単には見付からない。そうでなければ、ミシャにとっては理解ある日本人中心でじゅうぶんなのである。
とにかく思いのまま育てれば良いのだ。だからミシャ体制下で派手な外国人補強は期待できない。期待しない方が身の為だ。期待したところで肩透かしを喰らうだけ。それでも素晴らしい外国人選手が来たら、そして機能したら、それはそれで儲けものだと思っていよう。
それより主力と戦力の底上げ、若手の育成と成長こそ・・・

だが、その育成面でもレッズでは若手は原口以外育っていない。
しかし当時の広島がミシャでJ2降格したにも拘わらず、フロントが続投を許した第一理由は「若手育成に定評がある」との判断だったからだ。現にミシャは広島時代、多くの若手を代表クラスにまで成長させた。

では何故レッズでは若手が育たないのか。
理由は単純、育てる必要が無いからである。
当時の広島とは保有戦力差が違った。育てないでも代表クラスの選手が沢山居る。これはミシャ自身も語っている部分。そして足りない選手もフロントに言えば、意に沿った補強をしてくれる。だから興梠と森脇が来た。ミシャが強く望んだ選手だ。

そして、その通りに、チームを作っている。ある意味で有言実行。総合的な成績は決して悪くはない。足りないのはタイトルだけ。

では本当に、そのタイトルが獲れる監督なのか。

ストレートに考えれば、今のレッズに、更に外国人枠とアジア枠を埋める補強があったら、そしてあれば、優勝は確実と思っているファン・サポーターは少なくない。

だから外国人を補強すれば良かった、補強すれば良いと思われるだろうだか、上記のようなミシャの性質と外国人選手の性質に相性の難がある以上、そう簡単に事は進まないだろう。進んでいれば今季始めからやっている。

レッズに金が無いというのは違う。金が無いなら、いくら移籍金がかからない興梠や森脇や関口を補強したとしても、契約金と年俸は「金が無い」レベルでは済まされない。
金はそれなりにあるだろう。去年から新外国人を補強しなかった事で内部留保が相当あるとの噂があるが、それはわからないが、金があるか無いかとの二者択一ならば、金はある。絶対にある・・・はず。まあ少なくともデルピエロを1年だけ雇える金くらいなら、あるはず。ようはその金の使い方が、毎度下手なだけ。

少し話が脱線したが、ここからは個人的なミシャへの意見。
自分は前に書いた通りフィンケ&ゼリコ騒動で大変疲れたから、ミシャへは一歩引いて客観的に評価する事を心掛けている。いや徹底している。好きも嫌いも無い。成績優先。

だから良いのだ。成績は悪くない。続投は至極当然。だから続投する以上、キチンとした結果を出してもらう。
広島とは雲泥の差で戦力があるのに、ミシャが望んで森脇を引っ張って来たのに、槙野も完全移籍したのに、そもそも去年も今年も他が羨むような補強を敢行したのに、それで毎年広島より下の順位では、納得が行かない。
求める結果はタイトル、それだけ。
それ以上でも以下でもない。

そういう事。

ん~我ながら淡泊。

ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第10節 浦和2-1名古屋 得点/24分・安居(浦)、70分・サンタナPK(浦)、90+2分・和泉(名) ・・・次の試合/J1リーグ第11節 川崎-浦和(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu=5月3日16:00キックオフ)


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自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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