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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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あーあ、今か今かとギアクマキスを待ち続けていたら、1月も終わって2月に入っちまった。今年も後11ヶ月で終わりか。1年は早いな・・・。

いくら絶望的というか終了なのは理解していても、どんでん返しが繰り返された以上は、最後の最後で大大どんでん返しの可能性だって否定は出来ないのだから、一応今日の17時までは往生際悪くアホみたいに待っていたが、さすがに本当にアホみたいなので、もう諦める。

この連日のギアクマキスの動向に、一喜一憂する毎日の中でも、本心は凄く期待していたのに、それを裏切られたかのようなこの数週間に費やした精神的疲労は、一体何だったのだろう?少し空虚感も漂っている自分の気持ち。
反面で、セルティックに6億円近い移籍金ぶっこんで、更にギアクマキス本人に数億円の年棒を充てた挙げ句に、この選手が期待通り金額通りの活躍をしてくれなかったらどうしよう?という嫌な心配もしていたのも本音だから、来ないとわかった時点で少しホッとしたのも事実である。
まあこんなネガティヴな事を言ってしまうと、それなりの選手を獲得する夢も希望もヘッタクレも無くなってしまうから、そこは本当は考えたくない部分なのだが、しかし人間は歳を重ねると、夢や希望より現実的な部分を優先して考えるにようになるから、どうしても費用対効果で金の心配をしてしまうのだ。まあ反対に身体だけ歳とっても、精神年齢はお花畑のままでも困るのだが。

しかしブリントから続く今回の一連の出来事で、当初は疑問視していた獲得に費やす大金費用の存在に対して、三菱重工が補強資金を提供してくれていた事が判明しただけは良かった。
まさか自転車操業で無理くり大金を捻出しては、途中でズッコケて、後々に赤字決算に陥りでもしたらどうしよう?と心配していたのだが、しかしその大金の出所が親会社だとわかったのは安心である。
となると損失補填が無く独立採算でやっている今のレッズと、重工との契約に少し変化した面があるのだろうか。まさか連結子会社にでも戻ったのか?いくら世界の三菱とはいえ、単なるスポンサー料という形で何億円も助けてくれる程、重工って財布の紐が緩い気前良い会社だったっけ?いやそこが同じ三菱でも、大大親分の重工と、孫のような自工との違いか?

何れにしても、新外国人のセンターフォワード獲得に向けた補強活動は、Bプランに切り替えての継続中であるから、次なる問題は、そのリストアップされた選手と、オファーしている選手の名前である。
もう現時点では未だフリーの選手か、既に契約済選手を再び大金ぶつけて引っこ抜くしかないから、ギアクマキスを逃した以上は、更なる難しい仕事をしなければならない。

候補にミカエル・イシャクなど数名が噂されているが、実のところオファーを出したなら出したで良いが、そうなるとギアクマキスとの時系列が疑わしい。
メディカルチェックまで受けたギアクマキスに、直後にアトランタから再度の横槍入れられて破綻した時点で切り替えたのか、本当はギアクマキスより前にリストアップやオファーをしていた選手の名前が、今になって遅れて表に出で来ている可能性も無きにしもあらずだ。
特にスコルジャを慕い志向するサッカーも熟知するイシャクは、普通に考えたら、本来であれば、そのスコルジャ合意とセットで、真っ先にオファーを出していてもおかしくない存在。またはスコルジャが真っ先に、懐刀みたいなイシャクへのオファーを希望していても不思議ではない。
それが今になってオファーとは、事実であれば現実的なタイミングがズレているというか、遅過ぎるのではないだろうか?実際オファーしたものの、レフ・ポズナン若しくはイシャクに断られて、その次がギアクマキスという流れだったとは考えられないだろうか?その方が現時点には、有り得ると思うのだが・・・。

取り敢えず今のところ、出所が不透明ながら、イシャクにオファーを出したという話が事実であってほしいが、その出所不透明な話でジョナタン・カレリとかバルナバシュ・バルガとか、本当に何処からそんな話があんのよ?って選手も浮上しているし、以前は某マケドニア代表にも断られていたなんて話も出たから、こりゃもはや何が本当か何が飛ばし話なのか、もう訳がわからん。

まああれだ、こうなってしまった以上は、懸念されているように焦ってパニックバイを起こして変な選手を掴まされたら本末転倒。ギアクマキスも、どうも評判の良くない代理人に振り回された部分があったみたいだし、とにかく今はそれを学習材料にしながら、一旦落ち着いてから新たな選手を求めるべきが最良。
クラブは、鳴かぬなら、鳴くまで待とう、不如帰な状態で構わないし、サポーターは、獲れぬなら、獲るまで待とう、ほっとこうだ。

しっかし、こうしてセンターフォワードの獲得に失敗し続けているのもキツいが、ぶっちゃけリンセンや興梠や髙橋が居る最前線より、2列目の司令塔タイプが小泉しか居ない以上、そこのポジションのパスを出せる新外国人MFを探した方が良かったのでは?とも思うようになって来た。
ただ以前にも書いたように、スコルジャの戦術にゲームメーカーは必要かが疑問なのと、センターフォワードで騒いでいる以上は今更ジローな話ではあるが。

だが本当にキツいのはオイルマネーを期待した岩波が、まさか戻って来ちゃった事かもしれないが、マリウスを獲ってショルツに犬飼に知念に、そこに岩波って、4バックのセンターバック2枠に控えも主力級が3人居るって、いくら居ても損は無いとはいえ、どう考えても過剰人員だ。今更3バックに変えるか・・・?

でもこうしてストーブリーグにかまけるのは今日で終わり。日程発表から長距離アウェーの安宿も何点か確保しつつ、昨日はアウェーマリノス戦のチケットも買った訳だし、クラブも新社長の挨拶と今季スポンサーを発表した事だし、サポーターも、そろそろ試合そのものに気持ちを本格的に戻さないといけない。
自分も本格的に始動だ、始動。
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◆マリウス ホイブラーテン選手 完全移籍加入クラブ間合意のお知らせ (レッズオフィシャル)

最初にホイブロテンの名前が出てから、もうかなりの時間が経過しており、その間にギアクマキスの方で大騒ぎになってしまっていたから、ホイブロテンの存在がギアクマキスの陰に隠れてしまった感があるが、しかし時系列ではホイブロテンが先であり、今季の新外国人補強第1弾が正式発表されたのは良かった。
これ裏を返せば、アル・サッドと交渉中の岩波も、話が纏まりつつあるか纏まった事を意味しているのだとは思うが、岩波を中東に獲られて、ホイブロテンまで獲得に失敗したらどうしようと心配していたから、この待ちわびた補強は、大きな安心材料となる。

あ、あれ待てよ?苗字がホイブロテンじゃなくて、ホイブラーテンになっとるがな。
・・・何かホロ酔いブランデーみたいな響きで酔っ払いそうだが、こっちが正しいのか?しかしスコルジャみたいに、スコルツァと公式で表記しておいて、後からポーランド大使館にスコルジャと指摘を受けたように、今度はノルウェー大使館から直々に間違いを指摘されなきゃ良いけれど。
まあそれはともかくとして、ホイブロテンからホイブラーテンは更に言い難いから、これからは彼を、親しみも込めて名前の方のマリウスと呼ぶ事にする。なんか一歩間違うとマリノスみたいで、違和感はあるけど。ただマリウスってノルウェーではメジャーな名前だから、仮にノルウェー人を2人目獲得とかで、同じマリウスが来ちゃったらどうしよう?と思ったが、今からそんな事を考えていても意味が無いので、そこは後回しにしよう。

とりあえず、ようこそマリウス、日本と埼玉と浦和へ。オフィシャルの画像、ちょっと若い頃の鶴見辰吾が入ってるぞ(笑)

さてマリウスの前評価3大ストロングポイント、怪我が少ない、空中戦に強い、足元技術が高い・・・何か弱点が無いように見えるが、これだけレベルが高いのが本当ならば、こんな選手が何故にA代表に選出されずに本国リーグに埋もれたままだったのか疑問だが、まあノルウェーA代表のDF陣に関しては、殆どが欧州6大リーグに所属する選手で構成されているから、マリウスの境遇としてはショルツのデンマークと同じで、良い選手も上には上が居るという事にしよう。

これでギアクマキスまで獲れたら完璧だ。こういう話はロマンがあって、フロントと強化部が思いきった行動に出てくれているのは支持したいし、来てくれたら嬉しい反面、獲れたら獲れたで、選手1人にこんな大金を注ぎ込んで良いのかしら?と財政面で少々心配になっているのも本音。
今ストーブリーグは、選手放出から得る金額も決して安くはないし、例年に引き続き優良スポンサーを多く獲得していると思うし、江坂とユンカーを出しちゃった上に、松尾も移籍するかもしれないとなれば、もう後には引けない事情もあるだろう。それでも獲得に発生する金額が金額だけに、蓄えの面で大丈夫なのか?と思ってしまう。
尤も獲る金があるから獲ろうとしているのだし、お堅い三菱重工がそれを許しているのだから、余程後先を考えない滅茶苦茶な経営をしていない限り、財政面も大丈夫なのだろう。まあ要は生きたお金の使い方が出来ているかどうかによるが・・・。

ただ一方で、ここに来て松尾まで移籍話が浮上しているとなると、戦力的には痛手になるし、キャンプが始まってからだから尚更である。これを当たり前のように許していると、開幕前のチーム作りが二進も三進も行かなくなってしまうぞ。
松尾は海外移籍容認が契約条件に含まれているから仕方がないとはいえ、せめてチーム始動後の選手希望の移籍は、夏までご法度みたいなプロテクト条件、組めないものかね?

でも・・・、

出すもの出さないとお腹が空かない。出すもの出せばお腹が空く。お腹が空くのは出すもの出したから。出した分だけ食欲中枢が働き出す。さあお腹が空いた。
何が言いたいのかというと、育成目的の宮本などはともかく、江坂もユンカーも岩波も、そして松尾まで寝耳に水で出て行ってしまうのが本当ならば痛手も痛手の異常事態で、現状は明確に戦力ダウンしているのだが、選手編成は腹具合と同じで、外に出さなければ一向に空かずに、腹が張るだけで新しい選手も獲れない。

張っていたお腹がスッキリすれば、食欲中枢が刺激される。もう空腹だ。次はあれが喰いたい、これが喰いたい・・・。
ここでちょっと贅沢して、次は豪華な食事をしようではないか。という事で、吉田とか髙橋とか荻原とか興梠とか食前及び食中酒は揃えたから、食事はマリウスを前菜に、メインディッシュはギアクマキスか?という事にしようとしている・・・筈なのだが、美味い前菜は手に入れたが、では更に豪華なメインディッシュにありつけるかどうか?

けど注文して、あっちから幾つもキャンセル喰らうのもどうかとは思うけど。
あ、これは選手そのものを言っているのではなくて、番号付きユニフォームの先行注文の話ね。実際に今回も友人が7番注文済で逆キャンセル喰らっているし、これで4番や11番に変更した人、また2度目の逆キャンセルとか、居るだろうな。この商売のやり方、商業倫理に違反しているのだから、本当に不味いと思う。
毎年こんな事が続くならば、先行予約をやめて、一時期やったように、編成が確定後に番号付きをボルテージやオンラインで先着順販売にした方が、逆に手間が無いような気がして来た。
まあこの方法に戻すと、開幕戦に間に合わない不都合が生じて売上にも影響するから、ナイキやクラブからしたらやりたくないのだろうのだろう。

それはともかくとして、マリウス獲得で、これで選手はデンマーク、スウェーデン、オランダ、そしてノルウェーと、指導陣はポーランドと、久々にやたら多国籍な外国人編成になったな。これで更にギリシャが加わる可能性があるのだから、何だか欧州旅行をしているようで、ますます楽しくなってきた。
一貫してブラジル人や韓国人ばかり獲るクラブも少なくないけど、そればかりでは面白味が無いというか、やはり多種多様な国籍の選手を並べるのも、それはそれで楽しいし、勉強にもなる。
そしてやはりレッズは、多くのヨーロッパのサッカーファンからも「日本で一番ヨーロッパの雰囲気を味わえるクラブ」と評価されている通り、やっぱり欧州路線が似合っているよね。
これでレッズサポのデンマーク国旗のバカ売れで話題になった例の旗屋さん、ますます売上が進むなぁ。

さあ鶴見辰吾、じゃなかった、マリウスよ、ショルツとJリーグ最強のセンターバックコンビを期待しているぞ!
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

年明けからマイナス報道やネガティヴ発表からブログをスタートさせたくなかったから、あえてスコルジャ新体制の始動日を待ってから初記事という事にした。

ちなみに結局スコルツァじゃなくて、公式にスコルジャに訂正したね。ポーランド大使館からも直々にご指摘を受けては、そうせざるを得ないだろうて。
そのスコルジャの会見を見た限りでは、東欧人らしいというか至極冷静な振る舞い、落ち着いた中にも鋭さが感じられる人に感じたが、前任のリカルドが西欧人らしく情熱的だったから、それとは真逆のお国柄のスコルジャが、余計に隙が無いように見えるだけか?
このスコルジャから感じるものとして、割り切りが明確で、ある意味で冷徹な部分も含まれている風も受けた。この何を考えているかわからない不気味さが、なにやら良い緊張感を醸し出している。髭の無いジョン・カビラとか冗談を言っていると、痛い目に会うかもしれない。
選手も去年までの仲良しゴッコなんぞしていないで、気を引き締めてライバルを蹴落とす気概で必死にアピールしないと、少し手を抜いただけで一瞬でふるい落とされるかも。なんていう厳しさを期待してしまう。

新体制だから当然と言えば当然だが、それにしてもコーチ陣も含めて、結構な人数を連れて来たな。成功する指揮官には優秀な参謀が居るのが法則だが、そういうコーチ陣にも期待するのは勿論だが、去年スペ状態を連発した状況から鑑みて、フィジコが本当に優秀な人である事を切に願うよ。
しかしこのコーチの中に、池田伸がトップ人事入りしたのが意外だったが、ややお硬いイメージで未知なる部分が含まれている東欧人内閣に於いては、伸康のようなお笑いキャラを1人置くのは、クッションを作る必要性からも良い考えかもしれない。但し伸康自体が行き過ぎる性格を孕んでいるから、やり過ぎてスコルジャや他のポーランド人コーチにウザったがられなければ良いが(苦笑)

同時に来季の背番号が発表されたが、これまでJリーグでは50番までだった番号の限界が、今季から一気に99番まで解放されたから、もっと幅広い付け方に期待したが、51番以降は今のところ大畑の66番だけか。ダミアン一歩手前だな。あと誰か99番を着ければ良かったのに。99番は売れそうに思うんだけどな。

って、あれ?アル・サッド行きが報道されていた岩波は、普通に居るじゃん。これは残留と見て良いのか?いやいや背番号が発表されてから移籍とか、過去に幾らでも例があるから、まだまだ油断は出来んか?

とすると、ホイブロテンは本当に来るのだろうか?報道ではクラブ間合意に続き、本人とも3年契約合意報道が流れたから、ホイブロテンは決定だとは思いたいけれど。だとしたら本当ならば今日の指導日に公式発表が間に合ってほしかったが、そうも行かないところがヤキモキさせる。

30番に興梠の名前が復活したのが嬉しい反面で、うーん、やはりここに去年までの7番が抜けているのがさびしいというか、辛いというか、発表が昨日だっただけに、尚更ポッカリ穴が空いたようだ。それだけの失った大きな存在感と、そして今のところは、明らかな戦力ダウンを感じている。

そこで一応書いておくと、ユンカーの名古屋移籍は、覚悟していたから今更感もあるが、新体制会見の前日に、やっつけ仕事のように発表されるレベルの放出劇ではないのは、本来ならば確かな話だ。
ただ移籍の経緯を探ると、ユンカー本人は来季もレッズでのプレーを望んでいたが、昨年の起用方から度々不満な態度を見せていた部分をクラブが重く見て、秩序を乱しかねない選手を自ら放出した感じ。
戦力より規律を優先するのは、マトモな会社ならば当たり前なところ、昔はそういう部分に甘さがあったレッズからすると、振り替えれば柏木放出以来、度々シビアな姿勢を見せるクラブの本気度は年々上がっている。これを繰り返す事で緊張感が生まれ、規律の重要性の自覚と競争力が増し、これで組織が成長して行く。そこは変革のポジティヴな部分として捉えたい。

ユンカーそのものの放出は痛いが、グロインペインや火種を抱える選手を保有し続けるリスクを考えたら、今回の放出劇も已む無しと捉えるしかない。
ただレッズが損をしてはならない。ホームゲームだけ出場不可とか歪な条件が不可解だが、金銭面にしても、買い取りオプションの有無はともかく、名古屋が1年分のレンタル料を、年俸の満額払ってくれなければ納得が行かない。そこだけが気掛かりだ。
尤もユンカーと名古屋とレッズの関係を考えると、2年前に元々名古屋が先にユンカーに接触して、そこで破綻してからレッズが獲得に動いた経緯があるから、名古屋からしたら、2年越しで元々の狙いの鞘に収まっただけの話か・・・。

しかしFWは現時点で、1番計算できる選手が抜けた。去年いきなりの肉離れが響き殆ど使われなかったリンセンが新戦力みたいなものだが、いくらフェイエの実績はあっても、日本での実績が無い以上は、使い続けてみないとわからない。
興梠は存在感はあるが、年齢を考えたらフル稼働は無理。髙橋はJ1未知数。シャルクはFWというよりアタッカーに近く、点取り役として見るには厳しい(というか移籍の可能性も残る)。

これで本当に噂されているギアクマキスの獲得を狙っているのだとしたら、是が非でも来てもらいたいが、しかしそう簡単に獲れるレベルの選手ではない。というかとんでもない金額を要する。
金額面からしたら、ユンカーで名古屋からキチンと高額で満額のレンタル料を獲得した可能性が高いが、問題はオランダで得点王、翌セルティックでもトップスコアラーと、いくら遅咲きとはいえ、このワールドクラスを獲得できるだけの力がレッズにあるのか?
去年も話題になったブリントの件が事実だったとしたら、引き続き大物狙いを続けているのもわかるが、果たして?

江坂やユンカー放出ショックの穴を埋めるかのように、景気の良い話も続いているのは良いが、こうなると駄目だった時のショックもデカいから、先ずはホイブロテン、早く公式発表が来てくれ・・・!!
ワールドカップが終わったら、堰を切ったように嬉しい公式発表があるかと期待していたのだが、それに反してここまで、クリスマスプレゼント発表も無く、強烈に目が覚めるようなレベルの選手獲得に関する公式発表が無いまま、ついにあと数日で今年も1年が暮れようとしている。

吉田や髙橋の獲得や、興梠や荻原のレンタルバックの発表はあったものの、これらは戦力が大幅にアップされるレベルではなく、それどころか江坂の移籍も発表されてしまうし、これに報道通りだとしたら、岩波やユンカーやシャルク放出の可能性も残されているのだから、現状は例年に比べたら、実に良くないストーブリーグが続いている。今のところ大きな希望は、ホイブロテン報道くらいか。
司令塔タイプの江坂を放出して、武田も大宮から水戸へレンタル延長だから、こうなると同タイプが小泉しか居なくなってしまう。このポジションをこんなに層を薄くして大丈夫なのだろうか?
尤も、スコルジャは縦に速いサッカーを志向するから、変わりにポゼッションの必要性は下がるだろうし、下手したらチャンス時にブレーキや各駅停車になる弊害も含む司令塔タイプは、そう必要ないという考えなのか?
だとしたら、そういうサッカーに絶対に反発する江坂と、縦に速い荻原や髙橋、最前線でボールが収まる興梠と、ここまで全て府に落ちる。

本当かガセかは、時間が経過して真実は藪の中かもしれんが、ワールドカップ前の10月に、オランダA代表デイリー・ブリントと本人乗り気の合意寸前だったという、驚愕の話が出て来て今朝から大騒ぎ。
ちょっと嘘っぽい気がするが、まあ仮に本当だったとしても、結局は破綻したとの事だから、今更これに驚いたところで無意味なんだけどさ。
CBであり左の上がり目も可能なレフティだから、補強ポイントとしては合致するが、しかしこの選手、カタール大会の代表に選出されるオランダの現役代表であり、しかも同代表のスタメンレギュラーである。こんな大物を本気で獲れる可能性があったとは、にわかに信じ難い。
過去から三菱とは親密だったアヤックス所属だから、三菱が獲得資金を調達して熱烈に口利きしたという可能性は捨てきれないが、現実的に考えたら、今の日本では余程の事がなければ手が出ない欧州6大サッカー強国の現役A代表、それも主力クラス選手に、単体の高額年俸が払える資金力が、果たして今のレッズあるのかどうかは疑わしい。
その前にピークを過ぎた30代後半の選手なら無くはないが、32歳とまだまだ現役ワールドクラスの選手が、今の日本に来るメリットは何かを考えると、やはり信じられん。

これ現選手のデイリー・ブリントじゃなくて、実はデイリーの父ちゃん、つまりアヤックスやオランダ代表で監督を務めたダニー・ブリントにオファーしたのを、記者か誰かが勘違いして、デイリー・ブリントと報じてしまっただけの話なんじゃないのかい?
だって破綻した時期が10月なんだから、だとしたらレッズフロントが新監督を探していた時期とも被り、しかもダニーが志向するサッカーは、レッズフロントが求めるスピードを伴う攻撃的サッカーである。更にレッズにはオランダ人選手が2人所属中。一応だが結構合致する部分が様々ある。もしそこでダニーと破綻して、そこからスコルジャなら、これならば辻褄が合う。

そうだ、そういう事にしよう。だってオランダ現役代表を獲得寸前だったのが事実ならば、本人は乗り気だったのに寸前破綻したとか、勿体なさ過ぎて悔しいじゃないか。
過去にグリマンディと契約直前まで行って、大原の当時ショボいクラブハウスを見たグリマンディから「私にもプライドがある」と言われて、一転向こうから断られたトラウマがあるから、大物を狙って合意寸前で破綻という話は、正直あんまり聞きたくないのだ。
しかもこれで照準をホイブロテンに切り替えたのだとしたら、ホイブロテンが決して良くないという話ではないのは前提だが、それでもブリントと比べてしまうというか、これで脳裏にブリントの存在が残ってしまい、暫くモヤモヤ感が続いてしまうだろう・・・。

しっかし師走になると、こう変な話が出て来るのも世の常だから、それにいちいち一喜一憂していたら身が保たないが、今年のレッズのストーブリーグは、例年に比べてイライラヤキモキさせられているのは事実。
嗚呼もう少しスッキリした形で年越を迎えたかったが、大晦日までに何か景気の良い発表が有れば良いが、しかしここから未だ未だ波乱が続く覚悟をしておかないと。

という事で、今年はこれで書き納めとします。
コロナ禍のACLとワールドカップイヤー。その余波でJリーグも実に慌ただしいシーズンでしたが、だからこそ来年は落ち着いてレッズを応援できるよう願いつつ、皆様今年もお疲れ様でした。

良い年をお迎えください。
それでは。
W杯カタール大会ロゴ 最後は、今大会を象徴するかのような試合になった。即ち今大会は、アルゼンチンはメッシ、フランスはエムバペと、2大スターがクローズアップされ続ける中で、その通りに両チームと両スターが活躍し続けて、そして両者が最後の最後まで魅せに魅せて、その上で、今大会は取り分けPK戦が盛り上がる中、決勝でも両スターがPKを決めて、PKで追い付き、更に延長でもPKが引き分けを生み、PKで記録を達成し、そして最後の最後もPK戦で決着という、最後までPK尽くしの大会であった。

後述するが、そういう元々の大スター選手がクローズアップされ過ぎて、やや他の選手やチームが目立たなくなってしまっていた部分もあったが、それだけ特定の選手の存在感が異常に大きく、そして期待通りに異次元の活躍を見せたという事だ。

最後にPKが絡み過ぎる点の取り合いになった展開が、果たして決勝に相応しい内容だったかどうかはわからないが、ドラマチックなものを何度も生んだという意味では、大変に盛り上がった決勝になったと思う。

アルゼンチンは36年ぶり3回目の優勝だが、これでメッシは、ようやくマラドーナの亡霊を振り払う事が叶った。
このメッシとアルゼンチンの今の姿を、空の上から、マラドーナはどう見ているのだろう・・・。


さて、これで今回の夢の祭典も終了。
今回のワールドカップは、過去の大会に比べると、ややサプライズ性に欠けたかなと感じた。初の中東地域が理由による異例の12月開催や、オフサイドテクノロジーの導入、正確に計ったロスタイムの長さなど、運営面では新しい部分は確かに有ったものの、肝心のチームや選手に関しては、例えば開催国枠であるカタール以外での初出場チームも無かったし、従来のスター選手は注目通りの活躍を見せる一方で、明確な新星的選手は現れなかった。
決勝トーナメント進出チームもほぼ順当だったし、決勝に進出したのは、結局は下馬評通りの優勝候補チームだった。歴史や勢力図を大きく塗り替える程の、インパクトがあるチームは現れなかった。
強いて言えば、モロッコがアフリカ勢初のベスト4を達成した事くらいか。勿論これはこれで新たな歴史を作った訳だから、称賛に値する成績ではあるが。

それにしても、十数億人もが熱狂するとされるこの世界最大の祭典の裏では、世界中に影響を及ぼす戦争真っ最中の国もあるのだから、このギャップを考えたら、夢の祭典と言われるこの大会が、如何に残酷な現実と乖離しているかも気付かされる。
同時にその残酷な現実の真っ只中に居る人が、空爆に怯えながら、また銃を片手に握りながら、真っ暗闇の寒さの中でテレビにネットに噛りつき、必死になって一時を楽しんでいる様子を見ると、本当にこの祭典が夢のようなものなのだと、改めて思わされる。
次の大会が行われる頃には、果たして世界はどうなっているのだろう。

その4年後はワールドカップ史上初、アメリカとカナダとメキシコによる3ヶ国共同開催となる。

スモークサーモンとチョリソとバドワイザー そこで、それを記念して、スモークサーモンと辛口チョリソを喰いながら、バドワイザーを呑んで、今大会を締めよう。

カナダで魚と言えばサーモン。サーモンと言えばカナダ。スモークサーモンはカナダ3大土産のひとつ。カナダ人は魚をあまり喰わないとされるが、サーモンは別腹で、カナダ人はサーモン大好き。
チョリソは世界一般では豚の腸詰め全般を指すが、スペインからメキシコに渡った時に、メキシコ人が唐辛子を混ぜ込んで辛口にしてしまった。これを日本で初めて提供したのが東京のメキシコ料理店エル・アミーゴ、というのは以前ここでも書いたな。
今大会の公式ビールでもあるバドワイザーは、誰でも知っているザ・アメリカビールだが、日本で売られている殆どのは、実は韓国の工場で生産されたやつ。ここが納得行かないが、まあ雰囲気だけアメリカって事で。メキシコ用にコロナビールも買って来れば良かったな。

話がかなり脱線したが、真面目な話、この3ヶ国共同開催には、ひとつだけ疑問がある。
北はカナダから南はメキシコまで、緯度が南北で大幅に違うと、気候や時差が違ってくる。それでも1国開催ならば仕方ないが、それが3つも国を巡るとなると、気候や時差だけに留まらず、様々な環境が大きく違ってくる。これが振り分けられた会場により、不公平さを生まないだろうか?
また出場枠も拡大される為、1次リーグの仕組みも変更される。これが従来の勢力図を崩すキッカケになるかどうか、注目したい部分である。

そんな4年後に思いを馳せつつ、さてそろそろ現実に戻る事にしよう。


結果試合/決勝19日
アルゼンチン延3(延PK4-2)延3フランス

※日時表記は日本時間
W杯アメリカ・カナダ・メキシコ大会ロゴ







Let's meet in three countries next time...
ワールドカップ中に興梠復帰の正式発表が来るとは、つい数日前までは思っていなかったが、まあ興梠復帰報道は先日のみならず、ワールドカップ前から報道されていたから、そこは慌てず待っていたという事で、とりあえず「おかえり慎三」である。
しかし来季の新ユニフォーム予約受付直前の興梠復帰発表は、当然ながら新ユニの売上に直結する訳だから、このタイミングがベストではあった訳だ。
その新ユニ、ホームは首から両肩にかけて黒が入るが、これまた何とも微妙なデザインだ。この黒を避ける形で、表面全ての圧着位置が全体的に下がっているように見えるが・・・?
首周りもスッキリし過ぎているから、ぶっちゃけTシャツみたいに見えてしまう。均等に黒を横に敷くより、左肩にかかるようにラフな柄で黒を掛けるようなデザインの方が格好良いのに、とは個人的に思うが、それにしても微妙である。
とはいえ自分、いつも言うけど、毎年必ずユニを新調する人じゃないから、買うか買わないかは、これからゆっくり検討するよ。


さあワールドカップも残すは2試合。決勝の前に、3位決定戦である。
クロアチアとモロッコの対戦を記念して作るのは、何と例の両国の料理(こう書くと東京は両国にある相撲料理みたいだな)を作った時に使った調味料、つまりクロアチアの国民的調味料ベゲタと、モロッコの国民的調味料ハリッサを混ぜてしまうという合体技。
一体どんな味になるのだろう?とは思ったけど、ぶっちゃけ両調味料とも全くかけ離れたような味ではないから、作る前からだいたいの想像はついた。

使う食材は、鯖だ。何故に鯖?と思うだろうが、別に深い意味は無い。たまたま昨日買った鯖フィーレが、1枚家に残っていたから。
但しベゲタとハリッサが鯖に合うのか?というのは別の話で、ここは完成して口にしてみないとわからない。そもそもクロアチア人とモロッコ人が、鯖なんぞ喰うのか?というのも知らん。
工程は簡単だ。両調味料やその他の香辛料とオリーブオイルを鯖に塗り込み、ニンニクと白茸と供に蒸し焼きにしてみる。

鯖の蒸し焼きベゲタ&ハリッサまぜまぜ味 『鯖の蒸し焼きベゲタ&ハリッサまぜまぜ味』
黒胡椒と白茸を散らせ過ぎて、パッと見何の喰い物かよくわからんようになっているが、真ん中に鎮座するのが鯖である。
まあ、想像内の味だ。一時期流行った鯖カレーに近いような近くないような、それをもっと複雑に、そして辛くスパイシー感をアップさせたような、またベゲタ効果でかなりしょっぱ目。ハリッサ効果で鯖の生臭味が消えて、旨味だけ残っている。まああの辺の国の香辛料や調味料は、肉や魚の臭み消しで使う意味もあっての独特の濃さになっているから当然か。
これ結構ビールに合ったのは良かったが、飯のアテにするなら、パンに挟んで喰ったら美味いかも。

ベゲタ&ハリッサまぜまぜチキンカレー もうひとつ。同じくベゲタとハリッサを混ぜてルーを作った『ベゲタ&ハリッサまぜまぜチキンカレー』だ。
他のカレールーは一切使っていないが、ベゲタとハリッサと家にある香辛料とニンニクとオリーブオイルで、アラビアチックなカレーが完成した。つまり液体ドロドロな日本の改造カレー的なやつじゃなくて、本場のあの辺で喰われている香辛料が旨味なカレー的なやつ。これはこれで美味い。

ってか、まさかベゲタとハリッサが3位決定戦で相見えるとは、あの時は思っていなかったから、偶然とはいえ恐ろしいものである。

とはいえ鯖は、普通に塩焼きで、醤油たらした大根おろしを乗せて、白飯のアテで喰った方が遥かに美味いな。
余談だが、白飯に合う焼き魚のベスト3は、1鯖の塩焼き、2秋刀魚の開き、3銀鮭の塩焼きだと思う。異論は認める。

さて1次リーグ初戦で当たり、スコアレスドローを演じたクロアチアとモロッコ。この両者が再び3位決定戦で戦う事になるとは、あの時点では予想していなかったが、尤もクロアチアは過去の大会成績からして無くはないと思っていたが、モロッコがアフリカ勢初としてここに来るのを予想したサッカーファンは、恐らく世界中でも数えるだけだろう。
モロッコに関しては決勝行きは逃したものの、アフリカ勢の新記録を達成した以上は、ベスト4に留まらず、3位という自らの記録更新を期待してしまう。

ただフランス戦同様、モロッコは早い時間帯に失点してしまうと、どうもリズムが狂うのかな。やっているサッカーの質は変わらないのだが、気が焦るのか、ちょっとボールの扱いが乱雑になる気がする。
幸運にもすぐに同点に追い付いたから良かったものの、相手が守備の固いクロアチアだけに、少ないチャンスをモノにしていなかったら、その後も後半の2度の超決定機を外した場面を見ても、フランス戦と同様の内容になっていただろう。

同点のままならば、守備を重視しながらもバランスをとるであろうクロアチアに対して、ポルトガル戦のような、地に足を着けて相手を往なしながらの戦い方が出来たのかもしれないが、しかし前半の内に更なる失点を許してしまっては、再びフランス戦と同様の展開になってしまう。

クロアチアはクロアチアで、試合巧者の戦い方は出来ていたものの、こちらもやや繋ぎの部分で乱雑さが見えていたのも事実で、縦にスピードを求めながらも巧みにプレスを仕掛ける同士のチームがぶつかると、たまにこういうボールが暴れたままの展開が長くなる。それはそれで見ていて面白いのも事実ではあるが。

舵取りする選手でも、モロッコのアムラバトみたいに、自らボールを刈り取りながら前へ繋ぐ選手と、クロアチアはモドリッチのように、周りの選手を自らタクトを振って動かすのとでは、少し違って来るが、この舵取り役2人の超絶に質の高い同士の、中盤の引き締め方が極上だったな。凄い対決であった。

総合力で上回ったクロアチアと、あと一歩で自らの記録の更新が叶わなかったモロッコではあったが、3位決定戦という最後の試合でも、互いに持ち味を発揮し合っての、素晴らしい内容にはなったと思う。
あとモロッコの方は、センターバックに怪我人さえ続出していなかったら、もう少しどうにかなっていた可能性はあったかな?両者この時点で疲労も負傷箇所も満身創痍であったのは間違いない筈だが、中2日のモロッコはやや不利な面はあったにせよ、クロアチアの選手層の厚さと比べると、余計にそう思ってしまう。

さてモドリッチはワールドカップで見るのは、この試合が最後になったと思うが、優勝まであと一歩だった前大会と、ファイナリストを逃した今回と、やっぱり悔いは残る歴史ではあった。贅沢な悔いの残り方だけれど・・・。


結果試合/3位決定戦18日
クロアチア2-1モロッコ

次の試合/決勝19日
◆アルゼンチン-フランス ~ルサイル・アイコック・スタジアム/ルサイル0:00
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試合終了/J1リーグ第8節 柏1-0浦和 得点/72分・木下(柏) ・・・次の試合/J1リーグ第9節 浦和-ガ大阪(埼玉スタジアム2002=4月20日16:00キックオフ)


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