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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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さてレッズのクラブワールドカップも終わったので、早いところ今シーズンの総括に入るとしようかな。

去年の総括では、ルヴァンカップを獲った上で更に快進撃を続けてJ1リーグ勝ち点1位まで上り詰めながら、チャンピオンシップ第2戦で鹿島に逆転負けを喰らってリーグ優勝を逃したチームを、「終わり良ければ全て良し」の意味を逆に捉えながら、天国から地獄と評した。

その上での今季であるが、前年の地獄の気分が癒えるか癒えないかの内にスタートした感もある今季。6シーズン目となったミシャ長期政権であったが、前年に得た高い守備意識のサッカーから一転、何を思ったのかミシャは史上稀に見ぬ超攻撃的サッカーを指示する。守備をかなぐり捨ててでも異常な程に高い攻撃ラインを構築し、攻めるだけ攻めて攻めて攻め倒すサッカーに取り組んだのである。

ゼロックス杯の敗戦に続きJ1は開幕戦こそ敗れたものの、その後のチームはその超攻撃サッカーで勝利を重ね、J1リーグで8節までに実に24点、そのJ1に比例するようにACLもグループステージ5戦で18点という、試合数に対して不釣り合いなまでの異常な得点数を叩き出す。これでこの超攻撃サッカーは成功を見たかに思われた。
しかしこの時点でその超攻撃サッカーに対して、犠牲にしていた守備を危ぶむ声も少なからず発せられていたが、当のミシャは未だその危険性に気付いていなかった。まもなくやって来る崩壊の足音に全く気付いていなかったのだ。

4月末、それまで快進撃を続けていたチームは、さいたまダービーでまさかの完封負けを喫すると、それを境に下降線を辿り始める。あれだけ猛烈だった得点力が一気に低下し、同じパターンの失点を繰り返しては、チームは勝てなくなってしまったのである。
これは必然であった。対戦相手は開幕から1ヶ月もすれば、どんな特異なサッカーでも研究材料が整って来る。攻めるだけ攻める事で守備が全く追い付かなくなるという、超致命的かつ至極単純な穴をプロが放って置く筈もなく、それなのに当のミシャは穴を修正する事なく戦い続ければ、同じ失敗の繰り返しになるのは必然であった。そして当のミシャが広島監督時代から永遠にその過ちに気付いていない。

急転直下。破局の入口であった大宮戦から7月末まで3勝1分8敗の散々な成績で中位転落。建て直しの方策が一向に見えぬママ迎えた19節の札幌戦で、ミシャは自らチームを壊滅させるような3枚替えからの決定的な大失態を引き起こし、もはや再起不能と判断されて解任されてしまった。
5年半。レッズ史上最長の政権で隆盛を誇って来たミシャ王朝は、最後の半年の見誤りから瓦解し、最後の試合でミシャ自ら無惨な醜態を晒す形で、呆気なく崩壊してしまったのである。

長期政権故の悲しさ。補強率に対して満足な結果が出ないママ、表向きの数字に惑わされてミシャと契約し続けたフロントの罪も然り。これを繰り返していては何時かはボロが出るのも世の常であるし、現状維持に満足していては、成長は見込めない。
だからこそフロントはもっと早くミシャを「勇退」させてあげるべきであった。かつてレッズに初タイトルをもたらしたオフトと契約を更新しなかった時のように。そしてミシャ自身もっと早く身を引くべきであった。かつて黄金期を築きながら3年を区切りに辞任したギドのように。
このように、思い出は良い思い出のママ終わらせる事でこそ、その気持ちが成就される。ところが引き際を間違うと、最後は必ず悲しい結果を生む事になるのである。どんなものも使い続ければ、最後は必ず壊れてしまうのだから。壊れるのを待つまで動かなければ、何れ最後はこうなってしまうものなのだ。

さて11年以来の再登板となった堀であったが、これだけ崩壊したチームを、リーグ戦は何とか中位に保ちながら、最後はACLを優勝に導いた。チーム状態を考えたら奇跡であると言えるし、また神掛かりであった。しかしミシャとはうって変わって、先ずは守備から立て直した上で、相手を分析して柔軟に戦いを挑む堀のやり方が、未知の相手と戦うACLではフィットしたのだろう。この経過も既に周知である為あえて書かないが、ひとつの戦い方を追求するミシャでは恐らく成し得なかった事だと思う。

今季は前半の騒動からして、そして10年前のACL優勝以来、昨年のルヴァン杯のタイトルがやっとであったレッズが、突如として10振りにACLで優勝してしまった。
これにより、過去9シーズンの苦しみが一気に報われた。ACLというビッグタイトルにより、失っていた大きな栄冠を一気に取り戻す事が出来た。もうそれに尽きるシーズンとなった。

ここからは課題。フロントはACLの成績を評価して堀と来季の契約を更新した。この判断が正しいかどうかは来季によるものの、本来堀が指揮した今季のJ1の内容と成績からすれば、とても安心して契約を更新できるレベルではなかったのも明らか。
しかしフロントからすれば、1度ならずも2度までも堀に火中の栗を拾わせてしまった以上、義理人情を考えたら再びコーチに戻す訳にも行かない。そうなれば堀自身がレッズを去る可能性もあったと思う。この功労者を失うには世間的に見ても忍び難く、それを避ける意味でも、堀と来季の契約を更新する必要があった故だと思う。
違う選択肢もあったと思う。堀をフロントに上げる方法もあっただろう。しかしそうなると、新たな監督を探す必要性に迫られる。ところが果たして今のフロントが自らの力量だけで、新たに優勝を目指せるだけの有力な監督を探し当てる事が出来るであろうか。
結論から言えば、否であろう。今のフロントのレベルは、6年前に何のビジョンも持たぬママ新監督候補に次々断られ、そこに偶然フリーになっていたミシャと渡りに船で契約した時と殆ど同じ状態なのである。何より当時の強化総責任者である山道部長が、ミシャ解任の責任を何ひとつ負わずに、相変わらず強化総責任者として残って居座っているのである。ここからしてフロントの脳味噌が何ら変わっていない事が丸わかりで、結局は自らの足で歩いて新監督を探す気も力量も無い故に、堀と契約を更新するしか手がなかった、もっと言えば、だからこそミシャと6シーズンも契約を更新し続けるしか手がなかった訳だろうし、ミシャを解任しても堀しか選択肢が無かったのだろう。そう穿った見方すら出来てしまうのである。

このような相変わらずプロに成りきれていないフロントで、果たして来季に向けて不安が残る堀を強力にバックアップが出来るのであろうか。今聞こえて来る補強話も直輝の復帰に始まり、全て国内レベルだけなのである。マウリシオの時のようにロビーなど外からの力を借りてでも、ガムシャラに何としても来季はリーグ優勝を成し遂げようとしているようには、とても見えない。そんな状況なのである。
お金をかければ必ずしも優勝できるという訳ではないが、せっかくACL優勝やクラブワールドカップで得た賞金も、生きた金の使い方をしなければ、結局は無駄遣いで終わってしまう。それとも内部留保では超優良レベルにあるとされるレッズに於いて、フロントは相変わらず高い給料を貰って、そこに安心感と満足感を得ているだけなのではないだろうか?
そういう意味でも、やはりフロントの性質が変わらなければ、レッズは悪い意味で同じ歴史を繰り返すだけな気がする。

さてこのように、ACL優勝があったにもかかわらず、今季も厳し目の総括になってしまった。まあこれは自分の性分もあるのだが、やはりACL優勝が隠れ蓑になって、危険な部分が覆い隠されたママ来季を迎えたくないと思い、自戒の意味も込めてあえて辛口に書かせていただいた。
勘違いしてほしくはない部分として、それでもレッズが10年振りにアジアを制覇してビッグタイトルを得た事と、それにより再びクラブワールドカップに出場できた事は、本当に誇らしい事であり、最終的には素晴らしいシーズンになったのは間違いない。それは胸を張って言える。そしてサポーター冥利に尽きるシーズンであった事だけは間違いない。

その上でここからはレッズの再スタートである。長年保持し続けたACLの出場権を失ったレッズは、来季は国内から仕切り直しのシーズンになるのだから、これこそが本当の意味での再スタートとして、また新たなレッズの歴史を作って行く1年目になるのだ。


という事で、皆さん今シーズンも本当にお疲れ様でした。色々と波乱のシーズンでしたが、終盤に待っていた大歓喜により、皆さんと幸せで喜びの時間を共有できた事が本当に嬉しかったです。なので去年の総括では悪い意味で引用した「終わり良ければ・・・」は、今年はストレートな意味で使いたいと思います。
即ち、色々あったけれど、終わり良ければ全て良し。そして来季もそういうシーズンになってくれる事を切に願いつつ、また引き続き愛すべき浦和レッズを応援して行きましょう。お疲れ様でした。
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2017年 クラブワールドカップ 5位決定戦
[アフリカ代表]ウィダード・カサブランカ2-3[アジア代表]浦和レッズ
~ ハッザ・ビン・ザイード・スタジアム

泣いても笑っても今シーズン最後の公式戦!それが世界の大舞台であるなんて、実に素晴らしい事ではないか!・・・というのがクラブワールドカップはクラブワールドカップでも、決勝とか3位決定戦ではなくて、5位決定戦になってしまったのは残念は残念だけど、それでもクラブワールドカップはクラブワールドカップである。そのクラブワールドカップが今シーズン最後の戦いになるクラブチームなんて世界では本当に一握りしか存在しないのだから、その一握りになったレッズは、実に実に幸せなクラブチームである!

なんて、準々決勝敗退の悔しさを忘れた訳ではないが、そこで敗れた以上は過去の事をウジウジ言うより、とにかく今シーズン最後の公式戦を勝利で飾って、クラブワールドカップ5位を獲得するだけである。

そんな戦いなのだが、魔が差した堀によりベストメンバーを組まなかった準々決勝とは変わり、5位決定戦はしっかり長澤とマウリシオを先発させたのであった。ったく、だから準々決勝からそうしていれば今頃は・・・なんて野暮な話は今更遅いし後悔しても無駄な話ではあるのだが、そうは言っても先制点となったマウリシオ大先生のスーパーミドルを見てしまうと、ほらほら、だから準々決勝からマウリシオを使っていれば、なんて思ってしまうのも仕方がない話であるな。いや真面目な話、本当に素晴らしいミドルシュートで、しかもそれが偶然ではないのはこれまでのマウリシオを観ていればわかる。マウリシオはこれまでもミドルレンジから積極的に際どいシュートを放っていた訳だから、つまりミドルシュートには自信があったからこそという事であり、それが世界の大舞台でついに炸裂したという事である。
というかこのミドルシュート以前に、守備そのものがやはり凄いよ。身体強いアフリカン相手に、持ち前の読みの鋭さとスピードで、完璧に敵の攻撃を封じ込めては精度あるフィード。この繰り返しである。その上で更に2点目も冷静に決めてしまうのだから、だからマウリシオを素直に使えちゅーの!な話になってしまう訳だよ。しかしこの姿をクラブワールドカップで披露してしまったのが、果たして良かったのかというと・・・これでますます世界の他クラブからマウリシオが注目されてしまうではないか(汗)

あ、マウリシオ大先生の話ばかりしていても他の選手に悪いので、話は他選手に移るが、長澤も世界の大舞台でこそ輝く。中盤で重要な位置に動き回りながら、屈強なアフリカン相手に明確なボールロストは僅か1度のみ。やはり冷静かつ的確なボール捌きである。だから準々決勝から長澤を使えと・・・あ、いや後ろは振り返らないんだったな。

というか、基本的に殆どの選手が、もはや5位決定戦になってしまった事で割り切ったのか、変な硬さが無くなって、皆のびのびプレーしていた印象かも。
柏木があんなに前を向いて積極的にパスを出してはゴールまで決めてしまうし、準々決勝で痛めた遠藤に代わり先発を射止めた森脇なんて、迷い無しにビルドアップしまくっては躊躇なくパスを出していたし、西川はポジショニングが神がかりで、ほぼ動かないで3度のスーパーセーブという、だから皆、何故に準々決勝で、あ、いや、だから後ろは振り返らないんだ。

まあぶっちゃけ、これまで戦って来た西アジアのチームでさえよく内面がわからないのに、アフリカのチームであるウィダード・カサブランカというチームが、果たしてどういうチームかもよくわからないママ、それこそインスタント的にマネジメントして戦ったと思うから、こういう時は変に深く熱心に分析してはあれこれ考えて臨むよりも、ある意味で無心になり、本当に割り切った上で、ベストメンバーで自分達を信じて臨んでは、チームの個性をぶつけ続けて勝ったのだと思うよ。あくまでウィダード・カサブランカは、アル・ジャジーラより強かったと思う。しかし戦いに対する意識が違えば、チームは如何様にも変わる、それがレッズの良し悪しではあるんだな。
まあ国際試合向きな性質を持っているのがレッズなのである。つまりこれ、終始一貫として意識がブレない鹿島が国際試合では一向に優勝という結果を出せず、普段から意識がブレまくりのレッズが国際試合では明確な結果を出せる辺り、また国内ではその逆然り、やはり大会の性質に向き不向きがチームに存在するという事だろう。

という事で、10年振りに戻って来たクラブワールドカップに於けるレッズの戦いは、最終的に5位という結果に終わった。レアル・マドリーと戦うこと叶わず、また10年前のクラブワールドカップ3位の成績を上回る事も出来なかった。
それはそれで残念だったが、しかし今季は苦しいチーム状態の中で、アジアを征して、自力でクラブワールドカップに出られた事、それこそを讃えるべきであろう。最後は順位ではない。クラブワールドカップに再びレッズの名を刻んだ事。1勝した事。今はそれを大切にしたいと思う。

という事で、これでレッズの今シーズンは終了。皆様お疲れ様でした。とにかく色々あった大変なシーズンでした。また数日内に総括して締めたいと思います。
とりあえず、寝ましょう。おやすみなさい(笑)

2017CWC ------
クラブワールドカップ5位決定戦 Wカサブランカ2-3浦和
得点/18分・マウリシオ(浦)、21分・エルハダッド(Wカ)、26分・柏木(浦)、60分・マウリシオ(浦)、94+4分・ハジュージPK(Wカ)
主審=マット・コンジャー
観衆:4,281人
2017年 クラブワールドカップ 準々決勝
[開催国枠]アル・ジャジーラ1-0[アジア代表]浦和レッズ
~ザイード・スポーツシティ・スタジアム

いきなり負けるとは・・・。
ACL準決勝までは無敗だったアル・ヒラルには勝てて、ACLで1勝も出来ずにグループステージを敗退したアル・ジャジーラには負けるという、まさにレッズらしいというか、何も世界の大舞台でズッコケポイントを発動しなくても・・・。

これが海外開催の恐さでもあったし、だからこそ開催国枠で出て来る相手が危険なのは去年の鹿島然りだったし、だからこそ警戒して臨むべき相手であった筈なのだが、それでも心の何処かで必ず勝てる相手と思っていた雰囲気が全体を支配していたのは確かだったかもしれない。

スタメンからして疑問符が付くものであった。結果論を承知で言うけど、長澤を外してまで矢島を先発チョイスした意味がわからなかったし、そして案の定その矢島は明らかに大舞台のピッチでプレーするには達していないレベルであった。
慣れならば阿部と槙野をセンターバックに置きたい理由はわかるが、素直に槙野を左にしてマウリシオを使った方が、力量的には合理的な筈だったのだが。
途中から高木を入れてもパッとしないのはこれまでの試合を見ても明らかだったし。

采配ミスは明らかで、まさかレアル・マドリーと戦う事ばかり考えていて、それで温存策でベストメンバーを組まなかったというのならば、実に舐めた話になってしまう。そうではないと思いたいが、しかし使っても使っても結果が出ない矢島を、この大舞台でこの期に及んでスタメンで使う辺りを見ると、あながち、ね・・・。

しっかし、とにかく点が取れないママだ。今やっているサッカーは守備を念頭に置いている訳で、組織的に崩したり、守備を捨ててまで攻めるサッカーではないから、変にポゼッションしても、守備を固めた相手に対しては通用しないんだな。だから先制されて相手に守りに入られると、もうその時点で手詰まりになってしまう。だから如何にこちらが先制した上で手堅く守りきるかが鍵なのだが、それも当然だが先制しないと話にならない訳で・・・というのをJ1では鹿島戦からずっと繰り返して0-1で3連敗していた訳で・・・それがここに来ても修正されないママなんだよな。それでも川崎戦とマリノス戦は、このクラブワールドカップの為の調整負けとして百歩譲ったのだから、これでは何の為にその2試合を犠牲にしたのだかが、わからなくなってしまう。

真面目な話、上海上港やアル・ヒラルみたいに、圧倒的な戦力差で攻めて来る相手には、その守備を念頭に置いたサッカーで緊張感を保ちつつ火事場のクソ力を発揮して勝ててしまうが、こちらがポゼッションして攻めるような相手には、このサッカーは通用しないという事なのだろう。
とはいっても、クラブは既に堀との来季の契約を更新してしまっている訳だし、今更どうにもならない話ではあるんだがね。

話をクラブワールドカップに戻すけど、レッズとしてはこれまでの日本開催から、今回は海外開催になった事による影響を受けた部分もあったかもしれないし、だからこそ開催国枠による地の利があるチームに当たった故の敗戦であった事も確かだろう。そして敵のエリア内でのハンドが見逃された不運もあった。
しかし、やはり堀の戦略と戦術に不備があった事も確かだったし、そもそも雰囲気的にレアル・マドリーばかり気にしていて、その前に倒さなければいけない相手を余り気にしていなかった事は確かだったと思う。そしてネットから伝わって来ていたチーム状況も実に緊張感に欠けるものがあって、つまりは何となく観光気分であったと言われても仕方がない。
ようするに、この大会と対戦相手を舐めていたのだ。勿論それも結果論にはなってしまうが。しかし負けた以上は、そう思われても仕方がないのだ。なので、いや自分はアル・ジャジーラ、若しくはオークランドシティを警戒してした!と言っても、今更後の祭りである。

まあ、10年ぶりにクラブワールドカップの大舞台に立てたという事だけでも素晴らしい事ではあるし、その事実がある以上は、この敗戦だけでとやかく批判はしたくないし、また他から批判を受ける筋合いも無いのだが、それでもやはりこの敗戦は、精神的には辛いものがあるな。
しかしまだ戦いは終わっていない訳で、こうなった以上は、とにかく5位決定戦はしっかりベストメンバーで臨んだ上でカサブランカに勝って、1勝という結果だけは刻んでほしい。

さ、寝よ。皆さん深夜までお疲れ様でした。そして現地組の皆さん、お疲れ様でした。

CWC2017 ------ 
クラブワールドカップ準々決勝 アル・ジャジーラ1-0浦和
得点/52分・アリマブフート(ア)
主審=セーザル・ラモス
観衆:15,593人
2017年 J1リーグ第34節
浦和レッズ0-1横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002

17.12.2ホーム・マリノス戦 最後まで勝てなかったか、J1は。今年は社長の挨拶時も平穏というか拍手も出たが、これACLを優勝したから良いものの、仮にそうではなかったら、間違いなくブーイングの大荒れだっただろうな。それを思うとACL優勝は本当に神の助けであった。

さて肝心の試合は、何が良いとか何が悪いというより、スタメンチョイスが川崎戦に続いて控え組との混合だから、今回も本気で勝とうとしていたのかといえば、実はそうでもなかったように思う。ラファエルシルバに至っては川崎戦に続きベンチ外だし、今回は遠藤もベンチに入れなかった。
ここ2試合、あからさまにクラブワールドカップに標準を合わせたスタメンチョイスにより、J1残り2試合は、勝利よりも疲労回復と調整に充てた訳だな。J1はもはや今更騒いだところでどうにもならない順位である。個人的にもチームが割り切るならば、それはそれで良いと思っていた。いや仮にそうではなかったとしても、そう思わないとやるせないというか、この2試合の敗戦に意義を持たせる意味でも、無理矢理そう思いたいのである。

という事で、川崎戦と今回のマリノス戦の敗戦は、残念ではあるが、怒りは沸かなかった。興梠が得点王ならずなのが残念なのと、せめて引き分けに持ち込んでくれよと思ったのも本音だが、それ以上を無理に望むのは、相手は上位だし、レッズ自身の事情が事情だけに酷かもしれない。
ただベストメンバーではなかったにしても、2試合連続で点が取れないのは心配だ。2列目は厚みがあるからパスだけは回るが、今回のように引いて守る相手にはアイデア不足とパワー不足で崩せないし、そこに来てボンバーのようなパワフルDFが居るマリノスでは尚更であった。そして1トップが孤立する今のシステムを堀はどう修正して行くのであろうか。ラファエルシルバが居る居ないや来季の補強にもよるけど、このママのサッカーでは来季は危ういと思う。
それと今節と前節せっかく2試合連続でチャンスを貰った高木と矢島は、もっともっとアピールして結果を出してほしかった。どうも高木はボールが足に着いていない感じだったし、矢島は相変わらずパスミスが多過ぎる。ふたりとも何を焦ってプレーしているのだろうか。
かわりに守備は改善されているけど、やはり今のサッカーでは少ない得点数でしっかり守って勝つしかないのだから、何とかして1点は取ってくれないと。そこを再びベストメンバーで臨んだ時には期待したい。

17.12.2ザ・反省会 という事で、最終節恒例のザ・反省会である。

今季はルヴァンも天皇杯も敗退し、リーグ戦もボロボロで、ついに中位を抜け出せず来季のACL出場権も失ってしまった。そして何よりシーズン途中で監督解任劇があった。もう反省する事が盛り沢山である。
そんな中でJ1より遥かに獲るのが難しいACLには優勝してしまったという、実にアンバランスというか、レッズは本当に摩訶不思議なおかしなチームである。おかげで、J1が終わっても、まだクラブワールドカップが残っているという凄い状況。なのでまだシーズンは終わっていないというか、本当の戦いはこれからだ。なにせレッズは10年ぶりに世界と戦うのだから。しかも10年前と違って、日本ではなく海外で。この違いは如実だろう。さあ、来週は世界が待っている!

でも、とりあえず、J1は皆さん今季もお疲れ様という事で。
さあクラブワールドカップに気持ちを切り替えよう。

17.12.23代目タオマフ引退式 そんな中、08年4月より使い続けたこのタオルマフラーは、今回の試合を以て引退させる。
レッズ初年度から応援して来ている割に、実戦用タオマフは、何とこれがまだ3代目という(良く言えば)物持ちの良さ!単にケチでなかなかグッズを買わないからという話もあるが、一度使い始めると愛着がわくから、なかなか買い換えられない・・・というのもあるんだけど、それよりこのタオマフにも、ビッグタイトルを味会わせてあげたかったのだ。
先代のタオマフは、もちろんJ2降格もあったが、J1復帰を経て、ナビスコ杯、天皇杯2回、J1リーグ、そしてACLと、片っ端からタイトルを味わった上に、クラブワールドカップと同3位も経験した。
それに比べて3代目は、なかなかタイトルが獲れなかった。それでも去年ようやくルヴァン杯を獲った。そして本当ならばJ1リーグ優勝を果たした上で、クラブワールドカップに行った後に引退させる予定だった。ところがチャンピオンシップでのまさかの大ズッコケ劇で予定が大狂い。このタオマフもルヴァン杯だけでは満足してくれないだろうと思い、ならばもうひとつタイトルを獲るまではと、引退を先延ばしにしていた訳。
もう酷使し続けて端の糸は解れまくり、色褪せ過ぎてもはや赤から朱色になってしまい、アウェー名古屋戦では名古屋サポに間違えられた事もあった。更にこのまま色褪せたら、今度はオレンジ色になって隣のサポに間違えられてしまうかも。いやその前に糸が更に解れて、使い物にならなくなるのが先だったかもしれないが。
しかしこのタオマフにも、ACLという超ビッグタイトルを味会わせてあげる事が出来て、本当に良かった。これならばタオマフも満足して引退も納得してくれる事だろう。
クラブワールドカップはUAEのため現地には行けないから、これを以て3代目タオマフ君は引退とする。9年間、日本全国を駆け回り、雨風に曝されながら、なかなかタイトルが獲れなかった中で今日まで戦い抜いてくれた。最後はここまでボロボロにしてしまった事は本当に申し訳ないが、これからはタンスの中でしっかり休みながら、その後のレッズを見守っていてくれよ。9年間本当にお疲れ様、そしてありがとう3代目。

で、早く4代目のタオマフを買わなきゃなぁ。来季に向けて早く新デザインが出てほしい。だって何か最近のは、欲しいデザインのが無いんだよな・・・。

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J1リーグ第34戦 浦和0-1横浜マ
得点/53分・前田(横マ)
主審=今村義朗
観衆:41,618人
2017年 J1リーグ第33節
浦和レッズ0-1川崎フロンターレ
~埼玉スタジアム2002

もう少しACL優勝の余韻に浸っていたかったが、レッズが決勝に進出したからこそ今節が平日水曜開催にズレてしまったという皮肉もありで、そこは川崎を道連れにしてしまったのはスマンとして、我々はすぐJ1モードに切り替えての第33節である。

ハム串 鶏塩からあげ
とかいっておきながら、スタジアムに着いたら、29(にく)の日で肉料理フェアみたいのやっているもんだから、どう見てもベーコン串の形状を変えて100円値上げしただけのようなハム串とか、ボリューム20パーセント増しに釣られて買ってしまった鶏塩からあげとか、試合前からアホみたいに肉を喰いまくっていたのであった。もはやACLを優勝した事による、完全に気の抜けた余裕ぶっこきモードである。

J1逆転優勝に向けて必死な川崎を他所目にこんな事をやっているもんだから、肝心の試合が実に締まらないものに・・・。
 
17.11.29ホーム川崎戦 まあACL疲れで相当メンバーを入れ換えたから仕方がないといえば仕方がなかったのも事実ではあったけど。槙野、青木、柏木、更に得点王争いが懸かっている興梠までをもベンチに置き、更に宇賀神とラファエルシルバに至っては完全ベンチ外。ベストメンバーの川崎に対してレッズはこの金銀飛車角落ちチョイス、完全にレッズの眼はクラブワールドカップに向いているのであった。

代わりに出た選手で違う意味で凄かったのが、菊池と矢島と高木。このお世辞にも守備が出来るとは言えないトリオを左翼方面に同時配置するという、良く言えば勇気があるとなるが、悪く言えば守る気があるのか?という恐ろしいチョイスである。だいたい菊池を左サイドバックにしている辺りからして何を期待しているのかよくわからない起用方なのである。
そして案の定、開始早々からこの左翼が上から下まで狙われ、そして崩され乱れて突破されてドフリーでクロスを許しては、興梠の20得点に並ぶゴールをこちらもドフリーの小林に決められてしまうのであった。ちゃんとマークしろよ!!

国内戦になるとすぐに集中力を欠く守備も守備だが、攻撃もレッズはやはり柏木が居ないとパスが出ないし、ラファエルシルバが居ないとカウンターが効かないし、興梠が居ないと最前線で楔になる選手が居ないんだな。ズラタンはスピードとフィジカルはあってもキープ力が無い上にサイドに流れ過ぎて中央をガラ空きにしてしまうし、矢島は動きは悪くないんだけど、相変わらずスマートなサッカーをし過ぎる。もっと泥臭くならないとJ1レベルには達しないよ。武藤も長澤も良く献身的に動き回ってくれているんだけど、周りもここまでメンバーが変わると、なかなか上手くは行かなくなるな。

でもアル・ヒラルと連戦したおかげか、眼がアル・ヒラルレベルに慣れてしまったのだろうか、それで今回の川崎には、そう恐怖心を感じなかったというのも本音。まあレッズは金銀飛車角落ちで、川崎はベストメンバーであった以上は、それなりの力の差はあった筈なのだろうけど、それにしてはレッズも1失点で済んでしまったし、いつもの川崎戦に比べたら全然ピンチは少なかった。川崎も逆転優勝するために必死な筈だったのだろうけど。
だからと言ってレッズ自体も川崎から1点も奪えなかった訳だから、それはそれでメンバーを落とした攻撃陣が響いたのも事実。後から槙野や柏木を入れてチャンスが増えたのが、その証拠だろう。嗚呼、槙野のドフリーヘッドが決まっていたら・・・。
ちなみに以前の試合でもやったコーナーキック時に味方が一人コーナーに寄せるプレー、ぶっちゃけ余り相手に脅威になっていない気が。だってそれに釣られて出て来る筈の敵選手が、出て来ないんだもん(汗)

まあ、今回の敗戦は、ストレートに言って仕方がないでしょう。何処に眼をつけているのか訳がわからない糞審劇場もあった訳だし、何より中3日でACL疲れを癒しながら、クラブワールドカップに標準を合わせる以上、もはや順位を上げる事が出来ないJ1など、本気で相手をしている場合ではないのだ。個人的には興梠の得点王だけは欲しいのだが、しかし今回興梠をベンチに置いたママだったという事は、興梠も堀も得点王問題に関しては腹を括ったという事だろう。それならそれで仕方がない。個人より先ずはチームとしてが大事なのだから。

それにさ、今日は負けたけど、何たってレッズは、4日前にACLで優勝しているしさ~。
なんて、この余裕だよ、余裕。フッ。

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J1リーグ第33戦 浦和0-1川崎
得点/14分・小林(川)
主審=松尾  一
観衆:24,605人
2017年 AFCチャンピオンズリーグ 決勝・第2戦
浦和レッズ1-0アル・ヒラル
~埼玉スタジアム2002

17.11.25ACLホーム、アル・ヒラル戦・優勝!













 
やったぜ!




17.11.25アジア王者











アジア制覇!!


17.11.25ACLホーム・アル・ヒラル戦、優勝!











みんな、おめでとう!

レッズに関わる全ての同志!
おめでとうございます!


17.11.25ACLホーム・アル・ヒラル戦、優勝!3




















優勝のレッドカーペット!





17.11.25ACLホーム・アル・ヒラル戦、優勝!4

優勝の浦和の夜!





 



17.11.25ACLホーム・アル・ヒラル戦、優勝!5
浦和で、ザ・美酒!

アル・ヒラル的には、アル・美酒!ってとこだな。

今夜は朝まで、行くぜ!

って事で、まともな記事は後日。

そんな事より、みんな、本当に、おめでとう!





で、起きた(笑)

・・・と、いう事で、始発まで浦和でザ・美酒やっていたもんだから、一眠りした後も、頭の中がややパニック気味(笑)
眠りから覚めたら、実は昨日の優勝は夢オチだった、なんて事はないように、早速色々と再確認してみる。・・・いや確かに、レッズは10年振りにアジア制覇を成し遂げたんだな、うん。
ちなみに始発からの流れで地元駅すぐのコンビニに飛び込んだら、まだ新聞が届いてないでやんの。えー、と思った直後に新聞が届き、一番客でスポーツ新聞買い漁り。しかし1面はニッカンだけかぁ。まあ良いか、昨晩は伊勢丹前でなんとか号外もゲット出来た事だし。

しかし、第1戦に続いて、良くぞ耐えて堪え忍んでくれたなぁ。しかもマウリシオ大先生をベンチに置いて、第1戦で狙われまくっていた宇賀神を引き続き先発で使った堀の勇気というか戦略には最初は「えぇ?」と思ったが、結果的には後からマウリシオを投入するという贅沢采配もピタリだった。

第1戦では敵のバイタルに侵入するのも困難だったのに、第2戦ではバイタル侵入率に関してはアル・ヒラルと互角に渡り合えていたし、勿論ポゼッションでは引き続きアル・ヒラルに圧倒されていたけれど、ゴール前での守備の粘りと集中力は第1戦以上に圧巻も圧巻で、しっかりブロックを形成して侵入を阻止しつつシュートコースを消してシュートを悉くブロック。また全員が労を惜しまないプレスをかけまくっては肉弾戦を展開していた事が奏功して、アル・ヒラルはボールを後ろに下げるシーンが目立った。

後は、時間との戦いだった。とにかく90分間生きた心地がしない試合。サポートする身でありながら、常にオーロラビジョンの時計が気に掛かっていた。
少しでもホッとする時間帯が欲しかった中で、後半、第1戦同様、時間が経てば経つ程ラフプレーが目立って行ったアル・ヒラル。そんな中で78分、ある意味で待望のイエロー2枚目退場が訪れた時には、「こ、これで、行ける!?」と少し安堵したのも束の間、相手の強さからして、相手が1人減った事でやや互角になったかの程度で、相変わらずボールはキープ不能でクリアするのが精一杯は変わらず。
そんな中での88分繋いでチャンス、武藤から、ラファエルシルバの見事な切り返し強烈なシュートがゴールネットを揺らした!もう大歓喜!いや現実的にはこれでも仮に相手に1点返されたら振り出しに戻ってしまうんだけど、でも欲しかった先制点が決まった時は、そんな野暮な事は吹き飛んでいて、もう喜ぶしかなかった。

あの歓喜のゴールでやたら時間を消費してくれたお陰で、その後に両軍エキサイトした事と加えて、4分あったロスタイムがやや少なくレッズに作用してくれた感もあったが、とにかく頭の中は「時間よ早く進め早く進め早く進め早く進め」・・・

訪れた終了の笛!ついに来た大歓喜の瞬間!!いや~泣いたね、泣いたよ。

なんか10年間、苦しんで(去年ルヴァン杯を獲ったとはいえ)後一歩でタイトルを逃しまくって来た歴史、そして悪夢の決定打だった去年のチャンピオンシップの大悲劇、更に今季は途中でチームが崩壊しかけてミシャも解任され、関根も移籍してしまうし、ルヴァンも天皇杯も次々敗退し、J1も中位を抜け出せないママ、これだけマイナス要素があった中で、ACLだけは何故か火事場のクソ力を発揮して、絶望的な第1戦から一転してホームでの第2戦で奇跡の大逆転劇を繰り返しての準決勝、そして決勝への道程であった訳だ。
これだけ優勝する要素が少なかった中で、ACLを優勝してしまうレッズというのは、やはりおかしなクラブチームというか、相変わらず事実は小説より奇なクラブチームなんだなと、改めて、そう思ったよ。こんなにおかしな、そしてこんなに面白い、そして、だからこそこんなに愛おしい、それが浦和レッズなんだなと、改めてそう思えたよ。

とにかく、10年間、もがいて苦しんで、耐えて来たクラブチームの、サッカーの神様からのご褒美だったのかもしれないけれど、それにしては巨大すぎる凄いご褒美ではあるが、これも何より、みんな頑張ったという事だから、これを奇跡と考えても良いんだけど、そして努力の賜物という事で、またひとつのビッグタイトルを手に入れた事を大いに喜ぼう。タイトルホルダーの鹿島でさえ1度も手に入れていないACLという国際ビッグタイトルを、それを2度も手に入れたのは、日本ではレッズだけなのだから。それを大いに誇りに思おうじゃないか。

そして改めて、レッズに関わる全ての皆さん、本当におめでとう!そして、ありがとう!

ACL2017 ------ 
AFCチャンピオンズリーグ決勝・第2戦 浦和1-0アル・ヒラル
得点/88分・ラファエルシルバ(浦)
主審=ラフシャン・イルマトフ
観衆:57,727人2017ACL優勝

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試合終了/J1リーグ第29節 仙台1-1浦和 得点/24分・橋岡(浦)、40分・板倉(仙) ・・・次の試合/J1リーグ第30節 浦和―鹿島(埼玉スタジアム2002=10月20日16:00キックオフ)


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