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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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スコルジャの今季限りの退任が報道されたが、何試合か前の記事でも書いた通り、こうなる予想をして覚悟していたから、特別の驚きは無い。寧ろ冷静。自然の流れである。

ならば何故に疑問符が付いていたシーズンでスコルジャを諦めず、ハーフシーズンまで引っ張ったのか?という部分が批判されているが、単純に考えて、昨シーズンの成績上は、数字上は解任される程のレベルではない。

新たな戦術の積み上げが鍵になる筈だった今シーズンが、これで無駄になる訳だが、そう考えるならば、クラブが覚悟を持って契約を更新すれば良かっただけの話。クラブにその選択も覚悟も無かった。しかも過去の後手を踏んでばかりだった反省から、新シーズンを見据えた早目の決断である。
そして新シーズン前に監督が代わる、体制が変わるのは、ネガティヴな事ばかりではないし、このような流れは、この世界では珍しくはない。

まあ、これで良かったんじゃないかな。在籍期間を考えても、ここが引き際であり、潮時であろう。
成績の部分でもそうだし、戦術を変えて課題面が改善された部分はあっても、勝てない試合がここまで多ければ、何をやっても来季に向けては、期待より極めて不安が残る。その危険性を抱えたまま、降格ルールが復活する来季に向けて契約を更新するには、リスクが大き過ぎる。
スコルジャにとっても、もはやここまで自分が与えているサッカーが上手く行かない以上、このクラブチームでは、これ以上は何をどうやっても、天地が引っくり返るような成功は無いだろうとは思っていただろう。
この状態で仮に契約を更新しても、来季に引き続きの成績不振から途中解任という可能性もある現状、そのようなクラブで、自分のキャリアに傷を付けるリスクを抱える必要は、無い。

スコルジャについては、解任ではない。今季限りでの契約満了である。実質的には成績不振による解任みたいなものだが、契約を更新しないというだけで、契約上は満了による退団である。
世間では成績不振で監督が去る場合、すぐ解任みたいな感情を抱く人が居るが、解任と満了は、天と地ほど違う。ここを間違えてはいけない。そして、だから自分は、これで良かったんじゃないか、スコルジャのキャリアに傷を付けない、と書いた。

スコルジャという人は、最後までよくわからない人物だったな。基本的に感情を面に出さないから。典型的な東欧人の"らしい"と言ってしまえばそれまでなのだが。
3年前にレッズに来た時、自分は最初の印象から性格を「冷徹」と予想する記事を書いた。その典型的な東欧人のイメージが先行したのも否めないが、厳しさをレッズにもたらしてくれる事を期待しての表現でもあった。
体制スタートからいきなり、ヘラヘラしながら練習していた某選手に自ら迫り「真面目にやれ」と注意したエピソードがあるが、これからも厳格さやシビアさが期待された。

蓋を開けてみたら、そうではなかった。選手個人との面談を設けながら、日常的に選手に親身に接する姿が随所に見られ、自分の予想していた人格からは、まるで違っていた。感情は面に出さないが、なかなか人間味のある人だと。
古くからスコルジャと仕事をしていたコーチ陣の評価通り、選手からもスタッフからも、悪い話は聞かない。元々ポーランド時代からスコルジャを慕う人の声が多いのも証拠だが、つまり人格者であると思った。

1次政権で1年限りで退任した不可解な部分があったが、家族の事情とされている理由、その表現はプロの世界では、表に出せない事情がある場合に用いられる常套句であるから、自分は今でも眉唾物と捉えている。例えば当時不振に陥っていた母国ポーランド代表の次期監督に推挙しかかっていて、その可能性が強かったからこそ、1年限りで帰国したのではないかと。レッズと契約締結前も、その事実が存在していたように。

まさかその半年後、再登板する事になるとは露にも思っていなかったが、まさに電撃的なレッズ復帰であった。
当時まさかの残留争いに片足を突っ込んでいたチームを、その危機から救った事で、与えられた役割を果たした評価が、その後の契約更新から今に至っている訳だが、残念ながら、去年から現在までの右往左往する成績の波からの不振は周知の通り。取り分け去年のクラブワールドカップの惨敗は、指導者としての評価を落としてしまった事実は否めない。

ただ自分は、クラブに明確な結果をもたらした実績、窮地を救った実績は、素直に評価し感謝している。
即ち当時準備期間不足や戦力不足が懸念されながらACLを優勝に導いた事実、また火中の栗を拾う形からの再登板で残留争いから救った事実、これはひじょうに仕事の大きな成功例である。
だから、このような成功をもたらしてくれた人のキャリアを、これ以上は傷付ける事がないよう、今季限りで契約満了は、お互いにとって良かったのではないかと思う。

願わくばスコルジャには、前々から噂されている通りに、母国ポーランドのA代表を率いて名将の名声を取り戻しつつ、4年後のワールドカップで、少し歳を取った姿を見せながら、世界の舞台で活躍している姿を見たいけどね。


うちのフロントは、リカルド、ヘグモ、スコルジャと続いた外国人監督、何れの扱い方と結果を、どう分析しているのだろうか。
ここから先の話は、まだシーズン途中である以上は慎みたいし、また今季終了後の総括にも絡めたいとは思うが、しかし本当にうちの煮え切らない運営は・・・。

まだ正式発表ではないとはいえ、監督の退任が決まったであろうハーフシーズン。残りの試合に何の価値を見出だすのか。
SNSでは無責任で勝手な文句や非難ばかり飛び交っているが、しかし価値はサポーターとして、自ら見出だすものである。勝利を求めるのも良い。選手のプレーに楽しみを求めるのも当然。目の前のチームをサポートすれば良いだけである。


はぁ、しかしスコルジャも自分は嫌いな人じゃなかったら、別れが決まると、やはり悲しいな。
スコルジャが3年前に来日した時、あの風貌とは全く似合わずにお気に入りになったという無印良品のイチゴの粒チョコ(正式名称忘れた)を地元ららぽーと富士見の無印良品で買ってきて、スコルジャに感謝しながら喰うとするか。
・・・と思ったが、自分甘いの苦手なんだった。
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無題
やっと一歩進みましたね
遅すぎるとはいえ動いてくれたことに一安心
あとは後任ですね。いいサッカーをしてくれる人がくるといいなあ
わに 2026/04/22(Wed)13:36:38 編集
コメントありがとうございます
わにさん
こんにちはです。
まあタイミング的には、ここでの退任報道は仕方ないですかね。どのみち今季最後までは、この体制で行くので。
良いサッカーをしてもらいたいのはもちろんですが、うちの過去の監督の扱い例を候補に見られてしまうと、もはや来たいと思ってくれる人が居るのか、心配です・・・。
うえ URL 2026/04/22(Wed)15:14:02 編集
無題
お疲れさまです。
スコさん、今期限り報道、出ちゃいましたか。確かに、この成績では仕方がないとしまして、まだ7試合も残ってるので、モチベーションを考えると、もう少し後の報道であってほしかった。
契約満了によるお別れって所は、フロントの配慮もありますかね。去年に解任て可能性も、ありましたから。ACL優勝や、残留争いの件があるので、途中解任だけは、嫌でした。その意味では、少し安堵してます。
マウファン 2026/04/22(Wed)18:10:21 編集
無題
スコルジャの退任は自分からしたら遅すぎたって思います。
特別大会だからって考えもあるかもしれませんが、鹿嶋戦の逆転負けから歯車が狂い始めた感があって今の6連敗に繋がってるんじゃないかなって。
普通なら、もっと早く解任するはずだったし多分ヘグモの解任での違約金問題が尾を引いて踏み込めなかったフロントの後手って思っています。
スコルジャの功績は第1政権の時はワクワクがあって楽しめそうってありましたが、第2次政権は何もかも後手に周りフロント、スコルジャが迷走ループしてそれが選手にも移り負の連鎖が断ち切れない状態ですね。

ただこれはスコルジャだけの問題じゃなくフロントにもかなりの責任があるしフロントにも何かしら責任を取らないとこの先深い沼にハマる未来しか見えないですね。。
結果至上主義から利益至上主義に変わったチームに後任監督を誰になるか?自分はネガティブにしか考えてしまいます。
1番ヤバいのは内部昇格でそれが現実的に起きたらそれこそ超暗黒期に入ってしまうと思います。

自分としては、ゲーゲンプレスを継続するならそれを熟知してる監督を呼ぶか、レッズらしいシステム堅守速攻形に戻すのであればポステコグルーみたいな攻撃と守備を意識させる戦術を持った監督を呼んだ方がいいけど、今のフロントには何を期待すればいいかわからないのでフロントも総入れ替えが希望ですね。。

赤魂 2026/04/22(Wed)18:14:10 編集
コメントありがとうございます
マウファンさん
こんばんはです。
そうですね、残り試合数を考えたら、メディアにも、もう少しだけ我慢してほしかったですが・・・。
功労者だけに、自分も契約満了という形で、一応ですがスコルジャの名誉も守れたの部分は、良かったと思います。
と同時に、クラブもぶっちゃけ、ヘグモなどの件もありで、もう違約金が発生するような事態だけは、絶対に避けたかったのでしょう。そういう意味では、このハーフシーズンが上手く作用した、とも言えますね。皮肉な話ですが。

赤魂さん
こんばんはです。
フロントはおっしゃる通り、 ヘグモの件があったので、恐らくはスコルジャとの残っている契約を鑑みて、降格のルールが無いハーフシーズンは、何があってもスコルジャのままで行くと決めていたんじゃないですかね。仮にこれが通常の降格ルールが存在するリーグ戦でしたら、間違いなく、もっと早い段階から解任も可能性があったと思いますが。
あと予想するに、去年までの点が獲れないサッカーに対して、フロントから結構な圧力はかかっていたと思います。スコルジャが哲学的な人ならば、それでも引き続き去年のサッカーを継続していたかもしれません。ただそうなると、フロントとの関係にヒビが入りますし。スコルジャが何故にゲーゲンプレスを選んだかは不明ですが、元々こういうハイプレスを仕掛けるサッカーをやりたかった傾向は、1次政権からありましたね。選手がそれに合わないので、すぐ普通の守備的なサッカーに戻してしまいましたけど。
とはいえフロントの監督選びは、口では攻撃的な面白いサッカーとか言っていても、攻撃的なリカルドから守備的なスコルジャ、また次は攻撃的なヘグモ、そして・・・メチャクチャなので、フロントの責任は当然なのですが、ビジョンが無い、または指針を守らない以上は、次もまた同じ事を繰り返す予想は大でしょう。
まあ利益を重要視するのも、ビジネス面では必要不可欠なのですが、結果を重要視せずに利益を追っていると、やはりライト層の客は増えないし、やがてコアな客も減るので、これを両立できないと、やがて全てが傾きますね。
こういうクラブなのですが、フロント言う事を聞いてくれる監督じゃないと、契約してもリカルドやヘグモみたいになりますし、かといってスコルジャみたいな大人しい人もまた然り。こんな状態で、果たして次にマトモな監督と契約できるのか、現状不安ばかりですね。
うえ URL 2026/04/22(Wed)18:58:48 編集
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ地域リーグラウンド第14節 浦和2-0千葉 得点/41分・根本(浦)、64分・小森(浦) ・・・次の試合 J1リーグ地域リーグラウンド第1節 柏-浦和(三協フロンテア柏スタジアム=5月6日19:00キックオフ)


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