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決勝トーナメントの右側は、毎試合が決勝戦のような強豪揃いの左側に比べたら、(イングランドも居るとはいえ)優勝候補はぶっちゃけスペインしか居ないような、そのスペインにとっては恵まれ過ぎの配置の筈だったのだが・・・。

スペインにとっては、相手が開催国という点を除けば、その戦力差からすれば殆ど懸念する部分は無かった筈だし、オウンゴールだったとはいえ11分にセットプレーから先制し、後は優勢にゲームを支配しながら機を見て追加点を奪いに行けば良いゲームだった。
ところがスペインは前半も佳境に入ったところで、ロシアのコーナーキックからハンドでPK失点。思わぬ形で同点に追い付かれて焦りが出たか・・・。

しかもロシアは後半早々までに交代カード3枚を使い切る作戦に出た。残り時間がタップリありながら早々に交代枠を使いきるロシア。一体何を考えているのか。スペインはこのロシアの不気味さにも惑わされたか・・・。
スペインも交代カードを切って何とか勝ち越し点を奪おうとゲームは支配するのだが、時間が増す毎にロシアは守る守る。グループステージと違って基本的にはゴールを奪わなければいけない決勝トーナメントでありながら、ロシアは全員が自陣に引き籠って守る守る。まあスペイン相手だと格下のチームは大抵そうするしかなくなってしまうのは仕方がない事なのだが、しかし繰り返すけど、基本決勝トーナメントは守っているだけでは勝ち上がれない。但し延長も耐え抜いてPK戦狙いならば別の話になるが、しかしまさか・・・。

そのまさかだった。本当にロシアは延長も守りきってPK戦にまで持ち込んでしまった。これスペイン相手にまともにやってもゴールは奪えないと見たロシアは、本当にPK戦狙いだったのか?しかも、その勝者は・・・ああ、おそロシア、おそロシア・・・。
それにしても、いくら開催国のホームアドバンテージがあるからといっても、開幕前は史上最弱ホスト国と酷評されていたロシアが、PK戦とはいえ、まさかスペインまで破ってしまうとは、一体どうなっているのだろう?よっぽど凄いク○リ、もとい凄い特訓を行ったとでもいうのだろうか?

しっかしドイツにしてもスペインにしても、いくら相手が守ろうとも、それを上回る超圧倒的な支配力で力勝ちして高い成績を維持して来たチームが、今大会は守る相手にゴールが奪えない内容で大会が佳境に入る前に消える事になった。まあスペインは本大会開幕僅か2日前に監督解任劇があった事を考えたら、寧ろ良く持ち直したとも言えなくもないが。
ただこれはドイツの試合でも書いたけど、やはり現実的な組織的守備から入る堅守速攻型サッカーを選ぶチーム増えた事で、ポゼッションサッカーやらパスサッカーが通用しなくなって来ているのだろう。
その華々しさから攻撃的サッカーが持て囃された時代は終わり、多くのチームは原点回帰し始めた。そんな中で時代に取り残されたチームがあった。ドイツやスペインの敗退は、それを象徴しているのかもしれない。


そんでもってクロアチアとデンマークもPK決着とは。決勝トーナメント1回戦から120分やってしまうと、体力的に後がきつくなるなぁ・・・。


試合結果/決勝トーナメント1回戦1日
スペイン1(PK3-4)1ロシア
クロアチア1(PK3-2)1デンマーク

次の試合/決勝トーナメント1回戦2日
◆ブラジル-メキシコ ~サマーラ・アリーナ/サマーラ23:00
◆ベルギー-日本 ~ロストフ・アリーナ/ロストフ・ダ・ドヌ27:00





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無題
お疲れさまです。

ドイツに続いて、スペインまで散りましたね。私も、まさか、スペインが、ロシアに敗れるとは思ってませんでした。

ドイツとスペイン。パスサッカーを牽引してきた象徴のような2チームが、守る相手を崩せず敗退。
やはりパスサッカーは、古いサッカーになりつつあるのでしょうか?それとも、まだ伸び代ありますか?
GT 2018/07/02(Mon)19:15:54 編集
無題
ロシアが史上最弱の開催国というのはしつこいくらいに目にする言葉だったんですが、

南アフリカがワールドカップの歴史上唯一の開催国GL敗退という事実についてほぼ誰も触れていないのは無かったことにされているからなのでしょうか(笑)

ポゼッションサッカーは見ている分には楽しいのですがやはり得点や勝利に繋がらないようではうーん?となってしまいますね。

堅守速攻もカウンターが綺麗に決まると物凄く気持ちよかったりするのでレッズもその辺りのバランスをまたつけていって欲しいなぁと思いました。
名無し浦和 2018/07/02(Mon)19:47:37 編集
無題
こんばんは。
アルゼンチン、ポルトガルの次はスペインが敗退ですか。
スペインは監督が直前で交代したり、1次リーグも今ひとつだったから優勝するとは思えませんでしたけど。
これでロシア側のブロックは、どこが勝ち上がってくるかわからなくなりましたね。

そして、次は日本ですね。
ベルギー相手にどこまで出来るか期待したいです。
FREE TIME URL 2018/07/02(Mon)21:41:49 編集
コメントありがとうございます
GTさん
こんばんはです。
ドイツにしてもスペインにしても、今回のような散り方は予想外でしたが、それにしても守る相手にパスを回すだけでゴールが奪えないサッカーになってしまいましたね。かつての攻撃力が嘘のような落日ぶりでした。
伸び代、どうでしょうか。ただ研究され尽くしている事は確かだと思います。鼬ごっこになりますが、新たな戦術は必要ですね。

名無し浦和さん
こんばんはです。
南アフリカ大会は、そういえばそうでしたね。ブブゼラの音ばかりが印象に残っていますが、それを考えると、ある意味で歴史的な大会でしたね。
ポゼッションサッカーやパスサッカーは、一時期はバルセロナでの美しいサッカーに例えられたり、それに追随してバイエルンも大成功を収めたりと、病伝染病のように流行り、時代を席巻したのも事実ですが、しかし時代は変わるのが常で、古い考えのままではやがて通用しなくなるのも事実だと思います。
かといって守備ばかりでも勝てる訳でもなく、サッカーの戦略と戦術は正解が無いので、本当に難しいですよねぇ。

FREE TIMEさん
こんばんはです。
スペイン側のブロックはスペインからしたら反対側に比べで遥かに恵まれていた感じだったので、優勝するかは別として、まさかスペインがトーナメント1回戦で消えるのは予想外ではありました。これでロシア側ブロックは本当に何処が決勝に勝ち上がって来るかわからなくなりましたね。
さて日本もいよいよ決戦が迫って来ました。果たしてどうなりますか・・・。
うえ URL 2018/07/02(Mon)21:56:26 編集
ようこそ!!
試合終了/YBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦 鳥取2-5浦和 得点/12分・武田(浦)、15分・サンタナPK(浦)、35分・田中(鳥)、52分・敦樹(浦)、55分・中島(浦)、64分・松木(鳥)、90+3分・中島(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第10節 浦和-名古屋(埼玉スタジアム2002=4月28日15:00キックオフ)


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