浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2014年 J1リーグ第6節
浦和レッズ4-0ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002
どうして仙台戦はいつも日曜19時とか平日19時キックオフなのかが大きな疑問なのだが、時間的には運営側にとってもホームタウンの飲食店にとっても明らかな観客減が見込まれ、もちろんファン・サポーターにとっても辛い部分がある。そんな罰ゲームのような状況に於いて、北風ピューピューで真冬に逆戻りしたかのような糞寒かったスタジアムも、それでもこういう大勝利を得てしまうと、何もかもが許せてしまうものなのである。今回のゴールラッシュは、そんな我々への大きなご褒美か?もちろんその上での完封勝ちなのだから、もう完勝の上の完勝だった訳だ。・・・でもバイタルでマークの受け渡し失敗して大ピンチな失敗守備を繰り返した槙野には教育的指導が必要だ。
そんなスタジアムに、ようやくLフラの波が戻ってきた。オフィシャルLフラ限定ではあるものの、何はともあれ解禁第一弾。ここからまた一歩一歩スタジアムの雰囲気を取り戻して行こう。
そんなスタジアムの歓喜を作ってくれたのは、先ずは李忠成の2ゴール。僅か4日前にナビスコで移籍後初ゴールを決めてくれた矢先の、今度はリーグ戦でも移籍後初ゴールがマルチゴール。しかも1得点目は、興梠のパスから原口が潰されながら楔となり、走り込んだ李忠成がキーパーの位置を良く見て叩き込んだ。1トップ2シャドーが絡む超理想的な崩しとゴール。最近は守備面にベクトルを傾けた事でカウンター気味のゴールが多くなっているとはいえ、だからこそ前へ前への姿勢で速いパス回しから流れの中でゴールを決める事が出来るようになった。遅攻では決して生まれない形。やはりレッズはカウンター気味の速い攻撃が似合うチームだ。
そして2点目もカウンターから李忠成なのだが、本人曰く「神が舞い降りた」ゴールも、やはりキーパーの位置を見据えての絶妙ループ。李忠成のプレースタイルはこれまで気にしていなかったけど、シュートの精度力もあり、これだけゴール前で落ち着いて確実に決められるFWが味方に付いたのは心強い。加入前にミシャの我が儘補強方針に反発してこんな事を言ってしまった身で言うのも何だけど、外国人補強をしなかった中で、李忠成がやっと結果を出し始めたのは、本当に良かったと思う。
そして宇賀神。ゴールに至る宇賀神の積極的な勝負の姿勢は、やはり関根の台頭による危機感の表れか。かつての宇賀神は今回のゴールシーンのような、アグレッシヴなプレースタイルからゴールを奪うのが売りだった。ところがチームがミシャ体制になって戦術が緻密になると、本来の攻撃的スタイルが徐々に減り、槙野が攻撃する事で逆に攻守のバランスを重視しているのか、やたら消極的なプレーが目立つようになっていた。しかも、それでも使い続けるミシャに安心したのか、それが当たり前のように振る舞ってはプレーに精細を欠いたまま今日に至っていた。
ところが最近になり、関根というヤング(死語)が台頭し、僅か4日前には宇賀神のポジションである左ウイングバックでも大活躍を見せた。これが大きな刺激になったのだろう。
若手の台頭が中堅、ベテランを刺激する。それを見た若手がまた刺激される。相乗効果によりポジション争いは理想の形だ。
啓太もそれに刺激された訳ではないだろうが、若い頃にはたまに見せていた鋭いミドルでのゴールが炸裂したのだから、もう言うこと無しだろう。
槙野のバー直撃も、原口のポスト直撃も、例え勝利が決定的になっていても、カウンターだろうが何だろうが攻めの手を緩めないアグレッシヴな姿勢が見えた良い試合だった。
そう、奇しくも去年のアウェー仙台戦は、得点のチャンスがあったのに途中でその攻めの姿勢を止めて、それこそカウンターでのビッグチャンスすら放棄し、変に中途半端に守りに入った故に結局は勝ち点2を失ったのだ。だから攻める時は攻める、守る時は守る、こういうメリハリあるサッカーが理想的だ。
監督が変わって調子が上がらない仙台。これが手倉森監督のまま、自慢だった堅守の仙台だったら簡単には勝てなかったのかもしれないが、そんな仙台のサポーターは、試合が終わらない内から段幕を片付けてしまっていた。大量失点の内容に激憤したのか、それとも新幹線の時間に間に合わせようとしていたのか、そこはわからないが、そんな仙台に久々に勝利出来たのだ。2年前にナビスコでは勝っているとはいえ、リーグ戦で仙台に勝つのは何時以来だったろう?それだけ鬼門な相手だった事だけは間違いない。
ただせっかくの誕生日スタメンだった永田が・・・救急車が来ていたという話もあるから、本当に心配。最近ようやく本来のプレーが出来るようになってナビスコでも調子を取り戻し、リーグ戦でもスタメンを勝ち取った矢先のこれは、ついてないなぁ・・・。
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J1リーグ第6節 浦和4-0仙台
得点/44分・李(浦)、66分・李(浦)、70分・宇賀神(浦)、80分・啓太(浦)
主審=西村雄一
観衆:26,762人
浦和レッズ4-0ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002
そんなスタジアムに、ようやくLフラの波が戻ってきた。オフィシャルLフラ限定ではあるものの、何はともあれ解禁第一弾。ここからまた一歩一歩スタジアムの雰囲気を取り戻して行こう。
そして2点目もカウンターから李忠成なのだが、本人曰く「神が舞い降りた」ゴールも、やはりキーパーの位置を見据えての絶妙ループ。李忠成のプレースタイルはこれまで気にしていなかったけど、シュートの精度力もあり、これだけゴール前で落ち着いて確実に決められるFWが味方に付いたのは心強い。加入前にミシャの我が儘補強方針に反発してこんな事を言ってしまった身で言うのも何だけど、外国人補強をしなかった中で、李忠成がやっと結果を出し始めたのは、本当に良かったと思う。
そして宇賀神。ゴールに至る宇賀神の積極的な勝負の姿勢は、やはり関根の台頭による危機感の表れか。かつての宇賀神は今回のゴールシーンのような、アグレッシヴなプレースタイルからゴールを奪うのが売りだった。ところがチームがミシャ体制になって戦術が緻密になると、本来の攻撃的スタイルが徐々に減り、槙野が攻撃する事で逆に攻守のバランスを重視しているのか、やたら消極的なプレーが目立つようになっていた。しかも、それでも使い続けるミシャに安心したのか、それが当たり前のように振る舞ってはプレーに精細を欠いたまま今日に至っていた。
ところが最近になり、関根というヤング(死語)が台頭し、僅か4日前には宇賀神のポジションである左ウイングバックでも大活躍を見せた。これが大きな刺激になったのだろう。
若手の台頭が中堅、ベテランを刺激する。それを見た若手がまた刺激される。相乗効果によりポジション争いは理想の形だ。
啓太もそれに刺激された訳ではないだろうが、若い頃にはたまに見せていた鋭いミドルでのゴールが炸裂したのだから、もう言うこと無しだろう。
槙野のバー直撃も、原口のポスト直撃も、例え勝利が決定的になっていても、カウンターだろうが何だろうが攻めの手を緩めないアグレッシヴな姿勢が見えた良い試合だった。
そう、奇しくも去年のアウェー仙台戦は、得点のチャンスがあったのに途中でその攻めの姿勢を止めて、それこそカウンターでのビッグチャンスすら放棄し、変に中途半端に守りに入った故に結局は勝ち点2を失ったのだ。だから攻める時は攻める、守る時は守る、こういうメリハリあるサッカーが理想的だ。
監督が変わって調子が上がらない仙台。これが手倉森監督のまま、自慢だった堅守の仙台だったら簡単には勝てなかったのかもしれないが、そんな仙台のサポーターは、試合が終わらない内から段幕を片付けてしまっていた。大量失点の内容に激憤したのか、それとも新幹線の時間に間に合わせようとしていたのか、そこはわからないが、そんな仙台に久々に勝利出来たのだ。2年前にナビスコでは勝っているとはいえ、リーグ戦で仙台に勝つのは何時以来だったろう?それだけ鬼門な相手だった事だけは間違いない。
ただせっかくの誕生日スタメンだった永田が・・・救急車が来ていたという話もあるから、本当に心配。最近ようやく本来のプレーが出来るようになってナビスコでも調子を取り戻し、リーグ戦でもスタメンを勝ち取った矢先のこれは、ついてないなぁ・・・。
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J1リーグ第6節 浦和4-0仙台
得点/44分・李(浦)、66分・李(浦)、70分・宇賀神(浦)、80分・啓太(浦)
主審=西村雄一
観衆:26,762人
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2014年 ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ第2節
浦和レッズ2-1大宮アルディージャ
~埼玉スタジアム2002
他から移籍して来た選手が1年目で古巣相手に衝撃的なゴールで勝利に貢献してくれた時に送られる当ブログの「お主もワルよのぅ」賞。かつては高原が2回(これとこれ)、そしてポポも受賞している栄誉な賞なのだ。そして今回受賞してしまった栄えある選手は・・・?
青木拓矢だ!!
レッズ初陣にして古巣からゴールを奪ってしまい、しかもそのゴールが決勝点にまでなってしまったという、超悪代官真っ青なゴールを生み出してしまったのである。しかもかつて受賞している高原とポポはあくまでFW。点を取って何が悪い!?のポジションである。ところが青木はボランチ。何であそこに青木が!?的な・・・でもまあこの青木、オフィシャルの紹介でプレースタイルのひとつが「果敢に飛び出してゴールを狙う」だから、有り得たと言えば有り得たゴールなのであったが。
この青木、大宮からレッズに移籍する際は「かなり悩んだ」と言いながら、本当に悩んだのか疑わしいレベルのやたら早かった移籍発表。そうかと思えば早々に怪我で離脱し、初陣となったのが今回の古巣戦。そこで平気で決勝ゴールを決めてしまうという、一体この青木という選手の精神構造はどうなっとんのじゃ?というのは冗談だが、それでも何か”持っている”選手なのだろう。とりあえず、もう一度言うが、そんな青木よ、お主もワルよのぅ、フッフッフッ。
と、青木の衝撃度ですっかり陰に隠れてしまったが、先制点を挙げたのは李忠成。こちらも移籍後初ゴールなのだから、本来なら大胆に祝福してあげなければいけないんだった。どんな形でも移籍後初ゴールというのは、本人にとってもファン・サポーターにとっても安堵であり2重に嬉しいもので、正直ここまで色々あって李も何かモヤモヤしたものを抱えていたと思うが、ようやく第一号が出た事で、ここから調子の波に乗って行ける事だろう。おめでとう忠成。
ところが、青木と李忠成よりも更にコールが響いていたのが、何と言っても関根なんだよな。右サイドが主戦場かと思いきや、今回は初先発から左WBに入った。これがまた凄くて、右からだと主に落ち着いたセンタリングを上げてチャンスを作っていたが、左だとそれ以上にガンガン仕掛けるわ仕掛けるわ。後少しでプロ入り初ゴールかと思われた惜しいシュートも含めて、どう見てもルーキーとは思えない堂々のレベルで我々を魅了するプレーの連続。逆に言えば、まだ怖いモノ知らずのルーキーだからこそ出来るプレーとも言えるのだが、そんな中でも守備を絶対にサボらない姿勢も関根の素晴らしい部分だ。ユース昇格組は原口に続いて、ここまでミシャの信用を得るに十二分な活躍。そして出れば「何かやってくれる」というワクワクの期待度がますます高まった。
と、神戸戦とは180度変わって、今回は良い意味で多くの選手の活躍の衝撃度が高かっただけに、これでは全ての選手に目が届かない部分があるのだが、基本的に悪い部分が極めて少なかった内容。
唯一の失点シーンは西川が我慢出来ずに飛び出してしまった故のファールから。ただ本来は水輝が独力で守れていれば良かったのだろうが、あそこで西川が飛び出してしまったのは、まだまだチームメイトの水輝への信用度が低いという証拠だろう。でもストッパーに不慣れな水輝が、ここまで場数を踏んでいる事で最近はようやく落ち着いて来た感もあるから、ここは今が辛抱の時と考えて水輝を見守って行きたい。
という事で、やはりレッズはナビスコだと開放的なプレーになるのは今回も同じだった。何故かダービーという意識が個人的には低かったけど、まあダービー云々より、最近勝てていなかったチームが4月初試合で勝った事は幸先が良い。これをリーグ戦に繋げて行こう。
そんなこんなで無観客試合を経て、ついにホームに帰って来た。宣誓書を署名したりして、でも純粋にサッカーをする場で何で宣誓書なんてものが出てくるのか、署名する前にちょっと情けない気持ちにもなったが、それでも厳しい現実を改めて知るためには必要だと思って、署名しておいたのであった。
そして広い埼スタでコールリーダーと太鼓が無い応援がどうなるかと思っていたけど、やはりそれでも声は出るもので、彼方此方から声が上がる中で応援が全体に拡がって行くゴール裏は、原点回帰という意味でも、これはこれで素晴らしい応援になっていると感じた。もちろん寂しさもあるけれど、それ以上にここから新たなものを得て、そして新たな埼スタのゴール裏を皆で作って行けば良い。そう感じた再スタートのホームゲームであった。
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ナビスコカップ予選リーグ第2節 浦和2-1大宮
得点/16分・李(浦)、30分・橋本(大)、87分・青木(浦)
主審=ティアニー・ポール
観衆:20,697人
浦和レッズ2-1大宮アルディージャ
~埼玉スタジアム2002
他から移籍して来た選手が1年目で古巣相手に衝撃的なゴールで勝利に貢献してくれた時に送られる当ブログの「お主もワルよのぅ」賞。かつては高原が2回(これとこれ)、そしてポポも受賞している栄誉な賞なのだ。そして今回受賞してしまった栄えある選手は・・・?
レッズ初陣にして古巣からゴールを奪ってしまい、しかもそのゴールが決勝点にまでなってしまったという、超悪代官真っ青なゴールを生み出してしまったのである。しかもかつて受賞している高原とポポはあくまでFW。点を取って何が悪い!?のポジションである。ところが青木はボランチ。何であそこに青木が!?的な・・・でもまあこの青木、オフィシャルの紹介でプレースタイルのひとつが「果敢に飛び出してゴールを狙う」だから、有り得たと言えば有り得たゴールなのであったが。
この青木、大宮からレッズに移籍する際は「かなり悩んだ」と言いながら、本当に悩んだのか疑わしいレベルのやたら早かった移籍発表。そうかと思えば早々に怪我で離脱し、初陣となったのが今回の古巣戦。そこで平気で決勝ゴールを決めてしまうという、一体この青木という選手の精神構造はどうなっとんのじゃ?というのは冗談だが、それでも何か”持っている”選手なのだろう。とりあえず、もう一度言うが、そんな青木よ、お主もワルよのぅ、フッフッフッ。
と、青木の衝撃度ですっかり陰に隠れてしまったが、先制点を挙げたのは李忠成。こちらも移籍後初ゴールなのだから、本来なら大胆に祝福してあげなければいけないんだった。どんな形でも移籍後初ゴールというのは、本人にとってもファン・サポーターにとっても安堵であり2重に嬉しいもので、正直ここまで色々あって李も何かモヤモヤしたものを抱えていたと思うが、ようやく第一号が出た事で、ここから調子の波に乗って行ける事だろう。おめでとう忠成。
ところが、青木と李忠成よりも更にコールが響いていたのが、何と言っても関根なんだよな。右サイドが主戦場かと思いきや、今回は初先発から左WBに入った。これがまた凄くて、右からだと主に落ち着いたセンタリングを上げてチャンスを作っていたが、左だとそれ以上にガンガン仕掛けるわ仕掛けるわ。後少しでプロ入り初ゴールかと思われた惜しいシュートも含めて、どう見てもルーキーとは思えない堂々のレベルで我々を魅了するプレーの連続。逆に言えば、まだ怖いモノ知らずのルーキーだからこそ出来るプレーとも言えるのだが、そんな中でも守備を絶対にサボらない姿勢も関根の素晴らしい部分だ。ユース昇格組は原口に続いて、ここまでミシャの信用を得るに十二分な活躍。そして出れば「何かやってくれる」というワクワクの期待度がますます高まった。
唯一の失点シーンは西川が我慢出来ずに飛び出してしまった故のファールから。ただ本来は水輝が独力で守れていれば良かったのだろうが、あそこで西川が飛び出してしまったのは、まだまだチームメイトの水輝への信用度が低いという証拠だろう。でもストッパーに不慣れな水輝が、ここまで場数を踏んでいる事で最近はようやく落ち着いて来た感もあるから、ここは今が辛抱の時と考えて水輝を見守って行きたい。
という事で、やはりレッズはナビスコだと開放的なプレーになるのは今回も同じだった。何故かダービーという意識が個人的には低かったけど、まあダービー云々より、最近勝てていなかったチームが4月初試合で勝った事は幸先が良い。これをリーグ戦に繋げて行こう。
そんなこんなで無観客試合を経て、ついにホームに帰って来た。宣誓書を署名したりして、でも純粋にサッカーをする場で何で宣誓書なんてものが出てくるのか、署名する前にちょっと情けない気持ちにもなったが、それでも厳しい現実を改めて知るためには必要だと思って、署名しておいたのであった。
そして広い埼スタでコールリーダーと太鼓が無い応援がどうなるかと思っていたけど、やはりそれでも声は出るもので、彼方此方から声が上がる中で応援が全体に拡がって行くゴール裏は、原点回帰という意味でも、これはこれで素晴らしい応援になっていると感じた。もちろん寂しさもあるけれど、それ以上にここから新たなものを得て、そして新たな埼スタのゴール裏を皆で作って行けば良い。そう感じた再スタートのホームゲームであった。
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ナビスコカップ予選リーグ第2節 浦和2-1大宮
得点/16分・李(浦)、30分・橋本(大)、87分・青木(浦)
主審=ティアニー・ポール
観衆:20,697人
2014年 J1リーグ第5節
ヴィッセル神戸3-1浦和レッズ
~ノエビアスタジアム神戸
UBを始めとする11グループが解散してコールリードも太鼓も無い中で・・・そんな状況でも力強い声援が響いていた現地の様子を見たら、もう涙が出そうになった。かなり昔に駒場で太鼓無しのサポートに挑戦した時期があったけど、今回はそれを思わせる感じもあったのだが・・・。
が、・・・試合が進むに連れて、違う意味で涙が出そうになる展開に・・・。
ストレートに、酷い試合だった。ひじょうに悪い内容で負ける試合は、年に何回かは必ずあるものの、同じようなミスを繰り返して負ける試合は・・・レッズにはあるのだから困ってしまう。
プレスに負けてビルドアップをやり直す意味でもボールを下げるのは仕方がないにしても、そこで受け手が変に難しい事をしようとしてボールキープしようとした途端、そこを狙われてボールを奪われてジ・エンド。こんな光景はミシャサッカーでは日常茶飯事なのであるが、日常茶飯事だからこそ、もう辟易する光景なのである。それも1試合で2度も同じ過ちで失点なんて・・・。今回は森脇と啓太が捕まったが、これがたまたま森脇と啓太であったというだけで、他の選手でも十二分に有り得るミスだし、それが那須だった可能性も、はたまた槙野であった可能性もあるのだ。そういう試合を繰り返して来たのだ。そういう戦術だからこそ絶対に無くならないミスというのも辟易。こういうミスは、基本的に他のチームで起こる確率は極めて少ないのだ。ミシャのチームだからこそ起こるのだ。もういい加減にしてくれ。
DFが平気でこういうミスを繰り返してしまうのだから、西川がいくら防ごうにも、やはり限界はある。だいたい今回も失点するまでに、西川の力によって少なくとも3点~4点は防いでいたと言っても過言ではない。自分は西川によって急激に守備力が改善される訳がないと思いながらも、ここまでそれでも西川でかなり守備力はアップするものなんだなと驚いていた。その矢先のこれだった。
つまりいくら西川がミシャサッカーを熟知しているといっても、そもそも守備のチームは、今のレッズのような危うい戦術は根本から選択外なのだから、何処まで行ってもゴールキーパー泣かせな戦術と駄目守備に変わりはない訳だ。それでも守備の意識と言って臨んだ今季であったが、その焼き付け刀な意識故と、守備に合わないミシャの攻撃戦術故に、早くも5節でボロが出てしまった形だ。やはり西川の個人能力だけでは勝てないという典型的な試合だった。
もうひとつ。これはストレートに言えるが、外国人枠を有力選手補強によって完璧に埋めたチームに、外国人補強を一切行わずに臨んだ日本人だけのチームが素直に勝てるほど、そう甘くはなかったという事だろう。今季勝っているガンバや広島は、同じような戦術と同じような戦力比率だったからこそ競り勝てた面がある。それがタイプの違うチームと当たると一転。現に試合内容は、レッズがほとんどチャンスが無かった中で1チャンスをモノにして先制しただけで、それ以外の場面では完全に神戸に押されていた。それも神戸の外国人パワーに圧倒されていた。いくら神戸と相性が悪いとは言っても、戦力的な部分は、今回のようにストレートに結果として出てしまうのだから、現実とは悲惨なものである。
加えてゲームを作る柏木が腰痛で欠場した事も響いた。パスが出ないサッカーだと、やはりミシャサッカーは成り立たない。外国人も居ない。ゲームメーカーも居ない。守備もボロが出た。早くも無い無い尽くしに陥った。
でも、それを覚悟で外国人補強をしなかったのはレッズ自身なのだから、今更それを言っても始まらないのも理解している。だけど外国人枠をギッシリ埋めているチームを見ると、やはり羨ましい面はある。隣の芝は青く見えると言うが、でもそう思う。
とりあえず、現地組の皆様、大変お疲れ様でした。
次はやっと、やっとホームへ帰れる・・・。
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J1リーグ第5節 神戸3-1浦和
得点/35分・梅崎(浦)、60分・ペドロジュニオール(神)、78分・ペドロジュニオール(神)、90+1分・マルキーニョス(神)
主審=扇谷健司
観衆:12,174人
ヴィッセル神戸3-1浦和レッズ
~ノエビアスタジアム神戸
UBを始めとする11グループが解散してコールリードも太鼓も無い中で・・・そんな状況でも力強い声援が響いていた現地の様子を見たら、もう涙が出そうになった。かなり昔に駒場で太鼓無しのサポートに挑戦した時期があったけど、今回はそれを思わせる感じもあったのだが・・・。
が、・・・試合が進むに連れて、違う意味で涙が出そうになる展開に・・・。
ストレートに、酷い試合だった。ひじょうに悪い内容で負ける試合は、年に何回かは必ずあるものの、同じようなミスを繰り返して負ける試合は・・・レッズにはあるのだから困ってしまう。
プレスに負けてビルドアップをやり直す意味でもボールを下げるのは仕方がないにしても、そこで受け手が変に難しい事をしようとしてボールキープしようとした途端、そこを狙われてボールを奪われてジ・エンド。こんな光景はミシャサッカーでは日常茶飯事なのであるが、日常茶飯事だからこそ、もう辟易する光景なのである。それも1試合で2度も同じ過ちで失点なんて・・・。今回は森脇と啓太が捕まったが、これがたまたま森脇と啓太であったというだけで、他の選手でも十二分に有り得るミスだし、それが那須だった可能性も、はたまた槙野であった可能性もあるのだ。そういう試合を繰り返して来たのだ。そういう戦術だからこそ絶対に無くならないミスというのも辟易。こういうミスは、基本的に他のチームで起こる確率は極めて少ないのだ。ミシャのチームだからこそ起こるのだ。もういい加減にしてくれ。
DFが平気でこういうミスを繰り返してしまうのだから、西川がいくら防ごうにも、やはり限界はある。だいたい今回も失点するまでに、西川の力によって少なくとも3点~4点は防いでいたと言っても過言ではない。自分は西川によって急激に守備力が改善される訳がないと思いながらも、ここまでそれでも西川でかなり守備力はアップするものなんだなと驚いていた。その矢先のこれだった。
つまりいくら西川がミシャサッカーを熟知しているといっても、そもそも守備のチームは、今のレッズのような危うい戦術は根本から選択外なのだから、何処まで行ってもゴールキーパー泣かせな戦術と駄目守備に変わりはない訳だ。それでも守備の意識と言って臨んだ今季であったが、その焼き付け刀な意識故と、守備に合わないミシャの攻撃戦術故に、早くも5節でボロが出てしまった形だ。やはり西川の個人能力だけでは勝てないという典型的な試合だった。
もうひとつ。これはストレートに言えるが、外国人枠を有力選手補強によって完璧に埋めたチームに、外国人補強を一切行わずに臨んだ日本人だけのチームが素直に勝てるほど、そう甘くはなかったという事だろう。今季勝っているガンバや広島は、同じような戦術と同じような戦力比率だったからこそ競り勝てた面がある。それがタイプの違うチームと当たると一転。現に試合内容は、レッズがほとんどチャンスが無かった中で1チャンスをモノにして先制しただけで、それ以外の場面では完全に神戸に押されていた。それも神戸の外国人パワーに圧倒されていた。いくら神戸と相性が悪いとは言っても、戦力的な部分は、今回のようにストレートに結果として出てしまうのだから、現実とは悲惨なものである。
加えてゲームを作る柏木が腰痛で欠場した事も響いた。パスが出ないサッカーだと、やはりミシャサッカーは成り立たない。外国人も居ない。ゲームメーカーも居ない。守備もボロが出た。早くも無い無い尽くしに陥った。
でも、それを覚悟で外国人補強をしなかったのはレッズ自身なのだから、今更それを言っても始まらないのも理解している。だけど外国人枠をギッシリ埋めているチームを見ると、やはり羨ましい面はある。隣の芝は青く見えると言うが、でもそう思う。
とりあえず、現地組の皆様、大変お疲れ様でした。
次はやっと、やっとホームへ帰れる・・・。
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J1リーグ第5節 神戸3-1浦和
得点/35分・梅崎(浦)、60分・ペドロジュニオール(神)、78分・ペドロジュニオール(神)、90+1分・マルキーニョス(神)
主審=扇谷健司
観衆:12,174人
2014年 J1リーグ第4節
浦和レッズ1-1清水エスパルス
~埼玉スタジアム2002
とりあえず、勝てなかった試合ではあったが、それも今回の罰のひとつと捉えるしかないだろう。無観客試合で、無得点試合にならないだけマシだったという事にしておこうか。いや、変な洒落を言っている訳ではなく、真面目に。
あれだけ清水が攻撃を放棄するレベルで徹底して守りに入っていた中、同じくあれだけ攻撃させてもらっていたのに、それで結果的に1得点というのは、ちょっと納得が行かない面はある。それだけ清水のゲームプランにしてやられてしまった面が強い。反面で先制を許しながらも、やっとの思いででも同点に追い付いた部分は、過去とは同じ轍を踏まなかったという意味では良かったという気持ちはある。
レッズは前半、攻撃を急ぎ過ぎていた。縦パスを入れたい意図はわかったが、前に急ぐあまりに、前線で攻撃陣が孤立する場面が目立った。前半に中盤の底からでは効果的なパスが届いていなかった柏木を後半頭から1列上げて、更に関根と李忠成の投入で前の枚数を増やした事で厚みが出来ていくらか改善されたが、これは攻撃して来ない清水の状態があったからこそ効いた非常処置。本来ならば前半のメンバーで、ゴール前でこそ連携よろしく落ち着いたプレーが必要だった。それが出来るだけの余裕はあったはずだった。
それに輪を掛けて槙野の雑なシュート連発が無かったら、もう少しゴール前で周りが見えていたら、あと2点でも3点でも入っていた可能性もあった内容。同点ゴールのクロスを上げるなど、せっかくルーキー関根のプレーに冷静さがあって良かっただけに、周りの先輩方も、ゴール前ではもう少し落ち着いて効果的にフィニッシュに繋げるプレーをしてもらいたかった。まあ一番落ち着いていたのは、原口の同点ゴールの直前に、倒れ込みながらもモロに敵DFを押さえ込んで潰れてくれた李忠成だったという話もあるが。ぶっちゃけ、あれファールじゃないのか????あんまり同じ事をやり過ぎると目を付けられるから、その辺は今後、気を付けてもらいたい。とりあえず今回は大目に見て李忠成も殊勲賞にしておく事にする。
不味い部分。前半の早い内にゴール前で敵のファーをドフリーにする致命的なミスで失点。こういう部分は守備意識をもっと高めれば改善されるだろうが、終了間際に決定的なシュートを喰らったシーンは、あれは良くない。あの時間帯に集中力を切らしていては、またいつ何時に手痛い失点を喰らうかわからない。もう西川に完全に助けられた試合。前半でも決定的場面で1度防いでいる。西川様々だ。
で、話を関根に戻す。去年の天皇杯、そして4日前のナビスコに続き、ついにリーグ戦でもデビューを果たした関根の堂々としたプレー。小さい身体で踏ん張りが効いたボールキープ力とテクニックとスピード。開幕前のキャンプで見せた輝きから見た期待そのまま。これならば近い内に、レッズの右サイドを真から担える選手に成長するはず。即ち平川の後継者となれるはず。今はまだスタミナ面が心配だが、このままどんどん場数を踏ませて、経験値と体力を上げさせたい。
で・・・ハァ、本当ならば今頃はスタジアムで休憩しているか、はたまた浦和美園駅までの帰路を歩いているか、そんな頃のはずだったんだけどな。
スタジアム周辺ですら立ち入りを禁じられたレッズファン・サポーター。ついにこの日がやって来てしまったと思いながら、スタジアムではない場所で試合開始を待つ閉塞感と屈辱感。
テレビ画面に映る閑散としたスタジアム。何もない風景。悲しい風景。選手や監督の声が通りまくる。その選手の表情も心なしか寂しそうに見えた。そして乾いたカメラのシャッター音さえ聞こえてしまう。上空では飛び交うヘリの音も・・・本来試合中は響いても聞こえない音がしっかり聞こえるスタジアム。練習試合でさえファン・サポーターが見守る風景が当たり前なのに、それが皆無な異様な世界で行われた公式戦。レッズは、また悪い歴史を作ってしまった。そして我々は、そんな良くない歴史の生き証人になってしまった。
やはり無観客試合なんて、もう絶対に起きてはならない。起こしてはならない。こんなものは金輪際、絶対にゴメンだ。
そしてレッズの長い一日が終わった。皆さん本当にお疲れ様。今日という日を忘れずに、そして純粋にレッズを応援できる環境を取り戻して行く意味でも、改めてここから頑張って行きましょう。
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J1リーグ第4節 浦和1-1清水
得点/19分・長沢(清)、76分・原口(浦)
主審=飯田淳平
観衆:0人(無観客試合)
浦和レッズ1-1清水エスパルス
~埼玉スタジアム2002
とりあえず、勝てなかった試合ではあったが、それも今回の罰のひとつと捉えるしかないだろう。無観客試合で、無得点試合にならないだけマシだったという事にしておこうか。いや、変な洒落を言っている訳ではなく、真面目に。
あれだけ清水が攻撃を放棄するレベルで徹底して守りに入っていた中、同じくあれだけ攻撃させてもらっていたのに、それで結果的に1得点というのは、ちょっと納得が行かない面はある。それだけ清水のゲームプランにしてやられてしまった面が強い。反面で先制を許しながらも、やっとの思いででも同点に追い付いた部分は、過去とは同じ轍を踏まなかったという意味では良かったという気持ちはある。
レッズは前半、攻撃を急ぎ過ぎていた。縦パスを入れたい意図はわかったが、前に急ぐあまりに、前線で攻撃陣が孤立する場面が目立った。前半に中盤の底からでは効果的なパスが届いていなかった柏木を後半頭から1列上げて、更に関根と李忠成の投入で前の枚数を増やした事で厚みが出来ていくらか改善されたが、これは攻撃して来ない清水の状態があったからこそ効いた非常処置。本来ならば前半のメンバーで、ゴール前でこそ連携よろしく落ち着いたプレーが必要だった。それが出来るだけの余裕はあったはずだった。
それに輪を掛けて槙野の雑なシュート連発が無かったら、もう少しゴール前で周りが見えていたら、あと2点でも3点でも入っていた可能性もあった内容。同点ゴールのクロスを上げるなど、せっかくルーキー関根のプレーに冷静さがあって良かっただけに、周りの先輩方も、ゴール前ではもう少し落ち着いて効果的にフィニッシュに繋げるプレーをしてもらいたかった。まあ一番落ち着いていたのは、原口の同点ゴールの直前に、倒れ込みながらもモロに敵DFを押さえ込んで潰れてくれた李忠成だったという話もあるが。ぶっちゃけ、あれファールじゃないのか????あんまり同じ事をやり過ぎると目を付けられるから、その辺は今後、気を付けてもらいたい。とりあえず今回は大目に見て李忠成も殊勲賞にしておく事にする。
不味い部分。前半の早い内にゴール前で敵のファーをドフリーにする致命的なミスで失点。こういう部分は守備意識をもっと高めれば改善されるだろうが、終了間際に決定的なシュートを喰らったシーンは、あれは良くない。あの時間帯に集中力を切らしていては、またいつ何時に手痛い失点を喰らうかわからない。もう西川に完全に助けられた試合。前半でも決定的場面で1度防いでいる。西川様々だ。
で、話を関根に戻す。去年の天皇杯、そして4日前のナビスコに続き、ついにリーグ戦でもデビューを果たした関根の堂々としたプレー。小さい身体で踏ん張りが効いたボールキープ力とテクニックとスピード。開幕前のキャンプで見せた輝きから見た期待そのまま。これならば近い内に、レッズの右サイドを真から担える選手に成長するはず。即ち平川の後継者となれるはず。今はまだスタミナ面が心配だが、このままどんどん場数を踏ませて、経験値と体力を上げさせたい。
で・・・ハァ、本当ならば今頃はスタジアムで休憩しているか、はたまた浦和美園駅までの帰路を歩いているか、そんな頃のはずだったんだけどな。
スタジアム周辺ですら立ち入りを禁じられたレッズファン・サポーター。ついにこの日がやって来てしまったと思いながら、スタジアムではない場所で試合開始を待つ閉塞感と屈辱感。
テレビ画面に映る閑散としたスタジアム。何もない風景。悲しい風景。選手や監督の声が通りまくる。その選手の表情も心なしか寂しそうに見えた。そして乾いたカメラのシャッター音さえ聞こえてしまう。上空では飛び交うヘリの音も・・・本来試合中は響いても聞こえない音がしっかり聞こえるスタジアム。練習試合でさえファン・サポーターが見守る風景が当たり前なのに、それが皆無な異様な世界で行われた公式戦。レッズは、また悪い歴史を作ってしまった。そして我々は、そんな良くない歴史の生き証人になってしまった。
やはり無観客試合なんて、もう絶対に起きてはならない。起こしてはならない。こんなものは金輪際、絶対にゴメンだ。
そしてレッズの長い一日が終わった。皆さん本当にお疲れ様。今日という日を忘れずに、そして純粋にレッズを応援できる環境を取り戻して行く意味でも、改めてここから頑張って行きましょう。
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J1リーグ第4節 浦和1-1清水
得点/19分・長沢(清)、76分・原口(浦)
主審=飯田淳平
観衆:0人(無観客試合)
2014年 ヤマザキナビスコカップ 予選リーグ第1節
柏レイソル2-1浦和レッズ
~日立柏サッカー場
逃げ足だけは速い自慢の猛ダッシュが生きて、予定より30分も短縮で日立台より逃げ帰って来た。これでもガキの頃は50メートル5秒台だったが、昔取った杵柄じゃないが、今でも本気で走ればなかなかのものだな。まあ今日はまだ酒が入っていないからという話もあるが。
広島戦に続いて気迫溢れるプレーの連続で、攻守に渡る切り換えの速さ、そして球際の強さなど、ゴールに迫る回数も多く、内容は決して悪くなかった。というか寧ろ内容は良かったと思うし見所は多かったのだが、ただ広島戦とちょっと違ったのは、それがやや空回りしていた事かな。
悔しい逆転負けにはなってしまったが、先制点は流れの中からのレッズだったし、失点もPKとセットプレーからだったから、主審が違っていたら、試合の展開も違っていた?何て思いたくなる程、糞審劇場に当たってしまった不運はあった。完全に柏寄りという程ではなかったにしろ、ホーム寄りの笛を吹かれてしまった感は否めない。どちらとも取れないような接触プレーに雑な判定があったかと思えば、少しの当たりでもピーピー吹かれる。とにかく何でもかんでも笛笛笛。耳障りな笛。かと思えば、危険なプレーには注意もしないしスルーする場面も多々。この岡部拓人という聞き慣れない主審、とにかく判定の基準がよくわからなった。
レッズDF陣に対して危険なプレーの連続で、イエロー2枚目でも不思議ではなかったレアンドロが注意すら受けず、梅崎が渡部に2回も肘で突かれて倒された場面も平気でスルーだもんな。意味不明さ。
極めつけ、最後の槙野のアレは・・・自分はあの場面、超目の前で観ていたんだけど、倒されたか否かの二者択一ならば、明らかに後ろから倒されていたけど。けっこうハッキリしていたけど。
槙野、やっぱり色眼鏡で見られているのだろうか?でも始めはシミュレーションを取られた訳ではなかったと思ったが、でも抗議している途中でイエローが出てしまった。それが2枚目だった。怒る槙野の気持ちは痛い程わかるが、それでもあそこは堪えてほしかった。勿体なさすぎる退場劇だった。
まあ見苦しいから、敗戦を主審のせいにするのはやめようと思うが、でも今回のはなぁ・・・。糞審劇場に邪魔されずに、柏にリベンジを果たしたかったよ。残念。
ただこの試合、李忠成をフルで見られた事。水輝が鳥栖戦でのイマイチ感を取り戻すプレーをしていた事。関根と矢島を使えた事。西川がますます頼りになる存在になっている事。原口が相変わらず活き活きしている事。収穫は大きかったと思う。
しかし、厳戒態勢2試合目にして、横断幕も旗もゲーフラも無いスタンドに、早くも目が慣れてしまった。逆に普段当たり前のように有るはずのクネクネ旗とか、その視界を遮るものが何も無いから、スッキリしていてピッチが見やすい利点もあるんだよな。まあだからと言って、何時までもこのままでも寂しいけど。
まあとりあえず、負けはしたが、無観客試合を控えている身としては、アウェーででもスタジアムで応援できる喜びを味わえるだけでも幸せなのかもしれない。この気持ちだけは忘れてはいけないな。・・・でも、早くホームに帰りたいのも本音だけど。
無観客試合か。現実にその日が迫って来た。初めての事だけに未だ実感がわかないのも本音だが、でも避けて通れない日になる。スタジアムに行けない。スタジアム周りも封鎖。もう割り切って吉報を待つしかない。とにかく、勝ってほしい。もうそれだけ。
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ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第1節 柏2-1浦和
得点/17分・梅崎(浦)、43分・田中PK(柏)、79分・渡部(柏)
主審=岡部拓人
観衆:9,585人
柏レイソル2-1浦和レッズ
~日立柏サッカー場
広島戦に続いて気迫溢れるプレーの連続で、攻守に渡る切り換えの速さ、そして球際の強さなど、ゴールに迫る回数も多く、内容は決して悪くなかった。というか寧ろ内容は良かったと思うし見所は多かったのだが、ただ広島戦とちょっと違ったのは、それがやや空回りしていた事かな。
悔しい逆転負けにはなってしまったが、先制点は流れの中からのレッズだったし、失点もPKとセットプレーからだったから、主審が違っていたら、試合の展開も違っていた?何て思いたくなる程、糞審劇場に当たってしまった不運はあった。完全に柏寄りという程ではなかったにしろ、ホーム寄りの笛を吹かれてしまった感は否めない。どちらとも取れないような接触プレーに雑な判定があったかと思えば、少しの当たりでもピーピー吹かれる。とにかく何でもかんでも笛笛笛。耳障りな笛。かと思えば、危険なプレーには注意もしないしスルーする場面も多々。この岡部拓人という聞き慣れない主審、とにかく判定の基準がよくわからなった。
レッズDF陣に対して危険なプレーの連続で、イエロー2枚目でも不思議ではなかったレアンドロが注意すら受けず、梅崎が渡部に2回も肘で突かれて倒された場面も平気でスルーだもんな。意味不明さ。
極めつけ、最後の槙野のアレは・・・自分はあの場面、超目の前で観ていたんだけど、倒されたか否かの二者択一ならば、明らかに後ろから倒されていたけど。けっこうハッキリしていたけど。
槙野、やっぱり色眼鏡で見られているのだろうか?でも始めはシミュレーションを取られた訳ではなかったと思ったが、でも抗議している途中でイエローが出てしまった。それが2枚目だった。怒る槙野の気持ちは痛い程わかるが、それでもあそこは堪えてほしかった。勿体なさすぎる退場劇だった。
まあ見苦しいから、敗戦を主審のせいにするのはやめようと思うが、でも今回のはなぁ・・・。糞審劇場に邪魔されずに、柏にリベンジを果たしたかったよ。残念。
ただこの試合、李忠成をフルで見られた事。水輝が鳥栖戦でのイマイチ感を取り戻すプレーをしていた事。関根と矢島を使えた事。西川がますます頼りになる存在になっている事。原口が相変わらず活き活きしている事。収穫は大きかったと思う。
しかし、厳戒態勢2試合目にして、横断幕も旗もゲーフラも無いスタンドに、早くも目が慣れてしまった。逆に普段当たり前のように有るはずのクネクネ旗とか、その視界を遮るものが何も無いから、スッキリしていてピッチが見やすい利点もあるんだよな。まあだからと言って、何時までもこのままでも寂しいけど。
まあとりあえず、負けはしたが、無観客試合を控えている身としては、アウェーででもスタジアムで応援できる喜びを味わえるだけでも幸せなのかもしれない。この気持ちだけは忘れてはいけないな。・・・でも、早くホームに帰りたいのも本音だけど。
無観客試合か。現実にその日が迫って来た。初めての事だけに未だ実感がわかないのも本音だが、でも避けて通れない日になる。スタジアムに行けない。スタジアム周りも封鎖。もう割り切って吉報を待つしかない。とにかく、勝ってほしい。もうそれだけ。
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ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第1節 柏2-1浦和
得点/17分・梅崎(浦)、43分・田中PK(柏)、79分・渡部(柏)
主審=岡部拓人
観衆:9,585人
2014年 J1リーグ第3節
サンフレッチェ広島0-2浦和レッズ
~エディオンスタジアム広島
歓喜の広島から帰って来た。
ロスタイムの原口のゴールが炸裂してレッズの勝利が決定的となってから、自分の中でこみ上げてきたものが、終了の笛とともに流れ出てしまった。優勝した訳でもないのに、はたまた残留争いに勝ちきったかのような試合でもない、単純に言ってしまえば34試合の中の3節目だけなのだが、無観客試合が決まってから数日間レッズを取り巻く状況を思い返した時、今回の試合と勝利が何を意味するものなのか、それを感じた瞬間、涙が出てしまった。
本当に特別な勝利となったのだ。そしてその思いは、多くのレッズファン・サポーターも同じだったと思うし、そして選手挨拶時に選手が何度も何度も我々に寄って来てはしばらく離れず笑顔を見せてコールに応え続けていてくれたように、そして監督もコーチもスタッフもそうしてくれたように・・・レッズに関わる全ての人が思いを共有し、ついに一体となった瞬間だったと思う。
実際、選手の気迫も、もの凄いものがあった。走って当たって敵にボールに喰らい付いては奪い取る。死に物狂いのプレーの連続。それは勢い余ってカード級のファールを連発してしまっていたところから見てもわかった。
こんな事を言っては何だけど、普段やや綺麗なサッカーをしようとして気迫薄なところがある最近のレッズでは、今回の気迫溢れては泥臭い光景は、全くの別チームのようだった。
それだけ、選手ももこの試合が何を意味するものなのか、そして絶対に勝つ、勝たなければいけない試合だという事がわかっていたのだと思う。
選手は何の責任も無いのに、辛い状況を作ってしまったのは他でもない本来はクラブチームを選手を支えるべき存在のサポーターなのに、それでも選手はサポーターに必死に勝利をプレゼントしようとしてくれたのだ。そんな選手に、本当に感謝したい。
異様な雰囲気。
マスコミがここぞとばかりにウジャウジャ。隙あらばレッズサポに寄って来ては取材攻勢。完全に我々をネタにしようとしている。そんなのに負けじと、記者に声を掛けられても取材拒否を貫く。
淵田社長や橋本前社長が全てのサポーターに自分から挨拶と握手に回る。浦和からは広島に出来るだけ多くのスタッフが派遣されており、スタンド最前列には、そのスタッフ横一列にサポーターを監視している。
横断幕も無い、旗も無い、ゲーフラも無い、レプリカとタオマフと太鼓以外、何もない。現代プロサッカーのスタンドに有り得ない光景。
皮肉にも、逆にそんな中でのサポートの方が、異様な一体感を生んでいた。サポーターが本来やるべき事。それだけをピッチで戦っている選手に送り続けた。そんな今回を機に、レッズサポーターは少し原点回帰したような気がする。勿論この状況を作った原因があるからこそなのだが、それでも多くの大切な事を思い起こさせてくれた今回の出来事を怪我の光明と捉えて、そして今回の出来事を絶対に無駄にしないために、有意義なものにしなければならないと思う。
最後にK氏も感極まって涙を流していた。言葉にならない中で「これからも付いて来てください」と言っていた。そんな姿を見ていたら、また涙が出て来てしまった。最近本当に涙脆くなって困るな、自分。
レッズサポーターは、良くも悪くも、こういう歴史を繰り返している。その度にサポーターが一丸となって乗り越えてきた歴史がある。そしてまた今回の出来事で危機的状況に陥ったレッズサポーターだったが、スタンドで感じた一体感で、レッズサポーターの絆と団結力は、もっともっと強くなれたと感じた。この危機も必ず乗り越えて、再び栄光を取り戻す事が出来るはず。そう確信した。そんなビッグアーチでの夕暮れ時だった。
なんて物思いに耽っていたら、隣で仲間が携帯を見せて来て、そこで森脇のレッドカードを知った。
は?確かに森脇は試合中イエローを1枚喰らっていたが、終了間際に坪井と交代してベンチに退いていた。なのに、何故にレッド!?
・・・どうやら、原口のロスタイムゴールで大喜びで我を忘れてベンチから飛び出した森脇が、ゴール裏前まで来てしまった事が原因らしい。そういうルールでレッドが出るのも初めて知ったが、思い返してみたら、確かにゴールを決めた原口の隣で、何故か森脇まで肩を組んでガッツポーズしていたよな。あの時はこっちもアホみたいに狂喜乱舞して細かい事を気にしていなかったが、考えたらそこに森脇が居るのは有り得ない事だったのだ。ってか交代してベンチに退いた選手がレッド喰らったの、初めて見た・・・。
ったくよー、せっかく感動の勝利に後に、あのパイナップル男はまたやってくれるよ。こんな時に無理にオチを作ってくれなくても良いものを!頼むからあんまし笑わせるな!!
感動のザ・美酒!メガジョッキ生を皮切りに、超ハイテンション絶好調状態で、焼酎も何杯呑んだのかすら記憶が無いレベルでアホみたいに呑んだらしく、これで当然のように翌日やや二日酔いになった(笑)。まあこういう二日酔いなら何度でも大歓迎だが。
今回のベストショット【尾道の振り返る猫】
二日酔いで尾道観光したら、名物の坂道上り下りで息は切れるわで、今度は足筋肉痛の予感が・・・
追伸、今回泊まった宿の真裏が墓場だった・・・
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J1リーグ第3節 広島0-2浦和
得点/42分・興梠(浦)、90+1分・原口(浦)
主審=松尾 一
観衆:24,734人
サンフレッチェ広島0-2浦和レッズ
~エディオンスタジアム広島
歓喜の広島から帰って来た。
本当に特別な勝利となったのだ。そしてその思いは、多くのレッズファン・サポーターも同じだったと思うし、そして選手挨拶時に選手が何度も何度も我々に寄って来てはしばらく離れず笑顔を見せてコールに応え続けていてくれたように、そして監督もコーチもスタッフもそうしてくれたように・・・レッズに関わる全ての人が思いを共有し、ついに一体となった瞬間だったと思う。
実際、選手の気迫も、もの凄いものがあった。走って当たって敵にボールに喰らい付いては奪い取る。死に物狂いのプレーの連続。それは勢い余ってカード級のファールを連発してしまっていたところから見てもわかった。
こんな事を言っては何だけど、普段やや綺麗なサッカーをしようとして気迫薄なところがある最近のレッズでは、今回の気迫溢れては泥臭い光景は、全くの別チームのようだった。
それだけ、選手ももこの試合が何を意味するものなのか、そして絶対に勝つ、勝たなければいけない試合だという事がわかっていたのだと思う。
選手は何の責任も無いのに、辛い状況を作ってしまったのは他でもない本来はクラブチームを選手を支えるべき存在のサポーターなのに、それでも選手はサポーターに必死に勝利をプレゼントしようとしてくれたのだ。そんな選手に、本当に感謝したい。
異様な雰囲気。
マスコミがここぞとばかりにウジャウジャ。隙あらばレッズサポに寄って来ては取材攻勢。完全に我々をネタにしようとしている。そんなのに負けじと、記者に声を掛けられても取材拒否を貫く。
淵田社長や橋本前社長が全てのサポーターに自分から挨拶と握手に回る。浦和からは広島に出来るだけ多くのスタッフが派遣されており、スタンド最前列には、そのスタッフ横一列にサポーターを監視している。
横断幕も無い、旗も無い、ゲーフラも無い、レプリカとタオマフと太鼓以外、何もない。現代プロサッカーのスタンドに有り得ない光景。
皮肉にも、逆にそんな中でのサポートの方が、異様な一体感を生んでいた。サポーターが本来やるべき事。それだけをピッチで戦っている選手に送り続けた。そんな今回を機に、レッズサポーターは少し原点回帰したような気がする。勿論この状況を作った原因があるからこそなのだが、それでも多くの大切な事を思い起こさせてくれた今回の出来事を怪我の光明と捉えて、そして今回の出来事を絶対に無駄にしないために、有意義なものにしなければならないと思う。
最後にK氏も感極まって涙を流していた。言葉にならない中で「これからも付いて来てください」と言っていた。そんな姿を見ていたら、また涙が出て来てしまった。最近本当に涙脆くなって困るな、自分。
レッズサポーターは、良くも悪くも、こういう歴史を繰り返している。その度にサポーターが一丸となって乗り越えてきた歴史がある。そしてまた今回の出来事で危機的状況に陥ったレッズサポーターだったが、スタンドで感じた一体感で、レッズサポーターの絆と団結力は、もっともっと強くなれたと感じた。この危機も必ず乗り越えて、再び栄光を取り戻す事が出来るはず。そう確信した。そんなビッグアーチでの夕暮れ時だった。
なんて物思いに耽っていたら、隣で仲間が携帯を見せて来て、そこで森脇のレッドカードを知った。
は?確かに森脇は試合中イエローを1枚喰らっていたが、終了間際に坪井と交代してベンチに退いていた。なのに、何故にレッド!?
・・・どうやら、原口のロスタイムゴールで大喜びで我を忘れてベンチから飛び出した森脇が、ゴール裏前まで来てしまった事が原因らしい。そういうルールでレッドが出るのも初めて知ったが、思い返してみたら、確かにゴールを決めた原口の隣で、何故か森脇まで肩を組んでガッツポーズしていたよな。あの時はこっちもアホみたいに狂喜乱舞して細かい事を気にしていなかったが、考えたらそこに森脇が居るのは有り得ない事だったのだ。ってか交代してベンチに退いた選手がレッド喰らったの、初めて見た・・・。
ったくよー、せっかく感動の勝利に後に、あのパイナップル男はまたやってくれるよ。こんな時に無理にオチを作ってくれなくても良いものを!頼むからあんまし笑わせるな!!
二日酔いで尾道観光したら、名物の坂道上り下りで息は切れるわで、今度は足筋肉痛の予感が・・・
追伸、今回泊まった宿の真裏が墓場だった・・・
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J1リーグ第3節 広島0-2浦和
得点/42分・興梠(浦)、90+1分・原口(浦)
主審=松尾 一
観衆:24,734人
ようこそ!!
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■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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自己紹介:
埼玉県富士見市在住
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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