忍者ブログ
浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
[977]  [976]  [975]  [974]  [973]  [972]  [971]  [970]  [969]  [968]  [967
オランダ対アルゼンチンの試合で、まさか0-0のまま延長PKになるとは全く思っていなかった。この2チームは本来は攻撃面の評価は高い一方で、決して守備が良いとは言えない同士。それだけに攻撃力でも拮抗している同士の戦いで全くゴールが生まれなかったのは完全に予想外。
表面上はお互いに攻め合った試合だった。しかしお互いに攻め切るようなサッカーはしていなかった。つまり攻撃の試合ではなかった訳だ。全体を通すとオランダにしてもアルゼンチンにしても、チャンスを多く作ったという訳ではなかった。どちらにしても決定機が生まれる1歩手前で常に抑え込み抑え込まれのような場面が目立った。そう、お互いに攻め切るようなサッカーをしていなかったというよりは、正確には敵に攻め切らせないサッカーになっていた。互いに決定的チャンスを作らせない。中盤の底で、そしてサイドで敵の効果的な侵入を許さない。本来は派手な部類に入るであろうオランダもアルゼンチンも、時にこういう守備的で地味な試合も出来るものなのだと、変に感心してしまった。尤もいくら力が拮抗している同士の戦いだったとはいえ、そうだからこそ互いに似た性質が噛み合ってしまい、逆にゴールが生まれなかったという見方も出来る訳で、こればかりは準決勝で名実共に実力あるチームが当たった故としておこう。
それでも決定的チャンスが全く生まれなかった訳ではなく、数少ないチャンスを決められなかったという見方も出来る。特にアルゼンチンは3度のビッグチャンスがあった訳だし、この今回の決定力の無さが決勝でも響いてくれれば・・・

ドイツは助かるのである。個人的に理想的な相手が勝ち上がって来た。90年大会での西ドイツ優勝時の相手。あの時ボランチに入ってマラドーナを徹底マークして完封し、ベッケンバウアーをして「西ドイツ優勝における影のMVP」と言わしめたギドの存在。そのギドと同じ6番を付けるケディラには、あの時のギドと同じようにメッシを徹底的に抑え込んでもらおう。アルゼンチンの10番は、ドイツの6番には勝てないという事を再び証明する良い機会だ。そうでなくてもドイツは過去2大会続けて準々決勝でアルゼンチンを破っている。特に前回大会では4-0と完膚無きまでに叩き潰した。これだけを考えてもドイツにとっては相性抜群なのがアルゼンチンなのである。なので普通に考えたら、ドイツが負ける要素は何処にも無い。

と、自信満々に言い放ってしまったが・・・いや、男に二言は無いのだ。絶対にドイツが勝つ。優勝するのはドイツ。絶対。

・・・と、思う。


試合結果/準決勝 9日
オランダ0(2 PK 4)0アルゼンチン

次の試合/3位決定戦 13日
◆ブラジル-オランダ ~ブラジリア国立競技場/ブラジリア5:00
 



PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
まさに…
こんばんは。

まさに“死闘”でしたね。本当に素晴らしい試合でした。お互いよく相手を研究して、相手の決め手を抑え、決め切れなかったのはその集中力が120分間途切れなかった事だと思います。リスクを負って攻めるよりも、お互いに相手を抑え込む事に重点を置いてガチにぶつかり合った試合でした。ブラジル対ドイツが予想外の結果だっただけに、本当に見応えがありました。
しかし、PK戦は酷ですねぇ…

さて決勝戦、私もドイツが有利かな…と思います。ポイントはセットプレーだと思います。CKやバイタルエリアからの放り込みはドイツ、直接狙える位置ならメッシの一撃、ポイントはそれだと思います。とにかく楽しみですね!

…と、その前に駒場だ~!
東浦和レッズ 2014/07/10(Thu)21:17:51 編集
無題
こんばんは。
自分が思っていた展開ではなかったけど、最後まで集中力を切らさずに戦い抜いた好ゲームだったと思います。
南米主催のW杯のジンクス通りだとアルゼンチンになりますが、ドイツは開催国のブラジルに勝っていて、ブラジルにとってアルゼンチンは目の敵なのでスタジアムの雰囲気もドイツに味方しそうな気がします。
決勝戦、楽しみですね。
FREE TIME URL 2014/07/10(Thu)21:37:07 編集
無題
遅くなりしたがドイツ決勝進出おめでとうございます

決勝はアルゼンチンとですね。

正直言えば私はオランダが上がって来ると思っていたんですが、それ以上にアルゼンチンが冷静なサッカーをしていたのに驚きました。

決勝は歴史に残る好試合を期待してます。
アフリカ好き 2014/07/10(Thu)21:48:04 編集
コメントありがとうございます
東浦和レッズさん
こんばんはです。
ブラジル対ドイツのある意味で滅茶苦茶な試合の後だけだったに、オランダ対アルゼンチンの試合は余計に落ち着いて見えましたね(笑)。とはいえ120分経過して0-0は完全に予想外ではありましたが、準決勝という事もあって、それだけお互いに慎重に警戒し合っていたという事でしょうね。一昔前の両者でしたら、間違いなく攻めのぶつかり合いになっていたと思います。これも世界のサッカーがより守備的になって来ている影響ですかねぇ。
それにしてもオランダは、スイス戦でのPK経験が裏目に出た形ですかね。交代枠使用済でPK用キーパーも使えなかったですし・・・。
決勝は、おっしゃる通りセットプレーはひとつの大きな鍵になるかもしれませんね。特にドイツのセットプレー成功率は世界屈指ですし、決勝でも当然それを狙って行くでしょうね。。これをアルゼンチンの個人技を含む意外性がどこまでドイツの盤石の組織力に通用するかが勝負の分かれ目だと思います。
そして明日はいよいよレッズ本番モード再開ですね。また頑張って行きましょう!

FREE TIMEさん
こんばんはです。
今回の決勝の注目点として、やはり南米開催で欧州勢が優勝出来るかどうかというのがありますね。そういう意味もあって、決勝は南米勢対欧州勢の方が盛り上がると思い、アルゼンチンの勝ち上がりを希望していました。そしてドイツにはこのジンクスを是非打ち破ってもらって、ヨーロッパにワールドカップを持ち帰ってもらいたいです。スタンドの多くのブラジルサポが(理由はどうあれ)ドイツを応援してくれるとしたら、それはそれで強い味方になると思います。当日のスタンドがどうなるかも注目ですね。

アフリカ好きさん
こんばんはです。
ありがとうございます。後はドイツが勝つだけです。そして理想的な相手が勝ち上がってきた事で、何重にも盛り上がれます。それにしても、自分もアルゼンチンがあそこまで冷静なサッカーが出来るとは驚きでした。オランダも予想外のアルゼンチンの出方に、調子を狂わされたのかもしれませんね。
うえ URL 2014/07/11(Fri)18:52:16 編集
無題
ドイツは中身はバイエルンですよね。
アルゼンチン、オランダは寄せ集めです。
ちなみに日本も。^ ^
日本はJの優勝チームをメインにした方が盛り上がる。
コウクン 2014/07/11(Fri)20:03:55 編集
コメントありがとうございます
コウクンさん
初めまして。
代表は基本的にどう高いレベルの選手を寄せ集めるかですからねぇ。
ドイツの代表クラスは国内に居続けると、最終的に大抵バイエルンに引き抜かれるため、必然的に代表のバイエルン比率が高くなります。日本代表も一昔前は鹿島や磐田ばかりとか、レッズやガンバばかりというのがありました。その時の時代を表しています。今のJはずば抜けた強豪チームが居ないので、優勝チームをメインにしても強くはならないと思います。
うえ URL 2014/07/12(Sat)08:02:43 編集
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第28節・後半分 浦和0-1川崎 得点/55分・小林(川)(前後半合計 浦和1-1川崎 前半得点/23分・凌磨(浦)) ・・・次の試合/J1リーグ第37節 福岡-浦和(ベスト電器スタジアム=11月30日14:00キックオフ)


★みんなのなんでも掲示板★
掲示板利用規約

☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。

ツイッター↓
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
11 12 13 15 16
17 18 19 20 21 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[11/23 うえ]
[11/23 FREE TIME]
[11/23 ひろりん]
[11/23 うえ]
[11/23 赤魂]
最新トラックバック
リンク

にほんブログ村 サッカーブログへ



にほんブログ村 サッカーブログ 浦和レッズへ
リンク

【相互リンク大歓迎受付中!!】
プロフィール
HN:
うえ
性別:
男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
ブログ内検索
アクセスカウンター
アクセスカウンター
メールフォーム
バーコード
携帯からも閲覧できますよ。
忍者ブログ [PR]