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◆川淵氏が吠えた!Jリーグ観客減は「選手にひたむきさない」(スポーツ報知)
日本サッカー協会の川淵三郎名誉会長(74)が12日、Jリーグ実行委員会に電撃出席。大東和美チェアマン(62)からの講話要請を受けて1時間にわたり熱弁を振るい、設立20年目を迎えるリーグの現況に活を入れた。
川淵氏は観客数の落ち込みについて「試合が面白くないから減っている。選手にひたむきさがない」とバッサリ。「天皇杯の決勝ではCKの時にトコトコ歩いていく選手がいた。あれは許せん。選手の態度も不愉快。そういうのが価値を下げている」と“川淵節”で苦言を呈した。
また、38まで膨らんだチーム数について「減らすべきというのは、地域密着の理念を理解していない。つぶれるクラブがあるかもしれないが、どんどん入れるべき。東京は各区に1つずつあってもいい」と主張。観客数の水増し問題にも触れ、「改めてJの理念を見直すべき」と訴えた。


自分、川淵氏って嫌いじゃない、むしろメディアに露出している部分から受け取れる人柄は、好きなタイプの人間である。ナベツネが揺さぶりを掛けた「ヴェルディJ撤退、新リーグ作るぞ」脅迫に、真っ向から「勝手にしろ」と一蹴した時から、「ああ、この人やるなぁ」と思っていた。この川淵氏って、良くも悪くも頑固な人で、浪花節的な一面もあり、だからこそ今回のように古来より日本男児が抱いている精神論的な発言も飛び出すのだろうと思っている。
だからと言って・・・
試合が面白くないから減っている訳では、ないと思うよ。
そもそも、自分はこの「面白い、面白くない」って表現は実に無責任で抽象的なものだと思っていて、あまり使いたくない嫌いな言葉である。
だったら、面白いサッカーって何?面白くないサッカーって何?って事になってしまうし、これまでこの表現に対して万人が散々議論して来たものの、誰一人として納得の行く結論など出せてはいない。それもその筈で、何が面白いか面白くないかは、個人々々の考え方の尺度や価値観によって、違って来るからである。だからこの部分に突っ込んだ所で話はループするだけだから、そんなナンセンスな話はしない。
客が減っている理由?単純にJリーグが過渡期を迎えているからだと思う。過去Jリーグは様々な開催ルールの変更を繰り返しながら今に至ってきた訳だけど、ここに来て新しい試みも頭打ちで、だからと言ってワールドカップ熱もフランス大会や日韓大会ほどには盛り上がらなくなってしまった。昔から居るコアなサポーターもそれ相応の年齢になり、そこに観客数が落ち着いてきている。それでいて人気絶頂だったレッズがここ2年で舵取りを誤っての観客数激減で、J全体の平均値を落としてしまった。
でも過渡期はどんなものでも絶対に避けて通れないものだから、これに関してはあまり深刻にならない方が良いと思う。自分はレッズは別にしても他チームは極端に客が減っているとは思っていないし、むしろ最近は安定期に入りつつあるのではないかと思っているくらいである。
ちなみに2ステージ制やチャンピオンシップ復活なんて話も出ているが、これは間違っても絶対にやってはいけない。これをやってしまったら、また一時の熱だけで、やがて冷めてしまうのは必至。プレミア構想も時期尚早。ここはヘタに動かず、しばらく数年は現状維持。これで(例えば)志村けんのコントのような心地良いマンネリが確立されれば、客は増大はしないにしても、常に安定して来ると思う。
それとやはり、外国人のスター選手が不足し過ぎかな。お客を呼ぶのって、こういう部分はひじょうに大事なポイントだからね。

38まで膨らんだチーム数について(中略)つぶれるクラブがあるかもしれないが、どんどん入れるべき
これについては、増やすのは大賛成。というか、こっちが断ってもJ加入を目指すクラブが日本各地で増大しているのだから、今更歯止めを掛ける訳にはいかない。
しかし増やし方が問題で、もっとJ加入条件を厳しくした方が良いと思う。潰れるクラブが出てくるのは長い歴史の中であれば当然なので、そこはJリーグ百年構想の一環として仕方がない面はあるにしても、現在のような敷居の低い条件では、「Jに加入したければして良いよ。でも潰れても知らないよ」と言っているようなもの。これはいけない。
あと自分は昔から、日程面を安定させるためにも、J1J2のチーム数は統一すべきだと思っている。理想はそれぞれ20チーム。無理なら現状J1の18チームを基本に、J2も18チーム。そこで早期にJ2JFL間の昇降格制を確立させるとともに、続けて、運営組織が違うアマチュア色の強いJFLと、プロであるJリーグの境をハッキリさせるため、そして1クッション置いてプロの免疫を付けさせる意味からも、また深刻な財政難を始めとした様々なペナルティ降格させられるクラブの受け皿としても、出来れば当面は最低12チーム~上限18チームのJ3を創設すべきだと考えている。

どうでしょう川淵さん!!
ああ、今日は吠えたなぁ、自分も(ホントかよ)
あ、CKの時にトコトコ歩いていく選手がいたって、そこ突っ込むかなぁ。それくらい許してやってよ。そんな所でキッカーに無駄な体力使わせちゃイカンでしょ。野球で、明らかにアウトなのに1塁ベースまで全力で走り切れ!って言っているようなものでは・・・(ちょっと違うか)
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無題
おはようございます

前項の原 一樹、ついに浦和の一員になりましたね!あれよあれよというまに(笑)
やはり、他の選手と被るよね?ということで友達と議論?を重ねた結果(あくまでも素人考えですが)

U‐22で若手が抜けてしまった時の支えではないかという考えに至りました
真相はどうかわかりませんが。。


今回の項うえさんの考えがはっきり出ていてとても興味深かったです

特にJ2⇔JFL昇降格やJ3構想のところが良かったです。

サポからも意見を吸い上げてくれるJなら、未来もあると思います。


いつか、実現する案のような気がします。
とろろ 2011/01/14(Fri)09:08:33 編集
無題
お久しぶりです。

形はどうであれ、Jという敷居を高くしてプロサッカーというものを維持していくのには賛成です。海外を見ても、実力だけではダメだという国もあるわけですし。

リーグのレベルを向上させるためにも多くのクラブが競り合うことは大事だと思うので、それを実現させるためにも、その準備を怠ってはならないと思いますね。


余談ですが、ワシが現役引退するそうです。
ワシファンだった自分としては涙…。
ぎっしー 2011/01/14(Fri)15:01:36 編集
コメントありがとうございます
とろろさん
こんばんはです。
原の獲得に疑問符は付くものの、レッズの一員になった以上は、頑張って活躍してほしいですね。
さてJ2とJFL間の昇降格制度は、確かJ2が22チームになった時点で始まる計画があったと思うので、この計画が変わっていなければ数年内には実現しそうですね。J3は今のところ具体的な計画は無いようですが、このまま更にJ加入条件をクリアするチームが増え続けてJFLの存在意義を脅かす事になれば、J3創設もあるかもしれませんね。
個人的にクラブチームが増えると盛り上がって楽しいので、早くそうなってほしいです(笑)

ぎっしーさん
お久しぶりです!
そうですね、レベルの向上という意味でも、J加入条件はもう少し厳しくした方が良いですよね。チームが増えに増えて、その内アマだかプロだかわからないようなチームが出てきてしまっても困りますしねぇ。
そしてワシントンが引退ですね。もう少し彼のプレーを見たかったので残念ですが、お疲れ様ですね。いつか浦和に指導者として帰ってきてほしいですね。
うえ URL 2011/01/14(Fri)18:02:09 編集
無題
こんばんは
私は全てを否定する訳ではありませんが、『「つぶれるクラブがあるかもしれないが、どんどん入れるべき」by川渕語録。』なんて言っているようですけど、今も変わらずJ1で力を増しているのはパトロンの住金や豊田、または昇格して来た東京エレクと言ったスポンサー(スポンサーとは名ばかりで実質クラブを支配している。)の付く、言わば景気を持ち直してきた羽振りのよい会社チームばかりが目出っているのである。地元密着を路で行って来たレッズなどは赤字塗れとなっている。数を増やすどうこうよりこうした企業癒着の問題を解決しない限り、100年構想もクソもあったものではないのでしょうか?ねえ、川渕さん。人気が落ちて来た理由もそこらへんにあるのではないでしょうか?一流企業=勝ち組の構図は、みんな見あきているのではないでしょうか?
りょりょ 2011/01/14(Fri)23:44:12 編集
コメントありがとうございます
りょりょさん
おはようございます。
企業とクラブチームの関係はプロスポーツの永遠のテーマでしょうね。現状では世界を見てもお金があるクラブが強いという図式。やはり大企業が親会社であり筆頭株主であったりするクラブはそこから流れる資金に左右されますし、そうでないクラブはスポンサーや観客数が大きく左右して来ますから。三菱という世界的グループがバックに居るレッズも、親会社である自工からの損失補填契約を解除して独立採算になっていますから、実に微妙な立場に居ますね。
本来は、地域密着=人気=強いという図式が理想なんでしょうけどねぇ・・・
うえ URL 2011/01/15(Sat)07:26:17 編集
無題
お疲れ様です。
「選手のひたむきさが見られず観客減」という図式。

私はこの図式が今のレッズに少なからず当てはまってると思います。
最近で言うと、ひたむきさ・気持ちを全面に出す・負けず嫌い、いわゆる熱い気持ちを持った選手(ワシ、ハセ、闘、都築、今後はロビー、細貝)がチームを去ると共に埼スタの観客が減少してるように感じます。(あくまで個人的な感想ですが)

もちろん、うえさんの意見も的を射てると思います。
結局、原因は1つではなく複数の要素が重なり合って今の現状になっているんでしょうね~。
少なくともレッズだけで観客を取り戻したいとこですね。
いろは 2011/01/15(Sat)10:41:09 編集
コメントありがとうございます
いろはさん
こんばんはです。
おっしゃる通りで、最近のレッズ、特にひたむきさで言えばその象徴であった闘莉王が去ってからのフィンケ体制でのレッズは、熱い選手や、勝利を目指す事に対してのひたむきさが欠けていましたね。レッズはやはり熱い選手が必要ですし、大人しいだけの仲良しチームでは強くなれませんし、客も減ってしまいますね。
今季はペトロに熱い魂を注入してもらって、熱いサッカーで少しでも観客を取り戻したいですね。
うえ URL 2011/01/15(Sat)17:26:34 編集
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試合終了/YBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦 鳥取2-5浦和 得点/12分・武田(浦)、15分・サンタナPK(浦)、35分・田中(鳥)、52分・敦樹(浦)、55分・中島(浦)、64分・松木(鳥)、90+3分・中島(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第10節 浦和-名古屋(埼玉スタジアム2002=4月28日15:00キックオフ)


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