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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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さてレッズのクラブワールドカップも終わったので、早いところ今シーズンの総括に入るとしようかな。

去年の総括では、ルヴァンカップを獲った上で更に快進撃を続けてJ1リーグ勝ち点1位まで上り詰めながら、チャンピオンシップ第2戦で鹿島に逆転負けを喰らってリーグ優勝を逃したチームを、「終わり良ければ全て良し」の意味を逆に捉えながら、天国から地獄と評した。

その上での今季であるが、前年の地獄の気分が癒えるか癒えないかの内にスタートした感もある今季。6シーズン目となったミシャ長期政権であったが、前年に得た高い守備意識のサッカーから一転、何を思ったのかミシャは史上稀に見ぬ超攻撃的サッカーを指示する。守備をかなぐり捨ててでも異常な程に高い攻撃ラインを構築し、攻めるだけ攻めて攻めて攻め倒すサッカーに取り組んだのである。

ゼロックス杯の敗戦に続きJ1は開幕戦こそ敗れたものの、その後のチームはその超攻撃サッカーで勝利を重ね、J1リーグで8節までに実に24点、そのJ1に比例するようにACLもグループステージ5戦で18点という、試合数に対して不釣り合いなまでの異常な得点数を叩き出す。これでこの超攻撃サッカーは成功を見たかに思われた。
しかしこの時点でその超攻撃サッカーに対して、犠牲にしていた守備を危ぶむ声も少なからず発せられていたが、当のミシャは未だその危険性に気付いていなかった。まもなくやって来る崩壊の足音に全く気付いていなかったのだ。

4月末、それまで快進撃を続けていたチームは、さいたまダービーでまさかの完封負けを喫すると、それを境に下降線を辿り始める。あれだけ猛烈だった得点力が一気に低下し、同じパターンの失点を繰り返しては、チームは勝てなくなってしまったのである。
これは必然であった。対戦相手は開幕から1ヶ月もすれば、どんな特異なサッカーでも研究材料が整って来る。攻めるだけ攻める事で守備が全く追い付かなくなるという、超致命的かつ至極単純な穴をプロが放って置く筈もなく、それなのに当のミシャは穴を修正する事なく戦い続ければ、同じ失敗の繰り返しになるのは必然であった。そして当のミシャが広島監督時代から永遠にその過ちに気付いていない。

急転直下。破局の入口であった大宮戦から7月末まで3勝1分8敗の散々な成績で中位転落。建て直しの方策が一向に見えぬママ迎えた19節の札幌戦で、ミシャは自らチームを壊滅させるような3枚替えからの決定的な大失態を引き起こし、もはや再起不能と判断されて解任されてしまった。
5年半。レッズ史上最長の政権で隆盛を誇って来たミシャ王朝は、最後の半年の見誤りから瓦解し、最後の試合でミシャ自ら無惨な醜態を晒す形で、呆気なく崩壊してしまったのである。

長期政権故の悲しさ。補強率に対して満足な結果が出ないママ、表向きの数字に惑わされてミシャと契約し続けたフロントの罪も然り。これを繰り返していては何時かはボロが出るのも世の常であるし、現状維持に満足していては、成長は見込めない。
だからこそフロントはもっと早くミシャを「勇退」させてあげるべきであった。かつてレッズに初タイトルをもたらしたオフトと契約を更新しなかった時のように。そしてミシャ自身もっと早く身を引くべきであった。かつて黄金期を築きながら3年を区切りに辞任したギドのように。
このように、思い出は良い思い出のママ終わらせる事でこそ、その気持ちが成就される。ところが引き際を間違うと、最後は必ず悲しい結果を生む事になるのである。どんなものも使い続ければ、最後は必ず壊れてしまうのだから。壊れるのを待つまで動かなければ、何れ最後はこうなってしまうものなのだ。

さて11年以来の再登板となった堀であったが、これだけ崩壊したチームを、リーグ戦は何とか中位に保ちながら、最後はACLを優勝に導いた。チーム状態を考えたら奇跡であると言えるし、また神掛かりであった。しかしミシャとはうって変わって、先ずは守備から立て直した上で、相手を分析して柔軟に戦いを挑む堀のやり方が、未知の相手と戦うACLではフィットしたのだろう。この経過も既に周知である為あえて書かないが、ひとつの戦い方を追求するミシャでは恐らく成し得なかった事だと思う。

今季は前半の騒動からして、そして10年前のACL優勝以来、昨年のルヴァン杯のタイトルがやっとであったレッズが、突如として10振りにACLで優勝してしまった。
これにより、過去9シーズンの苦しみが一気に報われた。ACLというビッグタイトルにより、失っていた大きな栄冠を一気に取り戻す事が出来た。もうそれに尽きるシーズンとなった。

ここからは課題。フロントはACLの成績を評価して堀と来季の契約を更新した。この判断が正しいかどうかは来季によるものの、本来堀が指揮した今季のJ1の内容と成績からすれば、とても安心して契約を更新できるレベルではなかったのも明らか。
しかしフロントからすれば、1度ならずも2度までも堀に火中の栗を拾わせてしまった以上、義理人情を考えたら再びコーチに戻す訳にも行かない。そうなれば堀自身がレッズを去る可能性もあったと思う。この功労者を失うには世間的に見ても忍び難く、それを避ける意味でも、堀と来季の契約を更新する必要があった故だと思う。
違う選択肢もあったと思う。堀をフロントに上げる方法もあっただろう。しかしそうなると、新たな監督を探す必要性に迫られる。ところが果たして今のフロントが自らの力量だけで、新たに優勝を目指せるだけの有力な監督を探し当てる事が出来るであろうか。
結論から言えば、否であろう。今のフロントのレベルは、6年前に何のビジョンも持たぬママ新監督候補に次々断られ、そこに偶然フリーになっていたミシャと渡りに船で契約した時と殆ど同じ状態なのである。何より当時の強化総責任者である山道部長が、ミシャ解任の責任を何ひとつ負わずに、相変わらず強化総責任者として残って居座っているのである。ここからしてフロントの脳味噌が何ら変わっていない事が丸わかりで、結局は自らの足で歩いて新監督を探す気も力量も無い故に、堀と契約を更新するしか手がなかった、もっと言えば、だからこそミシャと6シーズンも契約を更新し続けるしか手がなかった訳だろうし、ミシャを解任しても堀しか選択肢が無かったのだろう。そう穿った見方すら出来てしまうのである。

このような相変わらずプロに成りきれていないフロントで、果たして来季に向けて不安が残る堀を強力にバックアップが出来るのであろうか。今聞こえて来る補強話も直輝の復帰に始まり、全て国内レベルだけなのである。マウリシオの時のようにロビーなど外からの力を借りてでも、ガムシャラに何としても来季はリーグ優勝を成し遂げようとしているようには、とても見えない。そんな状況なのである。
お金をかければ必ずしも優勝できるという訳ではないが、せっかくACL優勝やクラブワールドカップで得た賞金も、生きた金の使い方をしなければ、結局は無駄遣いで終わってしまう。それとも内部留保では超優良レベルにあるとされるレッズに於いて、フロントは相変わらず高い給料を貰って、そこに安心感と満足感を得ているだけなのではないだろうか?
そういう意味でも、やはりフロントの性質が変わらなければ、レッズは悪い意味で同じ歴史を繰り返すだけな気がする。

さてこのように、ACL優勝があったにもかかわらず、今季も厳し目の総括になってしまった。まあこれは自分の性分もあるのだが、やはりACL優勝が隠れ蓑になって、危険な部分が覆い隠されたママ来季を迎えたくないと思い、自戒の意味も込めてあえて辛口に書かせていただいた。
勘違いしてほしくはない部分として、それでもレッズが10年振りにアジアを制覇してビッグタイトルを得た事と、それにより再びクラブワールドカップに出場できた事は、本当に誇らしい事であり、最終的には素晴らしいシーズンになったのは間違いない。それは胸を張って言える。そしてサポーター冥利に尽きるシーズンであった事だけは間違いない。

その上でここからはレッズの再スタートである。長年保持し続けたACLの出場権を失ったレッズは、来季は国内から仕切り直しのシーズンになるのだから、これこそが本当の意味での再スタートとして、また新たなレッズの歴史を作って行く1年目になるのだ。


という事で、皆さん今シーズンも本当にお疲れ様でした。色々と波乱のシーズンでしたが、終盤に待っていた大歓喜により、皆さんと幸せで喜びの時間を共有できた事が本当に嬉しかったです。なので去年の総括では悪い意味で引用した「終わり良ければ・・・」は、今年はストレートな意味で使いたいと思います。
即ち、色々あったけれど、終わり良ければ全て良し。そして来季もそういうシーズンになってくれる事を切に願いつつ、また引き続き愛すべき浦和レッズを応援して行きましょう。お疲れ様でした。
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無題
今年も1年間お疲れさまでした。
まさに振り子の原理ではないですが今年のミシャは攻撃に振りすぎましたねw
仰る通り昨年のルヴァンのこともありますし、できれば綺麗な形でお別れしたかったのが個人的な心残りではあります。まぁ来年は敵として会えるみたいなので逆に楽しみです。
堀さんも。ホントにあの状況大変だったとは思いますがACL制覇は素晴らしい。彼なしでなあり得なかったでしょう。ただ就任当初は守備に力を入れるのはいえリーグ最後の方は 守 に振り子振りすぎなんじゃないかなーと思う事がw 急激すぎる守への変化は果たしてどうなるのかその辺は来期への期待と不安でもあります。それと仰る通りフロント大丈夫かいな と思うことはあります。社長は前体制の後半からなので多少仕方ないとは言え山道さんは責任とらなければ行けないだろ とは思ってました。ここは誰しも疑問に思ってるでしょうね。いずれにせよ2年続けてタイトル。これは良いことと思って来年も楽しみにしています。
うえさんもお身体にお気をつけてよいお年を…
ひろまろ 2017/12/16(Sat)18:41:55 編集
無題
こんばんは。お疲れさまです。
うえさんの総括を「そうだ!こんなこともあったな…」と思い返しながら読んでました。
色々ありましたが、10年ぶりのビッグタイトルで嬉しいシーズンとなりましたね。今でもACL決勝のコレオや場内の雰囲気を思い出すと、幸せな気分になります。サポーターの応援もすばらしかった。阿部はACL制覇は2度目ですが、リーグ優勝がまだなので、本来リーグも獲りたかったでしょうね。
しかし、どうしたらリーグを獲れるのでしょうね。自分がずっと不思議なのは、リーグ始まって以来、これだけ多くのサポーターの熱意と支持があって、サポーターの多さから広告も取りやすい恵まれた状況の中で、なぜいまだにリーグ優勝が1回しかないのか、ということです。いくらフロントが素人でも、営業収益リーグトップ→良い選手が獲れる→優勝する…が、何度もあってもよさそうなんですが。
うえさんの総括でもあるように、1か月もすると研究されてしまいますが、そのとき選手が自分の頭で考えて、突破口が開けないようだと優勝は厳しい。どんなに優秀な監督を持ってきても、どんなに良い戦術でも、最後にものを言うのは選手の力量です。日本サッカーは創造性がない、とよく言われますが、どうすれば決められた枠以外の創造性のあるプレーが可能なのか。今回のACLでも決定的な仕事をしたのは、ラファエル・シルバやマウリシオ、日本人選手の中では長澤が目立ちました。
話は飛びますが、以前どこかの本で読んだのですが、水銀などの有害物質が体内に蓄積すると、人間の創造力が減退するのだそうです。日本は戦後、農業で多量の農薬を使用していて、一時は全世界で使用する農薬の半分を日本一国で使用していた頃もあったとか。現在では毒性の強い水銀系の農薬はほとんど使われていないそうですが、当時はかなり使用されていた。それがまだ日本全国の土中に残留しているのだそうです。一方、玄米は体内の有害物質を排出する力が強いので、長期間とっていると、体内の毒がだんだん減ってくるのだそうです。たしか野球の広岡監督がヤクルトを優勝させたとき、玄米食などの厳しい栄養管理で有名だったそうです。クラブも、強化部門だけでなく、物心両面から研究開発を怠りなく、選手の健康管理まで含めてサポートしてほしいですね。今季は2度目のアジア王者になったことで、レッズ史上最高額だった2007年度の営業収入に迫る勢いだそうですが、せっかくの収入を有効活用してほしいです。
来季こそ、今度はリーグを獲って、笑顔でシーズンを終えたいですね。
皆でまたレッズを応援しましょう。
涙目のサポーター 2017/12/16(Sat)21:54:46 編集
コメントありがとうございます
ひろまろさん
こんにちはです。
今シーズンも大変お疲れ様でした。今季はACL優勝の華々しい結果の前に、やはりミシャ解任劇は避けて通れない話になってしまいますが、かなりの賛否両論があった監督なれど、それでも5年半もの長期に渡りレッズを率いた人が、最後はあんな形で去らなければいけなかったのが悲しく残念でしたね。来季は札幌の監督ですか。複雑ですね・・・。
そしてACLを征した堀ですが、本人も本当なら攻撃サッカーをやりたいと思っていたのでしょうけど、その前に完全に崩壊した守備を建て直すには、先ずは必要以上に守備的にする荒治療が必要と考えた故の得点力低下だと思うので、新たにチームを作れるこれからは、本当の意味での堀レッズに注目したいです。
しかし相変わらずフロント脳が変わらない感は強く、ミシャと一心同体みたいな事を言っていた山道氏が責任を負わない点がやはり納得行かないですよね。堀之内が強化部入りしましたし、強化部の頭は本当の意味でプロな人を招聘してもらいたいです。
しかしおっしゃる通り2年連続のタイトル。これが途切れる事なく来季もタイトルに期待したいですね。そして素晴らしいシーズンにるよう、良いお年をお迎えください。

涙目のサポーターさん
こんにちはです。
今シーズンも大変お疲れ様でした。今季は何時にも増して浮き沈みが激しいシーズンで、ずっと荒波に揉まれながらのタップンタップンの苦しい航海の中で、それても最後にようやく目的地である理想の港に辿り着けた感じでしたね。それだけACL制覇とクラブワールドカップ出場は限りなく大きいものになったと思います。
これにより2度もアジアを制覇しているレッズですし、ご指摘の通りJ1リーグは2006年に優勝したのみでこれまで僅か1度だけというのはさびしいですよね。Jリーグナンバーワンの集客数を毎年維持し、様々な好環境に恵まれ、リーグ随一の費用をかけて他が羨むような贅沢な補強を繰り返している割に、それに見合った結果が出ないのもまたレッズですね。必ずしも、お金=強さには結び付かないまでも、世界を見れば、やはりお金=強さが蔓延っている訳ですから、レッズとて本来ならその定石通りに運営すれば、コンスタントにリーグ優勝が出来る筈なんですよね。事実リーグ優勝を果たした06年以外でも、あとひとつ勝てばリーグ優勝というシーズンを何度も経験して来ている訳ですから。そこで幾度も優勝を逃して来ているという事は、やはり監督選びや選手補強などの見極めを含めて、クラブの根本的な運営方法に間違いがあるという事なのでしょう。だからこそフロントの体質が大きく変わらなければ、また同じ過ちの歴史を繰り返すだけだと思うんですよね。何だかんだ言っても三菱という超強大な企業グループがバックに居る以上は、そう簡単に体質は変わらないのも事実ですが、だからこそ犬飼氏のような本気で優勝を果たそうと動ける社長が待たれますし、そして内部人事だけではなかなか意識が変わらない分は、お金をかけてでも外部からプロフェッショナルな強化責任者を招いてもらいたいんですよね。そしてそれは強化責任者だけではなく、水銀の興味深いお話からのご指摘の通り、そういう事にプロレベルで精通した健康部門の責任者であったり、各部門の責任者にプロフェッショナルな人物を置いてこそだと思います。それこそ社長自体を外部から招く事だって、親会社や株主が許せば可能な訳ですし。まあ三菱にそれを許してもらうには余程の事がなければ難しいのも事実ですけどね。だからこそ犬飼氏みたいに親会社にモノが言える新社長が待たれます。
何れにしても、おっしゃる通り、せっかく得た高収入を本気で有効活用してもらいたいですね。利益も大切ですし、いざという時に備えて内部留保を増やすのは仕方ないにしても、それでもプロスポーツクラブの理念の根本はファンを「楽しませる」事ですから、少なくともそれを念頭に置けるクラブであってほしいところです。
そして来季ですね。本当にそろそろリーグ優勝を果たさなければいけない時期に来ています。せっかく国内リーグより獲る事が難しいACLを10振りに獲ったのですから、次こそ国内リーグも10年振りに制覇するチームになってもらいたいですね。そのために我々もより力強く応援して行きましょう!
うえ URL 2017/12/17(Sun)12:14:07 編集
無題
今晩は なにかアッと言う間の総括ですがまぁ色々あって波乱の1年でしたね。
ミシャ王朝の終焉でACLどころかリーグ戦の残留争いにでも巻き込まれるのでは、とか不安な部分ありましたがその中でACL頂点は確かに奇跡に近い見事な偉業でした
来年も堀体制で決まった以上微力ながらも全力でサポートですが、やはり気になるのは仰る通りなんのビジョンも持たない危機感無いフロントのレベル。どれ程のバックアップ出来るのか甚だ疑問です。今年のリーグ戦とカップ戦の試合内容結果にビッグタイトルで蓋する事無く山道さんには是非しっかり向き合って欲しい。と言うよりあんたの仕事何だからしっかり働け!一般の会社なら給料泥棒呼ばわりされるレベルでしょう・・・
愚痴ばかり言ってもしょうがないし終わったばかりで来年の心配もあれなんで<終わりよければすべて良し>にしてACL優勝決定の録画繰り返し見ながら年越しです(笑)この後のストーブリーグやら新ユニ発表やらと3月までは何かと楽しめるのでは。
今年も1年間本当にお疲れ様でした。チョット早いですが良いお年をお迎え下さい

 
欅通りのサポ 2017/12/17(Sun)22:26:10 編集
無題
いつも試合が終わった次の日にうらぎをみた後こちらを拝見させていただいていました。とても読みやすく面白かったです。来年こそは優勝できるといいですね。
名無しさん 2017/12/17(Sun)23:14:24 編集
無題
1年間お疲れ様でした。
いつも試合後楽しみに拝見させていただいてます。
来季に向けて好環境とは言い難い面も多いですが、今年も良い年だったねと言えることを期待して、応援サポートしていきましょう。
来年も楽しみにしています。
名無しさん 2017/12/18(Mon)00:09:53 編集
今季もお疲れ様でした。
こんにちは。

月曜日の夜、ドバイから帰国しました。準決勝、決勝と見てきましたが、生で見るC・ロナウドは凄かった… 優勝を決めたFKは、蹴った瞬間は低いっ!と思ったんですが、壁をすり抜けるようにゴールに吸い込まれ、うわ…スゲー…とため息でした。クラブワールドカップを見て、やはりワンタッチ、ダイレクトプレーは大事なんだなと実感しました。

今季も色々ありましたねぇ…昨年は“悔しい”“残念”という感じが強かったんですが、今季をひと言で言えば“疲れた”1年だったように感じます。もちろんACLでのミラクルな躍進、2度の奇跡的な逆転、そしてスコアでも負けなかった決勝、本当に心から楽しめて、喜べた瞬間でした。しかし思えばゼロックスとリーグ開幕戦で立て続けに3失点。全てはそこから始まったのかも知れませんね。今季は4点取らないと勝てないのか?と言ってました。しかしそれは冗談にならなかったですよね。敵にしてみれば“失点しなければレッズには勝てる”みたいな感じで引いて守られてしまい、1発のカウンターから失点を重ねてしまいました。得点だけならACL圏内、失点だけなら降格圏内、当然の如く順位は真ん中。もしミシャのままだったらどうなっていたんでしょうか?でも、私はミシャには感謝しています。残留争いをしたチームをACL出場まで押し上げ、昨年はルヴァン優勝と年間勝ち点1位。2シーズン制の損な部分を全て背負ってしまったという事も確かにありましたが、昨年のチャンピオンシップで鹿島に逆転されてしまった…私はあれが全てだったと思います。07年のリーグ最終戦で同じように鹿島に逆転されてしまった事もありましたが、私は昨年の方が“何かが終わってしまった”という虚しさがありました。
そして堀体制になった訳ですが、ミシャサッカーの為に集められた感が強いメンバーでシステム変更、仕方無い部分もありましたが、それが言えるのは今季まででしょう。
少しずつ来季の構想が見えて来た感じがありますが、堀体制となり、メンバーもそれなりに動きがあるようだし、リセットしてキャンプから新たな堀体制、ある意味本当の堀体制になると思っています。CWCは不甲斐ない結果になってしまいました。来季は新たなレッズとして“強いレッズ”になってもらいたいです。

あ、ところでUAE、治安も良かったし、街も綺麗で、予想していたよりもとても良い街でした。さすがにオイルマネーの金持ちが集まる街って感じでした。現地で一緒だった人はサウジアラビアも行ったけど、全然こっちの方が良いと言ってました。


さて、これから本格的に始まるストーブリーグ、どうなるのか楽しみです。妻は知り合いと一緒にレディースを応援に大阪に行くとか言ってますが、私はUAE遠征のツケで年末年始も仕事です。

本当に今季もお疲れ様でした。しばらくケバブカレーが食べられないのが寂しい…高校サッカーの時にケバブ屋さん出てるかな?ケバブだけ買いに行こうかな(笑)。
来季に期待しましょう。1年間ありがとうございました。
東浦和レッズ 2017/12/19(Tue)12:33:34 編集
コメントありがとうございます
欅通りのサポさん
こんにちはです。
今シーズンもお疲れ様でした。今季は国内の戦いとアジアでの戦いではあまりにギャップがあり、おっしゃる通り波乱過ぎて、何を主眼にして良いやらわからない総括にもなってしまいました(笑)
ミシャのママでいたら下位転落もありえたJ1でしたが、堀は何とか中位で踏み留まらせた事で、J1では最低限の仕事は果たせたと思います。その上でACLは優勝に導いてくれたのは本当に良かったと思います。来季に向けて、フロントはこの功労者を何処までバックアップ出来るかが鍵ですね。
そんな中で山道部長はミシャを蜥蜴の尻尾切りで終わらせ、ACL優勝を免罪符にしているのか、何の責任も負わないママ居座っているのが納得行かないですが、そうならそうで、来季こそチームがリーグ優勝を果たせるように、最大限の働きを見せてもらいたいです。
さてここからは来季に向けて鋭気を養う期間に入りますが、ACL優勝があった分、今オフはその余韻を楽しめますね。自分も優勝試合の録画を何度も見ては余韻に浸っているところです(笑)。その上でこれから出て行く選手、そして入って来る選手が気になりますが、天皇杯が終わった順に噂の選手も次々発表されそうで注目ですね。そんな中でまた引き続き当ブログにお付き合いいただければ幸いです。

名無しさん
初めまして。
ありがとうこざいます。そう言っていただけると嬉しい限りです。また引き続き色々と書いて参りますので、お付き合いいただければ幸いです。来季はリーグ優勝の記事が書きたいですね。
うえ URL 2017/12/20(Wed)12:35:06 編集
コメントありがとうございます
名無しさん
初めまして。
ありがとうこざいます。波乱のシーズンでしたが、ここからは来季に向けて注目する時間ですね。楽しみ半分不安半分な来季になりそうですが、だからこそ来季も終わり良ければ全て良しなシーズンになってほしいですね。またお互いサポート頑張りましょう。

東浦和レッズさん
こんにちはです。
先週は遙々UAEまでお疲れ様でした。先ずは無事なご帰国何よりです。UAEというとやはり真っ先に思い浮かぶイメージはオイルマネーによる「お金持ち」ですが、ドバイは世界中のビジネスマンが集まる大都市で建物も凄いみたいですし、その上で治安も良いとなると、結構住み心地が良い国なのでしょうね。自分も生きている内に1度は行ってみたい国ですね。自分海外は子供の時にハワイとシンガポールくらいしか行った事がないんですよね。
そしてレッズ的には準々決勝のまさかの敗戦で結局5位決定戦に回ってしまい残念な大会になってしまいましたが、日本勢にとっては初の海外試合になったクラブワールドカップを、日本人として海外現地で体感できた事は、大変貴重で素晴らしい思い出になったのではないでしょうか。やはり現地で超ワールドクラスの選手のガチンコプレーを生で観られるのは凄い事だと思いますし、羨ましいです。
そして今シーズンもお疲れ様でした。去年の天国から地獄なシーズンと比べると、今季は始めから終わりまであまりにアップダウンが激しく、また国内試合と国際試合の成績も違い過ぎましたね。国内の試合を例にすると、前半は大量得点試合から急転直下で守備が大崩壊して何点取っても安心できない試合の連続とか、ミシャ解任後の堀体制で守備を建て直して少しは落ち着いたかと思われたら今度は点が取れなくなるとか、またACLでもアウェーの劣勢試合からホームでの火事場のクソ力発揮の大逆転劇とか、そして最後に待っていた優勝の大歓喜、そしてクラブワールドカップと、とにかく精神的にも肉体的にも慌ただしい、気が休まる暇が無かったと言いますか、それを考えると確かに「疲れた」という表現がピッタリ来るシーズンだったかもしれませんね。
ミシャに関しては自分も感謝している部分もありますし、だからこそ個人的には3シーズンが終了してからは、何処かで早めに監督を交代させて次のステップに進んでほしいとずっと思っていました。その方がマンネリを終わらせつつミシャにとってもサポーターにとっても、良い思い出のママ終われると思っていました。ところがそれを6シーズンも継続させてしまった事で、逆に最後はひじょうに残念な形でミシャと別れる羽目になってしまいました。記事にも書きましたが、やはり引き際の大事さなんだと思うんです。ミシャもクラブも、そこを見誤ってしまったのが悔やまれますね。
後を引き継いだ堀体制は、厳しい状況の中で良く建て直してはACLを優勝に導いてくれましたが、おっしゃる通り言い訳が通るのは今季までで、ある意味で白紙の状態からチームを作れる来季からこそ、本当の堀の監督としての資質が試されますね。だからこそクラブは堀を強力にバックアップしてあげなければいけませんし、堀自身もうリリーフ監督ではなく独立した一人の監督である事を自認して、気を引き締め直してチームを指揮してもらいたいです。
という事でここからはオフを楽しみたいですが、そういえばレディースは大阪で試合なんですねぇ。この時期の大阪遠征もなかなか良いですね。そんな中でUAE遠征の後でお仕事の方も大変ですが、身体を壊さないようお気をつけください。疲れた時はケバブで体力を付けるというのも良いかもしれませんよ(笑)
そして引き続き当ブログをまたよろしくお願い致します!
うえ URL 2017/12/20(Wed)12:35:52 編集
無題
みなさま、今年もお疲れさまでした。
ACL優勝は素晴らしい。来年こそ、リーグ制覇を頼みます。サポーターは全力で応援します。
選手、監督、スタッフ、サポーターのみなさま、来年もよい年になりますように。
奥さまは来年は年女です。関係ありませんでした。
与野 2017/12/20(Wed)21:56:40 編集
コメントありがとうございます
与野さん
こんにちはです。
今シーズンもお疲れ様でした。今季は10年ぶりにACLというビッグタイトルを獲れましたから、来季ACLに出られない分は、J1リーグ優勝という形でまた喜びたいですね。
レッズが来年が年女の奥様の縁起に肖れる素晴らしいシーズンになれますように。
うえ URL 2017/12/21(Thu)11:43:48 編集
無題
1年間お疲れ様でした。

うえさんのフロントに関する発言は、残念ながら当たっていると思います。
最後は悲しい別れになってしまいましたが、ミシャはレッズのために本当にがんばってくれたと思います。個人的にはミシャには感謝しかないです。

ダメなのはフロントです。
ビジョンも海外とのコネクションもないケチなだけの無能フロントは、6年前にたまたまフリーだった良い監督と契約できただけです。もし、ミシャに断られていたらと思うとぞっとしますよ。
まず、山道を切ることが第一です。そうしなければ、おっしゃる通り同じ負の歴史を繰り返すだけだと思いますね。
来シーズン、堀監督の成績が悪くなった場合の次期監督候補なんて、おそらく考えてもいないでしょう。
Jリーグの中でも、他チームが羨むほどの資金があるにも関わらず、素人フロントのせいで、クラブのレベルに見合う成果が出ないままなのは残念でなりません。

そして、矢島がガンバに0円で完全移籍してしまいましたね…。
こういうところもフロントは何とかできなかったのかなー。
ハートランド 2017/12/21(Thu)22:10:47 編集
無題
こんばんは。
自分も総括記事を書き上げました(汗)
ACL制覇した一方で、国内では監督交代などバタバタしてリーグ7位。
ACL制覇した事で救われた気持ちになりました。
やはりタイトル獲得は格別です。
ゼロックス、開幕戦の負けっぷりを見て今季はダメだと思いましたが、そう考えていたのは選手の中にもいたと思います。
それだけ、今季のミシャがやらせようとしたサッカーはメチャクチャでした。
守備を疎かにした結果なので解任やむなしですが、それでも長きに渡ってチームを指揮していた監督だけに、こういう去り方は自分としても不本意です。
後任の堀監督は来季は初めて開幕から指揮を執りますが、今の選手に合ったスタイルで新シーズンに臨んでほしいですね。(もちろん補強も大事ですが)
最後に今シーズンもお世話になりました。
来シーズンも宜しくお願い致します。
FREE TIME URL 2017/12/21(Thu)22:43:29 編集
コメントありがとうございます
ハートランドさん
おはようございます。
今シーズンもお疲れ様でした。やはりプロになりきれていない今のフロントの質は問題ですよね。レッズは会社として考えればお金の面では優良企業ですが、プロスポーツクラブとしては多くの課題を残したままなんですよね。
強化部長も自分の考えが無く「ミシャサッカーに合う選手を」を大義名分にしながら、その内実は単にミシャが言うママ欲するママの選手を補強し続けただけで、やたら「下手な鉄砲数射ちゃ当たる」的に大量補充しては使わない選手を大量に産み、挙げ句偏った選手編成を招いたと思います。こういう点を見ても、やはりキチンとした量より質の補強眼とパイプを持つ人物を強化部長に欲しいですよね。このままでは、おっしゃる通り、もし仮に堀がダメだった時にはどうなってしまうのか心配ですね。
そして矢島のガンバへの完全移籍が発表されましたね。ガンバから2年連続のラブコールに応えた形にもなりました。下部組織出身という点と0円移籍は勿体無い部分はありますが、正直レッズでの矢島は、岡山から復帰後もミシャでは殆ど使われず、堀からは結構なチャンスを与えられながら明確な結果を出せなかった分「期待外れ」だった感も強いので、そう戦力ダウンにはなりませんし、今回の移籍は仕方ないかなとも思います。育成力があるクルピの下で覚醒するかどうかはわかりませんが、まあレッズ戦以外で活躍してもらいましょう。

FREE TIMEさん
おはようございます。
今シーズンもお疲れ様でした。そしてこちらこそお世話になりありがとうこざいました。今季シーズンの中で国内の戦いは良くなかった部分が多かったですが、そんな中でも良くなかったものを上回るもの、救われたものがあれば、報われた気持ちになりますよね。今季はそれがACL優勝でした。本当に優勝できて良かったです。
しかしおっしゃる通り、今季はゼロックス杯とJ1開幕戦の負け方から不安先行のスタートでしたね。そしてミシャ体制では実際にその通りになってしまいました。結果レッズ史上最長の監督を務めた人にしては、あまりに悲しい別れ方になってしまったのが大変悔やまれます。
レッズはゼリコ、そしてミシャと、任期の違いはあれど連続で監督を途中解任してしまっているので、それをコーチとして見てきた堀は、今度こそそういう歴史を繰り返さないよう、呉々も気を引き締めてチームを指揮してもらいたいですし、フロントもしっかり堀をバックアップしてあげてほしいですね。
そしてまた当ブログと引き続きお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
うえ URL 2017/12/23(Sat)09:49:30 編集
無題
こんばんは。

2017年レッズ最大のニュースは監督が代わったことでしょう。
ポリバレントな選手達の90分走るサッカーから、役割分担をキッチリして90分走らないサッカーも取り入れている。
こんな感じがします。
そうなるとFW陣を入れ替えしないとキビシイですね。
90分走れなくてもいいから、ペナルティーエリアを縦横無尽に走れる選手を獲得しないと・・・。
それから最終戦で挨拶した人レッズの社長もしくはGMだと思うのですが、リーグ代表するビッグクラブのフロント感じがしないです。
「他にいないの?」が率直な感想です。
サッカー素人 2017/12/27(Wed)00:01:34 編集
コメントありがとうございます
サッカー素人さん
こんばんはです。
レッズは5年半も同じ監督でしたから、確かに5年半振りに監督が交代したのは大きな出来事でした。ただやはり成績的には10年振りにACLというビッグタイトルを獲得した事が一番の出来事だったと思います。ACLだけは、簡単に獲れるタイトルではないので。
ちなみに自分も選手の好みとして、ポリバレントな選手よりも、スペシャリストな選手を置きたい派です。組織って個々の責任を考えると、役割分担がハッキリしている方が上手く行く傾向なんですよね。そういう意味でも、FWは点を獲る事に集中する事は、決して悪い事ではないと思います。
ちなみに最終戦の挨拶は社長です。まあ三菱の御曹子ですから。毎年社長は当たり障りない挨拶です。
うえ URL 2017/12/27(Wed)22:00:33 編集
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第4節 平塚4-4浦和 得点/11分・興梠(浦)、23分・ルキアン(湘)、32分・鈴木章(湘)、46分・鈴木章(湘)、55分・松尾(浦)、64分・前田(浦)、74分・ルキアン(湘)、81分・グスタフソン(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第5節 浦和-福岡(埼玉スタジアム2002=3月30日15:00キックオフ)


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