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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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悪夢の優勝逃しから約1週間が経過。この傷も時間が解決するだろうと思っていたが、どうも燃え尽き症候群的な深みに嵌まった感がありで、未だモヤモヤしているのが正直な状態。このままではイカンので、早くシーズンを総括して、来季に向けて再スタートをきりたいところ。

”終わり良ければ全て良し”という言葉があるが、逆に終わり方があまりに悪いと、それまで良かったものが一気に掻き消されてしまう場合がある。
但しリーグ戦とチャンピオンシップは別物と考えるべきとの意見もあるし、自分も無理にでもそう思いたいところだが、しかし人間の感情はそう単純ではなく、簡単に割り切りが出来れば苦労はしない。
つまりチャンピオンシップ決勝第2戦の実に悪い終わり方は、シーズン通して積み上げて来た努力と苦労を、一気に掻き消すものになってしまった。

尤も、そういうレギュレーションである事は誰しも始めからわかっていた。いくらリーグ戦で素晴らしい成績を積み上げても、チャンピオンシップでは、そうではない成績のチームが優勝出来る。そういうレギュレーションであった。
2年前、広告代理店の口車に乗せられたJリーグがこの愚行に舵を切ろうとした時、真っ先に反対の声をあげたのが、他でもないレッズであった。リーグ戦の努力と苦労を、目先の金によって無にするようなレギュレーションなど絶対にあってはならない。だからこそスポンサーを敵に回そうが何をされようが、レッズはJリーグの意向に真っ向から猛反対した。そしてレッズの熱意に動かされて他クラブからも次々に反対意見が飛び出した。そして多くのサポーターが反対運動を展開した。しかしJリーグは、世論の反対を押し切り、それを断行した。金で悪魔に魂を売ったのである。

その結果が、これである。皮肉にも2ステージ制反対派の急先鋒であったレッズが、反対したレギュレーションに身を持って犠牲となったのである。このレギュレーションが如何に愚かで如何に虚しく悲しい事実を生むか、どれだけ悲劇を生むか、レッズが身を持って世間に知らしめたのである。

金で悪魔に魂を売ったJリーグの中で、今季のレッズは悪魔に反発するように例年に増して奮闘を重ねた。開幕前は2年越しのオファーにより湘南から日本の次代の守備を担うべき五輪代表主将DF遠藤航の獲得を成功させ、結果的にリーグ最小失点という形で本来弱点であった守備面を建て直した。
ACLでは未だミシャ体制で果たせていなかった決勝トーナメント進出を、死のグループに組み入れられながらも果たし、ベスト8まであと一歩に迫った。
そして秋にはルヴァンカップを制して、実に2007年ACL制覇以来となる実に9年ぶりとなるタイトルを獲得した。そしてこれはミシャにとっても広島監督時代から通算して初のタイトル獲得であった。
そのタイトル獲得により確固たる自信を身に付けたチームは更に快進撃を続け、セカンドステージを優勝した上で、74というリーグタイの勝ち点を積み上げて、ついに年間勝ち点1位の座に登り詰めたのである。
本当に見事であった。全ては目標通り。順風満帆。本当に素晴らしいシーズンを過ごしていた。ここまでは。

数字は、嘘をつかない。数字上は、レッズこそJリーグの頂点に立ったチームである。ところが、それが、たった1試合で、勝ち点が15も下のチームにひっくり返された。

ミシャレッズは以前から、大一番に弱いチームと言われて来た。それはチーム自身も認めるものであった。しかし今季はリーグ戦の快進撃とタイトル獲得により、いよいよその勝負弱さが払拭されたと、そう思われていた。
満を持して迎えたチャンピオンシップ決勝。その第1戦に勝利して、いよいよ優勝に王手を掛けた。そして決勝第2戦こそ最後であり本当の意味での大一番であった。ところが、そこでチームは監督含めて、これまで見せて来た自信に満ち溢れた状態とは程遠い内容で、見るも無惨にも敗れ去った。

レッズは表向きは強くなったが、変わっていないもの、いや未だ成長しきれていないものが、やはり内面にあった。それが最後の最後で露呈してしまったのだ。たった1試合で。そう、たった1試合で、である。
尤もたった1試合で何がわかる?という意見もあるだろう。しかし考えてみてほしい。そのたった1試合を勝つか負けるかによって、チームは天国を見れば地獄を見るのである。そしてレッズは、そのたった1試合が勝てなかった事により、天国を見掛けていた所から急転、坂道を転がり落ちるように一気に地獄を見る羽目になったではないか。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」 という有名な言葉があるが、この名言通り負けるべくして負けたとすれば、それには原因がある。つまり本当に大事な1試合で勝てる力が無ければ、本当に成長した、本当に強くなったとは言えないのではないだろうか。付け焼き刃的に表面を取り繕っただけでは長続きしない。結局は最後の大事なところで必ずボロが出る。そう、内面が強くならない限りは。
ミシャレッズは数字に騙されてはいけない部分があると言い続けて来たが、それが内面なのである。表面は補強や戦術で如何様にも成長させる事が出来るが、内面を成長させる事は本当に難しい。つまり意識の問題である。この意識を植え付ける為には、監督の意識付けが必要不可欠であるが、監督自身がそれに乏しい場合は、チームメンタルは向上しない。厳しい言い方だが、ミシャ体制の限界はここにある。

例年と違うのは今季1つタイトルを獲得した点であるし、そこは素直に大きな評価をしたい。しかし同じ監督で5シーズン。しかも他チームから比べて圧倒的な人件費を投じて監督の好みの選手を大量に補強し続けた割には、タイトルは5年目にしてようやく1つ。コストパフォーマンスを考えたら明らかに失格である。ひとつのリーグに於けるクラブ規模の成績を鑑みた場合、サッカー大国であったら絶対に許されていないレベルを山道・ミシャ体制は5シーズンも歩んでいる。

そして来季も同じ強化部長と同じ監督体制である。6年目。
残念ながら同じ体制下では、引き続き内面が大きく変わる確率は極めて低いだろう。以前から指摘している通りにマンネリ化もしている。だからこそ勝てる試合が増え続けているにもかかわらず、観客動員数は減少した。チーム自らは魅力的で面白いサッカーを発信していると思っている節があるが、しかしチームが思っているほど今のレッズは新規層を取り込むエンタメ性を持っていない。長年に渡る偏ったチーム編成が招いた自らのツケなのである。だからこそ今季チャンピオンシップを制してクラブワールドカップにも出場し、世間にレッズの魅力を知らしめなければならなかった。ところが、それに失敗した。この影響は限りなく大きい。では何に期待するか。
幸い来季からJリーグは1シーズン制に戻る。ご存じの通りレッズは今季リーグ戦では頂点に立てた訳だから、その力を戦力という物理的な形で上積み出来れば、再びリーグの頂点に立てる可能性は高い。しかも来季はチャンピオンシップが無い。一番強いチームが素直にリーグ優勝を果たせる。そうなればレッズの注目度は飛躍的に上がる。またその為の補強が既に進行している。
危惧すべきは他チームの動向。Jリーグは巨大スポンサーの獲得で来季から各クラブへの分配金が優勝賞金を含めて大幅にアップする可能性がある。それを見越して他チームが有力外国人を含めた大型補強を慣行した場合、逆にパンチの効いた外国人補強に消極的なレッズが置いてけぼりを喰らう。これまでの不況下では多くのチームが日本人中心のチーム編成であった。だからこそ多くの日本人有力選手を集めたミシャレッズが総合力で勝てていた。それが分配金大幅アップで他チームが補強方針を変え、しかしレッズはそのまま日本人中心のチームを編成し続けた場合、それは時代の流れにそぐわない補強とチーム編成になってしまう。
日本人とその気質がある選手でなければ成り立たないとされているミシャサッカーは、只でさえ既に研究され尽くされている状態で、果たして来季も通用し続ける事が出来るだろうか・・・。


と、一部ご期待通りにまた辛口になってしまった総括。それでもまだルヴァンカップでタイトルを獲ったからこそ救われた部分もあり、でもチャンピオンシップを制していれば明るい総括になっていた筈だっただけに、最後の1試合が、もっと言えば最後の45分が運命を分ける事になってしまった。本当に最後の締め方は大切であると改めて思い知らされた。そういうシーズンであった。来季こそは、最高の締め方で終われるよう、今はただただ切に願うはかり。

という事で皆様、改めまして今シーズンも本当にお疲れ様でした。
もう気持ちを切り替えた方、はたまた自分のようにまだモヤモヤ感が残っいる方、そこは様々でしょうが、レッズは早くも来季に向けて動き出しているので、ここからは来季のレッズを見据えて注目して行く事としましょう。再スタートです。ここからまた頑張って行きましょう。

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今シーズンもお疲れ様でした!
1年間ブログの更新お疲れ様でした。月日が経つのもはやいもんですね。シーズン最初のシドニー戦がつい昨日のようです(笑)
最高のシーズンになりそこねた感がありますね。
これも仰られた通り終わりよければ~の言葉通りかも知れませんね。この辺りはチームの課題と今年も毎度のように言いつつ(苦笑)。でも例年と違うのはタイトルを取れたことですね。これでだいぶメンタル的に違います。
最高のシーズンとは言えなかったけど過去5年で1番のシーズンだったのは間違いないと思います。
後の細かい総括は仰られた通りかと。

毎年オフシーズンの方が気持ち楽なんですよね(汗)。試合を見たいけどシーズン始まると一喜一憂と喜怒哀楽が生活に支障をきたすことが多々あるのでシーズン後はいつも「来年は一歩離れた所から~」なんて考えても結局次の年もスタジアムですよ(苦笑)。もう本当に困ったもんです。

長くなりましたが今年もお疲れ様でした!また来年になりますが優勝目指して今シーズン以上に力強いレッズを期待します!
ひろまろ 2016/12/10(Sat)01:47:16 編集
コメントありがとうございます
ひろまろさん
おはようございます。
改めまして今シーズンもお疲れ様でした。毎年の事ですがシーズン開幕前はまた長い戦いが始まると思い、いざ開幕すると、あっという間ですね。本当に月日が経つのは早いものです。しかも年々それが早くなる感じもありで、まあこれは歳を重ねて行くせいもあるのでしょうけど(笑)
残念ながら今季も終わり良ければ全て良しなシーズンにはなれませんでしたが、それでも例年との大きな違いは、ルヴァンカップというひとつのタイトルを獲れた事ですね。これが無冠で終わるのと、タイトルを獲得したシーズンとでは、精神的にも大きな違いがありますね。おっしゃる通りミシャ体制5シーズン、もっと言えば無冠街道の入口となった2008年から続いていた9シーズンの中では、最高のシーズンになったのは間違いないです。
ここからはオフシーズンですが、ストーブリーグや来季に向けた準備、そしてシティカップなど、オフシーズンにはオフシーズンなりの過ごし方がありますから、それを楽しみつつ、また来季の開幕を迎えたいです。そしてまた引き続き当ブログにお付き合いいただければ幸いです。
うえ URL 2016/12/10(Sat)10:30:28 編集
2016年
こんばんは。

総括と言っても、やはり最後のチャンピオンシップに尽きますね。勝負にifは無いんですが、去年のチャンピオンシップが今年のルールだったらレッズは決勝に進んでいた訳で、今年も上位チーム有利なルールと唱ったわりには1勝1敗、スコアも2-2なのにアウェーゴールで負け。もう1つ、ACLのFCソウル戦も延長戦ではアウェーゴールが適応されないというルールに泣かされました。
しかし、今季はミシャに初ルヴァンカップのタイトルをもたらし、年間勝ち点1位になれました。これが限界なのかはわかりません。チャンピオンシップでの2失点目、PKでしたが完全な失点でした。バックラインを高く保つレッズのサッカーそのものでしたが、あの時は鹿島を倒すのでは無く、優勝しに行ってもらいたかったですね。システムにオプションが無いレッズには難しい話ですかねぇ…
あの決勝戦、似たような気持ちになった試合があります。私は今年、埼スタでの代表戦も全て観戦しました。敗れたUAE戦です。あの時、日本代表は予選を勝ち進み、ロシアに行く事だけを考えていました。対するUAEは予選を勝ち進む事よりも完全に日本を負かしに来ていました。その差があの結果だと思います。レッズはチャンピオンシップのアウェーで先勝して、私達サポ含め優勝しか見えてませんでした。鹿島を倒す事と、鹿島を倒す為にいつもの失点パターンを繰り返さないという事が欠けていました。
これが私個人の感想です。

今年加入した中で、梅崎の離脱もありましたが駒井が目立った活躍をしました。そして、失点が減ったのは間違いなく遠藤の加入が大きかったからですね。決して間違った補強ではありませんでした。その結果がルヴァンカップ制覇と年間勝ち点1位だったと思います。高木、武藤、興梠の2シャドー1トップがシーズン後半によく見られましたが、私は相手によって通用する時としない時の差が激しかったように見えました。前からプレスをガンガン掛けて来る相手だとビルドアップが難しくなり、前線にロングボールを入れるようになるのは仕方無い事ですが、李かズラタンが入っていなければ競り勝つターゲットになる選手がいなくてボールを奪われる。逆に引き気味の相手にはサイドの仕掛けやフリックを使って高木、武藤のシャドーが有効だったと思います。力で突破するタイプのFWが不在のレッズにとって、あと少し足りなかったとすれば、相手を研究する事でしょうね。
来季はスピードと突破力を持ったラファエルシルバ、オリンピックで活躍したオナイウ阿道が加入します。う~ん…興梠や李と組ませる2トップが見てみたいなぁ…4-4-2とか4-1-4-1とか、戦術にオプションが欲しいなぁ…と思ってしまいますね。

本当に1年間お疲れ様でした。来季は札幌がありますよ!また悩みのタネですね。出来れば京都が上がって来てセルと対戦してみたかったけど…セレッソかぁ…また苦手なチームが帰って来たなぁ…
まだちょっとチャンピオンシップ敗戦のショックから立ち直れていませんが、選手と同じくゆっくり休んで、また考えましょう。補強の情報とかが入ると考えてしまいますよね。
1年間お疲れ様でした!
東浦和レッズ 2016/12/10(Sat)21:28:32 編集
無題
今晩は  
今年はシーズン開始からメンバーは控えも含め機能してたと思います。途中交代で出た選手や代表で抜けた後のポジションに入りしっかり結果を出した選手、成績も良かったし期待するなと言う方が無理ってもんです。
確かにたった1試合CSの結果で天国から地獄ですね。特にウチは<ここ一番での勝負弱さ>というレッテル貼られてるようなもんで、ホントたった1試合の負けで加速しながら転げ落ちた感覚で、何より周りのアンチ共からそれ見た事か!と、これが一番悔しい・・・
仰ってるメンタルの部分今年こそ何んとかなったと思ったのにやはり期待出来ないんですかねぇ
愚痴ばかりになりましたが、オフは賛否両論のストーブリーグやらなんやらとネタには困りません。この辺も楽しみながら来シーズンの開幕待ちましょう
事情があり早めの帰省予定です 今年も楽しい記事ありがとうございました そして1年間サポートお疲れ様でした チョット早いですが良いお年を!
欅通りのサポ 2016/12/10(Sat)21:57:30 編集
チャンピオンシップは興行
チャンピオンシップは数少ないJが観れる地上波放映です。
経営目線では、ニワカを増やすことも大切な仕事です。
なぜなら、最初はみんなニワカです。
コウくん 2016/12/11(Sun)00:20:35 編集
コメントありがとうございます
東浦和レッズさん
こんばんはです。
改めまして今シーズンも大変お疲れ様でした。やはり最後がショッキングな結末になってしまった事で、どうしてもチャンピオンシップを抜きには語れないというか、そこに話が集中してしまいますね。その変わって行ったルールを考えると、レッズってチャンピオンシップでは、去年も今年もアドバンテージに恵まれない立ち位置に居てしまったと思います。まあこれもルールありきと言ってしまえばそれまでなんですけど、それにしても2年連続してルールの庇護を受けられない、逆にルールに泣かされる結果になってしまいました。これもレッズらしいといえばレッズらしいんですけど、そういうチームの性質を変えなければいけないっていうサッカーの神様からの叱咤なんですかねぇ・・・。
自分はミシャが5シーズンに渡り育んできたサッカー自体は限界かどうかはわからないですが、成長したというよりは、以前から書いている通りサッカー自体は3年目辺りで完成されていて、今は成熟したものだと思っています。ただミシャの指導力に関しては、これ以上の伸びしろは余り期待できないとも思うんです。第一にやはりミシャの内面がそう変わっていない事、そして欠陥部分は欠陥部分として相変わらず残っている事、これらが変わらないまま同じようなサッカーを続けていても、そして年事に色々と意識を変えようとしていても、放置している部分が多い以上は何処かでボロが出る可能性が高く、それが今シーズンで言えばチャンピオンシップだった事は明白です。大事な試合になると同じような失点を繰り返すのも、意識付けが付け焼き刃であり、本当に変わったとは言い難い状態のままだからだと思います。
もちろんサッカー自体は良い部分も沢山あったのも事実です。永遠の課題と思われていた守備面は、遠藤の加入が大きかったとはいえ、チーム全員が献身的なハードワークから執拗なプレスを仕掛けてボール奪取するなど、これが成功して勝利した試合が数ありました。これがチーム最少失点を勝ち取ったと言っても過言ではないと思います。
攻撃面はまさに成熟の域に達しており、5人6人と連動した動きを絡めたワンタッチパスワークで何度も敵を翻弄させました。このパスワークはJリーグに於いては芸術的と言っても過言ではないと思う素晴らしいレベルに達していると思っています。
ただ、”相手によって通用する時としない時の差が激しかった”とご指摘されるように、ミシャサッカーには調子の波があり、駄目な時は本当に駄目で、嵌れば強烈な力を発揮するなど、ギャンブル要素が高いのも事実だと思います。ここがミシャサッカーの本当に強くなれない部分のひとつなのだと思います。一貫した戦い方をしている割に、一貫した安定感が全く無いという矛盾を抱えているんですよね。逆に鹿島やガンバなど定期的にタイトルを獲っているチームは、サッカー自体は高いレベルを維持しながら安定性もありますから、ここが波が激しいレッズとの違いだと思います。そしてもうひとつ、ここもご指摘の通り”相手を研究する事”が限りなく足りないままですね。今のサッカーって昔に比べて緻密にテータ化されていて、相手を執拗にマネジメントする事を抜きには語れない世界になっていますが、ミシャではそれが出来ないという事は、平ったく言えばミシャはもう時代遅れなのだという事だと思うんです。
これ以上の上積みを期待するには、やはり補強しかないですね。今シーズンは遠藤という強烈な選手を手に入れた事が大きかったように、来季もそういう選手が表れてくれたらと願うばかりです。ラファエル・シルバの個人能力で新潟での成績以上の活躍を期待したいですし、またオナイウ阿道は元々身体能力は高いので、後は育て方によって如何様にでも変わる年齢ですから、レッズで大化けする事はじゅうぶんに考えられますね。また他にも何人かの選手が来ると思われますが、これらの選手によってチーム力の維持、もしくはアップする事を期待します。
サポーターとしては、やはり来季の対戦相手や遠征が楽しみのひとつですよね。個人的にも久々となる札幌に行きたいところですが、新幹線は開通したけど逆に焼こうが無くなってしまったのでどうやって行こうかなとか、また遠路に限って水曜とか設定されたらどうしようとか、因縁対決を狙うJリーグが開幕戦・鹿島とかやりそうだなぁとか、今から色々と想像してしまいますね(笑)。それもオフの楽しみとして、鋭気を養いつつ来シーズンに胸を躍らせたいと思います。

欅通りのサポさん
こんばんはです。
改めまして今シーズンも大変お疲れ様でした。こちらこそありがとうございました。また引き続き当ブログをよろしくお願いします。
さてミシャ5シーズン目の今季、選手の機能度で言っても過去最高だったと自分も思います。これこそ同じ監督で長い間チーム作りを続けて来た賜物でしたね。出場した選手、中心選手が目覚ましい活躍で結果を出し続けてくれました。だからこそ得た高成績でした。本当に最後の総仕上げ、つまりチャンピオンシップ決勝でも期待できるチームだったと思います。
最後、本当に最後だけだったんですよね。でもその最後の1試合、シーズンどの試合よりも耐えなければいけない試合、そこでチームが、監督が、また悪い病気を発病してしまった・・・全てはここだけだったんですよね。世間からすれば、”ああやっぱり”と見られた事でしょう。でも・・・その原因を作っているのも他ではないミシャレッズな訳ですから、本来ならばその弱い部分を改善させながらチームを作って行ってほしかったです。それが出来なかったミシャの限界。悪い部分を放置したまま色々な部分に手を加えても、やっぱり何処かでボロが出てしまうものです。
とはいえチームは来季に向けて動き出しているので、ここららは期待する部分を膨らませてのオフシーズンですね。補強選手、新しいユニフォーム、シティカップと、色々と楽しみつつ来季に向かいたいと思います。
本格的に寒くなって来たので、気を付けて帰省されてください。そして鋭気を養って、また来季も頑張りましょう!

コウくんさん
こんばんはです。
みんな最初はニワカから始まりますから、おっしゃる通り新規客を取り込む必要性はあると思います。やはり前にも書いた通り、栄誉を選ぶか、お金を選ぶか、そういう部分で難しいんですよね。短期の注目で客の目を引く為だけだと逆にコアなファンは今回みたいに冷めてしまう部分もありますし、ここは本当に難しい永遠の課題です。
うえ URL 2016/12/12(Mon)20:19:19 編集
無題
こんばんは。

今年のレッズを見ておもった事は
一つは大型FWを苦手にしている。
パトリック選手、シモビッチ選手、ジェイ選手、豊田選手。
これらの選手を止めたら勝利。止められないと負け。
本気で対策を立てないと。
二つめ。
石原、イリッチ両選手が今一つだった。
二人とも今シーズンは「給料ドロボー」と言われる状態でした。
ペトロビッチ監督をみていると、故西本幸雄さんと重なってしまいます。
レッズのフロントにも野球を知っている人がいると思います。
西本幸雄さんの事を研究しても、いいと思いますが・・・。
西本幸雄(1920-2011)
延べ20年の監督生活で8度のリーグ優勝をしたが、日本一になるとこは1度も出来ませんでした。
そのため人々は「悲運の名将」と呼んだ・・・。
サッカー素人 2016/12/20(Tue)23:06:02 編集
無題
こんばんは。
自分もようやく総括記事をアップしました。
ルヴァンカップを獲れたとはいえ、やはりCSでアウェーゴールの差で優勝できなかった事に未だに受け入れられない自分がいます。
数字上は年々上昇してきていますが、あと一歩というところで転げ落ちてしまう点を何とかしてほしいところですが、ミシャのマネジメントでは、それも難しいような気がします。
補強も着々進んでいますが、即戦力というよりは世代交代に着手した感じの補強ですね。
まぁ主力の多くが30代に突入している事を考えると、現時点の補強は的を射ているとは思いますが、それでもアッと言わせる大物を獲得してほしいですね。

最後に今年も1年間お疲れ様でした。
来季も宜しくお願い致します。
FREE TIME URL 2016/12/21(Wed)22:42:05 編集
コメントありがとうございます
サッカー素人さん
こんばんはです。
苦手なFWは大型選手もそうなのですが、基本的にフィジカルやスピードで勝負を仕掛けてくる選手に対しては全般的に弱い面がありますね。スピードに関してはルヴァンカップ決勝やセカンドステージ新潟戦でブッちぎられて、そのままゴールを許すといったようなのがその典型でした。こういうのを相手にする場合はドン引き若しくは緻密な守備戦術が必要ですが、レッズの最終ラインは高い位置を維持しながら個人能力で守っている部分が大半なので、一旦乱れると修正不能に陥ります。本気で対策というより、今の監督は基本的に守備戦術を知らないので、本当の対策が立てられないんですよね。
さてご指摘の石原とイリッチですが、石原は怪我での長期離脱があって不運な面がありました。イリッチに関しては「給料ドロボー」と言われても仕方がないですね。というか、強化部長曰く監督の戦術に合う選手を獲っているはずなのに、何でここまで使えない選手を獲ったのかが全くもって意味不明でした。
うちの監督に関しては、やっている事を見ると、悲運なのではなく、自業自得なのだと思います。優勝出来ない理由がハッキリしているのに、それを真剣に改善しないママ5シーズンに至っている訳でして、それでも何とか今年は1つのタイトルを獲れただけでもマシなのかもしれません。もちろん1シーズン制に戻る来年こそリーグ優勝を果たしたいですが・・・。

FREE TIMEさん
こんばんはです。
改めまして今シーズンも大変お疲れ様でした。また引き続き当ブログをよろしくお願い致します。さて、チャンピオンシップ決勝での優勝逃しから約3週間が経ちましたね。あの頃に比べると幾らかではありますが気持ちは落ち着いては来ましたが、自分もまだ少しモヤモヤ感とイライラ感は残っているのが本音です。現実逃避でクラブワールドカップも全く耳目に入れないように過ごしていました・・・。
おっしゃる通り、ミシャに関しては数字上は成長していると思いきや、肝心の内面が成長しているのかが疑わしいレベルのママで、この部分で同じ事を繰り返しているようでは、厳しいですが限界なんですよね。ただ来季も同じ監督なので、これを補うには補強による戦力アップしかない訳ですが、他チームが外国人を中心に積極的な補強を進めている中、うちは数では多く補強しているとはいえ、未だパンチの効いた補強とは言えないのが実状ですね。ミシャ-山道体制である限り大物は狙わないのでしょうね。層が薄いDFラインもテコ入れする気が無いようですし。後は天皇杯で残っているクラブが終戦になる度に、噂の選手の発表が待っているといったところでしょうねぇ・・・。
うえ URL 2016/12/23(Fri)18:38:37 編集
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第10節 浦和2-1名古屋 得点/24分・安居(浦)、70分・サンタナPK(浦)、90+2分・和泉(名) ・・・次の試合/J1リーグ第11節 川崎-浦和(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu=5月3日16:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

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