忍者ブログ
浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
[11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18]  [19]  [20]  [21
2022年  パリ・サン=ジェルマン ジャパンツアー
パリ・サン=ジェルマン3―0浦和レッズ
〜埼玉スタジアム2002

これがレッズがクラブワールドカップ出場とかの国際試合でも公式戦ならば大枚叩いても悔いは無いが、さすがに親善試合という名の海外ビッグクラブの観光宣伝小遣い集めツアーに、あんなバカ高いチケット料を払う勇気も余力も無いので、今回はいくら埼スタ開催でもお留守番で。

仲間内では万単位のカテゴリーを買った人も居るけど、実際にレッズサポーターで行った人は、一番安い8千円のカテゴリー以外だと、平均的にどの値段のカテゴリーのチケットまで金を出しているのだろうか?

しかし今回の(繰り返すが)バカ高いチケット料金を考えると、過去にレッズがやった同じ海外ビッグクラブとの親善戦でも、マンUやバルサやインテルやバイエルンの時のチケット料が可愛く見えるな。この違いは一体何なんだ?
と、何時までもグチグチとチケット料に文句をつけていると、「本当は今回も観に行きたかったくせに」とか「ネイマールやメッシやエムバペやセルヒオ・ラモスを生で観たくないのか?」とか「高額チケットを買える人が羨ましいのだろう?」とあらぬ誤解を生む危険があるので、チケット料の話はこの辺でやめるが、改めて誤解を生まない為に強調しておくとだな、べ、別に観に行きたくなんてないし、ス、スター選手なんて興味無いし、う、羨まらまやましくなんて、、、ないぞ!!某名作戦争映画のヒトラーのパリ破壊命令に於ける「パリは燃えているか?」という有名な言葉があるが、これを自分の心情に歪曲して答えるとするとだな、たかが親善試合のパリSG戦くらいでは全く燃えないのさ。フッ、冷房が効いた涼しい部屋で酒呑みながら気楽にネットの書き込み速報を眺めていられるのんびりさよ、ハッハッハッハッ。
・・・なんか虚しくなってきたというか、こんな乱暴な事を書いていると、パリどころかこの記事が炎上しそうだが。

でも正直、この時期に公式戦以外の国際試合は避けてほしかったのが本音。
だってパリの選手は期間中にもホテル脱け出して、連日オネーチャンの居る店でドンチャン騒ぎしていそうだし、それで近い内にPSG内はおろか、対戦相手である川崎やレッズやガンバでもコロナ騒ぎになったら、パリの選手が日本の夜の街から第7波中のコロナを持ち帰った?と疑われそう・・・。

しかしそう考えていて、現実的に、こういう試合を避けたかった第一の理由であり懸念が、ストレートに現実のものになってしまった。
つまり・・・レッズの話題は、もはやリンセンの負傷退場で、全てが吹き飛んでしまった。
筋肉系を痛めたみたいだが、普通に考えから、いきなりこんな親善試合で出す以上は、出せる状態だか出したと思いたいし、例え痛めたとしても、大事をとっての退場だと思いたいが、しかしデビュー戦がいきなりこれだと、気楽な親善試合が一気にドン底試合にしか考えられなくなり、もはやこの試合の全てが頭に入らなくなってしまった。他の選手には申し訳ないが・・・。
クラブはいつも選手の負傷状況を公式発表しない傾向があるが、今回のリンセンの件に関しては、状況が状況だけに、詳細を発表してほしいところ。

で、こんな事態だから、話をノルタルジックなものにして、少しでも現実逃避する必要があるか。
まあそのノルタルジックな話をすると、パリSGがビッグクラブとはいえ、個人的には仏リーグって興味薄というか、パリSGそのものは発足は後発でビッグクラブになったのはテレビ局に買われた90年代頃だから、どうしても古い頭を持つ自分からすると、仏リーグは古豪サンテティエンヌや今はマルセイユやモナコが優先されてしまう。
それ以上に仏リーグと聞くと、仏北部のRCランスのホームスタジアム内外で売られているフリット、つまりフライドポテトが、世界中のジャーナリストから絶賛されるくらいに美味いという話を、何かでかなり前に聞いて以来、フライドポテト好きとしては、仏リーグ=RCランス=フライドポテトになってしまった。
まあランスって日本で言えば北海道みたいなとこで北海道と同じく確か馬鈴薯の名産地だから、美味いというか名物になるのはある意味で当たり前の話だとも思えるのだが、ちなみにフリットという名称はこのランスが発祥らしいとか何とか。
パリとは全く関係ない話で脱線した。あー、でも何かフライドポテトが喰いたくなってきた・・・。

んな事を書いていても、やはり頭の中には、・・・嗚呼、リンセン・・・。

ーーーーーー
パリ・サン=ジェルマン ジャパンツアー パリSG 3-0浦和
得点/16 分・サラビア(パ)、35分・エムバペ(パ)、76分・カリムエンド(パ)
主審=佐藤隆治
観衆:61,175人
PR
2022年  J1リーグ第22節
清水エスパルス1―2浦和レッズ
〜IAIスタジアム日本平

220716アウェー清水戦 んー、今回の相手と内容ならば、流れの中からもう1点獲れたかな・・・と、イカンイカン、チームがちょっと調子が良くなるやら、ましては勝ち始めると、サポーター心情としても、こうして欲が出始めるもので、少し前の勝てない時までは、チームが勝ってさえくれれば内容は二の次な状況だったのに、それがもう内容にまで注文をつけるようになっている自分が居るのだから、こりゃ危険な兆候である。ここは反省の反省である。

でもそういう時に、しっかり決める、先制点を奪えたのは良い事で、しかもそれが何が良いって、前半の内に先制点を奪えた事である。今のレッズは、前半に先制点を奪えれば、かなりの確率で勝率が良いというのはデータにも現れている通りなのだから。まあ逆に言ってしまうと、前半の内に先制点を奪えないと、勝率が実に悪いという事にもなってしまうが、しかしそれも事実であるから仕方がない。
だから今回、内容からしても清水を面白いように圧倒して攻め立ててチャンスを連発しておきながら、なかなか得点を奪えない前半終盤までは正直焦ったが、そこで攻めに攻めた挙げ句に先制点を奪えた時はホッとした。しかも絶対にオフサイドを疑われてVARチェックが発動すると思ってやはりチェックが入ったから、主審がセンターサークル中央を指差した時には、二重の安堵である。

先制点を押し込んだ松尾は、この前半から惜しい枠内シュート2本を権田に防がれていたから、三度目の正直でのゴールと言ったところだろうか。
ここ数試合、本当に調子を上げて来ては試合毎にフィット感が増していた松尾だけに、ようやくレッズでもリーグ戦でゴール達成は納得の流れである。しかも松尾は強大なライバルになるリンセンの加入で心中穏やかではない選手のひとりだけに、リンセンの出場可能登録が済んだ翌日に今回のゴールという結果は大きいだろう。

しかし面白いもので、それでも冒頭に書いたように、流れの中からもう1点が獲れないなーと思っていると、今度はオウンゴールで追加点という流れである。
チームが調子が悪い時は、そのオウンゴールすら発生してくれなかったのに、チームの調子が上向いた途端にオウンゴールまで発生してくれるという運の良さ。いやもちろん運もあるのだが、これもチームの調子が上向いて相手を圧倒していたからこそ、相手も焦って自爆してくれるのであるから、ある意味で今回のオウンゴール発生も、納得の部分である。それが江坂のクロスからというのも、江坂が復調して行く上では大事である(影になってスルーした明本も上手かったけどね)。
ただトップ下に入っている小泉の内容が、ここ2試合良い感じなので、スタメンの座を渡さないように奮闘している小泉と、その小泉からスタメンの座を奪回したくて奮闘している江坂の、今のこの関係が凄く痺れるというか、これこそ競争であり、この関係こそお互いを成長させるものだと、しみじみ思うのであった。

220716アウェー清水戦2 前節での西川の完封試合新記録達成を考えたら、今回も完封を期待したが、あれはさすがに西川も防げないかな。
そんなとんでもねー強烈なフリーキックから1失点は喰らったものの(というかフリーキックに入るのに西澤を下げたから清水の監督は何をやってんだ?と思ったら、山原のスゲーのが飛んで来た)、アウェーで、しかも悪天候な環境では、こういう勝ち方こそしぶとさも身に付いた表れか。結果的に悪天候がレッズに味方したとも言えるし、清水が攻めに入ると何故か雨がボチャボチャ強くなる繰り返しは、ちょっと笑ってしまった。つまり清水にとっては邪魔な大雨になったようだ。

危険なシュートは何本か撃たれたものの、西川のセーブあり、また基本的に、終盤にやや攻め込まれてピンチを招いた以外は、危なげない内容であった。まあチアゴサンタナにボールを集めるだけで、すぐ手詰まりになってはレッズの執拗な鬼プレスにすぐボールロストしてくれる清水だったが、そういう相手でも勝ち点差を考えたら、絶対に勝ち点3を奪って勝たなければいけない状況だった。
それを取り零さず、アウェーで勝った事実こそ大きく、終盤のピンチを凌いだのはしぶとさの表れ。またあの状況で守備固めに投入された知念は、かなり度胸のいる使われ方であったが、きなり気合いが入っていたな。前節にも終盤に投入して慣らしておいて良かった。で、悪天候ニモ負ケズ、清水ニモ負ケズといったところである。
あと今回の試合、こっちの監督もリカルドで、清水の監督もリカルドで、選手はレッズにも清水にも宮本がいるし、ちょっとややっこしかったな・・・。

ちなみに次のパリ・サンジェルマン戦は、珍しくパスのお留守番!海外ビッグクラブの小遣い稼ぎツアーで、あんなバカ高いチケットに自分の金を注ぎ込む勇気と余裕は無いわい・・・。

ーーーーーー
J1リーグ第22節 清水1-2浦和
得点/42分・松尾(浦)、73分・オウンゴール(浦)、79分・山原(清)
主審=福島孝一郎
観衆:11,776人
2022年  J1リーグ第21節
浦和レッズ3―0FC東京
〜埼玉スタジアム2002

220610ホームF東京戦 220610ホームF東京戦、文化シヤッター
わー、凄いなぁ、流れの中から点を獲れたよ、しかも3点も!
・・・でも朝井夏海嬢も、わざわざ「3点全て流れの中からでした!」とか言わんでもよかろうに。まるで流れの中から全く点が獲れないチームみた・・・、あ、まるでじゃなくて、そういや本当に流れの中から点が獲れないチームだったんだった。ハッハッハッハッハッ。

・・・、

これまでの閉塞感から一転、急に堰を切ったように大量得点で完封勝利という、本当にこれまでからしたら実に極端な勝利になったが、まあこれまでもチャンスまではリーグトップクラスで作れていたチームだから、そこで当たり前だけどフィニッシュで枠さえ外さなければ、こういう大量得点と勝利にありつけるという事か。ふむ。

最近チャンスメイクや縦へのドリブルは絶好調の松尾、その松尾がひじょうに良いプレスで敵からボールを奪い一直線アシスト、最後は押し込むだけだったモーベルグの先制点も流れ的に気持ち良かったが、そのシュート、巻いてニアに蹴り込むかと思ったら、相手キーパーの待ち構えるファーに蹴り込んだのにはヒヤッとしたが、ああいうとこでしっかり決めるか決めないかで、試合の行方を左右するものである。仮に外していたら、流れは相手に傾いていたかも???

まあ流れの中からの極度の決定力不足だったチームから3点も奪われるF東京もF東京だが、いくら怪我人が多いF東京とて、レッズも怪我人は少なくないから、レッズもF東京もここは平等と見て良いだろう。元々順位からしたら東京が上な訳だし。
ただ試合中のディエゴ・オリヴェイラの負傷退場は敵ながら不運であり、自爆は自爆なんだけど、妙にド派手な倒れ方をしたのと、以後ピクリとも動かず倒れたままだったから、ちょっと具合が心配ではあるが・・・。

220610伊藤敦ヒーローインタビュー 220610大久保ヒーローインタビュー
コロコロミドルシュートが入ってしまった人と、シュートがようやく枠内に行ったら入ってしまった人。

伊藤敦のは、何だったのだろう。いや何だったのとか失礼な表現ではあるが、シュートが妙にスローに見えて、うまーく微妙にカーブがかかり、「お?おぉ??」と思ったらゴール隅に入って来た。自分の陣取っている位置からして、正面に観る形だったから、本当にボールが「入って来た」という表現になってしまう。
いくらスウォビィクが仙台時代からレッズ戦になるとお笑いキーパーになるとはいえ、あのシュートの勢いならば元ポーランド代表(まあA代表歴は1試合しかないけど)が弾けないレベルのシュートではなかったと思ったが、でも一瞬反応が遅れた?伊藤敦のシュートの瞬間、その前を主審がウロチョロしていたから、被って見えずに反応が遅れたのかな?
何れにしても、そうなんだよ、シュートは撃たなきゃ入らないのだから、横パスなんぞ選択せず、そうやって前が空いたらシュートを撃てば、たまに(笑)入っちゃうんだから。

大久保は、ようやくシュートが枠内に行っただけで驚いたが、それだけ前の試合まで、シュートで枠を外しまくる競争やったら優勝レベルだったからな。しかし今回、横パスが急に来て、あれこれ考えず前に足を出したという蹴ったら入っちゃった的な感じもしたが、つまりQBKの良い方バージョン?大久保は自分で持ち込んでシュートより、フィニッシュだけの方が良いな(んな訳ないか)。
しかし大久保はシュート云々ではなく、左の深い部分を松尾とのコンビで切り裂きまくるチャンスメイクで、ここ数試合本当に目覚ましい活躍をしてくれているから、今回のゴールはそのご褒美かな。ダメ押し点だったし。
ちなみに大久保って毎回見ると思うんだけど、眼に枝豆が付いてるみたいに見えるよな。だから大久保を見ると生ビールが呑みたくなる。

220610ホームF東京戦2 今回は、これまでが何だったのか?というレベルの穴が見えない試合運びと内容と結果、そして完勝であるが、相手の状況もあるにせよ、繰り返すけど、やっぱりシュートをしっかり枠に飛ばすか飛ばさないで、これだけ違う事になるというのは、単純な考えではあるんだけど、重要な事だと改めて思えた試合でもあった。それだけシュートを外しまくっていた選手とチームなのだから。
あとやはり外国人の力を活かす事も重要であり、モーベルグをスタメンでしっかり使って、そのモーベルグも使われる事により、周囲とのコンビネーションも向上して行く。その成果が発揮された試合でもあったと思う。モーベルグと酒井の連携なんて、使えば使う程に目に見えて良くなっているのが、その証拠である。

後は、2試合連続スタメン落ち中の江坂が復調してくれたらなぁ。今回の3点目、大久保へのアシストが復調へのキッカケになってくれたら良いんだけど・・・。

さあ、この良い内容による勝利、これで次の清水にも勝って、しっかり下との差を、今度こそ効果的に拡げなくてはいけないよ。

ーーーーーー
J1リーグ第21節 浦和3-0F東京
得点/31分・モーベルグ(浦)、50分・伊藤敦(浦)、70分・大久保(浦)
主審=清水勇人
観衆:26,293人
2022年  J1リーグ第20節
浦和レッズ2―2京都サンガF.C.
〜埼玉スタジアム2002

220706ホーム京都戦 例えばさ、今回で言えばモーベルグの2回目のPK失敗とかさ、PKは上手い下手がある訳だし(まあ大抵は上手い選手が蹴る訳だが)、相手との駆け引きや蹴る方向、相手キーパーの状態、そして運の要素も絡むから、例え失敗しても「仕方がない」が通用する訳さ。
また同じくミスだって、選手はプロである前に人間だからたまにミスもするから、大抵のミスは「仕方がない」で許せるものが多い。例えば相手キーパーの上福元にしたって、今回ゴールキックがやたらタッチを割りまくっていて、何回同じミスキックしているの?というものの、それでも失点に繋がるような致命的なミスはしていないのである。

し、か、し、だ、な・・・

何だよ、今回の西川の相手への超絶プレゼントパスは!?いくら西川の名物とはいえ、この期に及んでまだやるか?というレベルである。
でも、いや待て、あのさ、あれミスって言えるレベルなのか?ミスと表現するのも烏滸がましい、わざとやろうとしても普通やらないレベルというか、やれないレベルというか、見た目ミスキックともまた違う感じだったし。つまり何が言いたいのかというと、ようはミス以前の問題というか、ストレートに言ってしまうと、酷ぇ、つまり、ドイヒーである。

その前の流れから振り替えると、せっかく前半に奪った先制点を保持しながら、2回目のPK失敗はあったとはいえ、それでも安定して試合を進めていたとこで、まさかのコーナーキックからの失点を喰らい(武富に決められて、競り負けているのが酒井という二重三重ショックもあるが)、嗚呼虎の子の1点が〜と気持ちが焦ったまま、これでボールが足に着かなくなり、ぎこちないまま蹴ったら、・・・・・・・ってな感じ???
パスを出す前の西川、明らかに動きが怪しかったからな。妙に腰が引けたまま右往左往していて、岩尾の位置なんかろくに確かめずに、なーんか心ここにあらずって感じでパスを出したような。で、アッ、と思った瞬間には、もうボールは相手へ渡っていた。
さすがの冷静沈着な岩尾先生も、あの瞬間ばかりは「What!?」って思っただろうな。いつもの通り自分の足元に来ると思っていたボールが、自分の届かない位置を平然と通過して行くのだから。
西川も岩尾の先に変な幻でも見たんじゃないのか?と思わないと明らかにおかしな形だった訳だが、繰り返すけど、んなミスと言うにも烏滸がましいレベルのミス、こんなシーン今時高校サッカーでもなかなか見れないというか、どのキーパーも普通もっと冷静な筈だが・・・。

困ったなぁ。最近の西川、ミレッコーチの指導の賜物か一時期の不安定さから遠ざかり、ミスも少なくなっていて、かなり安定したプレーを続けていたのに。それが今回のメチャクチャなプレー(もはやミスと表現したくない)で、一気に評価が急転直下だ。実に残念だ。
いやたった一回のアレ(繰り返すがミスと表現したくない)で評価を下げたくはないんだけど、でも西川の場合は若手と違い、もはや何を引き起こしても許容される年齢じゃないからな。良くない事は看過できない大のベテランであり、しかもキャプテンである。それが、この期のこの期のこの期のこの期に及んで、んな事(更に繰り返すがミスと表現したくない)をやらかしていては・・・。

やべー、西川の話だけで冒頭からとんでもない事になってしまっているが、まあそれだけ酷過ぎるアレだった訳だが、結果論と言われるかもしれないが、仮に西川のアレが無かったらと思うと、というレベルである。

かと言って攻撃面も相変わらず決定機を外しまくっていたから、西川のアレ云々に拘わらず更なる勝ち越し点を奪えたかどうかは怪しいが、モーベルグの同点ゴールも、その前の走り出しとシュート自体は素晴らしいものだったとして、相手の意表を突いた高速リスタートのロングパスからだったから、果たしてこれが流れからの得点なのかどうかは微妙なところであるが、それはともかくこのリスタートに関して、京都は選手どころかベンチからも退席寸前レベルで猛抗議していたが、そもそもその直前に中村主審がアドバンテージを取らずに笛を吹いちゃうからそうなった訳で、レッズからしたらチャンスでアドバンテージを潰された直後のリスタートは正当な行為であるからして、駄目ならばリスタート自体も認められなかった筈。そして何より京都がファールを犯したからこそ起きた流れである。それだけはハッキリさせておきたい。
しかし今回の主審、他の場面でもアドバンテージを取らないでこちらのチャンスを潰してくれていたし、アドバンテージの判断が下手なのか??

でもやはり、ゴールの時系列で1つ余計かつ普通は有り得ない事が起きていなければ、勝てたかもしれない内容ではあったと思ってしまう、悔やまれる試合。
一方で相変わらずの決定力不足も確かに響いている訳だが、同じく相変わらずシュートを撃つべき場面で撃たなかったり、そういう勿体ない場面が今回も多過ぎた。
ついにスタメンを外されながも、明本のアクシデントもあり後半頭から投入された江坂が、早くもカウンターから絶好のパスを受けたのに絶好のシュート場面で撃たずに、モーベルグに横パスを出した場面はその悪い象徴だったが、一方で江坂はシュートを撃てば撃ったで上福元の好セーブに防がれるし、最近の江坂の不調の連続は、運も含めて一事が万事、こういうところに表れるものなんだな・・・。

そのかわりに松尾が武器のドリブルからPKを獲得したりパスに抜け出してキーパーと1対1の場面を作ったし、エリア内であと少しボールが内側に・・・というのがありまくりでインパクトは残せたが、獲得したPKはモーベルグが失敗するし、決定的なシュートは枠を外すし、更にエリア内ではQBKの急にボールが来たから状態である。松尾にとって今回は、好プレーを連発した一方で、ある意味で厄日な部分も多々ある試合になってしまったな。

しかし微妙ながら、キジェサッカーだから攻めて来てくれるからこそこちらも攻め易かったのに、その京都にもドローがやっとだからなぁ。リーグ開幕戦のお返しをホームでやる事は出来なかった。
しかも勝てなかったのに、試合ダイジェストを流す前の朝井夏海嬢の、いつも勝利した時と全く同じハイテンションアナウンスは一体何だったんだ?一度は逆転されてから追い付いた試合だったから、スタッフからしたら勝ちに等しい試合と思っていたのか?だとしたら、それはちょっと違うだろうて。

だからこそ、西川のアレがなかったらなぁ・・・。

ーーーーーー
J1リーグ第20節 浦和2-2京都
得点/10分・モーベルグPK(浦)、54分・武富(京)、56分・山田(京)、59分・モーベルグ(浦)
主審=中村 太
観衆:15,921人
2022年  J1リーグ第19節
ガンバ大阪浦和レッズ
〜パナソニックスタジアム吹田

220702アウェーガンバ戦 220702アウェーガンバ戦2
ガンバの運営さん、この只でさえ糞暑い時に、試合開始直前に、いくら自チームのスタメン発表を盛り上げたいとはいえ、ピッチのど真ん中でドッカンドカン花火を打ち上げないでください。うるせーし、煙いし、モヤるし、繰り返すけど只でさえ糞暑いのに、これで余計に暑っ苦しくなるし・・・。

まあ相手のホームがやっている事だから、あんまり文句は言えないから言わないけど、それはさて置き、この糞暑い時にガンバって3日前にも試合をしている、つまり中2日で試合な訳だが、対してレッズは、いくらアウェーとはいえ中5日である。
こんな暑くて体力の消耗する時期に3日の違いは、飯を2、3日喰うか喰わないかの違いのような(どんな訳のわからん例えしとるんだよ)、とにかく何が言いたいかと言うと、ガンバがホームの利を得られる以上に、体力スタミナ面でレッズが断然有利!

・・・と、試合が始まる直前までは、そう思っていたんだけど、おかしいな、何か序盤からガンバの初速の動きに負けていたような?まあ片野坂仕込みの可変サッカーのポジション入れ換えやらパス回しに、最初の方は単に対応不足で付いて行けていなかっただけかもしれないが。
しかし前半の両サイドの守備の不味さが、アッサリと失点を招いてしまったな。まだまだ色々な部分で経験不足な宮本と、守備に難がある大久保が狙われまくっていたが、案の定そこに通されて失点した。あれだけ派手にサイドチェンジ気味に振られて角度の無いところから蹴り込まれるなんて、最近の失点パターンとしては珍しい形か?

攻撃面はアレだが、一応守備面では現在のところリーグ最小失点を誇っていただけに、中2日の相手に中5日のチームの失点の仕方としては、果たしてどうだろう?とも思ってしまったが、それ以上にショックだったのは、エリア中央に走り込んだドフリーの選手に堂々とパスを通されてシュートを蹴り込まれたシーンかな。んなアッサリやられるなよ、と思ってしまったが、これに関してはオフサイド判定で助かったけれど、パスの通され方としては、明らかに良くない形だった。

レッズは前半から全く良いところが無いので、もはや評価のしようが無いのだが、これが既に見慣れた光景になってしまったので、ある意味で感覚が慣れてしまった。
やっぱり明本が最前線で引っ掻き回しているだけではね、何も事が起こらないよ。せっかく小泉が復帰のスタメンだった訳だから、もっとボールキープやパスで前線を操ってほしかったが、自身のストロングポイントを全く生かせずの、ガンバのフィジカルに負けていただけの小泉であった。流れから点が獲れない現状、小泉のゲームメイクでそれを改善してほしいと、期待していたんだけどな。

後半は頭から酒井とモーベルグの投入でいきなり活気付いた時間帯もあったが、せっかく高い位置でボールを奪えていても、そこからの判断の遅さからパスが出ない、また1テンポ遅れたパス出しでチャンスを逸っしまくるシーンの連続には泣きたくなったが、パスが出ればまだ良い方で、パスを出せない、出さない?でボールロストしまくる、それで交代いきなりパス出しを躊躇した挙げ句に相手にボール奪われて、それを泣く泣くファールで阻止してイエロー喰らった平野とかズッコケたが、しかし更に深刻な特に江坂の絶不調っぷりには、もっと泣きたくなった。尤も江坂はこの試合に限った事ではなく、最近ずっとこの調子なので、ちょっと諦めの境地に陥っている自分が居るが・・・。

まあPKで土壇場で追い付いただけで御の字かな、と思うしかない部分が多々ある試合だったが、しかし後半終盤の攻めっぷりからしたら、PKだけではなくて、逆転していても不思議ではないフィニッシュまでの持って行き方もあったが、せっかくバイタルまで侵入してもパスの精度が悪いのか、中の選手のポジションが悪いのか、何れにしてもそこで決めきれないのは、日頃から見ている相変わらずのパターンだから、これも変に納得が行ってしまう部分はあるけれどさ。

220702アウェーガンバ戦3 ただ試合終了と同時にピッチにぶっ倒れこむ両チームの選手の姿を見てしまうと、本当に近年と更に今年の異常な暑さの中でプレーしている状況だけで大変だろうから、これを考えると勝てなくても無理に文句は言えない気持ちになってしまうのも事実なんだよな。
だからと言って、残留争いにだけは巻き込まれたくないから、そう悠長に何時までも甘い事を言っていられる訳でもないんだけどさ。

でも甘い事を言う前に、今回言いたいのは、パナスタの完全蒸し風呂状態の2階席に押し込められた我らゴール裏住民の悲惨さとともに、そのパナスタの2階席、暑いは暑いで仕方ないとしても、トラックが無いのに日産スタと同レベルで2階席はすげー観難い・・・。

しかし、今回は帰りの大阪駅で京都サポと札幌サポとセレッソサポと川崎サポを同時刻に目撃しまくったが(まああっちからしてもレッズサポが居たと思っているだろうが)、よくよく調べたら、今節のJ1は3試合が関西に集中していたのか。なんなんこのアンバランス感。もっと分散させれば良いのに・・・。

ーーーーーー
J1リーグ第19節 ガ大阪1-1浦和
得点/33分・齊藤(ガ大)、90+2分・ショルツPK(浦)
主審=西村雄一
観衆:18,741人
2022年  J1リーグ第18節
ヴィッセル神戸0―1浦和レッズ
〜ノエビアスタジアム神戸

220626M野H郎
M野H郎「いや〜後半ロスタイム直接フリーキック決勝ゴールって、本当に良いものですね」



・・・まあ正確には、ロスタイム入る十数秒直前なんだけどね。

しかし、なんだ、この落差の激しい試合展開は・・・!?
先ず、モーベルグの直接フリーキック、あの良い距離から撃てた、いや今回のは「射てた」という表現の方が正しいか?試合展開同様というか、すんげー落差のある技術とパワーが伴ったワールドクラスのものだったが、相手キーパーもあの高さから正確かつそこしかない所に落ちて来るんだから、驚いただろうな。バー下側をギリギリ霞め当たって入っている事からも、凄い絶妙な弾道だったかがわかる。
ちなみに、その前にも凄い良い感じの枠内フリーキックを蹴っていたから、あれは後半ロスタイムのこれの前兆だったか?

こんな、こんな超劇的な勝ち方が待っていたのだったら、明日の事なんて放っぽり出して、神戸に行けば良かった(自分が行かない方が勝てるのか??)。
あ、いや、そんな個人的な事じゃなくて、もとい、こんな劇的な勝ち方が待っていたのだったら、試合開始からずっとチームの心配かつイライラしながら過ごすんじゃなかったな。

それだけ立ち上がりからして、モクモクと暗雲が立ち込める内容であった訳だが・・・。

開始数十秒で相手DFのミスを突いたユンカーのシュートがポストという、暗雲第1段階がこれで、超決定機が決まらずのいきなりまたこのパターンかよ!状態で始まったと思ったら、そのユンカーが直後に何処か痛めて交代とか・・・。
これで、試合開始いきなり、只でさえゴールが遠い攻撃陣で、唯一ゴールの匂いがあるユンカーがいなくなってしまった事で、これ一体誰が点を獲るの?状態になってしまった。暗雲第2段階である。
あのさー、超スペ体質のユンカーの稼働率の悪さも大問題なんだけど、リカルドもユンカーを復帰させて大丈夫だと思ったからスタメン起用したんじゃなかったのか?それとも得点力&決定力不足に焦って、完璧な状態じゃないのに使ってしまったのか?
うちのメディカルスタッフも一体どうなっているんだ?怪我人ばかりじゃん。キチンと選手のケアしているのだろうか?いやスペ体質の怪我しやすい選手ばかり獲る強化部が悪いのか?それとも選手の自己管理の問題?
今季はこんな事が多過ぎて、何が悪いのか誰が良くないのか、もはや訳がわからなくなって来た。ようはみんな悪いから、こんな事になっているとも言えるけど・・・。

そして主審のジャッジも疑わしいものばかり。これが暗雲第3段階。
武藤の大畑に対する足裏を見せた、というか、見方によっては意図的に蹴り付けてるような超危険なファールも、VARで1発レッドかと思ったら結局イエローで、また三木谷忖度かよ!と思ったけど、考えたら、これで神戸に数的不利でもって自陣に引き籠られちゃったら、元々ロティーナは守備的なサッカーを指向している上に、レッズ自身も只でさえ相手の守備網を撃ち破れない上に数的優位を生かすのが下手なチームなのに、これで相手にますますドン引きされた状態では、更に点を獲るのが困難になるから、逆にレッドにならなくて良かったかも?まあこればかりは、完全に結果論だけど。
ただこのファール自体は、贔屓目に見てしまうからかもしれないけど、やっぱりイエローでは納得行かないレベルではあった上に、その他にも明らかにおかしなジャッジが何回かあったのは事実で、そうじゃなきゃ酒井もイエロー貰うまで抗議しないよな。ちなみにこの井上主審、兵庫県の出身なんだよな・・・。

そして極め付けは、シュート練習しているのか?と疑ってしまう枠に行かないシュートの連続の暗雲第4段階。相手のミスや最下位らしい緩い守備にも大変助けられて、それなりにシュートまでは行けても、撃っても撃っても枠に行かない。
果たして、まともにシュートが枠に行ったの、途中と最後のモーベルグの直接フリーキックを除けば、1度か多く見ても2度では?
まあ、これは今回に限った事ではなくて、毎回そうなので、今回だけ文句を言う訳ではないのだが、しかし、毎度このシュートが枠に行かないのだけは、本当にどうにかならんものか。

大久保が、このところかなり本領発揮してくれていて、武器のドリブルだけはキレキレでチャンスを連発してくれて、去年は相手を剥がす事は出来ても次の選択肢がパスばかりだったが、今季は自らバイタル侵入やシュートまで持って行けるようになったのには成長を感じるが、チーム状態に比例するように、やはり枠には行かないんだよな、大久保のシュートも。

でもチャンスを作っている時間帯に、後は決めるだけという内容も相変わらず。そしてそこで決め切れずに、時間だけが経過して行くのも相変わらずの内容。
でも最下位の神戸を相手にも相変わらずかー?と思っていたのも事実だから(とはいえレッズも下位だから神戸の事はあんまり言える立場ではないが)、だからこそ後半ロスタイムのモーベルグの直接フリーキック炸裂は、モー本当に、モー驚いて、モー嬉しくて、モーどうにかなってしまいそうで、ホーム磐田戦の衝撃のJデビュー戦に続き、アウェー神戸でもモーの衝撃だが、個人的に、正直この時点で、熱中症を警戒して予め摂取し過ぎていた冷たい紅茶が影響して、トイレに行きたくて行きたくてアレがもの凄く漏れそうだったが、モーの炸裂弾の衝撃で少し漏・・・あ、いや、その、えーと、何でもない、よ・・・。

まあね、内容より、もはや順位を少しでも上げる事こそ最優先だから、相手がどうとかは別として、どんな形でも勝利した事こそが内容であろうか。
天皇杯の群馬戦でガッカリな敗戦はあったものの、天皇杯を外してリーグ戦だけを考えれば、長い2週間半の中断明けから連勝という事にはなるし。
そこに来てユンカーが復帰したと思ったら再び怪しい事になったのは誤算だったが、かわりに酒井が予想より早く復帰しては、その復帰戦となった途中出場の今回で、未だ本調子ではないにも拘わらず格の違いを見せてくれたし。これは極めて明るい材料である。

これでも内容からしたら、まだまだ本当に巻き返せるか不安な部分こそ多いが、とにかく名古屋と神戸という残留争いのライバルになるかもしれない相手からの連勝そのものは、それこそ時期が時期だったら共に6点試合になったかもしれないだけに、この連勝はひじょうに大きい。
但し、これで大切なのは、次節に対戦する同じく下位のガンバにも絶対に負けない、いや絶対に勝つ事である。それが大事。
あ、今回神戸に行けなかった分、次の吹田には行きます。

ーーーーーー
J1リーグ第18節 神戸0-1浦和
得点/90分・モーベルグ(浦)
主審=井上知大
観衆:21,456人
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第10節 浦和2-1名古屋 得点/24分・安居(浦)、70分・サンタナPK(浦)、90+2分・和泉(名) ・・・次の試合/J1リーグ第11節 川崎-浦和(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu=5月3日16:00キックオフ)


★みんなのなんでも掲示板★
掲示板利用規約

☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。

ツイッター↓
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
[05/02 ScottSlott]
[05/02 ScottSlott]
[05/02 LarryTooge]
[05/02 adickHog]
[05/02 baixar video do youtube 2019]
最新トラックバック
リンク

にほんブログ村 サッカーブログへ



にほんブログ村 サッカーブログ 浦和レッズへ
リンク

【相互リンク大歓迎受付中!!】
プロフィール
HN:
うえ
性別:
男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
ブログ内検索
アクセスカウンター
アクセスカウンター
メールフォーム
バーコード
携帯からも閲覧できますよ。
忍者ブログ [PR]