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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2022年  J1リーグ第12節
柏レイソル0―0浦和レッズ
〜三協フロンテア柏スタジアム

法事にぶち当たって所々しかチェック出来ていないんだけど、またまたまたまたまたまた無得点ですか・・・???
さて今、「また」を何回言ったでしょう?・・・なんて、冒頭からしょーもない文章を書いていられる程、状況は全く甘くないのたが、とにかくだな、明らかな格下か、それこそユース相手じゃないと、同格からだとPK以外では点が獲れんのか?ACLに旅立つ前から、マトモな相手と対戦すると、PK以外でどんだけゼロ行進が続いている訳よ?

まあ考えたら、ACLに旅立つ前ならこんな感じの試合内容が続いていて、そのままACLに突入しては大邱相手にも2試合連続無得点で、そしてロクに時間も無い中で暑いタイで超過密日程のセントラル方式のACLを慌ただしく乗り切り、これでヘトヘトに疲れて帰国して、仕切り直しの時間も限られる中でJリーグが再開。
しかも今日に至るまでに、先ず犬飼が離脱し、ACLでは更にユンカーと大畑と酒井が負傷し、酒井に至っては全治2ケ月。
この悪条件も悪条件の中で、繰り返すがロクに時間も無い中でJリーグに戻って来て、そんなチーム状態で、元々得点力不足と深刻な決定力不足に陥っていたチームが、いきなりガラリと点が取れるチームに変貌する訳は、無いか・・・。

と、そう無理にでも納得させなければいけない程に、本当に点が獲れないママな訳だが、前半にチャンスを連発して惜しい場面までは作れているのも相変わらずだから、だとしたら何とかここに光明を見出だせないものか?と思ってしまう。
今回だって立ち上がりから平野が前線にバンバン好パスを供給してチャンスの起点を作っていたのに、こういう時間帯に決め切れないまま、どんどん時間だけが経過して行くだけ。最初に上手く行かないと余計な事を考え出して、動きが遅くなっては無駄なパス回しが増えて、これが相手の付け入る隙を作ってはピンチを招く。つまり自分たちからゲームを難しくしてしまう。

リカルドの交代策も、今季は特に後手に回っている。こちらから先に動いたら負けと思っているのか、はたまた相手の動きを見ているのか、今回なんて明らかに良くなかった関根を後半途中まで引っ張った。普通ならばハーフタイムで下げられていても不思議ではなく、ならばここで松尾を投入して、先手で動くべき流れだった。
リカルドの交代策が動いた頃には、ピッチに残る選手の疲労度だけが増していて、新たに投入された選手とのギャップだけが生まれた。だから途端に流れが悪くなり、本来は交代策でスイッチを入れなければいけない筈が、逆に交代策により流れを相手に渡しかけピンチを招いた。
スタミナ切れのモーベルグを下げ、怪我明けの平野を途中で下げるのも仕方がないにしても、代わった伊藤敦は戦術的な投入ではないから状況変化は起きないし、小泉を投入する頃には松尾や松崎の単騎に期待するだけのゼロトップ。もはや勝ちに行く采配ではなかった。
まあもしかしたら、リカルドは終盤はドロー狙いに切り替えただけなのかもしれないが。3位相手にアウェーであの時間帯まで点が獲れない以上、16位のチームが3位相手にスコアレスドローで勝ち点1を狙うのは、決して悪い戦略ではない。但し本当にそれで良いのか?というヤキモキ感は当然残ってしまうが。

その相手の柏も、本当に3位のチーム?と大変に疑問に思える程に試合全体を通したら全く脅威に感じなかったが、主審のファールの獲り方やカードの出し方がもう少しマトモだったら、柏は1人は退場していた可能性があったな。

それはともかく、それでこの期に及んで終了間際にショルツのシュートのクロスバー直撃。ああもう!大邱戦のデジャブじゃん!これを決めていれば!って場面でも勝利の女神はレッズに微笑んでくれないのであった。まさに別格の守備でチームを救いまくってくれているショルツだけに、守りだけではなくて劇的ゴールという形でも大きな華を持たせてあげたいんだけどな。
しかし考えたら、ショルツがそこまでしなくても良いように、本来ならばパスを出すべき選手がしっかり繋ぎ、本来ならばチャンスメイクすべき選手が相手の守備網に脅威を与え、本来ならば得点すべき選手がしっかり決めてさえくれていれば、そこまでショルツに負担をかける必要は無いのである。それをショルツが1人でやっているサッカーというのも、果たしてどうなの?と思ってしまうのも正直な話であるが。だから他の選手もリカルドも、もっとしっかりしてくれよ・・・。

これで次は次で金Jなんか設定されて、しかも相手は広島でしょ?いくらホームとはいえ、たった中4日でこのチーム状態が向上するのかね?もはや日程的にも負のスパイラルに陥っている感が満々だから、これを根本から抜け出すのは容易ではないと思う。

はぁ、、、ため息しか出ない・・・。

ーーーーーー
J1リーグ第12節 柏0-0浦和
主審=松尾 一
観衆:13,418人
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2022年  AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節
山東泰山0―5浦和レッズ
〜ブリーラムシティスタジアム

山東泰山の編成からすると、やっぱり普通にこういう内容と得点数になるのね。
まあ、それはそれで予想の範疇だったし、主力をお役ゴメンにして控え組を充てて、それでも前半から、というか前半だけで試合を決めてしまう、それも予想の範疇。
そんな中でショルツやモーベルグをベンチに入れる予防策はあったが、それはそれとして、江坂を休ませてあげたかったという気持ちの方が強いが、ところが江坂はそれでもしっかりスタメン。ここまで来ると、組長の橋岡酷使に似た、リカルドの江坂酷使を重ねてしまうのであった。

安居が並み居るボランチ先輩陣に遠慮せずにしっかり高レベルで好アピールし続けていると、今回に関しては知念と工藤に良い経験を積ませ、そして木原と牲川を途中から投入と、とにかくグループステージ突破を決めた後の試合だったから、最後で控え組をガンガン試せる状況になってくれたのが良かった。控え組からしたら、相手が相手とて、あくまで国際試合の公式戦だからね。そこに出場記録を付けるだけでも箔が付くというか、自信にも繋がる訳で、とにかく意義ある事なのだと思う訳さ。
後半途中でとんでもねースコールに見舞われなかったら、更に得点数は伸びていたと思うけど、そこが東南アジアなんだよなぁ・・・。

さて今回のグループステージ、猛暑の東南アジアでセントラル方式という、かなりふざけた条件で戦わされた北半球のクラブチームは堂々と文句を言って良いと思うが、それはそれとして、これは日本の他のクラブにも言える事だが、レッズは実に恵まれた組に入った訳で、でもコロナの影響が無かったら、また中国クラブが本国での諸事情が無かったら、本気モードの金満状態での中国クラブが来ていたら・・・そう考えると、レッズはグループ内にライバルと言えるクラブが韓国チームしか居なかった状況。
本来ならば日本と韓国と中国(若しくはオーストラリア)と格下の東南アジア勢で、実質的には東南アジア勢を除いての三つ巴という図式が正常な状態なのだが、今回は2強と格下とユースという状況であった。こういう組み合わせもコロナのせいだけど、でも普通ならば体験できない組み合わせだから、これも経験という意味ではレッズは貴重な経験だった・・・と、無理にでも考えよう。
ただそのライバルである大邱に、2戦やって1点も奪えないままであったのが悔やまれるし、また著しい決定力不足を露呈した大邱戦でもあり、課題は課題のままであった。

が、レッズが1点も奪えなかったその大邱を相手に、ライオン・シティは前回の3得点完封勝ちに続き、今回も先制しているという不思議。散々繰り返しているけど、本当に何が起こるかわからない大会・・・それが超絶スコールで、後半終盤で試合が中断中だから、果たしてレッズがライオン・シティのおかげで1位通過できるかどうかわからないヤキモキ状況。
何て思っていたら、ライオン・シティが不可解な形から大邱にPK喰らって勝ち越される始末。おい韓国組よ、また裏で金積んでないだろうな?しかしライオン・シティには助けられた面の方が強いから、今回はかなり好感触なクラブチームになったが。状況的に援護射撃をしてくれていた形になったライオン・シティよ、ありがとう、これでレッズにとって忘れられないクラブになったよ。

問題は・・・相変わらず韓国勢に疑惑の眼が行ってしまうのは、日頃からの行いがアレだからなのだが、まあそれでも、よくわからんルールのグループに入れられてグループステージ突破がピンチになっている川崎に比べたら、単純にグループステージ突破を決められただけ、川崎に比べたらレッズは本当に幸運な組に入っていたという事だけは間違いない。

で、これで一息ついて、更なる問題は、課題山積のまま国内リーグ戦の再開に向けての準備である。
日本から1ヶ月も遠く離れている内に、レッズでのJ1の現在の順位は周知の通り。悠長な事を言っていられる状況ではない。
ACLの犠牲でユンカーなど怪我人も出てしまった。一番恐れていたパターンだ。
帰国後、さあすぐにでもリーグ戦の巻き返しに向けた体制作りに取り掛からないと・・・。

ACL2022 ーーーーーー
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節 山東泰山0-5浦和
得点/ 13分・安居(浦)、34分・知念(浦)、45+1分・松尾(浦)、69分・松尾(浦)、85分・知念(浦)
主審=アブドゥラ・アルマッリ 
観衆:393人
2022年  AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節
浦和レッズ6―0ライオン・シティ・セーラーズ
〜ブリーラムシティスタジアム

初戦でこのライオン・シティにボロ勝ちしていたとはいえ、それでも決して油断は禁物と理解した上で、いやそれでも、普通に考えたら絶対に勝てる相手、いや勝てる筈、まあ勝てるよな・・・という個人的に疑心暗鬼になっていた戦前だっが、これもライオン・シティそのものが、レッズのグループステージ内の唯一のライバルになる筈だった大邱にまさかの3得点完封勝ちしている事実と、その対大邱の連戦でライオン・シティは大勝したのに、レッズは大邱に勝てなかった事実と不安感が尾を引いていたが、そんな事を考えていると不安で心配で緊張感で吐き気がして、相手がシンガポールのチームだから、それこそ自分が緊張感で嗚咽からマーライオン状態にならないかという超デンジャラスな状況ではあったが・・・。

ちなみにシンガポールやらマーライオンと言えば、自分、小学生時代にシンガポール旅行の経験があって、マーライオン近くのマクドナルドで現地人対白人旅行者の店内を破壊する流血レベルの大喧嘩に巻き込まれた経験を持つんだが、シンガポールとかマーライオンとかだと、いつもそれを思い出すのであった(苦笑)

何かすげー話が脱線したけど、とにかく自分の緊張感マーライオンは何処へやら、蓋を開けてみたら最初のライオン・シティ戦と同様の大勝劇になってくれただけで安堵で、良かった良かった。

・・・良かった良かったとか言いながら、前半の、そこ普通に決めるだろ?ってのが決まらない決定力の無さが、昭和の流行語を借りるならば「もう殆ど病気」になり欠けた部分はあったが、そこは相手との実力差で、ジワリジワリの後の一挙に畳み掛けってとこになってくれた。
繰り返すが、じゃあ何でレッズが2戦合計1点も奪えず勝てなかった大邱が、このライオン・シティに3失点完封負けなんて事になったのか?という疑問が一向に解決されないのだが、散々言った何が起こるかわからない国際試合、ACLだから、という事と、ある意味というか普通に今回のグループF内で、一番台風の目みたいに盛り上げてくれたクラブチームがライオン・シティになっているという事か。

なんてライオン・シティの存在ばかりにスポットを充てている訳には行かないんだけど、まあ相手が相手だからレッズの選手陣の注目点がどうしても当たり前に見てしまうんだけど、しっかり見れば平野のレジスタ通りのプレーが実に良かったし、この試合でキーパーを西川に戻した理由は理解できた(彩艶の問題ではなく、逆に彩艶の存在感が高まったからこその意味)。ただ個人的にはショルツを休ませてほしかった。

これで余程の天変地異が起きなければグループステージ突破は決まったが、ならば主力を明日か明後日にも帰国させて、国内リーグ戦に備えさせるやり方は出来ないものだろうか・・・?

そんな中、夏の補強でフェイエノールトからオランダ人FWブライアン・リンセンに関心及び今日には交渉解禁の報道が出たが、提携先のフェイエの選手だから可能性を感じてしまう反面、そんなに外国人FWを獲ってどうするんだ?と一瞬思ったけど、考えたら開幕時点で本職のFW登録が元々少なかった訳だから、そこを日本人で埋められないならば、いっそ外国人でも良いのか。外国人起用枠はひとつ余っている訳だし。
ただ金はかかるけど。今日のクラブからの収支発表でギリギリ黒字報告が成されたが、そこから現時点でのシャルクを含む補強を考えると、営業部門が、かなり頑張っているなぁ、と。
ただ補強の必要性に関しては、犬飼が長期離脱中で層が薄くなっているセンターバックの方が気になる・・・。

ACL2022 ーーーーーー
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節 浦和6-0ライオン・シティ
得点/ 14分・馬渡(浦)、39分・シャルク(浦)、48分・モーベルグ(浦)、52分・小泉(浦)、62分・松尾(浦)、90分・松尾(浦)
主審=オマル・モハメド・アルアリ
観衆:313人

2022年  AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節
浦和レッズ0―0大邱FC
〜ブリーラムシティスタジアム

同じ轍を踏んでいるとは思いたくないものの、しかし、また、この内容で・・・。

結論から言ってしまうと、グループステージ首位通過を狙わないのならば、内容はともかく、今回の結果だけは、これでもギリギリ良いと思う。

しかし、・・・

反面で内容を見てしまうと、相変わらず、ボールは支配出来ていて、フィニッシュまでは行けていて、それでも引いた相手に得点できない、効果的な崩しの欠如、引っ掻き回しているモーベルグに追随する周囲の選手の居なさ、散々見飽きた決定力の欠如、・・・本気モードのマトモな相手とやると、毎試合が録画を見ているようだな。

とにかく4月に入ってから、国内リーグ戦はPKによる2得点のみで、そして無得点のF東京戦を経てACLに突入し、明らかな格下である対ライオン・シティとユース主体の山東泰山に大量得点には喜んだけど、しかし当然の事ながら相手との実力差から現実を見るには全く参考にならず、いざ再び本気モードの大邱に当たったら、またボールは支配しても無得点という、繰り返しの繰り返しになっている上で、また今回もそうなっているという内容・・・。

えーと、これ、どうなんだろうね?
考えられるは、その相手の大邱とて、決して誉められるべき内容ではなかったのは明らかで、格下のライオン・シティにまさかの惨敗を喰らったのが影響したかしないかは別としても、レッズ相手には、とにかく強かに相手を研究分析し、グループステージ突破だけを念頭に置いた戦い方をしていたのは確かである。だから3日前の大邱の姿勢もそうだったし、今回の大邱の姿勢も、完全に予想できたものだった。大邱としては最低限レッズに負けなければ良かったのである。

対してレッズは、どうか?
大邱が2戦とも引いていたから、ボールを支配する事は出来た。攻める事が出来た。だからシュートまでは行けた。
そこで守られた上に、自身の決定力の無さも再びというか相変わらず響いての、またまた無得点。

でも一応、4節終了時点でレッズは勝ち点7。
大邱も勝ち点7。
こうなると、まさかのライオン・シティ次第なんだけど、レッズも大邱もライオン・シティとは直接対決が控えているから、ライオン・シティに初戦でやらかした大邱はどう転んでも良いとして、レッズは残り2戦を「順当」に勝てば良いだけの話になる。まあ、良い「だけ」の話が本当に「順当」に行けば、の話になるんだけど。
そうなると、この大邱との2戦も、ある意味でレッズの強かさが出ているとも言えるが、果たしてこれがリカルド内閣の戦略通りだったのかどうかは、現時点ではリカルド内閣と選手にしか知り得ない話になるから、そこは結果論に任せるとして、今は無理に深堀するのはやめておこう。

応援している方からしたら、本来の計画では強にもグループステージ突破を安泰のものとしておく予定というか、そういうのが理想的だったのだが、計らずもグループステージの2戦を残している時点で、まだまだ余談を許さない状況に陥っているのは、緊張感を楽しめるという意味では悪くないと、無理にそう捉えるしかないか。
まあコロナが無ければ、普通はグループステージ内に強敵の韓国クラブは当然として、本気モードの金満中国クラブとか、そこにオーストラリアの何敵が居て、まだまだとんでもない乱戦になっていた筈が、今年は繰り返すがコロナの影響で参加クラブのライバルが限られている状況で、それでこれだからな。

サッカーの神様から、「それでも久々のACLの緊張感を楽しめ」との御告げか・・・?

ACL2022.b ーーーーーー
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節 浦和0-0大邱
主審=アリレザ・ファガニ
観衆:436人

2022年  AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節
大邱FC1―0浦和レッズ
〜ブリーラムスタジアム

おかしいな。ライオン・シティは大邱に3得点完封勝利を収めているのに、レッズはその大邱に完封負けするんだから、ライオン・シティって一体大邱にどんなやり方で勝ったのだろう?
という単純な話ではないのだが、ようするにこれがACLである。これが国際試合である。何が起こるかわからない反面で、実力通りの内容になってしまうのも、また然り。
実力通りというのも、もちろん相手との力の差はあるが、今回の内容は国内リーグ戦で散々やらかしている形であり、ギリギリの守備とチグハグ連携、引いた相手を崩せない、そして決定力の大幅な欠如で1失点に泣く。・・・まさに国内リーグ戦でやらかしていた内容とそっくり、瓜二つじゃないか。やはり強い相手とやると、良くない部分も普通に浮き彫りになるものだ。

とはいえ、お互いシーソーゲームの時間帯もあったし、試合全体からすると、ぶっちゃけ大邱と、フィジカル以外では、そう力の差があったとは思えない内容でもあったのだが、勝ち負けに付いては細かい部分が左右するから、数字はある意味で妥当なものになったかなとも思う。

前半は、レベルの違うプレーを見せるショルツが居なかったら、早々に失点を重ねていた内容でもあったが、それより問題はボランチのところ。
岩尾はACLも本気モードの韓国勢相手となると、ちょっと厳しかったな。この年齢になるまで国際試合の経験が無いというのもあるんだろうけれど、元々そんなにフィジカルが強いという訳でもないから、フィジカルが強い韓国勢が相手となると、その対応に追われるばかりで自分のプレーが出来なくなり後手を踏んでしまう。
前半でイエローを貰っていたし、あの前半のパフォーマンスではハーフタイムで代えられていてもおかしくなかったが、67分になるまで代えられなかったどころか、そこでリカルドは4枚代えだからなぁ。

4枚代えとか、起爆剤にはなるし、ACLのような何が起こるかわからない大会だし、超過密日程だし、そこで敢行するには面白い方法ではあるのだが、今回は起爆剤というより、4枚代えで投入された内のモーベルグが、かなり流れを変えたのが唯一良かった部分か。
どうも調子が悪そうな酒井をもっと早目に交代させておいた方が良かったのでは?とも思ったが、キャプテンマークを巻いているだけに、そうは簡単に下げられなかったのだろう。

4枚代え後だけを見れば同点、いやそれこそ逆転していても不思議ではない勢いもあったのだが、反面でそれを決められなければ何時決めるんだ?という例の決定力の欠如病がモロに響いていたし、後半ロスタイムのショルツのポスト直撃なんて、この試合の運の無さを象徴するようなシーンだったな。これが入らないんだから、いくらやっても入る訳がないという事か・・・。

何れにしても負けは負けだが、幸いにして3日後にはすぐ大邱との再戦が控えているから、今節の戦いをホーム&アウェーのファーストレグと捉えて、「セカンドレグ」でリベンジを果たすしかない。
もちろんここで次も今回と似たような感覚で臨んでしまうと危ないが、ターンオーバーで選手は入れ換えるだろうし、シャルクも出るだろうから、今回とは良い意味で違ったチームと内容になる筈と期待するしかない。それこそ相手とて、逆にライオン・シティ戦のようなチームに逆戻りするかもしれないし。
これこそが短期決戦かつ超過密日程の国際試合であり、そしてレッズが今回のACL3戦目にして、初めて強敵と戦った訳で、そこで破れた事で目が覚めた、となれば不幸中の幸いである。
そして今回、特に彩艶にとっては、本当に良い経験値を得た試合になったと思う。正直言うと今回は西川を使うと思っていたから。しかしそのまま彩艶を使ったとなると、今年こそ本格的に正キーパーの座の交代を考えているという事か?これで次に西川に戻したら、雰囲気的に「何だったんだ?」という事になるから、余程の事が無ければ、このままずっと彩艶で固定してほしいね。

さて今回の3戦目、ライオン・シティは山東泰山と引き分け、レッズは大邱に勝ち点で並ばれ、端から見たら「さあこれで面白くなって来ました」って展開になって来た訳ね。
でもサポーターからしたら、実に厄介な展開になって来たとしか思えないけれど・・・。

ちなみにこの大邱、鈴木圭太っていう日本人選手が所属しているんだな。あの元選手と漢字一文字違いだから一瞬ビックリしたが、水を運ぶ男とまるで違い、ラフさが目立ったな。韓国チームに居るとやはり韓国のやり方に染まってしまうのか。そのDFラインを破れなかったのが悔しい。
この鈴木圭太って選手、Jリーグ経験は無く、高卒後モンテネグロの3クラブを計6シーズン渡り歩いてから大邱に来たみたいだけど。このクラブは去年まで西翼も所属していたし、日本ではKリーグ経験が無い韓国籍Jリーガーも少なくないように、逆にKリーグもJリーグ経験が無い日本籍選手が増えたなぁ。

ACL2022 ーーーーーー
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節 大邱1-0浦和
得点/53分・ゼカ(大)
主審=アハメド・ファイサル・アルアリ
観衆:375人
2022年  AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節
浦和レッズ5―0山東泰山
〜ブリーラムスタジアム

うん、これで良いのだ。相手がユースだかジュースだか知らんが、例え相手が控え組やらユース中心とはいえ、同じ土俵で戦っている以上、そんな相手にも遠慮せずに、容赦なくお構い無しに、こちらはこちらで、全力で相手に力の差を見せ付けて勝てば良いだけの話である。それこそ下手に手を抜いてしまえば、それはそれで相手に失礼に当たるからね。
それこそ某スクールウォーズの相模一高ではないが、109対0でボロ勝ちしておきながら、「お前らは明らかに後半は手を抜いた。相手に失礼だろ!」とか言われて、倉石功にビンタを喰らってはたまらない。そういやよく見たら、リカルドの顔って少し倉石功に似ている気もするが(何の話をしているんだ?)

その相手、川浜高校、・・・じゃなくて、山東泰山が控え組とユース選手で来ている事に付いては、去年の広州集団問題による広州FCを筆頭に、中国の多くのクラブの経営難と、加えてコロナ制限のダブルパンチと、これで半ば崩壊しかけている本国の中国スーパーリーグの影響があるようだが、経営面に付いては山東泰山は比較的マシな方と言われているから、仮にコロナの影響が無い状態で本気モードで参加されていたら、果たしてどうなっていただろう?というのはある。
ただまあ、このような特別な事情も無いのに、あからさまにACLを捨てるような形で控え組中心で臨んでいたような過去の某日本の紫がカラーのクラブの例を考えたら、経営難やコロナ縛りがあっても、何とかしてでも選手を送り込んで来るクラブに対しての同情と拍手は禁じ得ないかな。事情や気概が全く違うからね。
それを考えると、AFCが決めた超過密日程のセントラル方式に対する不公平感や不満は否めないものの、それでもしっかりトップチームを開催地に送り込めるレッズのようなクラブは、何と幸せな事かとも感じてしまう。
ちなみに今頃、山東泰山の控え室では、出場したユースの選手達が、山下真司から「お前ら悔しくないのかッ!?」とか言われてぶん殴られていないか心配である。

まあそういう相手の事情もあるから、試合内容に付いての細かい部分は戦評するまでもないのだが、 今回のターンオーバーによるメンバー構成の収穫に付いては、宮本と安居の大卒ルーキー組のフル起用や、酒井と大畑の温存、また2試合連続となる彩艶の起用とあるが、個人的に思うに、犬飼の離脱により層が薄くなっているセンターバックのポジションで、先ずは知念をフル出場させて経験を積ませる事が出来たのと、ショルツをハーフタイムで下げて半分休ませる事が出来たのが良かったかと。
そんな中で、前回フル出場のユンカーを途中で出す必要があったのか?とも思ったが、後半頭から投入したシャルクが移籍後初ゴールを決めるに当たり、本来エースであるユンカー自身はシャルクのゴールに絶対にライバル心を燃やしたであろうから、まあそれを燃焼させるには良い使い方だったのかもしれない。個人的には残り10分とか限定で投入して次節に備えてほしかったけれど。

さて、意外なのは、グループ内で唯一のライバルとなっている筈の大邱が、同2節でライオン・シティに3失点完封負けをしている事だが、どうやら大邱は退場者を出したようだが、一瞬それで納得かと思ったが、しかしよくよく調べたら退場者を出したのは試合終了間際のようで、だとすると格下相手に圧倒的な支配率と倍以上のシュートを放っての3失点完封負けは意外も意外である。
確かにACLは何が起こるかわからないと言ってしまえばそれまでだが、この大邱の敗戦は、レッズにとって嬉しい誤算であり、実質戦わずして勝ち点3を手に入れたようなもの。これでグループリーグ突破に向けて、大きなアドバンテージになった筈。
ただこれで大邱は次節のうちとの試合に向けて負けられなくなった訳で、こうなると相手の方が気を引き締め直して来るだろうから、レッズはそういう相手に呑まれないようにしないといけない。それこそ相手は韓国勢だから、変な試合展開になると、お得意のヤケクソ暴力ファールとかして来るのが眼に見えるし、大邱の今回の退場劇も、試合展開と退場の時間帯からして、何だかそんな感じもするし。
それこそ今回のACLの本当の戦いは次節から始まると言った気概で、こちらは相手以上に気を引き締め直して行かないと・・・。

ACL2022 ーーーーーー
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節 浦和5-0山東泰山
得点/26分・明本(浦)、31分・ショルツPK(浦)、53分・シャルク(浦)、76分・シャルク(浦)、90+3分・安居(浦)
主審=ニボン・ガミニ
観衆:321人
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第14節 浦和3-0京都 得点/42分・安居(浦)、55分・凌磨(浦)、77分・サンタナ(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第15節 磐田-浦和(エコパスタジアム=5月19日14:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
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