浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2013年 AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4戦
全北現代モータース2-2浦和レッズ
~全州ワールドカップスタジアム
先ずは全州まで行かれた方々、大変お疲れ様でした。
開始直後のコーナーキックから、那須が移籍後初ゴールを決めた。
怒濤の攻めから梅崎が貴重な追加点を叩き込んだ。
ここまでは理想的な展開だった訳で、その後もチャンスはレッズの方が圧倒的に作っていた。力でゲームを支配する全北に対して、それでも少ないチャンスから決定的なシュートまで持って行く回数は、明らかにレッズの方だった。
でも、何で決められないのだろう。興梠が、あの場面で枠を外さなければ、あそこでも枠を外さなければ、阿部のシュートがキーパー正面でなければ・・・悔やんでも悔やみきれない惜しいシュートを連発したのは、圧倒的にレッズの方だったのに。
今シーズンは、決める時に決めておかないと、後々悔やむ事になるという試合を、もう2試合も経験していた。Jリーグでは大分戦で、そしてACLではホーム全北戦で、そして今回も同じような結果になってしまった。最後の最後で。どんな試合でも良く観られる失点パターンだった。
ってか、もうこの「決める時に決めておかないと」のフレーズ、使いたくないね。選手から言わせれば、「そりゃあ俺だって決められる時に決めたいよ!」って怒ると思う。そりゃそうだろう。誰だってわざとシュートを外している訳ではないのだから。だから最近、この「決める時に決めておかないと」って言葉、こっちの勝手な言い分であると気付いた。反省。
今回ターンオーバー制を採用せず、中2日なのに敵地でベストメンバーで臨んだのだから、ミシャの本気度と、絶対に勝たなければいけないという気概がわかった。全北はドローでも御の字だが、レッズは勝たなければ自力でのグループリーグ突破が消える可能性があったのだから。
そういう位置づけの試合だから、個人的には内容なんて度外視だったし、過激なことを言えば、(ミシャは絶対にやらないだろうが)スタイルを擲ってでも、例えどんな汚い手を使ってでも、最終的に勝てば良いという考えだった。それ位の気概がなければ、またストレートに敵にパワーで圧倒されてしまうと思っていたから。
現実的には全北にゲームを支配されるのは想定内だったし、力で押してくるのは端からわかっていた事だし、だからこそレッズの方がホーム同様に全北の選手をファール上等で潰しまくっていた訳だし、後はレッズがどこまで持ち堪えられるかというのが、勝敗の鍵だった。
後半ロスタイムに入るまでは、粘り強く耐えていたのだから、これで最後まで持ち堪えられなかったと言う事は、もう同点に追い付いた全北と、当のレッズとの力関係を素直に認めるしかない。レッズの選手は、苦しい試合展開の中で、しっかり頑張ってファイトしていたのだから。
まだACLは終わってはいない。2試合ある。繰り返すが、どんな手を使ってでも勝つしかない。
それにしても、全北のエニーニョのシュートは恐ろしいな。埼スタでも、そして全州でも、確実に狙って蹴って確実にキーパーが取れない位置にボールを叩き込む・・・こういう武器を持つチームが、アジアには沢山ある。かつては日本もレッズもそうだったように。
日曜は、全北と同じチームカラーの湘南には、絶対に勝とう。

------
AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4戦 全北現代2-2浦和
得点/3分・那須(浦)、7分・梅崎(浦)、51分・エニーニョ(全)、90+2分・ソ・サンミン(全)
主審=ブラディスラフ・ツェイトリン
観衆:10,152人
全北現代モータース2-2浦和レッズ
~全州ワールドカップスタジアム
先ずは全州まで行かれた方々、大変お疲れ様でした。
開始直後のコーナーキックから、那須が移籍後初ゴールを決めた。
怒濤の攻めから梅崎が貴重な追加点を叩き込んだ。
ここまでは理想的な展開だった訳で、その後もチャンスはレッズの方が圧倒的に作っていた。力でゲームを支配する全北に対して、それでも少ないチャンスから決定的なシュートまで持って行く回数は、明らかにレッズの方だった。
でも、何で決められないのだろう。興梠が、あの場面で枠を外さなければ、あそこでも枠を外さなければ、阿部のシュートがキーパー正面でなければ・・・悔やんでも悔やみきれない惜しいシュートを連発したのは、圧倒的にレッズの方だったのに。
今シーズンは、決める時に決めておかないと、後々悔やむ事になるという試合を、もう2試合も経験していた。Jリーグでは大分戦で、そしてACLではホーム全北戦で、そして今回も同じような結果になってしまった。最後の最後で。どんな試合でも良く観られる失点パターンだった。
ってか、もうこの「決める時に決めておかないと」のフレーズ、使いたくないね。選手から言わせれば、「そりゃあ俺だって決められる時に決めたいよ!」って怒ると思う。そりゃそうだろう。誰だってわざとシュートを外している訳ではないのだから。だから最近、この「決める時に決めておかないと」って言葉、こっちの勝手な言い分であると気付いた。反省。
今回ターンオーバー制を採用せず、中2日なのに敵地でベストメンバーで臨んだのだから、ミシャの本気度と、絶対に勝たなければいけないという気概がわかった。全北はドローでも御の字だが、レッズは勝たなければ自力でのグループリーグ突破が消える可能性があったのだから。
そういう位置づけの試合だから、個人的には内容なんて度外視だったし、過激なことを言えば、(ミシャは絶対にやらないだろうが)スタイルを擲ってでも、例えどんな汚い手を使ってでも、最終的に勝てば良いという考えだった。それ位の気概がなければ、またストレートに敵にパワーで圧倒されてしまうと思っていたから。
現実的には全北にゲームを支配されるのは想定内だったし、力で押してくるのは端からわかっていた事だし、だからこそレッズの方がホーム同様に全北の選手をファール上等で潰しまくっていた訳だし、後はレッズがどこまで持ち堪えられるかというのが、勝敗の鍵だった。
後半ロスタイムに入るまでは、粘り強く耐えていたのだから、これで最後まで持ち堪えられなかったと言う事は、もう同点に追い付いた全北と、当のレッズとの力関係を素直に認めるしかない。レッズの選手は、苦しい試合展開の中で、しっかり頑張ってファイトしていたのだから。
まだACLは終わってはいない。2試合ある。繰り返すが、どんな手を使ってでも勝つしかない。
それにしても、全北のエニーニョのシュートは恐ろしいな。埼スタでも、そして全州でも、確実に狙って蹴って確実にキーパーが取れない位置にボールを叩き込む・・・こういう武器を持つチームが、アジアには沢山ある。かつては日本もレッズもそうだったように。
日曜は、全北と同じチームカラーの湘南には、絶対に勝とう。
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AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4戦 全北現代2-2浦和
得点/3分・那須(浦)、7分・梅崎(浦)、51分・エニーニョ(全)、90+2分・ソ・サンミン(全)
主審=ブラディスラフ・ツェイトリン
観衆:10,152人
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2013年 J1リーグ第5節
浦和レッズ2-1ジュビロ磐田
~埼玉スタジアム2002
楽しい話をする前に、劇的勝利に水を注す訳ではないけど、ちょっと真面目な話をしておこう。これは結果的に興梠がPKを失敗してしまったから言う訳ではなくて、ああいう大事な先制点を取れる場面では、本来PKを蹴るべき選手こそが蹴るべきだったと思う。その蹴るべき選手は、今のレッズでは阿部のはずであった。
これまでの状況からして、興梠が蹴る理由は、痛いほどわかった。が、2点3点とリードしている状況ならば興梠でも良かったけど、繰り返すけど先制点のような勝敗を左右しかねない場面では、本来蹴るべき選手こそが蹴るべきであると、これが自分の意見。
さ、ここからは楽しい話をしよう。

いや~、ロスタイム逆転決勝ゴールって、本当に良いもんですね。
去年から、こういう劇的なロスタイム決勝ゴールを味わえる試合が増えた。国立でのポポのそれもあったが、雨や嵐が絡むロスタイム決勝ゴールといえば、去年の万博の再来であった訳だ。
その大仕事を、今度は原口が果たした。最後の最後で、疲労困憊の時間帯なのに、良くぞ長い距離を全力で走っては、見事に逆転決勝ゴールを叩き出してくれた。
興梠のPK失敗や、ついに喰らった前田のデスゴールの嫌な流れを、後半の粘りで逆転勝利に変えた。
とは言うものの、内容自体は決して良いものではなかったと思う。特に先制して引き出した磐田相手に、だからこそ外側でパスは回るが、肝心の部分では苦し紛れの状態になったり、どん詰まりになってしまって、なかなか効果的にシュートまで持って行けなかった。引いた相手を崩せないレッズの課題の部分である。
ただ去年までと違うのは、流れで点が取れないならば、引いた相手を崩せないならば、それならばセットプレーから点が取れるようになった事だろう。前節の槙野に続き、今度は森脇がコーナーからドンピシャヘッドでレッズ移籍後初ゴール。しかもそれがバースデーゴールなのだから、この森脇も何か持っている男である。おめでとう。後はもう少しヒーローインタビューを短めにしてくれ(笑)
とにかく苦しい状況で何が勝敗を左右するのかと言えば、攻撃面で言えば、始めに書いた通りPKをしっかり決められるかどうかと並んで、やはりセットプレーで点が取れるかどうかなのだから、それが可能になった今年のレッズは、だからこそ勝率が良いという点に繋がる。強いチーム、好調なチームは、セットプレーからしっかりと点が取れている場合が多いのも頷ける。
爆弾低気圧が来るなんて言うから、その影響で観客数はかなりお寒い状況。どうせなら延期になってもらった方が、選手を火曜の全北戦まで休ませる事が出来るなんて声もチラホラ聞かれたが、当日抽選でスタジアムに早くから到着していた身としては、ここまで来て延期なんて冗談じゃなかったから、先ずは試合が成立して安堵。
試合も途中まではどうなる事かと思われた内容だったが、それでも選手は良く走り良く守り粘り強く攻めて戦い、そしてこうやって諦めないで頑張っていると、最後の最後で、勝利の女神はこちらに微笑んでくれるものなんだな。
前田のデスゴールなんて関係無いね。どうせレッズは、過去前田のゴールを喰らった年に良いシーズンを送っている事から、むしろデスゴールを歓迎している、なんて記事もあった位だし、だからこそこの劇的逆転勝利で、その呪いを100倍にして返してやった気分だ。レッズのデスゴール呪い返し大成功って事で。
ふぅ。身体はビチョビチョでマックス疲労だけど、勝利の達成感で気分は最高だ。風が強くなって武蔵野線が止まる前に急いで帰って来たところで、さあ今夜もザ・美酒に浸ろう!!
------
J1リーグ第5節 浦和2-1磐田
得点/26分・前田(磐)、77分・森脇(浦)、90+2分・原口(浦)
主審=松尾 一
観衆:23,295人
浦和レッズ2-1ジュビロ磐田
~埼玉スタジアム2002
楽しい話をする前に、劇的勝利に水を注す訳ではないけど、ちょっと真面目な話をしておこう。これは結果的に興梠がPKを失敗してしまったから言う訳ではなくて、ああいう大事な先制点を取れる場面では、本来PKを蹴るべき選手こそが蹴るべきだったと思う。その蹴るべき選手は、今のレッズでは阿部のはずであった。
これまでの状況からして、興梠が蹴る理由は、痛いほどわかった。が、2点3点とリードしている状況ならば興梠でも良かったけど、繰り返すけど先制点のような勝敗を左右しかねない場面では、本来蹴るべき選手こそが蹴るべきであると、これが自分の意見。
さ、ここからは楽しい話をしよう。
いや~、ロスタイム逆転決勝ゴールって、本当に良いもんですね。
その大仕事を、今度は原口が果たした。最後の最後で、疲労困憊の時間帯なのに、良くぞ長い距離を全力で走っては、見事に逆転決勝ゴールを叩き出してくれた。
興梠のPK失敗や、ついに喰らった前田のデスゴールの嫌な流れを、後半の粘りで逆転勝利に変えた。
とは言うものの、内容自体は決して良いものではなかったと思う。特に先制して引き出した磐田相手に、だからこそ外側でパスは回るが、肝心の部分では苦し紛れの状態になったり、どん詰まりになってしまって、なかなか効果的にシュートまで持って行けなかった。引いた相手を崩せないレッズの課題の部分である。
ただ去年までと違うのは、流れで点が取れないならば、引いた相手を崩せないならば、それならばセットプレーから点が取れるようになった事だろう。前節の槙野に続き、今度は森脇がコーナーからドンピシャヘッドでレッズ移籍後初ゴール。しかもそれがバースデーゴールなのだから、この森脇も何か持っている男である。おめでとう。後はもう少しヒーローインタビューを短めにしてくれ(笑)
とにかく苦しい状況で何が勝敗を左右するのかと言えば、攻撃面で言えば、始めに書いた通りPKをしっかり決められるかどうかと並んで、やはりセットプレーで点が取れるかどうかなのだから、それが可能になった今年のレッズは、だからこそ勝率が良いという点に繋がる。強いチーム、好調なチームは、セットプレーからしっかりと点が取れている場合が多いのも頷ける。
爆弾低気圧が来るなんて言うから、その影響で観客数はかなりお寒い状況。どうせなら延期になってもらった方が、選手を火曜の全北戦まで休ませる事が出来るなんて声もチラホラ聞かれたが、当日抽選でスタジアムに早くから到着していた身としては、ここまで来て延期なんて冗談じゃなかったから、先ずは試合が成立して安堵。
試合も途中まではどうなる事かと思われた内容だったが、それでも選手は良く走り良く守り粘り強く攻めて戦い、そしてこうやって諦めないで頑張っていると、最後の最後で、勝利の女神はこちらに微笑んでくれるものなんだな。
前田のデスゴールなんて関係無いね。どうせレッズは、過去前田のゴールを喰らった年に良いシーズンを送っている事から、むしろデスゴールを歓迎している、なんて記事もあった位だし、だからこそこの劇的逆転勝利で、その呪いを100倍にして返してやった気分だ。レッズのデスゴール呪い返し大成功って事で。
ふぅ。身体はビチョビチョでマックス疲労だけど、勝利の達成感で気分は最高だ。風が強くなって武蔵野線が止まる前に急いで帰って来たところで、さあ今夜もザ・美酒に浸ろう!!
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J1リーグ第5節 浦和2-1磐田
得点/26分・前田(磐)、77分・森脇(浦)、90+2分・原口(浦)
主審=松尾 一
観衆:23,295人
2013年 AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3戦
浦和レッズ1-3全北現代モータース
~埼玉スタジアム2002
浦和学院、春の高校野球全国大会初優勝おめでとう!
埼玉県人として誇りに思うぞ!
本当におめでとう!
以上!!
・・・以上って訳にもいかないか。
んー、浦和学院優勝の波に乗って、レッズもACLで全北をぶっ潰すシナリオだったはずなんだけどなぁ。何処でそのシナリオが狂ったんだろう?
って、今日のレッズって、浦学に完膚無きまでにやられた済美に似ていないか?早い時間帯に先制して勢いに乗るも、その後のチャンスを得点に繋げる事が出来ず、後半戦になってパワーで押されて総崩れして大量失点・・・そうだ、まるで今日の済美ではないか。
原口が早い時間帯に先制し、その勢いに乗って次々チャンスを作るも、まあ原口も決定的場面まで行くもののシュートが決まらない決まらない。柏木も決まらない。マルシオも決まらない。そのマルシオのフリーキックもバーを叩く。
そもそも前半の全北って、ACLで名を覇せるあの全北か?と疑問に思うほど別のチームで、プレスも守備も緩慢だから、レッズは持ち前の鍛え上げたパスワークを前面に押し出しては悠々とパスを回せたし、だから敵のバイタルに入る事が簡単だった訳。全北の方が前半はレッズをなめていたのかどうかは知らないが、そう思われても仕方のない全北の状態。
だからこそレッズは、4-0になっていても不思議ではなかった前半に、しっかり決めておかなければいけなかった訳だけど・・・こういう展開と結果になると、決まって『決める時に決めておかないから』というお決まりのフレーズが飛び出す。もうこのフレーズ、散々使われているから、この期に及んでまた使いたくはないんだけどね。まあそれでレッズが自滅した部分はあるけれど。ハア・・・(溜息)
だからといって後半の全北が、何か特別な事をしたかと言えば、当然修正して来るであろう部分以外は、特に何もしていないと思う。素人でもわかる修正点である前半に緩慢だったプレスの意識を取り戻してレッズの動きを封じ、セットプレー絡みで逆転+加藤が前に出過ぎていた隙を見事に突いた3点目・・・ぶっちゃけ後半の全北のチャンスって、極端な事を言えばこの3つだけだったと思うのだが、でもそれをしっかり決めるか決めないかで、結果は大きく違うものになるのが今のアジアのレベルなのだろう。
そこには当然、個の力が絡むし、シュートを決める技術と決定力は、組織力ではなく個人能力が優先される。それをまざまざと見せ付けられた3つの失点。
体格、フィジカルが違う全北に対して、どう戦うのかは注目点だった。07年ACLで対戦してレッズが勝った時とは状況が違うのも理解している。だからこそ持ち前のスピードとパスワーク、組織で崩してゴールに迫る形は、前半はそれで全北を翻弄させていたと思う。
日本人レベルで当たればなかなか倒れないであろう韓国チームに対して、意図的に激しく身体をぶつけて倒していた節もあった。それ位やらなければ、フィジカル面で劣るレッズの選手では、Jリーグ通りの強さで当たっても、全北の選手には当たり負けしてしまうからだろう。
ところが、レッズに倒され潰されまくっている全北の選手が、全く痛がる素振りさえ見せず、すぐ何事も無かったかのように立ち上がる。対して後半、激しいプレスに出て来た全北に、レッズの選手が次々潰されると、本気で痛がってなかなか立ち上がれない。・・・ようするに、レッズと全北では、色々な意味で根本的に違うのだと、改めて認識させられた。
本格的にターンオーバー制を敷いているミシャレッズにあって、坪井や平川や関口やマルシオを先発に回し、離脱した永田に代わり那須もスタメン。しかし、全北に潰されまくって痛んでいたのは、阿部や柏木など”替えの効かない”選手・・・怪我しなかっただけ御の字とも言うべきか・・・
広州戦同様、やはり個の強さや決定力の違いを見せ付けられる形となった今回の全北戦。今回のACLで懸念した部分だけに今更驚きは無いが、これでレッズはグループリーグ突破に向けて、もう1戦も落とせなくなってしまった。厳しい戦いは続く。むしろそれは、ここからが本番なのかもしれない。
なんて思っていて東上線に乗り換えるべく朝霞台に入ったら・・・東上線が遅れて電車がなかなか来やがらないのであった。
レッズはボロ負けするわ、東上線は遅れるわ、風は強いわ寒いわで、もう踏んだり蹴ったりだわさブツブツ。まさか浦和学院優勝で1日の運を使い果たしてしまったのか?

------
AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3戦 浦和1-3全北現代
得点/6分・原口(浦)、52分・イ・スンギ(全)、 64分・イ・ドングッ(全)、70分・エニーニョ(全)
主審=ハリルイブラヒムアルガムディ
観衆:22,005人
浦和レッズ1-3全北現代モータース
~埼玉スタジアム2002
浦和学院、春の高校野球全国大会初優勝おめでとう!
埼玉県人として誇りに思うぞ!
本当におめでとう!
以上!!
・・・以上って訳にもいかないか。
んー、浦和学院優勝の波に乗って、レッズもACLで全北をぶっ潰すシナリオだったはずなんだけどなぁ。何処でそのシナリオが狂ったんだろう?
原口が早い時間帯に先制し、その勢いに乗って次々チャンスを作るも、まあ原口も決定的場面まで行くもののシュートが決まらない決まらない。柏木も決まらない。マルシオも決まらない。そのマルシオのフリーキックもバーを叩く。
そもそも前半の全北って、ACLで名を覇せるあの全北か?と疑問に思うほど別のチームで、プレスも守備も緩慢だから、レッズは持ち前の鍛え上げたパスワークを前面に押し出しては悠々とパスを回せたし、だから敵のバイタルに入る事が簡単だった訳。全北の方が前半はレッズをなめていたのかどうかは知らないが、そう思われても仕方のない全北の状態。
だからこそレッズは、4-0になっていても不思議ではなかった前半に、しっかり決めておかなければいけなかった訳だけど・・・こういう展開と結果になると、決まって『決める時に決めておかないから』というお決まりのフレーズが飛び出す。もうこのフレーズ、散々使われているから、この期に及んでまた使いたくはないんだけどね。まあそれでレッズが自滅した部分はあるけれど。ハア・・・(溜息)
だからといって後半の全北が、何か特別な事をしたかと言えば、当然修正して来るであろう部分以外は、特に何もしていないと思う。素人でもわかる修正点である前半に緩慢だったプレスの意識を取り戻してレッズの動きを封じ、セットプレー絡みで逆転+加藤が前に出過ぎていた隙を見事に突いた3点目・・・ぶっちゃけ後半の全北のチャンスって、極端な事を言えばこの3つだけだったと思うのだが、でもそれをしっかり決めるか決めないかで、結果は大きく違うものになるのが今のアジアのレベルなのだろう。
そこには当然、個の力が絡むし、シュートを決める技術と決定力は、組織力ではなく個人能力が優先される。それをまざまざと見せ付けられた3つの失点。
体格、フィジカルが違う全北に対して、どう戦うのかは注目点だった。07年ACLで対戦してレッズが勝った時とは状況が違うのも理解している。だからこそ持ち前のスピードとパスワーク、組織で崩してゴールに迫る形は、前半はそれで全北を翻弄させていたと思う。
日本人レベルで当たればなかなか倒れないであろう韓国チームに対して、意図的に激しく身体をぶつけて倒していた節もあった。それ位やらなければ、フィジカル面で劣るレッズの選手では、Jリーグ通りの強さで当たっても、全北の選手には当たり負けしてしまうからだろう。
ところが、レッズに倒され潰されまくっている全北の選手が、全く痛がる素振りさえ見せず、すぐ何事も無かったかのように立ち上がる。対して後半、激しいプレスに出て来た全北に、レッズの選手が次々潰されると、本気で痛がってなかなか立ち上がれない。・・・ようするに、レッズと全北では、色々な意味で根本的に違うのだと、改めて認識させられた。
広州戦同様、やはり個の強さや決定力の違いを見せ付けられる形となった今回の全北戦。今回のACLで懸念した部分だけに今更驚きは無いが、これでレッズはグループリーグ突破に向けて、もう1戦も落とせなくなってしまった。厳しい戦いは続く。むしろそれは、ここからが本番なのかもしれない。
なんて思っていて東上線に乗り換えるべく朝霞台に入ったら・・・東上線が遅れて電車がなかなか来やがらないのであった。
レッズはボロ負けするわ、東上線は遅れるわ、風は強いわ寒いわで、もう踏んだり蹴ったりだわさブツブツ。まさか浦和学院優勝で1日の運を使い果たしてしまったのか?
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AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3戦 浦和1-3全北現代
得点/6分・原口(浦)、52分・イ・スンギ(全)、 64分・イ・ドングッ(全)、70分・エニーニョ(全)
主審=ハリルイブラヒムアルガムディ
観衆:22,005人
2013年 J1リーグ第4節
アルビレックス新潟0-2浦和レッズ
~東北電力ビッグスワンスタジアム
やっとこさ新潟から帰って来た。やっぱ遠征は、青春18切符オンリーに限るな。
トンネルを抜けるとそこは雪国だった…新潟に入った途端、小千谷の先まで、モロに雪が残っていた。・・・こんなんで秋春制移行なんて正気の沙汰じゃないと、雪国に来ると改めて思うのであった。
ってか、ナクスタチケ発売時間に谷川岳の清水トンネル通過中って、どんだけタイミング悪いんだか。勿論携帯圏外ゾーンで買えるはずもなく、トンネルを抜けるとチケットは無かった・・・まあどっちみち今回のナクスタの日は仕事だからパスだ。
で、新潟戦。開始早々に超珍しくコーナーキックから先制。槙野の狙い澄ました絶妙ヘッドが炸裂して幸先良い!・・・と思いきや、それ以後は延々と新潟にポゼッションを許し、レッズは守るのに精一杯で、必死にクリアするだけで全くボールが収まらない。やはり2週間の空きで試合感が狂ったのかどうかはわからないが、本来はレッズがそういうサッカーを主体にしている筈なのに、それどころかボール保持が完全不能に陥ったレッズ。で、新潟のラフプレーも含めた鬼プレスに簡単にボールを奪われるの繰り返し。
レッズって身軽で速くて技巧系な選手が多いのが武器だけど、その反面でフィジカルが弱い選手が多いのも弱点だから、こうラフ気味に激しく当たられると、簡単にボールを奪われてしまう。
そしてこの展開って、去年アウェーのセレッソ戦と同じなんだよな。守勢に回ると二進も三進も行かなくなり、簡単に敵にボールをプレゼントしては攻め込まれて、また必死のクリアだけの延々ループってやつ。
でも内心、始めの頃は、この方がカウンターし易いから良いかな、なんて余裕ぶっこいていた面もあったのだが(その証拠にカウンターから何度もチャンスは到来していた)、それを許してくれない新潟の鬼プレス。レッズも今年は良くハードワーク出来るようになったけど、新潟も今年から激しく来るようになった。新潟ってこんなアグレッシブなチームだったっけ?
新潟の変わり様は、レオ・シルバの存在か。このレオ・シルバは、確かに前評判通り凄い選手だった。中盤でどっしり構えていたかと思うと、一転してどこでも顔を出してはボールを拾うわ奪うわ当たるわ芽を摘むわ、そして自ら攻撃をも組み立てる。視野が広いのか的確に効果的にボールを散らしていたし、フィジカルも強く運動量が抜群で常に冷静沈着。こういうのが理想のボランチと言うのだろう。新潟は毎回、何故こうも良い選手を連れて来られるのだろうか?ねぇ、レッズのフロントさんよ。
それはともかくとして、これでもブルーノ・ロペスが外しまくってくれたから助かっていたものの、いつ失点しても不思議ではない状態が延々続いていた事実は変わらない。レッズにとっては、実に心臓に悪い駄目駄目な内容。
それに輪をかけてイエティが糞審劇場を散々展開してくれたもんだから、怒りも加わり大変な状態だった。
だからこそ、耐えて耐えて耐えた末の最後の最後に待っていた、ご褒美のようなロスタイムの追加点は爆発的大歓喜だった訳で、あの時間帯に2点目で敵を引き離す超安堵感はたまらんな。この形のゴールって、味方には超安堵感を、敵には超絶望感を与えるのだから。
途中投入した2人、関口アシスト→マルシオゴール。ミシャの采配がドンピシャだった。マルシオはレッズのメモリアル1,000ゴールおめでとう。
そして今回、永田がまさかの肉離れ(?)で早々に投入された那須の存在。那須は本来ならクローザーとして残り10分位で投入するはずが、43分で早くも使う羽目になったアクシデントを、ベテラン那須の守備を加えて見事に乗り切った。野球で言えば、抑えのエースを4回裏辺りから使うようなものだな。永田の控えが那須という、何とも贅沢な選手層が活きた試合だった。
しっかし興梠は、未だゴールこそ無いが、相変わらず前線で効いている。しかも良く動く。早く彼に1点取らせてあげたい。
・・・全く達也の話をしていなかった。まあ、以前から何度も言っている通り、達也はもう新潟の選手。レッズ戦以外で頑張れ以上の事は言えない。でも、ブルーノ・ロペスに出したあのパス。何だよ達也、レッズに居た時はあんな良いパス出さなかったじゃないか~・・・
新潟行くと、毎回決まって新潟特産と全然関係の無いものを喰うザ・美酒!!
今回も安いのばっか、新潟グルメ皆無・・・ま、勝ったから良いのだ。
おまけ
何故”えのきどいちろう”が・・・?
この人、アルビレックスと何か関係あったっけ?
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J1リーグ第4節 新潟0-2浦和
得点/6分・槙野(浦)、90+2分・マルシオ(浦)
主審=家本政明
観衆:29,095人
アルビレックス新潟0-2浦和レッズ
~東北電力ビッグスワンスタジアム
やっとこさ新潟から帰って来た。やっぱ遠征は、青春18切符オンリーに限るな。
ってか、ナクスタチケ発売時間に谷川岳の清水トンネル通過中って、どんだけタイミング悪いんだか。勿論携帯圏外ゾーンで買えるはずもなく、トンネルを抜けるとチケットは無かった・・・まあどっちみち今回のナクスタの日は仕事だからパスだ。
レッズって身軽で速くて技巧系な選手が多いのが武器だけど、その反面でフィジカルが弱い選手が多いのも弱点だから、こうラフ気味に激しく当たられると、簡単にボールを奪われてしまう。
そしてこの展開って、去年アウェーのセレッソ戦と同じなんだよな。守勢に回ると二進も三進も行かなくなり、簡単に敵にボールをプレゼントしては攻め込まれて、また必死のクリアだけの延々ループってやつ。
でも内心、始めの頃は、この方がカウンターし易いから良いかな、なんて余裕ぶっこいていた面もあったのだが(その証拠にカウンターから何度もチャンスは到来していた)、それを許してくれない新潟の鬼プレス。レッズも今年は良くハードワーク出来るようになったけど、新潟も今年から激しく来るようになった。新潟ってこんなアグレッシブなチームだったっけ?
新潟の変わり様は、レオ・シルバの存在か。このレオ・シルバは、確かに前評判通り凄い選手だった。中盤でどっしり構えていたかと思うと、一転してどこでも顔を出してはボールを拾うわ奪うわ当たるわ芽を摘むわ、そして自ら攻撃をも組み立てる。視野が広いのか的確に効果的にボールを散らしていたし、フィジカルも強く運動量が抜群で常に冷静沈着。こういうのが理想のボランチと言うのだろう。新潟は毎回、何故こうも良い選手を連れて来られるのだろうか?ねぇ、レッズのフロントさんよ。
それはともかくとして、これでもブルーノ・ロペスが外しまくってくれたから助かっていたものの、いつ失点しても不思議ではない状態が延々続いていた事実は変わらない。レッズにとっては、実に心臓に悪い駄目駄目な内容。
それに輪をかけてイエティが糞審劇場を散々展開してくれたもんだから、怒りも加わり大変な状態だった。
だからこそ、耐えて耐えて耐えた末の最後の最後に待っていた、ご褒美のようなロスタイムの追加点は爆発的大歓喜だった訳で、あの時間帯に2点目で敵を引き離す超安堵感はたまらんな。この形のゴールって、味方には超安堵感を、敵には超絶望感を与えるのだから。
途中投入した2人、関口アシスト→マルシオゴール。ミシャの采配がドンピシャだった。マルシオはレッズのメモリアル1,000ゴールおめでとう。
そして今回、永田がまさかの肉離れ(?)で早々に投入された那須の存在。那須は本来ならクローザーとして残り10分位で投入するはずが、43分で早くも使う羽目になったアクシデントを、ベテラン那須の守備を加えて見事に乗り切った。野球で言えば、抑えのエースを4回裏辺りから使うようなものだな。永田の控えが那須という、何とも贅沢な選手層が活きた試合だった。
しっかし興梠は、未だゴールこそ無いが、相変わらず前線で効いている。しかも良く動く。早く彼に1点取らせてあげたい。
・・・全く達也の話をしていなかった。まあ、以前から何度も言っている通り、達也はもう新潟の選手。レッズ戦以外で頑張れ以上の事は言えない。でも、ブルーノ・ロペスに出したあのパス。何だよ達也、レッズに居た時はあんな良いパス出さなかったじゃないか~・・・
今回も安いのばっか、新潟グルメ皆無・・・ま、勝ったから良いのだ。
何故”えのきどいちろう”が・・・?
この人、アルビレックスと何か関係あったっけ?
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J1リーグ第4節 新潟0-2浦和
得点/6分・槙野(浦)、90+2分・マルシオ(浦)
主審=家本政明
観衆:29,095人
2013年 J1リーグ第3節
大分トリニータ2-2浦和レッズ
~大分銀行ドーム
行き、小倉まで夜行バスで腰と尻がウルトラアウチな大分から、やっと帰ってきた。
行きも帰りも小倉~大分はソニック使用という、なんという贅沢・・・特急では青春18切符が使えないのが腹立つ。せめてキックオフが後2時間遅かったら、確実に日豊本線必殺の在来線が可能だったのに・・・そんな大分遠征。
あー、前半の勢いがあれば、後半に絶対逆転出来ると信じていたんだけどなぁ・・・
良くコンピューターのサッカーゲームでは、始めから勝敗が決まっていて、どんなに攻めてもどんなにシュート撃ちまくっても、絶対入るであろうシュートが何故か入らないまま終了ってのが良くあるけど、後半のレッズは、まさにそのコンピューターに操られているかのように、とにかく決定的シュートが決まらないまま・・・だってコーナーキックからのあれも不自然な形でダフってボールの勢いがライン手前で失速するわ、興梠の超決定的なあれ、何でバーの上?阿部の超決定的なのもキーパーがスーパーセーブって、おまけにエリア内で興梠がモロ潰されて明らかにPKゲットなはずが・・・ノーファールってアンタ、サッカーの神様が細工したとしか考えられない疑わしい内容・・・
まあしかし、開始直後に自滅のような立て続けの2失点を考えたら、良く前半の内に同点に追い付いた事も褒めてあげないといけないけど。ただ失点パターンがレッズらしいのも確かで、試合に入りきらない内にやられるのも伝統的パターンだし、ファーに振られると対応不足で失点するのもパターンだし、極め付けは2失点目のあれはミシャサッカーのミス型失点典型例だし。セーフティーにクリアすれば何の問題も無かったのを、無理に繋ごうとして永田に出す加藤も加藤だし、あっさり奪われる永田も永田だし。ただどちらかというと、やはり加藤が軽率だったと思う。でもこれ、年に何度かはやる失点なんだろうなぁ、これ。これをサッカーの特性だから仕方ないと割り切るか、真面目に修正しないと痛い目に遭うと考えるかは人それぞれだが、少なくとも今回のようにそれが勝てなかった原因だとすると、やはり後者を考えてしまう。個人的に。
早くも負け試合の雰囲気さえあった試合を良く追い付いたし、後半はドン引き相手に決定的シュートまで持ち込めていた部分は、これまでドン引き相手だとシュートすら不能になっていた去年までを考えたら、そこは成長した部分なのだと思う。
が、J1復帰直後のチームに不味い試合をしてしまったのは否めない。しかし遠いアウェーでの戦い方は最低限出来た。だが後半は勝ち点2を失った形。でも前半だけを考えれば勝ち点1をもぎ取った試合。でもサッカーは90分だし。前向きに捉えたいけど素直に捉えるのも危険だし。考え方は難しい。そして正解は無い。
興梠の新チャントがついに登場したけど、当の興梠がこれに気負いしたのか、気合いが入り過ぎたのかな。だからこそ超決定機を外してしまったのは考え過ぎだろうけど。でも興梠が敵を常に2人3人と引き付けてくれるからこそ原口も活きているし、そんな興梠には期待している気持ちに変わりは無い。
久々の大分シリーズ。
・トリニータがJ2に落っこちている間に、大分駅が何時の間にか高架になって綺麗になっていた!駅前で改築1周年イベントをやってた・・・。自分は昔の汚い、もといローカルな駅のままの方が良かったのに。地方もだんだん情緒が無くなる時代だなぁ。

←これが以前に遠征した時の大分駅。

←で、これが新しくなってしまった大分駅。しかも駅前も再開発中。次に大分へ行く頃は、また駅前がガラリと変わっている事だろう。むー・・・
そういえば前回、駅の小さなお土産屋で、やたら人懐っこい店主のオバチャンが居て「また絶対きてね」「また来るからね」なんて言っていたのに、そのオバチャンのお土産屋も消滅していた。寂しい。残念。
・都町でザ・やけ酒(結局やけ酒になってる)。
勝てなかった大分の焼酎を飲まず、何故か熊本焼酎を飲むという無駄な抵抗。
魚系の居酒屋に入ったのに、関アジ関サバが置いていなかったという意味不明な店だった。仕方ないので定番の鶏天と椎茸と、湯布院豆腐・・・湯布院豆腐って何だ?どう喰っても普通の奴なんだが?
・今回も都町名物八味付ラーメン。
あれ?何か前回より味が・・・まあ自分の酔っ払った舌の記憶なんて、そうはアテにならないという事か。
しっかし今回の遠征、せっかく久々の大分だったというのに、基本的に安いものしか喰っとらんな。こんなんで良かったのか・・・
------
J1リーグ第3節 大分2-2浦和
得点/3分・丸谷(大)、5分・高松(大)、 8分・原口(浦)、42分・阿部(浦)
主審=山本雄大
観衆:16,510人
大分トリニータ2-2浦和レッズ
~大分銀行ドーム
行き、小倉まで夜行バスで腰と尻がウルトラアウチな大分から、やっと帰ってきた。
行きも帰りも小倉~大分はソニック使用という、なんという贅沢・・・特急では青春18切符が使えないのが腹立つ。せめてキックオフが後2時間遅かったら、確実に日豊本線必殺の在来線が可能だったのに・・・そんな大分遠征。
良くコンピューターのサッカーゲームでは、始めから勝敗が決まっていて、どんなに攻めてもどんなにシュート撃ちまくっても、絶対入るであろうシュートが何故か入らないまま終了ってのが良くあるけど、後半のレッズは、まさにそのコンピューターに操られているかのように、とにかく決定的シュートが決まらないまま・・・だってコーナーキックからのあれも不自然な形でダフってボールの勢いがライン手前で失速するわ、興梠の超決定的なあれ、何でバーの上?阿部の超決定的なのもキーパーがスーパーセーブって、おまけにエリア内で興梠がモロ潰されて明らかにPKゲットなはずが・・・ノーファールってアンタ、サッカーの神様が細工したとしか考えられない疑わしい内容・・・
まあしかし、開始直後に自滅のような立て続けの2失点を考えたら、良く前半の内に同点に追い付いた事も褒めてあげないといけないけど。ただ失点パターンがレッズらしいのも確かで、試合に入りきらない内にやられるのも伝統的パターンだし、ファーに振られると対応不足で失点するのもパターンだし、極め付けは2失点目のあれはミシャサッカーのミス型失点典型例だし。セーフティーにクリアすれば何の問題も無かったのを、無理に繋ごうとして永田に出す加藤も加藤だし、あっさり奪われる永田も永田だし。ただどちらかというと、やはり加藤が軽率だったと思う。でもこれ、年に何度かはやる失点なんだろうなぁ、これ。これをサッカーの特性だから仕方ないと割り切るか、真面目に修正しないと痛い目に遭うと考えるかは人それぞれだが、少なくとも今回のようにそれが勝てなかった原因だとすると、やはり後者を考えてしまう。個人的に。
早くも負け試合の雰囲気さえあった試合を良く追い付いたし、後半はドン引き相手に決定的シュートまで持ち込めていた部分は、これまでドン引き相手だとシュートすら不能になっていた去年までを考えたら、そこは成長した部分なのだと思う。
が、J1復帰直後のチームに不味い試合をしてしまったのは否めない。しかし遠いアウェーでの戦い方は最低限出来た。だが後半は勝ち点2を失った形。でも前半だけを考えれば勝ち点1をもぎ取った試合。でもサッカーは90分だし。前向きに捉えたいけど素直に捉えるのも危険だし。考え方は難しい。そして正解は無い。
興梠の新チャントがついに登場したけど、当の興梠がこれに気負いしたのか、気合いが入り過ぎたのかな。だからこそ超決定機を外してしまったのは考え過ぎだろうけど。でも興梠が敵を常に2人3人と引き付けてくれるからこそ原口も活きているし、そんな興梠には期待している気持ちに変わりは無い。
久々の大分シリーズ。
・トリニータがJ2に落っこちている間に、大分駅が何時の間にか高架になって綺麗になっていた!駅前で改築1周年イベントをやってた・・・。自分は昔の
←これが以前に遠征した時の大分駅。
←で、これが新しくなってしまった大分駅。しかも駅前も再開発中。次に大分へ行く頃は、また駅前がガラリと変わっている事だろう。むー・・・
そういえば前回、駅の小さなお土産屋で、やたら人懐っこい店主のオバチャンが居て「また絶対きてね」「また来るからね」なんて言っていたのに、そのオバチャンのお土産屋も消滅していた。寂しい。残念。
勝てなかった大分の焼酎を飲まず、何故か熊本焼酎を飲むという無駄な抵抗。
魚系の居酒屋に入ったのに、関アジ関サバが置いていなかったという意味不明な店だった。仕方ないので定番の鶏天と椎茸と、湯布院豆腐・・・湯布院豆腐って何だ?どう喰っても普通の奴なんだが?
あれ?何か前回より味が・・・まあ自分の酔っ払った舌の記憶なんて、そうはアテにならないという事か。
しっかし今回の遠征、せっかく久々の大分だったというのに、基本的に安いものしか喰っとらんな。こんなんで良かったのか・・・
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J1リーグ第3節 大分2-2浦和
得点/3分・丸谷(大)、5分・高松(大)、 8分・原口(浦)、42分・阿部(浦)
主審=山本雄大
観衆:16,510人
2013年 AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2戦
浦和レッズ4-1ムアントン・ユナイテッド
~埼玉スタジアム2002
日本とタイの実力差はあるが、それでも近年急成長を続けているタイリーグに於いて、このムアントンは無敗優勝を誇る程の実力チーム。でも、それでもタイだし。いや待て、そうは言っても前回、ACLの常連である全北現代と2-2で引き分けている事実がある。・・・強いのか、どうなのか。全く持って中身が見えないチームと戦うほど不気味で不安なものは無い。
そんな雰囲気の中で始まったムアントン戦は・・・
コーナーキックのこぼれ球を柏木が叩き込むという、いや叩き込むというよりは、バウンドが・・・先制。・・・何か拍子抜けする先制点だった。あれ、JリーグならもっとキーパーにしろDFにしろ反応していると思うんだけど、それがアッサリ入ってしまうって事は、レベル的には恐れる程ではないという事か?
そんな事を思っている内にも、レッズは自由にボールを回しているし、ムアントンはそれをファールじゃないと止められない様子。そんな中で勢いに乗った槙野が倒されて、敵は早くも2枚目イエロー退場者出現ってアンタ・・・
またも拍子抜けしてしまったが、これだけ早い時間帯に敵が1人退場してしまうと、その本当の実力が計れなくなってしまうから、これはこれで困った事にもなったような、でもそうでもないような・・・
しかしレッズは数的優位になってからしばらくが課題だったな。これで余計自由にプレー出来るようになって余裕が生まれたのだろうが、その余裕が逆に気の抜ける状態を生んでしまったのだろう。今季Jリーグであれだけパスミスが減っていたのに、このムアントン戦ではパスミスがやたら目立っていたし、中でも永田と阿部はパスミスを連発していたのは大きな反省点だ。まだ相手がムアントンだったから良かったのだろうが、これがJリーグにしろACLの実力チームだった場合、即ピンチに繋がるミスが今回やたら目立っていたのはいただけない。そこに油断と怠慢が見え隠れしていた。大きな大きな反省点。
追加点を奪うまでやたら時間が掛かったが、関口のあれも入ってしまうのか。あの遠い位置からシュートしてキーパーが一歩も動けずって・・・でも関口は移籍後初ゴールおめでとうはおめでとう!そして原口の珍しいヘディングシュートも、あの余裕ある位置からまたもキーパーがあまり反応していなかったような・・・ちょっと、GKクードプッサー選手もっとしっかりしろ!
挙げ句オウンゴールも飛び出して快勝、と思いきや、最後の失点は・・・あれはちょっと嫌な失点だったな。最後までキッチリ締めるべき試合だったにもかかわらずの失点。この失点も、油断と怠慢が生んだものと捉えて反省すべき部分だと思う。

4-1という数字は、レッズが数的優位を生かして勝ったというよりは、何となく選手がやりたい放題やって勝った感が強い。もともとミシャサッカーって数的優位になろうがどうなろうが、深追いはしないし戦術を崩さないのが基本なんだけど、今回のように余裕が生まれまくってしまうと、チームバランスを抑えるのも困難になってしまう。その上での4得点なんだと思う。
とは言うものの、勝利は勝利だ。今季のACLで記念すべき初勝利。しかもチームとしは早くもターンオーバーを実行しての大勝劇で、これで広州戦の3失点を±0に戻した。初先発の那須が頼もしかった。さすが経験豊富なベテラン渡り鳥。堂々としたプレーで攻守の軸になっていた。関口のスタミナ無尽蔵は噂通りで、あれだけ走って走って90分フルは圧巻。
で、問題はタイで戦う時のムアントンの実力。ACLはホームとアウェーでチームの実力がガラリと変わるなんてのは普通だし、全北現代もそれでやられている訳だし、レッズだって07年に埼スタでペルシク・ケディリに快勝したと思ったら、敵地インドネシアで戦った時は苦しんで苦しんでのドローだったなんて例もある。絶対に侮れない。今回の最後の失点を気の引き締めに繋げてほしい。これはサッカーの神様からの、余裕を怠慢と油断に変えてしまった故の叱咤と警鐘と捉えるべき。この1失点に学ぶべきものは大きい。

------
AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2戦 浦和4-1ムアントン・ユナイテッド
得点/8分・柏木(浦)、65分・関口(浦)、 69分・原口(浦)、78分・オウンゴール、90分・シアカ(ム)
主審=ベンジャミン・ウィリアムズ
観衆:23,246人
浦和レッズ4-1ムアントン・ユナイテッド
~埼玉スタジアム2002
そんな雰囲気の中で始まったムアントン戦は・・・
コーナーキックのこぼれ球を柏木が叩き込むという、いや叩き込むというよりは、バウンドが・・・先制。・・・何か拍子抜けする先制点だった。あれ、JリーグならもっとキーパーにしろDFにしろ反応していると思うんだけど、それがアッサリ入ってしまうって事は、レベル的には恐れる程ではないという事か?
そんな事を思っている内にも、レッズは自由にボールを回しているし、ムアントンはそれをファールじゃないと止められない様子。そんな中で勢いに乗った槙野が倒されて、敵は早くも2枚目イエロー退場者出現ってアンタ・・・
またも拍子抜けしてしまったが、これだけ早い時間帯に敵が1人退場してしまうと、その本当の実力が計れなくなってしまうから、これはこれで困った事にもなったような、でもそうでもないような・・・
しかしレッズは数的優位になってからしばらくが課題だったな。これで余計自由にプレー出来るようになって余裕が生まれたのだろうが、その余裕が逆に気の抜ける状態を生んでしまったのだろう。今季Jリーグであれだけパスミスが減っていたのに、このムアントン戦ではパスミスがやたら目立っていたし、中でも永田と阿部はパスミスを連発していたのは大きな反省点だ。まだ相手がムアントンだったから良かったのだろうが、これがJリーグにしろACLの実力チームだった場合、即ピンチに繋がるミスが今回やたら目立っていたのはいただけない。そこに油断と怠慢が見え隠れしていた。大きな大きな反省点。
追加点を奪うまでやたら時間が掛かったが、関口のあれも入ってしまうのか。あの遠い位置からシュートしてキーパーが一歩も動けずって・・・でも関口は移籍後初ゴールおめでとうはおめでとう!そして原口の珍しいヘディングシュートも、あの余裕ある位置からまたもキーパーがあまり反応していなかったような・・・ちょっと、GKクードプッサー選手もっとしっかりしろ!
挙げ句オウンゴールも飛び出して快勝、と思いきや、最後の失点は・・・あれはちょっと嫌な失点だったな。最後までキッチリ締めるべき試合だったにもかかわらずの失点。この失点も、油断と怠慢が生んだものと捉えて反省すべき部分だと思う。
4-1という数字は、レッズが数的優位を生かして勝ったというよりは、何となく選手がやりたい放題やって勝った感が強い。もともとミシャサッカーって数的優位になろうがどうなろうが、深追いはしないし戦術を崩さないのが基本なんだけど、今回のように余裕が生まれまくってしまうと、チームバランスを抑えるのも困難になってしまう。その上での4得点なんだと思う。
とは言うものの、勝利は勝利だ。今季のACLで記念すべき初勝利。しかもチームとしは早くもターンオーバーを実行しての大勝劇で、これで広州戦の3失点を±0に戻した。初先発の那須が頼もしかった。さすが経験豊富なベテラン渡り鳥。堂々としたプレーで攻守の軸になっていた。関口のスタミナ無尽蔵は噂通りで、あれだけ走って走って90分フルは圧巻。
で、問題はタイで戦う時のムアントンの実力。ACLはホームとアウェーでチームの実力がガラリと変わるなんてのは普通だし、全北現代もそれでやられている訳だし、レッズだって07年に埼スタでペルシク・ケディリに快勝したと思ったら、敵地インドネシアで戦った時は苦しんで苦しんでのドローだったなんて例もある。絶対に侮れない。今回の最後の失点を気の引き締めに繋げてほしい。これはサッカーの神様からの、余裕を怠慢と油断に変えてしまった故の叱咤と警鐘と捉えるべき。この1失点に学ぶべきものは大きい。
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AFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2戦 浦和4-1ムアントン・ユナイテッド
得点/8分・柏木(浦)、65分・関口(浦)、 69分・原口(浦)、78分・オウンゴール、90分・シアカ(ム)
主審=ベンジャミン・ウィリアムズ
観衆:23,246人
ようこそ!!
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■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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埼玉県富士見市在住
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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