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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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新年あけましておめでとうございます。

さて出て行く選手の情報ばかりで、新年早々に何かサプライズな補強話が出ないものかと期待していたら、今朝に突如として、柏の武富を獲得交渉中との報道が成された。

去年夏の関根に始まり、今オフのストーブリーグでは梅崎が湘南へ、更に未だ正式発表は無いものの、高木がセレッソへ、駒井が札幌へそれぞれ移籍が決定的な中、サイドが可能な選手を出すだけ出してしまって、では入って来る攻撃的な選手は直輝の復帰とマルティノスだけ?と不安だったが、そこに降って湧いたように武富である。

そこに目を付けたか、というのがストレートな印象。運動量豊富でFWだが両サイドも可能。ドリブル突破が武器という点はレッズの性質に合っているし、それに加えて単に得点力があるだけではなく、昨年20本以上シュートを放った選手での決定率がJ1トップの43%という数字は、決定力に欠けるレッズに於いては大きな利点になる。
ただ若返りを図りたいレッズに於いて27歳という年齢はやや脂が乗り過ぎている感があるものの、何と言っても浦和出身という点が、武富本人が地元チームで戦う上で大きなモチベーションになるだろう。もちろんサポーターからの受けも期待できる訳だし。
武富に関しては、正直もの凄くパンチが効いた派手な補強では無いものの、現有戦力に何かをプラスさせる意味では、決して悪くない補強だと思う。それに下位や中位チームからばかり引き抜くのではなく、上位チームから主力を引き抜いてこそ、ある意味で本当の補強と言えるのだ。まあ浦和出身とはいえ、武富も今季ACLに出られないレッズに良く来る気になったとは思うけど。柏に居ればプレーオフに勝ちきればACLに出られるのに。まあ現実的な話、そこは年棒だろうな。柏って良い選手が沢山居るしタイトルも獲っている割に、生え抜きの年棒が安いからなぁ。

しかし、そこに目を付けた感はあるが、マルティノスの獲得話がかなり前から出ていたのに、それに加えてポジションが被るかもしれない武富も狙っていた辺りは、果たしてどういう時系列だったのだろう?
マルティノスが最初?その保険に武富だったという事もじゅうぶん考えられるが、それに平行して出て行く方では駒井や梅崎や高木の移籍話が進んでいた筈だから、それで早くから武富に目を付けていたと思いたいけどね。まさかマルティノスが駄目になって、急遽武富に切り替えた?なんて事にだけはなっていないように願いたい。明日辺りマルティノスの正式発表があるかな?

という事で、今年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。
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おおっと、年が越える前に岩波が来たか。今年は補強話が岩波とマルティノスが早くから報道されていた位で、オフィシャルで正式発表されているのは今のところ山田直輝の復帰のみだったから、このタイミングで正式な補強が発表されたのは安堵。
というかクラブは明日から休みに入るから、その前に決まっていて発表できるものは休み前に発表しちまえパターンか。岡本の湘南レンタル延長も駆け込みのように発表されたし。

さて岩波の実力に付いては「裏を取られやすい」というウィークポイントがやたら一人歩きしていて、ではストロングポイントは?という部分があまりクローズアップされていないのが気になるが、各世代別代表に必ず選出されている事と、空中戦は弱いらしいものの186センチという長身であり、何よりまだ23歳という若さからすれば、若返りを図るのと、まだまだこれから伸び代があるという点は高材料。センターバックとしてマウリシオと組むのだから、裏を取られやすい岩波は無理に上がらず、裏を取られたらマウリシオのスピードでカバーだな。というか岩波を使う場合、コンビがマウリシオじゃないと本当に裏を取られそうで恐いな。槙野と岩波をセンターバックで並べようものなら、考えただけでも恐ろしい事になりそう。なので岩波がレギュラーとして使えるならば、マウリシオが出られない時以外は槙野は左サイドバック固定という事で。

で、入って来る選手が居れば、出て行く選手の正式発表済で名のある選手は今のところ矢島だけなのだが、そんな時に梅崎の湘南への移籍報道が出てしまって「濃厚」「交渉大詰め」と表現されているから、これを見るとやはり行ってしまうのだろう。
梅崎の場合は2度の大怪我があって最近はかなり出場機会が減っていたが、監督が堀になってから再びチョコチョコ使われ始めていたから、それでてっきり来季もレッズに残るものと思っていた。それだけに個人的には意外。まあ年齢を考えたらまだまだ一花咲かせるにはじゅうぶんなタイミングなんだけど、タイトルが獲れなくなってからのレッズを長年支えて来てくれた選手だけに、その苦難を知る選手が居なくなってしまうのはさびしいな。今から思えば、その梅崎がACLというビッグタイトルを獲った瞬間のピッチに立っていた事、出場時間は僅かだったとはいえ、プロとして優勝の瞬間をピッチで味わう事が叶った事、それが救いかな。ある意味で誰よりもタイトルを欲していたのが梅崎だったと思うから。その選手の移籍報道、嘘であってほしいが・・・。

あと駒井の札幌レンタルとか、一部で言われている那須がヴェルディとか、これらが本当だとすれば、まだまだ出て行く選手が休み明けにもバタバタ発表されそう。レンタルの田村もどうなっているのかわからんし。そんな中で平川なんてどうなっているのだろう?稼働率と年齢を考えたらさすがに厳しいと思っていたんだけど、何の音沙汰も無いという事は契約延長したのか?

来る選手は天皇杯決勝を待ってのマルティノスで打ち止めか?噂や報道の選手が本当だとして、それで出すだけ出してしまうと、入って来る選手が明らかに少ない気がするから、ならば何となくサプライズ補強があるのではないかと密かに期待しているのだが、それが原口や関根や長谷部の復帰とかだったり、アジア枠や提携国枠の有力外国人選手だったら・・・何て想像やら妄想やらだけで、結局は直輝と岩波とマルティノスで終了だったらどうしようって話だ。だいたいマルティノスは未だ発表されていない以上は、本当に来るのかどうかもわからんし。だから下手したら直輝と岩波で終了だって有り得る訳だ。

とにかく今のところ、これならば凄い戦力アップ!という超パンチの効いた補強には至っていない。自分は補強は数より実だと思うから、それを考えると例え補強が1人や2人で終わったとしても、実のある補強を求めたいんだよ。ミシャ時代の「下手な鉄砲数射ちゃ当たる」的な数優先の補充補強にはウンザリなのだから。でも山道部長が強化責任者やっている内は無理なのかなぁ。それ考えたらマウリシオなんて奇跡の補強だったな。ロビーのおかげだけど。まあもちろん、今回の直輝も岩波も、来るならマルティノスも悪い補強ではないんだけどさ。客を増やす意味でも、もっともっとエンタメ性あるパンチの効いた補強が必要だよ、今のレッズには。


という事で、ストーブリーグに不安と期待と妄想を抱きつつ、今年の当ブログはこの記事が書き納めとなります。
今年はACLに優勝した事で、例年に比べて気分的には実に穏やかな師走になりました。また来年もそんな終わり方が出来る年になってほしいと思います。
そして今年も当ブログにお付き合いいただき、本当にありがとうございました。また来年も引き続き当ブログをよろしくお願いします。

皆さま、良い年をお迎えください。
それでは。
さてレッズのクラブワールドカップも終わったので、早いところ今シーズンの総括に入るとしようかな。

去年の総括では、ルヴァンカップを獲った上で更に快進撃を続けてJ1リーグ勝ち点1位まで上り詰めながら、チャンピオンシップ第2戦で鹿島に逆転負けを喰らってリーグ優勝を逃したチームを、「終わり良ければ全て良し」の意味を逆に捉えながら、天国から地獄と評した。

その上での今季であるが、前年の地獄の気分が癒えるか癒えないかの内にスタートした感もある今季。6シーズン目となったミシャ長期政権であったが、前年に得た高い守備意識のサッカーから一転、何を思ったのかミシャは史上稀に見ぬ超攻撃的サッカーを指示する。守備をかなぐり捨ててでも異常な程に高い攻撃ラインを構築し、攻めるだけ攻めて攻めて攻め倒すサッカーに取り組んだのである。

ゼロックス杯の敗戦に続きJ1は開幕戦こそ敗れたものの、その後のチームはその超攻撃サッカーで勝利を重ね、J1リーグで8節までに実に24点、そのJ1に比例するようにACLもグループステージ5戦で18点という、試合数に対して不釣り合いなまでの異常な得点数を叩き出す。これでこの超攻撃サッカーは成功を見たかに思われた。
しかしこの時点でその超攻撃サッカーに対して、犠牲にしていた守備を危ぶむ声も少なからず発せられていたが、当のミシャは未だその危険性に気付いていなかった。まもなくやって来る崩壊の足音に全く気付いていなかったのだ。

4月末、それまで快進撃を続けていたチームは、さいたまダービーでまさかの完封負けを喫すると、それを境に下降線を辿り始める。あれだけ猛烈だった得点力が一気に低下し、同じパターンの失点を繰り返しては、チームは勝てなくなってしまったのである。
これは必然であった。対戦相手は開幕から1ヶ月もすれば、どんな特異なサッカーでも研究材料が整って来る。攻めるだけ攻める事で守備が全く追い付かなくなるという、超致命的かつ至極単純な穴をプロが放って置く筈もなく、それなのに当のミシャは穴を修正する事なく戦い続ければ、同じ失敗の繰り返しになるのは必然であった。そして当のミシャが広島監督時代から永遠にその過ちに気付いていない。

急転直下。破局の入口であった大宮戦から7月末まで3勝1分8敗の散々な成績で中位転落。建て直しの方策が一向に見えぬママ迎えた19節の札幌戦で、ミシャは自らチームを壊滅させるような3枚替えからの決定的な大失態を引き起こし、もはや再起不能と判断されて解任されてしまった。
5年半。レッズ史上最長の政権で隆盛を誇って来たミシャ王朝は、最後の半年の見誤りから瓦解し、最後の試合でミシャ自ら無惨な醜態を晒す形で、呆気なく崩壊してしまったのである。

長期政権故の悲しさ。補強率に対して満足な結果が出ないママ、表向きの数字に惑わされてミシャと契約し続けたフロントの罪も然り。これを繰り返していては何時かはボロが出るのも世の常であるし、現状維持に満足していては、成長は見込めない。
だからこそフロントはもっと早くミシャを「勇退」させてあげるべきであった。かつてレッズに初タイトルをもたらしたオフトと契約を更新しなかった時のように。そしてミシャ自身もっと早く身を引くべきであった。かつて黄金期を築きながら3年を区切りに辞任したギドのように。
このように、思い出は良い思い出のママ終わらせる事でこそ、その気持ちが成就される。ところが引き際を間違うと、最後は必ず悲しい結果を生む事になるのである。どんなものも使い続ければ、最後は必ず壊れてしまうのだから。壊れるのを待つまで動かなければ、何れ最後はこうなってしまうものなのだ。

さて11年以来の再登板となった堀であったが、これだけ崩壊したチームを、リーグ戦は何とか中位に保ちながら、最後はACLを優勝に導いた。チーム状態を考えたら奇跡であると言えるし、また神掛かりであった。しかしミシャとはうって変わって、先ずは守備から立て直した上で、相手を分析して柔軟に戦いを挑む堀のやり方が、未知の相手と戦うACLではフィットしたのだろう。この経過も既に周知である為あえて書かないが、ひとつの戦い方を追求するミシャでは恐らく成し得なかった事だと思う。

今季は前半の騒動からして、そして10年前のACL優勝以来、昨年のルヴァン杯のタイトルがやっとであったレッズが、突如として10振りにACLで優勝してしまった。
これにより、過去9シーズンの苦しみが一気に報われた。ACLというビッグタイトルにより、失っていた大きな栄冠を一気に取り戻す事が出来た。もうそれに尽きるシーズンとなった。

ここからは課題。フロントはACLの成績を評価して堀と来季の契約を更新した。この判断が正しいかどうかは来季によるものの、本来堀が指揮した今季のJ1の内容と成績からすれば、とても安心して契約を更新できるレベルではなかったのも明らか。
しかしフロントからすれば、1度ならずも2度までも堀に火中の栗を拾わせてしまった以上、義理人情を考えたら再びコーチに戻す訳にも行かない。そうなれば堀自身がレッズを去る可能性もあったと思う。この功労者を失うには世間的に見ても忍び難く、それを避ける意味でも、堀と来季の契約を更新する必要があった故だと思う。
違う選択肢もあったと思う。堀をフロントに上げる方法もあっただろう。しかしそうなると、新たな監督を探す必要性に迫られる。ところが果たして今のフロントが自らの力量だけで、新たに優勝を目指せるだけの有力な監督を探し当てる事が出来るであろうか。
結論から言えば、否であろう。今のフロントのレベルは、6年前に何のビジョンも持たぬママ新監督候補に次々断られ、そこに偶然フリーになっていたミシャと渡りに船で契約した時と殆ど同じ状態なのである。何より当時の強化総責任者である山道部長が、ミシャ解任の責任を何ひとつ負わずに、相変わらず強化総責任者として残って居座っているのである。ここからしてフロントの脳味噌が何ら変わっていない事が丸わかりで、結局は自らの足で歩いて新監督を探す気も力量も無い故に、堀と契約を更新するしか手がなかった、もっと言えば、だからこそミシャと6シーズンも契約を更新し続けるしか手がなかった訳だろうし、ミシャを解任しても堀しか選択肢が無かったのだろう。そう穿った見方すら出来てしまうのである。

このような相変わらずプロに成りきれていないフロントで、果たして来季に向けて不安が残る堀を強力にバックアップが出来るのであろうか。今聞こえて来る補強話も直輝の復帰に始まり、全て国内レベルだけなのである。マウリシオの時のようにロビーなど外からの力を借りてでも、ガムシャラに何としても来季はリーグ優勝を成し遂げようとしているようには、とても見えない。そんな状況なのである。
お金をかければ必ずしも優勝できるという訳ではないが、せっかくACL優勝やクラブワールドカップで得た賞金も、生きた金の使い方をしなければ、結局は無駄遣いで終わってしまう。それとも内部留保では超優良レベルにあるとされるレッズに於いて、フロントは相変わらず高い給料を貰って、そこに安心感と満足感を得ているだけなのではないだろうか?
そういう意味でも、やはりフロントの性質が変わらなければ、レッズは悪い意味で同じ歴史を繰り返すだけな気がする。

さてこのように、ACL優勝があったにもかかわらず、今季も厳し目の総括になってしまった。まあこれは自分の性分もあるのだが、やはりACL優勝が隠れ蓑になって、危険な部分が覆い隠されたママ来季を迎えたくないと思い、自戒の意味も込めてあえて辛口に書かせていただいた。
勘違いしてほしくはない部分として、それでもレッズが10年振りにアジアを制覇してビッグタイトルを得た事と、それにより再びクラブワールドカップに出場できた事は、本当に誇らしい事であり、最終的には素晴らしいシーズンになったのは間違いない。それは胸を張って言える。そしてサポーター冥利に尽きるシーズンであった事だけは間違いない。

その上でここからはレッズの再スタートである。長年保持し続けたACLの出場権を失ったレッズは、来季は国内から仕切り直しのシーズンになるのだから、これこそが本当の意味での再スタートとして、また新たなレッズの歴史を作って行く1年目になるのだ。


という事で、皆さん今シーズンも本当にお疲れ様でした。色々と波乱のシーズンでしたが、終盤に待っていた大歓喜により、皆さんと幸せで喜びの時間を共有できた事が本当に嬉しかったです。なので去年の総括では悪い意味で引用した「終わり良ければ・・・」は、今年はストレートな意味で使いたいと思います。
即ち、色々あったけれど、終わり良ければ全て良し。そして来季もそういうシーズンになってくれる事を切に願いつつ、また引き続き愛すべき浦和レッズを応援して行きましょう。お疲れ様でした。
2017年 クラブワールドカップ 5位決定戦
[アフリカ代表]ウィダード・カサブランカ2-3[アジア代表]浦和レッズ
~ ハッザ・ビン・ザイード・スタジアム

泣いても笑っても今シーズン最後の公式戦!それが世界の大舞台であるなんて、実に素晴らしい事ではないか!・・・というのがクラブワールドカップはクラブワールドカップでも、決勝とか3位決定戦ではなくて、5位決定戦になってしまったのは残念は残念だけど、それでもクラブワールドカップはクラブワールドカップである。そのクラブワールドカップが今シーズン最後の戦いになるクラブチームなんて世界では本当に一握りしか存在しないのだから、その一握りになったレッズは、実に実に幸せなクラブチームである!

なんて、準々決勝敗退の悔しさを忘れた訳ではないが、そこで敗れた以上は過去の事をウジウジ言うより、とにかく今シーズン最後の公式戦を勝利で飾って、クラブワールドカップ5位を獲得するだけである。

そんな戦いなのだが、魔が差した堀によりベストメンバーを組まなかった準々決勝とは変わり、5位決定戦はしっかり長澤とマウリシオを先発させたのであった。ったく、だから準々決勝からそうしていれば今頃は・・・なんて野暮な話は今更遅いし後悔しても無駄な話ではあるのだが、そうは言っても先制点となったマウリシオ大先生のスーパーミドルを見てしまうと、ほらほら、だから準々決勝からマウリシオを使っていれば、なんて思ってしまうのも仕方がない話であるな。いや真面目な話、本当に素晴らしいミドルシュートで、しかもそれが偶然ではないのはこれまでのマウリシオを観ていればわかる。マウリシオはこれまでもミドルレンジから積極的に際どいシュートを放っていた訳だから、つまりミドルシュートには自信があったからこそという事であり、それが世界の大舞台でついに炸裂したという事である。
というかこのミドルシュート以前に、守備そのものがやはり凄いよ。身体強いアフリカン相手に、持ち前の読みの鋭さとスピードで、完璧に敵の攻撃を封じ込めては精度あるフィード。この繰り返しである。その上で更に2点目も冷静に決めてしまうのだから、だからマウリシオを素直に使えちゅーの!な話になってしまう訳だよ。しかしこの姿をクラブワールドカップで披露してしまったのが、果たして良かったのかというと・・・これでますます世界の他クラブからマウリシオが注目されてしまうではないか(汗)

あ、マウリシオ大先生の話ばかりしていても他の選手に悪いので、話は他選手に移るが、長澤も世界の大舞台でこそ輝く。中盤で重要な位置に動き回りながら、屈強なアフリカン相手に明確なボールロストは僅か1度のみ。やはり冷静かつ的確なボール捌きである。だから準々決勝から長澤を使えと・・・あ、いや後ろは振り返らないんだったな。

というか、基本的に殆どの選手が、もはや5位決定戦になってしまった事で割り切ったのか、変な硬さが無くなって、皆のびのびプレーしていた印象かも。
柏木があんなに前を向いて積極的にパスを出してはゴールまで決めてしまうし、準々決勝で痛めた遠藤に代わり先発を射止めた森脇なんて、迷い無しにビルドアップしまくっては躊躇なくパスを出していたし、西川はポジショニングが神がかりで、ほぼ動かないで3度のスーパーセーブという、だから皆、何故に準々決勝で、あ、いや、だから後ろは振り返らないんだ。

まあぶっちゃけ、これまで戦って来た西アジアのチームでさえよく内面がわからないのに、アフリカのチームであるウィダード・カサブランカというチームが、果たしてどういうチームかもよくわからないママ、それこそインスタント的にマネジメントして戦ったと思うから、こういう時は変に深く熱心に分析してはあれこれ考えて臨むよりも、ある意味で無心になり、本当に割り切った上で、ベストメンバーで自分達を信じて臨んでは、チームの個性をぶつけ続けて勝ったのだと思うよ。あくまでウィダード・カサブランカは、アル・ジャジーラより強かったと思う。しかし戦いに対する意識が違えば、チームは如何様にも変わる、それがレッズの良し悪しではあるんだな。
まあ国際試合向きな性質を持っているのがレッズなのである。つまりこれ、終始一貫として意識がブレない鹿島が国際試合では一向に優勝という結果を出せず、普段から意識がブレまくりのレッズが国際試合では明確な結果を出せる辺り、また国内ではその逆然り、やはり大会の性質に向き不向きがチームに存在するという事だろう。

という事で、10年振りに戻って来たクラブワールドカップに於けるレッズの戦いは、最終的に5位という結果に終わった。レアル・マドリーと戦うこと叶わず、また10年前のクラブワールドカップ3位の成績を上回る事も出来なかった。
それはそれで残念だったが、しかし今季は苦しいチーム状態の中で、アジアを征して、自力でクラブワールドカップに出られた事、それこそを讃えるべきであろう。最後は順位ではない。クラブワールドカップに再びレッズの名を刻んだ事。1勝した事。今はそれを大切にしたいと思う。

という事で、これでレッズの今シーズンは終了。皆様お疲れ様でした。とにかく色々あった大変なシーズンでした。また数日内に総括して締めたいと思います。
とりあえず、寝ましょう。おやすみなさい(笑)

2017CWC ------
クラブワールドカップ5位決定戦 Wカサブランカ2-3浦和
得点/18分・マウリシオ(浦)、21分・エルハダッド(Wカ)、26分・柏木(浦)、60分・マウリシオ(浦)、94+4分・ハジュージPK(Wカ)
主審=マット・コンジャー
観衆:4,281人
2017年 クラブワールドカップ 準々決勝
[開催国枠]アル・ジャジーラ1-0[アジア代表]浦和レッズ
~ザイード・スポーツシティ・スタジアム

いきなり負けるとは・・・。
ACL準決勝までは無敗だったアル・ヒラルには勝てて、ACLで1勝も出来ずにグループステージを敗退したアル・ジャジーラには負けるという、まさにレッズらしいというか、何も世界の大舞台でズッコケポイントを発動しなくても・・・。

これが海外開催の恐さでもあったし、だからこそ開催国枠で出て来る相手が危険なのは去年の鹿島然りだったし、だからこそ警戒して臨むべき相手であった筈なのだが、それでも心の何処かで必ず勝てる相手と思っていた雰囲気が全体を支配していたのは確かだったかもしれない。

スタメンからして疑問符が付くものであった。結果論を承知で言うけど、長澤を外してまで矢島を先発チョイスした意味がわからなかったし、そして案の定その矢島は明らかに大舞台のピッチでプレーするには達していないレベルであった。
慣れならば阿部と槙野をセンターバックに置きたい理由はわかるが、素直に槙野を左にしてマウリシオを使った方が、力量的には合理的な筈だったのだが。
途中から高木を入れてもパッとしないのはこれまでの試合を見ても明らかだったし。

采配ミスは明らかで、まさかレアル・マドリーと戦う事ばかり考えていて、それで温存策でベストメンバーを組まなかったというのならば、実に舐めた話になってしまう。そうではないと思いたいが、しかし使っても使っても結果が出ない矢島を、この大舞台でこの期に及んでスタメンで使う辺りを見ると、あながち、ね・・・。

しっかし、とにかく点が取れないママだ。今やっているサッカーは守備を念頭に置いている訳で、組織的に崩したり、守備を捨ててまで攻めるサッカーではないから、変にポゼッションしても、守備を固めた相手に対しては通用しないんだな。だから先制されて相手に守りに入られると、もうその時点で手詰まりになってしまう。だから如何にこちらが先制した上で手堅く守りきるかが鍵なのだが、それも当然だが先制しないと話にならない訳で・・・というのをJ1では鹿島戦からずっと繰り返して0-1で3連敗していた訳で・・・それがここに来ても修正されないママなんだよな。それでも川崎戦とマリノス戦は、このクラブワールドカップの為の調整負けとして百歩譲ったのだから、これでは何の為にその2試合を犠牲にしたのだかが、わからなくなってしまう。

真面目な話、上海上港やアル・ヒラルみたいに、圧倒的な戦力差で攻めて来る相手には、その守備を念頭に置いたサッカーで緊張感を保ちつつ火事場のクソ力を発揮して勝ててしまうが、こちらがポゼッションして攻めるような相手には、このサッカーは通用しないという事なのだろう。
とはいっても、クラブは既に堀との来季の契約を更新してしまっている訳だし、今更どうにもならない話ではあるんだがね。

話をクラブワールドカップに戻すけど、レッズとしてはこれまでの日本開催から、今回は海外開催になった事による影響を受けた部分もあったかもしれないし、だからこそ開催国枠による地の利があるチームに当たった故の敗戦であった事も確かだろう。そして敵のエリア内でのハンドが見逃された不運もあった。
しかし、やはり堀の戦略と戦術に不備があった事も確かだったし、そもそも雰囲気的にレアル・マドリーばかり気にしていて、その前に倒さなければいけない相手を余り気にしていなかった事は確かだったと思う。そしてネットから伝わって来ていたチーム状況も実に緊張感に欠けるものがあって、つまりは何となく観光気分であったと言われても仕方がない。
ようするに、この大会と対戦相手を舐めていたのだ。勿論それも結果論にはなってしまうが。しかし負けた以上は、そう思われても仕方がないのだ。なので、いや自分はアル・ジャジーラ、若しくはオークランドシティを警戒してした!と言っても、今更後の祭りである。

まあ、10年ぶりにクラブワールドカップの大舞台に立てたという事だけでも素晴らしい事ではあるし、その事実がある以上は、この敗戦だけでとやかく批判はしたくないし、また他から批判を受ける筋合いも無いのだが、それでもやはりこの敗戦は、精神的には辛いものがあるな。
しかしまだ戦いは終わっていない訳で、こうなった以上は、とにかく5位決定戦はしっかりベストメンバーで臨んだ上でカサブランカに勝って、1勝という結果だけは刻んでほしい。

さ、寝よ。皆さん深夜までお疲れ様でした。そして現地組の皆さん、お疲れ様でした。

CWC2017 ------ 
クラブワールドカップ準々決勝 アル・ジャジーラ1-0浦和
得点/52分・アリマブフート(ア)
主審=セーザル・ラモス
観衆:15,593人
2017年 J1リーグ第34節
浦和レッズ0-1横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002

17.12.2ホーム・マリノス戦 最後まで勝てなかったか、J1は。今年は社長の挨拶時も平穏というか拍手も出たが、これACLを優勝したから良いものの、仮にそうではなかったら、間違いなくブーイングの大荒れだっただろうな。それを思うとACL優勝は本当に神の助けであった。

さて肝心の試合は、何が良いとか何が悪いというより、スタメンチョイスが川崎戦に続いて控え組との混合だから、今回も本気で勝とうとしていたのかといえば、実はそうでもなかったように思う。ラファエルシルバに至っては川崎戦に続きベンチ外だし、今回は遠藤もベンチに入れなかった。
ここ2試合、あからさまにクラブワールドカップに標準を合わせたスタメンチョイスにより、J1残り2試合は、勝利よりも疲労回復と調整に充てた訳だな。J1はもはや今更騒いだところでどうにもならない順位である。個人的にもチームが割り切るならば、それはそれで良いと思っていた。いや仮にそうではなかったとしても、そう思わないとやるせないというか、この2試合の敗戦に意義を持たせる意味でも、無理矢理そう思いたいのである。

という事で、川崎戦と今回のマリノス戦の敗戦は、残念ではあるが、怒りは沸かなかった。興梠が得点王ならずなのが残念なのと、せめて引き分けに持ち込んでくれよと思ったのも本音だが、それ以上を無理に望むのは、相手は上位だし、レッズ自身の事情が事情だけに酷かもしれない。
ただベストメンバーではなかったにしても、2試合連続で点が取れないのは心配だ。2列目は厚みがあるからパスだけは回るが、今回のように引いて守る相手にはアイデア不足とパワー不足で崩せないし、そこに来てボンバーのようなパワフルDFが居るマリノスでは尚更であった。そして1トップが孤立する今のシステムを堀はどう修正して行くのであろうか。ラファエルシルバが居る居ないや来季の補強にもよるけど、このママのサッカーでは来季は危ういと思う。
それと今節と前節せっかく2試合連続でチャンスを貰った高木と矢島は、もっともっとアピールして結果を出してほしかった。どうも高木はボールが足に着いていない感じだったし、矢島は相変わらずパスミスが多過ぎる。ふたりとも何を焦ってプレーしているのだろうか。
かわりに守備は改善されているけど、やはり今のサッカーでは少ない得点数でしっかり守って勝つしかないのだから、何とかして1点は取ってくれないと。そこを再びベストメンバーで臨んだ時には期待したい。

17.12.2ザ・反省会 という事で、最終節恒例のザ・反省会である。

今季はルヴァンも天皇杯も敗退し、リーグ戦もボロボロで、ついに中位を抜け出せず来季のACL出場権も失ってしまった。そして何よりシーズン途中で監督解任劇があった。もう反省する事が盛り沢山である。
そんな中でJ1より遥かに獲るのが難しいACLには優勝してしまったという、実にアンバランスというか、レッズは本当に摩訶不思議なおかしなチームである。おかげで、J1が終わっても、まだクラブワールドカップが残っているという凄い状況。なのでまだシーズンは終わっていないというか、本当の戦いはこれからだ。なにせレッズは10年ぶりに世界と戦うのだから。しかも10年前と違って、日本ではなく海外で。この違いは如実だろう。さあ、来週は世界が待っている!

でも、とりあえず、J1は皆さん今季もお疲れ様という事で。
さあクラブワールドカップに気持ちを切り替えよう。

17.12.23代目タオマフ引退式 そんな中、08年4月より使い続けたこのタオルマフラーは、今回の試合を以て引退させる。
レッズ初年度から応援して来ている割に、実戦用タオマフは、何とこれがまだ3代目という(良く言えば)物持ちの良さ!単にケチでなかなかグッズを買わないからという話もあるが、一度使い始めると愛着がわくから、なかなか買い換えられない・・・というのもあるんだけど、それよりこのタオマフにも、ビッグタイトルを味会わせてあげたかったのだ。
先代のタオマフは、もちろんJ2降格もあったが、J1復帰を経て、ナビスコ杯、天皇杯2回、J1リーグ、そしてACLと、片っ端からタイトルを味わった上に、クラブワールドカップと同3位も経験した。
それに比べて3代目は、なかなかタイトルが獲れなかった。それでも去年ようやくルヴァン杯を獲った。そして本当ならばJ1リーグ優勝を果たした上で、クラブワールドカップに行った後に引退させる予定だった。ところがチャンピオンシップでのまさかの大ズッコケ劇で予定が大狂い。このタオマフもルヴァン杯だけでは満足してくれないだろうと思い、ならばもうひとつタイトルを獲るまではと、引退を先延ばしにしていた訳。
もう酷使し続けて端の糸は解れまくり、色褪せ過ぎてもはや赤から朱色になってしまい、アウェー名古屋戦では名古屋サポに間違えられた事もあった。更にこのまま色褪せたら、今度はオレンジ色になって隣のサポに間違えられてしまうかも。いやその前に糸が更に解れて、使い物にならなくなるのが先だったかもしれないが。
しかしこのタオマフにも、ACLという超ビッグタイトルを味会わせてあげる事が出来て、本当に良かった。これならばタオマフも満足して引退も納得してくれる事だろう。
クラブワールドカップはUAEのため現地には行けないから、これを以て3代目タオマフ君は引退とする。9年間、日本全国を駆け回り、雨風に曝されながら、なかなかタイトルが獲れなかった中で今日まで戦い抜いてくれた。最後はここまでボロボロにしてしまった事は本当に申し訳ないが、これからはタンスの中でしっかり休みながら、その後のレッズを見守っていてくれよ。9年間本当にお疲れ様、そしてありがとう3代目。

で、早く4代目のタオマフを買わなきゃなぁ。来季に向けて早く新デザインが出てほしい。だって何か最近のは、欲しいデザインのが無いんだよな・・・。

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J1リーグ第34戦 浦和0-1横浜マ
得点/53分・前田(横マ)
主審=今村義朗
観衆:41,618人
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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第10節 柏1―0浦和 得点/72分・中川(柏)  ・・・次の試合/J1リーグ第11節 浦和―湘南 (埼玉スタジアム2002=4月28日16:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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