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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2024年  YBCルヴァンカップ 1stラウンド2回戦
ガイナーレ鳥取2―5浦和レッズ
〜Axisバードスタジアム

240424アウェー鳥取戦 240424アウェー鳥取戦2
あっぶねー。鳥取くんだりまで赴いて、一歩間違えていたらというか、危うくヤバい結果になっていたかもしれない内容だったな。
自分的に思うに、お互いに3ゴール以上が生まれると、馬鹿試合設定になると思っているから、そういう意味では鳥取側にあと1点喰らっていたら、鳥取で馬鹿試合事件になるところだった。しかもJ1でもそれなりの戦力を揃えたチームが、J3のしかも助っ人外国人ゼロの相手に。

こんな事を言うのは何だが、攻撃サッカーを指標しているチームが、カテゴリーが2つも下の相手に、5得点もぶち込んでしまうのは、いくらこういう試合とこういう相手には、難しい試合になったりジャイキリも珍しくないとはいえ、しかしここはJ1の貫禄を当然のように見せたという意味で、そしてある事を理由に、無理には褒めないようにしておこう。

まあ、ある事を理由にとか言っても、失点数もヤバいが、失点未遂があまりに多過ぎて、ぶっちゃけ相手がJ3じゃなかったら、テクニックと決定力の差で、あと2失点は喰らっていたのは確実で、それにしてもうちの守備は、そりゃ最終ラインから繋ぎたいのはわかるが、どうしてああも自陣のボックス内で追い込まれるまでキープしては、決まって自らピンチを作るのか。今回佐藤がそれを数回もやらかした。
そしてどうしてああも、相手の右から何度もフリーで簡単にクロスを許し、ファーに渡されフィニッシュまで行かれてしまうのか。ヘッド失点もそれだった。
ヘグモンサッカーは基本的に前掛かりだから、いざボールをロストしてしまうと、相手にカウンターを許すリスクを孕んでいるのは理解している。で、今回キャパがやたら狭いスタジアムだから、目の前で余計に味方選手の守備場面をハッキリ追えたんだけど、攻め込まれると皆どうして一斉にボールホルダーにプレスに行くばかりで、役割分担的に中でブロックを敷く選手と、そのプレスに行く選手をハッキリさせないのかね?つまりやっぱり、守備の約束事が全く出来ていないのね。まあだから酷い形の失点をし続けているんだけどさ。

でもさ、武田が、ようやくレッズで初ゴールを決めたのが、それが嬉しいんだよね。去年まで武田ユニで帰還を待ち続けた甲斐が、まさか鳥取の地で得られるとは思わなかった。
しかーし!(いきなり豹変する)、武田よ、キック精度の巧さは相変わらずだし、加えて確かに3年間の武者修行の成果で、ボールへの反応の鋭さ、寄せの速さ、球際の強さの成長が明確に表れていたが、一方で自ら味方からボールを効果的に引き出す動きの稀薄さが、武者修行前と同様ではないか!武田のウィークポイントは昔からこれと思っているから、逆にこれさえ変われば、後輩の松木になれる筈なんだけどね。なあ松木の先輩よ。武田にはもっともっと期待しているから、J3相手に活躍では満足してはいけないという意味で、あえて厳し目に言わせてもらった。いや武田よ、すぐ近くに良いお手本が居るじゃないか。中島を見習うんだ中島を。

というか、武田が今季初めて起用されて、内容も伴いながらいきなり得点という結果が出た自体は良かったんだけど、一方で既に何故に起用されているのか、もはや摩訶不思議レベルに陥っている敦樹も、またまたまた引き続きのスタメンであり、そしてゴールを決めてしまったのが、またまたはたまた話を複雑化させちゃうんだよな。敦樹の得点自体は、身体の捻り返しから、良いゴールだったのが尚更・・・どうしよう、これ?

と、なんじゃこりゃ?本当に試合に勝ったのかと疑問になる程に、きなり文章が湿っているが・・・。
ここまでウダウダ言っておいて今更何だが、試合が話はこれ以上やっていると更に苦味が出るだろうから、そろそろ今回はここでやめとくか。まあ大量点で勝って良かったって事で。

240424アウェー鳥取戦3 240424アウェー鳥取戦4
240424アウェー鳥取戦5240424アウェー鳥取戦6
鳥取のスタジアムって、キャパが狭い割には、世界中の地方の何処のスタジアムでもあるような、ザ・サッカースタジアムなんだけど、ゴール裏の席の縦構造が狭くない割には、席は3列しかないのが、まあ何とも不思議な感覚であった。
あと地方という立地で、それこそ畑のど真ん中は別に構わないんだが、このキャパで駅からバス利用させる距離が、ちょっと中途半端。というのも鳥取駅から距離的には歩けなくもないが、しかし歩くと面倒臭い距離であり、道が解らないから仕方なくバスって感覚であり、そのバスも当日のシャトルバスは往復無料なのは粋な計らいだが、帰りがとんでもねー長蛇の列になり、ウイダイ歌い終えて即行でバス列にダッシュしてもすんげー長蛇の列で、バスに乗るまで1時間以上掛かったという有り様。これには参った参った。
まあ鳥取も、レッズみたいなサポ数が押し寄せる試合は、あんま慣れてないから仕方ないが、レッズを良く知る岡野の運営だから、それでもまだまだマシだったのかもしれない。
というか試合前の岡野の挨拶が、意外に真面目だったのが驚ろいた。岡野なんだから、いくら代表取締役GMという立場でも、勝手知ったるレッズが相手なんだから、スピーチ途中いきなりスーツ脱いでユニフォーム姿になり、スタジアム内を猛ダッシュし始めるとか、何か笑いを入れろよ(苦笑)

さて今回は自身、そんな鳥取に初上陸である。上陸?陸続きの本州でおかしな表現だな。まあ良いか。これにより人生で行った事が無い都道府県が、またひとつ減った。
いつもの在来線で行こうかと思ったけど、それだと前泊しなきゃならんから、宿代をケチる為に深夜高速バスで米子まで出て(バス散策時点で調べた限り鳥取駅直行便が無い!)、その米子に朝7時前に着いて、そっから山陰本線で約3時間かけて鳥取という、米子までならば楽だが、Jリーグ関係で関東から鳥取駅へ行くのは、下道では一番乗り継ぎが少ない高速バス利用すら、行程が実に面倒臭いという事が判明した。鉄路だって在来線を使おうが特急を使おうが、結局は智頭急行を経由しないと行けないし。そもそも米子経由鳥取というルート自体が、果たして正しい選択だったのか?という話である。

鳥取駅に到着して、次の砂丘行きバスまで1時間以上もあるから、さあ駅前散策から始めようとウロウロしたら、時間も時間だろうけれど予想通りシャッター通りだし、そもそも余りにも人が歩いていない!これ下手したら鳥取遠征に来たレッズサポを駅前に勢揃いさせ方が遥かに多いのでは?とも思えてしまう程に、レッズサポしか歩いていない。つーか殆どレッズサポの街と化した鳥取駅前。一体全体鳥取市民は何処へ消えたんだ!?

そしてベタベタにも、やっぱり砂丘にしか、行くところが、無い。

240424鳥取砂丘 240424鳥取砂丘2
240424鳥取砂丘3240424鳥取砂丘4
・・・右も左も上も下も東も西も南も北も、砂ばっかりじゃないか!(当たり前だろ)
しかも雨が強くなったり弱くなったりを繰り返しながら、時折強風に襲われ、只でさえ砂地を歩くと疲れるのに、それをアップダウンする地形を雨風に逆らって歩き、そして物凄い湿度で身体は汗ダクになり、試合前から無駄な体力を消耗させられる羽目になった。
そ、そうか、ガイナーレからしたら、相手サポを砂丘で体力を消耗させて試合までにヘトヘトにさせ、それで勝とうという戦略か・・・!?

ちなみに砂丘に来たら、砂地に思いっきり巨大な落書きをしてやろうと小学生低学年レベルの夢を抱いていたが、実際に砂丘に入り、今ついに往年の夢が叶う時がやって来たのだ!見ていてくれ亡き親父よ、俺は今から砂漠のバンクシーになる!サヘル・ザ・バンクシーの誕生だ!と意気込んだ矢先、実は砂丘は落書き禁止で、破ると罰金刑だという事が判明し、泣く泣く長年の落書きの夢を諦める事になった。

え?鳥取まで来てご当地グルメはどうしたかって?そりよいつもご当地グルメにいい加減な自身も、初の地だから、そりゃ熱心に無理して、鳥取グルメを優先して飲み喰いしましたよ。

240424牛骨ラーメン 240424ザ・美酒
240424ザ・美酒2240424ザ・美酒3
鳥取ラーメンといえば牛骨ラーメンだから、何とかって有名なラーメン屋の、それこそ1日百杯限定バージョンの味版の牛骨ラーメンやら(牛骨ラーメンは大好きで関東でもたまに喰うが、本場の牛骨は、それ以上にパンチが効いていて、確かに強烈に美味い)、試合後の居酒屋では、鳥取といえば大山鶏やら蟹だから、大山鶏の串焼きやら、蟹味噌の甲羅焼きやら、これを鳥取の地酒で攻めてやったわさ。
おかけ様で試合後深夜なのにはしご酒してしまい、宿に帰還したのがとんでもねー時間になり、ブログ書きながらうっかり寝落ちし、気付けば完成がこんな時間に・・・。

さて帰路は、また米子まで戻ってバスも面倒だから、在来線で帰るか。件の智頭急行で上郡まで出て、途中の大阪で遊んでから帰るか・・・。

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YBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦 鳥取2-5浦和
得点/12分・武田(浦)、15分・サンタナPK(浦)、35分・田中(鳥)、52分・敦樹(浦)、55分・中島(浦)、64分・松木(鳥)、90+3分・中島(浦)
主審=高崎航地
観衆:7,677人
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2024年  J1リーグ第9節
浦和レッズ0―1ガンバ大阪
〜埼玉スタジアム2002

240420ホーム ガンバ戦 あのー、うちの背番号3番は、一体全体何をやっているんだろうか?
そりゃ万人がインサイドハーフに全く合っていない、機能していないとわかっていながら、そもそもこのサッカー自体に合っているのかさえ疑わしい中でも、何故か絶対にスタメンに起用され続けている時点でヤバんだけどさ、それにしても、それでも頑なにスタメン起用される辺り、ヘグモンにキチンとした考えがあるならまだしも、そうでなければ、もはや契約にスタメン確約が入っているとしか思えなくなって来た。
これも多くの人が疑問を抱く部分なんだけど、冬の海外移籍を封印させる代わりに、クラブが敦樹にスタメン確約契約した、なんて疑惑を抱く状態になって来たぞ。

しかしまあアレだ。駄目な時って何をやっても駄目であり、駄目なものは何をやっても駄目であり、その駄目な部分を治療しないままでいると、もっと駄目になって行くのも世の中の通念であろう。
そして時に、或いは最終的に、駄目なものが歯止めなく決壊し、そして一気に大噴出する。

本日の伊藤敦樹の目立った部分集
・前田のシュートの壁になり味方ブロックする
・超決定的なヘディングシュートを外す
・危険な位置でロストして失点の原因を作る

・・・すげーなオイ、1試合でここまでボロクソにやらかしてしまうものなのか。これではゴールのハットトリックではなくて、ミスのハットトリックではないか・・・!!
いくら背番号が3だからって、派手に3つものミスを1試合でやらかすなんて。まあ背番号の数字とミスの数は完全なこじつけであり、本当は全く関係ないけどさ。確かにインサイドハーフの役割として、エリア内侵入から自身決定的なフィニッシュも間違ってはいない。
しかし、良い部分で目立つんじゃなくて、こうして悪い意味で目立つのは絶対に偶然ではなくて、監督の使い方の悪さと、本人が負のスパイラルに嵌まっている故である。

ヘグモンさー、何かもう逆に敦樹が可哀想になってきたからさー、スタメンから、何なら暫くベンチからも外してあげなさいよ。
敦樹本人も去年終盤から明らかに調子が良くないんだし、今のサッカーで浮いているのは本人もわかっている筈なんだから、昔の柏木みたいに自ら監督に、一度戦列から外してくれと直訴してみては如何?
同じインサイドハーフでも、最初は頑なにスタメン起用していた小泉は、最近はスタメンから外すのに、敦樹だけスタメンで起用し続けるのも不公平でしょうに。

ってか、その小泉を途中から投入して、それで直後に失点したのは、果たして偶然か?
まあ失点シーンはさ、せっかくスムーズにシンプルに縦に狙い続ければ、少なくともバイタルにまでは行けていたかもしれんところ、グスタフソンも変なとこで横パスを選択しちゃうからなぁ。
まだまだ縦パスの意識統一からして中途半端であり、チーム全体で不用意なバックパス癖やら横パス癖が蔓延しているから、そういうところを改善せずにいると、こういうところで致命傷になるんだろうけれど。
しかしだな、今回のは、それを預けた選手が、よりによって足元の処理には少々難があり、ああいう場面で柔軟にボール処理が出来ない、しかも負のスパイラル真っ只中の敦樹だったのが二重の不幸だったよな。
尤も話を小泉に戻せば、途中投入の選手を槍玉にあげるならば、小泉と同時に、ショルツに代わって佐藤が入って、それで失点したのも偶然か?という話になるけれど。古巣相手にわさわざ負け試合に曝された佐藤もついてないけどさ。

何か負け方が負け方だから、こう特に悪いとこばかり文句のように指摘していると、自分が深みに嵌まりそうでヤバいから、何か好材料でもないものかと思うが・・・。

スタメン起用で良かった中島と大久保を褒めておくしかないか?
ウイングタイプの大久保がインサイドハーフに入っていたから、最初は撹乱戦法で、すぐ中島とポジションチェンジすると思っていたら、インサイドハーフで使われ続けて、なかなかしっくり行っていたのには驚いた。大久保って技術的なドリブル突破は一級品でも、縦への推進力となるとイマイチだから、インサイドハーフだと如何なもんだろうと思っていたけれど、それどころか活き活きしていたから、本人はウイングよりは相手のマークが分散されるインサイドハーフでは窮屈さが減り、それでやり易かったのかな?
こうなると中島はウイングとインサイドハーフ、どちらが適任?という話になるのだが、中島って途中投入でどちらのポジションも試合中にチェンジして器用にこなして結果も出しているから、ここはどちらでも良いのかな?天才肌だから。

なんて悠長な話をしている場合では、そろそろ無くなって来たぞ。こう序盤から負け数が込んで来たのだから、さすがに不安な部分の方が遥かにデカくなって来た。
一応攻撃サッカーを指標している分、そりゃゴール期待値とかポゼッション率だけは異常に高いけどさ、それを得点という形に持って行けなければ、結局は意味が無いのである。
前節の柏や、今回のガンバみたいな、ぶっちゃけサッカーの質では明らかに良くない中でも、カウンターチャンス1回でも、それを決めて勝てば、それが正義になってしまうのである。何事も結局は、勝てば官軍なのである。そこに未来があるか無いかの話なんてのは、また別問題である。

ヘグモンよ、鳥取でキチンと出場機会に恵まれていない中でも、血に飢えている選手をしっかり試してはリーグ戦に繋げてくれるんだろうなー?
こっちだって個人的にいくら鳥取に行く自体が初だからって、観光気分で行くんじゃないんだから、砂丘で黄昏るだけで終わらされたら困るぞ。しっかり有意義な試合をしてくれないとなぁヘグモンと選手たちよ。

あ、そうだ、余談だけど、ちなみに今回、入場前にサブグランド脇の芝生に落ちていた財布を拾ったんだけど、事務所に届けようかと思ったら、丁度近くにシミスポの兄ちゃんが来たから、手っ取り早くその兄ちゃんに声かけたら、そこから「入場作業があるので暫くお待ち下さい」から始まり、「おいおい財布より入場作業優先かよ」と思いながら、そこから30分近く炎天下で放置プレイされ、ようやく兄ちゃんが責任者を連れて来たと思ったら、ややこしい手続きを付き合わされ、更に「入場後にもう一度詳しい確認作業を」と・・・
あのなー、財布を拾った方を炎天下で30分以上も待たせた挙げ句、段取りの悪い手続きをするな!段取りの悪さで言えば、まるでうちの今のサッカーそっくりではないか。だいたいイベント会場で落ちてた財布処理なんざ、シミスポなんて日常茶飯事で慣れている筈ではないのか?それが何故にこんな段取りが悪いんだ?さすがに「入場後に」の時点で、炎天下で延々待たされた怒りが積もり、「冗談はやめろ、入場する時にやるな!こ・こ・で・や・れ・!」と半ギレしてしまった。財布を落とした人に恨みは無いが、つまり何が言いたいかと言うと、シミスポよ、やれば3分で済むこんな手続き、もっと早く簡素にやれ!

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J1リーグ第9節 浦和0-1ガ大阪
得点/78分・坂本(ガ大)
主審=西村雄一
観衆:41,377人
◆西野 努テクニカルダイレクター退任のお知らせ(レッズオフィシャル)

あーあーあー、「浦和を背負う責任」が本当にシーズン途中に退任しやがった。それもシーズン入ってこれからもっと大切になるこんな時期に、今季の指導体制及び選手体制を作ったテクニカルダイレクターという大責任者が、普通ならば考えられない有り得ない時期に、平然と退任しやがった。

責任放棄
シティグループからの引き抜きでマリノスのフロント入りするとは前々から報道されているけどさ、シーズン途中の監督や選手の引き抜きは珍しくない世界だが、シーズン途中の強化責任者の引き抜きとなると、まあ前例があるか無いかは知らんが、世界的に見ても珍しいのは確かだから、つまり今回の退任人事が、如何に異常事態であるかは明白であろう。

但し誰にせよ引き抜きという行為自体は、プロの世界に於いて普通によくある話だから、それが強化責任者だったにせよ、今更そこを突っ込む気はないというか、時間の無駄だからやめておくが、個人的に思うに、何でこんな中途半端な時期に?という疑問だけが残っただけの話。
あともうこれは皮肉も入るけど、誰かさんのような都落ちするような形で他クラブのフロントに行くよりは、レッズ生え抜きの西野氏が、シティグループという世界的組織から認められたこと自体は、凄いという事にしておく。
ちなみに西野氏の「リーグ制覇を心から願い、信じ」の台詞だが、文頭に「マリノスの」が抜けてるぞ。

まあよくわからん、いつもの中身が見えない不透明人事だから、相変わらずうちのフロントの闇も感じると共に、これでシティグループからの引き抜きではなくて、単なる方針の違いや、または喧嘩別れとか、大金かけてローマから借りて来たソルバッケンが、リハビリだけで終わりそうな事から責任とっての退任だったら、まだ納得が行くんだけど、今のところそんな話は全く聞いていないから、今回に関しては、やはり報道通りなんだろう。
ただ闇人事に関しては、うちよりマリノスの方が遥かにヤバいしシビアだからな。西野氏よ、本当にマリノスフロント入りするならば、その点それなりに覚悟しておけよ。

堀之内がスポーツダイレクターに昇格するのは、長年に渡りフロント内でスカウトや営業など対外要職の豊富な経験を経て強化部入りしていた人物だから、まあ普通の流れであるからして、ここも突っ込む部分ではない。
というか現時点で現チーム体制を把握している強化部の人間から、強化責任者に内部昇格させるとしたら(というか内部紛争だったりして)、もはや堀之内しか居ないというのも事実なのだろうから。というか正式には「レッズを退職してSDに就任」となっているから、まあ内部昇格みたいなものとはいえ、堀之内自体の席はレッズから離れる訳か。つまりSDとは完全なプロ契約にしなければいけないポストって事?それとも覚悟を示す意味で自ら退路を断った?じゃあ下手したらフロントで長年に渡り手塩にかけて育てて来た堀之内という貴重な人材も、下手したら失う可能性があるという事にもなる。ここがよくわからんな。
ちなみに実はスコルジャを見付けて来たのは堀之内だったという話が飛び出して、そこを評価している声も上がってはいるが、ただ一方でそのスコルジャに関しては、家族の事情というスポーツ界の常套句から、僅か1年で訳のわからない逃げられ方をされた事実も、考慮しておかないといけない。

そしてもうひとつ、この重責を共有する人事、即ちテクニカルダイレクターという要職が空席になった訳で、ツッチー&西野氏の二人三脚で始まった「浦和を背負う責任」体制が、今回の西野氏退任劇により、本当の意味で終焉を迎えたにあたり、「浦和を背負う責任」とか、もはや半ネタ化しているキャッチを引き続きやるのかは知らんが、とにかく堀之内の相棒を早く就任させないと。それだけが心配である。

何かよくわからん情報で、テクニカルダイレクターの後任が吉田達磨氏とか出ていたけど、そうなると随分と国内向けに逆戻りしてしまう印象だから、そこはもうひとつの噂通りに、ドイツから某氏を招聘するというのが事実であってほしい。

既に某ドイツ側とのそれとは水面下で進行している情報は出ているから、後はそれが、果たして誰か?という事になる。

かつてリカルドの後任として噂が上がった、アヒム・バイアロルツァーだったら笑ってしまうが、個人的にバイアロルツァーは、監督よりマネージャー向きとは昔から思っているから、ヨーロッパとのパイプを維持させながらテクニカルダイレクターを頼むには、日本ならば贅沢というか悪くはない人事だとは思うけれど。
それにバイアロルツァーは、レッドブルグループの息のかかった人であり、そういう意味ではシティグループを牽制できる。しかもバイアロルツァーの志向するサッカーの起源は、もはやドイツですっかりトレンドとなった、あのラングニック戦術にある。ここは今のレッズのコンセプトに合致するから、ヘグモとの理解度も問題なさそう。
ただ問題がある。バイアロルツァーは去年からレーゲンスブルクのスポーツダイレクターを務めているが、レーゲンスブルクって確か2シーズン前に3部降格しているチームだからな。そうなるとバイアロルツァーも本国ドイツでは、すっかり都落ちした人としてレッテルが付いてしまった可能性も・・・。
あ、だから今夏の契約切れでレーゲンスブルクを辞めて、そんでうちに来るとか?辻褄は合うな。なーんて、バイアロルツァーは自分の妄想ね妄想。

あれ待てよ?仮にバイアロルツァークラスならば、貫禄からしたらSDの堀之内より、上役のポストに就かせなければバランスがおかしくなるな。
TDではなくて、ゼネラルマネージャーとして誰かヨーロッパから招聘するという可能性はあるか?
これでまさか鳥取から岡野を呼んだら大爆笑なんだが、うちのフロントよくやらかすから、冗談ではなく本当にそれをやりそうで怖い。岡野は鳥取で蟹売りの営業を兼務しているくらいならば、レッズのフロント入りしつつ鳥取市場との繋がりは維持して、埼玉で蟹を市場の半値で売り捌けと言いたい。埼スタで蟹飯弁当を売って名物にしようぜ。

まあ妄想族はこれくらいにして、さてさて、本当の後任のテクニカルダイレクターだかゼネラルマネジャーだかは、誰?
2024年  J1リーグ第8節
柏レイソル1―0浦和レッズ
〜三協フロンテア柏スタジアム

240412アウェー柏戦 今回の日立台ゴール裏、すんげー端っこになったから、渡邊凌磨と前田と大久保はやたら観えるんだが、それがどうしたと言えばどうしたなんだけど、おまけにこっち側の副審の優柔不断なジャッジも丸見えだしで、色々とイライラなポジションになってしまったが、渡邊凌磨がボールボーイからボールを貰う際に、少年にキチンと「ありがとう」って言っていたのがホッコリしたのと、前田が自分にボールを出せと積極的にアピールしまくっていた気迫は良かった。

という、何処を観ているんだ?って話だが、それはともかくとして、この試合のうちのピークは、前半のクロス折り返しヘッドと、誰か忘れたが超宇宙開発の2発だけか?
この決定機はあったものの、まあ前半から見事に真ん中を固められて、上手くサイドに誘導されていて、先ず中央を固められていたのと、うちのインサイドハーフのお2人さん、やっぱり全く機能しないので、こうなると尚更中央から崩そうなんて夢物語も夢物語であり、小泉も敦樹も本当に寝ているんじゃないか?と思ってしまう相変わらずの存在感の無さは、もはや一体全体に何なのか?
グスタフソンなんて、敦樹の覇気の無さに怒ったのか、敦樹と眼が合っても、敦樹にパスを出せるタイミングでも、もはや敦樹を避けるかのように殆ど敦樹にパスを出さなくなってしまったじゃないか。
しかもインサイドハーフは、岩尾が居ないと、こうも更に駄目になってしまうのか?岩尾は今回どうしたんだろう?ベンチにも入らずに堀内を入れていたところからして、岩尾は怪我でなければ体調不良か?
堀内には悪いが、経験が浅い堀内をベンチに入れるならば、武田かパンヤで良いじゃん、と思ってしまったが、いくら小泉と敦樹のインサイドハーフが絶望レベルに陥っているとはいえ、インサイドハーフ用に安居をベンチに入れているから、ボランチ用には堀内だったのだろうけれど。

しかしもはや機能しないインサイドハーフの話を続けていても意味が無いから、ここはヘグモンの心変わりに期待するとしては、話をウイングに移すとだな、松尾は良く抜け出すものの、深いところまで来るとこねくり回しが始まるし、渡邊凌磨に預けるにしても1歩遅いから渡邊凌磨に渡る頃には手詰まりになるし、ならば松尾の時点で速くボールを放り込めって話なんだが、いざ放り込むと中と全然合わないという歯痒さ。前田は強行突破は良いとして、中が前田のアグレッシヴさに付いて行けていない。これもまた歯痒い。

それでも柏は監督がネルシーニョだったら、どこかでポカしてくれちゃっていたんだろうけれど、今年は始めから井原なもんだから、井原は攻撃の引き出しは少ないからサッカーは単純なんだが、守らせるとかなり手堅くやって来るから、単純に中央に蓋をされてサイドに誘導させられて、ボックス内を固められちゃうという、本当にマニュアル通り単純なんだけど、こういう守られ方がうちは一番手詰まりになるという事だけは、恐らくヘグモンより井原の方が、うちを知っている筈である。だから、そうなった。

だから、難しい事をやろうとせず、前節鳥栖戦みたいに思い切り良く直線的なパスで裏抜けでもさせた方が良いと思ったのだが、今回は特に後半は確かに裏抜けは余計に狙っていたのはわかったが、それが直線的ではなくて、ウイングがサイドから流れるパターンが多過ぎて、これをやると中をすぐ固められるのである。
こういうのが通じるのは、守備が不安定かつサイド攻撃に弱いチームである。

・・・あれ?
守備が不安定で??サイド攻撃に弱いチーム???

うちじゃねーか!

だからサイドをボカッと崩されては、相手にエアポケットに走り込まれて、ああもアッサリ蹴り込まてしまうんだ。あのさ、左右の違いはあれど、先週F東戦でサイドから崩されて松木に中央獲られた、あの時と同じようなやられ方をしたのに、全然学習してないやんけ!
しかも同じ木族(そんな一族いるかは知らんが)でも、今度は木下にやられたじゃないか!

あのさー、うちでたった2試合途中出場で見切ってアッサリ水戸に放出した木下に、数年を経てアッサリやられるの、本当に勘弁してくれよ。
そりゃ確かに木下は水戸で活躍して、それが認められて京都でJ1に返り咲き、そして柏でも好調なのはわかるし、だからこそ警戒しては嫌な予感もしていたのは事実だが、その通りに素直に放出した選手に恩返しされるパターン、そりゃこういう例はサッカーはおろか、プロスポーツに於いて枚挙にいとまが無いとはいえ、しかしうちの場合、ちょっとこのパターンが有り過ぎじゃないの?もう笑っちゃうくらいに昔からの名物ではないか。
しかも去年大怪我から復帰もポジションが無くなり、柏に放出された犬飼にも、今回しっかり守られて完封されちまうし。
これで武藤にまでやられたら最悪だったが、武藤はベンチ外だっただけ、マシか。というか木下に決められ犬飼に完封されただけで、これだけで十二分に最悪の最悪だけどさ。

渡邊凌磨も慣れない左サイドバックで孤軍奮闘していても何時かは無理が来るし、佐藤も縦パスとセーフティな守備は悪くないんだけど、受けに回ると回りが見えなくなり、相手に簡単にポジショニングを許してしまう。
マリウスもプレスに曝されると、決まったように窮屈になって横パス一辺倒になるから、後ろからビルドアップしようにも、渡邊凌磨に預けるだけになる。
守備が不安定な最終ラインに唯一、酒井離脱で先発を得たここ2試合で石原が予想以上に攻守に渡り良いパフォーマンスが出来ているのが救いだが、しかし石原は空中戦で、どんな相手にもほぼ競り勝っているのには驚き。穏やかな顔付きからしても見た目とは裏腹に、かなりフィジカルも強いのが意外である。これで湘南時代から唯一の弱点とされる得点力ゼロが克服されれば、いよいよ酒井の後継者として第一候補の存在になるか?

で、いよいよショルツが復帰して来て、ベンチには入ったから、さて不安定な最終ライン、次からどうするのか?
大畑を安定的に使えないのであれば、過去にも何度かやって効果的な実績があるショルツの左サイドバックという、あの贅沢な使い方を再びやるしかないと思っている。そうなれば渡邊凌磨も再び左ウイングで使える訳だし。ぶっちゃけショルツならば、キーパー以外ならば、何処でも普通にこなせてしまう筈である。

いや骨折明けの大久保をいきなりスタメンで使ってしまうヘグモンだけに、守備だけを考えたら不安定なマリウスや佐藤に比べたら、今回からショルツがスタメンでも良かったんじゃないか?
とは結果論になってしまうが、仮に失点シーンでショルツが居たら、木下の侵入を許さなかったんじゃないかと思ってしまう。それだけ守備に関しては、まだまだ佐藤への信頼度は完璧ではないというのは個人的な考え。

まあこうして、仮の話をしている時点で、良くない試合と負け方をしてしまったという事になる訳で、やはり柏は鳥栖とは違ったし、細谷が五輪代表で不在でも、代役には勿体ない存在になった木下にやられてしまう訳だし、今季初の連勝を目指しておきながら、引き続き勝ったり負けたりの繰り返しにのママ。つまり、まだまだ、という事である。

ちなみに前節鳥栖戦の朝から痛み出して、試合後には歩くのも一苦労の激痛レベルだった例の左足アキレス腱部分は、今朝までに、まだ負担をかけ過ぎたり歩き方によってはズキッとした痛みは出るものの、鳥栖戦後の地獄状態だった頃に比べたら、かなりマシになったので、何とか応援できるだろうレベルまで復活途上中と判断して今日も「気合いと根性だ!」で跳び跳ねてはいたが、左足は良いとして、ここ数日その左足の痛みを庇って右足に過度な負担を掛けていたせいで、実は火曜日辺りから今度は右足ふくらはぎまで痛めてしまっていたという悪循環。ああ左足も右足も、もうボロボロや・・・。

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J1リーグ第8節 柏1-0浦和
得点/72分・木下(柏)
主審=福島孝一郎
観衆:14,201人
          
2024年  J1リーグ第7節
浦和レッズ3―0サガン鳥栖
〜埼玉スタジアム2002

240407埼スタ桜満開 埼スタの桜は、こうして今年も満開になりました。

さーて、では肝心の、我らがチームの咲き具合は?

・・・なんて事だけに集中できれば良かった筈が、自宅を出撃した直後から何故か左足のアキレス腱辺りが痛みはじめ、それでも美園に到着する頃までは普通じゃないけど歩けていたのが、イオンからスタジアムに歩いている頃には結構な痛みが出て来て、キックオフ1時間前には階段の上り下りすら一苦労する痛みのレベルに。
それでも我ながらお馬鹿だから、仲間の前では「気合いと根性だ!」とか強がりまくり、試合中はお構い無しに跳び跳ねていたら、試合が終了してウイダイを唄い終える頃には、痛みが地獄レベルに到達。
つまり試合中は目の前の試合と応援に集中していたから痛みは感じなかった、というか正確には痛かったものの、まさに気合いと根性で痛みを誤魔化し誤魔化し半減させていただけで、試合が終わって、しかも勝ったものだからホッとして尚更気が抜けて激痛レベルになり、跳び跳ねた代償で帰りは歩くのも一苦労になった。お陰様で帰宅に要する時間が普段の倍以上かかったじゃないか!

と、誰に怒りをぶつけて良いやら意味不明な上に、そもそも足をぶつけてもいないし、捻ってもいないのに、朝から突如この痛みの原因が全くもって不明という不気味さ。出撃前に視た某心霊番組のせいで祟られたか?それとも今絶賛話題中の殺人バクテリアにでも感染したか?なんて悪い冗談を言えるのも、勝ったからだから、まああれだ、勝ったから良いか。(良いのか?)

この左足の痛みを我慢して応援した甲斐があったかどうかは知らんが、おいおいスゲーな、うちってコーナーキックから1クッション置かずに得点できたのか。このストレートなコーナーキックの形のゴール、果たして何時以来だ?それだけ久しい形である。
この形、キッカーと向きは違えど、開幕戦の広島戦の冒頭からいきなりサンタナが、ドンピシャでヘディングシュートまでは完璧にやっていたからな。あの時は惜しくも決まらなかったが、今回は本当の意味でドンピシャのゴールだ。今季はセットプレーもしっかりデザインしているから、開幕戦の例も含めての、納得のゴールである。

何だかんだ言って、最初は微妙だったサンタナも、2年前のJ1得点王らしく、チームに慣れて来れば、しっかりゴールを決め出すものなんだな。気付けば3試合連続ゴールではないか。しかもPK→技ありロングシュート→セットプレー直と、さすが点取り屋らしく、多種多様な形でしっかり決めるものである。

ここで畳み掛けるように、引き続き決定的チャンスは作っていながら、前半の内に追加点とは行けないところ、ややフィニッシュのタイミングも遅くてブロックされるところは、攻撃サッカーと言っている割にはまだまだ課題部分であるが、今回は前節F東戦と同じ轍は踏まなかった上に、後半の数字を考えたら、先ずは意識の面からして気を引き締めてプレー出来ていたという事か?

240407文化シヤッター 240407ホーム鳥栖戦
今季初の文化シヤッターが降りた通り、後半は先ずは失点しなかった事が第一だが、まあうちの攻撃力に対して、鳥栖は6試合で11失点と守備がひでー事になっているから、そのまま落ち着いて攻め立てれば、追加点はそう難しくないと思っていた。
なんて事からしてよく考えたら、うちはうちで6試合10失点だから、あんま鳥栖の守備の事を馬鹿には出来ないが、だからこそ後半に失点せずに、追加点を奪っての完封勝利が、余計に価値のあるものに感じてしまうのである。しかも得点数は7試合で広島の12点とタイトップになったし。これぞ段々と攻撃のサッカーになって来たと言える訳で、そこに守備も無失点ならば、もう今回は誉めるところしかない。

まあぶっちゃけ言えば、鳥栖は、昔は必ず見られたハングリー精神剥き出しの(良い意味での)粗さが最近は減って、そのせいかはわからないが低下した守備力と同じく、攻撃面でもビルドアップの酷い質や、全く機能していない新戦力(特に外国人)の存在に助けらた面は否めないが、取り敢えず去年からの天敵となった長沼にもやられなかったのは、鳥栖に対しては好材料のひとつでもあった。

今のうちはね、というか今季のレッズは、本当に縦に速いサッカーをやりたいならば、四の五の理屈を言っているより、やはり追加点のような縦パス1本から、高速FWを抜け出させる、こういう形で良いのよ。
別にビルドアップを疎かにしている訳ではなくて、基盤となる形は距離感も大切にしながら、しっかり後ろから組み立てている訳だから、ややギャンブル性のあるサッカーではあるが、松尾のも大久保のも、速いサッカーをやる上では理想的な形である。だから佐藤の縦パスも生きた訳だし。
ただこれも、グスタフソンの広範囲に渡るプレーエリアの制圧から、相手の攻撃の芽をしっかり摘んでいたり、今季はポジションが1列前に上がった事による、攻撃面にベクトルを傾けては生き生きと前を向いて大人のプレーが出来ている岩尾のような存在があればこそだろうけれど。
つまり2列目以降が前から厚みを保ち、前を向いてプレー可能になれば、攻守の切り替えは勿論、それ以前に判断からして速いものになるのだから。ヘグモンがインサイドハーフに、下手に下がるなと言っているのは、そういう事である。
「ゴール前20メートルで人間に戻る」と揶揄された大久保が、ゴールを奪えたのが、その証拠である。インサイドハーフが前を向ければ、ウイングは即座に抜け出しにかかる。遅い速いの違いで、ここに一瞬の違いが発生する。
ちなみに大久保はこの後に、もう1本惜しいのがあったが、あそこも決めておけば、人間に戻るどころか、妖怪にレベルアップだったかもしれないのに。勿体なかったな。

惜しいといえば、大久保は結果を出したかわりに、小泉がなかなか目覚めてくれない。何時まで寝ているんだ?スタメンを外されてから2試合ベンチを暖め続けて、今回は途中から投入され、途中出場ながら決して悪くはなかったが、かといって特別良かった訳でもなく、味方へのスルーパスは全く息が合っていなかったし(その後に悔しがるどころか「あ〜」みたいな感じで後ろ向いて投げ槍な姿を見せるのやめてくれ)、何よりキーパーと1対1の超決定機を決められなかったのは実に痛い。あそこで決めるか決めないかで、今回はかなり印象が変わったと思うが・・・。
岩尾がインサイドハーフで水を得た魚のように更なる華を咲かせていたり、短い時間ながら中島が目を見張るようなプレーで天才的な部分を見せて今回はアシストも記録した中で、ついに安居も出て来てはフィニッシュまで繋げたし、こうなると小泉のポジションは可も無く不可も無くでは不可に等しくなるから、このまま取り残されないように、本当に奮起してくれないと立場がますます悪くなる。ただメンタルに難がある選手だけに、このままスタメンを外れていると更に深みに嵌まりそうで、ちょっと心配というか、とにかく不味いな。

後は、今回は相手の事情もあり無失点だったものの、やはりまだまだ不安定と思う守備面だな。
興梠が何かのインタビューで、最近のチームは守備練習しかしていないような事を言っていたが、ヘグモンが、攻撃練習に7割以上を割くと公言しているチームで、本当かぁ?と疑ってしまう。守備が不安定だから、本当に守備練習にテコ入れした可能性もあるが、一方で情報戦かもしれないと個人的には思ってしまう。
あと守備面といえば、調子を上げて来た大畑が居るのに、今回また渡邊凌磨を左サイドバックに戻したのが、 大変に不満であり、序盤はそこを完全に相手に狙われていたからな。それでも凌いでしまう渡邊凌磨には頭が下がる思いであるが、本人からしたら、でもやっぱり同じ左ならばウイングに入って、攻撃を楽しみたい筈だろうに。自分もやはり攻撃的位置で暴れている渡邊凌磨を観たいよ。
左がやや危うい分、負傷気味の酒井に代わりレッズ移籍後初スタメンの石原は、さすがというか本職だからというか、右サイドバックとして、ほぼ完璧だったな。必死さもしっかり見えた。やや幼い顔に似合わずガツンと行ったイエローの喰らい方もド派手だったし。こりゃ酒井も、おちおち休んでいられんぞ。

で、応援中と同じく、このブログを書いている最中は、これに集中しているから例の左足の痛みをやや忘れていたが、書き終えた直後から、集中力が切れて、また痛みが襲って来やがった。こりゃザ・美酒の力で痛みを麻痺させるしかないな。

ーーーーーー
J1リーグ第7節 浦和3-0鳥栖
得点/5分・サンタナ(浦)、53分・松尾(浦)、83分・大久保(浦)
主審=笠原寛貴
観衆:28,576人
2024年  J1リーグ第6節
FC東京2―1浦和レッズ
〜国立競技場

240403アウェーF東京戦 240403アウェーF東京戦2
くそう、雨の国立は、嫌いだ!雨の国立はロクな思い出が無い!それは新国立に建て替えても、同じだ!
・・・と、思ったけど、過去の国立の試合を思い返してみたら、本当にそうだったか定かではないし、初タイトルはナビスコ決勝の雨の国立だし。
でも、こんな負け方をした直後だから、そう思うんだろうな。本当に負けると、ロクな事を思わない悪い性である。

だいたい相手のホームゲームだから無理に文句は言いたくないが、試合前からライトを点けたり消したり・・・あのなぁ、今は昔に比べたら電力もエコ化されているとはいえ、それでも超大量のライトを点けたり消したり、電灯ってのはそれが一番無駄に金かかるんだぞ!電子ちゃんも「女を大切にね」じゃなかった、「電気を大切にね」ってやってるじゃないか!ただでさえウクライナ戦争で光熱費が大変な世の中になっているんだから、馬鹿デカいスタジアムで大量の電力を無駄遣いすんな!花火も何回かに分けるな!うるさいだけだし、試合前に煙たくなっただろ!
あとハーフタイムで出て来た何かのアイドル、キンキン声な上に何を言ってるのかわからねーし。もっと滑舌良く唄え!耳が痛いだけだ!だからタダ券を2万枚も乱発しておきながら、うちらビジター席も沢山買ってあげたのに、それでも4万9千人しか入らないんだ。タダ券2万枚が無かったら、ホーム側どんだけスカスカだったんだ?

と、敗けた腹いせに、喧嘩上等の非難を承知で、相手チームのイベントやらJリーグの運営に、片っ端から滅茶苦茶に文句をつけてやるのであった。ふっ。

えーとだな、真面目な話に戻るが、始めから言わせてもらうと、このチームは前半が悪いと後半が良くて、前半が良いと後半が悪いのか?
これも最近の試合と比較して、今回が最近の試合と真逆の前後半だったから、そう思えてしまうのであるが、つまり未だそれだけチームが不安定な状態にあると言ったところだ。

とはいうものの、立ち上がりから簡単に相手に押し込まれ続けていたし、相手のファールからVARに救われたとはいえ、相手にバイタルを散々のように崩されての幻の先制点を献上していた訳で、そこまででじゅうぶんに怪しかったが、サンタナの鬼のようなボール奪取から、ブランドン飛び出し中のゴールマウスに超ロングキックで綺麗に決めるサンタナという、こりゃシュート精度も弾道もさすがブラジル人だなぁ、という見事なものだった訳で、あれが並の外国人だったら単に蹴っ飛ばして枠を外して、あー、だっただろうに。

ただねサンちゃんよ、これはこれで見事だったのは認めるし、一応前節PKの次は今節が(完全に個人技っぽいけど)一応流れのゴールとして捉えたいが、それよかもっと、至近距離から枠内にぶち込む決定的チャンスがあっただろうに。そこは外すんかい。サンタナはゴールマウスが遠いと見事に決めるくせに、至近距離だと枠外が多い気がするのは、気のせいか?

ついに頭から左ウイングに入った渡邊凌磨も、古巣相手にお構い無しに左の深い位置からバイタルにかけて引っ掻き回しての、これでお主もワルよのうな人になるまで、あと1歩だったのに。

このサンタナの先制点を皮切りに、勢いがあった前半の内に、勝負を決めるようなチャンスは連発していた筈なんだが、サンタナの先制時に調子に乗り過ぎて、思わず「ブランドンばっかで〜!」と暴言を口走ってしまったのが良くなかったな。サッカーの神様は良く見ていやがる。いや、見ている。
ブランドンは、前節の波多野のレッド退場で出番が回って来たとはいえ、既に代表キャップは持っているし、U23代表では彩艶がA代表に行っている時はレギュラー格だしな。だから決して侮っていた訳ではないのだが、それどころか序盤から最後までビッグセーブを連発しやがって。本当に「ばっかで〜」発言が仇となった。

対してうちの高齢Jベストイレブンキーパーは、今季は何をやっているんだよ。尺稼ぎのような、ゴールキックをなかなか蹴らない無意味なキープからのフィード失敗も例年に増して目立つが、今回もそうだったように、ちょっとシュートを決められ過ぎではないか。
百歩譲って松木にやられたような形は、守備が何をしているんだ?って事になるが、開幕の最初から怪しかった上に、前節にしても今節にしても、特にニアへのミドルを止められないのは・・・。
まあ西川のパフォーマンスも、年齢的な衰えと平行して目に見えて落ちているのも原因だが、ミドルシュートを撃たれ過ぎる緩い守備も問題だし、ここは開幕から全く改善されていない課題であり、尤も攻撃練習7割以上のヘグモンが、ここを改善する気があるのかは果たして怪しい部分だが、それでも守備時はシュートをニアに限定させて撃たせていると考えれば、現代サッカーでは一応マニュアル通りではあるんだけど。これ、どうなん?

マリウスも今季はパフォーマンスが激減レベルで落ちているし、酒井は年々守備がかなりいい加減になっているし、アンカー1人だと両側に穴が出来るし、そこに来て西川はあれだし、大畑は先発は射止めたが90分フルは保たないし・・・。
ようするに守備はショルツが居ないと引き締めが無くなり、一気にガタガタになるという単純な話か?佐藤が試合毎にチームに慣れてフィットして来ているのが唯一の救いだが、その佐藤は守備はシンプルかつセーフティで悪くないのだから、今回は松木を掴まえられなかったのが悔やまれる。

とにかく守備そのものに穴があるのだから、ショルツが離脱中の今は無い物ねだりは出来ないから、攻撃面で前節の後半や、今節の先制点から続いた前半のみの形、これをやり続けるしかない。
幸いにして開幕当初は最悪レベルだった選手間の距離感は試合毎に目に見えて良くなっているし、去年は1点すら遠かったものが、攻撃サッカーをやっているなりに点は獲れるようになったから、これを1点のみに留めないように成長させるしかないか。
そこで代わりに守備が犠牲になる、という話をすると堂々巡りになるから、今回はそこを指摘しないでおこう・・・あれ?指摘しちゃっているか?

あと試合前日に、西野氏のシティグループ引き抜きとか報道しちゃうスポーツ紙が悪い!という話にしておこうか、今回は。

ーーーーーー
J1リーグ第6節 F東京2-1浦和
得点/24分・サンタナ(浦)、50分・荒木(F東)、58分・松木(F東)
主審=池内明彦
観衆:49,005人
          
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ようこそ!!
試合終了/YBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦 鳥取2-5浦和 得点/12分・武田(浦)、15分・サンタナPK(浦)、35分・田中(鳥)、52分・敦樹(浦)、55分・中島(浦)、64分・松木(鳥)、90+3分・中島(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第10節 浦和-名古屋(埼玉スタジアム2002=4月28日15:00キックオフ)


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