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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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山田直輝にまたも骨折が判明し、今季中の復帰が難しくなったが、直輝にしても梅崎にしても誰にしても、とにかく今も昔も怪我人が多いのがレッズで、こういう場合は良く”野戦病院”という言葉が使われるが、病院ならしっかり回復させる事を第一に考えるけど、レッズの場合って、せっかく回復しても、すぐに怪我を再発させたり、またすぐ別の箇所を怪我して離脱する選手が少なくないように思える。
もちろん昔から今まで、確固たる統計を取っている訳ではないので確実的な事は言えないが、他クラブから比べても何となく、そんな感じがする。

怪我人が多くなるとサポーターの間では決まって、「レッズは何故フィジカルコーチを置かないのか?」という話になるのだが、そもそもフィジカルコーチ(以下フィジコ)とは、何をする人物なのだろうか?
平たく言えば、選手の体調管理や体力面強化・維持を専門的に扱う役割を担うコーチという事になるのだろう。
しかし中にはそのようなトレーニング的な事だけに留まらず、医師のように治療やリハビリケアまで面倒を見るフィジコも居るようだし、それとは別に精神面でのカウンセリング指導を行うフィジコも居るようだ。

こうして見ると、フィジコの役割というのは実に曖昧な部分が多く、どこからどこまでがフィジコの担当という明確なものが存在していない。唯一共通して言える事は、「フィジカルの強化と管理」という事だけだろう。

さてここで問題になって来るのは、レッズにフィジコを置いた場合に、怪我人が減るかどうかという部分である。
それに対してひとつのこんな意見がある。それは「怪我は運・不運もあるし、フィジコを置いても外的要因による怪我は防げない」というもの。
正論である。確かに選手が如何に注意を払っていようと、フィジコが選手の身体を強化管理しようと、選手がそれ以上の打撃を受ければ、運が悪ければ当然のように身体は壊れてしまう。故にこれに関しては、フィジコは関係ないというのが、その意見の理由である。

ただしフィジコの役割を考えた場合、本当に関係ないと言い切れるだろうか。
言うまでもなくフィジコの基本的な役割のひとつは、選手が怪我をしない為の基礎体力作りである。この中には、怪我をしない為の構えや動き、受け身の指導も含まれていると思われる。そういう専門的な指導を日々受けている選手と、そうでない選手では、長いスパンを考えた場合に、違いが出てくるのではないだろうか?もっと言えば、もともとフィジカルが弱い選手が居たとして、そういう選手をフィジコが指導強化するのとしないのでは、これも違いが出てくるのではないだろうか?
それを考えると、フィジコの必要性が出てくる、とも考えられる。

それでもフィジコを置くクラブと、そうでないクラブが存在するのは何故か。
ひとつは専門職を置かずに、監督やアシスタントのコーチがフィジカル面も含めたチーム指導を行うという方針。
もうひとつは・・・やはりフィジコの役割に対してその成果が、今ひとつ不明確な現状があるからだろう。だからこそ不明確なものに対して、お金はかけられないクラブもあるのだと思う。

レッズは果たしてどうなのか?毎年のように怪我人が多発するクラブでありながら、何故フィジコを置こうとしないのか?そしてこれはフィンケだけに限らず、レッズがフィジコを置いた歴史は、明らかに少ない。
一部でドイツ人監督はフィジコを置かないと言われているらしいが、ドイツ人監督でもフィジコを置いているクラブは沢山あるのだから、それは理由にはならない。

ちなみに過去、レッズに存在したフィジコで忘れてはならない人物~フラビオコーチが居るが、彼が行った仕事はフィジコの枠に留まらず、レッズの監督にチッタを斡旋したという、何故フィジコが強化担当の真似事を?というものまである。それで監督をチッタにしてしまったのだから、一体レッズというクラブは、本当に摩訶不思議なクラブである。
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無題
こんばんは
フィジカルコーチ、お金がなくて置けないというのはおかしな気がしますね。ならレディースを始めトップチーム強化に関係ない部分を削るべき話ですし。

フィジカルコーチを置いても怪我はなくらないのは事実ですから難しい部分もありますよね。
でも怪我をするのはいつも大抵同じ選手・・・コーチを置く置かないは別にしても彼らには外部にお願いするなどしてでも、なんらかの特別なプログラムをこなしてもらって受け身や力の入れ方などの予防面をしっかりしてもらいたいですね。
S.ジェラード URL 2010/09/09(Thu)18:04:50 編集
コメントありがとうございます
S.ジェラードさん
こんばんはです。
レッズの場合はお金の問題ではなく、監督の意向だと思いますよ。フィジコ一人を雇う人件費くらいはじゅうぶん出せると思うので。
ただ直輝や梅崎など怪我を繰り返す選手が居る現状を、どうにか改善して行かないと不味いですから、ここは専門的な人間に見てもらって、しっかりとした予防策を講じてほしいですね。
うえ URL 2010/09/09(Thu)18:22:14 編集
無題
Jリーグでは八割方のチームがフィジカルコーチを置いるようですが、
やはり浦和を含めて置いてない所が何チームかありますよね。

大分や岐阜なと金銭的に苦しい所が置かないのはわかりますが、
浦和が置かない理由がイマイチわかりません。

個人的には置いてほしいと思います。
フィジカルコーチ賛成派 2010/09/09(Thu)19:22:09 編集
無題
今晩は
欅通りのサポ 2010/09/09(Thu)21:54:12 編集
無題
今晩は。
今年のドイツ代表フィジカルトレーナー確か日本人だと友人から聞きました。本当かどうか判りませんが
その分野では日本の人材優秀だとか。
同じ選手が同じようなケガ繰り返している事実考えれば治癒の判断に問題があるのではと勘繰りたくなります。やはり専門のコーチ入れて予防策講じてほしです
 
欅通りのサポ 2010/09/09(Thu)22:14:17 編集
コメントありがとうございます
フィジカルコーチ賛成派さん
初めまして。
調べてみたらJ2では財政的に厳しい数クラブは、置いていないですね。J1では広島も置いていないようですが、毎年怪我人多発のレッズが何故置かないのか疑問ですね。自分も置いてほしい派です。

欅通りのサポさん
おはようございます。
ドイツ代表のフィジカルスタッフが日本人というのは事実です。ユーロ08辺りから咲花氏という方がスタッフ入りしていますね。
フィジカル的な分野で日本人の評価が高いのは嬉しいですね。それを考えると、レッズも優秀なフィジコを1人雇っても良い気がしますね。
うえ URL 2010/09/10(Fri)07:13:17 編集
無題
私はフィジカルコーチは置くべきだと思います。本来フィジカルが強いはずのポンテやエスクデロでさえここ近年怪我が多いですし、フィジカルコーチを置けばある程度違うのではないかと思います。

確かにいくらフィジカルが強い選手でも怪我してしまうような場面は存在しますが、フィジカルが強い選手の方がそういったときでも怪我が軽くなるのではないでしょうか。

怪我の多い梅崎がレッズに入団してからのことを振り返ってみると、入団した年は実力の割にはフルには使ってもらえず、シーズン終盤だかオフだかに怪我。その翌年、フィンケ就任一年目のシーズンの途中から復帰するもシーズン終盤に再び怪我で離脱。そして今シーズンはまだ水原三星ブルーウィングスとのプレシーズンマッチ(7月11日)にわずかな時間だけ出場した程度。右利きでありながら左サイドでのプレイを得意としていることを生かした起用が見られた記憶が無いのもおそらく怪我が多くてとても運動量の多い左サイドは任せられないからでしょう。

明日は相性の良いFC東京との1戦。相性のいい相手にまで負けることは絶対に許されません。しかし、前回のFC東京戦は勝ちはしたものの審判の誤審がなければ引き分け、それどころか負けていたかもしれないだけに、油断は出来ません。審判の誤審によって幻のゴールとなったあのシーンで決定的なチャンスを演出した平山相太には要注意です。3試合欠場したあとまだリーグ戦フル出場がないですが、脅威であることに変わりはありません。
アニメ統計学者 2010/09/11(Sat)08:46:46 編集
無題
フィジカルコーチ賛成派です。
明らかにいた時期より怪我人がレッズが強くなってから増加傾向にありますよね。
レディースやらレッズランドやらにお金をかける前にきちんとトップチームの強化に当ててもらいたいですね。
からくり士 2010/09/11(Sat)11:13:29 編集
無題
こんにちは
それは事実ですか?いやな予感はしていましたがまさかね。事実だとしたれ最近の低迷は頷けますね。僕はクラブがフィジコを置いていないなんて信じられません!今やプロの世界ではフィジコ以外にもメンタルトレーナも含めてトップアスリーであれば、管理してもらうのが常識ではないでしょうか。だって専門家以上の力量を爺やアシスタントコーチが持っていれば別ですが、爺ができると言ってもありえない話し。それは、最近のチームがよく実証していること。恐るべしど素人クラブ。フロントの問題ですよ
りょりょ 2010/09/11(Sat)12:42:45 編集
コメントありがとうございます
アニメ統計学者さん
こんにちはです。
ロビーは年齢が年齢なので仕方ない面もあるのですが、まだ若いのにセルは本当に怪我が多いですね。一時期はコーラの飲み過ぎだの太り過ぎだのが原因などと言われていましたが、ある程度身体を絞った状態でも怪我が無くならないのは、やはり慢性的なものもあるのでしょうか。この辺を専門的なコーチに見てもらってほしいし、他の怪我が多い選手にも同じ事が言えますね。
怪我人が多い中でいよいよリーグ戦が再開しますが、当然負けられない一戦です。相手も残留争いで必死に来るでしょうが、ここは相性の良い相手だけに、しっかり勝って下と勝ち点を広げておきたいです。

からくり士さん
こんにちはです。
怪我人の多さ、しかもそれが直輝を筆頭に、どうも若手に目立つのも気になりますね。クラブもこういう部分に目を背けず、ある程度お金がかかってでも対処してほしいですよね。トップチームあってのレッズだという認識をフロントがしっかり持ってほしいですね。

りょりょさん
こんにちはです。
まさしく事実で、野崎トレーナーや仁賀ドクターは居るものの、今のトップチームに専門のフィジカルコーチというものは存在していません。故に今のままでは、フィジカル的な管理の部分では限界があると思われます。
怪我が多いのも、まったく無関係ではないと自分も思います。それなのに置かない理由がイマイチわからないのがレッズですね。来年こそフィジカルコーチを招聘してもらいたいです。
うえ URL 2010/09/11(Sat)14:03:33 編集
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試合終了/YBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦 鳥取2-5浦和 得点/12分・武田(浦)、15分・サンタナPK(浦)、35分・田中(鳥)、52分・敦樹(浦)、55分・中島(浦)、64分・松木(鳥)、90+3分・中島(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第10節 浦和-名古屋(埼玉スタジアム2002=4月28日15:00キックオフ)


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