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2019年 AFCチャンピオンズリーグ・ラウンド16 第1戦
浦和レッズ1-2蔚山現代
~埼玉スタジアム2002

190619ホーム蔚山戦 190619ホーム蔚山戦2
一見序盤から、かなり試合の主導権を握っていたように見えたんだけど、先ず蔚山の守備が極めて組織的だったというか、パスコースは完全に封鎖され、またシュートコースも消しに寄せに来るのが速いこと速いこと。もしかしたらレッズが主導権を握っていたように見えて、実は単にボールを持たされていただけなのかもしれない。蔚山はカウンター狙いが見え見えだったし。

そんな中でも一瞬の隙を突いて、杉本が見事なヘッドから先制点を奪ったんだけどね。杉本らしいゴールだったというか、あの気合いの入ったガッツポーズからしても、オリヴェイラ体制では悔しい思いをしていた杉本が、何かに解放されたようなゴールだった。

ここまでは良かったんだけどね。ACLも決勝トーナメントともなれば、ミスはやはり命取りになってしまうもの。ボールロストしてしまったエヴェルトンも不味かったが、エリア内に放り込まれた時点で、レッズの守備陣も数は揃っていたのに、完全にボールウォッチャーになってしまっていた。防げない失点ではなかったと思う。

またシュートの意識が高まっていて、チャンスと見るやミドルレンジからでも積極的にシュートを放っていたが、最初に書いたように、蔚山の守備があまりに鉄壁で、何度もブロックに跳ね返されては、カウンターのピンチも招いていた。
ただシュートは撃たなければ入らない訳で、跳ね返されてのカウンターを恐れてサイドに逃げるよりは、シュートは撃って行った方が可能性は高まるのは事実。このシュート意識は減らしてほしくはないところ。

こちらのホームとはいえ1失点は最低限だと思っていたんだけど、痛かったのは更に失点を重ねてしまった事。またカウンターを防げなかったパターンだが、前掛かりになった時の対処が後手後手になると、必ず失点に繋がっている。特にマウリシオ大先生が居ない時は、スピードで遅れをとる。これはオリヴェイラ体制から変わっていない部分だ。

何れにしてもアウェーゴールを1点のみならず、2点も奪われてしまったのは痛恨だった。これを来週のアウェーでひっくり返さなければならなくなった。
ただ点が全く取れなかった今季のオリヴェイラ体制から比べたら、組長体制になり明らかに得点力はアップしたから、そこは悲観的ではない。
寧ろこれでやる事がハッキリした訳だから、そういう意味では無理にでもポジティヴに捉えようではないか。

そこで2年前に書いたあのフレーズを、今再びチームに送りたい。
「1点差なんか糞喰らえだ!もう失点なんか気にせず、ガンガン攻めてガンガン仕掛けてガンガンシュート撃ちまくれ!やっちまえ!!」と。
そう2年前なんて1点差どころか、2点差をひっくり返したのだから、それに比べたらまだ1点差なのである。余裕とは言わないが、2点差に比べたら楽である。
ただ問題は、2年前とはホームとアウェーの順番が逆って事だけど。つまり1点差だけど最低2点取らないと勝てないから、実質的には2点差なんだけどね。
しかもホームアドバンテージが如実に左右するACLに於いて、果たして来週これがどう左右するかは、今のところサッカーの神様が知るのみである。今回守備的だった蔚山が、ホームでは豹変して攻めて来るかもしれないし。勝負は下駄を履くまでわからんよ。

しかしアレだな、この蔚山というチームは、特にラフプレーやらカッカする訳でもなく、試合終了後にはレッズサポにも丁寧に挨拶するなど、試合中に殴りかかって来たり、試合終了後に選手を追いかけ回すどっかのオレンジ色のチームと違って、実に落ち着いていて礼儀正しいチームだな。まああのオレンジ色のチームが特に異常だったというのはあったが・・・。

ACL2019 ------ 
AFCチャンピオンズリーグ・ラウンド16第1戦 浦和1-2蔚山
得点/37分・杉本(浦)、42分・周敏圭(蔚)、80分・黄一琇(蔚)
主審=トゥルキ・アルフダイル
観衆:20,741人
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無題
サポートお疲れさまでしたうえさん。大槻組長初黒星で残念ですね。

ただうえさんが言われるように攻撃面では1点目の杉本へ回る展開は完璧でしたし、武藤が良い楔で攻撃にアクセントをつけていましたし、今後攻撃面が復調する予感を感じる試合でした。

正直蔚山の2点ともミスを見逃さないですし、レベルが高かったです。1点目のあのクロスの速さと精度はJでは見られないですし、2点目もあのミドルの距離をドリブルから普通に決めてくるのはACLベスト16に残っただけあるチームだと再認識しました。
ただ過度なリスペクトは不要ですし、今日も浦和が追加点を取れそうな展開が何度もありましたし、次節第2戦は蔚山のほうが戦い方が難しくなりますので、浦和はシンプルに2点を取る、細かく言えば前半で1点取って相手を焦らせることができれば勝機は見えてくると思います。

第2戦はマウリシオ先生も出れそうですし、長澤も戻ってきますので、1週間後の第2戦を総力戦で勝ち切って帰ってきてほしいです。
Mr.T URL 2019/06/20(Thu)00:02:39 編集
無題
こんばんは。
昨日はお疲れ様でした。
杉本のゴールで先制できたのに、あっさり同点にされて、後半はミスからボールを奪われて勝ち越されての逆転負け。
ホームで複数失点での負けは堪えますが、可能性がある限り、来週は韓国で2点差以上つけて勝つしかないですね。
次の試合は、どんな布陣で挑むのか監督の手腕に期待しましょう。
FREE TIME URL 2019/06/20(Thu)00:15:23 編集
無題
Jに在籍していた選手が多く、お互いリスペクトする気持ちがあり、結果ラフプレーが少なかった気がします。逆に言えば、浦和選手の基本的な特徴、戦術は読まれていたように思います。
名無しさん 2019/06/20(Thu)06:56:23 編集
無題
おはようございます 昨日は現地サポートお疲れさまでした
やはりこのクラスのチーム相手にミスすれば簡単には見逃してくれませんね。確かにボール持たされてる感ありましたし強かったですが手も足も出ない程じゃありませんでした。武藤の何度かあったチャンス決めてればってのもあるし、杉本への放り込みも可能性ありだと思うので。まぁ厳しい事には変わりありませんが試合後相手チームはもう勝ち上がったような雰囲気でしたね。なんかその辺り付け込めないかな…などと思いながら後半90分に期待です!

欅通りのサポ 2019/06/20(Thu)07:34:39 編集
蔚山、したたか…
こんにちは。

うえさんおっしゃる通り、持たされてましたね。蔚山はあんなチームじゃなく、ボールを持ってガンガン来るイメージでした。私的には防戦一方になるかな…なんて思っていたので、まるで逆の展開でした。ファウルも少なく、ゴール前をしっかり固めて無駄な動きをせずにスタミナ温存、後半のドリブル突破の速さは凄かったですね。あそこまで割り切った戦い方が出来るチーム、Jリーグには無いですね。そしてチャンスをしっかり決める、アウェーでの戦い方のお手本のようなチームでしたね。
その中でも杉本の先制弾は見事でしたね。競り勝った感じのヘッドでしたが、高さを生かした良いヘッドでした。前半、あのまま折り返せれば違った結果になっていたかも知れませんが、昨日はボランチの2人のミスが目立ちましたね。青木は杉本のアシストをしましたが、後半はミスが目立ちました。前半の失点もエヴェルトンのミスから始まってしまいました。まぁ、それに比べると蔚山はミスが無かったですね。

昨日の結果、最低でも90分で2点取らなければベスト8進出が無くなりますね。蔚山にしてみれば1点取ってしまえばかなり楽になります。ガンガン来ると思いますね。ただ、ガンガン来てくれれば昨日のようなガチガチの守備では無くなるんじゃないかと思います。付け入る隙はあると思います。一昨年を思い出して、本当に糞食らえという感じでぶつかって欲しい、たとえ玉砕したとしても勝ちを意識して精一杯戦ってきて欲しいです!

昨日は照明の光がモヤって見えるようなジメ~っとした感じでしたね。汗が乾かないような嫌な時期になりますが、ベスト8進出を決めて帰って来る事を信じて後押ししましょう!お疲れ様でした。
東浦和レッズ 2019/06/20(Thu)16:29:46 編集
無題
こんにちは。サポートお疲れさまです。試合見てないのでうえさんのブログで試合の模様を知りました(帰宅して爆睡して目が覚めたら22時を回っていて、結果を見たらがっくり…)。杉本のゴールは嬉しいですが、ホームで2失点というのはDFの力不足もあるのでしょうか。ボールへの動き出しが遅いのか、足が遅いのか、ボールの読みができないのか、技術が足りないのか、理由は何なんでしょうね。何とかDFのレベル、上げてほしいです。強靭なDF力と情熱を持った闘莉王やネネの頃が懐かしいです。短かかったけど、アルパイも好きでした。でもまぁ、うちには現在、マウリシオがいるし、まだ期待はしてます。状況は厳しいですが、ピンチをチャンスにして、2点差と言わず3点差くらいつけて勝ってくれたらいいですね。
涙目のサポーター 2019/06/20(Thu)17:44:24 編集
コメントありがとうございます
Mr.Tさん
こんばんはです。
昨日はお疲れ様でした。敗けはしましたが、それなりに気持ちは見えた試合にはなったと思います。組長体制になり再び使われ始めた杉本ですが、スタメンの期待に応えて得意なヘッドから先制点を取って結果を出してくれたのは良かったです。おっしゃる通り武藤も、かなり良い感じで攻撃のアクセントになっていましたね。
先制点を奪って、引き続き良い感じで試合を進めていた中で、まさかあそこでボールの扱いが上手いエヴェルトンが凡ミスをするとはショッキングでしたが、Jリーグでは何でもないようなミスでも、やはりアジアの強豪相手となると、そう簡単には見逃してはくれませんね。これがACL決勝トーナメントの怖さだと思います。
アウェーで戦う第2戦は、レッズはやる事がハッキリしている分、気持ちは吹っ切れて、ある意味で戦いやすくなるとは思います。今回見た限りでは決して勝てない相手ではないですし、おっしゃる通り先ずは早い段階で先制点を奪えれば精神的に有利に働くと思いますから、先ずはとにかく先制点が鍵ですね。

FREE TIMEさん
こんばんはです。
昨日はお疲れ様でした。杉本の見事なヘッドから先制した時はこのまま行けると思ったのですが、その勢いを一瞬で削ぐような凡ミスからの失点で、序盤からレッズに傾いていた流れが止まってしまいましたね。後半の失点も勿体なかったです。
アウェーゴールを2点も奪われてしまった以上は現実は厳しくなりましたが、過去のレッズの性質からしたら決して引っくり返せない数字ではないので、その可能性を信じて勝ちに行くだけですね。
うえ URL 2019/06/20(Thu)20:14:47 編集
コメントありがとうございます
名無しさん
初めまして。
蔚山の戦い方を見るに、かなりレッズをマネジメントして来ていたのは確かでしょうね。かなり動きを読まれていた気がします。
そしておっしゃる通り、蔚山には日本の気質を知る元Jリーガーも少なくなかったですから、その辺は蔚山の紳士的な態度に影響していたかもしれませんね。

欅通りのサポさん
こんばんはです。
昨日はお疲れ様でした。蔚山、かなり組織的で強かったですね。しかもこちらのミスを見逃さず、素早くボールを繋がれて完璧に決められてしまいました。基盤がかなりしっかりしているチームだと感じました。
ただおっしゃる通り、レッズも全く手も足も出ないような状態ではなかったですし、ゴールこそ杉本の1点ですが、決定力があったら後1、2点は取れていた内容でもあったと思います。
杉本の高さ、ヘッドは大きな武器になると思うので、パスの精度を上げて杉本をターゲットにするやり方は可能性ありですね。第2戦はやる事はハッキリしている訳ですし、2年前の逆転劇の再来に期待したいですね。
うえ URL 2019/06/20(Thu)20:15:14 編集
コメントありがとうございます
東浦和レッズさん
こんばんはです。
昨日はお疲れ様でした。前日まで局地的に雨やら雷雨やら最悪雹なんて予報もありどうなるかと思われた天候でしたが、幸いにして雨雲の進路が外れてくれて降らないで良かったですね。
さて試合ですが、先ず蔚山の戦い方が実に強かでしたね。蔚山はおっしゃる通り、アウェーの戦い方そのものでした。超組織的にしっかり守っての完全なカウンター狙いを徹底していましたね。この場合は相手のミスを狙うというのは鉄則ですから、レッズはそれに見事にしてやられてしまった感もありますね。
ミスに関しては、もちろんミスそのものが良くない訳ですが、それがエヴェルトンや青木など、ボランチに生まれてしまったのは、サッカーとして実に良くなかったと思います。ボランチは中盤で攻守の切り替えを任されている大切なポジションですが、だからこそ絶対にボールを失ってはいけないポジションであり、そこでボールロストしたりパスミスをしたりすれば、一気にピンチを招いてしまいますね。舵取り役故に絶対に間違えが許されない仕事だけに、ここは大きな反省材料にしてもらいたいですよね。それに比べてご指摘の通り、蔚山は実にミスが少ないチームでしたね。ここは敵ながら見習いたい部分ですね。
これで点差は僅差なれどアウェーゴールを考慮すると、やや厳しい状況になってしまったのは事実ですね。これで次に蔚山の出方も重要ですが、点差を守る為に今回みたいに引いて来るか、はたまた相手のホームだけに前に出て来るか、果たしてどう来るかが気になります。
ただ何れにしても、レッズは最低でも2点は奪わなければジ・エンドになってしまいますから、もうあれこれ考える前に割りきって点を取りに行くだけですね。状況的には間違いなく早い時間帯の先制点が鍵になるでしょうから、これが成功すればレッズの方に風が吹く筈です。これで焦った相手に追い討ちをかけたいですね。
ホームとアウェーの順番は逆なれど、状況は2年前と同じだけに、これでチームとしては闘志を燃やして行けると思います。気合いと気持ちでぶつかって行ってほしいですね。

涙目のサポーターさん
こんばんはです。
相手がそれなりに強かったというのは事実ですが、今回の失点はミスからのカウンターという、こちらが気を付けていれば防げた失点だっただけに、そこは悔やまれる部分でした。
このような失点を防ぐには、先ずは守備から入って慎重に行かなければいけない反面、今回みたいにポゼッション率が高くなり前掛かりになっていると、勢いからボールが落ち着かなくなり、ミスも失点も増えてしまいますね。ここは今回の蔚山のような戦い方が見本にもなりますが、それだと今のレッズでは得点力不足に陥るので、チームは今この狭間で組長が立て直している最中だと思います。
サッカーは攻中守に個人能力が流動して一体になるスポーツなだけに、このバランスを構築して組織的なチームに仕上げてもらいたいですね。
うえ URL 2019/06/20(Thu)20:15:39 編集
無題
勝つぞ。
与野 2019/06/20(Thu)20:34:39 編集
コメントありがとうございます
与野さん
こんばんはです。
勝ってベスト8に進みましょう!
うえ URL 2019/06/20(Thu)21:28:52 編集
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第28節・後半分 浦和0-1川崎 得点/55分・小林(川)(前後半合計 浦和1-1川崎 前半得点/23分・凌磨(浦)) ・・・次の試合/J1リーグ第37節 福岡-浦和(ベスト電器スタジアム=11月30日14:00キックオフ)


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