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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2022年  AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節
浦和レッズ5―0山東泰山
〜ブリーラムスタジアム

うん、これで良いのだ。相手がユースだかジュースだか知らんが、例え相手が控え組やらユース中心とはいえ、同じ土俵で戦っている以上、そんな相手にも遠慮せずに、容赦なくお構い無しに、こちらはこちらで、全力で相手に力の差を見せ付けて勝てば良いだけの話である。それこそ下手に手を抜いてしまえば、それはそれで相手に失礼に当たるからね。
それこそ某スクールウォーズの相模一高ではないが、109対0でボロ勝ちしておきながら、「お前らは明らかに後半は手を抜いた。相手に失礼だろ!」とか言われて、倉石功にビンタを喰らってはたまらない。そういやよく見たら、リカルドの顔って少し倉石功に似ている気もするが(何の話をしているんだ?)

その相手、川浜高校、・・・じゃなくて、山東泰山が控え組とユース選手で来ている事に付いては、去年の広州集団問題による広州FCを筆頭に、中国の多くのクラブの経営難と、加えてコロナ制限のダブルパンチと、これで半ば崩壊しかけている本国の中国スーパーリーグの影響があるようだが、経営面に付いては山東泰山は比較的マシな方と言われているから、仮にコロナの影響が無い状態で本気モードで参加されていたら、果たしてどうなっていただろう?というのはある。
ただまあ、このような特別な事情も無いのに、あからさまにACLを捨てるような形で控え組中心で臨んでいたような過去の某日本の紫がカラーのクラブの例を考えたら、経営難やコロナ縛りがあっても、何とかしてでも選手を送り込んで来るクラブに対しての同情と拍手は禁じ得ないかな。事情や気概が全く違うからね。
それを考えると、AFCが決めた超過密日程のセントラル方式に対する不公平感や不満は否めないものの、それでもしっかりトップチームを開催地に送り込めるレッズのようなクラブは、何と幸せな事かとも感じてしまう。
ちなみに今頃、山東泰山の控え室では、出場したユースの選手達が、山下真司から「お前ら悔しくないのかッ!?」とか言われてぶん殴られていないか心配である。

まあそういう相手の事情もあるから、試合内容に付いての細かい部分は戦評するまでもないのだが、 今回のターンオーバーによるメンバー構成の収穫に付いては、宮本と安居の大卒ルーキー組のフル起用や、酒井と大畑の温存、また2試合連続となる彩艶の起用とあるが、個人的に思うに、犬飼の離脱により層が薄くなっているセンターバックのポジションで、先ずは知念をフル出場させて経験を積ませる事が出来たのと、ショルツをハーフタイムで下げて半分休ませる事が出来たのが良かったかと。
そんな中で、前回フル出場のユンカーを途中で出す必要があったのか?とも思ったが、後半頭から投入したシャルクが移籍後初ゴールを決めるに当たり、本来エースであるユンカー自身はシャルクのゴールに絶対にライバル心を燃やしたであろうから、まあそれを燃焼させるには良い使い方だったのかもしれない。個人的には残り10分とか限定で投入して次節に備えてほしかったけれど。

さて、意外なのは、グループ内で唯一のライバルとなっている筈の大邱が、同2節でライオン・シティに3失点完封負けをしている事だが、どうやら大邱は退場者を出したようだが、一瞬それで納得かと思ったが、しかしよくよく調べたら退場者を出したのは試合終了間際のようで、だとすると格下相手に圧倒的な支配率と倍以上のシュートを放っての3失点完封負けは意外も意外である。
確かにACLは何が起こるかわからないと言ってしまえばそれまでだが、この大邱の敗戦は、レッズにとって嬉しい誤算であり、実質戦わずして勝ち点3を手に入れたようなもの。これでグループリーグ突破に向けて、大きなアドバンテージになった筈。
ただこれで大邱は次節のうちとの試合に向けて負けられなくなった訳で、こうなると相手の方が気を引き締め直して来るだろうから、レッズはそういう相手に呑まれないようにしないといけない。それこそ相手は韓国勢だから、変な試合展開になると、お得意のヤケクソ暴力ファールとかして来るのが眼に見えるし、大邱の今回の退場劇も、試合展開と退場の時間帯からして、何だかそんな感じもするし。
それこそ今回のACLの本当の戦いは次節から始まると言った気概で、こちらは相手以上に気を引き締め直して行かないと・・・。

ACL2022 ーーーーーー
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節 浦和5-0山東泰山
得点/26分・明本(浦)、31分・ショルツPK(浦)、53分・シャルク(浦)、76分・シャルク(浦)、90+3分・安居(浦)
主審=ニボン・ガミニ
観衆:321人
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2022年  AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節
ライオン・シティ・セーラーズ1―4浦和レッズ
〜ブリーラムスタジアム

前半だけでほぼ試合が決まってしまったが、実力通りの素直な内容と結果と言って、先ずは良いのだろうか。
その相手のライオン・シティだが、シンガポールリーグ王者と言われてもシンガポールリーグの実力が何れ程のものかわからんし、新潟の2.5軍が参加しているリーグだから、だいたいの位置付けは予想済みではあったが、東南アジアで戦うとなると、過去にはインドネシアでやったペルシク・ケディリ戦のようなまさかの乱試合の例もあるし、 ライオン・シティ自体も金度勲が監督やっている事と元ベルギー代表が居る以外は全くわからんチームだし、唯一の懸念材料は、湿度を伴った暑さに慣れている相手の方が環境では完全に有利という点で、その気候と環境では東アジア勢やオセアニア勢には完全不利だろうが、まあでも東南アジア勢との実力差を考えたら、それもハンディを与えてあげたと考えておけば、丸く収まると言ったところか。

相手云々よりも、レッズにとって3年振りのACLの舞台に於いて、先ずは自身が試される初戦になった事と、これまで当たり前のように行っていたホーム&アウェー方式から、コロナ禍によるセントラル方式の大会を初めて経験する貴重な大会になったのは、ある意味で有意義だったかもしれない。
中2日で6戦というメチャクチャなレギュレーションのせいもあるが、リザーブ人数が10人というのも欧州リーグを見ているみたいで斬新に感じたし、そういう場で何が起こるかわからない大会に於いて、先ずは相手との実力差をしっかり見せ付けての大勝発進なので、幸先の良いスタートになったと思う。

その「何が起こるかわからない」大会で、相手どうこうよりも先ずは無難に行こうとするのが普通の考えだが、そこでキーパーを西川ではなくて、このタイミングで今季公式戦初出場となる彩艶を起用してしまうリカルドの考え。思い切りが良い使い方ではあった。
まあ彩艶と離脱中の犬飼以外はベストなメンバーだったから、無難は無難なメンバーで臨んだとも言えるが、そんな中でもタイの糞暑い環境と中2日6戦の超絶過密日程の大会で、試合の体勢が決まっていた中で国内リーグ戦でも途中で下げない江坂を含めて65分早々に3枚代えをしながら、初戦からいきなりユンカーをフル出場させてしまうリカルドの考え。国内リーグ戦すらフルには出場させないユンカーを、この状況でフル出場させてしまったのが疑問で、それこそよくわからんリカルドの部分ではあったが、まあ次節以降はターンオーバーを繰り返して行く筈だから、それで次はユンカーを完全に休ませる気での今回のフル出場だったのかな。
ともあれ暑さに弱い北欧軍団のユンカーが、タイの地で90分間フルで耐える事が出来たのは安心材料か。ユンカーはレッズ移籍以来、デビュー戦となっまルヴァンを皮切りに、国内リーグ戦も天皇杯も、そして今回のACLと、何れの大会初戦で必ずゴールを決めているのが面白いというか何事にも初に強い性質があるのか?と思ってしまうが、これで今回フルに使ってしまったユンカーを次の試合はどうすんの?って心配はあるけれど。初戦の疑問点は、それ位かな。

こんな大会だし、本当に「何が起こるかわからない」大会だし、その通りに同じグループリーグ内の次に対戦する山東泰山は大邱に大敗しているし、国内では無敵の川崎とて蔚山にギリギリドロー発進だったみたいだし、それを考えると、やはりACLは、国内リーグ戦とは全く質の違う大会であると、久々に戻って来たアジアの舞台で、改めてそう思わされるのであった。
そんな大会で、アジアの変態っぷりを今回も発揮できるかどうかだが、初戦の好発進と前半の爆発っぷりに比べて後半のグダグダっぷりとか、しっかりオウンゴールまでしていたりと、何となくやはりレッズらしい部分も出ていたりと、こういうのもやはりACLの面白い部分ではあった。

何はともあれ、3年振りに戻って来たACLの舞台。この大会で2度の優勝と1度の準優勝を誇るレッズだけに、その誇りだけは決して失わず、どんなレギュレーションでも今回もしっかりアジアに存在感を見せ付けてほしい。

ACL2022 ーーーーーー
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節 ライオン・シティ1-4浦和
得点/8分・ユンカー(浦)、15分・江坂(浦)、42分・モーベルグ(浦)、43分・オウンゴール(ラ)、47分・松尾(浦)
主審=サルマン・ファラヒ
観衆:394人
2022年  J1リーグ第8節
FC東京0―0浦和レッズ
〜味の素スタジアム

220410アウェーF東京戦 ボールは支配しているし、押し込んでいるし、相手にも本当の意味での決定的な仕事はさせていなかったし、そりゃこの試合だけを見れば、凄く良いとは言わないまでも、悪い内容とも言い切れない内容ではあったんだけど、だけどね、今季はそんな事を何度も感じながら、ついにズルズルとここまで来てしまったではないか。

先ず、どうしてここまで点が獲れなくなってしまったのか?まあ去年もそう疑問に思う程には点が獲れるサッカーではなかったのも事実だが、それにしても去年より更にボールを保持している感がある割に、去年のサッカーより決定的な場面が少ないような?
中盤の底でボールを持った時の選手のパスの出し処が前ではなく、常にCBに戻して組み立て直しているが、先ずここで姿勢が落ち着いて速攻の機会が削がれてしまう。押して引いて相手の隙を伺いながら、選手を緻密にスライドさせつつフリーの選手を作る動きも、やってはいるが、去年に比べて少なく、ボールを保っているだけのような場面が目立つ。
このように逆に無理にでもボールを保持し過ぎて、相手に守備の時間を与え過ぎているようにも思えるが、でもよく言われるように、リカルドからしたらもっとボールを保持したいのだとしたら、去年より更に狙い通りのサッカーをしている事になるし。この辺が本当によくわからん。
ただ運動量は落ちている気がする。厳密にデータを見れば違うのかもしれないが、あくまで表面上からすると、である。このサッカーのひとつの肝である組織的なハイプレスを含めた、激しい運動量から相手に自由を与えず、動きで圧倒していられる時は、実に良いリズムでサッカーが出来ていた。
去年自分はこのサッカーを、常に動きを止めてはいけないと思うところから「マグロ」と称したが、まさに選手がマグロのような動きをしていれば、基本的には強いサッカーが出来ていた筈である(マグロはマグロでも、逆に真逆の意味のマグロなんちゃらになっていなければ、の話であるが)。
去年はそういう内容の試合が数多くあったが、しかし今年は振り替えれば、それをマトモに出来ていた試合は、それこそリーグ戦ではなくて、スーパーカップ川崎戦であった。
それがまさか今季のピークになってしまっては困るのだが、リーグ戦となると運動量が尻窄みになるというか、何となくで去年の激しさ、アグレッシヴさが今季は見られない。
やっているサッカーの戦略も戦術も、去年からの主力組に関しては上積みだし、入れ換えた選手も多くがしっかり運動量で動ける選手を補強した筈なんだけどね・・・?

強いて言えば、例えば岩尾のように、妙に落ち着き過ぎていて中盤の底が停滞してしまったりと、何か少しでも違ってしまうと、内容にズレが生じてしまうとか?その岩尾で言えば、今回もそうであったように、球は的確に散らしていても、相手の嫌がるようなパスは出て来ない。今回は以前の試合から比べたら幾らか縦パスや裏パスの意識が高く、チャレンジするような前線へのパスも出ていたが、それでも嫌らしいパスならば、去年の平野の方が圧倒的に供給できていた。

ユンカーは逆に動き過ぎていて最前線を空けてしまうプレーが目立つし、その穴を埋めるべき江坂も今季はどうもワンプレーが遅い。
皆、ひとつだけ、ボタンを掛け違えたような動きが目立つ。チグハグさが抜けない。唯一、今回の試合にシャルクが間に合ったのが救いか?

しかし、そんな事を思い、続けながら、ついにACLを迎える事になってしまった。
10試合で勝ち点10・・・?こんな筈ではなかったのだが、しかし蓋を開けてみたら、本当に勝ち点が10に留まっている。5割どころか3割がやっとの状態である。
3年計画の3年目、リーグ優勝が目標と息巻いていた開幕前の期待感と勢いは、一体何処へ行ってしまったのか?これでは、今や何とかは遠くになりにけり状態になってしまった。

こんな状態でACLを迎える事になった。そう、「こんな状態」で、である。絶望的な話をしている訳ではないが、しかし現実は現実として、「こんな状態」を素直に受け入れるしかないのはわかっているが。
そうはいっても、試合後に挨拶に来た酒井の姿を見てしまうと、「こんな状態」を忘れて気持ちを切り替えて、アジアの舞台では大暴れして来てもらいたいと思うし、実際国内リーグ戦が「こんな状態」では、実際にACLに活路を見出だすしかないのである。国内は不調だが、何故かアジアの舞台では強かった、数年前のアジアの変態っぷりを再現してもらうしかないな。

さあ気持ちをACLに切り替えよう。
今日の暑さは、暑さに弱い北欧トリオには、タイの更なる暑さに備えた予行演習になってくれていたら幸いである。
ただ、タイから帰って来た時に、果たしてリーグ戦のレッズの順位がどうなってしまっているのかが、実に不安ではあるが・・・。

ーーーーーー
J1リーグ第8節 F東京0-0浦和
主審=御厨貴文
観衆:22,429人
2022年  J1リーグ第7節
浦和レッズ1―1清水エスパルス
〜埼玉スタジアム2002

220406ホーム清水戦 おいおいおいおいおい、今季の埼スタは、退場の神様でも取り憑いているのか?そうでも思わなかったら、去年はイエロー自体が少なかったクリーンなチームが、今季ここまで早くも3試合も退場者を出すゲームをやらかすか???
・・・まあ、実際やらかしているから事実と捉えるしかないんだけどさ。

でも何が悔やまれるって、そりゃ相手の方に圧倒的にゲームを支配されたりサンドバッグ状態になって、我慢できなくなってこちらが退場者を出すようなパターンならば半分納得も行かざるを得ないんだけど、今季こちらに退場者を出した3試合、つまり神戸戦、ガンバ戦、そして今日の清水戦と、相手よりも圧倒的な好内容でゲームを支配しておきながら途中で退場者を出し、半ば自滅するように失わなくても良い勝ち点を失っているパターンばかりでないか。これだけで本来ならば勝ち点を9も獲れていた筈なのに。

どうしてこんな荒いチームになってしまったんだ?という疑問はあるが、ひとつは今季のファールに対するジャッジ基準が厳しくなったという事かな。軽いファールは流す一方で、危険なファールは容赦なくイエローを出すようになったから、これが影響して他チームや他試合でも結構なカードが出ているみたいだし。

だったならば尚更の事、チームとしてこの辺を警戒し注意するようにしなければならない訳で、それでも早くも3試合も退場者を出しているとなると、果たしてチームとしてキチンとこの辺をミーティングしているのか?と疑問に思ってしまう。

だからといって伊藤敦のファールは確かに危険なものであったのは否定はしないが、せめて2枚目のはちょっと厳し過ぎでは?と思ってしまう。
まあ贔屓目に見てしまうからそうなるのを承知で言うが、しかし清水が半分ミスしたような形でこちらが得たビッグチャンスの攻撃時での衝突のようなものだし、清水の守備も少し無理があったような気もするのだが。流れからして、あそこだけは注意で済ませてほしかった。
じゃなかったら権田がユンカーを倒したシーンだって、PK判定になったのだから得点機会阻止で、1発レッドは厳しいにしても、せめてイエローは出さなければイカンのでは?

と、ヤバい、余りにも納得が行かな過ぎて、冒頭から退場劇の話一色になってしまった。
かといってこういう内容だと、もはやどう評価して良いやらわからなくなって来るし、紙一重でパスが通っていればPK1点留まりにならず複数得点も可能だった前半の内容。清水がややドン引き気味だったとはいえ、その網を8割方は撃ち破れていた、繰り返すが本当に紙一重な前半。
しかしこのパターンが今季は実に多い訳で、決める時に決めろと言っても、決められないのだから言い訳にもならない。そして何回同じ事を繰り返しているんだ?と思われても仕方がない。

が、伊藤敦が退場して数的不利になった直後、モーベルグのクロスから松尾が相手キーパー正面での決定的ヘッドがバー上や、磐田戦デビュー3分後を彷彿とさせるモーベルグの個人突破からの強烈なシュートが枠外、更に終盤には明本の惜しいのもあったし、皮肉にも数的不利になった方が決定的なシーンを連発していたのは、どういう事だ?これが出来るならば、数的不利になる遥か前にやっとけよ、という話だ。

しかしいくら数的不利とはいえ、守りに入ってしまうと必ず1失点する。わかりやすく1点のリードを守る為にとにかく守備を固めるのは決して悪くはないのだが、これをやると必ずサンドバッグ状態になるから、放り込みやクロスに弱い性質があるレッズの守備ラインだと、大量失点は免れるにしても、1失点は喰らう羽目になるんだよな。
ならば攻撃は最大の防御として、数的不利だろうと変に守りに入らない選択肢は、今のレッズにはあるだろうか?

何れにしても、こうも退場者を出すような試合を繰り返していては、勝てる試合も勝てなくなってしまう。そして実際にそうなってしまっている。本当に悪い意味で同じ事を繰り返している。
しかもそれが、不思議な事に3試合ともホームで発生しているのだから恐ろしい。冒頭でも書いた通り、本当に退場の神様が、いや神様も色々あって、こういう場合は死神だろうが、そんな厄介なものが本当に取り憑いているのではなかろうか?と思ってしまう。それとは無関係だろうが、そういや昔、心霊番組で北ゴール裏の心霊写真が紹介されて話題になった事があったな。ただあれはコラだったという話もあるけど。
それはともかく、誰か霊感があるサポーターの人、これ本気で霊視や検証をしてくれないだろうか・・・?

220406埼スタの桜 しっかし、埼スタの桜は今年も無事に満開を迎えたが、肝心のチームの方は、本来は満開を迎えている予定が、それどころか未だ蕾すら出ていないではないか。どうしてこうなった?

そうこうしている内に、ついにACL開幕が迫って来て、残すところ次の8節がACL前の最後の試合になってしまっているではないか。チームはこのまんまの不味い成績で、リーグ戦に不安を抱えたまま日本を離れるような状況になっても良いのか?
良い訳がなかろうに。だから次の日曜日、もうどんな無様な内容でも構わないから、死に物狂いで勝ち点3を奪い取れ!その景気を元にタイに乗り込むのだ。アジアの変態の意地を、アジアに出る前に国内で発揮せよ!

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J1リーグ第7節 浦和1-1清水
得点/33分・江坂PK(浦)、69分・ヴァウド(清)
主審=池内明彦
観衆:18,757人
2022年  J1リーグ第6節
北海道コンサドーレ札幌1―1浦和レッズ
〜札幌ドーム

220402アウェー札幌戦 220402アウェー札幌戦2
試合内容や結果の話より、先ず始めに言っておきたい事がある。それは、相手が傷んで故意に外に出されたボールは、素直に相手に返しましょう。
とはいえ、状況的に札幌は荒野が1発レッド退場済で数的不利だし、その上で7分間のロスタイム突入中だし、そんな状況だから富士見市出身菅野がボールを出したのも、恐らくは半分は遅延行為が入っていたのは明らかだし、菅野は札幌が数的不利になってから散々のように遅延行為をしていたから、ロスタイムのもレッズ側からしたら、これも遅延行為に見えてしまい許せなかったのだろう。
気持ちはわかるし、自分も同じ気持ちで超絶イライラしたのが正直なところだが、仮にあのまま相手にボールを返さずにレッズが勝ち越しゴールを決めていたら、他のチームのサポーターはここぞとばかりに騒ぎ出すだろうし、明日のスポーツ新聞で「レッズ数的有利の状況で、ボールを返さずに勝ち越し」とか嫌味ったらしく糾弾されていただろう。
だから西川の指示通り、ボールを返しておいて結果的には良かったのだ。これによりレッズ側は、あくまで一線は越えていない。故に文句を言われる筋合いは無くなった。
しかしその西川たちの真横で、ミシャがスタッフに制止されながらも、狂ったようにブチ切れて大暴れしていたのが妙に笑えたけれど。
でもミシャのあの大暴れっぷりも、真面目な話、最低限カード提示、考え方によっては退場級ではあるんだよな。レッズが最初にボールを返さなかったから主審の温情がミシャに向いただけで、普通は監督たる者があそこまでキレてはいけない。まあそこでキレるのがミシャらしいのはレッズ時代から良く知っているけどさ。ってかミシャは足が不自由なのに、よくあそこまで暴れられるよな・・・。

そもそも遅延行為を疑われて荒れるのも、元はと言えば井上主審がしっかり試合をコントロールしないからである。
前半序盤から札幌はラフなファールを大連発していた。ひとつひとつのファールは仮にイエロー級ではなかったにしても、札幌のファールの量からして早くも荒れ気味になっていた前半からして、沈静化させる意味でも前半から1枚は出しておくべきだった。しかしスルーや注意だけで終わらせる井上主審を舐めた札幌側は、更なるファールや遅延行為をやり始めた。恐らく前半にイエローを1枚くらい出しておいたら、荒野の退場も菅野の遅延行為も無かったかもしれないし、荒野がファールを犯さなかったら、レッズは2点目を奪えていた・・・と、思いたい。

という結果論絡みの話をしても、結果的には前半はモーベルグのPKの1点のみ。ユンカーの超決定的だったのは半分は菅野を誉めるしかないが、大混戦からのビッグチャンスも決めきれなかったし、ゲームを手中に収めている内に追加点が奪えなかったのは、やがて相手に風が流れてしまう典型的なパターンだったな。
ちょっと選手の動きがチグハグだったのも、今回は距離感がやたら悪かったからだと思う。コンパクトにしたい場面では距離感が近過ぎて球の受け渡しで足に着かず、ロングボール時には間延びし過ぎて簡単に相手にカットされるから裏抜けが不能になった。

あと個人的には、ユンカーとモーベルグを同時に下げたのが早かったかな、とも思った。ユンカーはまだまだフルにはコンディションが戻っていないし、モーベルグも運動量が落ちていたから仕方がなかったのはわかるんだけど。札幌ドーム自体の暖房も効き過ぎて暑いんだよね。これは札幌ドームに行くといつも感じる。だから北欧陣には余計にスタミナが奪われた筈。
で、わかりやすくやや引き気味にして虎の子の1点を守りつつ、あわよくば代わりに投入した松崎と松尾のドリブル個人技でカウンターチャンスを狙う意図があったと思うが、逆に前線に外国人パワーを一気に失った事で、札幌に反撃の余裕をも与えてしまった。

ただ札幌の得点シーン、微妙にオフサイドっぽかったけど、まあVARでオンサイド判定だから仕方ないか。レッズも先制点と荒野1発退場による数的優位は、VAR判定で得たものだし。

問題は数的優位になったのに、どうもチームとしてガムシャラに勝ち越し点を奪いに行こうという姿勢が消極的というか、まあ数的優位になった時間もそう多くはなかったとはいえ、それでもショルツみたいに、他の選手にも、もっと前にグイグイ行く姿勢が、ね。
移籍後ついに初出場の松尾は、まあグイグイ行くしドリブルからの絶妙の交わしなど見せ場も作ったには作ったが、ちょっと外側でプレーし過ぎて孤立していたかも。得点力がある松尾は、もう少し中側で暴れさせた方が正解では?
そんでもって終了間際には守備ラインで無駄なパス交換していて、数的優位の中で本気で勝ち越し点を奪いたいのか疑問を感じてしまった。
ただ放り込んでも、あの状況で前線にターゲットマンが居ないんだよね。その証拠に放り込んでいた場面では、尽くボールは競り合いで弾き返されていたし。尤も数的不利でガチガチに守る相手こそ、それを破るのは難しいのも事実ではある。それこそ槙・・・のような選手が居ないと。

ただ開幕から永遠にドロー劇を続けている札幌を見ていると、確かにそんなサッカーをしているのが納得してしまうようなチームだったし、だからこそレッズもそこに呑まれた感があった。

220402アウェー札幌戦3 まあお互い、それ相応のサッカーをしていたという事だが、レッズは、ちょっとリカルド体制1年目にあった目に見えた成長具合が、今はストップしてしまっているように思える。やはり選手を入れ換え過ぎたか?というのもあるが、それでもリカルドのサッカーに合う選手を揃えた筈なんだけどね。日程的な相性の悪さもあるのかなぁ?でもACL開幕も近付き、ここまでリーグ戦で予想外で勝ち点を伸ばせていないとなると、もうあんまり悠長な事も言っていられなくなってきたけど・・・。

上川駅にて さて今回の北海道遠征、実は試合日前に網走まで脚を伸ばしたのだが、やはりフリーパスで行く北海道遠征は毎回の如くトラブル続きで、絶対に乗らなければいけない在来線が鹿と衝突して大幅遅延になり絶望的な中、駅員と半ば強制に近い姿勢で交渉して旅客指令の許可の下でフリーパスで特急に乗せてもらったり、途中で別の在来線が熊を轢いて死骸処理で乗るべき快速が遅延して別の行き先のプランが狂うなど、本当に北海道遠征は一筋縄で行かない方が圧倒的に多いな。まあ北海道はこんな事で列車の遅延は日常茶飯事だし、それを覚悟でも遠征費をケチって、フリーパス在来線オンリー遠征やっている自負のアホさ加減が大きな一因ではあるんだけど。
しかも関東は春爛漫でも、青森〜北海道はまだまだ雪の季節が終わっていない。それで特に長万部や倶知安を過ぎた辺りから雪が超絶こんもり状態だから、それを旭川の某居酒屋で大将や女将や隣の客に話したら、平然とした顔で「(雪の量は)今年は少ないよね」「去年より3分の1か2分の1かな」「こんなの降った内に入らない」と次々と、とんでもねー発言が・・・もう椅子から転げ落ちそうになった。北海道の人って、多少の雪では傘を差さずに、何事も無いように普通に歩いているし。さすが北海道(汗)

ーーーーーー
J1リーグ第6節 札幌1-1浦和
得点/30分・モーベルグPK(浦)、72分・金子(札)
主審=井上知大
観衆:11,345人
シャルクきたー!

◆アレックス シャルク選手 完全移籍加入クラブ間合意のお知らせ
(レッズオフィシャル)

相変わらずオフィシャルの顔写真、濃く見せるよな。それはともかくメディカルチェックが今日だったから、問題なければ今日中にオフィシャルから発表があるとは思っていたけど、その通りに無事に発表になって良かった良かった。
・・・は、良いんだけど、あえてプロ野球の開幕時間に発表しとるところ、絶対わざとだろ。これで今日の巨人戦の中継がどうでもよくなったじゃないか、どうしてくれるんだフロントよ。

で、ポジション的には取り敢えずのラストピースという事になるのかな。
彼の経歴を見ると結構地味な選手生活を送って来ているみたいで、まあオランダ人はネイハイスやオフトやヤンセンが居たから馴染みが薄い訳ではないが、シャルク自体はスイスリーグからってとこが、また最近のうちの強化部らしい獲り方だ。
性格が少々やんちゃらしいが、まあ人格者ばかりバラバラ並べるより、たまにはワイルド系を混ぜるのも、変化を生ませる意味では悪くないかもしれない。ただ多少の暴発は覚悟しておいた方が良いかも?喧嘩っ早い岩波と明本とカード上等トリオとして組ませるか。

これで補強は一段落か。西野TDも公言していたように、今回の補強に関しては苦戦していた部分が否めなかったが、ソリティウ、ゴイギンガーと深い交渉はしていたであろう獲得の期待を大いに抱かせる選手や、ネットでは願望のようにしつこくエリキが登場したり、中にはファン・デン・フルクとか一瞬で噂が消えたような選手など、ここ2ケ月で世界各地を旅したかのように、目まぐるしく色々な選手やリーグの名前が上がっては消えていた。
4月1日の移籍市場の閉め切りが押し迫って来た中でのシャルクは、完全に獲得が決定的とされての先の報道だったから、こうなると正式発表も早いものである。

中にはモーベルグみたいに、全く報道されぬまま、いきなり正式発表という例もサプライズもサプライズ過ぎて、良い意味でビックリさせられるのも時には良いのだが、やはり事前に報道されてから「本当に来るのかな?」「どんな選手なのだろう?」「来たら良いな」と色々期待や想像を膨らましつつ、その選手を調べながらワクワクして待つのも、サポーターとしての大きな楽しみ方なのだ。ただ獲得確実報道されると、1時間置きに公式を覗く必要性に迫られる大変面倒な事態に陥るが(苦笑)
まあ報道されても実際には来なかっらガッカリするし、来ないならまだしも実は他のJチーム行きだったとか(最近ではダミアンやジョン・マリが悪い例)の場合、受けるショックは半端無いけれど。

強化部が現体制に変わって実のある組織に成長してから、外国人はユンカーに始まり、ショルツ、モーベルグ、そして今回のシャルクと、よくここまで未知なる欧州人助っ人を連れて来られるまでになったものだ。
Jリーグの他クラブから引っ張って来るのも悪くはないが、J経験がある外国人だと既に他からも研究済というマイナス要素があるし、やはり他のJクラブの垢が付いていない初輸入の新外国人の方が、自力で見付けて来たという新鮮味がある。

海外とのパイプを失って、テオの言いなりで大枚叩いたり、ロビー頼みになっていたダラシナイ頃のアナログ強化部に比べたら、現在は情報処理の最先端目線を持つ西野TDのもと、ワイスカウトなどグローバルスカウティングツールを効果的に活用可能な人材を確保しつつ、代理人やエージェント会社と密に信頼関係を構築して、常に海外にも効果的なアンテナを張れる状態になった強化部の成果である。

獲得する選手や獲得元がちょっとマニアックな方向に偏っている部分は否めないが、ある意味で玄人好みとも言えるし、現実的には欧州主要リーグから引き抜くのはコロナ赤字下では金銭面からして困難だが、財政難の中で泣く泣くベテランをリストラしたり、営業努力でスポンサー資金を集めては、獲得可能な範囲内で、ここまでは明確に助っ人と言える外国人を連れて来ているフロントの苦労が忍ばれる。
他クラブを見ていると、最近は特に「あれ?獲得した外国人は何処に行っちゃったの?」って例が多い気がする。コロナ禍で日本に来たがる選手が少なくなって選り好みしている場合ではない面があるのかもしれないが、それだけ「紛い物」を掴まされている例も少なくないという事だ。

さてこれで北欧トリオのユンモーショルに、更にシャルクが加わり欧州カルテットへ。こうなるとユンシャルモーショルだな。
・・・響きがイングリモングリみたいになっとるが、ユンシャル・モーショルにすると、何処かに実際に居そうな名前になる。試しに名前検索してみたら、何か一部でエロいサイトや画像が出て来た(汗)

・・・あれ?シャルクの背番号は?オフィシャルに載っていないんだけど???
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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第14節 浦和3-0京都 得点/42分・安居(浦)、55分・凌磨(浦)、77分・サンタナ(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第15節 磐田-浦和(エコパスタジアム=5月19日14:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

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