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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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今日、本当は例のシーチケホルダー限定イベントに行く予定だったんだけど、急遽”同行者”の具合が悪くなり、自分も結局行かない事に変更。
せっかくの日曜の予定が完全に狂ったが、まあレッズフェスタもロクに行かない自分だから、こういう試合以外のファンイベントに行かなくても不思議ではない。来季のシーチケ申し込みも既に郵送で済ませているし、まあ糞寒い中でお人形さん貰って選手と握手するだけのイベントでは、あんまり行っても意味は・・・。

時間が空いた良い機会だから、シーズンチケットについて考えよう。
レッズが今回このようなイベントを初めて開いた背景には、ここ2年で激減した観客数に比例して、当然起きると予想されるシーチケホルダーの売り上げ低下を懸念してのものだと断言出来る。
自分は駒場時代からレッズのシーチケを十数年保持し続けているが、過去シーチケホルダーに対してこのようなイベントが開催された経験は皆無。つまりクラブがシーチケホルダーの増減に対して、ようやく危機感を覚え始めたのだろう。

レッズのシーチケホルダーに対する特典率は、恐らくJリーグ各クラブで売られているシーチケの中で、最低ラインだと思う。他クラブのシーチケ特典を見てみると、割引率も高く(中には6割引なんてものもある)、ファンクラブ無料入会権や、更なるホームゲームチケット優先購入権、スタジアムへの優先入場権、グッズ割引権、中にはレプリカユニフォームまで付けているものもある。
対してレッズのシーチケ特典は、割引率1割、微々たるグッズ1つか2つ、そして継続権。・・・これだけである。他クラブのシーチケに比べて、如何に特典率が少ないかがわかる。
他クラブがシーチケに多大な特典を付ける理由は、シーチケが売れないという切実な背景があるからに他ならない。しかしレッズの場合はシーチケが売れていたのだから、特典が少なくても問題は無かった。また殆どのシーチケホルダーも、特典など求めていなかった。特典など付ける位なら、その分の金をチームの強化費に充てて欲しいと言った意見も少なくなかったし、むしろ入手困難なレッズの駒場開催チケット全試合分を、予め購入出来る事こそ”特典”であると考えていたからだ。そして自分もそう思っていた。
だから犬飼氏が社長に就任した当時に行われたシーチケ改革での、ナビスコ杯決勝チケットのシーチケホルダー優先販売は、ホルダーにとって狂喜乱舞ものの特典だった。それだけレッズのシーチケホルダーは、大がかりな特典に免疫が無かったのである。

駒場中心の時代、常にキャンセル待ちが続くレッズのシーチケは、クラブにとってもサポーターにとってもひとつの大きなステータスだった。その後、駒場開催が激減したものの、キャパの広い埼スタ開催が中心となっても、スター選手を揃え派手な優勝争いを続けている内はチケットも飛ぶように売れ、拡大したシーチケ枠の売り上げも好調だった。
スター選手が次々居なくなり、チームの成績も低迷し、観客も激減したこの2年。キャパの広い埼スタで客足が減る事によりチケット入手も容易になった。そしてシーチケを持つ意味も無いと考えるサポーターも増え、シーチケの価値が激減した。こうして、チケット売り上げに対するクラブの危機感がようやく芽生えてきた。
その中でもシーズンチケットは、スポンサー探しと同等にクラブ運営の生命線である。クラブの経営方針は、その年のスポンサーとシーチケの売り上げ数によって左右されるからである。そのシーチケ売り上げ数にまで不況の嵐が押し寄せている今、レッズがシーチケホルダー集めに必要な事とは一体何なのか。

ここからは個人的な事を言わせてもらう。
シーチケホルダーにとって最大の”特典”は、その”恒久的”なシーズンパスの権利であって良いと考える。ただし本来それは特典ではなく、シーチケホルダーに与えられた当然であり唯一の権利であり、ここはクラブがシーチケを捌く上で勘違いしてはいけない部分である。
だからと言って闇雲に特典を増やしたところで、それがシーチケの売り上げ増加に繋がるかと言ったら、また違うとも思う。それは他クラブのシーチケ売り上げの苦戦が証明している。
ハッキリ言ってしまえば、無駄な特典などいらないのである。割引率は増えれば嬉しいが、反面で現状のままでも良いし、使うか使わないかわからないグッズもいらない。ましてや今回のような、中途半端なイベントもやってもらいたくはない。
しかしそのために必要不可欠な条件が存在する。それはクラブチームが強くなる事。これこそ、シーチケを増やす最大の近道であると考える。チームが強くなり優勝争いを繰り広げ、大物選手補強も活発化し、話題が集中すれば、自ずと客足は伸びるはずである。そしてチケットが売れれば入手困難になり、シーチケの価値が復活するのである。
しかしチームが強くなるためには、当然チケットを売り上げて、強化費を増やさなければならない。独立採算性となったレッズでは、チケットの売り上げ、特にシーチケホルダーの確保は、スポンサー確保と並んで、運営上の双璧である。
チーム成績の向上と売り上げの向上、つまりこれは、”卵が先か鶏が先か”の次元の話になってしまう。しかしこの先は、この二兎を常に念頭に運営しなければ、更に客足は遠のくだろう。

唯一言える事は、今のレッズは、客に追われる立場から、客を追いかける立場に変わったという事である。その1発目の現れが、今回のシーチケホルダー限定イベントの開催であろう。
自信を持ってチームを運営していたかつてのレッズならば、それに魅力を感じて客も自ずと付いてきたはずである。しかしそれが崩れた今、逆に様々な手法を使って、こちらから客を追わなければいけなくなってしまった。
商売通念上、かつて盛況していた会社組織が、逆に客を追うようになってしまったら、常にその負い目を感じて運営して行かねばならない。しかしそれでは自信も余裕も生まれず、悪循環に陥る危険を孕んだままで本当の解決には成らない。しかし今のレッズ運営は、その負のスパイラルにはまりかけているのだ。
ここから抜け出すための戦いが、これから始まろうとしている。

いよいよ赤字に陥るレッズ。ここから来シーズンにかけてのレッズは、本当の意味でクラブの将来を左右する期間になるのだ。

※このシリーズは【レッズが客を追い始めた】と題して、いよいよ人気が低迷し始めたレッズの危機を、複数の事例からひとつを絞って、サポーターの立場から感じた事を踏まえて書いて行きます。今回はシーズンチケットを絡めました。

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初カキコです。
東横沿線在住のレッズサポです

私も長年シーズンチケットを保持しているひとりでしたが(指定席です)、悩んだ末に来期の更新を辞めることにしました。

一番の理由は毎試に行ける年が年々減ったことですが、ここ二年の人気低迷で、焦って買わなくても、行きたい時にチケットが手に入りやすくなったというのもあります。

更新しない私が言うのも何ですが、やはりシーズンチケットの価値が激減しているのは事実のようです。

また多くの人が、シーズンチケットを買いたくなるような、人気あるレッズに戻ってほしいですが。
祐天寺 2010/12/20(Mon)14:39:46 編集
コメントありがとうございます
祐天寺さん
初めまして。
東横線は等々力や日産スタ行くのでお世話になってます(笑)
さてシーチケですが、継続無しにしてしまいましたか。残念です。ただ指定だと尚更高いので、行けない試合が出てくると大変ですしね。しかし祐天寺さんと同じ理由の人は少なくないのでしょうね。シーチケの今の厳しい現状です。
とにかく魅力あるチームにしなければいけませんね。
うえ URL 2010/12/20(Mon)18:20:16 編集
無題
こんばんは

シーチケを持たない自分には、今年はやっぱり異常でした。
FC東京戦以外、全ての試合がロアーで見れるなんて‥
(指定に移ったのがここ数年とはいえ)数年前には考えられなかったことです。
チケットが取れるならシーチケの魅力ってないですよね。。。
またあの時代に戻ると個人的には(アッパー率が上がるので)微妙な面もありますが、クラブのことを考えれば、またそうなってほしいです。
それもできればヨーロッパサッカーしかみないと言っているような人も振り向いてくれる、来てくれるチームになってほしいなと思います^^;

今までは何回か外国人観光客にチャントを教えたりもする機会があったのですが‥
今年はあんまり観光客然とした人をスタジアムで見なかったですし、、、
また多くの人を引きつけられるようなチームにしっかりつくっていってほしいですね。
S.ジェラード URL 2010/12/20(Mon)22:24:05 編集
無題
今晩は。
私はシーチケについてファンサービスとかそんなもんで解決する問題ではないと感じます。6時間も選手を酷使させてファンサービスしたりすることでなく、フロントがシーズンを通して一つの意思を貫いて行けるよう盤石な体制を整えることが肝要なのであり、GM、社長、監督それぞれが方向性を一にして戦えるよう話し合いを密にして、皆で事に対して(補強を含め)ぶれなく対応して行く姿勢を見せることではないでしょうか。そうした姿勢があれば今年は何か違う「やってくれるぞ!」とサポは感じるはずです。遠ざかって行くサポや移籍してくるはずの選手に振られずに済むはずではないのでしょうか。
レッズに魅力が無くなってきているのは、フロントの首尾一貫しない態度でありブレブレの対応にあると思います。監督だけに責任転嫁させるのでなくGM、社長も一体となって決してサポの前から逃げない姿勢を見せろとGM、社長に言いたいです。後はないのですから。 
りょりょ 2010/12/21(Tue)20:29:51 編集
無題
浦和レッズを好きになってまだ一年生の新米ですが~
記事にまったく同感!
落ち目になってからお客を追いかけるようになったら商売はダメですよ!
実は私、脱サラして店を経営してた経験があるから、よっくわかります!経験者は語る!
名無しさん 2010/12/21(Tue)20:37:54 編集
コメントありがとうございます
S.ジェラードさん
おはようございます。
チケットの売れ行きが悪く、スタジアムでの密度が激減したために、どの席種でもそういった現象が起き始めましたね。ゴール裏もこれまで埋まっていたエリアでもなかなか埋まらなかったり、試合開始後もポッカリ空いていたりと、寂しい風景が見られました。
コアなサポだけでなく、常に新しいお客さんを増やさすような状態に戻らなければ行き詰まってしまいますね。魅力を買ってくれるお客を増やしてこそプロ。クラブも頑張って営業してほしいです。

りょりょさん
おはようございます。
ファンサービスというものは過度的なものであって、お客集めの手段ではあっても、やはり本質はそこではないと自分も考えます。特に今回のイベントレベルならばレッズフェスタや大原での選手のファンサービスでも良いと思いますし、ちょっとクラブの浅はかさが見えた感じがしました。
やはりチームが魅力あるものにならなければ、結局ファンは増えませんし、強くならなければ注目されません。クラブの2年間の失敗、これを大きな学習材料にして、生かして行ってほしいです。

名無しさん
初めまして。
そうですねぇ、どんな商売もそうですが、落ち始めてから気付いても遅いという事ですね。それだけ商売って厳しいし、お客の目は正直だという事でしょうね。レッズはそれに本当に気付いてくれているでしょうか・・・
うえ URL 2010/12/22(Wed)07:41:23 編集
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試合終了/J1リーグ第23節 浦和2-1F東京 得点/17分・興梠(浦)、22分・橋本(F東)、30分・興梠(浦) ・・・次の試合/AFCチャンピオンズリーグ準々決勝・第1戦 川崎-浦和(等々力陸上競技場=8月23日19:00キックオフ)


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