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2023年  AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節
浦和レッズ0―2浦項スティーラーズ
〜埼玉スタジアム2002

231024 ACL ホーム浦項戦 231024 ACL ホーム浦項戦2
以前の対戦で埼スタのピッチに、使用済みテーピングを撒き捨てやがった実にお行儀の悪い相手だから、それ以来この浦項を自分はゴミ捨てィーラズと呼んでいる・・・というのは今日の朝に考えたネタだが、そうやって試合前に、相手の過去の愚行を非難しては、馬鹿にするような事を言うもんじゃないな。
だって、そんな過去は何処へやら、浦項の選手陣、試合終了後ご丁寧に、こちらのゴール裏前に一列整列してはお辞儀して帰るんだもん。いくらあれから選手が替わっているとはいえ、これが何年か前には、腹いせに人のホームのピッチにゴミを撒き散らしたのと同じチームなのか?この変わり様に、正直ちょっと寒気がした。つまりは覆水盆に帰らずで、犯した愚行により失ったは信用は、態度を変えたところでそう簡単に取り戻せるものではない。周りでは微妙に拍手も沸いたが、自分は拍手をする気にはなれなかった。
つまり穿った見方をしてしまうと、勝った浦項が単にこちらに、余裕綽々な態度を見せ付けて挑発しただけではないのか?それとも以前がアレだった故のイメージ戦略か?・・・いかん、相手が相手だけに、どうも素直にこれを受け入れられない。これ単に自分の性格がひねくれているだけか???

まあ仕方ない。負けたのだから。その事実は何をどう言っても覆らない。問題はレッズ自身だ。
先ず今回ACLに於いて、グループステージ内では間違いなく一番のライバルをホームに迎えるにあたり、かなり中途半端な先発メンバーで挑んでしまった感がある。これは結果論ではなくて、スタメンが発表された時点で、そう感じた。各ポジション、ベストメンバーではなく、半分は控え組。やや足を痛めていたショルツはベンチで仕方ないにしても、それでも主力を何人かベンチスタートとしたチョイスからは、この試合に対する本気度が感じられなかった。

次の鹿島戦まで中4日という微妙な過密日程だし、主力組も怪我人で離脱中も居れば、ベンチには入れても負傷を抱えている選手やらが多いから、ここはスコルジャも判断が難しかったとは思うが、これで今回の浦項戦と次の鹿島戦のターンオーバーは、いきなり初戦で躓いた事になる。

浦項の強度もちょっと予想外だった。というのも以前の韓国チームは、日本に対してフィジカルや高さで圧して来る事が多かったが、最近は技術面や組織面をテコ入れして来る韓国チームが増えていて、逆にフィジカル面でも日本のチームが太刀打ち出来る試合が多くなっていたから、この変貌で自分は少し勘違いしていたのかもしれない。
事実、浦項のガタイの良い選手がグイグイガンガンと厳しく当たりに来る球際に、細身やチビッ子が多いレッズは、相手に完全に圧倒されては潰されてしまった。いくら剥がそうとしても、また剥がしても、歩幅も上の相手がすぐ覆い被さるように襲って来る、この再三のプレスに潰される繰り返し。
荻原なんていとも簡単に吹っ飛ばされているし、小泉は小泉で2人に挟まれたらもう潰されてロストするだけ。んな相手に小さいオジさんのリンセンが1トップなんて通用する訳がない。あのマリウスや酒井でさえ四苦八苦していたのだから、今回の浦項のフィジカルと球際の強さは相当であった。
これではレッズも組織やら何やらどころではなかった。マトモにサッカーをさせてくれていなかったのだから。だからJリーグでは考えられない形で簡単に失点した。あれだけ四六時中ガツガツ強く来られたら、精神力だって削がれに削がれて、そりゃ守備面まで気が回らなくなるさ。
かといって攻撃面すら相手に完全に潰されていたのだから、守備をどうこうする前に、自分たちの攻めが成立していない。散発的かつ無理矢理バイタルに侵入するのがやっとで、枠内シュートなんて夢のまた夢だった。

だから今回は、もはやサッカーの細かい部分どうこうではなく、本当に単純にフィジカル負けしたという話で、つい5ヶ月前に3度目のアジア王者に輝いたチームと選手が、もう次の大会では身体から韓国軍団に通用しなくなっていたという、実にショッキングな試合になってしまった。

たかが1試合と思うかもしれないが、でも浦項も何人か重要な主力を欠いていたのに、それでもアジア王者が手も足も出ない試合をしてしまうなんて。繰り返すけど、本当にショッキングである。
これで相手がベストメンバーだったら、果たしてどうなっていたんだという始末だ。

日韓対決名物で、余計なエキサイトの頻発だけは毎回通りだが、サッカーの強度と得点で負けた分、このエキサイトだけは、ややレッズの方が勝っていたような気がするが、しかしそんなところを勝ったところで、試合に勝たなければ意味がないか。
でもこれで唯一ホッとしたのは、エキサイト中に岩波がぶちギレなかった事だ。ショルツの代わりにアレクサンダー岩波が先発起用されたから、その岩波が相手に無意味に喧嘩を吹っ掛けやしないかと、そればかり心配していた。だって岩波って過去の試合で幾度も、エキサイトしているのと全く無関係の所で相手に喧嘩を売っては、自らエキサイト劇場を作り出すデンジャラスな男だからな。

・・・エキサイトやら岩波の武勇伝を話している場合ではない。とにかくひじょうに不味い敗戦を喰らってしまった。しかもホームで。本当ならば浦項を返り討ちにして、グループ内で首位の立場をもぎ取らなければいけない試合だったのに。それが逆にこれで、浦項に大きな勝ち点差をつけられる羽目になってしまった。
まだ折り返しで残り3試合あるから1位通過を諦めないで連勝して行くしかないが、それにはレッズがアウェーで浦項に勝つ事はもちろん、とにかく浦項が負けてくれないと・・・。

ACL2023/24ロゴ ーーーーーー
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節 浦和0-2浦項
得点/22分・チョン ジェヒ(項)、49分・コ ヨンジュン(項)
主審=イルギズ・タンタシェフ
観衆:13,970人
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無題
おはようございます。
お疲れ様です。

残念な結果でした。
久々の先発メンバーは個々ではそれなりにやれてましが、連携面でまだまだですね。

何回か指摘してますが、選手間で選手の特徴を生かす事がまだ出来ていませんね。
この辺りは浦項の方が上でした。
一番わかりやすいのは怪我の選手の代わりに足の速い選手を入れた途端にサイドのスペースにボールを送り、用意ドン的な戦術を増やしたこと。

次がありますから、ポジティブな部分では明本選手、中島選手の復帰ですかね。
あと大久保選手のドリブル突破はかなり武器になるかと。
レギュラークラス入れた後半は個の部分では前半より戦えていた様な気がします。
この辺は連携面も関係しているのかとも思いますが。

>>腹いせに人のホームのピッチ・・・
何か毎年、軸の選手を他のチームに奪われているらしいです。
※かなり戦術的な監督みたいです。

>>かなり中途半端な先発メンバー
同感です。

>>浦項の強度もちょっと予想外・・・
ここは韓国の本質なんで、技術面や組織面だけを変更したチームや代表も含め弱体化している印象です。
なので、インテリジェンスのある監督との評判なので強度+技術面や組織面で強化していると推測されます。

>>浦項も何人か重要な主力・・・
メディアの報道では4人ぐらいとの事でしたね。


いずれにしても、まだ終わった訳では無いので前向きに行きたいものです。

ひろりん 2023/10/25(Wed)06:48:18 編集
無題
おはようございます。昨日はサポートお疲れさまでした
ホーム埼スタでこの内容はダメでしょう
久々の酷さでした。ハイプレスで空いたスペース使われるのはしょうがないとしても相手の足の速さチョットびっくりでした。
最後相手の挨拶、周りでも拍手チラホラ。自分も無視でした。仰る通り勝った余裕なだけ。それと選手迎えることなく帰還の方達多かったのは少し残念…
鹿戦切り替えましょう



欅通りのサポ 2023/10/25(Wed)08:06:40 編集
コメントありがとうございます
ひろりんさん
おはようございます。
ややメンバーを落とした分、やはり連携面もチグハグになりましたね。この辺は普段からの選手が変われば必然的にそうなるので仕方がないのですが、個で言うと例えば大久保のような単騎で打開できる選手がうちには少ないので、今回のようなフィジカルが強烈な集合体と戦うと、どうしてもうちは強度不足が目立ってしまいますね。
ご指摘の通りよーいドン狙いは、相手にデュエルに持ち込まれる前に背後を突くには有効ですが、どうしても初速が遅いのと、相手が意外に足の速くて、すぐ封じ込まれる場面が目立ちましたね。まあこれはJリーグでも同じではありますが・・・。
明本を入れて運動量から幾らかチームが活性化した後半途中からの攻撃は、悪くなかったですね。もう少し中島が得意のテクニックで決定的な仕事が出来れば良かったのですが、ちょっとパス面で迷う場面があり、この辺はレッズでの場数不足もありで、まだまだ連携を高める必要がありますかね。
韓国のチームも、以前のようなフィジカル全面ではなく、精神改善から組織力や技術面もかなり強化されて来ているので、ここに本来のフィジカルという強度が加わると厄介ですが、どうしてもフィジカルでは劣る日本人選手の戦い方としては、これから何処を改善し伸ばして行けば良いのか、色々と学習材料や参考材料は得られた試合ではあったと思います。
相手の監督も、よくチームを纏めあげているなという印象はサッカーの中身からも感じ取れましたが、それで相手も絶対的な主力を4人も欠きながら強さを維持していたとなると、守備と控え組で少し開きがあるうちとしては、こういう内容になってしまうのも納得です。
今回は完敗を認めざるを得ないので、そこはしっかり現実を飲み込んで、大切なのは糧にして今後にそれを活かして行く事ですね。幸いグループステージはまだ3試合も残っているので、現状勝ち点が開いていても、取り戻せるチャンスはあります。おっしゃる通り、前向きに行きたいですね。

欅通りのサポさん
おはようございます。
昨日はお疲れ様でした。点差以上の内容からして完敗でしたが、これをホームでやってしまったのが二重に痛かったですね。
自分も相手のスピードには驚きましたが、足腰も強くて歩幅もあるので、単純に速いというより、肉体的な速さと強さと、そこに高さも加わりで、威圧感からかなりの脅威を感じました。うちの選手が小さく細く見えて(まあ実際そうではありますが)完全に押さえ込まれてしまったのも、納得ですね。
相手の最後の挨拶は意外でしたが、うちの選手を迎える前に帰ってしまう人、確かに多かったですね。完敗で平日ナイターなので余計そうだったのでしょうけれど、ちょっとさびしい光景でした。
とりあえずリーグ戦に切り替えるしかないですね。この悔しさとモヤモヤ感は週末の鹿狩りを成功させる事で、しっかり吹き飛ばしたいです。
うえ URL 2023/10/25(Wed)11:27:47 編集
無題
お疲れさまです。
ほとんど何もできずな完敗でしたけど、仰る通り、あそこまでフィジカル差を見せつけられると、小さめの選手が多いレッズは、厳しいですね。
でも強度差だけは、生まれついた体格があるからどうにもならないので、次に浦項とやる時は、作戦面で相手を上回るしかないと思います。それと精神面でしょう。こう言うと、精神主義と批判されそうですけれど、日本特有のタフな精神力は、韓国には無いものですから。ヒラルという強大な相手を2度も倒してきたレッズですから、浦項ごときなんて敵じゃないという気合いです。
マウファン 2023/10/25(Wed)13:14:53 編集
コメントありがとうございます
マウファンさん
こんにちはです。
かなりのフィジカル差をぶつけられてしまいましたね。こればかりは確かに生まれついたものもあるので、仕方がない部分がありますが、それを往なす為の采配が、今回は不足していたのもあると思います。
精神力は過信に変わると危険ですが、それでも気持ちを強く持つ事は必要だと自分も思います。おっしゃる通り、現実的にそれでアル・ヒラルを倒していますからね。チームはアジア王者としての自信を持ってグループステージを戦い抜いてほしいです。
うえ URL 2023/10/25(Wed)13:33:46 編集
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第10節 浦和2-1名古屋 得点/24分・安居(浦)、70分・サンタナPK(浦)、90+2分・和泉(名) ・・・次の試合/J1リーグ第11節 川崎-浦和(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu=5月3日16:00キックオフ)


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