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2021年 YBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦
ヴィッセル神戸1-2浦和レッズ
~ノエビアスタジアム神戸

サッカーとは何が起こるかわからないとは、ありきたりな言い方にもなってしまうが、前半から殆どボールを保持していた神戸が、殆どチャンスを作れなかったレッズに、限りなく少ないチャンスと手痛いミスで失点してゲームを壊してしまうのだから、いや本当にサッカーは何が起こるかわからないってなもんだよ、お前さん。

・・・何故江戸っ子口調になっとるのか自分でも意味不明だが(まあ両親とも東京産まれの東京育ちだけど)、それはともかくとして、開始早々にコーナーからいきなり失点した時はオイオイと思ったものの、時間帯が時間帯だから全然焦る必要は無いから大丈夫だろうと思ったら、その後も永遠に続くかと思われた神戸のボール保持に苦しめられ、レッズはシュートどころかボールを奪うのも一苦労な展開。
先月の神戸とのリーグ戦も確かに前半は内容が良くなかったが、あの時は後半勝負の戦略意図が見えたからたいして心配していなかったが、今回は単純に神戸の鳥籠パス回しにボールが奪えないママなんじゃないのか?という実に怪しい状況。このまま前半終了か?リカルド、ハーフタイムに修正頼むぜ!と思った矢先のロスタイム同点ゴールという・・・!

(まあ殆どの選手がそうだったけど)前半殆ど目立っていなかった達也2号のマイナスのパスから、何故かドフリーでエリア内に詰めた伊藤敦の綺麗なゴール。達也2号のアシストが良かったが、繰り返すがフリーでボックス中央に侵入し、マニュアル通りにゴールへ叩き込んだ伊藤敦の冷静さ。伊藤敦って日立台でのルヴァンのボレーもそうだったし、何時だったか味方のオフサイドで取り消された幻のゴールの時もそうだったけど、とにかくシュートを吹かさず冷静に綺麗に決めるよね。意外と言っては何だが、かなりシュート技術があるのかな。同じボランチでもよく宇宙開発していたあの人とは違、あ、いや、コホンコホン。
しかし、これが前半唯一のシュートである。前半唯一ワンチャンをモノにした形だが、つまり前半シュート1本で1点。前半シュート成功率パーフェクトじゃん!・・・喜んで良いのかどうかは複雑だが。

で、ハーフタイムに修正して来ると思っていたんだけど、確かに修正は入ったのだろうけれど、それでもぶっちゃけ前半に比べたら幾らか毛が生えた程度である。運動量が増えてボールに対する寄せが早くなり、少し囲い混みの意図が増えた位か。基本的には相変わらずボールに対する気が淡白というか、やはり流れはそんなに良くない。これは追加点を奪うのは一苦労かなー?と思っていた矢先に、相手のとんでもねーミスから逆転ゴールという・・・!!

山口蛍の何でもないバックパスを、受けようとした菊池が芝に躓いてボールを逃して、それをサラッと拾った興梠がループシュートで追加点という、嘘のような奇跡のような形である。あまりにポカーンなミスで、一瞬コントかと思った。
そもそも山口蛍は余裕があったのに何であれを前に出さずに不用意にバックパスをしたんだ?という話にもなるが、躓く菊池も菊池で見事なサンキューとしか言い様がないが、しかしそれをしっかり見逃さない興梠の嗅覚があればこそである。シュートそのものはキーパーの位置を冷静に見ての技術の高いもの。興梠らしいループシュートだった。
余談だが、この菊池という選手は代表に推す人が多いほど評価が高いのに、何故かレッズと対戦する度に何かやらかすのな。レッズが菊池の代表入りを阻みまくっているんじゃなかろうか?(苦笑)

結局これが決勝点という、あれ?考えたら後半もレッズはこのゴールが唯一のシュートか?つまり前後半合わせてシュート2本?それで2ゴールか。つまり試合通してシュート成功率パーフェクトじゃん!!素晴らしい決定率!・・・って、繰り返すけど、これを素直に喜んで良いものなのかどうか、実に評価が難しいのではあるが・・・。

まあでも、この低内容で最低限の1失点で、逆に貴重なアウェーゴールを2つも奪ってホームに帰れるのだから、今回はそれだけでワッショイだろうて、お前さん。

ちなみに自分、しばらくリーグ戦は無いから、ユンカーも小泉も先発で使ってくるかと思ったが、蓋を開けてみたら2人ともベンチにも入れなかったね。ユンカーは名古屋戦で肩を痛めた影響?と思ったけど練習には普通に出ているみたいだし。
まあ普通に考えたらユンカーと小泉は、中2日で迎える天皇杯に回す考えかな?相手の富山はJ3とはいえ、現在そのJ3リーグで首位だから決して侮れない相手だし。それを考えると今回、ユンカーと小泉を出さないで勝てたのも大きいな。
彩艶が代表選出で不在の中、西川が居るってのも実に安心感があるし。その西川も今回2度のスーパーセーブありで、まだまだ彩艶に負けないぞという闘志を見せてくれたし。あとはショルツ獲得で同じ助っ人として心中穏やかではないであろうデンが、今回のように良い動きを次も更に見せて奮起してくれたらと思う。それだけにデンは90分保たずに後半途中に足を吊ったか痛めたかで途中で下がってしまったのがちょっと残念だったが・・・。

さて次から駒場で2試合。久々の駒場、楽しみである。今季は新加入選手が多いし、勿論リカルドも初の駒場での指揮になる。それらに昔のレッズのホームスタジアムを体験させるに貴重な試合。つまり8月に控える駒場でのリーグ戦の前哨戦にもなる訳だ。
でも先ずは、駒場を知らない選手とリカルドに、駒場のレトロ感を楽しんでもらおう。

------
YBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦 神戸1-2浦和
得点/3分・ドウグラス(神)、45+1分・伊藤敦(浦)、71分・興梠(浦)
主審=西村雄一
観衆:4,720人/上限5,000人限定試合
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無題
今晩は
小泉とユンカー抜きでの逆転勝利、これはこれで嬉しいですが出来ればもっとシュート場面見たいです。興梠の2点目、ラッキーな部分あったとは言えやはり点取り屋としてのポジション取りの上手さは流石だと思いました。
さて後半の90分、かなり有利に戦えそうですが気を緩めずしっかり勝ち上がって欲しい!
両チーム共芝に泣かされた感ありますが決して内容良くないウチに対してあのメンバーで負けた神戸はメンタル的にもかなり堪えるのではないでしょうか。
ともかく次の駒場楽しみです!が、それにしてもノエスタの芝酷過ぎでしょう…
欅通りのサポ 2021/06/06(Sun)22:20:25 編集
コメントありがとうございます
欅通りのサポさん
こんばんはです。
おっしゃる通りノエスタの状態が悪い芝、それにホームチームがモロに自爆するという、相手の信じられないようなミスで勝てた部分があり、レッズ自体は何時にも増してパスも繋げずシュートに持ち込めなかったのは課題ですが、神戸は古橋やフェルメーレン不在とはいえベストに近いメンバーであり、またイニエスタはじめインパクト大の外国人もズラズラなのにリーグ戦に続き敗北。対してこちらはユンカーや小泉や彩艶抜きで勝てたのは精神的にもかなり大きいですね。もちろん内容は決して良くなかったものの、アウェーで得た結果としては上々。そして興梠はやはりさすがのシュート技術でした。今回得た2つのアウェーゴールで、これでホームでは楽に戦えますね。
さあ駒場での連戦になりますが、ここでリカルドレッズが戦う姿、想像しただけで楽しみですね。
うえ URL 2021/06/06(Sun)22:42:29 編集
無題
お疲れさまです。
内容ともかく、アウェイゴールを二つ奪取しての勝利は価値あると思います。
神戸は、新外国人が機能してませんね。リンコンなんて次のセレソン候補のはず。お金かけても、それだけのチームではダメなんですね。
マウファン 2021/06/07(Mon)18:00:30 編集
コメントありがとうございます
マウファンさん
こんばんはです。
ご指摘の通り、いくら大金叩いて選手を集めても、今のJ1では、それだけでは通用しませんね。特に今の神戸は、選手より監督やフロントを強化しないと、本当には強くなれないでしょう。ここはレッズも反面教師にしたいですが。
うえ URL 2021/06/07(Mon)18:54:57 編集
アウェー先勝!
こんばんは。

早々先制されて、更に押し込まれる試合でしたが、よく前半で追い付きましたね。伊藤敦はルーキーらしからぬ落ち着きがありますね!今季新加入選手って、小泉や武田、明本もそうですが、空いたスペースを上手く使う事が上手いですね。リカルドの指導ももちろんあると思いますが、シーズンが進みに連れてコンビネーションも良くなって来ましたね。
そして興梠の勝ち越し“ごっつぁん”ゴール!ラッキーでしたね。アウェーだし、点を取って最低限引き分けが望まれましたが、それ以上の結果で聖地・駒場に向かえますね。気を引き締めてしっかり勝ち上がってもらいたいですね。小泉、ユンカーを温存出来た事も有利になるように、駒場で勝ちましょう!
東浦和レッズ 2021/06/07(Mon)19:05:43 編集
コメントありがとうございます
東浦和レッズさん
こんばんはです。
前半からろくにボールすら持てない余りの低内容に、おっしゃる通り引き分けでも御の字と思われましたが、終わってみればアウェーゴールを2つも奪っての逆転勝利。しかもユンカーと小泉を温存して敵地でこの結果は、大きな価値があるものですね。
伊藤敦はルーキーでボランチながら、これで公式戦2ゴール目ですね。本来のポジションの役割で高評価を得ながら得点力もあり、精度あるパスも出せますし、このまま代表レベルまで成長してくれたら嬉しいです。
2点目は本当にラッキーな形でしたが、興梠がゴールしたという点で盛り上がりますね。これら好材料を得てのアウェー先勝だけに、精神的にも良い形でホームへ帰れると思います。
これで天皇杯2回戦とルヴァン第2戦の駒場連戦になりますが、ご指摘の通り先ずは気を引き締めながら、両方とも高い士気の元に勝ち上がりを期待したいですね。
うえ URL 2021/06/07(Mon)19:38:12 編集
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第10節 浦和2-1名古屋 得点/24分・安居(浦)、70分・サンタナPK(浦)、90+2分・和泉(名) ・・・次の試合/J1リーグ第11節 川崎-浦和(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu=5月3日16:00キックオフ)


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