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2021年 天皇杯2回戦
浦和レッズ1-0カターレ富山
~浦和駒場スタジアム

210609天皇杯・富山戦 夏日に突入したタイミングで、東ゴール裏でも取り分け通気性が悪いところに振り分けられた・・・。

富山は現在J3首位だから、それなりにしぶといだろうとは思っていたんだけど、それにしても予想していた以上に粘られたというか、苦しめられたというか、本来ならば早い段階で先制しては、もっと楽な展開にしなければいけなかったんだけど。
技術もスピードも、それこそ組織力もレッズが圧倒的に上なのは明らかなんだけど、唯一レッズが負けていた点がフィジカルで、富山ってフィジカルが強い選手が多かった印象。よく考えたら、監督が石崎氏だからか?この監督、確かフィジカルを鍛え上げるのには定評があったように記憶しているが。だから肉弾戦に持ち込まれると、たとえばフィジカルがそんなに強くない小泉やユンカーだと、身体を当てられるだけで吹き飛ばされてボールロストする繰り返しだったな。加えて富山はそのフィジカル任せにラフなファールを連発してくれるもんだから、レッズの選手は痛む痛む。デンが相手の大野って選手にブチ切れていたけど、同じ選手に2回もラフなファールやられたら、そりゃ怒るわな。

久々に起用された大久保も相手のフィジカルにやられて痛んでいたが、大久保は元々スペ体質だけにヒヤッとしたよ。その大久保、山中とのコンビネーションから裏への抜け出し、ボールの受け方は良かったんだけど、そこから先で必ず足を止めてしまいブレーキになる繰り返し。本来ならばそこから得意のドリブルで仕掛けなければいけない場面、前に1人でも相手が居ると、どうしても足を止めてしまう。いくら年季の差があるとはいえ、何度相手守備網に引っ掛かっても仕掛ける事をやめない達也2号とは、同じドリブラーでもえらい違い。せっかくアピールの場を与えられながら、これでは自らの武器をいつ見せるんだ?という消極的な前半。
既に去年から特別指定であり即戦力にならなければいけない大卒ルーキーが、鳴り物入りで加入した大卒ルーキーが、2つもカテゴリーが下の相手に、このままで良いのか!?悔しくないのか!?・・・と、滝沢先生張りにハーフタイムにリカルドに喝を入れられたかどうかはわからんが、これがユンカーの決勝点に繋がった、最後の最後の交代させられる直前の爆発したかのようなドリブル突破に繋がったのならば幸いである。普通ならばハーフタイムで交代させられていた前半の出来、しかしその大久保を我慢して使い続けたリカルドの粘り勝ちかな。このアシストでチームメイトとから厚く祝福されていた大久保の姿、良かったな。
そしてユンカーは決めるのが仕事だから、これで良いのだ。さすがユンカーなのだ。

気になったのは、ボランチの阿部と金子のコンビがややバランスが悪くて、そのボランチからのビルドアップがイマイチだったのが攻撃が機能し難かった一因か。交代策から小泉を一列下げたら多少良くなったけど。また頼みの西がミスが少し目立った。何かいつもより疲れていた印象。

しかし、西部があんなに頑張らなければ、もう少しゴールネットを揺らせていた部分はあったんだけど、西部にしてみたらプロのキャリアをスタートさせた古巣相手に、しかもJ2時代ではあったがプロ初出場を果たした思い出深い駒場で、まさか長い時を経て富山の一員として駒場に戻って来るとは当時は思っていなかっただろうが、これも妙な巡り合わせなのか、そんな心情からか西部は尚更頑張っちゃったんだろうな。敵ながら天晴れな姿だった。
21年前のあの日の駒場で、西部のプロデビューを目の前で観た自分としても感慨深いものがあったが、しかし西部のプレー内容を見るに、まだまだJ3に居るのは勿体無い気がしたな。思えば西部はレッズが高校時代にスカウトする際に、横山謙三氏から「(他の選手は獲れなくても西部だけは)何が何でも獲れ」と言わしめた逸材。レッズでも少しだけ時代が違っていたら、またJ1復帰初年度の迷走が無かったら、もしかしたらレッズでもっと素晴らしい結果を残せた筈である。それは西部がレッズを出てからの様々なクラブでの高い実績が物語っている。あれから二十数年、さすがにJ1とは言わないが、まだまだJ2でもじゅうぶん通用するんじゃないかな?

210609天皇杯・富山戦2 と、駒場となると、色々と昔の事が走馬灯のようにグルグル頭の中の記憶が蘇って来るが、そんな駒場でギリギリではあったが、勝てて良かった。一歩間違えたら、という場面を富山に2度3度作られていたのは事実だし、いや富山は普通にしぶとく強かったよ。J3とはいえ首位に居るのが府に落ちた内容だった。富山サポもコロナ禍で大変な時に遥々埼玉まで来てくれて感謝。やはり出島に相手サポーターが居る光景は駒場らしくて良いね。
レッズはJ1の貫禄を見せたかったが、貫禄というよりは結構苦しんだ挙げ句に何とか勝ったようなもの。最終的には安堵の勝利となった。
天皇杯3回戦の相手は相模原か。開幕前のトレーニングマッチ以来の再戦だな。今度は相模原のホームでやりたいな~、なんて思ったけど、考えたら相模原のホームスタジアムってキャパ6千人強だから、仮に来月も蔓防が延長されていたら駒場のチケット争奪戦以上の争いになるから発言取り消し。しかしこれで熊谷とかになったらどうしよう。過去にも、何故このタイミングで、何故この相手で熊谷開催?ってのが何度かあったように、日本サッカー協会ってどっか考え方がトンチンカンなとこあるからな。しかもJ3に落ちそうなお隣のオレンジ色のチームに今季の熊谷開催が皆無な点も足を引っ張られそう。う、何か嫌な予感がしてきた・・・。

それはともかくとして、さて次はルヴァンだが、中3日で再び駒場だけに、日曜日はアウェーゴールのアドバンテージを生かして、もう少し余裕を持った勝ち方を見たい。

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天皇杯2回戦 浦和1-0富山
得点/80分・ユンカー(浦)
主審=笠原寛貴
観衆:4,269人/上限5,000人限定試合
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ユンカー様様
うえさん駒場での観戦お疲れ様です。
元フランス代表のボリを見たくて駒場だったので必死こいてチケット取ったのを思い出しました。
試合は、小泉が決まりませんでしたが積極的にシュートしたのは良かった。
ユンカーがいてくれてよかった。
杉本にだったら 富山にジャイアントキリングされていた。 そんな試合。
J3でも首位のチームなら
Jリーグ発足時代の10チームより強いですかねぇ
確実に 当時の浦和や大阪より強いですよねぇ
 
新さん 2021/06/10(Thu)05:46:37 編集
辛勝でしたね
こんにちは。

ん~、苦しめられまさしたね。早く先制、追加点を奪ってユンカーや小泉あたりは温存したいという感じで見ていましたが、ファール覚悟?で止めに来る相手に手を焼きました。チャンスも作れていたし、シュートまで持って行く事も出来ていましたが、なかなかゴールを奪えませんでしたが、決勝ゴールはユンカーらしいゴールでしたね。本当にユンカーは決めるべき時にしっかり決めてくれる本物の助っ人ですね!

マリノスや瓦斯が負けたり、川崎が大苦戦したり、やはり波乱がありましたが、何とかレッズは無事に3回戦進出。また駒場で見られるのかな~なんて思っていたら…
まぁ、次も駒場ですから、駒場での試合を楽しみましょう。
毎回思う事ですが、今回は相手が富山でしたが、楽しそうなアウェーツアーだな~なんて思いました。
まぁ、ジャイアントキリングを食らわなくてよかった。また次も駒場を楽しみましょう!お疲れ様でした。
東浦和レッズ 2021/06/10(Thu)10:58:05 編集
コメントありがとうございます
新さん
こんにちはです。
ボリ懐かしいですね。当時3バックの一角がギドとボリという、独仏の世界的元代表という超豪華な時代でしたね。
富山は強かったですね。Jリーグのレベルも発足時と比べて格段に上がっていますから、ご指摘の通り発足初年度のオリテン下位に比べたら、現代のJ3首位の方が実力は上かもしれませんね。
その相手に先ずはジャイキリされなくて良かったです。最後はユンカーの実力に助けられましたね。確かにあそこが杉本だったら、そうはなっていなかったかもしれません。まさにユンカー様様でした。

東浦和レッズさん
こんにちはです。
昨日は暑い中お疲れ様でした。富山のしぶとさはある程度は予想していたとはいえ、それを上回るしぶとさで後半終盤まで粘られましたね。フィジカルを全面に押し出してガツガツ来る相手に、スマートな選手が多いレッズはかなり苦しめられた内容でした。確かにゴールチャンスは少なくはなかったんですけど、なかなか決定力にも欠けて、西部にも必死に守られてしまいましたね。
そんな中で最後はユンカーに助けられましたね。さすがのシュート技術の高さ。直前の大久保の突破もそうですが、やはり局面ではJ1とJ3の個人能力の違いをしっかり見せないといけませんね。
しかし今回も各地でJ1勢の敗戦や苦戦が発生しまくりでしたね。まさか今の川崎がJ3相手にPK戦まで追い込まれるとは驚きましたが、しかしこれが天皇杯の醍醐味であり怖さですね。レッズはギリギリですが勝てて良かったです。
会場は2回戦辺りでは、おっしゃる通り相手のホームでやる方が遠征になって楽しいかなとも思いますが、仮にキャパが狭いスタジアムでしかもコロナ禍でレッズ戦だと、平日でもチケットが争奪戦になりそうですね(笑)
うえ URL 2021/06/10(Thu)12:29:14 編集
無題
今晩は
水曜はサポートお疲れ様でした
総合力で勝る相手に肉弾戦てのも分からなくは無いですがデンへの2回目には流石に声出ました。どの相手も似たような対応して来るんでしょうがコチラも頼もしい補強進んで来てます。平行してスピードと組織力に磨きをかければと、まぁ色々勝手な妄想始まりますね。仰る通り西部に尽くチャンス潰された感ありましたが挨拶来た時にはやはりホッコリでした。熊谷は遠くて嫌ですけどその前に日曜日はしっかり返り討ちですね!


欅通りのサポ 2021/06/11(Fri)18:05:30 編集
コメントありがとうございます
欅通りのサポさん
こんばんはです。
水曜日は暑い中お疲れ様でした。以前の試合もそうでしたが、やはり肉弾戦に持ち込まれると苦手な部分は今回もありましたね。それを含めて富山は予想以上にしぶとかったですが、ラフな部分はやはりJ3らしいと思いました。ただ西部はJ3に置いておくにはまだまだ勿体無い内容でした。彼の力で富山をJ2に復帰させてあげてほしいですね。
さて3回戦は会場が何処になるのか楽しみ半分・不安半分ですが、レッズとしては次も駒場連戦。アウェーゴールを活かしてルヴァンもしっかり勝ち上がりたいですね。
そんな中でついに酒井の獲得も正式発表されましたし、ますますテンションが上がります!
うえ URL 2021/06/11(Fri)19:25:01 編集
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第10節 浦和2-1名古屋 得点/24分・安居(浦)、70分・サンタナPK(浦)、90+2分・和泉(名) ・・・次の試合/J1リーグ第11節 川崎-浦和(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu=5月3日16:00キックオフ)


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