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2020年 J1リーグ第9節
名古屋グランパス6-2浦和レッズ
~豊田スタジアム

うお~!前半からゴールラッシュの嵐じゃ~!しかもレオナルドなんて2ゴールも決めてしまったじゃないか!祭りじゃ祭りじゃ!・・・って、ド阿呆が!!

何だこれ?余りにも酷過ぎて、一体何がどう酷いのか、もう訳がわからなくなってきた。自分が訳がわからなくなっているのだから、実際に戦っていた選手は尚更訳がわからないままパニック崩壊を起こしたに違いない。

先ず最初の失点がケチの付きはじめだ。レッズ側はオフサイドを猛烈主張。確かにちょっとオフサイドっぽかったが、実際はよくわからない。コロナでVARも中断している中、しかも主審がイエティでは尚更判定が覆る事はなかった。
問題はその直後の選手の精神状態である。この蟠りを抱えたママ、全く試合に集中できずに立て続けに同じ選手に2失点目を喰らう。こうなるとメンタルが弱い選手が多いレッズでは動揺が止まらない。だからセットプレーでも集中力を欠き、またその後もお約束のような転落コースでの前半だけで5失点沈没である。
後半、焼け石に水とはいえ反撃の狼煙レオナルド一撃の直後に6失点目を喰らうパターンも泣きっ面に蜂であった。

まあ大量失点するには集中力云々の前に、チームとして選手として問題があるからこそなんだけど、とにかく先ずは選手個人の守り方からしてダメダメである。
あんなに簡単に両センターバックが前にサイドに釣り出されては後ろは誰も居ない。釣り出されてボールを奪いに行ったところでボールを叩かれるか、身体を入れ換えられて、交わされてジ・エンドの繰り返しなのである。
特に鈴木ね。この鈴木は身体的には固いDFなんだけど、固い故に柔軟性が無く、だからこそ相手に柔軟性がある攻撃を受けると、簡単に交わされたり裏を取られたりする。カウンターにも弱い。それなのに自分から守備を仕掛けに行くものだから、弱点を突かれて相手を逃してしまうのである。鈴木は真ん中でドッシリ構えるタイプだから、ハッキリ言ってしまうと今のラインを高く保ちながらカウンターに弱いサッカーには一番合わないタイプのDFなのである。で、案の定ハーフタイムで槙野に代えられてしまう。あの酷さでは当然である。センターバックが怪我以外で同じセンターバックとハーフタイムで交代させられるのは失格の烙印を押されたようなもの。鈴木はそこを良く考えて、その上で奮起し復活してもらいたい。

じゃあデンは良かったのか?と言えば、うーん、さすがに今回は少し若さを露呈したかもしれない。スピードによるカバーリング主体のDFなのが、上記のような鈴木と同じ不味い守備をしていた時間帯があり、それがバタバタ感を呼んでピンチを招く場面も多々。

とにかくね、ターンオーバーで毎試合色々コロコロとセンターバックも組み合わせを変えるから、連携もイマイチで、誰と組み合わせればベストなのかわからないのである。まだマウリシオ大先生とデンデンのコンビは公式戦では試していないんだから、次はマウデンコンビをやってくれ。

もちろん、6失点はセンターバックだけの責任ではない。両サイドの守備も軽いし、軽いだけならまだしも守備以前に上がりっぱなしなのだから、そりゃセンターバックしか守備対応できず、釣り出されざるを得ないわな。まあ失点するのも必然である。

攻撃も守備と一体だから、前掛かりになっている場面で、あんな至るところでボールの出し所に困りながらオタオタしてはボールロストしてカウンターを喰らう繰り返し。
ぶっちゃけ、6失点喰らいながらも、まあよく2ゴールも奪えたと思うよ。レオナルドの最初のはゴール前でボテボテになった泥臭いやつだったけれど、2点目は山中の得意の縦への鋭い裏パスから関根クロスのレオナルドと、実に綺麗な形だった訳で、あれこそ今季リーグ開幕戦でも見せたような理想のゴールの形なんだけどね。でもここだけ褒めていて実は6失点している訳だし、攻撃面は凄いが守備は完全に度外視放棄の空気中の空気である山中が居るからこそ得点以上に失点しまくっていたらあんまり意味が無いのではあるが。山中は2度のクロスバー直撃もあったように本当に攻撃面だけは外せない選手ではあるが。諸刃の剣なので無理にあーだこーだ言っても仕方がないけど。

まあどの選手がどう悪いとかは、こんなメチャクチャな負け方をしていると、いちいち1人々々をピックアップしていても、もはやキリがないというか意味がないというか、悲しくなってくるだけだけどね。
ただ最後にひとつだけ言いたい。これは前回の記事でも書いたけど、組長は、攻撃で貢献出来ていない杉本をこれだけ使い続けて、一体何に期待しているのだろう?百歩譲って凄い縁の下の力持ち的な働きをしていればわかるが。確かに献身的に動き回ってはいるが、実際そこまで貢献しているというよりは逆に攻撃でブレーキになっている事が多いし、守備で頑張っている?いやいやいや、FWは先ずは守備より攻撃で頑張ってくれないとさ。前からガンガン行って献身的な守備を怠らずに、尚且つコンスタントにゴールまで奪ってくれるレオナルドのようなFWならばわかるが。
しかし、興梠が怪我で出られない今、レオナルドが居なかったらと思うとゾッとするわい。今はレオナルドが唯一の希望かもしれない。

あとさ、他のチームは、降格が無い今季は積極的に若手やルーキーを投入して育てているのだから、レッズもそろそろそれをやってくれないかな。30を越えたベテランばかり使って勝てなくなっているんだから、もっとフレッシュな選手を使って競争させて活性化しないと未来が無いよ。育てて負けて来季以降に結果が出る可能性があるならば、そう文句は言わないのだから。まあ考えたら若手といっても、多くをレンタルに出している今、あまり使っていないフィールドプレイヤーというと荻原と武田と伊藤、それに特別指定中の大久保くらいしか残っていないけどさ。特に武田はせっかく3日前にプロデビューを飾ったのだから、継続してベンチに入れてほしかったのに・・・。

次まで1週間あるから、組長そこんとこ宜しく頼みますよ・・・。

------
J1リーグ第9節 名古屋6-2浦和
得点/9分・前田(名)、10分・前田(名)、18分・シミッチ(名)、38分・前田(名)、45分・シャビエル(名)、48分・レオナルド(浦)、50分・前田(名)、76分・レオナルド(浦)
主審=家本政明
観衆:4,956人/上限5,000人限定試合
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無題
今晩は
試合前は同じ勝ち点同士だったのにこの内容の差にはがっかりです。確かに初期段階のチームと理解しつつもこんな敗戦は酷すぎます。仰るようにチームの活性化見れながらの敗戦ならまだ我慢できますがねぇ。
次の広島戦でこの悔しさどれだけ晴らせるか期待しながら観戦しますがこの1週間が長い…




欅通りのサポ 2020/08/08(Sat)23:09:03 編集
コメントありがとうございます
欅通りのサポさん
こんばんはです。
そういえば言われてハッとしましたが、連絡と名古屋では勝ち点は並んでいたんでしたね。それでこのチーム力の違いは酷いですね。まああちらのマッシモは監督経験は豊富との違いはありますが、それにしても、ですねぇ・・・。
負けても次に繋がるような内容なら良いですが、今回はレオナルドだけでしたね。
とりあえず1週間あるので、ホームでは失態を起こさないように、しっかり立て直してもらいたいですよね。
うえ URL 2020/08/08(Sat)23:15:08 編集
悔しいけれど
うえさん どうもです。
名古屋の金崎・マテウス・シャビエルが悔しいけれどすごかった。
シャビエルは去年の名古屋戦から衝撃を受けたけど
ボールは取られない。パスも出せる。突進力や持久力もある。 今回ケガ明けで あんなプレーができる。
浦和にあんな選手がいれば レオナルドも楽なのに
あと 6失点が全部西川の責任でないが次節は福島か鈴木で 武田も先発で
新さん 2020/08/09(Sun)05:25:43 編集
無題
おはようございます。
相手は1試合少ないとはいえ、同じ勝ち点同士なので競った試合になるかと思っていましたが、序盤から自分の予想を遥かに上回る試合にしまい唖然としました。
そんな中で2得点を挙げたレオナルドの奮闘ぶりは悔しい気持ちを抑えてくれました。
あと気になるのがベテランの選手の起用が目立つ事ですかね。
降格がない今シーズン。
鹿島でさえ10代の選手を積極的に起用しているのだから、レッズも橋岡以外の若手を起用して場数を踏ませえてほしいものです。
FREE TIME URL 2020/08/09(Sun)07:59:51 編集
コメントありがとうございます
新さん
おはようございます。
名古屋はジョーが抜けても、まだまだ前線に質の高い選手を揃えているとはいえ、それにしてもレッズとは迫力が違いましたね。
シャビエルはやはり良い選手ですね。かつてのロビーとまでは行きませんが、こんな選手がフィットしている名古屋は、それだけで大きな武器なんですよね。
うちは柏木も波があり、とにかく落ち着いてパス出し出来る選手が居ないですね。おっしゃる通りそういう選手が居ればレオナルドが更に活きるんですよね。武田にはそういう役割を担わせる為にも、積極的に使って育ててほしいんですよね。

FREE TIMEさん
おはようございます。
名古屋相手でアウェーとなると過去から比較的失点が多くて厳しい試合が多かったですが、それにしても前半だけで5失点は、ちょっと誰も予想できない最悪の展開でしたね。そんな中でレオナルドが1人気をはいて、マルチゴールを叩き出して一矢報いてくれたのが救いでした。
降格がないシーズンに何をするかは来季に向けて大変重要ですが、今のレッズでは単に3年目標と世代交代という指針を掲げているだけで中身が見えないんですよね。若手も橋岡だけ無理に使い続けているだけでは、他の若手が全く育たないですね。世代交代をしたいならば、もはや結果が出ないベテランはバッサリ先発から外す荒治療をしないと、鹿島みたいに明確な世代交代は出来ないですよね。
うえ URL 2020/08/09(Sun)08:55:49 編集
完敗
こんにちは。

まぁ、酷い試合でしたね。早い時間に右サイドから立て続けに失点して、その後はもうバタバタ…5人交代可能なら早くても交代枠を使うべきでしたね。ま、それでも負けていたでしょうけど。うえさんおっしゃる通り、CBがサイドに釣られのは仕方無い場合もありますが、そうなった時の守備のスライドですよね。今季始まった時から両ウイング、ボランチ含めた守備のスライドが不安定に見えるんです。だからスルスルッとドリブルで簡単に持ち込まれてしまうのではないかと。3バックの時のボランチが1枚下がってボールを散らす事に見慣れてしまっていたたのかも知れませんが、何か中盤が不安定に見えるんですよね。
とにかくこの6失点を重く見て、1週間の間に修正してもらいたいです。CBが悪いとかSBが悪いとかボランチが悪いとか言ってる場合じゃありませんよ!全てに於いて修正が必要だと思います。2点取ったなら、せめて最低でも引き分けには持ち込まないと!

次はホームで広島戦。ん~…また微妙な相手ですね。何とか立て直してもらいたいですね。
そろそろ埼スタ行きたいなぁ…
東浦和レッズ 2020/08/09(Sun)11:05:04 編集
無題
こんにちは。

ピンチの数自体は今までの試合と変わりなかったと思うのですが、それを全部決められて大量失点になったという感じがしました。
攻撃に関しても縦パスが入る回数だったり、ゴール前に入っていける数は少しずつ増えている印象なので、それほど悲観しなくても良いのかなと自分は思っています。
東京在住のサポ 2020/08/09(Sun)11:55:50 編集
コメントありがとうございます
東浦和レッズさん
こんにちはです。
苦手なアウェー名古屋だけに簡単には行かないのはわかっていましたが、とは言えいきなり前半からあんな醜態を見せられるとは、いくら何でも予想外でしたが、それにしても酷い失点のオンパレードによる守備の大崩壊になってしまいました。最初の失点から全く切り替えの意識を欠いたママに立て続けに失点して、あれで完全に集中力がプッツンしてしましたよね。
中断明けから守備意識が芽生えたと思ったら、下位には通用しても結局は攻撃力ある上位チームには通用しない状態なのでしょうね。個人の守備意識はあっても、ご指摘の通り守備のスライドなど組織的な守備の動きが無いので、個人が交わされると一貫の終わりなんですよね。ボランチも柴戸のように個はかなり頑張っているのですが、守備連携が無いので限界があり、更に青木も今季はかなり精細を欠いているのも一因かもしれません。とにかく中盤の底でチームを落ち着かせる選手が居ないのが痛いです。
幸い次までに1週間空きますから、立て直すには一応猶予がありますね。なので今回や最近の守備崩壊をしっかり学習し分析して、万全の準備で臨んでもらいたいですね。確かに広島は厄介な相手になりますが、今度はホームなので負けられません。まだチケットはあるみたいなので、連休ですしそろそろスタジアム復帰してみては如何でしょうか?

東京在住のサポさん
こんにちはです。
攻撃もそうですが、やはり守備も紙一重ですから、これまでは運も手伝って失点を免れていた部分があったのは事実かもしれませんね。
攻撃に関しては緩やかではありますがご指摘の通り成長している部分はあると思います。問題は例えば1点取られても2点取りたいところ、1点取ると2点取られる気があるところでしょうか。ここを組織的に逆転させたいですが、まだ時間は掛かりそうですね。
うえ URL 2020/08/09(Sun)12:15:53 編集
無題
話にならない。無能監督。フロントが無能な会社だと営業現場もこうなる。
与野 2020/08/09(Sun)20:41:00 編集
コメントありがとうございます
与野さん
おはようございます。
とりあえず3年計画を掲げている以上、1年目は辛抱なれど来季に繋がるとわかる明確な運営をしてもらいたいですね。
うえ URL 2020/08/10(Mon)11:14:04 編集
ようこそ!!
試合終了/YBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦 鳥取2-5浦和 得点/12分・武田(浦)、15分・サンタナPK(浦)、35分・田中(鳥)、52分・敦樹(浦)、55分・中島(浦)、64分・松木(鳥)、90+3分・中島(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第10節 浦和-名古屋(埼玉スタジアム2002=4月28日15:00キックオフ)


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