浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2013年 ヤマザキナビスコカップ決勝
浦和レッズ0-1柏レイソル
~国立競技場
またか・・・、何回決勝で負ければ気が済むんだ。5回決勝に進出して4回準優勝は清水に並んでのタイ記録らしい。いらんわ、んな記録。しかもレッズはナビスコ決勝で負ける時は必ず無得点という、嫌なジンクスも継続されてしまった。
あーあ、今頃本来なら浦和でドンチャン騒ぎのはずが、今回もまた予定が狂っての国立解散直帰か。逃げ足が速いのが自慢だから、いつもは負けると帰りが早いが、今回はさすがに足取りが重くて本来なら帰宅したくない気分だったが・・・
しかしなぁ、キチンとした試合で負けるなら仕方ないが、扇谷の意味不明ジャッジが2度も炸裂しての負けは納得が行かない。
・森脇がレアンドロ・ドミンゲスに殴り倒されたのに、殴った方は本来ならレッドが出ても不思議ではないレベルで何のお咎めも受けず、殴られて抗議した森脇にイエロー?ハァ?
・終了間際にレッズ執念の同点ゴール!しかし柏がオフサイドだとして抗議。でも副審は旗を上げていないからゴール。ところが柏の抗議を扇谷が素直に受け入れて判定が覆り・・・ノーゴール?ハァ?
誤審で勝った試合もあれば、誤審に泣いた試合もある。しかし、上記のは誤審以前の問題で意味がわからない。扇谷だからという部分は毎回の事だが、決勝という取り返しがつかない大事な舞台でこれをやられた事実がとにかく腹立たしい。
何を言っても負け惜しみになってしまうんだろうが・・・しかし今回こそは絶対に優勝する自信があったし、その根拠もあったのだが、それでもサッカーの神様はレッズが優勝する事を許してくれないんだな。
レッズは自信を持っていつものサッカーをやれば勝てるはずだった。それを柏に上手く守られてしまった。しっかりブロックを作って守ってのカウンター狙い。これが単純だがレッズにとっては一番の厄介。工藤に決められた場面も、レッズの守備の穴が関連した。守備のチームならあそこで簡単に敵のエースをフリーにさせる訳がない。攻撃チームの悲しい性だ。攻撃サッカーでありながら中央攻撃が出来ないレッズは(それでも中央から2度チャンスを作ったが)、左サイドに逃げての槙野の個人突破が目立った。中を固める敵に、このやり方では何度も弾き返されるループパターンだった。
そして何より、大舞台で勝負弱い、レッズの一番の弱点がまた・・・。でも今年は優勝経験豊富な那須や
興梠を獲得した以上、大舞台での勝負強さも発揮されるはずだったのだが、そうさせてくれないのがレッズに染み付いた何かだろうか。
はぁ、何を言っても溜息になるからもうやめよう。あれだけチケット争奪戦だったのに観衆は4万6千人ってのも不思議な数字だし、おまけに天気予報は晴れなのに雨降ってたし。最初は、初優勝した時と同じ雨天になったから、こりゃ縁起が良いなんて思ったりもしたが、結局負けたし、気象予報士アホかよ(怒りのぶつけ所が無いから天気外した気象予報士にぶつける)。
改修前最後の国立で、何としても優勝したかった。今度こそミシャに優勝させてあげたかった。今年こそそれが叶うに相応しい絶好のチーム状態だった。しかし今回も、あと1歩で夢敗れた。終了の笛とともに倒れ込んで起きあがれない選手、原口のクシャクシャの涙顔、自分も悔しくてやりきれなくて泣きそうだわ・・・疲れた。
リーグ戦だけは絶対に優勝しないと。
------
ヤマザキナビスコカップ決勝 浦和0-1柏
得点/45+2分・工藤(柏)
主審=扇谷健司
観衆:46,675人
浦和レッズ0-1柏レイソル
~国立競技場
あーあ、今頃本来なら浦和でドンチャン騒ぎのはずが、今回もまた予定が狂っての国立解散直帰か。逃げ足が速いのが自慢だから、いつもは負けると帰りが早いが、今回はさすがに足取りが重くて本来なら帰宅したくない気分だったが・・・
しかしなぁ、キチンとした試合で負けるなら仕方ないが、扇谷の意味不明ジャッジが2度も炸裂しての負けは納得が行かない。
・森脇がレアンドロ・ドミンゲスに殴り倒されたのに、殴った方は本来ならレッドが出ても不思議ではないレベルで何のお咎めも受けず、殴られて抗議した森脇にイエロー?ハァ?
・終了間際にレッズ執念の同点ゴール!しかし柏がオフサイドだとして抗議。でも副審は旗を上げていないからゴール。ところが柏の抗議を扇谷が素直に受け入れて判定が覆り・・・ノーゴール?ハァ?
誤審で勝った試合もあれば、誤審に泣いた試合もある。しかし、上記のは誤審以前の問題で意味がわからない。扇谷だからという部分は毎回の事だが、決勝という取り返しがつかない大事な舞台でこれをやられた事実がとにかく腹立たしい。
レッズは自信を持っていつものサッカーをやれば勝てるはずだった。それを柏に上手く守られてしまった。しっかりブロックを作って守ってのカウンター狙い。これが単純だがレッズにとっては一番の厄介。工藤に決められた場面も、レッズの守備の穴が関連した。守備のチームならあそこで簡単に敵のエースをフリーにさせる訳がない。攻撃チームの悲しい性だ。攻撃サッカーでありながら中央攻撃が出来ないレッズは(それでも中央から2度チャンスを作ったが)、左サイドに逃げての槙野の個人突破が目立った。中を固める敵に、このやり方では何度も弾き返されるループパターンだった。
そして何より、大舞台で勝負弱い、レッズの一番の弱点がまた・・・。でも今年は優勝経験豊富な那須や
興梠を獲得した以上、大舞台での勝負強さも発揮されるはずだったのだが、そうさせてくれないのがレッズに染み付いた何かだろうか。
はぁ、何を言っても溜息になるからもうやめよう。あれだけチケット争奪戦だったのに観衆は4万6千人ってのも不思議な数字だし、おまけに天気予報は晴れなのに雨降ってたし。最初は、初優勝した時と同じ雨天になったから、こりゃ縁起が良いなんて思ったりもしたが、結局負けたし、気象予報士アホかよ(怒りのぶつけ所が無いから天気外した気象予報士にぶつける)。
改修前最後の国立で、何としても優勝したかった。今度こそミシャに優勝させてあげたかった。今年こそそれが叶うに相応しい絶好のチーム状態だった。しかし今回も、あと1歩で夢敗れた。終了の笛とともに倒れ込んで起きあがれない選手、原口のクシャクシャの涙顔、自分も悔しくてやりきれなくて泣きそうだわ・・・疲れた。
リーグ戦だけは絶対に優勝しないと。
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ヤマザキナビスコカップ決勝 浦和0-1柏
得点/45+2分・工藤(柏)
主審=扇谷健司
観衆:46,675人
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2013年 J1リーグ第30節
浦和レッズ2-1柏レイソル
~埼玉スタジアム2002
試合に入り込まない内から失点する時もあれば、逆にポンポンとゴールを奪う試合もあるのがレッズ。今回のように前半早い時間帯に立て続けに柏木のゴールが生まれた背景には、自信と覚悟があったからだと思う。
10月に入って自分達のサッカーを落ち着いて展開できるようになった上で、そこから連勝という結果が出続けている事から得た勢いを含む自信と、今回は森脇と興梠というミシャサッカーの攻撃面で絶対的に欠かせない2人が出場停止に加えて、本来1トップに入るはずだったマルシオも直前に膝を痛めて万全ではない中で、同じく腰を痛めて万全ではない柏木が強行出場という、この超危機的状況の中で果たしてどう転ぶかわからない、選手起用面でもリスクを犯して臨んだ覚悟が、結果的に良い方向に動いたという事になる。
とにかくここに来て替えの効かない主力に出場停止が出始め、そして怪我も出始めた中で、控え組を含む総力戦で、難敵である柏相手に、どこまで戦えるかが今回の注目点だった。
どう転ぶかわからない、そしてリスクという意味では、これまでリーグ戦では先発経験が無い阪野を、ついに先発で起用した”賭け”もあった。興梠の代役として起用された阪野は、ボールを収める事は出来ていたが展開力に乏しく、攻撃になかなか効果的に絡めないなど、内容を言えば正直まだまだ厳しいレベルではあったが、1試合限定で考えれば、結果的にチームが勝利したのだから、良くこの試合を乗り切ったものだと思う。
森脇の代わりの坪井も同じで、やはり攻撃面では厳しいものの、守備面でこれまた1試合限定で考えれば、良く乗り切った形。
そう、この試合は先ずは危機的状況を何とかでも乗り切って勝利した事が第一の評価であり、そして最大の評価なのだと思う。
危ない場面は多かった。立て続けの2ゴールを叩き込んだ後からは、ネルシーニョの術中にはまるようにレッズの良い所を消されまくっての内容は悪いの一言。失点の形も不用意なパスミスからというお粗末でありお約束のパターンだった。更にポストを弾く超危険なシュートまで撃たれた。執拗にプレスを仕掛けてくる柏攻撃陣に押される形で、山岸のクリアミスとパスミスも大ピンチを招いた。おまけに主審のジャッジが滅茶苦茶で、これでレッズはリズムを崩されまくりで、以後の勢いは完全に柏に移っていた。
ただ、早い時間帯の1失点が、意外と精神的に効いたのかもしれない。下手に2点リードしたまま余裕を持ってサッカーをしていたら、後半は油断が生まれて、前掛かりになって執拗にボールを放り込んで来る柏の勢いに根負けして、立て続けにゴールを喰らって追い付かれていたかもしれない。そう思える証拠として、現にレッズはそういう失点パターンが少なくない。だから今回は早い時間帯に1点返された事が怪我の功名となり、レッズの守備が引き締まって強い集中力が生まれたのだと思う。
このように守備面でも何とか乗り切った。
万全ではない中で強行出場した柏木が2ゴールを叩き込んだ。
しかもマルシオを温存できた。
その上で森脇と興梠が居ない試合で勝った。
啓太がリーグ戦は次節出場停止になってしまったが、当然ナビスコ決勝は出られる。
このままの状態で金曜まで何事も起こらなければ、レッズは万全の状態でベストメンバーでナビスコ決勝に臨めるのだ。
だから、今日を総力戦で乗り切った上での勝利は、色々な意味で本当に大きい。
ナビスコ決勝はレッズはベストメンバーだが、柏は大谷と橋本が出場停止。ただ柏はいよいよレアンドロ・ドミンゲスが復帰濃厚とも。この事からして、決勝戦はお互いに今日とは若干別のチームが戦うという事にもなる。
とにかくレッズは油断しない事。自分達のサッカーをする事。ポイントはこの2つだけ。この2つを守れば、絶対に勝てる。優勝できる。
暢久、リーグ戦500試合出場達成おめでとう!!
次は1,000試合目指して頑張れ!(嘘)
------
J1リーグ第30節 浦和2-1柏
得点/5分・柏木(浦)、11分・柏木(浦)、14分・工藤(柏)
主審=山本雄大
観衆:34,814人
浦和レッズ2-1柏レイソル
~埼玉スタジアム2002
10月に入って自分達のサッカーを落ち着いて展開できるようになった上で、そこから連勝という結果が出続けている事から得た勢いを含む自信と、今回は森脇と興梠というミシャサッカーの攻撃面で絶対的に欠かせない2人が出場停止に加えて、本来1トップに入るはずだったマルシオも直前に膝を痛めて万全ではない中で、同じく腰を痛めて万全ではない柏木が強行出場という、この超危機的状況の中で果たしてどう転ぶかわからない、選手起用面でもリスクを犯して臨んだ覚悟が、結果的に良い方向に動いたという事になる。
とにかくここに来て替えの効かない主力に出場停止が出始め、そして怪我も出始めた中で、控え組を含む総力戦で、難敵である柏相手に、どこまで戦えるかが今回の注目点だった。
どう転ぶかわからない、そしてリスクという意味では、これまでリーグ戦では先発経験が無い阪野を、ついに先発で起用した”賭け”もあった。興梠の代役として起用された阪野は、ボールを収める事は出来ていたが展開力に乏しく、攻撃になかなか効果的に絡めないなど、内容を言えば正直まだまだ厳しいレベルではあったが、1試合限定で考えれば、結果的にチームが勝利したのだから、良くこの試合を乗り切ったものだと思う。
森脇の代わりの坪井も同じで、やはり攻撃面では厳しいものの、守備面でこれまた1試合限定で考えれば、良く乗り切った形。
そう、この試合は先ずは危機的状況を何とかでも乗り切って勝利した事が第一の評価であり、そして最大の評価なのだと思う。
危ない場面は多かった。立て続けの2ゴールを叩き込んだ後からは、ネルシーニョの術中にはまるようにレッズの良い所を消されまくっての内容は悪いの一言。失点の形も不用意なパスミスからというお粗末でありお約束のパターンだった。更にポストを弾く超危険なシュートまで撃たれた。執拗にプレスを仕掛けてくる柏攻撃陣に押される形で、山岸のクリアミスとパスミスも大ピンチを招いた。おまけに主審のジャッジが滅茶苦茶で、これでレッズはリズムを崩されまくりで、以後の勢いは完全に柏に移っていた。
ただ、早い時間帯の1失点が、意外と精神的に効いたのかもしれない。下手に2点リードしたまま余裕を持ってサッカーをしていたら、後半は油断が生まれて、前掛かりになって執拗にボールを放り込んで来る柏の勢いに根負けして、立て続けにゴールを喰らって追い付かれていたかもしれない。そう思える証拠として、現にレッズはそういう失点パターンが少なくない。だから今回は早い時間帯に1点返された事が怪我の功名となり、レッズの守備が引き締まって強い集中力が生まれたのだと思う。
このように守備面でも何とか乗り切った。
万全ではない中で強行出場した柏木が2ゴールを叩き込んだ。
しかもマルシオを温存できた。
その上で森脇と興梠が居ない試合で勝った。
啓太がリーグ戦は次節出場停止になってしまったが、当然ナビスコ決勝は出られる。
このままの状態で金曜まで何事も起こらなければ、レッズは万全の状態でベストメンバーでナビスコ決勝に臨めるのだ。
だから、今日を総力戦で乗り切った上での勝利は、色々な意味で本当に大きい。
ナビスコ決勝はレッズはベストメンバーだが、柏は大谷と橋本が出場停止。ただ柏はいよいよレアンドロ・ドミンゲスが復帰濃厚とも。この事からして、決勝戦はお互いに今日とは若干別のチームが戦うという事にもなる。
とにかくレッズは油断しない事。自分達のサッカーをする事。ポイントはこの2つだけ。この2つを守れば、絶対に勝てる。優勝できる。
暢久、リーグ戦500試合出場達成おめでとう!!
次は1,000試合目指して頑張れ!(嘘)
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J1リーグ第30節 浦和2-1柏
得点/5分・柏木(浦)、11分・柏木(浦)、14分・工藤(柏)
主審=山本雄大
観衆:34,814人
2013年 J1リーグ第29節
鹿島アントラーズ1-2浦和レッズ
~県立カシマサッカースタジアム
モツ煮も美味い!
ハム焼きも美味い!!
鹿も美味い!!!
・・・何か違うが、まあ良いか。
冷たい雨と風の中でも、試合はさすが優勝を狙う3位と4位らしい白熱した試合内容(ダビィが退場するまでは)。
今年もそんな鹿島国での鹿狩りを成功させ、意気揚々と帰国。
ってか鹿島臨海鉄道が遅れやがって、冷たい雨風のスタジアム駅頭で40分以上も待たされるというアウェーの洗練を喰らうハメに。こんな事なら鹿島神宮まで歩けば良かったと思っていた挙げ句、なんと鹿島神宮でも30分待ちという最悪の乗り継ぎで、鹿島国を出国するまでに今年も相当の時間を要したのであった。
更に、東上線和光市でホームドア異常でまたも電車がストップする始末。いい加減にしろ!一体何なんだオイ!!水曜の天皇杯といい、今日の鹿島戦といい、今週は電車運が最悪だったな・・・。
まあ勝ったから良いという事になる訳だが、今回の鹿狩りの口火を切ったのは那須大明神様だった!鹿島神宮に負けない大明神様、ホーム埼スタの鹿島戦の再来となるコーナーから素晴らしいヘッドで先制。那須大明神は鹿島と相性が良いのか?
ダビィは自分のイライラを抑えきれずの、堂々の自爆退場をしてくれた。前半から主審が見ていない所で散々レッズDF陣に喧嘩を売っていたから、いい加減にレッド発生を期待していたら、散々やり合っていた森脇に乱暴して、ついにイエロー2枚目。今回は副審がしっかり見ていた。悪い事はそうも何度も出来ないって事さ。
ただ喧嘩両成敗で、森脇にもイエロー出たのは納得行かないが・・・。
まあこれで数的優位になったからこそ原口の追加点だったのかもしれないものの、カウンターからの鋭さは原口の形だし、ダビィが退場したとはいえ地力ある鹿島だけにリードが1点だけでは危険だった。
案の定、大迫をほめるしかない技ありシュートで1点返された訳だから、結果的に決勝点となった原口の追加点は、限りなく貴重なものになった訳だ。
しかし、古巣相手に全く遠慮しなかった興梠が今回も効いていたな。遠慮しないどころかカウンター阻止で堂々イエローまで喰らったが、前線で興梠自慢の踏ん張りが効いた巧みなポストプレーが、散々鹿島守備陣を引き付けて2シャドーを助けていた。ゴールが無くても許されるFWこそ興梠。この選手を手放してくれた鹿島に、改めて感謝したい。
そして特筆すべき点として、今回の勝利は、全員が90分間途切れることなく身体を張った守備のおかげ。前線でも、中盤でも、ボールを絶対に奪ってモノにしてやるという気迫が素晴らしかった。こういう守備が出来るようになれば、崩壊しない守備に近づく。攻撃面ばかり目が行きがちな中で、ある意味で今回は献身的・積極的守備の勝利とも言える内容だったと思う。
そしてある意味で天皇杯を犠牲にしてまで臨んだ鹿島戦。レギュラー組はあからさまにも鹿狩りに照準を合わせた。だからこそ、絶対に勝たなければいけない試合だった。勝たなければ天皇杯敗退の犠牲が無駄になってしまう。だから本当に勝って良かった。天皇杯を犠牲にした甲斐が、やっと得られた。報われた。
ただ鹿狩り成功の勝利の代償として、森脇と興梠が次節出場停止になってしまったのは大変に痛い。ナビスコ決勝の前哨戦ともなる試合でこの2人が居ないのだから、ここでひとつの真価が問われる試合になりそう。
それにしても鹿島サポは、この段幕を我々レッズサポの待機列に見せて、一体何の意味があるというんだ?これ鹿島サポに見せるものだろ。漢字間違ってるし・・・。
しかも帰りの成田線がジェフ列車だったという・・・。
鹿島アントラーズ1-2浦和レッズ
~県立カシマサッカースタジアム
モツ煮も美味い!
ハム焼きも美味い!!
・・・何か違うが、まあ良いか。
冷たい雨と風の中でも、試合はさすが優勝を狙う3位と4位らしい白熱した試合内容(ダビィが退場するまでは)。
今年もそんな鹿島国での鹿狩りを成功させ、意気揚々と帰国。
ってか鹿島臨海鉄道が遅れやがって、冷たい雨風のスタジアム駅頭で40分以上も待たされるというアウェーの洗練を喰らうハメに。こんな事なら鹿島神宮まで歩けば良かったと思っていた挙げ句、なんと鹿島神宮でも30分待ちという最悪の乗り継ぎで、鹿島国を出国するまでに今年も相当の時間を要したのであった。
更に、東上線和光市でホームドア異常でまたも電車がストップする始末。いい加減にしろ!一体何なんだオイ!!水曜の天皇杯といい、今日の鹿島戦といい、今週は電車運が最悪だったな・・・。
まあ勝ったから良いという事になる訳だが、今回の鹿狩りの口火を切ったのは那須大明神様だった!鹿島神宮に負けない大明神様、ホーム埼スタの鹿島戦の再来となるコーナーから素晴らしいヘッドで先制。那須大明神は鹿島と相性が良いのか?
ダビィは自分のイライラを抑えきれずの、堂々の自爆退場をしてくれた。前半から主審が見ていない所で散々レッズDF陣に喧嘩を売っていたから、いい加減にレッド発生を期待していたら、散々やり合っていた森脇に乱暴して、ついにイエロー2枚目。今回は副審がしっかり見ていた。悪い事はそうも何度も出来ないって事さ。
ただ喧嘩両成敗で、森脇にもイエロー出たのは納得行かないが・・・。
まあこれで数的優位になったからこそ原口の追加点だったのかもしれないものの、カウンターからの鋭さは原口の形だし、ダビィが退場したとはいえ地力ある鹿島だけにリードが1点だけでは危険だった。
案の定、大迫をほめるしかない技ありシュートで1点返された訳だから、結果的に決勝点となった原口の追加点は、限りなく貴重なものになった訳だ。
しかし、古巣相手に全く遠慮しなかった興梠が今回も効いていたな。遠慮しないどころかカウンター阻止で堂々イエローまで喰らったが、前線で興梠自慢の踏ん張りが効いた巧みなポストプレーが、散々鹿島守備陣を引き付けて2シャドーを助けていた。ゴールが無くても許されるFWこそ興梠。この選手を手放してくれた鹿島に、改めて感謝したい。
そして特筆すべき点として、今回の勝利は、全員が90分間途切れることなく身体を張った守備のおかげ。前線でも、中盤でも、ボールを絶対に奪ってモノにしてやるという気迫が素晴らしかった。こういう守備が出来るようになれば、崩壊しない守備に近づく。攻撃面ばかり目が行きがちな中で、ある意味で今回は献身的・積極的守備の勝利とも言える内容だったと思う。
そしてある意味で天皇杯を犠牲にしてまで臨んだ鹿島戦。レギュラー組はあからさまにも鹿狩りに照準を合わせた。だからこそ、絶対に勝たなければいけない試合だった。勝たなければ天皇杯敗退の犠牲が無駄になってしまう。だから本当に勝って良かった。天皇杯を犠牲にした甲斐が、やっと得られた。報われた。
ただ鹿狩り成功の勝利の代償として、森脇と興梠が次節出場停止になってしまったのは大変に痛い。ナビスコ決勝の前哨戦ともなる試合でこの2人が居ないのだから、ここでひとつの真価が問われる試合になりそう。
しかも帰りの成田線がジェフ列車だったという・・・。
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J1リーグ第29節 鹿島1-2浦和
得点/20分・那須(浦)、71分・原口(浦)、87分・大迫(鹿)
主審=松尾 一
観衆:32,305人
2013年 天皇杯3回戦
浦和レッズ2-3モンテディオ山形
~浦和駒場スタジアム
もう最悪だ!山形には負けるわ、帰りの武蔵野線は貨物がストップしやがった影響で南浦和で40分も足止めさせられるわ、おまけに東上線も人身事故で遅れて朝霞台でまた足止め喰らうわで・・・ふざけんな!!おい埼玉県!アテにならない武蔵野線なんかを何時までものさばらせておかないで、いい加減に浦和方面と所沢方面を横に結ぶ地下鉄を作れよバカ!
こんなんなら台風一過にならずに、台風通過が遅くなって試合が来週に延期してくれれば良かった・・・。
始めから勝つ気が無かった訳ではないだろうし、まさか試合を捨てて臨んだ訳ではないと思いたいが、土曜の鹿島戦のための主力温存策で、メンバーを総入れ替えした意図は十二分に理解できる。
だがしかし、控え組中心とユースだけで勝てるほど、J2相手とはいえ山形がそう甘い相手ではない事も始めから理解していた。
その上で二兎を追う事が出来ないのならば・・・確かに負けるべくして負けたという考え方は出来るだろうが、・・・だからって負けて良い理由にはならない!
どんな理由であれ、そういうメンバーで臨んだのだから、最終的には勝たなければ意味が無い。
だいいちそれを承知で極端にメンバーを落として臨んだ以上、それでも勝たなければ山形にも失礼だったと思う。挙げ句は16歳の邦本を出すわ、関根も出すわ、リードされている状態でプロ相手にユース2人もベンチに入れては、しかも実際に2人とも投入しちゃったのだから、そりゃ山形も闘志に火が付くよな。もし自分が山形の選手なら「馬鹿にするな!」と怒るよ。実際に山形は気迫溢れるプレーが見て取れた。
対してレッズは、ユース組が頑張っているのに、ベテランは何をやっているのか。永田に関しては、もう何度も言うけど、使うミシャが一番悪い!そして加藤は、山岸からポジションを取り戻す気はあるのか?
・・・そしてミシャ、いくら何でも今回はやり過ぎだろう。
・・・が、やり過ぎたとはいえ、邦本がデビュー戦でいきなりゴールってアンタ、何なんだこれ。ミシャどころか、邦本がやり過ぎだろ(こちらは良い意味で)。
ユースはユースでも16歳の邦本がベンチ入りする事は報道で朝から知っていたが、まさかリードされた状況で、それも先輩の関根を差し置いて、先に邦本を出すとは思わなかった。何か順番が違うだろうと思っていた直後に、いきなりゴールまでしてしまうとはぶったまげた。今日駒場に来た5千人は、ひとつの歴史の始まりの証人になったかもしれない。
勿論プレー内容はまだまだ荒削りだったが、怖いもの知らずの16歳は、プロDF相手に互角に張り合っていたし、意外に冷静でポストプレーが上手かったのにも驚いた。
こりゃ邦本という楽しみがひとつ増えたが、あまりにも邦本の衝撃が強烈だったために、阪野のプロ初ゴールや、堀之内の話題がすっかり吹き飛んでしまったな。あ、いや、阪野もおめでとう。素晴らしいダイビングヘッドだったよ。
そして邦本は、これからは勝手に「浦和のルーニー」と呼ばせてもらおう。・・・いやまてよ、こういう有名選手被せのニックネームを付けると大成しないジンクスが昔からJリーグには存在するから、邦本にルーニーはやめておこうか。かつて「浦和のクリンスマン」なんてのも居たし、かつてレッズもオファーしたどっかの「和製アンリ」もイマイチだったし。
しかし今回は、邦本の衝撃的デビューゴールが無かったら、敗戦の怒りだけで終わるところだった。それだけ今回は素直に怒って良い最悪の敗戦だと思っている。
そして天皇杯を犠牲にしてまで主力を完全温存したのだから、これで土曜は鹿島に勝たなかったらバカみたいだぞ。絶対に勝て!いや、勝つ!!
------
天皇杯3回戦 浦和2-3山形
得点/39分・伊東(山)、41分・阪野(浦)、67分・宮阪(山)、76分・邦本(浦)、79分・ロメロ・フランク(山)
主審=木村博之
観衆:5,890人
浦和レッズ2-3モンテディオ山形
~浦和駒場スタジアム
もう最悪だ!山形には負けるわ、帰りの武蔵野線は貨物がストップしやがった影響で南浦和で40分も足止めさせられるわ、おまけに東上線も人身事故で遅れて朝霞台でまた足止め喰らうわで・・・ふざけんな!!おい埼玉県!アテにならない武蔵野線なんかを何時までものさばらせておかないで、いい加減に浦和方面と所沢方面を横に結ぶ地下鉄を作れよバカ!
こんなんなら台風一過にならずに、台風通過が遅くなって試合が来週に延期してくれれば良かった・・・。
だがしかし、控え組中心とユースだけで勝てるほど、J2相手とはいえ山形がそう甘い相手ではない事も始めから理解していた。
その上で二兎を追う事が出来ないのならば・・・確かに負けるべくして負けたという考え方は出来るだろうが、・・・だからって負けて良い理由にはならない!
どんな理由であれ、そういうメンバーで臨んだのだから、最終的には勝たなければ意味が無い。
だいいちそれを承知で極端にメンバーを落として臨んだ以上、それでも勝たなければ山形にも失礼だったと思う。挙げ句は16歳の邦本を出すわ、関根も出すわ、リードされている状態でプロ相手にユース2人もベンチに入れては、しかも実際に2人とも投入しちゃったのだから、そりゃ山形も闘志に火が付くよな。もし自分が山形の選手なら「馬鹿にするな!」と怒るよ。実際に山形は気迫溢れるプレーが見て取れた。
対してレッズは、ユース組が頑張っているのに、ベテランは何をやっているのか。永田に関しては、もう何度も言うけど、使うミシャが一番悪い!そして加藤は、山岸からポジションを取り戻す気はあるのか?
・・・そしてミシャ、いくら何でも今回はやり過ぎだろう。
・・・が、やり過ぎたとはいえ、邦本がデビュー戦でいきなりゴールってアンタ、何なんだこれ。ミシャどころか、邦本がやり過ぎだろ(こちらは良い意味で)。
ユースはユースでも16歳の邦本がベンチ入りする事は報道で朝から知っていたが、まさかリードされた状況で、それも先輩の関根を差し置いて、先に邦本を出すとは思わなかった。何か順番が違うだろうと思っていた直後に、いきなりゴールまでしてしまうとはぶったまげた。今日駒場に来た5千人は、ひとつの歴史の始まりの証人になったかもしれない。
勿論プレー内容はまだまだ荒削りだったが、怖いもの知らずの16歳は、プロDF相手に互角に張り合っていたし、意外に冷静でポストプレーが上手かったのにも驚いた。
こりゃ邦本という楽しみがひとつ増えたが、あまりにも邦本の衝撃が強烈だったために、阪野のプロ初ゴールや、堀之内の話題がすっかり吹き飛んでしまったな。あ、いや、阪野もおめでとう。素晴らしいダイビングヘッドだったよ。
そして邦本は、これからは勝手に「浦和のルーニー」と呼ばせてもらおう。・・・いやまてよ、こういう有名選手被せのニックネームを付けると大成しないジンクスが昔からJリーグには存在するから、邦本にルーニーはやめておこうか。かつて「浦和のクリンスマン」なんてのも居たし、かつてレッズもオファーしたどっかの「和製アンリ」もイマイチだったし。
しかし今回は、邦本の衝撃的デビューゴールが無かったら、敗戦の怒りだけで終わるところだった。それだけ今回は素直に怒って良い最悪の敗戦だと思っている。
そして天皇杯を犠牲にしてまで主力を完全温存したのだから、これで土曜は鹿島に勝たなかったらバカみたいだぞ。絶対に勝て!いや、勝つ!!
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天皇杯3回戦 浦和2-3山形
得点/39分・伊東(山)、41分・阪野(浦)、67分・宮阪(山)、76分・邦本(浦)、79分・ロメロ・フランク(山)
主審=木村博之
観衆:5,890人
2013年 ヤマザキナビスコカップ準決勝・第2戦
浦和レッズ1-0川崎フロンターレ
~埼玉スタジアム2002
第1戦で2-3で負けていても、アウェーゴールがあるからホームで1-0で勝てば決勝進出が可能。
・・・そりゃ理論値ではそうなっていても、まさかミシャサッカー最大の天敵である川崎相手に、1-0勝利の展開を本気で予想した人は・・・居たかどうかは別として、それが現実のものとなるのだから、サッカーは、いやレッズは何が起こるかはわからない。
まさにドラマの筋書きそのママのような超理想的展開で、レッズが決勝進出を果たした。
自分は第1戦の敗戦後に「名を捨てて実を取りたい気分」という、ちょっと、いやかなり後ろ向きな記事を書いた。つまり1-0にしても、相手が川崎である以上、簡単にひっくり返されるだろうと。だって川崎はそれだけの攻撃力、いや破壊力がある。長い時間攻め込まれたら、うちの今の崩壊気味の守備力では、到底耐えきれないだろうと・・・。
ところが今回、ひとつの嬉しい誤算というか、予想外の事がこの試合で起きた。
・・・川崎が、始めから攻めて来ない。
まだ試合が始まって間もない内から自陣に引き籠もり、前線ではレナトと大久保によるカウンター狙い?いや、少なくとも先ずは1点を獲るしか道が残されていないレッズが、とにかく序盤からがむしゃらに攻め続けたから?・・・原因はどちからわからないが、とにかく川崎が引いて守っていたのは明白で、だからこそレッズは攻めの時間帯が長かったのだろうし、だからこそパスも良く回り良く通っていたし、レッズは労を惜しまない前線や中盤からの積極的なプレス守備が大変効いていたし、だからからこそセカンドボールもほとんどがレッズの手中に。
川崎相手に攻撃の手を緩めれば、途端にそこを突かれて危険な逆襲を喰らうであろうレッズは、まあ序盤から攻める攻める。攻めるしか方法が無いのだから、とにかく攻める。そしてチャンスを作る作る作る。川崎のドン引き守備網の周りは、常に赤いユニフォームが右往左往に虎視眈々。
で、決まらない決まらない。あれだけ攻めて、あれだけチャンスを作って、あれだけシュートも放ちまくって・・・川崎のキーパー杉山に、まあ面白いように尽くセーブされまくる。完全にキーパーを当たりまくりの状態にさせてしまった。
しかしまあ、これは誰しもが思ったように、結果論ではあるが、レッズは早い時間帯に得点しなくて、逆に良かったのかもしれない。変に早い時間帯にリードしてしまったら、川崎は当然のように一大攻勢に出て来たはず。そしてその攻撃力を全面に押し出されて、レッズは弱点である薄い守備網を破壊されていたかもしれない。そう、第1戦の時のように。
だから、攻めても攻めても決められない展開でも、決して焦りはなかった。とにかく最後の10分が勝負だと思っていた。そして・・・
本当に80分に決めるのだから、ドラマである。
途中交代・関口の突破と鋭いクロス。あそこで勝負が出来る選手は、やはり良いものだ。関口はさいたまダービーの得点と言い、今回の貴重なアシストと言い、いよいよ乗って来たな。宇賀神のうかうか(洒落じゃないよ)していられないぞ。
そして興梠が足一本伸ばして・・・!
興梠よ、何度も言うが、何故に君は簡単なシュートは外しまくり、そういう難しいシュートは決めるのだ?
これで川崎は前に出ざるを得なくなった訳だが、80分も守勢に回ってはレッズの猛攻を耐え続けていた守備疲れからか、もはや覇気ある攻撃に発展せず、時既に遅しだった感じ。欠場が危ぶまれた大久保を、ギリギリ間に合わせたのが逆に裏目に出たのかな。中村も途中で退いていたし。
まあ良い。川崎がどうこうより、レッズは堂々と自分たちのサッカーを押し切って勝っての決勝進出なのだ。
でもナビスコは、ここで満足していては、また何度も同じ繰り返しのシルバーホルダーに終わってしまうから、今回は喜びもそこそこにしておこうと思う。本当の喜びは、優勝を勝ち取ってからじゃないとね。
決勝の相手は予想通りの柏となった・・・ちょっと待て、この柏とは、ナビスコ決勝直前のリーグ戦でも対戦する事になっている相手じゃないか。偶然とはいえ、何だこの日程??
追伸
オジェックがオーストラリア代表監督を解任されたニュースがショックで、実は朝からちょっと落ち込んでいたのだが、こんな日にレッズがナビスコ決勝進出を決めるなんて。しかもアウェー鳥栖戦のチケット発売日も今日だったし。気持ちの整理が滅茶苦茶な1日だったから、何か妙に疲れたな。その疲れが今日の勝利で心地良うものとなってくれたから良いけど。
------
ヤマザキナビスコカップ準決勝・第2戦 浦和1-0川崎
得点/80分・興梠(浦)
主審=西村雄一
観衆:27,197人
浦和レッズ1-0川崎フロンターレ
~埼玉スタジアム2002
・・・そりゃ理論値ではそうなっていても、まさかミシャサッカー最大の天敵である川崎相手に、1-0勝利の展開を本気で予想した人は・・・居たかどうかは別として、それが現実のものとなるのだから、サッカーは、いやレッズは何が起こるかはわからない。
まさにドラマの筋書きそのママのような超理想的展開で、レッズが決勝進出を果たした。
自分は第1戦の敗戦後に「名を捨てて実を取りたい気分」という、ちょっと、いやかなり後ろ向きな記事を書いた。つまり1-0にしても、相手が川崎である以上、簡単にひっくり返されるだろうと。だって川崎はそれだけの攻撃力、いや破壊力がある。長い時間攻め込まれたら、うちの今の崩壊気味の守備力では、到底耐えきれないだろうと・・・。
ところが今回、ひとつの嬉しい誤算というか、予想外の事がこの試合で起きた。
・・・川崎が、始めから攻めて来ない。
まだ試合が始まって間もない内から自陣に引き籠もり、前線ではレナトと大久保によるカウンター狙い?いや、少なくとも先ずは1点を獲るしか道が残されていないレッズが、とにかく序盤からがむしゃらに攻め続けたから?・・・原因はどちからわからないが、とにかく川崎が引いて守っていたのは明白で、だからこそレッズは攻めの時間帯が長かったのだろうし、だからこそパスも良く回り良く通っていたし、レッズは労を惜しまない前線や中盤からの積極的なプレス守備が大変効いていたし、だからからこそセカンドボールもほとんどがレッズの手中に。
川崎相手に攻撃の手を緩めれば、途端にそこを突かれて危険な逆襲を喰らうであろうレッズは、まあ序盤から攻める攻める。攻めるしか方法が無いのだから、とにかく攻める。そしてチャンスを作る作る作る。川崎のドン引き守備網の周りは、常に赤いユニフォームが右往左往に虎視眈々。
で、決まらない決まらない。あれだけ攻めて、あれだけチャンスを作って、あれだけシュートも放ちまくって・・・川崎のキーパー杉山に、まあ面白いように尽くセーブされまくる。完全にキーパーを当たりまくりの状態にさせてしまった。
しかしまあ、これは誰しもが思ったように、結果論ではあるが、レッズは早い時間帯に得点しなくて、逆に良かったのかもしれない。変に早い時間帯にリードしてしまったら、川崎は当然のように一大攻勢に出て来たはず。そしてその攻撃力を全面に押し出されて、レッズは弱点である薄い守備網を破壊されていたかもしれない。そう、第1戦の時のように。
だから、攻めても攻めても決められない展開でも、決して焦りはなかった。とにかく最後の10分が勝負だと思っていた。そして・・・
本当に80分に決めるのだから、ドラマである。
途中交代・関口の突破と鋭いクロス。あそこで勝負が出来る選手は、やはり良いものだ。関口はさいたまダービーの得点と言い、今回の貴重なアシストと言い、いよいよ乗って来たな。宇賀神のうかうか(洒落じゃないよ)していられないぞ。
そして興梠が足一本伸ばして・・・!
興梠よ、何度も言うが、何故に君は簡単なシュートは外しまくり、そういう難しいシュートは決めるのだ?
これで川崎は前に出ざるを得なくなった訳だが、80分も守勢に回ってはレッズの猛攻を耐え続けていた守備疲れからか、もはや覇気ある攻撃に発展せず、時既に遅しだった感じ。欠場が危ぶまれた大久保を、ギリギリ間に合わせたのが逆に裏目に出たのかな。中村も途中で退いていたし。
でもナビスコは、ここで満足していては、また何度も同じ繰り返しのシルバーホルダーに終わってしまうから、今回は喜びもそこそこにしておこうと思う。本当の喜びは、優勝を勝ち取ってからじゃないとね。
決勝の相手は予想通りの柏となった・・・ちょっと待て、この柏とは、ナビスコ決勝直前のリーグ戦でも対戦する事になっている相手じゃないか。偶然とはいえ、何だこの日程??
追伸
オジェックがオーストラリア代表監督を解任されたニュースがショックで、実は朝からちょっと落ち込んでいたのだが、こんな日にレッズがナビスコ決勝進出を決めるなんて。しかもアウェー鳥栖戦のチケット発売日も今日だったし。気持ちの整理が滅茶苦茶な1日だったから、何か妙に疲れたな。その疲れが今日の勝利で心地良うものとなってくれたから良いけど。
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ヤマザキナビスコカップ準決勝・第2戦 浦和1-0川崎
得点/80分・興梠(浦)
主審=西村雄一
観衆:27,197人
2013年 J1リーグ第28節
浦和レッズ4-0大宮アルディージャ
~埼玉スタジアム2002

犬の上に・・・
主審:家本政明
レフェリーアセッサー:岡田正義
(゜Д ゜;)・・・、
・・・さいたまダービーに、イエティーとジャスティスという、こんな黄金コンビを持ってくるなんて、Jリーグは馬鹿じゃないだろうか?
その期待に応えるべく、初っ端から僕らのイエティーが大暴れ。開始9分でいきなり本領を発揮してニールを一発退場で華麗に葬り去ると、それに満足できないイエティーは、既にイエローを与えていた今井に、終了間際の89分に2枚目イエローを大奮発し、大宮から2人の退場者を披露するというイエティー節が炸裂した!
やったぜイエティー!それでこそイエティーだ!家本杯以来すっかり影を潜めていた家本ワールドが、ついにさいたまダービーで帰ってきた!!
ニールも今井も完全に得点機会阻止だから、カードは妥当だろう。仮にニールのは普通ならイエローで済んでいても、イエティーではレッドが常識なのだ。未だJリーグに慣れていないオーストラリア代表キャプテンは、イエティーの恐ろしさを知らなかった。ドンマイ、ニール。
まあ、このニールの退場が全てだろう。監督交代以来1勝しかしていない絶不調の大宮にとっては、1人が退場する事は、そのまま終了を意味する。しかも開始9分で・・・。
数的優位に立った方はここで一気に畳み掛けるのが普通だが、レッズもニールの反則で得たPK以外、前半で得点出来なかった部分が、やはり今のレッズの状態を表していたかもしれない。幸いにして後半に3得点をぶち込めたから良かったものの、1人少ない大宮のノヴァコヴィッチに散発的に危険なシュートを放たれては、バーにも助けられる始末だった。正直、2失点くらいは普通に喰らっていても不思議ではない内容。
そもそも試合開始早々の超決定的なノヴァシュートが枠に行ってしまっていたら、もしかしたらその後の試合内容は変わっていたかもしれない。このシュートが外れた事が、その後の両チームの行方を大きく分けたと思う。ダービーとは、そういうものだ。
ニールの退場で拍子抜けと言えば拍子抜けな内容になってしまったさいたまダービーだが、こうでもしないと大宮に勝てないとは思われたくないから、この勝利を機に大宮への苦手意識を捨て去って、今度はレッズが大宮に勝ち続ける番になろう。来年以降。
ゴール宣言を有言実行で果たした原口と、2桁得点に乗せた興梠と、ACLに続き今度はJリーグでのレッズ移籍後初ゴールの関口と、そして久々に完封した守備陣と山岸と・・・数的優位だったからこそかもしれないが、ここまで来たら内容より結果で優勝争いに喰にい付いて行く時期だから、この勝利自体が大きいものとして、素直に喜ぼう。
広島は勝ってしまったが、今度はマリノスが足踏み。また上位が混戦模様になった。レッズとしては、個人的に大宮に負けたら終わり宣言していたから、勝った事でまたまた大きな可能性が復活した訳。ここからは1つの勝ち負けが何もかも左右する。そういう時期。
しっかし、どうしてこうホームゲームの度に雨が降るのかという・・・雨じゃなきゃ5万人に到達したかもしれなかったのになぁ。怨むぜ、雨。
------
J1リーグ第28節 浦和4-0大宮
得点/11分・阿部PK(浦)、72分・原口(浦)、76分・興梠(浦)、83分・関口(浦)
主審=家本政明
観衆:47,790人
浦和レッズ4-0大宮アルディージャ
~埼玉スタジアム2002
犬の上に・・・
主審:家本政明
レフェリーアセッサー:岡田正義
(゜Д ゜;)・・・、
・・・さいたまダービーに、イエティーとジャスティスという、こんな黄金コンビを持ってくるなんて、Jリーグは馬鹿じゃないだろうか?
その期待に応えるべく、初っ端から僕らのイエティーが大暴れ。開始9分でいきなり本領を発揮してニールを一発退場で華麗に葬り去ると、それに満足できないイエティーは、既にイエローを与えていた今井に、終了間際の89分に2枚目イエローを大奮発し、大宮から2人の退場者を披露するというイエティー節が炸裂した!
やったぜイエティー!それでこそイエティーだ!家本杯以来すっかり影を潜めていた家本ワールドが、ついにさいたまダービーで帰ってきた!!
ニールも今井も完全に得点機会阻止だから、カードは妥当だろう。仮にニールのは普通ならイエローで済んでいても、イエティーではレッドが常識なのだ。未だJリーグに慣れていないオーストラリア代表キャプテンは、イエティーの恐ろしさを知らなかった。ドンマイ、ニール。
まあ、このニールの退場が全てだろう。監督交代以来1勝しかしていない絶不調の大宮にとっては、1人が退場する事は、そのまま終了を意味する。しかも開始9分で・・・。
数的優位に立った方はここで一気に畳み掛けるのが普通だが、レッズもニールの反則で得たPK以外、前半で得点出来なかった部分が、やはり今のレッズの状態を表していたかもしれない。幸いにして後半に3得点をぶち込めたから良かったものの、1人少ない大宮のノヴァコヴィッチに散発的に危険なシュートを放たれては、バーにも助けられる始末だった。正直、2失点くらいは普通に喰らっていても不思議ではない内容。
そもそも試合開始早々の超決定的なノヴァシュートが枠に行ってしまっていたら、もしかしたらその後の試合内容は変わっていたかもしれない。このシュートが外れた事が、その後の両チームの行方を大きく分けたと思う。ダービーとは、そういうものだ。
ゴール宣言を有言実行で果たした原口と、2桁得点に乗せた興梠と、ACLに続き今度はJリーグでのレッズ移籍後初ゴールの関口と、そして久々に完封した守備陣と山岸と・・・数的優位だったからこそかもしれないが、ここまで来たら内容より結果で優勝争いに喰にい付いて行く時期だから、この勝利自体が大きいものとして、素直に喜ぼう。
広島は勝ってしまったが、今度はマリノスが足踏み。また上位が混戦模様になった。レッズとしては、個人的に大宮に負けたら終わり宣言していたから、勝った事でまたまた大きな可能性が復活した訳。ここからは1つの勝ち負けが何もかも左右する。そういう時期。
しっかし、どうしてこうホームゲームの度に雨が降るのかという・・・雨じゃなきゃ5万人に到達したかもしれなかったのになぁ。怨むぜ、雨。
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J1リーグ第28節 浦和4-0大宮
得点/11分・阿部PK(浦)、72分・原口(浦)、76分・興梠(浦)、83分・関口(浦)
主審=家本政明
観衆:47,790人
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