鹿島アントラーズ2-0浦和レッズ
~カシマサッカースタジアム
そしてモツ煮込みを上回る絶品さですっかり名物に定着した「ハム焼き」。
うまうまうま~
鹿島国グルメ堪能の旅を終え、帰宅である。
以上。
・・・以上じゃねーよ。
やっぱ書かなきゃいかんだろうなぁ。
正直あんまり振り返りたくないのだが・・・
だけど、チーム全体としては・・・
スピラもサヌも出遅れている訳だから、ある程度こういう展開になるであろう恐れはあった事はあったが、まさかストレートにこんな結果になるとは、これでは、どこのチームよりも始動が早かった割には、一体何をやっていたのか、という話にもなってしまう。心情的に。
まあ初戦だから執拗に厳しく言うつもりは無いんだけど、表面的に見ると、去年の開幕戦のサッカーとあまり変わっていなかったという感想が出てしまうのは、これは否めないと思う。
もちろん進歩がまったく見られなかったというのは酷で、前線であらゆる選手が何度も楔になって攻撃にアクセントを加えていたし(ただそのプレーがまだ慣れていないのか、やたらぎこちなかったけど)、ラストパスなどは、去年はペナルティエリアの外でチマチマやっていた感があったのが、今年は積極的に中にクロスも入れたりして、それで惜しい場面もあったのだから、変わっている部分はあるのだろう。ただ、全体的に見ると、大きな変化はあまり見られなかったということだ。
そして目を覆いたくなる程の守備の慌てっぷりである。去年同様カウンターでピンチを招くし、平気でセンターバック2人が被ってしまったりして2人目3人目の敵選手をドフリーにしてしまうのだからたまらない。一体お互いのポジショニングや受け渡しの約束事はどうなっているのだろう・・・
2失点目なんて、敵がボール出す所を誰も見ていないで、ドフリーでセンタリング上げさせちゃうんだもん。平川なんか明後日の方向見てなかったか?あれじゃ失点しない方がおかしい・・・
フィンケの采配も首を傾げてしまう。いくらリードされているからって、あんな次々攻撃的選手を投入しまくるなんて・・・。3年前に横浜で、オジェックが同じ事をやって大失敗したのと同じじゃん・・・
いかん、結局文句ばかりになってしまった。うう・・・
ただここで思うんだけど、これってうちが酷かったのか?それとも鹿島が強過ぎたのか?・・・どっち?
まあその答えは次節を観てみない事にはわからないんだろうけど、もし次節も同じようなサッカーやってたら困るから、ここは是が非でも鹿島が強かったという事にしておかないと・・・
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J1リーグ第1節 鹿島2-0浦和
得点/5分・興梠(鹿)、86分・マルキーニョス(鹿)
観衆:35,251人
徳島ヴォルティス2-1浦和レッズ
~鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
・・・負けた、・・・徳島に・・・。
だから甘く見ちゃイカンのだよな。いくらJ2とはいえ、去年辺りからJ1経験者を大量に補強して力を付けてきている徳島。そしてポカリスエットパワーを持つ徳島なんだから(意味不明)
冗談はさておいて、例によってこの期に及んで意地でもスカパーに入らないから、試合内容は掲示板からしかわからなかったけど、いくらプレシーズンマッチといえども、相手が相手だし、何より有料試合なのだから、こういう負け方は、J1としてはいけないとは思う。
良い部分もあったし悪い部分もあったし、それはそれで良いのだろうけど、それで済んで良いのはトレーニングマッチまでで、今回は歴とした有料試合だったのだから、やはりそれなりの結果が欲しかった。
収穫は1ゴールのセルと、そして岡本が良い評価みたい。そして何より光ったのが宇賀神。
宇賀神は前評判も良くて、今回は左サイドハーフに入っていたけど、彼の武器である積極的なドリブル突破と質の良いクロスから1アシスト。この調子で行けば開幕スタメンもあるのでは。ただ実際問題として、宇賀神を何処に固定するのかが難しい。サイドバックで行くのか、サイドハーフで行くのか。未だベールを脱がないサヌの存在があるだけに、ハーフ?バック?チームにとってはどちらが良いのか・・・
堀之内がPKを献上し、マシューのミスから逆転されてしまった。これは・・・、PKだから仕方ないとは言っていられず、そこまでの課程があるのだから軽視してはいけないが、それよりもマシューは・・・一応助っ人DFなのだから、もう少し風格が欲しいところ。まだ本調子ではないとは思いたいけど、このままだと不安要素が拭えないまま開幕を迎えそう・・・
また前半と後半でやや違うチームになっていたようだけど、それを含めて、攻守の課題が去年のままの部分があるのは否めない。
現実的には、今回は柏木もロビーも居なかった点は考慮すべき部分。その上で未だサヌも出て来ては居ないから、それらの選手を加えて、あと2週間でどれだけ修正出来るか、不安半分といったところだろう。まだ2週間ある、でもあと2週間しかない。
鳴門まで行かれたレッズサポの皆さん、大変お疲れ様でした。
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プレシーズンマッチ 徳島2-1浦和
得点/54分・セルヒオ(浦)、79分・徳重PK(徳)、89分・津田(徳)
観衆:6,713人
浦和レッズ0-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
『追い遣る鹿ねえだろ』、とも読める・・・
と、それはさておいて、・・・
完封負け
鹿の優勝を目の前で見せ付けられる
雨でビチョビチョ
寒い
浦和行きバス大渋滞
帰りの東上線、人身事故で大幅遅延
ゴルァ・・・
雨の中、いつかの再現にはならなかったなぁ。攻めの姿勢は凄く見えたし、そういう雰囲気は十二分にあったし、終盤、ゴール前で見せた惜しい攻めの連続、あれが1つでも決まっていれば・・・
でもそこで決められないレッズと、隙あらばしっかり決めてくる鹿島、ひとつひとつのパスの正確性、ゴールを確実に捉える決定力、どれをとってもレッズと鹿島ではチーム力に大きな差がある。3連覇するだけのことはある。
序盤の素早いパス回しから鹿島を翻弄させていたスピード感溢れる攻撃、今年の開幕戦みたいだったな。でもサイドの深い位置まではボールを持ち込めても、なかなかゴール前に効果的なボールは入れられない、これもレッズが開幕戦以来散々繰り返してきたことだ。
個人技に頼らないサッカーを頑なに貫いて来たフィンケサッカー。まだまだ発展途上も序の口に見えるが、果たしてこの最終節で、得点や勝利という形では表れていなかったけど、何かの目に見えぬ成果は現れていたのだろうか?・・・その答えは、来シーズンまで待つしかない。
去年の藤口氏へのブーイングは自分も賛同したが、今回はブーイングはしなかった。したくなかった。
何故?だって、ここでブーイングしてしまったら、今シーズンやって来た事を頭から否定してしまう、もっと言うと、結局去年と同じ気持ちでシーズンを終えなくてはいけなくなってしまうから。
せっかく我慢だ忍耐だと耐えてきたのだから、ブーインクなどせず静かに終わりたかった。ただそれだけ。
ということで、今シーズン終了。
リーグ6位、これは去年から1つ順位が上がっただけ。
まあ今シーズンに関して言うと、順位が上がったからどうだと言うのはあまり意味がないかもしれないし、チーム状況を考えたらこの順位も妥当なのかもしれないが、まあ実際問題として大事なのは、来季に繋がるシーズンだったかどうか、という事だ。今季の我慢と悔しさを無駄にしないために来季があるのだと、そう思いたい。
とりあえず、もう二度と目の前で敵の胴上げを見せられるようなチームにはなってほしくない、敵に目の前で胴上げを見せ付けるチームになれ、という事だ。
今年もヤケ酒が多かった。いかんなぁ。
(毎年同じこと言ってる気がするけど)来年は美味い酒を多く飲みたいものだ。
という事で、今シーズン終了。
レッズサポの皆さん、大変お疲れ様でした。オフに身体をしっかり休めて、また来季に繋げましょう。
総括はまた後日。とりあえず休憩しよう。
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J1リーグ第34節 浦和0-1鹿島
得点/66分・興梠(鹿)
観衆:53,783人
J1リーグ第33節
京都サンガF.C.1-0浦和レッズ
~西京極陸上競技場
鈍行じゃなくて、珍しく往復新幹線なんて贅沢するから、負けるんだよな・・・は違うか。
晩秋の京都は紅葉真っ盛りで・・・
・・・うーん、なんだろうな、またやってしまったって感想だろうな。
せっかく京都の引き気味のプレーにも助けられて攻撃の機会を多く得ておきながら、あれだけゴール前をかためられて、打開策が見出せないままいつまで経っても得点が奪えないのもいつものレッズだし、そうこうしている内に一瞬のスキが出来て失点してしまうのもいつものレッズ。
そして残留争いしているチームの手助けをしてしまうのも、お人好しのいつものレッズ。・・・大分、柏、神戸、大宮、そして京都・・・どんだけ下位に勝ち点3献上すれば気が済むんだか・・・
あー、もっと早く中にクロス入れようよ。シュートも積極的に打っていこうよ。そもそもシュートはしっかり枠に蹴り込もうぜ。・・・こういう攻めに大事な要素が足りないままだと、絶対にゴールは奪えない。まあここで昔みたいにスーパーなFWでも居ればまた違ってくるんだろうけど、今はそういうチームではないから尚更である。
いくらポゼッションが良くても、そこから先が手詰まりでは・・・で、いざ重い腰を上げるように中にボールを入れる頃には、跳ね返される。すべてが遅い。そんな試合だった。
頑張っている選手は居るんだけどね。今日だって。達也は労を惜しまず駆けずり回っているし、高原は奮起してチャンスを作っているし、阿部は相変わらず献身的だし、坪井は良くボール追いかけてカバーしているし、闘莉王は身体ごとぶつかって行っているし。個人としては良く闘っていると思う。しかし、チームとしては、どうなんだろう。やはりチームとして動かないと、ね・・・
ここ数試合はACL出場権確保という目標でやって来たけど、せっかく上のガンバが鹿島に大敗してくれたというのに、レッズもまたそれにお付き合いしての痛恨の敗戦。で、今季は4位以下が確定。ガクッ・・・
でも、とにかく、ここでガクッときていても仕方がないので、次節最終節、ホームでしっかり勝って今季を締めよう。もうそれしかない。
で、とりあえず晩秋の京都でザ・ヤケ酒。
で、飲んでいたら何故かラーメンの話になって、急で新幹線ギリギリだったがラーメンを喰いに行くことになり・・・
で、、京都拉麺小路で富山ブラックをザ・ヤケ喰い。
今回は日帰りのため行動範囲はこれだけで、京都観光は無し。
せっかくの京都なのに、紅葉以外は京都色ゼロだな。
疲れた・・・
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J1リーグ第33節 京都1-0浦和
得点/71分・中山(京)
観衆:18,121人
浦和レッズ3-2ジュビロ磐田
~埼玉スタジアム2002
それにしても、あれだけ攻めておきながら、フィニッシュでは散々バーやポストや敵の守備に弾かれて入りそうで入らなかったゴールが、ロスタイムも最後の最後であんな超スーパーミドルが炸裂してしまうなんて、やはりサッカーは何が起こるかわからないスポーツである。しかも今季のロスタイム決勝弾は今年5月の新潟戦に続いて2度目。なんというか、凄い。
でも今日は、正直言うと先制した時点で少々油断してしまったかもしれない。最近のレッズは先制するとそのまま完封勝ちというパターンが多いから、もちろん今日もこのまま、なんて思ってしまった。そこは相手が底力のある磐田だという事を忘れていたのか、後半に入ってガツガツと攻め立てられては、あっという間に逆転されてしまった時は、「そうだ、相手は磐田だったんだ」とハッとしたものだ。
考えてみたら前半からミスも多くて、闘莉王が中途半端に切り返してはボールを奪われたり、坪井が目測誤って簡単に敵にボール渡しちゃったり、それが大ピンチに繋がってしまうのだから、やはり守備は不安定さが続いているのは事実。警戒すべきイ・グノは全く捕まえ切れていなかったし、そして激しくマークしていたはずの前田に2点も献上してしまった。今日の2失点はそういう不安定な守備から派生しているものなのだと思う。勝利の影で、こういう部分を見逃してはいけない。
そして、攻撃面では要所要所で”速さ”が見られ、それがチャンスを産んでいたのだ。外側でチマチマとボールを回すいつもの悪いシーンがここ2試合はあまり見らず、逆に速い攻めが確実にゴールに繋がっているのは、僅かだが一歩前進したのかもしれない。ここは評価すべき部分だろう。
そして、何故か古巣相手になると奮起する高原。ゴールはなかったけど先制点のアシストは彼。その他でもすごく頑張っていたし、やはり思うところがあるのだろう・・・
悪い部分と良い部分、双方をしっかり受け止めて、それを次に繋げて行ければ、と思っていながらここまで来てしまっている。しかしここまで来たのだから、そろそろそれが成果に表れても良い頃だ。その成果が、今日の試合に繋がっていたのだとしてら嬉しいし、そうなっていると願いたいものだ。
フロントのゴタゴタ、闘莉王の問題や、梅崎の再びの長期離脱、そしてインフル流行と、とにかく暗い話題が次々に出て来てしまっている今のレッズで、少なくとも今日の勝利が、少しでも明るい方向に転換出来るスタートになれれば良いなと、そう思う。
2週間前の仲間に続き、今度は俺が風邪(ほぼ治りかけ、インフルではない)なので、今日は軽めに・・・
それにしても、最近良く人前に現れるようになったな、レディア。
子供が産まれて、ようやく働く気になったか(笑)
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J1リーグ第32節 浦和3-2磐田
得点/21分・エジミウソン(浦)、55分・前田(磐)、59分・前田(磐)、82分・エジミウソン(浦)、89分・エジミウソン(浦)
観衆:43,619人
J1リーグ第31節
FC東京0-1浦和レッズ
~味の素スタジアム
今日は仲間が風邪気味(インフルではない)だというので、いつもの分倍河原の焼鳥屋には寄らないで、味スタから真っ直ぐ帰宅。
何とかの功名というか、何だか原口が退場してからの方が、守備の集中力が格段にアップしたような・・・
いや、実際すごく集中してたよなぁ。あの死に物狂いの守備、山岸のスーパーセーブ連発。一人少ない状態で30分以上も、F東京の猛攻に次ぐ猛攻を良くぞ守りきったものだ。神懸かっていたとも言えるけど、それ以上に選手は頑張ったからこそ守り抜けた。1人少ない数的不利の中で、選手は一人一人が1.5人分の奮闘を見せてくれた。意地でも虎の子の1点を守りきるんだという気持ち、気迫、執念、凄いものがあった。
PRIDE OF URAWAに始まりPRIDE OF URAWAに終わった今日のサポート。90分、いや、試合開始前を含めれば120分、ほとんど途切れる事なく続いた我々サポの声援も無駄ではなかったし、それに見事に応えてくれた選手。サポも選手も、とにかく集中していた。
・・・で、話の腰を折る訳ではないけど、ここからは現実的な話。今日は避けて通れない厳しい話。
ハッキリ言って終始プロのサッカーにはなっていなかった。特に前半はこれまでとまったく進歩が見られないいつものグダグダさ全開で、「2週間何やってたんだ?」とでも言いたくなるような最悪の内容。後半は状況が状況だから仕方ないにしても、前半はいただけなかった。
限りなく少ないチャンスをモノにしたレッズと、あれだけチャンスがあったのに決められなかったF東京。この違いはあるにせよ、どっちがサッカーをしていたかと問われれば、・・・ね。
反省すべき部分と頑張った部分、両極端な内容。勝ったからと言って、そこを見誤ると大変危険。だからこれは、分けて評価しないといけない。これをごっちゃ混ぜにしたくはない。
勝利は嬉しい、でも本質的には非常にマズい内容だった。そんな感じだと思うよ。
え?勝ったんだから今日くらいは素直に喜べって?
そりゃ勝利は勝利で嬉しいよ、もちろん。決まってるじゃないか。
でも角さんも言ってたけど、本当に勝つって大変だよな。今日の試合、まさにそんな試合だったよ。
だから、今日はみんな良く頑張ったよ、頑張った・・・
ってか次の試合までにまた2週間空くのか。はー、こういうグダグダな日程は困るよなぁ。
まあ、天皇杯で負けたのがそもそも悪いんだけどさ・・・
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J1リーグ第31節 F東京0-1浦和
得点/49分・エジミウソン(浦)
観衆:40,701人
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。