浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2023年 J1リーグ第34節
北海道コンサドーレ札幌0―2浦和レッズ
〜札幌ドーム
取り敢えず、リーグ戦の最終節、勝って良かったし、しかも完封勝利だし、数字上は言う事は無いんだけど、終わってみたら広島も勝っちまって、結局は4位フィニッシュか。
いやまあ、例年に比べたら、終盤までリーグ戦は優勝争いを繰り広げての最後で4位だから、そこは評価すべき点は多々あるのだが、しかしやはりACLも「2」とはいえ、その出場権を得られる3位を逃したのは、しかも現アジア王者として逃したのが、やはりさびしい気分である。
ったく福岡も、うちはそっちにルヴァンあげたんだから、今回は広島に勝って援護射撃して恩を返せってんだ・・・。
札幌戦、かなり集中して戦っていたと思うし、もちろん相手が攻め一辺倒のミシャ札幌だから裏を簡単に狙えるし、プレッシャーのギアを上げれば相手は簡単にミスってロストしてくれるしで、しかもキーパーまで何度エリアから飛び出してはうちにボールを奪われてピンチになりかけてんだよって話だが、相手キーパーの高木は、大分時代に後半ロスタイム寸前に決勝ゴールを奪われた天皇杯決勝のアレにトラウマでもあるのか、やたら意地になって滅茶苦茶な飛び出し方をしていたな。
PKで先制したのは札幌戦に限らず、今季のパターンではあったものの、実は細かい部分を見たところ、うちのチームメイトは、いつも以上にカンテにボールを集め、逆にカンテはいつも以上に周囲を生かそうとチームプレーに励んでいたように見えたが、それは自分の気の錯覚だっただろうか?
後述するが、札幌はあの選手の件があるからと意識していたのは当然だが、でもうちだって、現役引退を決めたカンテの日本での、リーグ戦でのラストマッチだったのだから、割り切ればハッキリ言って、あの選手より遥かにカンテの方が重要なのである。特にハノイやクラブワールドカップには遠征できない自分みたいなサポにとって、国内でカンテと接する事が出来る最後の試合が今回だったのだから。
北海道コンサドーレ札幌0―2浦和レッズ
〜札幌ドーム
いやまあ、例年に比べたら、終盤までリーグ戦は優勝争いを繰り広げての最後で4位だから、そこは評価すべき点は多々あるのだが、しかしやはりACLも「2」とはいえ、その出場権を得られる3位を逃したのは、しかも現アジア王者として逃したのが、やはりさびしい気分である。
ったく福岡も、うちはそっちにルヴァンあげたんだから、今回は広島に勝って援護射撃して恩を返せってんだ・・・。
札幌戦、かなり集中して戦っていたと思うし、もちろん相手が攻め一辺倒のミシャ札幌だから裏を簡単に狙えるし、プレッシャーのギアを上げれば相手は簡単にミスってロストしてくれるしで、しかもキーパーまで何度エリアから飛び出してはうちにボールを奪われてピンチになりかけてんだよって話だが、相手キーパーの高木は、大分時代に後半ロスタイム寸前に決勝ゴールを奪われた天皇杯決勝のアレにトラウマでもあるのか、やたら意地になって滅茶苦茶な飛び出し方をしていたな。
PKで先制したのは札幌戦に限らず、今季のパターンではあったものの、実は細かい部分を見たところ、うちのチームメイトは、いつも以上にカンテにボールを集め、逆にカンテはいつも以上に周囲を生かそうとチームプレーに励んでいたように見えたが、それは自分の気の錯覚だっただろうか?
後述するが、札幌はあの選手の件があるからと意識していたのは当然だが、でもうちだって、現役引退を決めたカンテの日本での、リーグ戦でのラストマッチだったのだから、割り切ればハッキリ言って、あの選手より遥かにカンテの方が重要なのである。特にハノイやクラブワールドカップには遠征できない自分みたいなサポにとって、国内でカンテと接する事が出来る最後の試合が今回だったのだから。
だから今回カンテは得点こそ無かったが、カンテが交代でピッチを退く際は、あの選手と同じ引退試合の気持ちで、感情が込み上げてしまったよ。
内容も数字も、レッズとミシャ札幌の典型的な試合だったから、そこは今更どうこう細かく言う必要は無いんだけど、ひとつ面白い現象として、かつて天才と言われたあの選手が引退試合で、一方で同じく天才と評価されていた中島が、レッズでJリーグに復帰してからなかなか結果が出なかったのが、かつてレッズでプロキャリアをスタートさせた天才の前で、レッズ移籍後初ゴールを達成するという、何とも奇妙な得点が生まれたと思うよ。それを考えたら、もしかしたら、やはりあの選手の「持っている」成せる業なのか?とも思ったが、それはともかく中島は、ようやくレッズで結果第一号おめでとう。リーグ戦の最終節ではあるけれど、次に、来季にも繋がるゴールになった(と信じたい)と思うよ。
さて、ミシャがセレモニーでごちゃごちゃ言っていたけれど、それは相変わらずでもあり、それよか、あの選手の引退試合である。
ってか、前述まではレッズの事が当然ながらの記事だから他チーム所属の選手は二の次にしたかったが、しかし伸二は、やはり伸二なのである。
但し伸二は繰り返すが最後は札幌の選手。そこは完全に割り切って、以下は端的に書く。
伸二がプロキャリアのスタートにレッズを選んでくれて、怪我もあったし海外移籍もあったけれど、やはり伸二が一番輝いていた時代は他でもないレッズであったと、今回の札幌や過去に伸二が所属したレッズ以外のチームには悪いけれど、でも意地でもそう思うよ。
自分は伸二の引退が見えていた頃の数年前から、ここで1シーズンで良いから伸二をレッズに復帰させて、伸二をレッズで引退させたいと書いた記憶があるが、それを期待しつつ、伸二はレッズに戻る事はなかった。
最後にレッズの小野伸二として、プロキャリアを終わらせてあげたかった。レッズで盛大に引退試合をして送り出してあげたかった。
ハッキリ言えば、今回の引退と日程の絡みは、実はシーズン当初から決まっていたのかもしれない。各方面絶対に否定はするだろうが、しかしそれでも、決まっていたのだと自分は思う。でも、それで良かったと思う。最後にこういう形でも現役の伸二とお別れが出来たのだから、それは伸二の最後の尽力であり、もちろん札幌もそうだし、そしてレッズそのものの存在が、最後にこうして素晴らしい時間を与えてくれたのだから。これがレッズと応援の歴史なのであると、改めて思った。
今季リーグ戦最終節。何だかんだで北の大地で、すすきののザ・美酒でリーグ戦の締めくくりである。
前回の記事の最後で書いた通り、今回は大洗からフェリーだったから、道中ロクな地の物を喰っていないばかりか、すすきのので最後は何故か創業半世紀の焼鳥屋に入るという、端から見たらジンギスカンとか行けよ!と突っ込まれそうだが、ぶっちゃけジンギスカンなんざ散々喰い飽きてるしなぁ。
その焼鳥屋で、礼文昆布焼酎なんて実に美味な焼酎を味わう収穫と、酔っ払って次に〆の札幌ラーメン行こうと思ったのに、動くの面倒くさくなって、この焼鳥屋の店の高級メニュー「蟹チャーハン」に切り替える。北海道だから蟹で良いだろって事で。この蟹チャーハンが、酔っ払って空いた腹に最高に美味かったのさ。今回のすすきのの最大の収穫だな。もはや蟹の味は何処に行ったんだ?って話だけど。
ーーーーーー
J1リーグ第34節 札幌0-2浦和
得点/58分・ショルツPK(浦)、72分・中島(浦)
主審=笠原寛貴
観衆:31,143人
内容も数字も、レッズとミシャ札幌の典型的な試合だったから、そこは今更どうこう細かく言う必要は無いんだけど、ひとつ面白い現象として、かつて天才と言われたあの選手が引退試合で、一方で同じく天才と評価されていた中島が、レッズでJリーグに復帰してからなかなか結果が出なかったのが、かつてレッズでプロキャリアをスタートさせた天才の前で、レッズ移籍後初ゴールを達成するという、何とも奇妙な得点が生まれたと思うよ。それを考えたら、もしかしたら、やはりあの選手の「持っている」成せる業なのか?とも思ったが、それはともかく中島は、ようやくレッズで結果第一号おめでとう。リーグ戦の最終節ではあるけれど、次に、来季にも繋がるゴールになった(と信じたい)と思うよ。
さて、ミシャがセレモニーでごちゃごちゃ言っていたけれど、それは相変わらずでもあり、それよか、あの選手の引退試合である。
ってか、前述まではレッズの事が当然ながらの記事だから他チーム所属の選手は二の次にしたかったが、しかし伸二は、やはり伸二なのである。
但し伸二は繰り返すが最後は札幌の選手。そこは完全に割り切って、以下は端的に書く。
伸二がプロキャリアのスタートにレッズを選んでくれて、怪我もあったし海外移籍もあったけれど、やはり伸二が一番輝いていた時代は他でもないレッズであったと、今回の札幌や過去に伸二が所属したレッズ以外のチームには悪いけれど、でも意地でもそう思うよ。
自分は伸二の引退が見えていた頃の数年前から、ここで1シーズンで良いから伸二をレッズに復帰させて、伸二をレッズで引退させたいと書いた記憶があるが、それを期待しつつ、伸二はレッズに戻る事はなかった。
最後にレッズの小野伸二として、プロキャリアを終わらせてあげたかった。レッズで盛大に引退試合をして送り出してあげたかった。
ハッキリ言えば、今回の引退と日程の絡みは、実はシーズン当初から決まっていたのかもしれない。各方面絶対に否定はするだろうが、しかしそれでも、決まっていたのだと自分は思う。でも、それで良かったと思う。最後にこういう形でも現役の伸二とお別れが出来たのだから、それは伸二の最後の尽力であり、もちろん札幌もそうだし、そしてレッズそのものの存在が、最後にこうして素晴らしい時間を与えてくれたのだから。これがレッズと応援の歴史なのであると、改めて思った。
今季リーグ戦最終節。何だかんだで北の大地で、すすきののザ・美酒でリーグ戦の締めくくりである。
前回の記事の最後で書いた通り、今回は大洗からフェリーだったから、道中ロクな地の物を喰っていないばかりか、すすきのので最後は何故か創業半世紀の焼鳥屋に入るという、端から見たらジンギスカンとか行けよ!と突っ込まれそうだが、ぶっちゃけジンギスカンなんざ散々喰い飽きてるしなぁ。
その焼鳥屋で、礼文昆布焼酎なんて実に美味な焼酎を味わう収穫と、酔っ払って次に〆の札幌ラーメン行こうと思ったのに、動くの面倒くさくなって、この焼鳥屋の店の高級メニュー「蟹チャーハン」に切り替える。北海道だから蟹で良いだろって事で。この蟹チャーハンが、酔っ払って空いた腹に最高に美味かったのさ。今回のすすきのの最大の収穫だな。もはや蟹の味は何処に行ったんだ?って話だけど。
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J1リーグ第34節 札幌0-2浦和
得点/58分・ショルツPK(浦)、72分・中島(浦)
主審=笠原寛貴
観衆:31,143人
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2023年 AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節
浦和レッズ2―1武漢三鎮
〜埼玉スタジアム2002
おいおいおいおいおい、こういう状況でカンテが土壇場勝ち越しゴールって、こりゃドラマチック・カンテではないか。
浦和レッズ2―1武漢三鎮
〜埼玉スタジアム2002
相手に追い付かれてから、それでも諦めずに、攻めても攻めても武漢のゴールを抉じ開けられず、ついにロスタイムが近付き2位通過すら半絶望的になるドローの可能性が刻々と迫る中、(公式記録時間は90分だが)埼スタの時計表示89分台という後半ロスタイム突入直前に、2位通過の可能性の首の皮を繋げる土壇場勝ち越しゴールであるからして、それを炸裂させたのが、他でもない今季限りの現役引退を発表した直後のカンテであり、しかもそれを今季ホーム最終戦でやってしまうという埼スタお別れゴールでもあり、つまりこれをドラマチックと表現せずに、果たして何と表現すれば良いのか!?
しかもそこに、今季限りでの退団が発表されたシャルクが絡んでいるのだから、こりゃ二重にドラマチック。つまりダブルドラマチック。またの名をドラマチックダブル。はたまた(もういいか)。
シャルクには悪いが話をカンテに戻すが、こうなって来ると、まだまだ第一戦で、トップリーグでエース級として活躍可能な実力をじゅうぶん保持しながら、それでも今季限りでの現役引退という事実が、ますます悔やまれるし勿体無いし、浅井嬢のインタビューではないが、本当に来季もレッズでゴールを決めたくはないのかカンテよ、と思ってしまう。ああ本当にそれでも引退の道を選んでしまったのだから、やっぱり家族の存在には勝てないんだよな。こればかりは仕方がない。
しかし繰り返すが、まだまだ試合は残っているが、埼スタで今季ホーム最終戦で、カンテがゴールしてくれて、それで勝てて本当に良かった。そうでなければ、ホームではお別れとなる試合に於いて、ヒーローインタビューも場内一周も生まれなかったのだから。
これはカンテが「持っている男」であるのは間違いないが、もうひとつ、やはりサッカーの神様の粋な計らいであったのだと思うよ。カンテとサッカーの神様、本当にありがとう。
しっかし、カンテの決勝ゴールや勝利そのものは良いのだが、今回も中国の酷いカンフーサッカーそのものであったのには、本当に怒りを覚えた。武漢とは第1節の初対戦時にも同じような指摘をしたが、高畠さんさぁアナタ、日本人監督が率いているチームなのに、相変わらずで一体どんな指導をしているんだよ・・・。
先制ゴールとなったPK獲得も、リンセンを後ろから頭部?に肘打ち?か何かして(北からだと細かい反則プレーが見えない)乱暴にふっ飛ばしたのが原因だし、続いて髙橋にも危険なぶつかり方をしては脳震盪を起こさせ、そして髙橋は即タンカ要請で医務室送りの負傷退場に追い込まれた。主審もあれをイエローのみは無かろうよ。何故1発レッドにしなかった?でもVARが介入するだろと思っていたら、待てど暮らせどVARも一向に考察に入らないで、結局そのまま試合再開しやがった。
あのなー、いくら外国人レフェリーはジャッジもVARも判断が淡白かつスピーディーとはいえ、危険で汚いファールによる、下手したら選手生命に関わるかもしれない負傷退場なのに、それをイエローのみかつVARもスルーは、もう意味がわからない。うちの前半序盤のオフサイドゴールの時は、間髪入れずVARが介入したくせに!仮にこれがかつてのイエティーだったら、1発で赤紙37枚くらい出しているぞ!(・・・言い過ぎか)。
他にもあからさまなアフターで突っ掛かって来るのは当たり前だったし、相手を抜こうものならば平気で足を出して引っ掛けに来る。だから所々でプチエキサイト発生で、そんな中で荻原が派手にエキサイトした気持ちも当然である。
反対にカウンター喰らった時に、追い駆けたリンセンが、その相手を堂々と後ろから背中と首筋鷲掴みでぶっ潰したシーン、当然ながらイエローは喰らったが、それでもリンセンよくやってくれた!とスッキリしたよ。マリウスも堂々と相手をぶっ倒して同じくイエロー喰らったが、あれも眼には眼を、歯には歯をで、奴等に対してはあれで良い。
武漢の汚くラフなファール大連発を凌いで、うちはそれでも基本は相手の挑発をかわしながらの勝利には、大変有意義なものを感じた。
尤も第1節でも土壇場でカンテのゴールで追い付いた相手だったし、かつて対戦した数々の中国超級チームから比べたら、金満バブルが崩壊した後の新興チームだけに、そこまで脅威は感じてはいなかったし、加えて今回はホームだから、地の利はこちらの手中だったし。しっかり現アジア王者の底力を発揮しながら、ホームの地の利を生かせた勝利だったと思う。
唯一の課題は、1点リードした状態から一瞬の隙をロングボールで突かれては、そのままシュートレンジまで持ち込まれて、あの完璧なショルツが相手のフェイントで足を取られ、フォローに行ったマリウスまでアッサリ交わされて失点したシーン。ちょっと全体的に対応が不用意であった。
あとやっぱり、中島はまだまだ周囲と息が合わないのがもどかしい。本人は時折、天才的な細かいプレーは見せるんだけどさ。
と課題は言っても、今更細かい部分を指摘しても意味が無く、スコルジャはベンチには居なかった訳だし、怪我人と出場停止の人数の考慮もあり、1位通過は不可能だから、とにかく何としても、どんな形でも良いから2位通過を確保しなければいけない状況。内容より結果であり、そして何とか土壇場で勝ち点3をもぎ取れた事が後にも先にも一番である。
しかもそこに、今季限りでの退団が発表されたシャルクが絡んでいるのだから、こりゃ二重にドラマチック。つまりダブルドラマチック。またの名をドラマチックダブル。はたまた(もういいか)。
シャルクには悪いが話をカンテに戻すが、こうなって来ると、まだまだ第一戦で、トップリーグでエース級として活躍可能な実力をじゅうぶん保持しながら、それでも今季限りでの現役引退という事実が、ますます悔やまれるし勿体無いし、浅井嬢のインタビューではないが、本当に来季もレッズでゴールを決めたくはないのかカンテよ、と思ってしまう。ああ本当にそれでも引退の道を選んでしまったのだから、やっぱり家族の存在には勝てないんだよな。こればかりは仕方がない。
しかし繰り返すが、まだまだ試合は残っているが、埼スタで今季ホーム最終戦で、カンテがゴールしてくれて、それで勝てて本当に良かった。そうでなければ、ホームではお別れとなる試合に於いて、ヒーローインタビューも場内一周も生まれなかったのだから。
これはカンテが「持っている男」であるのは間違いないが、もうひとつ、やはりサッカーの神様の粋な計らいであったのだと思うよ。カンテとサッカーの神様、本当にありがとう。
先制ゴールとなったPK獲得も、リンセンを後ろから頭部?に肘打ち?か何かして(北からだと細かい反則プレーが見えない)乱暴にふっ飛ばしたのが原因だし、続いて髙橋にも危険なぶつかり方をしては脳震盪を起こさせ、そして髙橋は即タンカ要請で医務室送りの負傷退場に追い込まれた。主審もあれをイエローのみは無かろうよ。何故1発レッドにしなかった?でもVARが介入するだろと思っていたら、待てど暮らせどVARも一向に考察に入らないで、結局そのまま試合再開しやがった。
あのなー、いくら外国人レフェリーはジャッジもVARも判断が淡白かつスピーディーとはいえ、危険で汚いファールによる、下手したら選手生命に関わるかもしれない負傷退場なのに、それをイエローのみかつVARもスルーは、もう意味がわからない。うちの前半序盤のオフサイドゴールの時は、間髪入れずVARが介入したくせに!仮にこれがかつてのイエティーだったら、1発で赤紙37枚くらい出しているぞ!(・・・言い過ぎか)。
他にもあからさまなアフターで突っ掛かって来るのは当たり前だったし、相手を抜こうものならば平気で足を出して引っ掛けに来る。だから所々でプチエキサイト発生で、そんな中で荻原が派手にエキサイトした気持ちも当然である。
反対にカウンター喰らった時に、追い駆けたリンセンが、その相手を堂々と後ろから背中と首筋鷲掴みでぶっ潰したシーン、当然ながらイエローは喰らったが、それでもリンセンよくやってくれた!とスッキリしたよ。マリウスも堂々と相手をぶっ倒して同じくイエロー喰らったが、あれも眼には眼を、歯には歯をで、奴等に対してはあれで良い。
武漢の汚くラフなファール大連発を凌いで、うちはそれでも基本は相手の挑発をかわしながらの勝利には、大変有意義なものを感じた。
尤も第1節でも土壇場でカンテのゴールで追い付いた相手だったし、かつて対戦した数々の中国超級チームから比べたら、金満バブルが崩壊した後の新興チームだけに、そこまで脅威は感じてはいなかったし、加えて今回はホームだから、地の利はこちらの手中だったし。しっかり現アジア王者の底力を発揮しながら、ホームの地の利を生かせた勝利だったと思う。
唯一の課題は、1点リードした状態から一瞬の隙をロングボールで突かれては、そのままシュートレンジまで持ち込まれて、あの完璧なショルツが相手のフェイントで足を取られ、フォローに行ったマリウスまでアッサリ交わされて失点したシーン。ちょっと全体的に対応が不用意であった。
あとやっぱり、中島はまだまだ周囲と息が合わないのがもどかしい。本人は時折、天才的な細かいプレーは見せるんだけどさ。
これで2位通過に向けて、希望と首の皮が一枚、いやそれ以上に少し繋がった。
後は第6節でどうなるか。うちは当然ながらハノイに勝利するしかないが、後は他グループのライバルの結果次第。
さてまた今度はリーグ戦に切り替えが慌ただしい。ちなみに次の札幌は、安い在来線フリー切符の発売が間に合わないので、素直に新幹線も飛行機も使わない以上、今回は大洗からフェリーで行くのだ。この季節の北の海は、かなり荒れそう。でもまああれだ、無事に辿り着ければ、試合が荒れなきゃ良いか・・・(苦笑)
ーーーーーー
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節 浦和2-1武漢三鎮
得点/37分・ショルツPK(浦)、68分・ダビジソン(武)、90分・カンテ(浦)
主審=マジェド・モハンメド・アル シャムラニ
観衆:13,125人
後は第6節でどうなるか。うちは当然ながらハノイに勝利するしかないが、後は他グループのライバルの結果次第。
さてまた今度はリーグ戦に切り替えが慌ただしい。ちなみに次の札幌は、安い在来線フリー切符の発売が間に合わないので、素直に新幹線も飛行機も使わない以上、今回は大洗からフェリーで行くのだ。この季節の北の海は、かなり荒れそう。でもまああれだ、無事に辿り着ければ、試合が荒れなきゃ良いか・・・(苦笑)
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節 浦和2-1武漢三鎮
得点/37分・ショルツPK(浦)、68分・ダビジソン(武)、90分・カンテ(浦)
主審=マジェド・モハンメド・アル シャムラニ
観衆:13,125人
2023年 J1リーグ第33節
浦和レッズ2―3アビスパ福岡
〜埼玉スタジアム2002
い、いかん、ザ・やけ酒し過ぎで、ブログ書いてる途中からうっかり爆睡し過ぎて、こんな時間に・・・。
しっかし、お寒い中で、お寒い結果の後に、これ大抵は荒れる例年に比べたら表向きはすご〜く静かなセレモニーだったんだけど、もはやスコルジャの挨拶から、そのスコルジャの表情も冴えないままだったし、言葉にも全く覇気が無かったし、そりゃパラパラと拍手は発生していても、でも試合結果も含めてだが、なーんとなく物悲しい雰囲気だったなと、個人的には感じた。
まあこんな試合の後で、逆にアホみたいにテンション高くジェスチャー交えながら、前某社長みたいに無駄にデカい声で挨拶されても困るから、普通にこれで良かったのかもしれない。だいたいスコルジャもそういうキャラじゃないし(何だよキャラって)。
つーか監督にだけ挨拶させて、今回は新社長の挨拶は無いのね。まあ糞寒い中でマニュアル通りの挨拶されても聞くだけ時間の無駄だし、社長も就任してからすぐ色々あり過ぎて気持ちの整理なんてつかないまま居るだろうし、だからそこでスピーチされても実にならなかっただろうし、どっちみち社長の挨拶なんて、今年みたいに毎年いらんとは思っているけどね。
ただツッチーの挨拶を聞いてみたかった気もするが、とはいえ強化責任者が挨拶する慣例は確か無いから、そこは求めるだけ無駄だったか。
ついこの前にルヴァン決勝で負けた相手だから尚更なんだけど、こんな試合くらい意地でも勝てよとは思っていたものの、毎年のようにシーズンも最後の方になればなるだけ、こうして眼に見えて尻窄みに崩れて行くパターンは、いくら厳格なスコルジャ体制でも、結局は治らなかったか。
PKでも珍しく前半の内から先制したまでは、今年こそ、と思ったが、悪いジンクスはそうはさせてくれないものだな。
浦和レッズ2―3アビスパ福岡
〜埼玉スタジアム2002
しっかし、お寒い中で、お寒い結果の後に、これ大抵は荒れる例年に比べたら表向きはすご〜く静かなセレモニーだったんだけど、もはやスコルジャの挨拶から、そのスコルジャの表情も冴えないままだったし、言葉にも全く覇気が無かったし、そりゃパラパラと拍手は発生していても、でも試合結果も含めてだが、なーんとなく物悲しい雰囲気だったなと、個人的には感じた。
まあこんな試合の後で、逆にアホみたいにテンション高くジェスチャー交えながら、前某社長みたいに無駄にデカい声で挨拶されても困るから、普通にこれで良かったのかもしれない。だいたいスコルジャもそういうキャラじゃないし(何だよキャラって)。
つーか監督にだけ挨拶させて、今回は新社長の挨拶は無いのね。まあ糞寒い中でマニュアル通りの挨拶されても聞くだけ時間の無駄だし、社長も就任してからすぐ色々あり過ぎて気持ちの整理なんてつかないまま居るだろうし、だからそこでスピーチされても実にならなかっただろうし、どっちみち社長の挨拶なんて、今年みたいに毎年いらんとは思っているけどね。
ただツッチーの挨拶を聞いてみたかった気もするが、とはいえ強化責任者が挨拶する慣例は確か無いから、そこは求めるだけ無駄だったか。
PKでも珍しく前半の内から先制したまでは、今年こそ、と思ったが、悪いジンクスはそうはさせてくれないものだな。
尤も初秋までのスコルジャのチームからしたら、んな失点の仕方なんて先ず絶対と言って良いほど起こらなかったとは思うんだけど、それが嘘か幻かのような集中力の切れっぷり。
言いたくないけど、やっぱり監督の退任の話が出てから、チームは一気におかしくなったと思うよ。それこそACLアウェー浦項戦の敗戦から調子が崩れ始めて、ルヴァン決勝での敗戦を皮切りに、過去が嘘のように引き分けにすら持ち込めなくなったばかりか4連敗である。勝てはしなくても、あれだけ負けなかったし、失点しなかったしぶといチームが、しかも失点数も重ねながらの4連敗である。そして今回の、特に情けない3失点目のお決まりの自爆パターンから見ても、もはや終わり行くチームの様そのものだったのではないか。
スコルジャはACLはベンチ入り停止だから、実質埼スタでの采配はこれが最後の最後になる試合。それを考慮して最後に多くの選手を出してあげたかったのか、交代策も大味だった感がありで、もはやバランスなどお構い無しに、後ろも前も大胆に選手を交代させては、岩波投入でまたショルツを右サイドバックに移したりと、途中から攻めるなら攻める極端なやり方に出た。
尤もボランチに関しては元から岩尾が出場停止や伊藤敦がベンチ外だったし、だからスタメンで言えば柴戸と安居の急造コンビやら、またも関根を苦肉の策の右サイドバックとか、興梠もベンチ外だったし、こうなるとちょっと苦しい編成だったから、端から選手不足だったのが、更に交代策で、途中から提携国枠のパンヤを含めた外国人6人が一気にピッチ上に乱舞するという、実に珍しい光景が見られたのは、ある意味で凄かったのかもしれない。そこで隠れキャラのシャルクがゴールを決めてしまったのも、何とも面白い展開であったが・・・。
まだホームの試合は、来週いい肉の日のACL武漢三鎮戦が残されているが、次は平日ナイターで帰りに居酒屋行く時間無いし、リーグ最終戦は札幌だから、本来ホーム最終戦にやる浦和での半行き着け店でのザ・反省会は、今回は繰り上げ開催である。
スコルジャはACLはベンチ入り停止だから、実質埼スタでの采配はこれが最後の最後になる試合。それを考慮して最後に多くの選手を出してあげたかったのか、交代策も大味だった感がありで、もはやバランスなどお構い無しに、後ろも前も大胆に選手を交代させては、岩波投入でまたショルツを右サイドバックに移したりと、途中から攻めるなら攻める極端なやり方に出た。
尤もボランチに関しては元から岩尾が出場停止や伊藤敦がベンチ外だったし、だからスタメンで言えば柴戸と安居の急造コンビやら、またも関根を苦肉の策の右サイドバックとか、興梠もベンチ外だったし、こうなるとちょっと苦しい編成だったから、端から選手不足だったのが、更に交代策で、途中から提携国枠のパンヤを含めた外国人6人が一気にピッチ上に乱舞するという、実に珍しい光景が見られたのは、ある意味で凄かったのかもしれない。そこで隠れキャラのシャルクがゴールを決めてしまったのも、何とも面白い展開であったが・・・。
今年のリーグ戦は、開幕2試合は埼スタの芝張り替えの影響でアウェースタートは仕方なかったが、ならばどうしてリーグ最終戦でホームにならなかったのか?観客動員数に大きく影響するのに不公平な日程に、今更ながらJリーグのふざけた糞日程に腹が立つが、まあ昔は開幕戦も最終戦もホームって時があったから、たまにはこうなるのも仕方ないか・・・。
ホーム最終戦と言いながら、すぐ中3日の水曜日にACLでホームという、ちょっと複雑な日程。色々と思うところある今回だったが、日程は待ってはくれないから、気持ちをスパッと切り替えてACLに臨もう。
ーーーーーー
J1リーグ第33節 浦和2-3福岡
得点/18分・ショルツPK(浦)、32分・(福)、54分・小田(福)、62分・紺野(福)、75分・シャルク(浦)
主審=上田益也
観衆:34,826人
ホーム最終戦と言いながら、すぐ中3日の水曜日にACLでホームという、ちょっと複雑な日程。色々と思うところある今回だったが、日程は待ってはくれないから、気持ちをスパッと切り替えてACLに臨もう。
ーーーーーー
J1リーグ第33節 浦和2-3福岡
得点/18分・ショルツPK(浦)、32分・(福)、54分・小田(福)、62分・紺野(福)、75分・シャルク(浦)
主審=上田益也
観衆:34,826人
2023年 J1リーグ第32節
浦和レッズ1―2ヴィッセル神戸
〜埼玉スタジアム2002
いつものように、ちょっと遅いながらも、それも失点してから尚更に、何とか相手の守備網を抉じ開けようと粘りに粘りの攻勢を続けては、ようやく後半ロスタイムにカンテのゴールで、まさに土壇場で追い付いては、ロスタイムはまだまだ5分も残っているし、この勢いからして、これは逆転する勢いペースだと盛り上がった。
その通りに、更なる押し込み様の勢いを見せては、相手のファールから、絶好のセットプレーのチャンスを得たのだ。一瞬これは貰った!と思ったのだが、しかし考えたら、今季はいくらセットプレーのチャンスを得ても、惜しいどころか得点の匂いすらしないものが大半であり、でもACL決勝・第2戦のような事もあるからと、そこに幻を見て来てしまっていた部分もあったのだが、それだからこそ無理にでも期待したセットプレーが、まさか仇になるとは・・・。
いくら土壇場で追い付いたとて、この試合は勝利して勝ち点3をもぎ取らなければ、リーグ優勝の可能性が完全に消滅してしまうのだから、対して無理せずに順位維持を考えたらドローも選択肢のひとつだったが、しかし誰もそんな楽な道を希望する訳はない。
浦和レッズ1―2ヴィッセル神戸
〜埼玉スタジアム2002
その通りに、更なる押し込み様の勢いを見せては、相手のファールから、絶好のセットプレーのチャンスを得たのだ。一瞬これは貰った!と思ったのだが、しかし考えたら、今季はいくらセットプレーのチャンスを得ても、惜しいどころか得点の匂いすらしないものが大半であり、でもACL決勝・第2戦のような事もあるからと、そこに幻を見て来てしまっていた部分もあったのだが、それだからこそ無理にでも期待したセットプレーが、まさか仇になるとは・・・。
いくら土壇場で追い付いたとて、この試合は勝利して勝ち点3をもぎ取らなければ、リーグ優勝の可能性が完全に消滅してしまうのだから、対して無理せずに順位維持を考えたらドローも選択肢のひとつだったが、しかし誰もそんな楽な道を希望する訳はない。
だから最後の、ラストプレーのワンチャンスだと思って西川も上がってセットプレーに参加した訳だし、この状況ならば普通に誰彼構わず、どんなチームも、そうするし、そうした筈である。決して間違ってはいない。
誤算だったのは、先ずは終了の笛が吹かれるまで時間が、まだ1プレーするに値する数十秒が残っていた事だな。フリーキックから放り込んだボールが実らず、キーパーがキャッチした時点か、結果的に上がっていた大迫に渡るか渡らないかで終了の笛が鳴るかと思ったら、そのまま試合継続で大迫の足から、西川不在によるガラ空き無人のゴールマウスにポッ〜カンと・・・。
( ゜д゜)…、
一瞬こっちがポカーンとしてしまったが、実は自分ぶっちゃけ、西川が上がっているのを全く気付かなかった。もちろん状況を見ていなかったのではなく、自分の前に振られている大旗がピッチを遮っていて、西川が前線に上がって来たのが観えていなかったから。そして西川の存在に気付く前にセットプレーが始まってしまった。
それはともかく、ボールを蹴り込む前に、ショルツがドフリーで右サイドに構えていたから、エリア内に入らず、そこにショルツを残しているのだから、何かデザインでもするのかと思ったら、ショルツ関係なく、普通にボールを放り込んだだけだった。何だよそれ。ショルツは単に右サイドバックのポジション通りの位置に構えていただけか。
そうなのだ。酒井が手術で離脱し、明本は出場停止。荻原も欠場。これで相変わらず本職の馬渡や宮本が使われないのは今更として、ショルツを右サイドバックに充てた辺り、いよいよスクランブル状態だったが、まあ尤もショルツは、レッズデビュー直後は左サイドバックに入った時もあったし、今回もしっかり右サイドバックの役割を果たしていたし、つまりショルツのような器用で職人肌な選手、それもレベルの違う選手は、本職以外でもどのポジションをそつなくこなす、高い能力値を兼ね備えているのである。
ぶっちゃけショルツならば、やらせればキーパーでさえ、本職キーパーと遜色無くプレー出来そう。・・・言い過ぎか??
とにかくこの試合、このように、もはや後半ロスタイムに入って、土壇場で追い付いてから再び失点するまでの、この最後の凝縮された5分間に尽きる。ここにレッズの今の縮図が現されていたのであった。
伊藤敦の負傷交代や、ACLに続いてリーグ戦も初スタメンのパンヤの鋭い動きと決定的なシュートとか、そして手痛い先制点の献上があったが、しかしそれは何れも最後の5分間に比べたら、今回はもはや単なる過程の内容でしかない。繰り返すが、とにかく最後の5分間が、希望を繋げる5分間にもなり、魔の5分間にもなってしまった訳で、ここが全ての運命の分かれ道であった。
リーグ戦も優勝の可能性が完全消滅のザ・やけ酒である。
誤算だったのは、先ずは終了の笛が吹かれるまで時間が、まだ1プレーするに値する数十秒が残っていた事だな。フリーキックから放り込んだボールが実らず、キーパーがキャッチした時点か、結果的に上がっていた大迫に渡るか渡らないかで終了の笛が鳴るかと思ったら、そのまま試合継続で大迫の足から、西川不在によるガラ空き無人のゴールマウスにポッ〜カンと・・・。
( ゜д゜)…、
一瞬こっちがポカーンとしてしまったが、実は自分ぶっちゃけ、西川が上がっているのを全く気付かなかった。もちろん状況を見ていなかったのではなく、自分の前に振られている大旗がピッチを遮っていて、西川が前線に上がって来たのが観えていなかったから。そして西川の存在に気付く前にセットプレーが始まってしまった。
それはともかく、ボールを蹴り込む前に、ショルツがドフリーで右サイドに構えていたから、エリア内に入らず、そこにショルツを残しているのだから、何かデザインでもするのかと思ったら、ショルツ関係なく、普通にボールを放り込んだだけだった。何だよそれ。ショルツは単に右サイドバックのポジション通りの位置に構えていただけか。
そうなのだ。酒井が手術で離脱し、明本は出場停止。荻原も欠場。これで相変わらず本職の馬渡や宮本が使われないのは今更として、ショルツを右サイドバックに充てた辺り、いよいよスクランブル状態だったが、まあ尤もショルツは、レッズデビュー直後は左サイドバックに入った時もあったし、今回もしっかり右サイドバックの役割を果たしていたし、つまりショルツのような器用で職人肌な選手、それもレベルの違う選手は、本職以外でもどのポジションをそつなくこなす、高い能力値を兼ね備えているのである。
ぶっちゃけショルツならば、やらせればキーパーでさえ、本職キーパーと遜色無くプレー出来そう。・・・言い過ぎか??
とにかくこの試合、このように、もはや後半ロスタイムに入って、土壇場で追い付いてから再び失点するまでの、この最後の凝縮された5分間に尽きる。ここにレッズの今の縮図が現されていたのであった。
伊藤敦の負傷交代や、ACLに続いてリーグ戦も初スタメンのパンヤの鋭い動きと決定的なシュートとか、そして手痛い先制点の献上があったが、しかしそれは何れも最後の5分間に比べたら、今回はもはや単なる過程の内容でしかない。繰り返すが、とにかく最後の5分間が、希望を繋げる5分間にもなり、魔の5分間にもなってしまった訳で、ここが全ての運命の分かれ道であった。
ルヴァンのタイトルも決勝で消えた。ACLのグループステージ突破も怪しくなった。そしてリーグ戦の優勝の可能性も完全に無くなった。ひとつひとつ大会は違えど、これまでのスコルジャ体制からしたら、有り得ないし信じたくない3連敗。これにより僅かこの1週間で、一気に多くのものが崩れに崩れては、消えてしまった。
その少し前までは、まだまだ多くの夢と希望が残されていた、満ち溢れたシーズンを過ごしていた筈だったのに。それがたった1週間で、全てが消滅してしまった。
僅か1週間前の同じ日曜日の国立では、暑くて半袖になりサポートしていたのに、それがたった1週間で厚着しなければ、寒くて仕方がない陽気に様変わりしてしまったように、レッズはまさに気温同様に急転直下の、この極端な変わり様は、一体何なんなのだろう。
現実に引き戻されたと言ってしまえばそれまでだが、つまりこれが今のレッズの現実であった。ここまでが今季の限界点だったという見方も出来てしまうが、しかしこれでもまだリーグ戦は試合が残されているし、少なくとも今の順位だけは死守しなければならないという事と、そしてACLとも並行しながら、少しでも良い形でクラブワールドカップに繋げるしかない。
ちなみに、こんな試合の後だし、余計にどうでも良いと言ってしまえば実にどうでも良い話というかオマケだが、神戸サポのこのパフォーマンスは、一体全体何を意味していたのだ?
ノレパソのパクりがこっちを指差していたが、果たして何をやりたかったのか、実に意味がわからん。
某鹿島ではないが、選手に対するサポートではなく、選手が出て来る前に、何の為に、何の意味でやっているのかよくわからんこの類いのパフォーマンス、最近Jリーグ主導で会場を暗くしてカラーライトをフリフリしたりするのも含めて、本当に何がやりたいのか意味不明である。あー変なの。
ーーーーーー
J1リーグ第32節 浦和1-2神戸
得点/72分・Mトゥーレル(神)、90+1分・カンテ(浦)、94+6分・大迫(神)
主審=荒木友輔
観衆:48,144人
その少し前までは、まだまだ多くの夢と希望が残されていた、満ち溢れたシーズンを過ごしていた筈だったのに。それがたった1週間で、全てが消滅してしまった。
僅か1週間前の同じ日曜日の国立では、暑くて半袖になりサポートしていたのに、それがたった1週間で厚着しなければ、寒くて仕方がない陽気に様変わりしてしまったように、レッズはまさに気温同様に急転直下の、この極端な変わり様は、一体何なんなのだろう。
現実に引き戻されたと言ってしまえばそれまでだが、つまりこれが今のレッズの現実であった。ここまでが今季の限界点だったという見方も出来てしまうが、しかしこれでもまだリーグ戦は試合が残されているし、少なくとも今の順位だけは死守しなければならないという事と、そしてACLとも並行しながら、少しでも良い形でクラブワールドカップに繋げるしかない。
ノレパソのパクりがこっちを指差していたが、果たして何をやりたかったのか、実に意味がわからん。
某鹿島ではないが、選手に対するサポートではなく、選手が出て来る前に、何の為に、何の意味でやっているのかよくわからんこの類いのパフォーマンス、最近Jリーグ主導で会場を暗くしてカラーライトをフリフリしたりするのも含めて、本当に何がやりたいのか意味不明である。あー変なの。
ーーーーーー
J1リーグ第32節 浦和1-2神戸
得点/72分・Mトゥーレル(神)、90+1分・カンテ(浦)、94+6分・大迫(神)
主審=荒木友輔
観衆:48,144人
2023年 AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節
浦項スティーラーズ2―1浦和レッズ
〜浦項スティールヤード
僅か4日前にはタイトルを逃し、過密日程により全体的にもコンディションは良くない状況。それに加えて酒井が半月板損傷による手術を受け、全治3ヶ月でクラブワールドカップ含めて今季絶望となった。
酒井が今季序盤から、去年の馬力全開だった状態と明らかに違うパフォーマンスの低下を見せながら、毎試合のように足を気にしながらプレーしていた。足の状態が良くなかったのは見てわかっていたが、本質はこの怪我を抱えていたからだったのか。これで何故に酒井の動きが悪かったり、スコルジャが酒井を度々のように外していたのかが腑に落ちた。リーグ優勝の可能性を残しながら、ルヴァンも勝ち進んでいた事で、治療に踏み切れないまま満身創痍だったのだな。来季リーグ戦の開幕に間に合わせる為には、このタイミングで離脱させたのは仕方がない。ただこの替えの効かない状態にしていたポジション事情を放置して、補強せずに酒井に過剰な負担を強いていた強化部の怠慢の罪は重い。
しかも酒井の離脱に加えて、今回ショルツも欠場だし、代わりにアレクサンダー岩波が居るのは心強いんたけど、それにしても控え選手に、牲川と並んで吉田まで、つまりキーパーを2人も入れなければ足りないという、この選手層の薄さは、何なんだ・・・。
試合前からこの辺がおかしかったんだけど、いざ始まったら、4日前のルヴァンの前半の低調ぶりは何だったんだ?という位にハイな展開で、その原動力となったのが、少しずつステップアップしてはついに移籍後初スタメンを勝ち取ったパンヤだった。
パンヤって、今のレッズの攻撃的選手の中で、良い意味で真逆のプレースタイルで、かなり前へ縦へのアグレッシヴな意識が強いから、こういう選手が1人居ると、やっぱり攻撃にアクセントが加わって活性化するもので、しかもパンヤは今回、とにかく目立つ動きで攻撃に絡みまくっては、ついにカンテの先制点のアシストを演出する働き。
今のレッズの2列目に、パンヤのような鋭いプレーが出来る選手はいないから、やはりこのパンヤという選手は面白い存在であり、来季も是非チームに残してもらって、このまま成長を見守りたいと思った。
と、こういう前半は実に快調だったのに、後半は何をやっているんだ?
VARでマリウスのエリア内ハンドがバレてはPK喰らってから、一気に様子がおかしくなった。まあPKというかハンドも仕方がないといえば仕方がないんだけど、最近のマリウスはちょっと精細を欠いた失点への絡み方が目立っていたから、今回のハンドも偶然ではないかもしれない。
マリウスちょっと疲れている?今季ショルツ以上に稼働率が高いというか、フィールドプレーヤーで休み無く一番出場時間が長いのだから、この時期にコンディションが落ちるのも当然であり、蓄積疲労で集中力からして落ちているのは必然。しかし休ませられない台所事情。選手層の問題はここにも影響を及ぼしている。
だが試合をぶっ壊してしまったのは、明本のラフなファールによる1発退場である。明本は以前から危ういプレーはある意味で強味でもあるんだけど、それが仇となる警告や、それこそブチ切れ退場もやらかしているから、取り分けACL、それも韓国相手には気を付けなければいけない状況だったが、しかし今回またやらかした。
数的不利になったら、逆に先日のアウェーガンバ戦の奇跡を期待したが、そうも毎回レッズに都合の良い事になる訳もなく、スコルジャもカードを喰らうなどして、ますます雲行きが怪しくなる。
スコルジャがどうしてカードを喰らったのか?ジャナスコーチも意味がわからないようなコメントをしていたが、スコルジャがレフェリーに何か言っていたのは確かで、スコルジャからしたら、判定に疑問点をぶつけていただけかもしれないけど、レフェリーからしたら不要な抗議に受け取られたのだろうし、その後さらに退場処分になってしまったのだから、二重三重の執拗な抗議と判断されてしまったのだろう。
いつも感情を噛み殺したようにテクニカルエリアにデンと構えているスコルジャが、レッズに来て退場処分になるなんて、これは初めて別の一面を見たが、しかしそれだけ今回、途中から展開の雲行きがおかしくなっていたという事だ。
ちなみに今回の主審であるイラン人のアリレザ・ファガニ氏って、このブログのPCサイト閲覧のプラグイン欄右下にある検索かければわかるけど、15年にブリスベン・ロアー戦、17年にソウル戦、19年に広州恒大戦、去年は大邱戦と、そして劇的PK決着の全北戦など、過去うちの試合で多くを担当した人だ。今や世界的にも評価が高い名レフェリーだし、これまで悪い印象は無かったんだけど、まさか今回こんな形のジャッジをされるとは・・・。
そもそもあと一歩でドローだったところ、ロスタイムに逆転ゴールを許してしまうまでの選択。それこそガンバ戦の再来で完全にカウンター狙いか、もうガチガチのドン引きかで良かった筈だが、しかしどうも戦い方が中途半端だったし、数的不利の戦い方ではなかったような気がする。
そして相手に逆転決勝ゴールを許し、これでベンチワークもイライラが爆発?だからスコルジャも退場処分になり、それだけに留まらず他スタッフも警告を喰らった・・・総崩れだ。
もはや前半と後半で天国から地獄を味わったな。前半は特にパンヤの躍動でパンヤ祭り(何かこう言うとヤマザキ春のパン祭りみたいだな)になっていたが、後半は途中から自滅するようにズルズル行っては、選手も監督も退場祭りという総崩れ。
何かここに来て、疲れているチームの良くない部分が、一気に現れてしまったかのような、目を背けたくなる試合になってしまった。
現アジア王者として、今回グループステージだけでこういう状況に追い込まれるとは、情けない事になり、さすがに半絶望的になってしまった。他グループの2位狙いと比較したら、かなり厳しい成績である。
もう現実を見据えて、全ての残り試合、割り切るところは割り切るしか手が無くなってしまったと思う。
夏に効果的な補強を怠ったツケは当然響いているから、フロントと強化部の責任は重いが、それだけではない部分もあるし、まあ今そこを騒いだところでどうこうなるものではないから、チームはさっさと帰国してもらい、日曜日のホームでの試合に備えるしかない。
嗚呼どうしてこうなった?何時からか、完全に歯車が狂ったな。それこそホーム浦項戦の前辺りでは、まだまだACLは大きな可能性があり、ルヴァンのタイトルも期待され、鹿狩りも控えていたしで、色々と希望と楽しみが満載だったのに、それを尽くズッコケまくっては、すっかり雰囲気からして下向きになってしまった。
もうこうなると、少しでも神戸の優勝争いを邪魔するしか、レッズが生きる路が無くなってしまった。もちろんレッズに軌跡のミラクルが起きれば良いというか、そこにしか求める光は無いのだが・・・。
ーーーーーー
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節 浦項2-1浦和
得点/36分・カンテ(浦)、66分・ゼカPK(項)、94+4分・キム インソン(項)
主審=アリレザ・ファガニ
観衆:4,953人
浦項スティーラーズ2―1浦和レッズ
〜浦項スティールヤード
僅か4日前にはタイトルを逃し、過密日程により全体的にもコンディションは良くない状況。それに加えて酒井が半月板損傷による手術を受け、全治3ヶ月でクラブワールドカップ含めて今季絶望となった。
酒井が今季序盤から、去年の馬力全開だった状態と明らかに違うパフォーマンスの低下を見せながら、毎試合のように足を気にしながらプレーしていた。足の状態が良くなかったのは見てわかっていたが、本質はこの怪我を抱えていたからだったのか。これで何故に酒井の動きが悪かったり、スコルジャが酒井を度々のように外していたのかが腑に落ちた。リーグ優勝の可能性を残しながら、ルヴァンも勝ち進んでいた事で、治療に踏み切れないまま満身創痍だったのだな。来季リーグ戦の開幕に間に合わせる為には、このタイミングで離脱させたのは仕方がない。ただこの替えの効かない状態にしていたポジション事情を放置して、補強せずに酒井に過剰な負担を強いていた強化部の怠慢の罪は重い。
しかも酒井の離脱に加えて、今回ショルツも欠場だし、代わりにアレクサンダー岩波が居るのは心強いんたけど、それにしても控え選手に、牲川と並んで吉田まで、つまりキーパーを2人も入れなければ足りないという、この選手層の薄さは、何なんだ・・・。
試合前からこの辺がおかしかったんだけど、いざ始まったら、4日前のルヴァンの前半の低調ぶりは何だったんだ?という位にハイな展開で、その原動力となったのが、少しずつステップアップしてはついに移籍後初スタメンを勝ち取ったパンヤだった。
パンヤって、今のレッズの攻撃的選手の中で、良い意味で真逆のプレースタイルで、かなり前へ縦へのアグレッシヴな意識が強いから、こういう選手が1人居ると、やっぱり攻撃にアクセントが加わって活性化するもので、しかもパンヤは今回、とにかく目立つ動きで攻撃に絡みまくっては、ついにカンテの先制点のアシストを演出する働き。
今のレッズの2列目に、パンヤのような鋭いプレーが出来る選手はいないから、やはりこのパンヤという選手は面白い存在であり、来季も是非チームに残してもらって、このまま成長を見守りたいと思った。
と、こういう前半は実に快調だったのに、後半は何をやっているんだ?
VARでマリウスのエリア内ハンドがバレてはPK喰らってから、一気に様子がおかしくなった。まあPKというかハンドも仕方がないといえば仕方がないんだけど、最近のマリウスはちょっと精細を欠いた失点への絡み方が目立っていたから、今回のハンドも偶然ではないかもしれない。
マリウスちょっと疲れている?今季ショルツ以上に稼働率が高いというか、フィールドプレーヤーで休み無く一番出場時間が長いのだから、この時期にコンディションが落ちるのも当然であり、蓄積疲労で集中力からして落ちているのは必然。しかし休ませられない台所事情。選手層の問題はここにも影響を及ぼしている。
だが試合をぶっ壊してしまったのは、明本のラフなファールによる1発退場である。明本は以前から危ういプレーはある意味で強味でもあるんだけど、それが仇となる警告や、それこそブチ切れ退場もやらかしているから、取り分けACL、それも韓国相手には気を付けなければいけない状況だったが、しかし今回またやらかした。
数的不利になったら、逆に先日のアウェーガンバ戦の奇跡を期待したが、そうも毎回レッズに都合の良い事になる訳もなく、スコルジャもカードを喰らうなどして、ますます雲行きが怪しくなる。
スコルジャがどうしてカードを喰らったのか?ジャナスコーチも意味がわからないようなコメントをしていたが、スコルジャがレフェリーに何か言っていたのは確かで、スコルジャからしたら、判定に疑問点をぶつけていただけかもしれないけど、レフェリーからしたら不要な抗議に受け取られたのだろうし、その後さらに退場処分になってしまったのだから、二重三重の執拗な抗議と判断されてしまったのだろう。
いつも感情を噛み殺したようにテクニカルエリアにデンと構えているスコルジャが、レッズに来て退場処分になるなんて、これは初めて別の一面を見たが、しかしそれだけ今回、途中から展開の雲行きがおかしくなっていたという事だ。
ちなみに今回の主審であるイラン人のアリレザ・ファガニ氏って、このブログのPCサイト閲覧のプラグイン欄右下にある検索かければわかるけど、15年にブリスベン・ロアー戦、17年にソウル戦、19年に広州恒大戦、去年は大邱戦と、そして劇的PK決着の全北戦など、過去うちの試合で多くを担当した人だ。今や世界的にも評価が高い名レフェリーだし、これまで悪い印象は無かったんだけど、まさか今回こんな形のジャッジをされるとは・・・。
そもそもあと一歩でドローだったところ、ロスタイムに逆転ゴールを許してしまうまでの選択。それこそガンバ戦の再来で完全にカウンター狙いか、もうガチガチのドン引きかで良かった筈だが、しかしどうも戦い方が中途半端だったし、数的不利の戦い方ではなかったような気がする。
そして相手に逆転決勝ゴールを許し、これでベンチワークもイライラが爆発?だからスコルジャも退場処分になり、それだけに留まらず他スタッフも警告を喰らった・・・総崩れだ。
もはや前半と後半で天国から地獄を味わったな。前半は特にパンヤの躍動でパンヤ祭り(何かこう言うとヤマザキ春のパン祭りみたいだな)になっていたが、後半は途中から自滅するようにズルズル行っては、選手も監督も退場祭りという総崩れ。
何かここに来て、疲れているチームの良くない部分が、一気に現れてしまったかのような、目を背けたくなる試合になってしまった。
現アジア王者として、今回グループステージだけでこういう状況に追い込まれるとは、情けない事になり、さすがに半絶望的になってしまった。他グループの2位狙いと比較したら、かなり厳しい成績である。
もう現実を見据えて、全ての残り試合、割り切るところは割り切るしか手が無くなってしまったと思う。
夏に効果的な補強を怠ったツケは当然響いているから、フロントと強化部の責任は重いが、それだけではない部分もあるし、まあ今そこを騒いだところでどうこうなるものではないから、チームはさっさと帰国してもらい、日曜日のホームでの試合に備えるしかない。
嗚呼どうしてこうなった?何時からか、完全に歯車が狂ったな。それこそホーム浦項戦の前辺りでは、まだまだACLは大きな可能性があり、ルヴァンのタイトルも期待され、鹿狩りも控えていたしで、色々と希望と楽しみが満載だったのに、それを尽くズッコケまくっては、すっかり雰囲気からして下向きになってしまった。
もうこうなると、少しでも神戸の優勝争いを邪魔するしか、レッズが生きる路が無くなってしまった。もちろんレッズに軌跡のミラクルが起きれば良いというか、そこにしか求める光は無いのだが・・・。
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節 浦項2-1浦和
得点/36分・カンテ(浦)、66分・ゼカPK(項)、94+4分・キム インソン(項)
主審=アリレザ・ファガニ
観衆:4,953人
2023年 YBCルヴァンカップ決勝
アビスパ福岡2―1浦和レッズ
〜国立競技場
アビスパ福岡2―1浦和レッズ
〜国立競技場
しっかし、試合前の、このLフラの波の時間帯から、もう一度やり直したい気分である。
レッズも福岡も守備が基本であり生命線のチームだから、お互いに堅い試合になる、とは前回の記事で予想したが、しかしそれが大きな間違いであった。
福岡は堅いどころか、立ち上がりから積極的にグイグイ押し込んで来ては、レッズにボールを足に着かせる余裕を与えない激しさ。つまりいつものお堅いサッカーから始めたのは片方のレッズだけで、相手の福岡はその裏をかいて、始めから奇襲のような電撃戦の攻め方で来た事によって、レッズは立ち上がりから混乱しては後手を踏む羽目になった。
これ、今季の他の試合でも、相手が立ち上がりからそう来ると、こういう展開になるように、福岡もそこはしっかり分析して、そしてその通りになる辺り、どうもわかりやすいというか、うちはここが単純なんだな・・・。
マリウスの唯一の弱点である足元勝負から破られて、鋭いグラウンダーのクロスを入れられてアッサリ失点したし、んな早い時間帯から失点すれば、福岡は当然のように得意の守りに入るから、そういう相手を打ち破るには、破壊的なサッカーを仕掛けるしかないんだけど、それどころかうちは無駄にボール保持率だけ高いだけで、運動量もシュート数も相手に上回られ、挙げ句には前半終了間際に、お手本のようにニアに蹴り込まれて・・・まさか福岡相手に前半で2失点するなんて、予想外だったが、しかしそれもスタッツから比較したら、必然だったのかもしれない。
とにかくうちは、前半がとことん悪過ぎた。もうそれに尽きる。まさか奢っていたとは思いたくないが、しかし前半のうちの姿勢を見ると、まんざらそれも事実かもしれないという場面が多々で、それがストレートに数字に表れてしまったのかもしれない。
まあしかし、前半の内容がいくら悪くても、無失点または1失点までだったら、そこから修正しての後半勝負という形はいつも通りなのだが、本来なら前半からエンジンかけろと毎回思うのは別として、ところがやはり、前半終了間際の余計な2失点目が重くのし掛かり・・・。
とにかく2点差を追い付かなければいけなかった分、後半も立ち上がりから前掛かりになっていたから、カウンターを喰らいまくったり、挙げ句にPKまで与えてしまった場面も酷かったが、そのPKを、PKストップの苦手な西川が、横っ飛びのスーパーな形で阻止した時点で、ガラリと雰囲気はレッズに変わっては、これは行ける!と思ったのだが。
しっかし福岡の守備の粘り様。初めての決勝の舞台とは思えない集中力で、ハングリー精神も剥き出しだったし、こういう場合は単調な攻撃を繰り返していても埒があかないから、交代策の明本で1点を返した場面のような、普段あまりやらないロングボール1本で相手の真ん中の隙を突くようなイレギュラーな方法は成功したのだが、問題はこの先の時間帯。
バイタルも幾度も崩したし、カンテの実に惜しいのもあったし、エリア内までは確実に侵入していたのに、そこで少なくとも2度も相手に潰された場面で、何れもファール無しの判定はかなり怪しかったし(特に伊藤敦の場面)、そもそも主審の中村氏が埼玉出身という事で、変な期待をしたのが逆に悪かったのか?
タイトルが懸かる決勝の舞台で、片方のチームの出身者を主審に据えるJリーグも変だが、こういう場合、主審も人間だから、埼玉側を贔屓されたと思われたくないからと、逆忖度が発生した可能性も穿ってしまう。まあ実際にはそんな事は無いとは思いたいが、しかし繰り返すが、主審も人間だからな。
ただ今回は主審よりも、メイン側の副審の方が遥かに酷かったな。一体何度ボール判定を間違えては主審に直されてんだよ。それこそ決勝に相応しい副審を使えって話だ。
大一番で興梠がベンチ外だったのも奇妙だったし、最近レフェリーに対して毎回イライラしまくっているショルツも、またらしくないアフターでイエローを喰らってしまったし、このようにレッズの状態も少しおかしかったが、審判の状態もおかしかったし、おかしくないのは相手の策士的かつハングリーなサッカーだけだったな。
うーむ、どうもこのJリーグ杯という大会は、ナビスコ時代からルヴァンに至るまで、レッズにとって実に相性が悪いんだな。決勝進出というファイナリストになるまでは良いのだが、決勝に進出した回数の多さと、その優勝回数が実に釣り合っていない。そして今回も、そうなってしまった。
まあしかし、前半の内容がいくら悪くても、無失点または1失点までだったら、そこから修正しての後半勝負という形はいつも通りなのだが、本来なら前半からエンジンかけろと毎回思うのは別として、ところがやはり、前半終了間際の余計な2失点目が重くのし掛かり・・・。
とにかく2点差を追い付かなければいけなかった分、後半も立ち上がりから前掛かりになっていたから、カウンターを喰らいまくったり、挙げ句にPKまで与えてしまった場面も酷かったが、そのPKを、PKストップの苦手な西川が、横っ飛びのスーパーな形で阻止した時点で、ガラリと雰囲気はレッズに変わっては、これは行ける!と思ったのだが。
しっかし福岡の守備の粘り様。初めての決勝の舞台とは思えない集中力で、ハングリー精神も剥き出しだったし、こういう場合は単調な攻撃を繰り返していても埒があかないから、交代策の明本で1点を返した場面のような、普段あまりやらないロングボール1本で相手の真ん中の隙を突くようなイレギュラーな方法は成功したのだが、問題はこの先の時間帯。
バイタルも幾度も崩したし、カンテの実に惜しいのもあったし、エリア内までは確実に侵入していたのに、そこで少なくとも2度も相手に潰された場面で、何れもファール無しの判定はかなり怪しかったし(特に伊藤敦の場面)、そもそも主審の中村氏が埼玉出身という事で、変な期待をしたのが逆に悪かったのか?
タイトルが懸かる決勝の舞台で、片方のチームの出身者を主審に据えるJリーグも変だが、こういう場合、主審も人間だから、埼玉側を贔屓されたと思われたくないからと、逆忖度が発生した可能性も穿ってしまう。まあ実際にはそんな事は無いとは思いたいが、しかし繰り返すが、主審も人間だからな。
ただ今回は主審よりも、メイン側の副審の方が遥かに酷かったな。一体何度ボール判定を間違えては主審に直されてんだよ。それこそ決勝に相応しい副審を使えって話だ。
大一番で興梠がベンチ外だったのも奇妙だったし、最近レフェリーに対して毎回イライラしまくっているショルツも、またらしくないアフターでイエローを喰らってしまったし、このようにレッズの状態も少しおかしかったが、審判の状態もおかしかったし、おかしくないのは相手の策士的かつハングリーなサッカーだけだったな。
同じカップ戦の決勝でも、天皇杯には強いのに、Jリーグ杯になると、決まって苦手な部分が出るのは、果たして何故なのだろう?
フジテレビとジョン・カビラの暑っ苦しいノリが、硬派なレッズに合わないのか?とは冗談だが、そういう歴史が繰り返されている部分は、選手が変わっても、監督が変わっても、チームの性質が変わっても、それでもクラブチームに染み付いた何かだけは、変わらないものなのだと、また今回も改めて思わされた敗戦と準優勝留まりになった。はぁ、やりきれん。
ちなみに変わらないものといえば、悪いジンクスでもうひとつ。
国立での試合前にホープ軒を喰うと、何故か試合に勝てないという、実に悪いジンクスが個人的に存在する。
しかしこの日の朝うっかり喰ってしまったが故に、そのせいなのか、またも試合に負けた。(2年前の天皇杯は喰わなかったから優勝した)
だいたいホープ軒も数年前に800円まで値上がりした時点で、最近は近くを通ってもすっかり入らなくなっていたが、今回は久々だから、特別にと950円でも入ってしまった。これが失敗した。
そのホープ軒も何時の間にか食券自販機が新しくなっていて、例の趣と味のあるプラカードから、何の変哲もない紙チケットに変わってしまった。値段も庶民的ではなくなったし、食券システムも風情が無くなってしまったな。変わらないのは、あの雑な味とネギ入れ放題だけ・・・。
優勝したら当然のように浦和に行く筈が、敗けたから新宿でザ・やけ酒になった訳である。
しかし新宿という超人混みが仇となり、恐らくは東京宿泊組の福岡サポも周囲にウロウロしまくっていて、初タイトル獲得によりハイテンションになっている相手だから、やたらこちらに話かけて来るんだよな。一緒に写真撮ってくれとかいうのも居たし。内心こっちはそんな気分ではないのだが。
こんな事になるのならば新宿になんて留まらず、我々の植民地である池袋にでも移動しとけば良かったと後悔した。東京の中でも一番の大都会故に雲隠れするには最適でも、取り分け情緒に欠けていて情が薄い新宿という土地は、自分はあまり好きではない。眠らない街なんてものは、忙しないだけで、敗戦と優勝逃しの傷心を癒すに、最も相応しくない場所なのである。
まあ初タイトルの福岡サポは、まさに20年前の我々がそうだったように、この夜だけは我が世の春を味わっていたのだから、そこは敗者は大人しく身を引いて、静かに相手をリスペクトしておくしかなかった。それでも福岡サポには「次のリーグ戦では負けねーぞ!覚悟して埼玉に乗り込んで来い!」と気を吐いておいたが、それもハイテンションになっている福岡サポに対しては、そのリベンジ宣言でさえ喜ばれてしまうやぶ蛇であった・・・。
こんな状態で、気持ちをすぐACLに、しかも強敵相手のアウェーの戦いに切り替えなければならないのだから、本当にキツいな。一番辛くて大変なのは選手だけど・・・。
ーーーーーー
YBCルヴァンカップ決勝 福岡2-1浦和
フジテレビとジョン・カビラの暑っ苦しいノリが、硬派なレッズに合わないのか?とは冗談だが、そういう歴史が繰り返されている部分は、選手が変わっても、監督が変わっても、チームの性質が変わっても、それでもクラブチームに染み付いた何かだけは、変わらないものなのだと、また今回も改めて思わされた敗戦と準優勝留まりになった。はぁ、やりきれん。
国立での試合前にホープ軒を喰うと、何故か試合に勝てないという、実に悪いジンクスが個人的に存在する。
しかしこの日の朝うっかり喰ってしまったが故に、そのせいなのか、またも試合に負けた。(2年前の天皇杯は喰わなかったから優勝した)
だいたいホープ軒も数年前に800円まで値上がりした時点で、最近は近くを通ってもすっかり入らなくなっていたが、今回は久々だから、特別にと950円でも入ってしまった。これが失敗した。
そのホープ軒も何時の間にか食券自販機が新しくなっていて、例の趣と味のあるプラカードから、何の変哲もない紙チケットに変わってしまった。値段も庶民的ではなくなったし、食券システムも風情が無くなってしまったな。変わらないのは、あの雑な味とネギ入れ放題だけ・・・。
しかし新宿という超人混みが仇となり、恐らくは東京宿泊組の福岡サポも周囲にウロウロしまくっていて、初タイトル獲得によりハイテンションになっている相手だから、やたらこちらに話かけて来るんだよな。一緒に写真撮ってくれとかいうのも居たし。内心こっちはそんな気分ではないのだが。
こんな事になるのならば新宿になんて留まらず、我々の植民地である池袋にでも移動しとけば良かったと後悔した。東京の中でも一番の大都会故に雲隠れするには最適でも、取り分け情緒に欠けていて情が薄い新宿という土地は、自分はあまり好きではない。眠らない街なんてものは、忙しないだけで、敗戦と優勝逃しの傷心を癒すに、最も相応しくない場所なのである。
まあ初タイトルの福岡サポは、まさに20年前の我々がそうだったように、この夜だけは我が世の春を味わっていたのだから、そこは敗者は大人しく身を引いて、静かに相手をリスペクトしておくしかなかった。それでも福岡サポには「次のリーグ戦では負けねーぞ!覚悟して埼玉に乗り込んで来い!」と気を吐いておいたが、それもハイテンションになっている福岡サポに対しては、そのリベンジ宣言でさえ喜ばれてしまうやぶ蛇であった・・・。
こんな状態で、気持ちをすぐACLに、しかも強敵相手のアウェーの戦いに切り替えなければならないのだから、本当にキツいな。一番辛くて大変なのは選手だけど・・・。
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YBCルヴァンカップ決勝 福岡2-1浦和
得点/5分・前(福)、45+4分・宮(福)、67分・明本(浦)
主審=中村 太
観衆:61,683人
主審=中村 太
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