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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2023年  J1リーグ第17節
横浜FC0―0浦和レッズ
〜ニッパツ三ツ沢球技場

230611アウェー横浜C戦 席指定しないで買ったら、こんな端っこになった。そしたら今回、何でどうしてエリア内フリーでシュート撃たないんだ!?という興梠の謎のショルツへのパスが目の前で観られた。あれ確かにショルツもフリーで構えていたが、興梠ならFWとして撃つべきで、1人相手DFがシュートコースに入っていたとはいえ、あの位置からパスはないだろう。ショルツもまさか本当にパスが来るとは思っていなかったのか、それで驚いてダフった?

同じボテボテシュートやヘナチョコシュートになるにしても、それは結果論であり、先ず撃てる場面ならばシュートを選択してほしいんだけどな、例えば伊藤敦みたいに。
例えシュートを弾かれてカウンターを喰らったとしても、今は一時期の守備が不安定なチームではなく、後方で何にでも対処が可能な強力DF陣が構えているのだから、そのチームメイトを信用して、積極的にシュートを撃ってほしい。
だってサッカーはシュートを撃たないと、以前にも書いたけれど、相手のミスやオウンゴールやPKばかりでは、そうは勝利に繋がるような得点は奪えないのだぞ。いくら押して引いてをやっているとはいえ、そう頻繁に最終ラインやキーパーまでボールを戻したところで、単に相手の守備が整ってしまうだけなのだから。

というかだな、超至近距離でショートパスを相手にプレゼントパスしちゃうような、とにかく意味不明な事をやらかす小泉みたいな選手が居る訳で、だからそもそも効果的にボールをシュートエリアまで供給する事自体、ショルツが攻撃参加したり、酒井が強引に重戦車突撃とかやらないと、今の攻撃陣では上手く出来ていないのだから、ならば数少ないチャンスが発生した時くらいは、シュートをバシッと撃ってほしいんだけど。

あと何だかんだ言っても、攻撃面でも外国人選手をしっかりリーグ戦に絡めない事には、酒井は別次元としても日本人だけでは簡単に強度が上がらないのだから、大学生相手にリンセンやカンテやモーベルグを並べるより、リーグ戦に照準を合わせた使い方は出来ないものなのか?
まあスコルジャの中では、同じポジションでも何人かの日本人選手の方が評価が高いのはわかるんだけど。
ただその割に、関西大戦で、途中で下げたモーベルグとカンテは今回ベンチ外なのに、延長120分フル起用したリンセンはベンチに入れているのである。スコルジャからの評価はカンテよりリンセンなのだろうか?この辺はよくわからん。


230611アウェー横浜C戦2 何れにしても、お決まりの如くブーイング、どころか怒号も大発生である。
そりゃ上位争いを本気でやろうとしているチームが、最下位相手にゼロに抑え込まれていたら、厳しい声は上がるのも当然なんだけど・・・。
一方で今のフリエは、開幕から暫くのボロボロの状態から比べたら、かなり守備面が修正と再構築が施されてしまったものだから、その上でああもあからさまにガチガチに守られてしまうと、やっぱり攻撃力が並み、またはそれ以下のチームでは、崩すのは難しいのである。そこは考慮したい。
とはいえアジア王者アジア王者と相手からも煽てられながら、その最下位の相手に勝てないのもどうかとは思うが、まあそれがレッズの妙ではある。

リーグ戦は折り返し時点で勝ち点が30に乗れば、後半戦でまだまだ優勝争いには加われる数字とは言われている現状、前半戦が1試合消化が少ない時点で勝ち点29。これで残している湘南戦に勝てば、まだまだ後半戦からの巻き返しには繋がるだろう。
まあ湘南戦の前に後半戦が川崎戦からスタートしてしまうけれど。そこで酒井が出場停止なのが痛い。本当に痛い。だいたい今回の酒井のイエロー、あれカード出すレベルだったか?時間帯も時間帯だったし、先ずは注意で良かっただろうに。こちらがカウンターをファールで阻止されてカード出なかった場面があったから、なーんか納得が行かないモヤモヤ感・・・、それでも、次の試合に切り替えなきゃいけない。

どうせならば、次のルヴァンは、右サイドバックはベルギーから帰って来たランニングマンを使ってみれば?と思ったが、ランニングマンにとって、未だスコルジャのサッカーはまっさら同然だから、もう少し時間がかかるか?

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J1リーグ第17節 横浜C0-0浦和
主審=清水勇人
観衆:10,086人
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2023年  天皇杯2回戦
浦和レッズ1(延長)0関西大学
〜浦和駒場スタジアム

230607天皇杯 関西大戦 まあその、あれだ、天皇杯の初戦って、J1チームからしたら、相手が失うものが無いだの、ハングリー精神だの、格上と対戦するテンションの高さなど、大抵は戦力とか以外の事情に於いて実にやり難い相手が来るし、それでいてJ1側からしたらメンバーを落として臨むのも大抵だから、そういう理由が幾つも重なると、いくらプロでもアマや学生に苦戦する事は珍しくないんだけど、それにしても大学生相手に、半分は舐めていたのか?だって序盤から後半途中までは、ちょっとプレーが杜撰だったんじゃないかい?

なーんか、そこ出しとけば何れ繋がるかも的な、ちょっといい加減なパスは連発するし、リーグ戦ではやらないような安易な形のパスミスでプレゼントボールも連発。もっと驚いたのは、普段ならそんな雑なフリックやらないだろってはとこで、連携も連動も構わずやって失敗してるし、これを日本人選手ならまだしも、外国人選手がやらかすから困ってしまう。
特にモーベルグはテンション低かったな。空回り以前の問題なんだけど、あの後ろから守備に行って後方にロストしてピンチを招く得意技、大学生相手にもやってしまうし。交代時にピッチ際を歩いていたモーベルグ、すげー無表情だったのが気になった。大学生相手にスタメンで使われるの、やはり不満なんだろうな。
カンテも普段に比べて積極的には相手と競らないし、リンセンなんて逆に延長でも下げられなかったのは、何時まで経ってもゴールが遠いものだから、もしかしたら公開処刑状態にされていたのではなかろうか?

かと言って日本人選手が良かった訳でもなく、まだ怪我明けの小泉は、その前は主力として起用されていた分、それなりにプレーをこなせていたが、問題は普段の控え組だ。
縦パスが得意な平野は、その前は縦パスでミスを連発するし、柴戸は不馴れな球の散らしを無理にやり過ぎて本来の守備面が疎かになる。岩波の積極的な高精度フィードは一体何処へ?犬飼は途中で足吊ってリタイアしちゃうし。両翼の馬渡と大畑なんぞ、何をしたかったのかプレーばかり。まあバランスを保ちたがる大畑はともかく、馬渡は武器である右足がフリーキックやコーナーキックを含めて、全く活きなかったじゃないか。
やっぱり普段から試合に出ていない選手は、元々試合勘が鈍っているから、相手が大学生のような普段と性質がまるで違うチームを相手にすると、プロ同士の試合をする時より調子が狂ってしまうのだろうか?
牲川だけは、妙に冷静で良かったけれど。尤もキーパーとフィールドプレーヤーの違いはあるから、比較は難しいんだけどさ。

途中から投入された伊藤敦、大久保、明本でガラリとチームが変わったところからして、やはり普段から主力として試合勘を維持している選手は、そのテンションからして違うものなのかなと、そう思ってしまった。

だからってまさかスコアレスドローで延長にまで突入するなんて、思ってもみな・・・というのは半分嘘で、実は過去にも天皇杯初戦は1点勝負が多いから、延長はしっかり念頭に
入れていたのさ。
駒場のポテトフライ←←その証拠がこれ。駒場のポテトフライ4百円(値段はどうでも良いか)
自分は普段ならばキックオフ1時間半を切ったら、なるべく喰い物は口にしない事にしているんだけど、今回は17時半頃に、あえてポテトフライを喰ったのである。
半分は腹が減ったからだが、半分は延長戦を見据えての体力維持の為である。炭水化物は食後から3時間後にエネルギー効果が現れるから、これならば延長戦に突入しても、体力がべばらなくて済むと、これを喰ったのであった。
幸か不幸かその予想が的中してしまい、本当に延長戦に突入しちまったから、本当にポテトフライを喰っておいて良かったと思ったが、この馬鈴薯パワーのおかげで、最期は伊藤敦が決勝ゴールを押し込んだんだな(んな訳ないか)。

まあとにかく、天皇杯初戦は難しい試合になるから、自分は今回は内容は厳しく問わない事にするし、大学生相手にも、勝利という事実だけを評価しておこう。

230607天皇杯 関西大戦2 その相手、関西大学は、試合後は礼儀正しくて、こういうところは学生って初々しくて良いものだな、と思った。
ただやっているサッカー、ちょっと性質がよくわからなかったものの、前から来たのは前半の半分くらいで、全体的にはそうグイグイ来るより、中盤を厚くしていて、真ん中が厄介なチームであった。そこからサイドに流れる鋭さがあった。これで更にずっと前から来られていたら、もしかしたらちょっとヤバかったかもしれない。逆にそうだったら、バランスが崩れて、お互いに得点も早目に動いていた可能性もあったが。

ちなみにこの関西大学サッカー部といえば、多くのJリーガーを排出している大学サッカー界の名門って事は知っているが、それはともかくとして、参考までにこの関西大学サッカー部のホームページを覗いてみたら、マネージャーらしき女学生が某欄にデカデカと、かの有名なギトギト系座右の銘「死ぬこと以外、かすり傷」とすげー事を表記していて、オイオイうら若き女子が青春を闊歩する場で、どんなキャッチ載せてんだよ、と思った(笑)

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天皇杯2回戦 浦和1(延長)0関西大
得点/105分・伊藤敦(浦)
主審=高山啓義
観衆:5,351人
2023年  J1リーグ第16節
浦和レッズ0―0鹿島アントラーズ
〜埼玉スタジアム2002

230604ホーム鹿島戦 前日までの大雨でこんな事になっとったけど、ここ水を逃がす貯水池だから当然の使い方とはいえ、この光景は圧巻である。
さすがに試合に後一歩で勝てなかった後に、夜のこれを撮る気力は無かったが、そんな自分の気持ちは何処へやら、帰りも多くの人がこれ撮っていたな・・・。
で、ここに逃がした水は、今度は何処へ流すんだ?まさかこのまま放置プレーか?

上記に書いた通り、「後一歩で勝てなかった」という表現である。つまり裏を返せば、勝てたかもしれなかった内容であり、後一押し上手く行っていれば、勝てたと思う内容。まあサッカーは、その後一押しが遠いから、なかなか勝つのが難しい、点を獲るのが難しいスポーツなんだけどさ。

ただ鹿島相手に、こういう表現が出来る辺り、それなりに今季は成長と強さを、しっかり根拠がある身に付け方をしているからこそである。
しかもこちらは中3日の不利な日程に対して、鹿島は1週間しっかり休んで乗り込んで来た。これだけでも考慮した上で内容を見れば、決して悪くない試合、後一歩、後一押しあれば勝てた試合、という捉え方も出来るのである。

鹿島にペースを与えたのは、立ち上がりから数分だけだった。最初から押し込まれて何度かピンチを招いたが、すぐにラインを上げて態勢を修正した途端に、ゲームの主導権はレッズに変わった。
ここまでは良かったんだけど、ここから肝心の縦パスがセントラルな位置からなかなか出なかったのは課題。
今回は岩尾をベンチスタートにして、伊藤敦と安居の流経大コンビでのボランチを組んだが、基本的にボランチとしてのコンビは悪くないのだが、安居が下がり過ぎたり守備に時間を取られて前への意識が薄くなる時があり、この2人、上がる方と守備を見る方で、逆の方が良いのでは?と思った場面が前半何度かあった。

縦パスの課題も含めて、そこを岩尾で修正するだろうと、そんな事を思っていたら、早速ハーフタイムで岩尾をいつものところに入れて、安居を前に上げたね。
それでも縦パスの課題は残るから、まあこれもいつものパターンだが、中盤から効果的な縦パスが出ない時は、困った時のショルツであり、そのショルツから縦パスがバンバン入るのである。
中盤の選手に、もっとこのショルツのチャレンジの姿勢を見習ってほしいんだけどね。当然ながらリスクはあるが、縦への意識を高める勇気を。いくらスコルジャがお尻を叩いても、選手の意識にこれが増えないと、なかなか一皮剥けないと思う。

細かく采配しては、鹿島のバイタル近くまでは侵入できるようになったし、特筆すべき点として、レッズはミスは殆どしないサッカーをしていたが、鹿島の方が明確なミスが多かったのは、ちょっと時代が変わったな、と感じた。
昔はレッズがミスのオンパレードでやらかす事が多く、鹿島は本当にミスが少なく完璧なサッカーをしていたものだが・・・。

ただ鹿島も好調なだけあり、最後の最後はゴールを割らせてくれなかった辺り、やはり鹿島の守備の集中力の高さである。
相手キーパーが大チョンボでカンテにプレゼントパスした時も、もらった!と思った瞬間、カンテが推進力を上げる前にガツンと守備が入るんだもん。色々と最後の最後でやらせてくれない鹿島の守備であった。

でも繰り返すけど、そんな鹿島に後一歩、後一押しで勝てた内容。
こういう時に、絶対的な点取り屋が居ないのが痛いが、興梠は年齢的に無理を言えないとして、リンセンの外しっぷりや、カンテはボールを受けるまでは悪くないし、ポストも上手いが、どうしても下がり過ぎてしまうカンテは、ではいざ前線に張ると孤立もしてしまうカンテと、この辺はどうにかして修正を出来ないものか?と思ってしまう。でも選手の能力の問題もあるから、簡単には行かんのかな。
FWはちょっとエゴイストさが欲しいな。だからといって鹿島の鈴木みたいなタイプだと、そういう選手を中心としたチームを作らないと上手く行かないから、ここは難しいところか。

230604ホーム鹿島戦2 大雨明け翌日の鹿狩りは、今回は不完全燃焼に終わった。
まあ、今回は状況的に、惜しかった気持ちの方が強いとして、それでもホームとはいえ、鹿島を相手に勝ち点1は悪くはないのだが、こういう鹿島のようなチームを相手にすると、課題も足りないものも見えるから、そこは今後の成長の糧にしてほしいところ。
特に早川君みたいに、17歳にして鹿島を相手にそれなりの時間で公式戦を経験できたのは(鹿島以外のチームがどうこうという意味ではないが)、今後の為にも有意義なものになったと思う。しかもイエローまで貰っとるし。

後は・・・何か鹿島サポが警備員に暴行?したとか問題になっているが、うちが相手をどうこう無理に言える立場じゃない部分はあるが、野々村マンは今回はどうするのかね?また鹿島がやる事にはスルーかい??

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J1リーグ第16節 浦和0-0鹿島
主審=アンドリュー・マドレイ
観衆:45,575人
2023年  J1リーグ第11節
浦和レッズ2―1サンフレッチェ広島
〜埼玉スタジアム2002

230531ホーム広島戦 ACL決勝による順延分とはいえ、他チームの試合が無い日に、しかもレッズより「上位」の広島を相手に、後半ロスタイムで逆転勝ちしては、その広島と順位まで引っくり返してしまうという、超理想の勝利ではないか!!

とはいえ、リーグ戦はホームゲームとなると、何故か先制されてしまう、1失点はするという変なジンクスも継続中なのが課題なのだが、もっと変な話として、逆転勝利の歓喜を味わう為には、先制されたり失点しないと味わえないから、今季は逆転勝利が少なくないところを見ると、何か逆転勝利の歓喜を味わう為に、わざと1失点、わざと先制点を喰らっているんじゃないのか?さすがスコルジャはエンターテイナーだな、と、アホな事も考えてしまうが、もちろん・・・んな訳ねーだろッ!

にしても、こうも逆転勝利が多いのは、ストレートに言ってしまえば「強いから」に他ならないんだけど、そんな単純なものではなく、とにかく選手と戦略と戦術がマッチしては、試合の流れを良く見てスコルジャが臨機応変に緻密な采配を振るうから、それで選手が常に効果的に動くんだな。
相手は途中から、この動きに付いて行けなくなる訳で、そうなるとこちらのペースが填まって、同点そして逆転と・・・なんて事かどうかは半分はわからんが、まあ半分は合っているだろう。

今回も広島のサッカーをしっかり分析した上で、上手い対応をしていた。少しでもバランスを崩して前や裏を開けて侵入されてしまうと、広島は結構な推進力があるから、一気に縦を突かれる。
そこでやたら最前線からの単純なハイプレスではなく、そこは少し余裕を持って相手陣内でボールを持たせながら、かわりにこちらは中盤にいつもより厚みを保ってから、そうした上で前からハイプレスに行って広島の縦への推進力を封じていた感じ。
ただ失点シーンだけは、相手のフリックで一瞬を突かれてしまった。こちらのプレスを一発で交わしては縦を突くのに有効なやり方だ。こういうプレーが今の広島は上手いから、そう簡単にはこちらのハイプレスも効かなくなる。広島は広島で緻密で順位通りの強い磐石なサッカーをしている。そしてあれだけ前をポッカリ空いた状態であれをやられてしまうと、一気に縦に持ち込まれる。一度は西川が防いだかと思われたが、まあその前のやられ方で失点したようなものだろう。

ハイプレスはレッズも広島も同じだが、ただ広島はビルドアップはほどほど、高い位置から人主体の推進力で相手陣内から自ら一気に縦を突くサッカーに対して、レッズは最終ラインから人とボールがバランス良く連動してビルドアップした上で、相手陣内の隙が見えたら一気に縦を突くサッカー。
後ろをしっかり構築した上で、中盤高めからはポゼッションに拘らず敵陣でのショートカウンターはどちらも狙いだが、それでも似ているようで少し違う戦術。

そしてうちは失点しても自分たちを失わない、冷静に押して引いてはいつも通り。相手に隙が出来た瞬間に一気にスイッチを入れて縦を突く。
伊藤敦から酒井へのスルーパスだって、流れから一瞬である。相手の深い位置で、あんなに綺麗にパスを通せるなんて、年々守備が超緻密化している現代サッカーでは本当に稀。しかしスコルジャのサッカーは、それを狙ってゴールまで繋げてしまう。
後半ロスタイム逆転ゴールも、本当に酒井の縦への放り込みは一瞬の隙である。その前に押して引いてをしているからこそ、リンセンもフリーになれて折り返せたし、そして伊藤敦で決めるのである。
これら2得点とも、最後は手数を掛けないが、そこに至るボール保持では、入念なボール回しで虎視眈々と相手の隙を伺いながら、誘って誘ってのスイッチは一瞬である。実にレベルの高い攻撃であった。

230531伊藤敦ヒーローインタビュー 同点ゴールのアシスト、逆転決勝ゴール、浦和を熱くさせる漢の通りの大活躍である。
今季も攻守に渡り、本当に内容も良くて結果も出し続けている伊藤敦であるが、このままだと海外に持って行かれそうな状態になりつつあるし、アカデミーの先輩が何人も欧州行きを遂げている事実からしても、それを見て来た伊藤敦本人とて、当然ながら海外への強い意識は持っている筈。あ、でもその前に、先ずはA代表を狙ってほしいけどね。
しかしこの大活躍っぷりは、急成長を遂げつつある流経大後輩の安居の存在も大きいのかな。ボランチのポテンシャルとしては伊藤敦どころか代表の守田よりも上と言われ、そもそも流経大で伊藤敦をボランチからCBへ追いやった選手こそが安居である。
レッズでも伊藤敦からポジションを奪うのでは?との期待値が高かった安居の存在。安居が今はトップ下の適正を見出だされてそちらへコンバートされているとはいえ、しかし伊藤敦としては、先輩としてもボランチとしても、そしてプロとして今度こそ負けられないだろう。
だから競争意識も危機感も自信も意地も何もかも、そのままプレー内容にも結果にも繋がっては、激戦区ボランチで自分のポジションを確保し続けているのである。こういうギラギラした激しいポジション争いって、そのライバル同士の成長を強く促せるから、本当に素晴らしい競争を繰り広げているものだと、改めて思うよ。
ああ、だからこのままでは、また1人、もしかしたら海外に・・・。

まあ先の話をしても仕方がない。今は難敵広島からの今回の後半ロスタイム劇的逆転勝利を喜ぼう。
そして、劇的なこういう素晴らしい勝利の後だから、日曜日は気分良く鹿狩りに向かえる、ってなもんだぜ。

あ、そういえば、気分が良過ぎるのと後半ロスタイム逆転勝利が久々で、すっかりこの人を忘れていた。

今季初M野H郎登場
M野H郎「いや〜、後半ロスタイム逆転決勝ゴールって、本っ当に良いものですね」




ついでだから、ここでぶっちゃけた話をしよう。ACLに優勝した時、自分は1週間と少しは余韻に浸ろうみたいな事を何処かで書いたような気がするかしないか、何かそんなだったような気がするが(日本語メチャクチャ)、あれから1週間少しはどころか、個人の脳内で「やはり1週間ちょいだけではつまらんから、今月は優勝月間にしよう」と、勝手に決めて、余韻を保ちつつ過ごしていたのであった。
じゃあ何が優勝月間なのかと言われても、優勝に託つけて飲みに行く回数が増えたり、優勝したら飲もうと決めていた高い酒の封を開けたり、晩酌の肴のクオリティを上げたりとか、まあそんな庶民レベルなもんなのだが(全部酒絡みじゃねーか!と突っ込まれそう)、さすがにその5月も今日で終わりだから、勝手に設定していた優勝月間は今日で終わり。
明日から6月だから、さあ心機一転である。と、ふと思ったが、これで飲みに行く回数が5月と比べて全く減らないどころか、逆に増えたりしていたら、何が優勝月間だったのかわからん始末になるけど・・・。

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J1リーグ第11節 浦和2-1広島
得点/50分・森島(広)、72分・酒井(浦)、90+2分・伊藤敦(浦)
主審=飯田淳平
観衆:20,266人
2023年  J1リーグ第15節
京都サンガF.C.0―2浦和レッズ
〜サンガスタジアム by KYOCERA

230527京都駅
挑戦されている・・・。

京都駅の嵯峨野線ホーム手前で、アジア王者として相手に出迎えられるのは、ふむ、悪くない(笑)





だから、という訳ではないが、去年の事があるから、その京都には尚更負けられない、という気持ちになった朝一の京都駅。

230527アウェー京都戦で、ふぅ、去年の初サンガスタの完封を喰らった敗戦を、得点上からしても倍返しで、2得点完封勝利という形で、リベンジを果たしたぞ。良きかな、良きかな。

まあここ最近は、その京都自体が不調に陥っているから、普通にやれば勝てる相手と思っていたんだけど、蓋を開けてみたら結構その京都にボールを回される時間帯も多くて、前に来るキジェのサッカーの性質は湘南時代からわかっていたものの、それに圧される場面が今回も結構あったのは、ちょっと相手を甘く見ていたからかもしれない。あ、これはチームではなくて、自分の話ね。

チームと選手、監督の分析含めて、そこのところは対応出来ていたから、戦い方としては、実力差は明確に発揮できていたと思う。
相手が前から来る以上、無理に中盤で潰しに掛かるより、ある程度は相手にボールを持たせて、プレスをかけつつも、サイドに誘導しての中で弾き返しながら気を伺う。いつものやり方である。

正直、クロスバー含めた危険なシュートは、京都の方にかなり撃たれていたんだけど、うちは根拠がある守備の強度があるから、ここでやられるかやられないかは、こういうところでも効いて来るのである。運だけではない、いや寧ろ運では語れない守備力があるからこそ、危険な場面でも凌げるし、そして相手も決められない。

じゃあ強度が無い攻撃力はどうなんだ?という話にはなるが、今回2得点ともセットプレー絡みというところを見ると、先制点もモーベルグの良質のクロスから、相手に当たったとはいえ興梠の嗅覚のポジショニングから確実にゴールを捉えるヘッドだし、後半ロスタイムのカンテのも、FWとしての嗅覚と、その前の伊藤敦の確実かつ強烈なシュートがあったからこそ。
京都には悪いが、セットプレー絡みで勝負を決めてしまう試合は、どうしても選手の質の違いが左右するところが大きいと思う。サッカーでお決まりのように、セットプレーが強いチームは本当に強いと言われる所以と根拠が、そこにあると思う。

まあこのように、チーム力の差が素直に結果そのものに表れた試合であったのと、あとやはりACL疲れから復活してきて、しかも色々な選手を入れ替えながら試合をこなしている事で、疲労面の回復と。早川君みたいな選手を例にとっても経験面、そしてモーベルグの復調、カンテのFWとしての試合毎に増すフィット感、それを司るスコルジャ体制の高度な采配と、チームが良い状態にあるからこそ、こういう勝利が得られるものだと、そう思えた内容と結果と勝利であった。

230527アウェー京都戦2 さて、去年に続いて(当たり前だけど)2度目のサンガスタである。
去年このサンガスタからの帰りに、亀岡駅が猛烈にどん詰まりして、電車に乗るのにアホみたいに時間が掛かったから、その教訓を活かして、今回は時間も時間だから、ホテルは亀岡に設定した・・・までは良かったが、只でさえ試合日で宿泊料を足元見られているのに、駅前のだと更にバカ高いから、徒歩でそれなりに歩く、しかも台地にあるから坂が疲れる遠いホテルを設定。まあそれでも京都駅や河原町に戻る時間を考えたら、まだ遥かにマシなんだけど。

230527ザ・美酒 そしたら怪我の功名か、亀岡駅からそのホテルにある途中の、ザ・美酒で入った居酒屋が大当たりで、完全に地元常連相手の店なのだが、仲間が見付けて、元々駅前すら居酒屋が少ない亀岡で、更に駅前から離れたその近所だと、そこしかやってないから入ってんだけど、レッズと妙な関係にあるサンガサポと出会い、また地元常連客とのふれあいも良い雰囲気で、レッズが勝ったから云々を抜きにして、亀岡2回目にして、良い店を見付けてしまった。しかも帰りに、夜食のお土産まで頂いちゃうし。
去年の亀岡は朝に糞寒い環境から試合は完封負けする悲惨な思い出だったが、人間とは勝手なもので、勝利に居酒屋も良い店の大当たりと、これで今回は何か一気に亀岡が、凄く良い地に思えて来たぞ(笑)

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J1リーグ第15節 京都0-2浦和 得点/52分・興梠(浦)、90+3分・カンテ(浦) 
主審=御厨貴文
観衆:15,229人
2023年  YBCルヴァンカップ・グループステージ第5節
浦和レッズ2―1川崎フロンターレ
〜埼玉スタジアム2002

230524モーベルグヒーローインタビュー 230524カンテヒーローインタビュー
モーベルグのアシストで、カンテが得点だ。つまりモーとカンテで、モーカンテだ。・・・何かどっかのモンゴルだか中央アジアの方の国に居そうな名前だな。
初っ端から実にくだらない文章でスタートしてしまったが、それはともかく、暫くベンチにも入っていなかったモーベルグは、何か変な事でも起きているのかと疑ってしまったが、やはり実は怪我だったのか?
モーベルグは空回りさえしなければ、相手に脅威を与えられる選手には間違いないのだから、そういう意味では、戦列復帰した今回のモーベルグは、カンテへのアシストはアシストとして、プレー全体でストロングポイントが実に冴えていた。今のレッズの前線に足りない強度を、復帰したモーベルグが、ここから攻撃のパワーアップを担ってくれる事を期待しよう。

で、カンテのレッズ移籍後初ゴールに繋がる訳だが、自分の当初カンテに抱いていたシュートとゴールは、もっとゴリゴリやらガツンと競り合いに勝ってのような「強さ」を想像していたのだが、初ゴールは相手DFを背負いながら、モーベルグからボールを受けた瞬間の、柔らかい反転からの、綺麗な左足一閃でネットに突き刺した。実に繊細なシュートとゴールに感じた。
確かにあの反転は、アフリカンの血が入っているだけある軸バネものではあるが、それにしても見ていてウットリ(別に変な趣味は無いぞ)するような類いの、本当に綺麗なシュートとゴールだったと思うよ。
ちなみにヒーローインタビューのカンテの表情、通訳をすげー目付きで睨み付けているんだけど、これ何だかわからない人が見たら、何か不味い事でもあったのか?と勘違いされそうだな。他にもっとマシな画像は無かったのか?とツッコまれそうだし(苦笑)

話を試合の最初から戻すと、レッズのスタメンは毎回の如く控え組が殆どのルヴァン仕様だったのに対して、川崎は例のブラジルトリオが外れているとはいえ、スタメンは半分はガチだったな。尤も逆に考えると、中途半端とも言えたんだけど。
ただ川崎は小林悠を筆頭に、レッズの天敵のような選手が何人かスタメンである。こうなって来ると、尚更厄介な内容になるかと思われたし、開始早々にいきなり失点した時は、嫌な予感が的中してしまったか?と焦ったが、そこからの押し上げが、攻める姿勢、戦う姿勢が見えて、時間を増す毎に川崎に対してボールを支配しながら押し込んでいたから、ほぼ控え組であるルヴァン仕様のメンバーで、今回の半分ガチの川崎相手にここまで戦えるようになるとは!と、感心してしまった。
だってその中には、もはやこれがまだ17歳のユースの選手なのか?と思わせる早川君だって混ざっている訳だし、前線なんていくら外国人3人を並べたとはいえ、連携はまだまだ出来上がっていない構成なのである。尤も元々のポテンシャルは高いから、填まればそれなりに強力ではあるんだけど。ただリンセンの役割が、イマイチよくわからなかったのがちょっとアレだが・・・。

あとはようやく酒井が復帰したのが、本当に明るい材料であり、本音を言うと慎重に慎重を期して京都戦まで温存しておいてほしかった面もあるが、ただ公式戦で身体を慣らさないといけない面もあるし、しかも途中出場で相手のオウンゴールを誘発させるクロスを放り込んでしまうのだから、やはり酒井という仕事が出来る選手は、持っているものが違う。

あ、前回の福岡戦の記事で、余りの得点力の欠如に、オウンゴールに頼るなみたいな文を書いてしまったのだが、考えたらオウンゴールを誘発するには、それなりに相手に対して「やらしい」ラストパスを入れる必要があるから、開幕数試合はオウンゴールで自爆していたし、そこから勝ち始めてからは一転して、やたらオウンゴールで得点を稼いでいるのは、それだけ開幕から数試合は相手からの「やらしい」ラストパスを喰らい、勝ち始めてからは、こちらの良いラストパスが供給されているという事にもなるのか?ただ、ならば何故にそれが味方に通らないのか?という矛盾も生まれるのだけど、それと「やらしい」パスは少し性質が違う事になるのかな?
まあ結局のところ、オウンゴールだろうと何だろうと、日頃は文句つけてる癖に、いざこちらの得点になれば、前回の記事の文章など何処へやら、オウンゴールでも素直に喜んでいるのだから、自分というものは実に身勝手な生き物である。ハッハッハッ。

230524ルヴァン ホーム川崎戦 何だかんだで川崎相手に逆転勝利は、また格別である。そんでもって、ルヴァンは5節目にして、ようやく初勝利という、それもそれでちょっと何だけど話だが、考えたら前の4試合がずっと引き分けというのも何だし、逆に言えば4試合勝てなかったのに、たった1勝しただけでグループ内の首位に躍り出てしまうという、この突然の現象にちょっと笑ってしまったが、それだけ一体どんなグループに居るんだよ?って話だな。
まあここまで逆に一度も敗けていなかったからこそ、今回の首位浮上に生きたと言えるし、4チーム勝ち点が団子状だったから、そうなる訳だが、しかし仮に今回またドローだったり、それこそ敗けていたら、グループ突破が怪しくなっていたから、そこは初勝利とはいえ、グループ突破が近付いたのだから、素直に喜ぶ事にしよう。ただそれでもまだ4チーム団子状だから、結局のところ6節の試合結果でどう転ぶかわからんけどれ。
とはいえレッズは、湘南と川崎の対戦に関係なく、勝ち点差で並ぶ2位清水に、しっかり勝てば文句なく首位突破になるのだから、余計な事は考えず、自らの勝利だけ考えれば良いか。

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YBCルヴァンカップ・グループステージ第5節 浦和2-1川崎
得点/3分・瀬川(川)、51分・カンテ(浦)、89分・オウンゴール(浦)
主審=山下良美
観衆:12,366人
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第8節 柏1-0浦和 得点/72分・木下(柏) ・・・次の試合/J1リーグ第9節 浦和-ガ大阪(埼玉スタジアム2002=4月20日16:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

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