浦和レッズ2-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
しかし、行きの東上線の車窓から見た浦和方面の空には、クッキリと大きな虹が見えた。
これが吉兆だったのだろうか。
春の鹿スタでの怒濤の逆転劇に続き、今度はホームで鹿島を圧倒しての堂々の2ゴール。こんな形でリーグ戦、アウェーも、そして久々に4万4千人以上を集めたホームも鹿島に勝つなんて、もうなんて気分が良いのだろう。
しかも今回のゴールの素晴らしさ。宇賀神も原口も、何れも得意の角度から得意の閃光シュートを綺麗にゴールネットに突き刺した。素晴らしいゴールが2つも観られた。鹿狩り成功だ。
それにしても、息子の出ている試合そっちのけで戸田の花火大会に行ってしまう宇賀神の両親って一体・・・プロの家族も慣れてくると、案外そういうもんなのかな。
と、まあ、それは置いておいて、とにかく・・・前半は良かった。
しかしリードしても、後半から途端に悪くなるのが6月以降のレッズであり、FC東京戦でも2点先行しては後半にあっさり追い付かれる失態があった訳だから、2点リードしたとはいえ、それは決して安全圏ではないのだ。と、思っていたハーフタイム。
いや、あのね、そりゃ結果的に勝ったから良かったけど、でもここ最近、もう「勝ったからいいや」では済まされなくなっているんだけど。
柏木や阿部など、頼りたい選手のお疲れモードが目立つ中で、もう何と言っても、リードしてからのあの雑な守り方、もう本当にどうにかしてでも改善してもらわないと、絶対に不味いって。・・・って、もうこのブログでは口が酸っぱくなるほどそれを言っているから、本当はもう言いたくないんだけど、でも言わない訳にはいかない状況。だから、いい機会だから、勝った時こそ言う事にする。
相手のあることだから、防戦一方になってしまうのは、時として仕方がない事なのかもしれない。だからそこを無理には責めたくないし追求したくもないんだけど、でも黙っている訳にはいかないからまたも言うけど、苦し紛れのクリアばかりで、すぐ敵にボールをプレゼントしちゃう守り方、本当に不味いって!
これ、選手が夏場の試合での疲労困憊でクリアが精一杯なのかと最初は思っていたけど、どうも加藤の今日のようなスーパープレゼント投球まで見てしまうと、チームとしての守備の約束事が、このクリア一方だけなのかと疑ってしまう。いや、もう自分はそう思っている。というか、守備練習をあまりやらない監督だから、自然とこういう守り方になってしまうのかもしれないけど。
攻撃は繋ぎたがるのに、防戦になると途端に繋げなくなる相反するサッカー。でもこんな守り方している限り、これまで何試合も繰り返してしまった”惜しいところで勝ち点を失う”ような試合は、この先も絶対に減らないだろう。だって、敵にボールをプレゼントしている訳で、”さあどんどん攻撃してください”って態勢を試合中に何度も何度も作り出しているのは他でもない、レッズ自身の今の守備のやり方の不味さなんだもん。所謂”自滅”パターンの典型なんだよ、これ。
今日の試合、1歩間違えば、いや半歩間違えば、いやいや1ミリでも何かが掛け違っていたら、絶対に同点に追い付かれていただろうし、そうなっても文句が言えない状況を、またもレッズ自身が作り出していたのだ。
恐い、本当に心臓に悪い。だからって選手も暑さと疲労の中で頑張っているのも痛いほどわかる。プロである前に人間だからミスもするし(それでもうちはミスの頻度が多いのも事実だが)、苦しい所で逃げたくなるのもあるだろう。だから必死にサポートするのも自分達の役目ではあるのはわかっている。それでも、わかっていても恐いし、心臓に悪い。
なんだかこの文章、勝ち点を落とした時のみたいだけど、でも繰り返すけど、今回こそは、勝ったから良いでは終わらせたくなかった。だから勝った時こそ、これを強く言いたかった。この先、また同じ過ちを繰り返さないために、そして着実に勝ち点を積み重ねられる大人のチームになってもらいたいから。
そして今日、プライド・オブ・浦和が、勝利で終わって、本当に良かった・・・
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得点/26分・宇賀神(浦)、39分・原口(浦)、55分・岩政(鹿)
主審=扇谷 健司
観衆:44,131人
ヴィッセル神戸1-0浦和レッズ
~ホームズスタジアム神戸
両手で完全にボールを弾いたのに何故かファール判定のPK。直後のオーロラビジョンにも証拠映像が堂々と映し出されてるし。あの映像、あの糞審バツが悪かったろうなぁ、ねえ、飯田さん?挙げ句にイエローカードのオマケ付き。だいたい、あれでPKなら、もうキーパーはどう守れっちゅうねん?(何故か関西弁)
あー原辰徳、もとい腹立つわ。
それだけでも怒りの虫が収まらないのに、・・・何やってんだレッズイレブンよ!?小川の退場であれだけ長い時間、数的優位を保っておきながら、単調な攻めとパスミスばかりで、結局は1点も奪えないで終了って・・・オイッッッ!!
だいたいリードした状態の敵が数的不利になれば、もうドン引き戦法でガチガチにゴール前を固めるのは定石も定石。そこをいつものようにパスだけで崩そうとしたって、そりゃ跳ね返されるのは必至。ここはもう散々学んだ。
それでもPKを喰らうまでは、勢いそのまま選手も動いてパスも回っていた。すべてはあの不可解判定から狂いだした。そして選手は今回もなかなか勝負に行かない。休みボケなのか柏木はゴールから遠い位置で右往左往してるだけだし、原口はスタミナ切れの集中力激減なのかヘロヘロミスが目立ち、啓太はチャレンジの意味を履き違えたかのような変なパス連発で大ブレーキ。あそこでダイレクトパスされても・・・あなたONOじゃないんだからさ・・・。もう誰も彼もインターセプトされるまで待っているかのような余計なパスばかりで、最後のポポのパスミスなんてもう目が当てられなかった・・・。散発的にバイタルに侵入しても時既に遅しで前を向けないまま・・・もう春先のナクスタでの大宮戦にそっくりで、まあこういう覇気の無い負け方は今に始まった事ではないんだけどさ。
それでも、この期に及んでよく「スタイルを崩しては良くない」みたいな事を言う人が居るが、それはね平常時のやり方であって、リードされた状態で数的優位に立った場合のやり方ではないよ、(力を込めて)絶対!!
もともと平常時だってパス回しだけでは得点力が薄いサッカーしてるのに、それでドン引きされた相手に通用するほどサッカーは甘くはない。ドン引き相手には点が取り難いのがレッズのパスサッカーの最大の弱点な訳だし。だってきれいなサッカーはしていても、得点力が薄いのはスペインが証明しているでしょ?素直なやり方ばかりじゃあ、世間は渡り歩けないって事なんだよ。渡る世間は鬼ばかりってね。
ミシャも、もっと攻撃の枚数増やすとか、もっと積極的な交代策してくれよ!何のために達也をベンチに入れてるのさ?だいたいミシャ自身が「リスク」を口にしてるんだから、有言実行で監督自らリスクを犯しに行けっちゅうねん!(またも何故か関西弁)
・・・まあだから繰り返すけど、こういう覇気の無い負け方は今に始まった事ではないんだけどね。
だから、そりゃあ負けるって今回”も”。あの状況であのやり方では勝てないんだってば。
誤審のせいじゃない。大久保のせいじゃない。
自分たちの融通が利かない攻めに自滅したんだよ、今回”も”。
ドタキャン西野の神戸に絶対に負けたくなかったし、勝って西野がドタキャン振りしたレッズを、これでもかと見せ付けて後悔させてやりたかった。それなのに、それなのに!あー、ここ何年も、ホムスタで良い思い出が無いな。おまけに次節マルシオ出場停止になっちまったし・・・
やべぇ、怒りで文章が荒れてる(まあ毎回荒れてるけど)。
何かポジティヴな部分を見付けようとしたけど、今回は駄目。絶対駄目。自戒の意味も込めて。だから辛口のまま終了。
・・・って愚痴ばかりでは良くないな。反省。まあここまでリーグ戦は12戦負け無しだったし、これはこれで素晴らしい快挙だし、まあドロー試合も多かったけど、いつまでも勝ち続けられる訳ではないから、ここでついに土が付いてしまったという事で、さあ仕切直しとしておこう。
あー、青春18切符による往復計24時間在来線の神戸遠征。これじゃレッズの応援やってんだか鉄っちゃんの真似事やってんのかわからなくなってくるな。ってのは冗談だけど、暑さも重なりとにかくマックス疲労である。これが連休の頭で本当に良かった。少し頭を冷やす時間はある。
神戸ブラックって・・・完璧に富山ブラックのパクリですかい・・・
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J1リーグ第21節 神戸1-0浦和
得点/23分・大久保PK(神)
主審=飯田 淳平
観衆:14,161人
浦和レッズ2-2FC東京
~埼玉スタジアム2002
それが予兆だったのかどうかは知らんが、こういう節目の時の試合って、やっぱおかしな試合するんだよな、レッズって。
今度はリーグ戦観客数1千万人突破の試合で・・・歓喜のはずが溜息に変わった・・・
というかね、前半の話は先ずは置いておいて、後半の内容だけど、あれこの前の長居でのセレッソ戦と同じで、簡単に敵にボールを渡し過ぎなんだよな。敵に前掛かりに来られると、もう慌てる慌てる。キーパーから繋ぐチームは何処へやらで、DFラインはクリアが精一杯だし、加藤は平気でタッチ割りまくりミスキックを連発するわで、セレッソ戦同様に、あそこまで敵にボールをプレゼントして攻撃の機会を与えてあげれば、そりゃ失点しない方がおかしい。前節の磐田のように終始おとなしくしてくれていれば良いけど、そういう相手ばかりではないのだ。だから、そんな虫の良い守り方では攻撃だって繋げないし、45分も耐えられる程プロサッカーは甘くないって。またサッカーの神様出しちゃうぞコラ。
それだけ自滅色がする、またも追い付かれての負けに等しい引き分け。これが今回はロスタイムではなかった分だけマシとしよう・・・なんて気休めや慰めは無意味だな。いい加減にこれを学習してくれないと、この先もこの先も・・・それだけ、もう今のレッズに”たまにはこういう試合もある”なんて言葉は通用しない事態に陥っている。1つのシーズンでこれだけ同じ過ちを繰り返し過ぎるこの、守りきれない勝ちきれない部分に関しては、もう深刻レベルなのである。だから守備って大事だし、疎かにしてはいけないんだ。尤も、それが上手く出来ているのならば、広島も仙台も抜いて今頃は首位をひた走っている訳ではあるんだが・・・
まあね、でも試合は紙一重で何が起こるかもわからない訳で、あれがハンドじゃなきゃ、何がハンドなのでしょう?
これで助けられた試合もあるし、でもそれを言ってはきりがないし、やはりこちらに誤審が降りかかれば、それはそれは悔しいしやりきれないし、素直に怒る。そんなものだ。ここはご都合主義で全然構わないと思っている。それが感情というものだ。
でも起きてしまった誤審は取り返しが付かないし、五輪の柔道みたいにコロコロ判定が覆るようなシステムには個人的には大反対。だからサポーターは、そんな糞審劇場にやりきれない怒りをブツブツ言う事しか出来ない。でもクラブは、キチンと抗議や意見書提出はしなければいけない。それが仕事だ。
前半の天国のような展開、ここまで時間を戻してほしいけど、それはさすがに叶わないから、まあ「権田と徳永が居ない東京ってここまで弱くなってしまうのか」と思っていた事を振り返りつつ、柏木の出場停止でシャドーに入った梅崎の話。
パスや溜めでゲームメイクする柏木と違って、梅崎の特徴は運動量とドリブルと2列目からの鋭い飛び出しだ。試合開始からしばらくは、どうしてもいつものポジションの癖なのか、サイドに開き過ぎたり、下がり過ぎては前線への攻撃が間に合わなかったりとシックリ行かない部分もあったものの、追加点に繋がったアシストは、その鋭い飛び出しの特性が生きたものだった。これは柏木とはまた違った部分で、この動きはシャドーで大いに必要な部分。
ただ夏場にあのポジションだと、得意のSHと違い360度身体を晒されるシャドーに慣れていない梅崎では、そのスタミナ配分が難しかったと思う。後半は所々で疲労から来るのであろう集中力の欠如と著しい運動量の低下が見て取れたし、だからこそ梅崎を下げるべきだったと思う。原口を早めに下げて前線が上手く行かなくなったのと同様、今回のベンチワークはミシャの明かな失敗部分だ。この辺もう少し上手くやってくれていれば、少しは・・・ま、結果論だけど。
でもやはり、権田と徳永が居ない東京には、勝たなくてはいけない状況だったし、エジが加入しようが柏木が居ないわは理由にはしたくない。それだけ、また自滅した印象。だからハンド無視も悔しいし、ドローも悔しい。本当に悔しい。宇賀神のミドルもスーパーだったし、啓太は(良い意味で)啓太じゃなかったし、みんな良く走って頑張ったし、前半は絶対に讃えられるべき内容だったのに、一転して後半との落差が滅茶苦茶すぎる。厳しい事を言うけれど、前半を台無しにしてしまった後半だった。
そして、暑いし汗臭いし、もうヘロヘロのイライラ。あんまりイライラするとそれだけで熱中症になりそうだから、この辺でシャワー浴びてザ・ヤケ酒だぜ・・・くそぅ。
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得点/11分・宇賀神(浦)、35分・マルシオ(浦)、60分・掠原(F東)、72分・長谷川アーリアジャスール(F東)
主審=村上 伸次
観衆:34,267人
浦和レッズ2-0ジュビロ磐田
~埼玉スタジアム2002
会社を17時に飛び出して、猛ダッシュで18時ちょい過ぎに到着する毎度のパターン。夏にこれやると・・・試合前から暑いわい・・・
その暑さのせいかどうかはわからぬが、試合後に便所へ行ったら、何故か社会の窓口が・・・着替えたのが会社で、そこからは1度もトイレに行っていないから、って事は、応援中も窓口全開で・・・アハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!・・・ハァ。こんな事をここでカミングアウトしてどうするんだ・・・
ごめんなさい、本当ごめんなさい。
いやはや、何とも静かな試合だったというか、まさか夏場の省エネモードに突入か?と疑ってしまうくらいに、両チームともパス回しから何から、静かな展開だった。別にどの選手も動いていないとか、そういう事ではなくて、キチンと試合はしているんだけど、なんとなく静かな試合であったという感じ。
レッズも、そして磐田もパス回しが主体のチームで、それが夏場であった事も影響してか、お互いを探りながら探りながらの展開だったのだろうか。ただ磐田は比較的に横パスが多かったけど、レッズは縦に入る場面も少なくなかったから、この辺が勝負の分かれ目だっただろうか。
とはいっても先制点は原口のドリブルパスから柏木の絶妙シュートだし、2点目はこぼれ球を阿部がミドルで見事に決めたもの。どちらかというと、展開的には個人能力で勝ったという印象かな。こっちの方が勝負の分かれ目と言えるな。
まあ欲を言えば、あのPKをしっかり決めていたら・・・なんてのも勝ったから余裕で言えるけど、原口が負傷する程に倒した八田のラフファールは、レッドは厳しいとはいえ、イエローが出なかったのには首を傾げる。原口は負傷させられるわ、それで八田にカードは出ないわ、おまけにPKは失敗するわ・・・何だか負傷した分だけ大損した気分だわい。だから余計に、主審のカードの出し方の基準がわからなかった。だから柏木の4枚目も・・・あー、次は柏木が居ない・・・というか、原口は大丈夫だろうか?最初脳震盪かと思ったけど、首を押さえていたから、首をやってしまったのかな・・・心配。このタイミングでポポが復帰したのが、何とも皮肉に思えてしまう。いや、皮肉は冗談だけど。
ノドから手が出る程に欲しかった2点目。この2点差のままロスタイムに突入してくれた時の、ちょっとした安堵感。リーグ戦では久々に味わったな。まあ、ここから油断して追い付かれでもしていたら・・・それこそ洒落にならなかったけど、結局は90分通して危なげなく、静かに静かにタイムアップ。レッズは自分達のサッカーで勝てたし、上位対決を制した訳だから、これは完璧な出来という事だろう。夏の補強も無しにこの時点で勝利出来たのも自信に繋がる。
しっかし、あそこで野田を出すミシャも粋な演出。これでエコパで追い付かれた雪辱を晴らせたって事だ。
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J1リーグ第19節 浦和0-2磐田
得点/36分・柏木(浦)、78分・阿部(浦)
主審=山本 雄大
観衆:28,142人
アルビレックス新潟0-0浦和レッズ
~東北電力ビッグスワンスタジアム
帰り:駒場イベントが終了する頃に埼玉に着くという見事な乗り継ぎの帰還。ったく、遠征試合翌日にイベントなんぞやりおって。途中で高橋の千葉へのレンタルのニュースは入ってくるし。ブツブツ・・・
ただ冷静に考えると、今回はパス回しが多過ぎた感もありで、一見チャンスを連発していたようでも、パスを回している間に中央を固められて、いざバイタルに侵入した時にはやたら窮屈で前を向けない、つまり「よくある」レッズ版パスサッカーの、典型的などん詰まりパターンでもあった訳だ。
ただ攻め自体は、連携やトリックプレーから裏を取ったり、再三に渡りダイレクトで素早く楔を入れたりと、色々とアイデアある繋ぎが成功していた。問題はやはり、バイタルエリアで止められる、そして決定機にシュートを枠に飛ばせない・・・うーん、惜しい惜しい惜しい!!!このヤキモキ感・・・
でも、今回はしっかりパスを繋いで惜しい場面を連発しておきながら、完全なる主導権を握って攻めた感じがしない。新潟に上手くボールを持たされていた部分もあるのかな。だからこそ、そんな気持ちに陥るのかもしれない。表面上の内容と、裏の内容とのギャップか・・・
そんな新潟は、度々レッズのパスミスをかっさらってはカウンターからミドルシュートをガンガン撃って来る。あの積極性はレッズにも欲しい部分だったが、新潟もブラジルトリオが元気な内に得点したかっただろうし、ここは新潟をプラン通りにさせなかった守備、いや加藤のスーパーセーブだな。
それにしても、今回に限った事ではないけど、柏木と原口の不用意なパスミスは、必ずと言って良い程ピンチを招く。いくらリスクやチャレンジとは言っても、これだけはもう少しどうにかならんものかね。
あー、でも降格圏に居る新潟との順位差を考えたら、やはり勝っておかなければいけない試合だったかな。
でも、やはり何度行っても新潟の雰囲気は暖かいな。夜道で、居酒屋で、ラーメン屋で、至る所で我々敵サポに暖かく接してくれる。こっちが照れる位にレッズとレッズサポをリスペクトしてくれる。
「俺はレッズサポーターだけは尊敬しているんだ」そう言ってくれた新潟サポ。自分は、そんな寛大な気持ちを持った新潟サポーターを尊敬します。ハイ。
その新潟サポの話を聞いていると、やはり着々と迫りつつあるJ2の影も気にしているみたいだったが、こう段々と浦和とレッズが失いつつあるものが、まだ新潟にはあるのだから、こういう部分を持っているチームは、来年もJ1に居て、レッズとともにJリーグを盛り上げてもらわないといけない。来年も新潟で周りをオレンジ色に囲まれながら酒を飲みたい。
おまけ
店のオヤジ(アルビファン)曰く、これが純粋な新潟ラーメンらしい。
・・・どこからどう味わっても、何の変哲もない普通の塩ラーメンなんだが。いや、美味かったけど。
そのオヤジさん、「原口が(五輪)選ばれなかったのはおかしい!」と言ってくれた。気を遣ってくれてありがとね。来年また来る頃までに、店にラー油を設置しておいてくれ。
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試合終了/J1リーグ第18節 新潟0-0浦和
主審=高山 啓義
観衆:33,998人
浦和レッズ4-3サガン鳥栖
~埼玉スタジアム2002
リーグ戦を大差で勝てる試合なんて、レッズにとってなかなか無い事なのに、それが現実のものとなるはずだったのに、そこはサッカーの神様が許してくれなかった。またも安息の時間帯を我々には与えてくれない。本当に意地悪な神様よ。
・・・なんて冗談も言っていられるのは勝ったからこそなんだけど、正直あの失点劇は血の気が引いたし、どうしてああなっちゃうんだろう?
尤も、大量得点の試合なんて、得てしてこういうものかもしれない。カウンターがビシッとはまりまくって、面白いようにゴールが決まる。そこで選手は完全に浮き足立つ。落ち着かない試合になり、今度は敵の猛攻に次ぐ猛攻を抑えられない。失点を重ねれば重ねるほど焦り、焦りが集中力を奪い守備がますます散漫になり、また失点してしまう。これはレッズのカウンターを抑えられなかった鳥栖にも言えた事だろう。
ま、レッズにとって今回は、”ロスタイム地獄変”が発動しなかっただけでも御の字か・・・
それはそれとして、今週の練習では縦に早くボールを入れる意識で練習していたらしいが、カウンターとはいえ、その練習が実った部分はあるのかな。梅崎の泥臭い先制点も良かったけど、縦一本気味に平川を走らせた場面も盛り上がった。たまにはこういう形も良いものだ。平川も若い頃は、縦だけならエメより速いと言われていたけど、その速さはまだ衰えていなかった。
原口もそうだったけど、みんな良く前に走った。思うところあった原口の涙の2ゴールも感動したけど、最後のヒーローインタビューで柏木を「陽介」と呼び捨てしてたのは・・・聞かなかった事にしておこう(汗)
ただ、鳥栖の方が現実的なサッカーをしていたかな。元々高さで押すチームだけにロングボールの多さは当然だとして、あの大雨でピッチのボールが止まる中、ますますボールを放り込む鳥栖のやり方は、まあ雨では定石中の定石。
これに対して、レッズは頑固にグラウンダー主体。まあこれはパスサッカーだから仕方ないとしても、あれだけ水溜まりのある中では、もっと浮き球使っても良かったんじゃないのかな。まあどっちのサッカーが良かったか悪かったかは別として。
ランコは結局いつまでの契約なのかわからなくなってきた。今日も出たから6月末まで節が消えて、7月末まで?それとも本当に2年契約だったのか?うーむ、わからん。ってか最後のゴール・・・たまにはリーグ戦で決めてくれよランコぉ・・・
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J1リーグ第17節 浦和4-3鳥栖
得点/7分・梅崎(浦)、50分・平川(浦)、52分・原口(浦)、54分・原口(浦)、67分・トジン(鳥)、67分・藤田(鳥)、71分・藤田(鳥)
主審=廣瀬 格
観衆:30,047人
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。