浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
「Kings of Clubs~URAWA RED DIAMONDS~」。
なんかBGMが中国風とか、一部にちょっと間違いもあったけど、海外メディアが本気でレッズを扱ってくれるとこうなるんだねぇ。待ち侘びた甲斐があった。感動した。
「応援のまとまりは世界一」とまで称してくれたのには本当に嬉しかったよ。
海外メディアらしい独特のカメラワーク、そしてお馴染み倉敷保雄氏のナレーション。BSなどでたまに放送している「世界のサッカー情報」で多少は馴れていたけど、レッズが主役で扱われた番組で改めて面白さを実感した。
ちなみに再放送は来年1月5日18:30(テレ玉)。
※Kings of Clubs
IMGロンドン制作。全世界のビッグクラブ「トップ10」に認められたチームのみが題材として取り上げられ、世界130カ国で放映の大型国際番組。その世界を代表する10クラブを題材にした番組「キングス・オブ・クラブス」に、日本から唯一、浦和レッズが選ばれた。
-------
ってことで、1日早いけど今年の「浦和レッズの逆襲日報」はこの記事が(明日に余程の出来事が起きない限りは(笑))締め括りの書き納めであります。
皆さん、今年も色々とお世話になりました。沢山の閲覧、コメント、トラックバック等、本当にありがとうございました。来年も引き続き当ブログをよろしくお願い致します。
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アジアを制覇し、実力でクラブワールドカップに出場するという目標を、有言実行の下に達成したレッズの2007年シーズン。しかし・・・
もうひとつの目標であったリーグ連覇を終盤まさかの大失速で逃し、J2下位チーム相手に完封負けという悪夢の結果で、2年間保持し続けた天皇杯ウィナーの座も失った。
選手は過密日程と疲労困憊の中で次々倒れ、来季の開幕さえ危ぶまれる選手も出てしまった。
ACL優勝。
クラブワールドカップ出場。
アジア勢初の世界3位。
このとてつもなく巨大なタイトルと輝かしい称号の獲得は、一方で果てしなく多くの犠牲と代償を払った上での結果であると言わざるを得ない。これまで築き上げてきたものを失い、そしてより大きなものを手に入れたシーズンだった。
開幕前は不安と期待が入り交じっていた。阿部獲得で沸く一方、監督に復帰したオジェックは、昔とは違う大きくなりすぎたレッズを試行錯誤の中で作り上げていった。あまりにも多くの目標を掲げすぎたクラブに、サポーターも容赦ない期待を突きつけていたのだ。
ゼロックス、A3、ナビスコ・・・次々悲惨な結果に終わる一方、それらをバッサリ切り捨てたかのようにリーグとACLでは着実に勝ち続けた。
ワシントンの不満が爆発した。練習法や起用法、方針を巡ってオジェックとの確執劇に発展した。両者との距離は最後まで縮まることは無かった。
リーグ連覇は失敗したが、その一方で最大の目標を達成した。日本とアジアのクラブチーム史上最高の結果を残したのもオジェックである。そこは素直に評価しなくてはいけない。
彼のような厳格で哲学的な性質の監督には、彼と選手とのコミュニケーショ面で橋渡しが出来る人材が必要不可欠だった。ゲルトにそれを期待したが、ゲルトはオジェックに多少の遠慮があったのは否めない。
監督は、責任重大であると同時に唯一孤独なポストでもある。選手の不満もサポーターの怒りも一身に背負っていたのもオジェックだった。それに怒りをぶちまけることなく、不満を口にせず、冷静沈着にチームを率いたのもオジェックである。彼が怒りにまかせて選手を追放するのは簡単だった。しかし不用意にそれをしなかった点がオジェックの上手さだったのかもしれない。それを周りがフォロー出来ず、彼におんぶに抱っこ状態になっていたのも事実であろう。
クラブワールドカップでヨーロッパ王者と真剣勝負を交えたレッズは、この試合で世界との力の差をまざまざと見せ付けられた。0-1という点差以上に、今のレッズとアジアでは到底敵うべきもない大きな壁が立ちはだかっていた。
しかしミラン戦がレッズにとっての主旨であったのかと言えば、それはまた違うと思う。勝負事は勝たなければ意味がないのだから。そう、先ずは日本のクラブチームとして初めてクラブワールドカップに実力で出場したことが大事なのである。
去年の今頃、某有名評論家がこんなことを言っていたのを思い出す。
「アジアにはまだまだ日本のチームでは太刀打ち出来ない強いチームが沢山ありますよ。Jリーグのチームがいつの日かCWCに出られたら良いですね」
その”いつの日か”がわずか1年後にやって来るとは、あの時は誰が予想しただろうか?
レッズはそれを見事に成し遂げた日本で最初のクラブチームとなったのである。だから、次にCWCでヨーロッパ王者若しくは南米王者を打ち破ることが出来るのも、もちろんレッズであると信じている。
あの歴史的な夜と敗北の悔しさをレッズは決して忘れることはないだろう。
だからこそレッズは再びこの大会に戻ってこなくてはならない。
最後に、今シーズン限りでレッズを去ったワシントンとネネ。ワシントンはオジェックへの造反が無ければ来年もレッズに居られたはずだったが、本音を言えば彼には”立つ鳥跡を濁さず”に去ってもらいたかった。最後までオジェックへの不満を口にしていたのが残念である。ただ選手として彼がいなかったら今のレッズはなかった。選手としては本当に感謝している。
ネネも同じ。ケガが多かったが、気付けばレッズの外国人DFでは、ギドと並んで3年半という長期に渡る在籍だった。愛くるしい顔からは似つかない繊細かつパワフルなプレーは常にサポーターを魅了した。
二人ともレッズのために本当にありがとう。
というわけで、レッズの2007年シーズンが幕を閉じた。喜びあり、怒りあり、涙あり、落胆あり、驚愕あり、とにかく色々と目まぐるしいシーズンだったけど、多くの貴重なものを得たシーズンだった。
来季のレッズがどうなるかなんて今はまだ予想も付かないけど、とにかく我々はチームを信じるしか道はない。
皆さん本当にお疲れ様でした。来年もまた頑張りましょう。
もうひとつの目標であったリーグ連覇を終盤まさかの大失速で逃し、J2下位チーム相手に完封負けという悪夢の結果で、2年間保持し続けた天皇杯ウィナーの座も失った。
選手は過密日程と疲労困憊の中で次々倒れ、来季の開幕さえ危ぶまれる選手も出てしまった。
クラブワールドカップ出場。
アジア勢初の世界3位。
このとてつもなく巨大なタイトルと輝かしい称号の獲得は、一方で果てしなく多くの犠牲と代償を払った上での結果であると言わざるを得ない。これまで築き上げてきたものを失い、そしてより大きなものを手に入れたシーズンだった。
開幕前は不安と期待が入り交じっていた。阿部獲得で沸く一方、監督に復帰したオジェックは、昔とは違う大きくなりすぎたレッズを試行錯誤の中で作り上げていった。あまりにも多くの目標を掲げすぎたクラブに、サポーターも容赦ない期待を突きつけていたのだ。
ゼロックス、A3、ナビスコ・・・次々悲惨な結果に終わる一方、それらをバッサリ切り捨てたかのようにリーグとACLでは着実に勝ち続けた。
ワシントンの不満が爆発した。練習法や起用法、方針を巡ってオジェックとの確執劇に発展した。両者との距離は最後まで縮まることは無かった。
彼のような厳格で哲学的な性質の監督には、彼と選手とのコミュニケーショ面で橋渡しが出来る人材が必要不可欠だった。ゲルトにそれを期待したが、ゲルトはオジェックに多少の遠慮があったのは否めない。
監督は、責任重大であると同時に唯一孤独なポストでもある。選手の不満もサポーターの怒りも一身に背負っていたのもオジェックだった。それに怒りをぶちまけることなく、不満を口にせず、冷静沈着にチームを率いたのもオジェックである。彼が怒りにまかせて選手を追放するのは簡単だった。しかし不用意にそれをしなかった点がオジェックの上手さだったのかもしれない。それを周りがフォロー出来ず、彼におんぶに抱っこ状態になっていたのも事実であろう。
クラブワールドカップでヨーロッパ王者と真剣勝負を交えたレッズは、この試合で世界との力の差をまざまざと見せ付けられた。0-1という点差以上に、今のレッズとアジアでは到底敵うべきもない大きな壁が立ちはだかっていた。
しかしミラン戦がレッズにとっての主旨であったのかと言えば、それはまた違うと思う。勝負事は勝たなければ意味がないのだから。そう、先ずは日本のクラブチームとして初めてクラブワールドカップに実力で出場したことが大事なのである。
去年の今頃、某有名評論家がこんなことを言っていたのを思い出す。
「アジアにはまだまだ日本のチームでは太刀打ち出来ない強いチームが沢山ありますよ。Jリーグのチームがいつの日かCWCに出られたら良いですね」
その”いつの日か”がわずか1年後にやって来るとは、あの時は誰が予想しただろうか?
レッズはそれを見事に成し遂げた日本で最初のクラブチームとなったのである。だから、次にCWCでヨーロッパ王者若しくは南米王者を打ち破ることが出来るのも、もちろんレッズであると信じている。
だからこそレッズは再びこの大会に戻ってこなくてはならない。
最後に、今シーズン限りでレッズを去ったワシントンとネネ。ワシントンはオジェックへの造反が無ければ来年もレッズに居られたはずだったが、本音を言えば彼には”立つ鳥跡を濁さず”に去ってもらいたかった。最後までオジェックへの不満を口にしていたのが残念である。ただ選手として彼がいなかったら今のレッズはなかった。選手としては本当に感謝している。
ネネも同じ。ケガが多かったが、気付けばレッズの外国人DFでは、ギドと並んで3年半という長期に渡る在籍だった。愛くるしい顔からは似つかない繊細かつパワフルなプレーは常にサポーターを魅了した。
二人ともレッズのために本当にありがとう。
というわけで、レッズの2007年シーズンが幕を閉じた。喜びあり、怒りあり、涙あり、落胆あり、驚愕あり、とにかく色々と目まぐるしいシーズンだったけど、多くの貴重なものを得たシーズンだった。
来季のレッズがどうなるかなんて今はまだ予想も付かないけど、とにかく我々はチームを信じるしか道はない。
皆さん本当にお疲れ様でした。来年もまた頑張りましょう。
今週は仕事でガタガタしてて、ここ数日はあんまりパソコンも開いてなかった。そのせいか、昨年に比べると、今年はこの一週間がやたら早く感じたな。
水曜は日本五輪代表が北京行きを決めた。あの大事な試合で先発を任された細貝もかなりインパクトある活躍を見せてくれた。レッズから唯一選出されている細貝は、言うまでもなくレッズの次代を担うリーダー的選手として、更なる成長を期待している。遅ればせながら、五輪出場確定おめでとう。細貝も北京に行けるように頑張れ!!
そんな中・・・
フライド オブ 浦和
こちらも遅ればせながら、結局喰ってしまった・・・。
なんか、名前通りに全てが揚げ物。こりゃ胃がもたれるの当たり前だわい。3分の2くらい喰った時点で既に腹が一杯になったもん。
俺、今回はステーキ肉がドカンと乗っかってる”ワシン丼”とか期待してたんだけど、・・・揚げ物だけってのマジで勘弁だわ。
ファミマさん、次は口直しにデザートで”フルーツポンテ”お願いね。
と、決戦前日にしては何だか緊張感に欠ける記事になってしまったが、本人は至って真面目です(笑)
いや、その、去年に比べるとちょっと堂々と構えている節があるんだよね。今年はリーグ王者として戦っていて、しかもアジア王者にもなった自信があるわけ。そう、レッズに今まで欠けていたのは、こういった大きな自信なんじゃないのかな、と。
自信って、過剰になってはいけないまでも、やはり大事なことだと思うし、自信がない状態で決戦に臨むなんて、今のレッズには考えられない。
明日は”揺るぎない自信”を胸に決戦に臨むよ。最後に勝つのはレッズなのだから。
水曜は日本五輪代表が北京行きを決めた。あの大事な試合で先発を任された細貝もかなりインパクトある活躍を見せてくれた。レッズから唯一選出されている細貝は、言うまでもなくレッズの次代を担うリーダー的選手として、更なる成長を期待している。遅ればせながら、五輪出場確定おめでとう。細貝も北京に行けるように頑張れ!!
そんな中・・・
こちらも遅ればせながら、結局喰ってしまった・・・。
なんか、名前通りに全てが揚げ物。こりゃ胃がもたれるの当たり前だわい。3分の2くらい喰った時点で既に腹が一杯になったもん。
俺、今回はステーキ肉がドカンと乗っかってる”ワシン丼”とか期待してたんだけど、・・・揚げ物だけってのマジで勘弁だわ。
ファミマさん、次は口直しにデザートで”フルーツポンテ”お願いね。
と、決戦前日にしては何だか緊張感に欠ける記事になってしまったが、本人は至って真面目です(笑)
いや、その、去年に比べるとちょっと堂々と構えている節があるんだよね。今年はリーグ王者として戦っていて、しかもアジア王者にもなった自信があるわけ。そう、レッズに今まで欠けていたのは、こういった大きな自信なんじゃないのかな、と。
自信って、過剰になってはいけないまでも、やはり大事なことだと思うし、自信がない状態で決戦に臨むなんて、今のレッズには考えられない。
明日は”揺るぎない自信”を胸に決戦に臨むよ。最後に勝つのはレッズなのだから。
さて、レッズがアジアチャンピオンとなった歴史的な夜から3日が経った。もちろんまだまだその余韻に浸っているものの、興奮状態からはようやく落ち着いてきたんで、あの日に書けなかったことを少々。
レッズがACLで優勝したら、絶対に号泣すると思っていた俺は、実際の所、号泣はしなかった。もちろん涙は出たが、それはJ1復帰やリーグ優勝を果たした瞬間の爆発的な涙ではなく、何かジーンとして落ち着いた涙だった。
心の何処かに、日本の王者として戦ったというドッシリした構えと、これまで国内では決して味わえなかった想像を絶する未知との戦いの連続で、最後は心身共に疲弊しきっていたのかもしれない。その強烈な緊張感から解き放たれた瞬間に、涙より先に大きな安堵感と達成感が前に来てしまい、それで涙もジンワリとしたものになってしまったのだろうか。
自分のサッカー感が明らかに変わった瞬間だった。それはもちろん「レッズはこんなにも強いんだ」という自惚れではなく、今度は「レッズと浦和がアジアを引っ張って行くんだ」という大きな自信が付いたのである。
レッズとレッズサポーターはこれまで良く言われてきた”俺達はまだ挑戦者”という立場から、今度はひとつの大陸の威信をかけて戦うアジアの雄となった。
レッズがACLで優勝出来た理由は様々に言われている。これまでの日本を代表するチームが、実際にアジアへ飛び出してみたら、決勝トーナメント進出はおろか1次リーグでさえ突破できなかった。過密日程に晒されるクラブチームも、本気でACLを戦ったかと言えばそれには疑問符が付くし、参加すればするほど赤字になるACLに、支援も少ない状態で戦い続けるのは困難を極めた。そんな状況に危機感を持ったJリーグがようやく本腰を入れて、ACLに出場するチームへのサポート態勢を強化した結果が大きいと言われる。
もちろんそれは確かなことだけど、個人的には的を射た理由ではないと思う。
要はレッズ自体が頑張ったからである。レッズはACL出場権を得た時から、明らかにこれまでのACL出場チームとは違う、徹底した万全の準備態勢を敷いてきた。情報収集のためにスタッフがガンバに帯同してアジア各地に赴いた。親会社である三菱グループやチームスポンサーのアジア各地の支社や法人とも連携して、より確実で迅速な移動手段や安全な宿泊先を確保した。有力選手の移籍も極力踏み止まらせ、一方ではジェフから阿部を獲得するなど、厳しいアジアでの戦いに耐えられるだけの戦力も確保した。どれだけ観客が集まるか不明だった大会に巨大な埼スタを始めから使い続けることも決めた。アジアを本気で獲りに行くと宣言し、そのための時間と労力と資金を惜しまなかった。
クラブの期待に応えるように、選手はボロボロになりながら戦い抜いた。壊れてしまった選手もいた。途中様々な批判に晒されながらもオジェックは終始一徹自分の監督哲学を貫き通し、堂々とチームを率いた。そして内外に渡ってACLを盛り上げたレッズサポーターの力も大きかった。
ACL優勝、それはレッズ自体の限りない努力の賜物と言わざるを得ない。
アジア代表として実力でクラブワールドカップ出場権を得たレッズ。日本サッカー界にとっても歴史的大快挙を成し遂げたレッズが、いよいよ世界の大舞台に飛び出す。
次のレッズの目標は、もちろん....”世界一”である。
浦和レッズの新しい歴史の幕が開ける。
追伸.最後に、レッズを日本の代表として応援してくれた、レッズ以外のクラブチームのサポーターの方々にも御礼申し上げます。そして決勝に臨むにあたって、対セパハンの情報協力をしてくれた川崎フロンターレにも感謝致します。ありがとうございました。

心の何処かに、日本の王者として戦ったというドッシリした構えと、これまで国内では決して味わえなかった想像を絶する未知との戦いの連続で、最後は心身共に疲弊しきっていたのかもしれない。その強烈な緊張感から解き放たれた瞬間に、涙より先に大きな安堵感と達成感が前に来てしまい、それで涙もジンワリとしたものになってしまったのだろうか。
自分のサッカー感が明らかに変わった瞬間だった。それはもちろん「レッズはこんなにも強いんだ」という自惚れではなく、今度は「レッズと浦和がアジアを引っ張って行くんだ」という大きな自信が付いたのである。
レッズとレッズサポーターはこれまで良く言われてきた”俺達はまだ挑戦者”という立場から、今度はひとつの大陸の威信をかけて戦うアジアの雄となった。
レッズがACLで優勝出来た理由は様々に言われている。これまでの日本を代表するチームが、実際にアジアへ飛び出してみたら、決勝トーナメント進出はおろか1次リーグでさえ突破できなかった。過密日程に晒されるクラブチームも、本気でACLを戦ったかと言えばそれには疑問符が付くし、参加すればするほど赤字になるACLに、支援も少ない状態で戦い続けるのは困難を極めた。そんな状況に危機感を持ったJリーグがようやく本腰を入れて、ACLに出場するチームへのサポート態勢を強化した結果が大きいと言われる。
もちろんそれは確かなことだけど、個人的には的を射た理由ではないと思う。
要はレッズ自体が頑張ったからである。レッズはACL出場権を得た時から、明らかにこれまでのACL出場チームとは違う、徹底した万全の準備態勢を敷いてきた。情報収集のためにスタッフがガンバに帯同してアジア各地に赴いた。親会社である三菱グループやチームスポンサーのアジア各地の支社や法人とも連携して、より確実で迅速な移動手段や安全な宿泊先を確保した。有力選手の移籍も極力踏み止まらせ、一方ではジェフから阿部を獲得するなど、厳しいアジアでの戦いに耐えられるだけの戦力も確保した。どれだけ観客が集まるか不明だった大会に巨大な埼スタを始めから使い続けることも決めた。アジアを本気で獲りに行くと宣言し、そのための時間と労力と資金を惜しまなかった。
クラブの期待に応えるように、選手はボロボロになりながら戦い抜いた。壊れてしまった選手もいた。途中様々な批判に晒されながらもオジェックは終始一徹自分の監督哲学を貫き通し、堂々とチームを率いた。そして内外に渡ってACLを盛り上げたレッズサポーターの力も大きかった。
ACL優勝、それはレッズ自体の限りない努力の賜物と言わざるを得ない。
アジア代表として実力でクラブワールドカップ出場権を得たレッズ。日本サッカー界にとっても歴史的大快挙を成し遂げたレッズが、いよいよ世界の大舞台に飛び出す。
次のレッズの目標は、もちろん....”世界一”である。
浦和レッズの新しい歴史の幕が開ける。
追伸.最後に、レッズを日本の代表として応援してくれた、レッズ以外のクラブチームのサポーターの方々にも御礼申し上げます。そして決勝に臨むにあたって、対セパハンの情報協力をしてくれた川崎フロンターレにも感謝致します。ありがとうございました。
やべぇ、仕事で忙しくてバタバタしてて、ブログを一週間も放っぽらかしている間に、レッズ遠征組はドバイに向け出発してしまった・・・
さて、セパハン戦に向けて事前のおさらいである。レッズは5日までUAEのドバイでキャンプを行った後、6日にイランの敵地イスファハン入り。7日21:30(日本時間)から決勝第1戦を行う。
宿敵セパハンについては各々で色々と分析はなされているものの、正直言うとまだ今一つわからないチーム。選手だってどんなのが居るのかもよくわからない。実際問題としてフロンターレとの戦いからしか推測する手立てが無いんだよね。ちなみにチーム戦術の主体は堅守速攻型らしい。そして決勝進出はレッズと同じく初。
予選で強豪揃いと言われたD組を勝ち抜き、準々決勝では2戦とも0-0でフロンターレにPK勝ち。準決勝のアル・ワフダ戦ではホームで3-1と圧勝したかと思えば、アウェーでは一転して0-0。このチーム、どうもホームでは強く、敵地ではしたたかって印象が見受けられる。
そのセパハンのホーム・イスファハンが問題で、高地にあるために空気が薄く、それに加えて中東特有の乾燥気がアウェーチームを苦しめる。レッズにとっては先ずこの環境をどう乗り切れるかにかかってくる。
モチベーションの問題はどうか。日本におけるクラブワールドカップ開催国枠のねじれ現象から、セパハンはすでにその出場権は得ており、極端なことを言えば、無理に決勝で勝ちに行かなくても良い状態。これ、レッズにとって有利に働くだろうか?いや、今更それを考えてはいけないのかな。
レッズは闘莉王、そして山田が居ない状態で、とにかく1点でも多くのゴールを持ち帰ること。アウェーゴールルールもさることながら、上記の分析が正しければ、敵地ではおとなしいセパハンは埼スタでは得点し難い性質から、先にレッズがイスファハンで勝っておけば、かなりの確率でレッズが有利となる。
とにかく後は本番を待つのみ。イランに行かれる同志の方々は気を付けて。
特に女性は髪の毛と身体のラインを隠した姿にならなきゃいけないから大変だね・・・

←そう、女性はこのカッコにならないと・・・
って、日本人でここまでやる人はさすがにいないか。実際はスカーフとかで頭を隠して・・・って感じだろうね。
それにしても、5月25日の記事で「舌を噛みそうなチーム名」と称したこのチームと、あの時点ではまさか決勝で当たるとは思わなかった。ちなみに資料集めのため「フーラッド・モバラケ・セパハン」でググったら、現時点ではその記事がトップに来たのにはズッコケた・・・。調べようと思った自分が、自分のページ探し当ててどうするんだよ・・・
フーラッド・モバラケ・セパハンFC公式ページはこちら
・・・読めない(笑)
さて、セパハン戦に向けて事前のおさらいである。レッズは5日までUAEのドバイでキャンプを行った後、6日にイランの敵地イスファハン入り。7日21:30(日本時間)から決勝第1戦を行う。
予選で強豪揃いと言われたD組を勝ち抜き、準々決勝では2戦とも0-0でフロンターレにPK勝ち。準決勝のアル・ワフダ戦ではホームで3-1と圧勝したかと思えば、アウェーでは一転して0-0。このチーム、どうもホームでは強く、敵地ではしたたかって印象が見受けられる。
そのセパハンのホーム・イスファハンが問題で、高地にあるために空気が薄く、それに加えて中東特有の乾燥気がアウェーチームを苦しめる。レッズにとっては先ずこの環境をどう乗り切れるかにかかってくる。
モチベーションの問題はどうか。日本におけるクラブワールドカップ開催国枠のねじれ現象から、セパハンはすでにその出場権は得ており、極端なことを言えば、無理に決勝で勝ちに行かなくても良い状態。これ、レッズにとって有利に働くだろうか?いや、今更それを考えてはいけないのかな。
レッズは闘莉王、そして山田が居ない状態で、とにかく1点でも多くのゴールを持ち帰ること。アウェーゴールルールもさることながら、上記の分析が正しければ、敵地ではおとなしいセパハンは埼スタでは得点し難い性質から、先にレッズがイスファハンで勝っておけば、かなりの確率でレッズが有利となる。
とにかく後は本番を待つのみ。イランに行かれる同志の方々は気を付けて。
特に女性は髪の毛と身体のラインを隠した姿にならなきゃいけないから大変だね・・・
←そう、女性はこのカッコにならないと・・・
って、日本人でここまでやる人はさすがにいないか。実際はスカーフとかで頭を隠して・・・って感じだろうね。
それにしても、5月25日の記事で「舌を噛みそうなチーム名」と称したこのチームと、あの時点ではまさか決勝で当たるとは思わなかった。ちなみに資料集めのため「フーラッド・モバラケ・セパハン」でググったら、現時点ではその記事がトップに来たのにはズッコケた・・・。調べようと思った自分が、自分のページ探し当ててどうするんだよ・・・
フーラッド・モバラケ・セパハンFC公式ページはこちら
・・・読めない(笑)
理由は家族の問題。特に子供が多感な時期に入り、米国での暮らしを優先させたい気持ちが日本を離れる第一の理由らしい。この理由については誰も異論の余地はない。例えそれが”プロ”であってもだ。子供のためを思うなら、父として子供と離れず本国で育てたいのは当然である。
ただ、発表の時期が賛否両論を呼んでいる。
これを否定的に捉えるならば、なぜシーズン途中に、しかも率いるチームは現在首位であり、これから優勝争いが始まろうとしているこの微妙な時期に発表しなければならなかったのか?ということである。
ヒルマン氏本人としては「誠実でありたかった、自分の気持ちに嘘はつきたくなかった、決意が固まった以上は早く発表したかった」と言うが、それは今のチーム状態を鑑みると明確な答えにはならない。なぜなら、この発表において、選手もスタッフもファンも、常に来季の新任監督について関心を持ち続けなければならなくなり、求心力や集中力が削がれてしまう危険があるからだ。
ただこれを肯定的に捉える意見もある。退任が決まった監督のために、チームもファンも一致団結し、監督に有終を飾らせようと邁進できるというものである。
何か、似ている。思い出した。去年のレッズがそうだった。
ガンバとの熾烈な優勝争いの真っ直中だった11月16日、突然ギドが今季限りで退任するとの報がメディアを駆けめぐった。ギド自身は退任の意向を正式に発表はしなかったものの、ドイツメディアの取材に対してギド本人の口から出た「これ以上家族がバラバラに暮らすことは出来ない」という言葉が一人歩きし、さらに突っ込んだ取材を続けたメディアが、これを「退任」と報じたのである。
ただ、この時点でギド自身は退任の意思を固めていたわけで、結局はメディアがこれをすっぱ抜いた形となってしまった。
レッズ幹部の中には、優勝争いをしている大事な時期に、監督であるギドが一メディアに口を滑らせたことを激怒した者もいたというが、それは当然である。
それ以後、選手はもとより、俺らサポーターも常にギドの進退問題を頭の片隅に置きながらの応援になってしまった。正直言えば、そのような余計な心配事を抱えながらの応援は本意ではないし、あの報道がなければ選手だってもっとプレーに集中出来たかもしれない。
結果的にレッズはリーグ優勝を果たし、その直後にギドが今季限りでの退任を発表。そして天皇杯も連覇し、ギドに有終を飾らせることは出来たのだが…
ただこれとはまったく逆パターンもあった。03年にはレッズはナビスコ優勝で初タイトルを手に入れたその日に、監督であるオフト自身が退任を発表し、それが賛否両論を呼んで、リーグ優勝を逃した苦い過去がある。
ヒルマン監督の突然の退任発表劇。何が正しいかはわからないが、辞めるタイミング、発表するタイミングというのはやはり難しいものである。
◆ワシントンの来季契約は白紙?
トーチュウが報じている。ワシントン自身は契約更新を望んでいるらしいが、今シーズンの働き、そして年齢的なことを考えると、現時点では懸命な判断かもしれない。尤もワシ自身には来季もレッズが契約したいと思えるような活躍を期待しているけど。
尚、ロビーは1億7000万円で契約を更新、ネネは今季限りでの放出が濃厚とのこと。
ようこそ!!
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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埼玉県富士見市在住
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