アレックスの移籍にフロントへの不満を漏らした闘莉王に対して、フィンケが彼と直接話し合いを行った模様。チームも上手く機能しなくなっている現状で、更に選手がクラブのやり方に不満を漏らすという事態は、フィンケ自身も頭が痛い出来事だろう。
元々闘莉王はこういう選手であるし、それは数ヶ月前に就任したばかりの新監督より、むしろ彼を長く見て来た多くのサポーターの方が、彼の性格をある程度は理解していると思う。だからこそ、こうなる事態も予測出来ていた。
実に真っ直ぐで熱いものを持っているが、それ故に単純なのかもしれないし、とにかく自由奔放な性格。状況を省みないKY的な部分もあり、恐い物知らずなのかもしれないが、とにかく人一倍の頑張り屋。・・・良いのか悪いのかわからない。プラスに働く事もあれば、それが逆にマイナスになる危険も孕んでいる、つまりは諸刃の剣。
監督への態度もハッキリしている。彼は自分に自由を与えてくれる監督へは賞賛を送るが、組織として縛るような監督には不満を抱く傾向にある。
・・・本当に素直で、本当に人間的な性格の持ち主なのである。
フィンケが過去に率いて来たフライブルクなど数チームは、こういう特異な選手は居たのだろうか?まったく居なかったとは思わないが、恐らく極めて少数の例に留まっていたのだと思う。
ヨーロッパのビッグクラブには、闘莉王のような強烈な個性溢れる性格の選手が山ほど居る。むしろそういう選手の固まりこそビッグクラブでもある。そしてそれを率いる手腕がある監督こそが成功を収める。
フィンケはそういうチームを率いた経験が皆無である。
ところがレッズは、海外のビッグクラブには程遠いものの、一応は日本の中ではタレントチームである。つまり我の強い選手の多くを抱えている。
そこで、ここに以前から指摘した通りの、フィンケの尺度と、レッズの尺度のギャップが発生することになるのだ。
最近フィンケのコメントにも、以前のような自信に満ちた流暢で力強いものが影を潜めてきたように思える。
実はフィンケのやり方に四苦八苦しているレッズに対して、フィンケも自身の経験には無かったタレントチームを扱う難しさが、ここで表れてきているのだと思う。
レッズにとっても試練の時だが、本当に試練にぶつかっているのは、もしかしたらフィンケの方なのかもしれない。
との問いに、ある冒険家はこう答えたという。
「そこに山があるからさ」
「なぜ鈍行で行くんだい?」
との問いに、あるサポーターはこう答えたという。
「そこに鈍行があるからさ」
いや、「単に安いからだろう」とのツッコミの応酬が来そうだが、何はともあれ4日の山形遠征も、そこに鈍行があるから、新幹線使わずに鈍行で行くアホアホプランなのであった。
当日朝に川越に集合して、大宮8:22発のラビットを皮切りに、一路特急を使わずに東北本線で福島~奥羽本線で米沢~山形を経由して、約7時間半かけて天童へ向かうのであった。ってか大宮からのラビットって鈍行じゃなくて快速だろって話もあるが、まあそれは右に置いておこう。とりあえず尻と腰が痛くなるであろう悲惨極まり無き旅になることだけは間違いない。
順調に行けば15時には天童に着ける予定なので、そこからシャトルバスでNDスタへ向かえば何の問題も無し(ホントかよ)。
例の”駒”なんだけど、この時間着で先着50名だと、みんな既に並んでいるだろうから、現実的には厳しいかな・・・まあ、仕方ないね。
帰りも鈍行の予定・・・なんだけど、仲間が「新幹線」コールしているから、どうなることやら・・・
とりあえず、先ずはまともにNDスタに辿り着けるかどうかが問題だから、翌日観光するかしないかも、何処で何を喰うかも決まっていない(実にいい加減)現状で、今から帰りの心配しても仕方無いってなもんよ。
そういえば山形に電撃移籍の赤星は、どうやら5日のサテライト戦からデビューするらしいから、4日のリーグ戦は出場しないらしいね。そういう契約らしい。・・・レッズにとっては嬉しいような残念なような、ちょっと複雑な気分・・・。逆にレッズは原口に続いて直輝が足に違和感をおぼえて検査らしいから、こっちが心配だ・・・
大阪の方は、毎度遠征の度に安い宿探しで世話になっている地元の旅行代理店で確保してもらってすんなり行ったのだが、山形戦に関しては、レッズが影響しているのかいないのか、既に山形~天童の安い宿がどこも満室で、チケットを買ってから宿を確保するという、俺らの伝統の方法が通用しなかったのだった。
だいたい試合日の一ヶ月前に発売ってのがいけないんだよ~、とブツブツ文句を言っていても宿は見つかるはずもなく、仲間にも「野宿を覚悟せよ。嫌なら自分から動いて探すのだ!」とハッパをかけ、自らもあの糞暑い日曜の午後に自室に籠もって、汗だくになりながらネットを使って宿探しをする羽目になった。
仲間からは安いホテルをキャンセル待ち予約した報がもたらされるが、やはり本予約には至っていない状況が焦りを誘う。途中ヤケを起こして、半ばラ●ホテルみたいな宿を予約する間違いを犯しそうになりながら(爆)四苦八苦すること3時間、幸い、なんとか1室だけ空いている山形駅前の安めのビジネスホテルを確保出来た時には、安堵で椅子から落ちそうになった(笑)。それにしても、チケットより宿の方で苦労するはめになるとは・・・
ちなみに山形は行きも帰りも鈍行予定。山形ってパンチの効いた観光地が無さげで、もちろん山寺とか上杉神社とか有名所はあるにはあるけど、そこ回ってる時間も無いから、帰りも鈍行でじゅうぶん間に合うという結論に。もちろんどこかあれば新幹線確保して、帰る前に観光地に足を伸ばす可能性はあるけど、今のところはそれも未定。ちなみに大阪も行きは鈍行予定(青春18切符)。日本の夏、鈍行の夏。
別に鈍行が好きなわけではなく、時間より金を浮かすことを優先するから、いつも鈍行が優先順位のトップに来るのである。仲間からはいつもこれでブーイングを喰らうのだが・・・
とりあえず近い内の秋春制移行は無くなったわけだが、それでもまだ将来的な移行も可能性としては無くなっていないわけで、
さて・・・
当ブログで去年9月に行った以前のアンケートでは、春秋制支持28票、秋春制35票だった。
あれから半年、(自分も含めて)サポーターも秋春制移行に伴うメリットとデメリットも、更に学んだと思うし、色々な意見や記事を参考にして、自らの考えが変わった人、はたまた自らの考えに一層の確信を持った人など、様々な心境の変化が出て来た方も居ると思うので・・・
アンケートをもう一度実施します!!
←アンケートは左サイドのアンケート欄より投票くださいませ。
メリットとデメリットについては以前の記事にも載せていますので、宜しければ参考にしてください。
この議題は将来のJリーグの行方を大きく左右する問題なので、それなりに期間を設けたいと思います。なので、慎重に考えた上で投票いただけると幸いです。
一口にキャプテンと言っても、そのタイプは様々で、強烈なリーダーシップでチームをガツンと纏めるタイプも居れば、堅実的な性格で冷静沈着にチームを支えるタイプ、はたまたそのカリスマ性でチームを引っ張って行くタイプも居る。
レッズの歴代キャプテンを見ると、例えば初期のレッズを支えた福田は、チームの顔、そして強烈なカリスマ性からキャプテンに選ばれた。もちろんピッチ上では大きな声を張り上げてチームメイトに指示を出す場面も多々あったが、チームの不満を上層部に遠慮無く伝えるなど、日常においても常にクラブとチームのパイプ役としての役割を果たしていたのも福田だった。そのような強烈な個性を持つ福田を、監督であったオジェックは大変信頼していたようで、日本代表に参加中に悩みを抱えていた福田に、オジェックが「あなたは私のチームの大切なキャプテンなのだから」と激励の手紙を送ったエピソードはあまりにも有名。
歯に着せぬ性格から、少々「近寄りがたい」という面も持っていた福田だったが、逆に言えばそれ故のカリスマ性でもあり、後輩選手が福田の事を「オーラがあった」と言うのも、キャプテンとして必要な要素である。
「近寄りがたい」といえば、福田の後を継いだツッチーは、本当に「近寄りがたい」性格だったようで、若手からはとにかく「怖い」というイメージが先行していた。ただ、「怖い」というイメージはキャプテンの要素としては大事な部分で、これが失墜すると、逆にリーダーシップを取れなくなる場合がある。
ツッチーが不幸だったのは、彼がキャプテンに就任した頃は本人が徐々にレギュラー争いから後退していた時期で、J2への降格が決定した99年は、キャプテンではあるがピッチにも立てぬままだった。
このように、レギュラーではない選手がキャプテンを勤める場合もある訳で、ツッチーの場合は完全な年功序列型だった感は否めない。
J2という悲劇の舞台からキャプテンを任されたのは伸二。新人入団からわずか3年目の伸二がキャプテンを任された理由は様々だが、もちろんチームの顔として、そしてカリスマ性としての要素はもとより、若手でありながら、プレーと性格の両面において、チームメイトから完全に信頼されていた”人格者”としての立場が確立していた部分が大きい。
これは、移籍してきた井原が、移籍した伸二の後を継いでキャプテンに就任した理由も同じ事が言えるわけで、特に代表キャプテンでもあった経験豊富な井原が、移籍先のチームキャプテンを勤めるのは必然と言えた。
井原引退後、ここからレッズのキャプテン像は180度方向転換。オフトが新たなキャプテンとして選出したのは、一見頼りなさ気で目立たないウッチー。これまでチームの顔であったりカリスマ性や経験度に頼っていたレッズのキャプテンは、福田、井原引退後にベテランが激減したレッズにおいて、当時円熟味を増していた中堅選手ウッチーに託されたのである。
オフトの目は正しかった。ウッチーの堅実的な性格は、静かに、そして絶妙なバランサーとしてチームを支える役割を果たし、レッズに見事初のタイトルをもたらす。ウッチーは、レッズで初めて優勝カップを掲げた歴史的キャプテンになった。
頼りなさ気といえば・・・先頃まで5年という長期キャプテンを勤めた山田。どこからどう見てもキャプテンとしては相応しくない要素タップリ(山田ゴメン、でも事実)の山田をギドがキャプテンに選んだ理由、それは山田自身の成長へ期待するギドの思惑があったらしい。チームでは不動の存在力を維持してベテランの域に達しながら、今一つ一皮剥けられずに燻っていた当時の山田を、キャプテンに据える事によって、成長を即した節がある。ジェフでオシムが阿部をキャプテンに選出した理由に似ている。
皮肉(?)にも、ここからレッズは快進撃。山田はキャプテンとして様々な優勝タイトルを手中に収める。
で、山田は成長したのだろうか?あまり昔と変わっていない気もするのだが・・・。まあそれが山田の良い所。
このような多種多様なタイプのキャプテンが存在したレッズ。その後を継ぎ、今季いよいよレッズの新キャプテンに選出されたのは、鈴木啓太。
ついに、というか待ち侘びたというか、闘莉王、坪井、阿部など、キャプテン候補が溢れかえっている中で選出された啓太の存在の意味は大きいと思う。
啓太のキャプテン像、それはチームの顔?カリスマ?経験?人格?・・・どれも当てはまるようで当てはまらない。それは、彼がキャプテンとしてのキャプテン像を持っているからだと思う。
まだ啓太が若手時代、某テレビ番組で語っていた言葉。将来キャプテンなんて興味ありますか?という問いに、啓太は「僕はむしろやりたいですね」「自分はそういうタイプだと思う」と、堂々と語っていたのを思い出す。
つまりあの頃から、自分がキャプテンになることを自覚していた選手なのだ。
あれから月日が経ち、その間に彼は五輪代表、さらにはフル代表でもキャプテンマークを巻いて経験を培ってきた。レッズでもゲームキャプテンを勤める試合が多くなり、その機運は溢れる寸前だった。
不運にもオーバーワークが原因で不振を極めた昨季、選手生命も危惧された啓太は、今季キャプテンとして復活を目指す。彼の本領が戻って来た時、レッズは真の強さを取り戻せると思う。
もう遠慮はいらない。レッズはこれから啓太の真のキャプテンシーによって引っ張られて行く。
ゲームキャプテンではない、啓太がチームキャプテンとして優勝カップを掲げる姿を見たい。これまで様々な苦難を乗り越えてきた啓太なら、それが出来る選手であると信じている。
帰社予定時刻17時が、何故か18時になったのは、これが原因だ。許せ、社長。
以前の記事で、買うか買わないかは肉眼で実物見てから、と言っときながら、その実物を生で初めて見たのはついさっき、ボルテージでという遅さ。一体今まで何やってたんだ俺・・・
しかもオンライン予約もせず、店頭発売日の今日の昼過ぎまでは、まだボルテージ行こうか行くまいか迷っていたという、何という優柔不断さ。
つまり実物見てから買う決心するまで1分という・・・慌ただしさ。
正直、実物見ても取り立ててビビッと来た訳ではないんだけど、まあ勢いってとこかな(笑)
さあ品定め…
ロビー10/Lサイズ
14,200万円、くぅ~、はやり2桁は高いぜ。
ってか、やっぱり番号がでかい気もするが、まあいいか。
9と決別した俺の新たなナンバー10よ、頼むぞ!!
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レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。