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2022年  J1リーグ第25節
ジュビロ磐田0―6浦和レッズ
〜エコパスタジアム

220813アウェー磐田戦 嵐の前の静けさとは良く言うが、時系列から行くと嵐は、つまり台風はエコパを通り過ぎていたから、正確には試合前を指すならば嵐の後の静けさとも言うべきなのだろうが、しかし台風が去ったこのスタジアムで、磐田にとって本当の意味での台風直撃は、まさにこの後であったと言えるだろうね、悲惨な事に。

レッズが強過ぎたのか、はたまた磐田が弱過ぎたのか、どちらかひとつを選べと言われたら、もちろん自負するように堂々とレッズが強過ぎたのだ!と自信を持って言いたいが、そうでなかったら、いくら相手が弱くても、同じ土俵のリーグ内で6ゴール完封勝ちなんて、そうは滅多に発生するものではないからね。

レッズ自身、過去に7ゴール試合とか何回かあるにはあるが、今季は序盤の著しい得点力&決定力不足を振り替えると、今回の6ゴールは、その過去の得点力&決定力不足が嘘のように思えてしまうが、しかし最近のチームの復調と成長を考えた場合、ベストメンバーで戦えば、こういう試合が出来るものだと、根拠と納得も得られる内容と結果である。

序盤から相手への猛烈なプレッシャー攻勢と、相手のミスを見逃さない、しっかり相手の弱味に漬け込む徹底ぶりであった。容赦ない姿勢こそが重要。このレッズの姿勢が、最初の2ゴールで試合の行方を決定付けた。

そんな中でも、先ず前半は小泉や松尾の献身的かつアグレッシヴな姿勢が特筆ものだったが、それに引っ張られるように、いや呼応するかのように積極的に動くチームメイトの姿がゴールを次々に生む事に・・・。

ゴール数以前に内容だけでも前半で勝負は決まってしまったようなものだったが、後半は明らかにラインを下げてのカウンター狙いだったとはいえ、容赦なく動きを止めない姿勢は継続。
ただハーフタイムに3枚代えはちょっと急ぎ過ぎでは?とは思ったが、入った明本が左サイドで更なる起爆剤になって、前回ルヴァンの再現とも言うべき伊藤敦の左足のスーパーボレーも飛び出すし、途中にショルツまで下げる余裕すら出来たし、あと酒井のイエロー喰らったファールなんだけど、抜かれても自分の尻は自分で拭くようにエリア外ギリギリで倒しているところ、ファールとはいえPKだけは与えない、変な言い方だけど凄いファールだと思った。

まあ正直、ちょっと磐田の守備、いや守備どころかチーム全体からして大丈夫か?と途中から磐田の悲惨なプレー内容を心配してしまったが、磐田の数度の決定的なシュートも西川がスーパーセーブを連発するし、上手く行っているチームはいくら決定的なシュートを撃たれても守備で防げるし相手も枠を外してくれるし、上手く行っていないチームはいくら決定的なシュートを放っても、相手に防がれるし枠に行かないものなのだと、少し前の著しい得点力&決定力不足に苦しんでいたレッズ然り、そして今回の磐田然りと、サッカーとチームってそういうものだと、改めて思った。

220813アウェー磐田戦2 そして終わってみれば、嵐の後の6ゴールである。まさに今回はレッズという台風の猛烈な威力が、磐田のホームゲームをメチャクチャに壊滅させて、あっという間に去って行ったようなものだろう。
しかしその台風を味方に付けて応援している方にとっては、楽しくて楽しくて仕方がない90分間であったが、いやそれだけに台風って、一旦暴れ出すと、怖いねぇ・・・。

あ、大勝にも気を引き締める意味でひとつだけリカルドの今回の交代策に苦言というか注文というか、今回いきなり前半だけで大量リードで、調子こいてどんどん早目に選手を交代させた事で、ロスタイム含めて残り20数分間も残して交代枠を使い切ってしまった。
それが影響して、痛めた伊藤敦がピッチに戻れないまま交代枠が無く試合終了という、その数的不利が最終盤の数分間だけだったとはいえ、やはりというか結果的にピンチの状況を自分から作ってしまった。
勝負はもう決まっていたし、失点しなかったから良かったとはいえ、それもそれで結果論で、やはり早目に交代枠を使い切ってしまうと、後々に危険な状況に陥る事もあるという(過去にそれで自滅した某監督もいたし)、学習材料を得た試合にもなったと思う。

でも、いやしかし、ACL再開前に、凄い形で勝利を得られて、本当に良かった。これで良い雰囲気でACLのセントラル開催第2弾に臨む事が出来る。
そして今日は、台風で東海道線がどうなるかと懸念されたが、一部の電車で運休は発生したものの、自分の乗った電車はストップせず、少し遅延はしたが何とかエコパに辿り着けたし、何より試合が延期にならなくて本当に良かったよ。同じ静岡でも沼津では延期になったし、そして関東の試合も軒並み延期になったようで。これを考えるとエコパのある袋井は台風通過のタイミングと開催時間が絶妙だったと言えるし、またレッズは今回がホームゲームではなくて良かったな。
あと、あれだな。前回ホームで声出し試合やった弊害で、今回も所々でウッカリチャントを歌い出しそうになったりブーイングしそうになったぞ。危ない危ない。

ーーーーーー
J1リーグ第25節 磐田0-6浦和
得点/5分・モーベルグ(浦)、13分 ・小泉(浦)、40分・モーベルグ(浦)、63分・伊藤敦(浦)、66分・小泉(浦)、79分・ユンカー(浦)
主審=山本雄大
観衆:12,462人 
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無題
おはようございます。
昨日はお疲れ様でした。
開催が危ぶまれましたが、無事に試合が行われた良かったし、その試合で勝てたことも良かったです。
今季のジュビロ戦は2戦合計10得点。
これで、得失点差を2ケタに乗せたのも大きいです。
この勢いでACLも戦っていきましょう。
FREE TIME URL 2022/08/14(Sun)11:51:21 編集
コメントありがとうございます
FREE TIMEさん
こんにちはです。
関東では軒並み延期になる中、磐田との試合は開催できて本当に良かったです。しかもこういう状況で勝った上に、それも一気に6得点も叩き出したので、おっしゃる通り得失点差を二桁に乗せたという部分でも、大きな試合になったと思います。
この勢い、必ずやACLに繋げてほしいですよね。
うえ URL 2022/08/14(Sun)12:55:15 編集
無題
台風の中お疲れ様です。
まさに大勝&流れの中の得点で文句つける事はないです。
前線の4人はかなりフィットしてるんで下手にイジらない方がいいですね。
オプションで、ユンカーの1トップの場合は江坂がトップ下が1番適してると思います。
松尾、小泉、モーちゃんのホットラインは完成度を上げればかなり脅威かなって大久保は誰が入っいても大丈夫ですね。

今回は大勝でしたが、レッズの場合その後がダメなんでまずは残留を確実にする順位まで上げることが最優先です。ACLで大変だけど駒は揃ってるんで、下手にいじらずフィットした選手を使い続けて欲しいです。
赤魂 2022/08/14(Sun)12:57:36 編集
コメントありがとうございます
赤魂さん
こんにちはです。
前線の組み合わせとしては、おっしゃる通り松尾と小泉とモーベルグと大久保が、今は一番ベストですね。まさか本来はOMFの松尾が、FWとしてここまで機能するとは意外でしたが。モーベルグもFW並みに得点してますし。
スタメンになるとマークが厳しくなり窮屈になる江坂は、当面はユンカーとともにスーパーサブ的な扱いで復調させるしかないですね。実際後から投入された方が今は輝いているので。ただ他に眼を回すと、ちょっと関根が戦術に合わなくなっているのが気になるところですが・・・。
これで次から暫くACLに突入するので一旦リーグ戦から離れる形になりますが、7月の連勝劇と今回の大勝で何とか貯金は作れましたものの、下との差はまだ安全圏ではないんですよね。ACLとそれを乗り越えた後の戦い方、選手の使い分けと、この戦略が注目されますね。
うえ URL 2022/08/14(Sun)13:20:51 編集
無題
お疲れさまです。
台風の中エコパ遠征お疲れさまでした。解任された磐田の伊藤監督もリカ監督と同じサッカーを指揮してたみたいですが、磐田は遠藤選手のパスと、ファビアン選手のキープに頼るだけ。全員が連動して動くうちとは、大人と子供の差があり、選手の質の差も明確でした。本当に納得の勝利ですね。
マウファン 2022/08/14(Sun)17:28:56 編集
コメントありがとうございます
マウファンさん
こんばんはです。
おっしゃる通り、磐田もポジショナルサッカーをやっていたみたいですが、見た目何がやりたいのかよくわからない内容に終始していて、うちとは完成度が雲泥の差ではありましたね。
監督解任はうちが引導を渡した形になりましたが、そもそも今の磐田の選手層ではJ1は厳しいレベルにあるのは確かなので、どうしても遠藤みたいなベテランや、外国人頼みになってしまうと思いますね・・・。
うえ URL 2022/08/14(Sun)18:11:21 編集
無題
今晩は 昨日は台風の中現地サポートお疲れ様でした。開始に合わせたよう過ぎ去ってくれましたか。
磐田にしてみれば台風メアリーよりレッズから受けたダメージの方が大きかったようですね。確か神戸もそうだったような…
完全にチームとしての力の差が出た試合だったと思います。、まぁ他所様の事気にかけてもしょうがないですがお陰様で大事なACL、アツキのポジション試し出来た収穫もあるし良い雰囲気で臨めますね。
新戦力もまだ残ってますし何としても勝ち残り来年2月の決戦に臨みたいですね!
欅通りのサポ 2022/08/14(Sun)21:06:21 編集
コメントありがとうございます
欅通りのサポさん
おはようございます。
台風は早目に去ったものの雨は試合直前まで結構な量が降っていましたが、それが開始とともにピタッと止んでくれたのは良かったです。ただ磐田にとっては、そこからが更に大きく新たな嵐の猛直撃でしたが(笑)
チーム力も選手の質も、明確に大きな差が出た内容と結果になりましたね。そしてうちはこれから控えるACLの集中開催に向けて、これ以上ない良い弾みを得た試合になったと思います。
ますますプレー内容が多彩になる伊藤敦など選手の成長も著しいですが、おっしゃる通りここに更にリンセンなどまだまだ新戦力も残っているんですよね。この選手層の厚さを活かして先ずはACL、そしてリーグ戦、ルヴァンと、良い形で勝って行きたいですね。
うえ URL 2022/08/15(Mon)09:35:04 編集
ようこそ!!
試合終了/YBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦 鳥取2-5浦和 得点/12分・武田(浦)、15分・サンタナPK(浦)、35分・田中(鳥)、52分・敦樹(浦)、55分・中島(浦)、64分・松木(鳥)、90+3分・中島(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第10節 浦和-名古屋(埼玉スタジアム2002=4月28日15:00キックオフ)


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