浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2018年 J1リーグ第9節
浦和レッズ0-0北海道コンサドーレ札幌
~埼玉スタジアム2002
先ずこの試合、組長のラストマッチと決まった途端にチケットが売れ出すという事態。チケットの売り上げまで貢献してしまう組長、最後まで強烈な存在感である。
そんでもって何故か好調のミシャ札幌をホームに迎えての8●3対狸オヤジの一大抗争の幕開けである。
とはいえ、ぶっちゃけ今の上がり調子のレッズならば、いくら札幌とはいえ、勝てると踏んでいたのだが。その予想通りにレッズが序盤から赤子の手を捻るが如く、連携よろしく何度も札幌ゴールに迫ってはチャンスを連発した。
ここまでは良かったんだけど、問題はここから。いくら攻めても札幌ゴールを抉じ開けられない。話が違うぞミシャ。貴方の指揮するチームは、決まって守備に粘りが無かった筈。こうして何度も揺さぶれば、やがては守備が破綻してくれて得点・・・出来ないじゃないか!
おいミシャ、本当に話が違うぞ。何時からこんな粘りある守備を構築できるようになったのだ?出来るのだったら、始めからレッズでやっとけよって話だ。
しかしだな、取り分けて札幌が、凄く良いサッカーをやっていたという感じではなかったのだが。まあ悪かった訳でもないし去年より格段に組織的にはなっていたが、しかし予想した程の勢いでもなく、うーん、これで何故今季の札幌が好調なのかがわからない。まあ良い選手は揃っているんだけど。これでジェイが居たらどうなっていたのやら。あ、そうか、ジェイが居なかったから幾らか勢い不足だったのか。そういう事か。そういう事にしておこう。
レッズは、守る札幌相手にパワー不足な面はあった。後半に興梠がスタミナ切れを起こしていた事や、柏木のパスというかプレー自体が雑で、ラストパスの精度さえ良かったら、確実に得点に繋がっていたという場面が何度もあったのが悔やまれる。
パワー不足と言えば、今回は体格で圧せるナバウトをベンチにも入れていなかったのも悔やまれる。まあナバウトはルヴァンでフル出場させちゃったし、元々札幌戦は興梠と武藤と柏木でゴールを狙う鉄板プランだった訳だから、これで得点が奪えなかった事が全てであろう。
代わりに守備は安定していたし、札幌のカウンターにも良く走り良く身体を当てて守っていたよ。橋岡ってイメージ的に足はそう速くはないように見えるけど、カウンターを喰らって敵選手を追うと、しっかり追い付いてはマイボールにする力と技術があるね。この選手、本当に日本代表も夢じゃないポテンシャルを持っているよ。
今回の組長采配で面白かったというか不思議だったのは、交代枠を最後の10分まで全く手を付けなかった点。それが札幌が3枚の交代枠を使いきった途端、堰を切ったように青木と武富と李を投入した。これはミシャが交代枠を使いきるのを待っていたのか?敵が弾を撃ち尽くした途端に構成員を一挙に送り込むえげつなさ。いや、はたまた最後の10分に勝負を仕掛ける腹積もりだったのか?わからないが、組長の本当の意味でのラスト采配が、謎を残すものになったというのは闇の世界に生きる男のなせる技か(意味不明)
まあ組長のラストマッチ、勝ちたかったけどね。ただそれでも負けなかった、しぶとく勝ち点1を取ったというのは組長らしいかな。
これで組長はリーグ戦は3勝1分。ルヴァンは1勝1分。勝ち数も素晴らしいが、とにかく無敗であったというのも驚異的であった。
本当に立派な成績。本当に天晴れな成績。そして情熱的かつ的確な采配でチームの危機を救ってくれた。
そんな組長、お勤めご苦労様でした。
火中の栗を拾うどころか、まるで火中に飛び込むが如き気概で、情熱的にチームを指揮しては結果を出してくれた。これだけ短い期間に強烈なインパクトを残しては、強烈な成績を残してくれた組長に、本当に感謝したい。
心情的にもこのまま組長が監督で良いとの意見が出るのは必然だし、自分もそう思う部分はあるが、しかし組長自身は、あくまで暫定監督として、本監督への繋ぎとして、割り切って仕事を果たしたのだ。今は、これでじゅうぶん過ぎる程じゅうぶんであろう。
つまりミシャや堀では、体たらくなフロントが、その苦味が出るまで引っ張ってしまっては、ともに悲しい結末を迎えた。いい加減にここから学ぶべきだ。つまりは何事も、良き思い出のまま終わらせる事が、重要かつ大切なのである。これこそがプロの選ぶべき選択なのだ。
そう、これで、良かったのだ。組長は、皆の心の中にあり続けるのだから。
組長、そして伝説へ...
で、これでオリヴェイラになった途端、また勝てなくなったとかやられると、本当にズッコケだし怒り大爆発になるから、この辺をしっかりやってほしいよ。
いや甘い言い方ではダメだな。ぶっちゃけ厳しく言わせてもらうけど、シーズン3分の1が経過していない内から早くも監督が3人目って、こんなのは前代未聞だし、本当に 異常事態なんだから、フロントはそこのところしっかり踏まえて、そしてオリヴェイラさんよ、頼みましたぜ。
浦和レッズ0-0北海道コンサドーレ札幌
~埼玉スタジアム2002
そんでもって何故か好調のミシャ札幌をホームに迎えての8●3対狸オヤジの一大抗争の幕開けである。
とはいえ、ぶっちゃけ今の上がり調子のレッズならば、いくら札幌とはいえ、勝てると踏んでいたのだが。その予想通りにレッズが序盤から赤子の手を捻るが如く、連携よろしく何度も札幌ゴールに迫ってはチャンスを連発した。
ここまでは良かったんだけど、問題はここから。いくら攻めても札幌ゴールを抉じ開けられない。話が違うぞミシャ。貴方の指揮するチームは、決まって守備に粘りが無かった筈。こうして何度も揺さぶれば、やがては守備が破綻してくれて得点・・・出来ないじゃないか!
おいミシャ、本当に話が違うぞ。何時からこんな粘りある守備を構築できるようになったのだ?出来るのだったら、始めからレッズでやっとけよって話だ。
しかしだな、取り分けて札幌が、凄く良いサッカーをやっていたという感じではなかったのだが。まあ悪かった訳でもないし去年より格段に組織的にはなっていたが、しかし予想した程の勢いでもなく、うーん、これで何故今季の札幌が好調なのかがわからない。まあ良い選手は揃っているんだけど。これでジェイが居たらどうなっていたのやら。あ、そうか、ジェイが居なかったから幾らか勢い不足だったのか。そういう事か。そういう事にしておこう。
レッズは、守る札幌相手にパワー不足な面はあった。後半に興梠がスタミナ切れを起こしていた事や、柏木のパスというかプレー自体が雑で、ラストパスの精度さえ良かったら、確実に得点に繋がっていたという場面が何度もあったのが悔やまれる。
パワー不足と言えば、今回は体格で圧せるナバウトをベンチにも入れていなかったのも悔やまれる。まあナバウトはルヴァンでフル出場させちゃったし、元々札幌戦は興梠と武藤と柏木でゴールを狙う鉄板プランだった訳だから、これで得点が奪えなかった事が全てであろう。
代わりに守備は安定していたし、札幌のカウンターにも良く走り良く身体を当てて守っていたよ。橋岡ってイメージ的に足はそう速くはないように見えるけど、カウンターを喰らって敵選手を追うと、しっかり追い付いてはマイボールにする力と技術があるね。この選手、本当に日本代表も夢じゃないポテンシャルを持っているよ。
今回の組長采配で面白かったというか不思議だったのは、交代枠を最後の10分まで全く手を付けなかった点。それが札幌が3枚の交代枠を使いきった途端、堰を切ったように青木と武富と李を投入した。これはミシャが交代枠を使いきるのを待っていたのか?敵が弾を撃ち尽くした途端に構成員を一挙に送り込むえげつなさ。いや、はたまた最後の10分に勝負を仕掛ける腹積もりだったのか?わからないが、組長の本当の意味でのラスト采配が、謎を残すものになったというのは闇の世界に生きる男のなせる技か(意味不明)
これで組長はリーグ戦は3勝1分。ルヴァンは1勝1分。勝ち数も素晴らしいが、とにかく無敗であったというのも驚異的であった。
本当に立派な成績。本当に天晴れな成績。そして情熱的かつ的確な采配でチームの危機を救ってくれた。
そんな組長、お勤めご苦労様でした。
火中の栗を拾うどころか、まるで火中に飛び込むが如き気概で、情熱的にチームを指揮しては結果を出してくれた。これだけ短い期間に強烈なインパクトを残しては、強烈な成績を残してくれた組長に、本当に感謝したい。
心情的にもこのまま組長が監督で良いとの意見が出るのは必然だし、自分もそう思う部分はあるが、しかし組長自身は、あくまで暫定監督として、本監督への繋ぎとして、割り切って仕事を果たしたのだ。今は、これでじゅうぶん過ぎる程じゅうぶんであろう。
つまりミシャや堀では、体たらくなフロントが、その苦味が出るまで引っ張ってしまっては、ともに悲しい結末を迎えた。いい加減にここから学ぶべきだ。つまりは何事も、良き思い出のまま終わらせる事が、重要かつ大切なのである。これこそがプロの選ぶべき選択なのだ。
そう、これで、良かったのだ。組長は、皆の心の中にあり続けるのだから。
組長、そして伝説へ...
で、これでオリヴェイラになった途端、また勝てなくなったとかやられると、本当にズッコケだし怒り大爆発になるから、この辺をしっかりやってほしいよ。
いや甘い言い方ではダメだな。ぶっちゃけ厳しく言わせてもらうけど、シーズン3分の1が経過していない内から早くも監督が3人目って、こんなのは前代未聞だし、本当に 異常事態なんだから、フロントはそこのところしっかり踏まえて、そしてオリヴェイラさんよ、頼みましたぜ。
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J1リーグ第9節 浦和0―0札幌
主審=井上知大
観衆:39,091人
J1リーグ第9節 浦和0―0札幌
主審=井上知大
観衆:39,091人
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2018年 YBCルヴァンカップ・グループステージ第4節
ガンバ大阪0-1浦和レッズ
~パナソニックスタジアム吹田
わー、また勝っちまったい。どうなってんだ組長?
メンバーを変えないで自爆していた頑固なクルピが、初めてメンバーを大幅に入れ換えたガンバ相手に、こちらは何時も通りのメンバー大幅入れ換えであった訳だが、選手層が厚いのがレッズであるから、ガンバとレッズとの選手の質には大きな開きがあったと思う。
とはいえスタメンで言えば柴戸と荻原はルーキーだし、福島とてトップリーグでの出場はこれが2試合目だ。経験値を考えたらレッズだって大幅に戦力ダウンしている。ただまあ、そこにマルティノスやらナバウトやら本来ならば助っ人の2人をこういう使い方をしているチーム事情が悲しいところではあるが・・・。
ちなみにガンバの事だけど、この状況でもベンチにすら入れない矢島は、一体全体何をやっているんだ?んー・・・まあ、自ら出て行った選手の事は今更どうでも良いか。
それよりレッズであるが、内容が良かったとは言えないまでも、これだけメンバーを入れ換えた中でのアウェーに於けるウノゼロ勝利は、普通に合格点だろうね。PKだろうが何だろうが、勝ちは勝ちだ。武富は良くやった。
ただ全体的には前半からかなりチグハグで、連携のれの字も無いようなサッカーで、ナバウトや荻原やマルティノスが個人技でガチャガチャやっている場面が目立ったけれど、そもそもこれだけメンバーを入れ換えては、ルーキーが2人居るわ、まだまだ周囲との息がイマイチのナバウトが居るわ、相変わらず暴走プレーが減らないマルティノスが居るわ、この条件でも散発的ながらチャンスも作っていたし、前半終了間際の荻原の枠内ロングミドルとか、見せ場もしっかり作れていたのは、なかなか良かったのではないかい?
ただ今回は特筆すべきは守備面だろう。ガンバの攻撃力にパワーが無かったとはいえ、ガンバの選手がボールを持つと、常に1人、2人が間髪入れずプレスとチェックを仕掛けてのボール奪取。そこからショートカウンターで素早くボールを前線へ動かす。
ゴール前では相手のシュートに対して、完璧なまでにシュートコースを消してブロックに成功。破綻する場面が全く無かったというか、そもそも大きなピンチが数える位にしか無かったのである。ピンチに陥る前にガンバの攻撃の芽を摘んでしまっていたのだから当然である。
この守備意識の高さは、果たして組長効果の表れなのだろうか?少し前の悲しくなる位に不安定だった守備を考えると、とても信じられない状態である。
その上で攻撃となる訳だが、繰り返すけど今回のメンバーでは基本的に連携が大幅に欠ける訳だし、ルーキーも含まれるから、そこは芽を瞑るしかない。
ただマルティノスの扱いが引き続きの課題は課題なんだな。やはりゴールから遠い位置に配置していると、全くもって使い物にならないんだよ。相変わらず独りだけ悪い意味で別次元のサッカーをしているのだから。この選手に3億円近い大金をぶっこんだ山道元強化総責任者に損害賠償を請求したい位だ。
でもね、後半途中からナバウトとマルティノスのポジションを入れ換えたら、マルティノス自体は結構可能性を感じさせてくれるようになったのは光明かも。前にスペースがあれば縦に走れる選手だし、そこから相手のファールを誘発する「武器」を彼は持っているのだから。米倉を短時間の内にイエロー2枚で退場に追い込んだのはえげつなかった。
まあ皆、マルティノスはすぐコロコロ転ぶって批難してるけど、マリーシア的に考えれば、それも決して悪い事ではないのだと思うよ。それに普段のマルティノスって、ベンチを暖めるだけの試合が続いても、決して不貞腐れたり腐った素振りを見せず、逆に味方のゴールが生まれると、自分の事のように大喜びして選手を祝福するし、本当に人懐っこくいつも白い歯を見せてニコニコしているカワイイ奴なのだ。これがあるからプレー内容が悪くても憎めないんだよ。だから組長、今回の光明をヒントに、必ずやマルティノスをレッズでも使える選手にしてあげてほしいよ。
ナバウトは相変わらず初ゴールまであと一歩。そんな中で、直輝にはもう少し頑張って目立って欲しかったが、それでも中盤の底では地味に効いていたな。福島がキーパーの公式戦は2試合とも完封というのは本人にとって大きな自信になる。柴戸も試合を増す毎に落ち着きが出てきた。今回は休ませたかったが結局使われた橋岡は、疲れを感じさせない上に早くも貫禄が出てきた。
とにかく組長、選手の使い方が上手いよ。
さあルヴァンも勝利で凌いだぞ。
次はホームでミシャを返り討ちだな。
8●3対狸オヤジの仁義なき戦いだ。
引き続き頼りにしてますぜ組長。
追記
19日付けでレッズオフィシャルより、本監督にオリヴェイラ氏の就任が発表されました。
・・・しっかし、監督経歴が鹿島以外は1年毎にコロコロと変わっとるのが、やはり心配なんだよな。
というか、これで組長は今度の札幌戦がラストマッチになる訳か。うーん、勿体ないというか、せめてワールドカップ中断期間まで組長の指揮を見たかったが、こればかりは仕方がないか。
ミシャを迎える試合で組長がラストマッチになるのは何とも妙な巡り合わせになったが、その札幌戦に必ず勝って、組長に最高の形で有終の美を飾らせようじゃないか!
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YBCルヴァンカップ・グループステージ第4節 ガ大阪0―1浦和
得点/71分・武富PK(浦)
主審=家本政明
観衆:9,516人
ガンバ大阪0-1浦和レッズ
~パナソニックスタジアム吹田
わー、また勝っちまったい。どうなってんだ組長?
メンバーを変えないで自爆していた頑固なクルピが、初めてメンバーを大幅に入れ換えたガンバ相手に、こちらは何時も通りのメンバー大幅入れ換えであった訳だが、選手層が厚いのがレッズであるから、ガンバとレッズとの選手の質には大きな開きがあったと思う。
とはいえスタメンで言えば柴戸と荻原はルーキーだし、福島とてトップリーグでの出場はこれが2試合目だ。経験値を考えたらレッズだって大幅に戦力ダウンしている。ただまあ、そこにマルティノスやらナバウトやら本来ならば助っ人の2人をこういう使い方をしているチーム事情が悲しいところではあるが・・・。
ちなみにガンバの事だけど、この状況でもベンチにすら入れない矢島は、一体全体何をやっているんだ?んー・・・まあ、自ら出て行った選手の事は今更どうでも良いか。
それよりレッズであるが、内容が良かったとは言えないまでも、これだけメンバーを入れ換えた中でのアウェーに於けるウノゼロ勝利は、普通に合格点だろうね。PKだろうが何だろうが、勝ちは勝ちだ。武富は良くやった。
ただ全体的には前半からかなりチグハグで、連携のれの字も無いようなサッカーで、ナバウトや荻原やマルティノスが個人技でガチャガチャやっている場面が目立ったけれど、そもそもこれだけメンバーを入れ換えては、ルーキーが2人居るわ、まだまだ周囲との息がイマイチのナバウトが居るわ、相変わらず暴走プレーが減らないマルティノスが居るわ、この条件でも散発的ながらチャンスも作っていたし、前半終了間際の荻原の枠内ロングミドルとか、見せ場もしっかり作れていたのは、なかなか良かったのではないかい?
ただ今回は特筆すべきは守備面だろう。ガンバの攻撃力にパワーが無かったとはいえ、ガンバの選手がボールを持つと、常に1人、2人が間髪入れずプレスとチェックを仕掛けてのボール奪取。そこからショートカウンターで素早くボールを前線へ動かす。
ゴール前では相手のシュートに対して、完璧なまでにシュートコースを消してブロックに成功。破綻する場面が全く無かったというか、そもそも大きなピンチが数える位にしか無かったのである。ピンチに陥る前にガンバの攻撃の芽を摘んでしまっていたのだから当然である。
この守備意識の高さは、果たして組長効果の表れなのだろうか?少し前の悲しくなる位に不安定だった守備を考えると、とても信じられない状態である。
その上で攻撃となる訳だが、繰り返すけど今回のメンバーでは基本的に連携が大幅に欠ける訳だし、ルーキーも含まれるから、そこは芽を瞑るしかない。
ただマルティノスの扱いが引き続きの課題は課題なんだな。やはりゴールから遠い位置に配置していると、全くもって使い物にならないんだよ。相変わらず独りだけ悪い意味で別次元のサッカーをしているのだから。この選手に3億円近い大金をぶっこんだ山道元強化総責任者に損害賠償を請求したい位だ。
でもね、後半途中からナバウトとマルティノスのポジションを入れ換えたら、マルティノス自体は結構可能性を感じさせてくれるようになったのは光明かも。前にスペースがあれば縦に走れる選手だし、そこから相手のファールを誘発する「武器」を彼は持っているのだから。米倉を短時間の内にイエロー2枚で退場に追い込んだのはえげつなかった。
まあ皆、マルティノスはすぐコロコロ転ぶって批難してるけど、マリーシア的に考えれば、それも決して悪い事ではないのだと思うよ。それに普段のマルティノスって、ベンチを暖めるだけの試合が続いても、決して不貞腐れたり腐った素振りを見せず、逆に味方のゴールが生まれると、自分の事のように大喜びして選手を祝福するし、本当に人懐っこくいつも白い歯を見せてニコニコしているカワイイ奴なのだ。これがあるからプレー内容が悪くても憎めないんだよ。だから組長、今回の光明をヒントに、必ずやマルティノスをレッズでも使える選手にしてあげてほしいよ。
ナバウトは相変わらず初ゴールまであと一歩。そんな中で、直輝にはもう少し頑張って目立って欲しかったが、それでも中盤の底では地味に効いていたな。福島がキーパーの公式戦は2試合とも完封というのは本人にとって大きな自信になる。柴戸も試合を増す毎に落ち着きが出てきた。今回は休ませたかったが結局使われた橋岡は、疲れを感じさせない上に早くも貫禄が出てきた。
とにかく組長、選手の使い方が上手いよ。
さあルヴァンも勝利で凌いだぞ。
次はホームでミシャを返り討ちだな。
8●3対狸オヤジの仁義なき戦いだ。
引き続き頼りにしてますぜ組長。
追記
19日付けでレッズオフィシャルより、本監督にオリヴェイラ氏の就任が発表されました。
・・・しっかし、監督経歴が鹿島以外は1年毎にコロコロと変わっとるのが、やはり心配なんだよな。
というか、これで組長は今度の札幌戦がラストマッチになる訳か。うーん、勿体ないというか、せめてワールドカップ中断期間まで組長の指揮を見たかったが、こればかりは仕方がないか。
ミシャを迎える試合で組長がラストマッチになるのは何とも妙な巡り合わせになったが、その札幌戦に必ず勝って、組長に最高の形で有終の美を飾らせようじゃないか!
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YBCルヴァンカップ・グループステージ第4節 ガ大阪0―1浦和
得点/71分・武富PK(浦)
主審=家本政明
観衆:9,516人
2018年 J1リーグ第8節
浦和レッズ2-1清水エスパルス
~埼玉スタジアム2002
ぬおおお、さ、さ、さ、3連勝じゃないか。一体全体これまで勝てなかったのは何だったんだ?というくらいに、余りに極端な事になっているではないか。
組長効果が凄過ぎるのもあるんだろうけど。というか組長、今日もテクニカルエリアを派手に飛び出しては大暴走して、注意に入った第4レフェリーと喧嘩しとるし。組長その内に本格的にピッチに乱入してレッド喰らいそうな予感も。神戸戦だってヤバかったんだから。
ヤバいといえば、今風のヤバいという意味では、橋岡が本格的にヤバいな。もはやルーキーに見えない。今回も臆する事なく仁義なき内容で大活躍。前節に引き続き右ウイングバックに入った訳だが、激しく上下動を繰り返し、前節は遠慮してすぐボールを下げていたのに、今回は攻めては強烈なミドルシュートまで持ち込んだかと思えば、重戦車のような重いドリブルから絶妙のタイミングでクロスを放って興梠の2点目をアシストし、守っては自慢のガタイの良さと本来はセンターバックである技術を生かして次々に敵を狩り取る。だいたい僅か4日前の神戸戦もフル出場してるのに、今回も体力を使うウイングバックでフル出場しているのだから、そのスタミナ面もまだ18歳とは思えない。顔付きは組長の影響で試合を増す毎にますますチンピラっぽくなって行っているんだけど(笑)
ただあんまり褒めるばかりでは本人の為にはならないから苦言も付け加えるとだな、調子に乗り過ぎてドリブルの失敗から3度もボールロストしたのは見逃せない反省点だろう。もちろん積極的なプレーは、惜しいミドルシュートや興梠へのアシストに繋がったように、決して悪い事ばかりではないのだが、但し多勢に無勢の中の積極性は、失敗すれば時にピンチを招く諸刃の剣であるという事も学んでおく必要がある。まあ今回は失敗点は組長にしっかりヤキを入れてもらっておこう。
というか橋岡は、まだ気が早いかもしれないが、このまま行けばA代表も夢ではないぞ。ワールドカップ直前だから今はお試し召集は無いだろうが、次期A代表入りはじゅうぶん狙えるポテンシャルを持っている。本当にヤバい選手になれるぞ。
しかし興梠のマルチヘッドも相当にヤバいな。先制点は菊池の絶妙なクロスを見事なポジショニングから完璧に捕らた。ドンピシャとはまさにこの事を言うに相応しい完璧過ぎるヘッドであった。菊池もウイングバックに配置されてから守備の負担が減って前目でプレー出来るようになったからこそ、こういうプレーが生まれた訳だ。
で、話を興梠に戻すと、更に2点目も先に書いたように橋岡のクロスからだが、こちらも絶妙な頭の振りから見事にファーを捕らえた芸術的なヘッド。キーパーもあの状態からあそこに放り込まれたら、さすがに打つ手無しだっただろう。
このように前半から2点も先行するゲームも本当に久しぶりであった。監督が変わってシンプル・イズ・ベスト+組長の怒号で、試合毎に良い方向にチーム状態が向上している。しかも前半、マウリシオ大先生が早々に負傷退場したアクシデントがあったにもかかわらず、今回はベンチスタートだった岩波を投入して、その岩波もしっかりマウリシオの穴を埋めた。落ち着いていたという意味では、マウリシオより内容は良かったかもしれない。ただ最終ラインにマウリシオが居ないのはやはり痛い。怪我の具合がわからないから本当に心配。倒れてすぐ交代判断になったのが気になる。ただ自分で歩いていたし、すぐには治療に向かわず前半はベンチに座って休んでいたから、今は怪我は軽症である事を切に祈るばかりだが。
しかし後半になると必ず敵の攻勢から押し込まれて、防戦一方になるのは課題なんだよな。まあこれ半分は、リードしているから守りに入ってのカウンター狙いと、ハッキリと戦い方をシフトしているからなのだろうけど。その後半は狙い通りのカウンターから未だ追加点が取れていないのも課題。ただしこれも試合毎にカウンターの質が高まって来ているから、場数を踏めば後半に流れから点が取れるようになるだろう。
ナバウトの惜しいのがあったんだけどなぁ。あれフリーだったんだから、あんなド派手なアクロバティックシュートやらないで、一旦胸トラップしてから右足一撃で良かったんじゃないかい?まあ結果論にはなってしまうけど。ナバウトは初ゴールまであと一歩だな。プレー内容は献身的なのだから、早くゴールが生まれてほしいよ。
という事で怒濤の3連勝である。これで順位的にも少しはホッと出来るところまでは上がって来た。もちろん油断は出来ないが。しかし勝てなかった時期を考えたら、組長も選手も本当に良く頑張ってくれている。
過密日程でまだまだこれからが勝負だが、次はルヴァンだから、少しは息抜きが出来るな。まあその後にミシャを返り討ちにするべく一大決戦が待っている訳だが・・・。
本日のベストショット。
ボビー・オロゴンのトークショーを観る淵田社長を観る自分(笑)。
しかもボビー、相変わらず何言っているんだかわからねぇ・・・。
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J1リーグ第8節 浦和2―1清水
得点/23分・興梠(浦)、29分・興梠(浦)、54分・金子(清)
主審=今村義朗
観衆:28,295人
浦和レッズ2-1清水エスパルス
~埼玉スタジアム2002
組長効果が凄過ぎるのもあるんだろうけど。というか組長、今日もテクニカルエリアを派手に飛び出しては大暴走して、注意に入った第4レフェリーと喧嘩しとるし。組長その内に本格的にピッチに乱入してレッド喰らいそうな予感も。神戸戦だってヤバかったんだから。
ヤバいといえば、今風のヤバいという意味では、橋岡が本格的にヤバいな。もはやルーキーに見えない。今回も臆する事なく仁義なき内容で大活躍。前節に引き続き右ウイングバックに入った訳だが、激しく上下動を繰り返し、前節は遠慮してすぐボールを下げていたのに、今回は攻めては強烈なミドルシュートまで持ち込んだかと思えば、重戦車のような重いドリブルから絶妙のタイミングでクロスを放って興梠の2点目をアシストし、守っては自慢のガタイの良さと本来はセンターバックである技術を生かして次々に敵を狩り取る。だいたい僅か4日前の神戸戦もフル出場してるのに、今回も体力を使うウイングバックでフル出場しているのだから、そのスタミナ面もまだ18歳とは思えない。顔付きは組長の影響で試合を増す毎にますますチンピラっぽくなって行っているんだけど(笑)
ただあんまり褒めるばかりでは本人の為にはならないから苦言も付け加えるとだな、調子に乗り過ぎてドリブルの失敗から3度もボールロストしたのは見逃せない反省点だろう。もちろん積極的なプレーは、惜しいミドルシュートや興梠へのアシストに繋がったように、決して悪い事ばかりではないのだが、但し多勢に無勢の中の積極性は、失敗すれば時にピンチを招く諸刃の剣であるという事も学んでおく必要がある。まあ今回は失敗点は組長にしっかりヤキを入れてもらっておこう。
というか橋岡は、まだ気が早いかもしれないが、このまま行けばA代表も夢ではないぞ。ワールドカップ直前だから今はお試し召集は無いだろうが、次期A代表入りはじゅうぶん狙えるポテンシャルを持っている。本当にヤバい選手になれるぞ。
で、話を興梠に戻すと、更に2点目も先に書いたように橋岡のクロスからだが、こちらも絶妙な頭の振りから見事にファーを捕らえた芸術的なヘッド。キーパーもあの状態からあそこに放り込まれたら、さすがに打つ手無しだっただろう。
このように前半から2点も先行するゲームも本当に久しぶりであった。監督が変わってシンプル・イズ・ベスト+組長の怒号で、試合毎に良い方向にチーム状態が向上している。しかも前半、マウリシオ大先生が早々に負傷退場したアクシデントがあったにもかかわらず、今回はベンチスタートだった岩波を投入して、その岩波もしっかりマウリシオの穴を埋めた。落ち着いていたという意味では、マウリシオより内容は良かったかもしれない。ただ最終ラインにマウリシオが居ないのはやはり痛い。怪我の具合がわからないから本当に心配。倒れてすぐ交代判断になったのが気になる。ただ自分で歩いていたし、すぐには治療に向かわず前半はベンチに座って休んでいたから、今は怪我は軽症である事を切に祈るばかりだが。
しかし後半になると必ず敵の攻勢から押し込まれて、防戦一方になるのは課題なんだよな。まあこれ半分は、リードしているから守りに入ってのカウンター狙いと、ハッキリと戦い方をシフトしているからなのだろうけど。その後半は狙い通りのカウンターから未だ追加点が取れていないのも課題。ただしこれも試合毎にカウンターの質が高まって来ているから、場数を踏めば後半に流れから点が取れるようになるだろう。
ナバウトの惜しいのがあったんだけどなぁ。あれフリーだったんだから、あんなド派手なアクロバティックシュートやらないで、一旦胸トラップしてから右足一撃で良かったんじゃないかい?まあ結果論にはなってしまうけど。ナバウトは初ゴールまであと一歩だな。プレー内容は献身的なのだから、早くゴールが生まれてほしいよ。
という事で怒濤の3連勝である。これで順位的にも少しはホッと出来るところまでは上がって来た。もちろん油断は出来ないが。しかし勝てなかった時期を考えたら、組長も選手も本当に良く頑張ってくれている。
過密日程でまだまだこれからが勝負だが、次はルヴァンだから、少しは息抜きが出来るな。まあその後にミシャを返り討ちにするべく一大決戦が待っている訳だが・・・。
ボビー・オロゴンのトークショーを観る淵田社長を観る自分(笑)。
しかもボビー、相変わらず何言っているんだかわからねぇ・・・。
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J1リーグ第8節 浦和2―1清水
得点/23分・興梠(浦)、29分・興梠(浦)、54分・金子(清)
主審=今村義朗
観衆:28,295人
2018年 J1リーグ第7節
ヴィッセル神戸2-3浦和レッズ
~ノエビアスタジアム神戸
組長!組長の命令通り、ギラギラして勝ちましたぜ!
いや何なんだろう、この雰囲気。決して内容は良いとは言えなかったけれど、何かもう組長の醸し出す雰囲気そのままに流れが動いて勝ったような試合だったぞ。だいたい組長、試合開始すぐに早くも第4レフェリーに注意されとるし。
スタメン采配も過密日程を考慮しての割り切りチョイス。槇野も阿部もベンチ外にして、橋岡を右ウイングバックとしてJ1に初出場させる勇気。しかも古巣戦で岩波を先発させたところも憎らしい。裏を取られやすいとされる岩波の弱点を考慮し、ストッパーにスピードが武器のマウリシオを移して、岩波を真ん中に配置したところも良く考えている。途中出場でJ1初出場となった柴戸もバイタルに侵入してシュート体勢に入ったり良い守備もあったりと、なかなか良かったぞ。
攻撃は引き続き柏木のトップ下に興梠と武藤の2トップ。これが今は一番やり易いんだな。遠藤の良いチェックが起点となって、先発復帰の長澤と繋いで興梠のクロスから武藤の今季初ゴールが飛び出したのだから、このスムーズさを見たら、選手を適材適所で使う大事さが改めてわかる。
しかし今回は守備の失態は否めなかった。同点にされた最初のはポドルスキの完璧な左足からウェリントンの高さとパワーに豪快にやられたが、その前にウェリントンのマークを外してしまった岩波が半分は原因であった。
更に一度逆転を許した失点は、前掛かりになったマウリシオ大先生が佐々木からボール奪取に失敗したのが原因だし、更に後ろに人数が居たのに寄せる事なくフリーでシュートを許してしまった。ファーを空け過ぎた西川のポジショニングも良くなかった。
で、以前ならばここで意気消沈しての敗戦コースだったが、違うのはここから。
今回の試合で岩波から「お主もワルよのぅ」が飛び出した。移籍後J1初先発となった古巣戦で、コーナーで同点ゴールをぶちこんでしまうのだから。この岩波、かなりすっとぼけた顔をしていて何を考えているのかわからない奴だが、あのゴールから遠い位置から完璧に狙い澄ましてのループヘッドは完璧過ぎる程の完璧さ(まあ偶然っぽかったけど笑)。実際やる事はえげつないな。古巣相手だから喜び方は控え目だったが、エヘヘ顔にえげつなさが表れていたぞ(笑)。こいつは相当のワルだ。
しかし今回はもっと凄いワルが居た。ロスタイムにウェリントンに膝をくの字に入れて痛めさせてしまったのはマウリシオ大先生。これでウェリントンは治療の為に一旦ピッチの外へ。数的優位の中でコーナーを奪うと、叩き込んだのはマウリシオ大先生!
マウリシオ大先生はその前のコーナーでもキーパーに防がれたドンピシャの枠内ヘッドがあったが、ロスタイムのは、何と、何というえげつなさ。ウェリントンをピッチ外にした男が、コーナーでは高さで守備の役割も果たしていたウェリントンが居ない隙に決勝ゴールを決めてしまう。しかもロスタイムに。うわぁ、もう何か、繰り返すけど、本当にえげつない。何か組長のえげつなさが、試合を増す毎に選手にも移って来てワルが増えて行っていないか?落とし前は自ら付けた岩波とマウリシオ。更に橋岡なんて目付きというか顔付きが8●3っぽくなってきたぞ。いや橋岡も頑張った。ウイングバックにストッパーにとルーキーなのに大車輪のフル出場。ポドルスキ相手に互角に渡り合った。良くやってくれたよ。
更に組長、マウリシオのゴールで大歓喜の選手達を完全無視して凄い形相で自陣を指差しながら「早く戻れ!」も良かったな。組長、ピッチに乱入しとるし。もう何でもアリだな組長。
しかし本当に組長効果で今度は連勝してしまったのだから、これはもう完全に復調への流れを手繰り寄せたという事だろう。雰囲気って大切だな。
これでようやく降格圏を抜け出せた。ただ後ろの長崎とガンバも勝った事で相変わらず安心は出来ないが、逆にそれを良い緊張感として糧にしてくれれば良いか。そしてこれで幾らか精神的にも余裕が出るだろうから、気を抜かずに良い方向に持って行ければ、また勝利を手繰り寄せる事が出来るだろう。さあここから上を目指して行こう。
あ、この人を忘れていた。
M野H郎「いや~、ロスタイム逆転決勝ゴールって、本当に良いものですね(ちッ、組長の話なんかしていないで、最初に出せよ)」
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J1リーグ第7節 神戸2―3浦和
得点/24分・武藤(浦)、51分・ウェリントン(神)、63分・佐々木(神)、72分・岩波(浦)、90+2分・マウリシオ(浦)
主審=木村博之
観衆:9,758人
ヴィッセル神戸2-3浦和レッズ
~ノエビアスタジアム神戸
組長!組長の命令通り、ギラギラして勝ちましたぜ!
いや何なんだろう、この雰囲気。決して内容は良いとは言えなかったけれど、何かもう組長の醸し出す雰囲気そのままに流れが動いて勝ったような試合だったぞ。だいたい組長、試合開始すぐに早くも第4レフェリーに注意されとるし。
スタメン采配も過密日程を考慮しての割り切りチョイス。槇野も阿部もベンチ外にして、橋岡を右ウイングバックとしてJ1に初出場させる勇気。しかも古巣戦で岩波を先発させたところも憎らしい。裏を取られやすいとされる岩波の弱点を考慮し、ストッパーにスピードが武器のマウリシオを移して、岩波を真ん中に配置したところも良く考えている。途中出場でJ1初出場となった柴戸もバイタルに侵入してシュート体勢に入ったり良い守備もあったりと、なかなか良かったぞ。
攻撃は引き続き柏木のトップ下に興梠と武藤の2トップ。これが今は一番やり易いんだな。遠藤の良いチェックが起点となって、先発復帰の長澤と繋いで興梠のクロスから武藤の今季初ゴールが飛び出したのだから、このスムーズさを見たら、選手を適材適所で使う大事さが改めてわかる。
しかし今回は守備の失態は否めなかった。同点にされた最初のはポドルスキの完璧な左足からウェリントンの高さとパワーに豪快にやられたが、その前にウェリントンのマークを外してしまった岩波が半分は原因であった。
更に一度逆転を許した失点は、前掛かりになったマウリシオ大先生が佐々木からボール奪取に失敗したのが原因だし、更に後ろに人数が居たのに寄せる事なくフリーでシュートを許してしまった。ファーを空け過ぎた西川のポジショニングも良くなかった。
で、以前ならばここで意気消沈しての敗戦コースだったが、違うのはここから。
今回の試合で岩波から「お主もワルよのぅ」が飛び出した。移籍後J1初先発となった古巣戦で、コーナーで同点ゴールをぶちこんでしまうのだから。この岩波、かなりすっとぼけた顔をしていて何を考えているのかわからない奴だが、あのゴールから遠い位置から完璧に狙い澄ましてのループヘッドは完璧過ぎる程の完璧さ(まあ偶然っぽかったけど笑)。実際やる事はえげつないな。古巣相手だから喜び方は控え目だったが、エヘヘ顔にえげつなさが表れていたぞ(笑)。こいつは相当のワルだ。
しかし今回はもっと凄いワルが居た。ロスタイムにウェリントンに膝をくの字に入れて痛めさせてしまったのはマウリシオ大先生。これでウェリントンは治療の為に一旦ピッチの外へ。数的優位の中でコーナーを奪うと、叩き込んだのはマウリシオ大先生!
マウリシオ大先生はその前のコーナーでもキーパーに防がれたドンピシャの枠内ヘッドがあったが、ロスタイムのは、何と、何というえげつなさ。ウェリントンをピッチ外にした男が、コーナーでは高さで守備の役割も果たしていたウェリントンが居ない隙に決勝ゴールを決めてしまう。しかもロスタイムに。うわぁ、もう何か、繰り返すけど、本当にえげつない。何か組長のえげつなさが、試合を増す毎に選手にも移って来てワルが増えて行っていないか?落とし前は自ら付けた岩波とマウリシオ。更に橋岡なんて目付きというか顔付きが8●3っぽくなってきたぞ。いや橋岡も頑張った。ウイングバックにストッパーにとルーキーなのに大車輪のフル出場。ポドルスキ相手に互角に渡り合った。良くやってくれたよ。
更に組長、マウリシオのゴールで大歓喜の選手達を完全無視して凄い形相で自陣を指差しながら「早く戻れ!」も良かったな。組長、ピッチに乱入しとるし。もう何でもアリだな組長。
しかし本当に組長効果で今度は連勝してしまったのだから、これはもう完全に復調への流れを手繰り寄せたという事だろう。雰囲気って大切だな。
これでようやく降格圏を抜け出せた。ただ後ろの長崎とガンバも勝った事で相変わらず安心は出来ないが、逆にそれを良い緊張感として糧にしてくれれば良いか。そしてこれで幾らか精神的にも余裕が出るだろうから、気を抜かずに良い方向に持って行ければ、また勝利を手繰り寄せる事が出来るだろう。さあここから上を目指して行こう。
あ、この人を忘れていた。
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J1リーグ第7節 神戸2―3浦和
得点/24分・武藤(浦)、51分・ウェリントン(神)、63分・佐々木(神)、72分・岩波(浦)、90+2分・マウリシオ(浦)
主審=木村博之
観衆:9,758人
2018年 J1リーグ第6節
浦和レッズ1-0ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002
組長、やりましたぜ!
オーロラビジョンに度々映される組長。その度に起こるスタンドからの笑い声。就任して日が無いのに、かつてこれ程までにネタにされる監督が居ただろうか。何か凄い事になっている組長である。
そして本来は選手に送られる筈の「お主もワルよのう」大賞だが、今回のワルは完全に組長だろう。初めてトップの監督として指揮したレッズで、絶好調の古巣相手に完封勝ちを収めてしまうのだから。これだけでもえげつないのに、その勝利方法が、仙台キラー興梠を鉄砲玉として使った開始僅か5分の1発という二重のえげつなさ。さすが極道のやり方は堅気とは違う。
何の話をしているのか・・・自分で書いてて恐くなってきた。
しっかし、すんごいシンプルなサッカーをやるようになったものだ。登録上は4バックだけど、実際は3バックだし、柏木をトップ下に置いて、ほぼ352のサッカーをやっていた。大ベテランの平川を起用したのも、このシステムを熟知しているからこそだろうし、守備が危うい菊池もこのシステムならば幾らか守備の負担が減って得意の攻撃的に行ける。阿部と青木のダブルボランチは鉄板だったし、遠藤も水を得た魚のようにロングフィードも守備も絶好調だった。マウリシオ大先生も真ん中でドッシリ構えさせればこそ、その読みの鋭さと自慢のスピードでカバーリングが活きたのだ。
ただ相手が絶好調な仙台だけに、こちらの攻撃よりは、仙台にポゼッションされては押し込まれるシーンばかり目立ったのも事実で、あわや失点の決定的な大ピンチも何度あった事か。仙台もやたらポゼッションするチームに変貌していて驚いたよ。
しかしレッズとしても単に仙台に防戦一方だったというよりは、虎の子の1点を守る為に、後半から意図的にラインを下げて、攻撃はカウンター狙いだけに終始していたのも明らか。このわかりやすい戦い方が奏功しての、してやったりの完封勝利だったと思う。そう、特別な事は何もしていない。シンプルでオーソドックスでやる事をハッキリさせたサッカーをしていただけなのである。
組長、自分の置かれている立場が良くわかっていらっしゃる。自分が今何を託されて、何を求められて、何をするべきかがわかっているんだな。時間が無い。その為にはどのようなサッカーをするべきか、素直に考えて出た結論が、原点回帰のこれだったのだろう。
文化シヤッターが降りるのは、去年から換算して果たして何試合ぶりか?それだけリーグ戦の完封勝利が久しい。逆を考えると、それまで良くまあ、お決まりのように失点するサッカーをしていたよな、ミシャも堀も。レッズの営業部も文化シヤッター担当営業は針の筵だったろうな。西川がスーパーセーブすると降りるバージョンの文化シヤッターも、今日なんて槙野のスーパーディフェンスで降ろしていたし。いやクラブもスポンサーには気を使うよ。自分も営業だから気持ちは痛い程わかるぞ、うん。
リーグ戦は6試合目にしてようやくの初勝利。いや長かった。苦しかった。
去年までなら、まさかこの時点で、仙台が頭から2番目で、レッズが後ろから2番目だなんて、多くの人は予想していなかった事だろう。サッカーは何が起こるかわからないものだ。
しかし勝利は勝利。この安堵感と余韻をようやく味わえる。やはり勝利は良いものだ。勝利は大切だ。
ここからがレッズの巻き返しの本当のスタートになるから、ここからひとつひとつ、着実に階段を上って行こうではないか。
浦和レッズ1-0ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002
オーロラビジョンに度々映される組長。その度に起こるスタンドからの笑い声。就任して日が無いのに、かつてこれ程までにネタにされる監督が居ただろうか。何か凄い事になっている組長である。
そして本来は選手に送られる筈の「お主もワルよのう」大賞だが、今回のワルは完全に組長だろう。初めてトップの監督として指揮したレッズで、絶好調の古巣相手に完封勝ちを収めてしまうのだから。これだけでもえげつないのに、その勝利方法が、仙台キラー興梠を鉄砲玉として使った開始僅か5分の1発という二重のえげつなさ。さすが極道のやり方は堅気とは違う。
何の話をしているのか・・・自分で書いてて恐くなってきた。
しっかし、すんごいシンプルなサッカーをやるようになったものだ。登録上は4バックだけど、実際は3バックだし、柏木をトップ下に置いて、ほぼ352のサッカーをやっていた。大ベテランの平川を起用したのも、このシステムを熟知しているからこそだろうし、守備が危うい菊池もこのシステムならば幾らか守備の負担が減って得意の攻撃的に行ける。阿部と青木のダブルボランチは鉄板だったし、遠藤も水を得た魚のようにロングフィードも守備も絶好調だった。マウリシオ大先生も真ん中でドッシリ構えさせればこそ、その読みの鋭さと自慢のスピードでカバーリングが活きたのだ。
ただ相手が絶好調な仙台だけに、こちらの攻撃よりは、仙台にポゼッションされては押し込まれるシーンばかり目立ったのも事実で、あわや失点の決定的な大ピンチも何度あった事か。仙台もやたらポゼッションするチームに変貌していて驚いたよ。
しかしレッズとしても単に仙台に防戦一方だったというよりは、虎の子の1点を守る為に、後半から意図的にラインを下げて、攻撃はカウンター狙いだけに終始していたのも明らか。このわかりやすい戦い方が奏功しての、してやったりの完封勝利だったと思う。そう、特別な事は何もしていない。シンプルでオーソドックスでやる事をハッキリさせたサッカーをしていただけなのである。
組長、自分の置かれている立場が良くわかっていらっしゃる。自分が今何を託されて、何を求められて、何をするべきかがわかっているんだな。時間が無い。その為にはどのようなサッカーをするべきか、素直に考えて出た結論が、原点回帰のこれだったのだろう。
去年までなら、まさかこの時点で、仙台が頭から2番目で、レッズが後ろから2番目だなんて、多くの人は予想していなかった事だろう。サッカーは何が起こるかわからないものだ。
しかし勝利は勝利。この安堵感と余韻をようやく味わえる。やはり勝利は良いものだ。勝利は大切だ。
ここからがレッズの巻き返しの本当のスタートになるから、ここからひとつひとつ、着実に階段を上って行こうではないか。
そんな中、
辛党同好会、春の大悲報。
ギェー!またこの日がやって来るー!
少しはスイーツより、先に激辛フェアをやるくらいの変化を見せろよクラブも。だから旧態依然としてるんだよ、うちのクラブは!
と、そのクラブの人事に変化があったな。あの中村修三氏が再びGMとして帰って来た。しかも今回は三菱人事ではなくプロGMとしてだ。ただぶっちゃけ今更!?ってのはあるんだけど。やはり本当の意味で外部から要職を連れて来られないパイプの弱さではある。
まあ中村氏はかつて森GM時代に片腕として支えながら多くの大型補強に携わり、それが黄金期を作りあげ、自身も森GMの後を継いだGM時代に阿部の獲得を成功させた人だ。その頃に「これから1年に必ず一人は大物を補強して行く」みたいな発言をして、我々に大いに期待を抱かせてくれたのを記憶している。有言実行で翌年に代理人の売り込みに見事に乗かって、更にとんでもねー大金を投入してブンデスから高原を獲得し話題に。さてここまでは良かったが、その高原がイマイチだった事で結果的に大失敗に繋がり、結果レッズランドに飛ばされた感があったのは黒歴史なんだが・・・。
まあ先ずは元凶であった山道本部長が強化部から追放された点は良かった。新たに就いた社長補佐という役職は苦し紛れの肩書きで、ストレートに考えたら明らかに閑職だろう。ただ相変わらず取締役だから、給料は凄いんだろうな。この辺は納得行かないんだが。三菱人事の闇だな。
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J1リーグ第6節 浦和1―0仙台
得点/5分・興梠(浦)
主審=福島孝一郎
観衆:28,984人
2018年 YBCルヴァンカップ・グループステージ第3節
サンフレッチェ広島0-0浦和レッズ
~エディオンスタジアム広島
大槻暫定体制1発目。新体制発足から僅か中1日と全く時間が無かったのと、今はルヴァンを捨ててでもリーグ戦を絶対的に優先させなければいけない状況。なのでルヴァンの勝ち負けには拘らない事にする。
新体制とはいえ今のところルヴァンは控え組中心で臨む形は堀体制のやり方を踏襲したものの、福島や橋岡や柴戸を起用するなど新鮮味を出した点、またマルティノスもスタメン復帰し、ナバウトも頭から使うなど、この辺は少し大槻色の表れだったのかもしれない。
繰り返すが新体制発足から中1日である。選手起用以外の何かが、いきなりガラリと変わった訳ではなかった。相変わらず点は取れないし、ピンチも少なくなかった。
しかし堀体制と違った点、それは気持ちが入ったプレーが多かった感じ。控え組だしデビュー戦になった選手も居たから必死にアピールしていたというのもあるだろうけど、少なくとも主力組に見られるチンタラ感が混ざる迷いのプレーは少なかった。
選手個々に於いては、多くがかなり可能性の溢れるプレーを見せてくれたと思う。
先ず何と言ってもレッズデビュー戦となった福島が凄かった訳だが、ピンチにも決してバタバタせず、動かない時には岩のように動かずボールを弾き、行くところは躊躇なく飛びかかりセーブを繰り返す。圧巻だったのはノイアーばりにエリアから飛び出しては大ピンチを救ったシーン。あればかりは躊躇していたら絶対にやられるところを、一瞬の判断と勇気がもたらしたスーパープレー。これら正直福島のナイスセーブ連発が無かったら、大量失点もあり得ただろう。
プロデビュー戦となったルーキー柴戸は、開始から暫くは怪しかったが、時間を増す事にゲームに馴染んで行ったし、去年既にユースながら公式戦デビューを果たしていた橋岡は、その経験があってか落ち着いてプレー出来ていた。
ナバウトは一人でボールを持ち込めるし、シュート意識も高くて、パンチの効いたシュートも放てる。体格を生かしての肉弾戦も効果的。更には時おり下がって来ては献身的に守備もしてくれる。これは以後も期待して良い助っ人であろう。
この中でも特に福島と柴戸は、それぞれ大学ナンバーワンキーパーとボランチとして鳴り物入りで加入した訳だから、これまで盛田や高崎など大学ナンバーワンクラスでレッズ加入すると活躍できない悪いジンクスを、この2人には是非とも払拭してもらいたいものだ。
ちなみに今回は荻原が全く消えていたのが残念だった。もう頭が痛くなるのはやはりマルティノスの悪い意味で周囲と全然違うプレーをしている浮きっぷりと、森脇のザル守備に一人劇団演技は相変わらずだったな・・・。
しかしだな、今回一番インパクトを残したのは、ある意味で大槻暫定監督だな。何なんだよ、あの風貌は。まるでヤクザ映画に出てくる若頭ではないか。ちなみにヤクザ映画だと若頭って途中で壮絶に殺されるパターンが多いのだ。なんて話は右に置いておいてだが、とにかくあまりに貫禄あり過ぎ。この貫禄だけで選手は言う事を聞いてしまうのを期待したいが、実際マルティノスにも遠慮なくギャーギャー言っていたから、本当に遠慮が無い人なのかもしれない。少なくとも堀よりは監督っぽかったぞ。やはり風貌って大事なんだな・・・。
という事で、三度繰り返すけど新体制から中1日。とりあえず多くのニューフェイスが期待を抱かせるプレーを見せてくれた事と今季初無失点であった事は大きく評価したい。その上で、大事なのは、リーグ戦だという事。これを強く強調しつつ、主力組に強い奮起を求めたい。そして大槻よ、気の抜いた選手には指を詰めさす位の気概で、遠慮なくバシバシやってくれ!
あと最後に、尻切れトンボになるのも忍びないので、堀の事を書いておく。
選手として黎明期のレッズを支え、ユース監督として直輝や原口などを育て上げ、トップではリリーフ監督として1度ならずも2度までも火中の栗を拾ってはチームの危機を救い、ミシャに干されていた選手を積極的に起用しては長澤をA代表にまで推し上げ、更にはACLを優勝に導くなど、レッズに多大な貢献をしてくれた人である。
だからこそ、こんな事にはなってほしくなかったし、最後にこんな事になってしまって、本当に悲しく残念である。
ただ、本音を言わせてもらえば、やはり堀はコーチやリリーフ監督の域を出ず、常に優勝を期待されるトップチームを1から率いるには、スキル不足だったという事だろう。
にもかかわらず途中から自分のやりたいサッカーに頑なに切り替えたものの、その内容が現実に追い付いて行かなかったばかりか、元々寡黙で口数が少ない性格がコミュニケーション不足や遠慮に繋がり、自分が本当に目指すものを明確に選手に伝えきれなかったのだろう。これで選手に混乱を招き、必然的にチームの不振に繋がってしまった。
昨シーズンを振り返れば、本来の堀の続投ノルマは、ACL出場権獲得であった。ところがACLを優勝した事により、フロントは本来のノルマをアッサリと撤廃してしまった。皮肉にもACL優勝が、結果的には堀にとって指導者人生に傷を付けるものになってしまった。悲しい結末である。
そしてこの失敗人事を主導したフロントは、果たしてどう責任をとるつもりなのだろうか。近々退任するであろう社長はともかくとして、強化総責任者である山道本部長は、現場に責任を押し付けては何喰わぬ顔で同じポストに居座り続けている。この人はミシャと堀を選んでは僅か1年未満の短期間で、2人も立て続けに解任した当事者なのである。この2つの大きな失策はクラブに多大な損失を及ぼした訳で、普通の企業であれば、減給や降格はおろか、左遷や辞任レベルに値するのだ。
確かに今は混乱の最中であって、少なくとも本監督を招聘するまでは、席を離れられなくなっているのも事実。だがそれが大義名分になって更に居座られては本末転倒の繰り返しではないか。
もういい加減にしてほしい。この6年超、つまりは強化総責任者が選んだ監督や選手が居なくなっては、信用的にも不味いとの大義名分と本末転倒を繰り返して強化総責任者が居座り続けているだけなのだ。
果たしてこの期に及んで何処まで居座る気であろうか。山道氏よ、いい加減に身を引いてほしい。そして「プロ」の強化責任者を据えるべきだ。
尤も、そのプロを招聘する力量が今のフロントにあるかといえば・・・だけど。つまりは引くも地獄、進むも地獄。もはや雁字搦め。何を切り替えるにしても、タイミングを逸すると選択肢はどんどん狭まり、そして今に至るのである。
ようは、早め早めの行動が鍵なのだ。
だ・か・ら!ルヴァン・ガンバ戦の後に監督解任だろと言ったのだ。それなのに・・・もうッ!フロントのバカタレ!!
------
YBCルヴァンカップ・グループステージ第3節 広島0―0浦和
主審=飯田淳平
観衆:8,697人
サンフレッチェ広島0-0浦和レッズ
~エディオンスタジアム広島
大槻暫定体制1発目。新体制発足から僅か中1日と全く時間が無かったのと、今はルヴァンを捨ててでもリーグ戦を絶対的に優先させなければいけない状況。なのでルヴァンの勝ち負けには拘らない事にする。
新体制とはいえ今のところルヴァンは控え組中心で臨む形は堀体制のやり方を踏襲したものの、福島や橋岡や柴戸を起用するなど新鮮味を出した点、またマルティノスもスタメン復帰し、ナバウトも頭から使うなど、この辺は少し大槻色の表れだったのかもしれない。
繰り返すが新体制発足から中1日である。選手起用以外の何かが、いきなりガラリと変わった訳ではなかった。相変わらず点は取れないし、ピンチも少なくなかった。
しかし堀体制と違った点、それは気持ちが入ったプレーが多かった感じ。控え組だしデビュー戦になった選手も居たから必死にアピールしていたというのもあるだろうけど、少なくとも主力組に見られるチンタラ感が混ざる迷いのプレーは少なかった。
選手個々に於いては、多くがかなり可能性の溢れるプレーを見せてくれたと思う。
先ず何と言ってもレッズデビュー戦となった福島が凄かった訳だが、ピンチにも決してバタバタせず、動かない時には岩のように動かずボールを弾き、行くところは躊躇なく飛びかかりセーブを繰り返す。圧巻だったのはノイアーばりにエリアから飛び出しては大ピンチを救ったシーン。あればかりは躊躇していたら絶対にやられるところを、一瞬の判断と勇気がもたらしたスーパープレー。これら正直福島のナイスセーブ連発が無かったら、大量失点もあり得ただろう。
プロデビュー戦となったルーキー柴戸は、開始から暫くは怪しかったが、時間を増す事にゲームに馴染んで行ったし、去年既にユースながら公式戦デビューを果たしていた橋岡は、その経験があってか落ち着いてプレー出来ていた。
ナバウトは一人でボールを持ち込めるし、シュート意識も高くて、パンチの効いたシュートも放てる。体格を生かしての肉弾戦も効果的。更には時おり下がって来ては献身的に守備もしてくれる。これは以後も期待して良い助っ人であろう。
この中でも特に福島と柴戸は、それぞれ大学ナンバーワンキーパーとボランチとして鳴り物入りで加入した訳だから、これまで盛田や高崎など大学ナンバーワンクラスでレッズ加入すると活躍できない悪いジンクスを、この2人には是非とも払拭してもらいたいものだ。
ちなみに今回は荻原が全く消えていたのが残念だった。もう頭が痛くなるのはやはりマルティノスの悪い意味で周囲と全然違うプレーをしている浮きっぷりと、森脇のザル守備に一人劇団演技は相変わらずだったな・・・。
しかしだな、今回一番インパクトを残したのは、ある意味で大槻暫定監督だな。何なんだよ、あの風貌は。まるでヤクザ映画に出てくる若頭ではないか。ちなみにヤクザ映画だと若頭って途中で壮絶に殺されるパターンが多いのだ。なんて話は右に置いておいてだが、とにかくあまりに貫禄あり過ぎ。この貫禄だけで選手は言う事を聞いてしまうのを期待したいが、実際マルティノスにも遠慮なくギャーギャー言っていたから、本当に遠慮が無い人なのかもしれない。少なくとも堀よりは監督っぽかったぞ。やはり風貌って大事なんだな・・・。
という事で、三度繰り返すけど新体制から中1日。とりあえず多くのニューフェイスが期待を抱かせるプレーを見せてくれた事と今季初無失点であった事は大きく評価したい。その上で、大事なのは、リーグ戦だという事。これを強く強調しつつ、主力組に強い奮起を求めたい。そして大槻よ、気の抜いた選手には指を詰めさす位の気概で、遠慮なくバシバシやってくれ!
あと最後に、尻切れトンボになるのも忍びないので、堀の事を書いておく。
選手として黎明期のレッズを支え、ユース監督として直輝や原口などを育て上げ、トップではリリーフ監督として1度ならずも2度までも火中の栗を拾ってはチームの危機を救い、ミシャに干されていた選手を積極的に起用しては長澤をA代表にまで推し上げ、更にはACLを優勝に導くなど、レッズに多大な貢献をしてくれた人である。
だからこそ、こんな事にはなってほしくなかったし、最後にこんな事になってしまって、本当に悲しく残念である。
ただ、本音を言わせてもらえば、やはり堀はコーチやリリーフ監督の域を出ず、常に優勝を期待されるトップチームを1から率いるには、スキル不足だったという事だろう。
にもかかわらず途中から自分のやりたいサッカーに頑なに切り替えたものの、その内容が現実に追い付いて行かなかったばかりか、元々寡黙で口数が少ない性格がコミュニケーション不足や遠慮に繋がり、自分が本当に目指すものを明確に選手に伝えきれなかったのだろう。これで選手に混乱を招き、必然的にチームの不振に繋がってしまった。
昨シーズンを振り返れば、本来の堀の続投ノルマは、ACL出場権獲得であった。ところがACLを優勝した事により、フロントは本来のノルマをアッサリと撤廃してしまった。皮肉にもACL優勝が、結果的には堀にとって指導者人生に傷を付けるものになってしまった。悲しい結末である。
そしてこの失敗人事を主導したフロントは、果たしてどう責任をとるつもりなのだろうか。近々退任するであろう社長はともかくとして、強化総責任者である山道本部長は、現場に責任を押し付けては何喰わぬ顔で同じポストに居座り続けている。この人はミシャと堀を選んでは僅か1年未満の短期間で、2人も立て続けに解任した当事者なのである。この2つの大きな失策はクラブに多大な損失を及ぼした訳で、普通の企業であれば、減給や降格はおろか、左遷や辞任レベルに値するのだ。
確かに今は混乱の最中であって、少なくとも本監督を招聘するまでは、席を離れられなくなっているのも事実。だがそれが大義名分になって更に居座られては本末転倒の繰り返しではないか。
もういい加減にしてほしい。この6年超、つまりは強化総責任者が選んだ監督や選手が居なくなっては、信用的にも不味いとの大義名分と本末転倒を繰り返して強化総責任者が居座り続けているだけなのだ。
果たしてこの期に及んで何処まで居座る気であろうか。山道氏よ、いい加減に身を引いてほしい。そして「プロ」の強化責任者を据えるべきだ。
尤も、そのプロを招聘する力量が今のフロントにあるかといえば・・・だけど。つまりは引くも地獄、進むも地獄。もはや雁字搦め。何を切り替えるにしても、タイミングを逸すると選択肢はどんどん狭まり、そして今に至るのである。
ようは、早め早めの行動が鍵なのだ。
だ・か・ら!ルヴァン・ガンバ戦の後に監督解任だろと言ったのだ。それなのに・・・もうッ!フロントのバカタレ!!
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YBCルヴァンカップ・グループステージ第3節 広島0―0浦和
主審=飯田淳平
観衆:8,697人
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