浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
平川忠亮引退試合
URAWA☆☆☆LEGENDS3-2浦和レッズ
~浦和駒場スタジアム
観衆を5千人限定にするには勿体ない、中身の濃い引退試合だったなぁ。
レッズの過去の引退試合もそうだけど、もちろん主役は居るんだけど、それに輪を掛けて同窓会のような雰囲気を楽しませてくれるのも、またレッズの歩んで来た歴史の成せる技なのである。
強いて言うと、試合には出場しなかった森脇だが、お決まりでスベっているより、主審に抗議しまくりイエローでも、更に2枚目を喰らって退場処分とかやってくれたら、先輩の引退試合で出場しないママ退場という、前代未聞の素晴らしい伝説を築けたのに。森脇はそこが脇が甘いな。
ってか、森脇に注意やイエロー出しに走ったり、PK判定でエリア中央に走る主審の走力の方が、出場しているどの選手よりも超高速だったのが笑った。
伸二の90分フル出場も驚いたし。我々はそれが凄く嬉しかったが、しかし一方で札幌からクレーム入らないか心配だ(笑)。伸二はやはり上手いし、ベルベットパスは健在。あの姿を見てしまうと、最後はもう一度レッズの選手として戻って来てほしいと思う。
URAWA☆☆☆LEGENDS3-2浦和レッズ
~浦和駒場スタジアム
レッズの過去の引退試合もそうだけど、もちろん主役は居るんだけど、それに輪を掛けて同窓会のような雰囲気を楽しませてくれるのも、またレッズの歩んで来た歴史の成せる技なのである。
強いて言うと、試合には出場しなかった森脇だが、お決まりでスベっているより、主審に抗議しまくりイエローでも、更に2枚目を喰らって退場処分とかやってくれたら、先輩の引退試合で出場しないママ退場という、前代未聞の素晴らしい伝説を築けたのに。森脇はそこが脇が甘いな。
ってか、森脇に注意やイエロー出しに走ったり、PK判定でエリア中央に走る主審の走力の方が、出場しているどの選手よりも超高速だったのが笑った。
伸二の90分フル出場も驚いたし。我々はそれが凄く嬉しかったが、しかし一方で札幌からクレーム入らないか心配だ(笑)。伸二はやはり上手いし、ベルベットパスは健在。あの姿を見てしまうと、最後はもう一度レッズの選手として戻って来てほしいと思う。
気が早い話だが、選手の引退試合は最後に所属したクラブに主催権利があるのだから、過去にマリノスが井原の引退試合の主催をレッズに持って行かれて後悔したという話があるように、仮に伸二の引退試合を札幌に持って行かれるとしたら、レッズサポとしては悔しいな。西武の松坂のように、レッズもそういう配慮が来季に向けて出来る余裕があってほしいと切に思った。
闘莉王や岡野や堀之内はワンプレーこなす毎にヨタっているし(笑)
それを考えると、主役の平川は良く動けていたな。前半に右でフリーの時間帯が多くて、位置的にも状況的にも西日が一番当たっていたのに。さすが真面目な平川だけあって、しっかり準備して来たのだろうね。さすがよ。
一部空気を読まない汰木や大久保が超本気でドリブルしまくっていたが、武田はスゲー弾道のシュートを西川相手にぶち込んじゃうし、まさか江坂をFWで先発させてしまうのも粋な計らいではないか(ゴールまで決めているし)。
最後に犬飼元社長の話も長かったけど中身は濃かったし、お決まりのような犬飼節でクラブと選手とサポーターに対しての、皮肉のようで実は真剣な叱咤激励が今回もあったのも嬉しかったが、更に平川も、3年前の最後の公式戦の後のセレモニーの挨拶と同様に、過去の誰よりの選手よりも長く語ってくれて、あれだけの長く中身が濃い挨拶が出来るのも、やはり真面目な平川ならではと思った。
そして、照明を落とした中での駒場の風景が幻想的だった。やはり駒場は良い、と、改めて思った。
平川というと、レッズが07年ACL決勝進出を決めたPK戦勝利の最後のキッカーの姿が第一に思い出されるが、前にも書いたけど、Jリーグで言うと西京極で決めた超ビューティフルなミドルループが、やたら脳裏に焼き付いているのである。ポジション的にはゴール自体は少ない選手だからこそ、そういう派手なゴールが印象に残っているのだろう。
ユニバ5人衆と言われ02年に大きな期待を受けてレッズに加入した平川。シーズンを増す毎にその5人衆がまた1人また1人と移籍や引退で抜けて行く中、まさか平川が最後まで現役でレッズ一筋を通すとは、あの頃は予想していなかった。
左右のウイングバックをこなす一方、時には右ストッパーにも入るなどの器用さを見せる職人的なプレイヤーとして、多くの監督から重宝されながら、怪我も少なく常に着実な仕事を続けて来たからこその成果だろう。
A代表には縁がなく寡黙で本当に地味な選手だったが、ユニバ代表時代は主将を務めるなど本来はキャプテンシーがあり、直線を走らせたら実はエメルソンより速い?とか、ケツメイシとお友達とか、隠れた一面に意外性がある選手でもあったな。
という事で、これで平川に対して本当の意味でお疲れ様である。出来ればもっと早く引退試合を開いてあげてほしかったし、蔓防が無かったら更に多くの観衆を入れての開催も可能だったが、しかしこのコロナ禍、無事に開催できただけでも良かったと考えなければいけないのかな。
そのレッズに於ける引退試合の歴史。福田、山田、啓太、そして平川。ルーキーイヤーからチーム一筋で長く主力を担いながら現役を全うし、単独有料引退試合まで開ける選手。レッズから次は誰が出て来るのか。是非とも平川に続く選手が再び出て来てほしいが。
こうなると毎回思う事がある。以前、福田のドイツへの旅番組で、フランクフルトで再会した長谷部が、チーム一筋で盛大な引退試合まで行った福田に対して「羨ましい」と語り、レッズを途中で出て海外で移籍を繰り返している自分は、最後は福田や山田や啓太の様には送り出してもらえない・・・みたいな気持ちを吐露していたが、確かに長谷部のような海外での成功は当然の夢ではあるが、その一方、チーム一筋で愛され続けながら、最後は盛大に花道から送り出される選手こそ、プロ選手にとっての大きな勲章であり幸福な事なのでは、と。これによりクラブとサポーターも、かけがえのない貴重な歴史の財産を得られるのだから。
しかし、元々平川のような選手こそ稀なプロサッカーの世界に於いて、年々海外移籍のハードルが低くなり、またJリーグもカテゴリーとクラブチームが増加し、JFLや地域リーグへ現役続行の場を求める選手も増えており、昔に比べたら格段に選手の受け皿が増えては、選手寿命も延びてますます移籍が活発な環境を考えると、レッズではもう平川に次ぐ選手は現れないかもしれない・・・と、ちょっと寂しい気持ちにもなった。
------
平川忠亮引退試合 URAWA☆☆☆LEGENDS3-2浦和
得点/34分・武田(浦)、39分・平川PK(U)、44分・平川(U)、45分・江坂(浦)、54分・平川PK(U)
主審=福岡靖人
観衆:4,991人/上限5,000人限定試合
闘莉王や岡野や堀之内はワンプレーこなす毎にヨタっているし(笑)
それを考えると、主役の平川は良く動けていたな。前半に右でフリーの時間帯が多くて、位置的にも状況的にも西日が一番当たっていたのに。さすが真面目な平川だけあって、しっかり準備して来たのだろうね。さすがよ。
一部空気を読まない汰木や大久保が超本気でドリブルしまくっていたが、武田はスゲー弾道のシュートを西川相手にぶち込んじゃうし、まさか江坂をFWで先発させてしまうのも粋な計らいではないか(ゴールまで決めているし)。
そして、照明を落とした中での駒場の風景が幻想的だった。やはり駒場は良い、と、改めて思った。
平川というと、レッズが07年ACL決勝進出を決めたPK戦勝利の最後のキッカーの姿が第一に思い出されるが、前にも書いたけど、Jリーグで言うと西京極で決めた超ビューティフルなミドルループが、やたら脳裏に焼き付いているのである。ポジション的にはゴール自体は少ない選手だからこそ、そういう派手なゴールが印象に残っているのだろう。
ユニバ5人衆と言われ02年に大きな期待を受けてレッズに加入した平川。シーズンを増す毎にその5人衆がまた1人また1人と移籍や引退で抜けて行く中、まさか平川が最後まで現役でレッズ一筋を通すとは、あの頃は予想していなかった。
左右のウイングバックをこなす一方、時には右ストッパーにも入るなどの器用さを見せる職人的なプレイヤーとして、多くの監督から重宝されながら、怪我も少なく常に着実な仕事を続けて来たからこその成果だろう。
A代表には縁がなく寡黙で本当に地味な選手だったが、ユニバ代表時代は主将を務めるなど本来はキャプテンシーがあり、直線を走らせたら実はエメルソンより速い?とか、ケツメイシとお友達とか、隠れた一面に意外性がある選手でもあったな。
そのレッズに於ける引退試合の歴史。福田、山田、啓太、そして平川。ルーキーイヤーからチーム一筋で長く主力を担いながら現役を全うし、単独有料引退試合まで開ける選手。レッズから次は誰が出て来るのか。是非とも平川に続く選手が再び出て来てほしいが。
こうなると毎回思う事がある。以前、福田のドイツへの旅番組で、フランクフルトで再会した長谷部が、チーム一筋で盛大な引退試合まで行った福田に対して「羨ましい」と語り、レッズを途中で出て海外で移籍を繰り返している自分は、最後は福田や山田や啓太の様には送り出してもらえない・・・みたいな気持ちを吐露していたが、確かに長谷部のような海外での成功は当然の夢ではあるが、その一方、チーム一筋で愛され続けながら、最後は盛大に花道から送り出される選手こそ、プロ選手にとっての大きな勲章であり幸福な事なのでは、と。これによりクラブとサポーターも、かけがえのない貴重な歴史の財産を得られるのだから。
しかし、元々平川のような選手こそ稀なプロサッカーの世界に於いて、年々海外移籍のハードルが低くなり、またJリーグもカテゴリーとクラブチームが増加し、JFLや地域リーグへ現役続行の場を求める選手も増えており、昔に比べたら格段に選手の受け皿が増えては、選手寿命も延びてますます移籍が活発な環境を考えると、レッズではもう平川に次ぐ選手は現れないかもしれない・・・と、ちょっと寂しい気持ちにもなった。
------
平川忠亮引退試合 URAWA☆☆☆LEGENDS3-2浦和
得点/34分・武田(浦)、39分・平川PK(U)、44分・平川(U)、45分・江坂(浦)、54分・平川PK(U)
主審=福岡靖人
観衆:4,991人/上限5,000人限定試合
PR
2021年 J1リーグ第22節
大分トリニータ1-0浦和レッズ
~昭和電工ドーム大分
トークショーが蝶野だった事からして嫌な予感はしていた、というのは冗談だが、いつものパスのこねくり回しが初端から仇になったな。この初期戦術は、プレッシャーが少ない相手には落ち着いてボールを回して好機の糸口を探る余裕があるが、ショートカウンター狙いで高い位置から鬼プレスを仕掛けて来る相手には、常に「ひょんな」時にボールを失っては大ピンチに陥る危険性を孕んでいる。
J1レベルで研究され始めているリカルドのサッカーに対して、今回の大分も同様に、ある意味でマニュアル通りにレッズに対して序盤から執拗な鬼プレスを敷いて来た訳だが、そんなのは端からわかっていても、それでも明るい未来を信じて確固たるスタイルを確立する為に、自分たちのサッカーを貫こうとする姿勢が、時としてそういう相手の格好の餌食になってしまうのであった。
まあ戦術と相手の絡み以前に、個々の選手、特に守備の選手陣のプレーも怪しかったけど。お約束通りに槙野が調子に乗ってビルドアップに自ら荷担しまくると、ガラ空きになったその背後を当然のように狙われる。槙野の背後で町田が何度も何度もフリーで待ち受ける状態。そして嫌な形からボールを失ってのクロスを放り込まれ、お約束のように超絶ドフリーの町田に超余裕のヘディングシュートを叩き込まれるのであった。
失点シーンの流れ以前に、そもそも前半は守備陣の動きが実にチグハグで怪しく、上がりまくる槙野は上記通りだし、岩波はボールが足に着かないままの「悪い時」の岩波まんま。西も不用意な横パスを奪われてピンチを招くし、高い位置を保つ明本は常にその背後に発生する広大なスペースを狙われまくっていた。そして年がら年中苦し紛れのボールが戻って来る西川の更なる苦し紛れのボール処理である。
いつも通りと言ってしまえばそれまでではあるが、そこに相手の激しいプレスに後手を踏む状態が加わっているのだから、余裕の無い中で更なる苦し紛れの不用意なボール処理が繰り返されてはピンチを招いていた前半であった。
地に足が着かないような状態は攻撃陣も同様であったが、徹底マークを受けて効果的なパスを出せない小泉、パスを受ける側の達也2号は飛び出す判断が一歩遅れてチャンスを逸する場面が目立ったし、小泉同様徹底マークを受けるユンカーはシュート体勢にすら持ち込み不能に。
とにかく相手のマークを分散させなければ、という意味では後半頭から柴戸を下げて杉本を投入した意図はわかったし、小泉をボランチに下げた事で前半は分断気味だった中盤の底と前線のパス関係は繋がったし、これで相手の守備が中央に集中してサイドが動きやすくなり汰木などは前半には全く見られなかった縦への仕掛けが生まれたが、しかし、虎の子の1点を守りたい相手の守備が中央に、中に集中すればするだけ、いくらバイタルまで侵入は出来ても、そこから先が崩せないのである。キーパーに弾かれた杉本の惜しいミドルはあったが、相手の守備もとにかく集中が切れないまま。敵ながらよく守るものだと、逆に感心してしまったくらい粘られてしまった。
相手は19位に沈んでいる訳だし、レッズは今年から良い意味でチームが変わって成長著しい訳だし、色々な要素からして、今回こそ鬼門の地であれど勝てるだろうと思っていたのに、思っていたのに、それでも大分に来ると、勝てない。
大分トリニータ1-0浦和レッズ
~昭和電工ドーム大分
J1レベルで研究され始めているリカルドのサッカーに対して、今回の大分も同様に、ある意味でマニュアル通りにレッズに対して序盤から執拗な鬼プレスを敷いて来た訳だが、そんなのは端からわかっていても、それでも明るい未来を信じて確固たるスタイルを確立する為に、自分たちのサッカーを貫こうとする姿勢が、時としてそういう相手の格好の餌食になってしまうのであった。
まあ戦術と相手の絡み以前に、個々の選手、特に守備の選手陣のプレーも怪しかったけど。お約束通りに槙野が調子に乗ってビルドアップに自ら荷担しまくると、ガラ空きになったその背後を当然のように狙われる。槙野の背後で町田が何度も何度もフリーで待ち受ける状態。そして嫌な形からボールを失ってのクロスを放り込まれ、お約束のように超絶ドフリーの町田に超余裕のヘディングシュートを叩き込まれるのであった。
失点シーンの流れ以前に、そもそも前半は守備陣の動きが実にチグハグで怪しく、上がりまくる槙野は上記通りだし、岩波はボールが足に着かないままの「悪い時」の岩波まんま。西も不用意な横パスを奪われてピンチを招くし、高い位置を保つ明本は常にその背後に発生する広大なスペースを狙われまくっていた。そして年がら年中苦し紛れのボールが戻って来る西川の更なる苦し紛れのボール処理である。
いつも通りと言ってしまえばそれまでではあるが、そこに相手の激しいプレスに後手を踏む状態が加わっているのだから、余裕の無い中で更なる苦し紛れの不用意なボール処理が繰り返されてはピンチを招いていた前半であった。
地に足が着かないような状態は攻撃陣も同様であったが、徹底マークを受けて効果的なパスを出せない小泉、パスを受ける側の達也2号は飛び出す判断が一歩遅れてチャンスを逸する場面が目立ったし、小泉同様徹底マークを受けるユンカーはシュート体勢にすら持ち込み不能に。
とにかく相手のマークを分散させなければ、という意味では後半頭から柴戸を下げて杉本を投入した意図はわかったし、小泉をボランチに下げた事で前半は分断気味だった中盤の底と前線のパス関係は繋がったし、これで相手の守備が中央に集中してサイドが動きやすくなり汰木などは前半には全く見られなかった縦への仕掛けが生まれたが、しかし、虎の子の1点を守りたい相手の守備が中央に、中に集中すればするだけ、いくらバイタルまで侵入は出来ても、そこから先が崩せないのである。キーパーに弾かれた杉本の惜しいミドルはあったが、相手の守備もとにかく集中が切れないまま。敵ながらよく守るものだと、逆に感心してしまったくらい粘られてしまった。
何故だ?単純に鬼門だからと片付けてしまうのは簡単だが、それでも勝てる要素満々だった今回でさえ勝てない大分の地。もはや何か霊的なモノでも働いているのでは?とさえ思ってしまう怪しい土地である。まあそれをまさしく鬼門と言うのではあるが・・・。
うーん、とにかく勝って気分良く中断期間を迎えたかったのに、その大事な試合で、アウェーとはいえ、鬼門の地とはいえ、こんな煮え切らない負け方で終える事になろうとは。これで次の公式戦まで、実にヤキモキしながら過ごす事になってしまったじゃないか。
まあそれでも、中断明けにはショルツ、酒井、江坂という大幅な戦力アップになる3人を加えたチームになる訳だから、そこは楽しみではあるが・・・。
都町で久々のザ・やけ酒である。
ナイトゲームの後で限られた時間にラストオーダーまでにガンガン酒を煽ったものだから、当然のように二日酔いになった。あー、大分となるといつもこうなるな。
店でマスターに明らかに皮肉っぽく「(大分が)勝ってしまってごめんなさい。また来年も来てください」と言われたから、せめてもの抵抗に「大分が来年J1に居たらね~」と皮肉に皮肉で返すのが精一杯であった。はぁ~虚しい。
ちなみに今回大分へは、♪さんふらわあ~の唄で知られる、フェリーさんふらわあで乗り込んだ訳だが、このように例年とは少し趣を変えて遠征をしたのに、それでも風向きが変わらず負けるのであるから、こりゃ改めて大分って、レッズにとっては恐るべし鬼門なんだな。果たしてこれをどう撃ち破れば鬼門を解けるのであろうか?その答えはまた来年まで待たなければならなくなった。
・・・来年J1に大分が存在していれば、だけど。
------
J1リーグ第22節 大分1-0浦和
得点/12分・町田(大)
主審=高山啓義
観衆:9,384人/上限14,000人限定試合
うーん、とにかく勝って気分良く中断期間を迎えたかったのに、その大事な試合で、アウェーとはいえ、鬼門の地とはいえ、こんな煮え切らない負け方で終える事になろうとは。これで次の公式戦まで、実にヤキモキしながら過ごす事になってしまったじゃないか。
まあそれでも、中断明けにはショルツ、酒井、江坂という大幅な戦力アップになる3人を加えたチームになる訳だから、そこは楽しみではあるが・・・。
ナイトゲームの後で限られた時間にラストオーダーまでにガンガン酒を煽ったものだから、当然のように二日酔いになった。あー、大分となるといつもこうなるな。
店でマスターに明らかに皮肉っぽく「(大分が)勝ってしまってごめんなさい。また来年も来てください」と言われたから、せめてもの抵抗に「大分が来年J1に居たらね~」と皮肉に皮肉で返すのが精一杯であった。はぁ~虚しい。
・・・来年J1に大分が存在していれば、だけど。
------
J1リーグ第22節 大分1-0浦和
得点/12分・町田(大)
主審=高山啓義
観衆:9,384人/上限14,000人限定試合
2021年 天皇杯3回戦
浦和レッズ1-0SC相模原
~浦和駒場スタジアム
結局は今回もユンカーに頼る事になってしまった。そして頼ったら本当に決めてくれるのだから、本当に頼りになるのだが、それにしても意外な形からゴールに繋がったな。
相模原からしたら、レッズのFW陣に対して人数を掛けてシュートすら撃たせない程に封じに封じて、狙い通りにドン引きカウンター狙いで徹底的にゴール前を固めていたのに、一瞬DFがフリーでボールを持ったところをユンカープレスでボールをかっ拐ってのゴールだもんな。レッズからしたら延長突入の可能性も出て来た時間帯も時間帯だから安堵のゴールとなったが、相模原からしたら後一歩のところまで来ていた戦略が、まさかのミスみたいな形から壊れてしまった無念の失点だろう。
レッズ加入以来驚異的な得点力で殆ど間を空けずにゴールを量産していたユンカーは、ここリーグ戦3試合、いよいよ相手に研究されて来ては超徹底マークを受けてゴールがストップしていただけに、今回はどんな形でも良いから、ゴールという結果を出してもらいたかった。どんなに素晴らしい点取り屋でも、得点から遠ざかってしまうと感覚が鈍るし、精神的にも良くないからね。そういう意味では今回、ユンカーが再び活躍するに向かっての景気付けのゴールである。
しっかし、相手がJ3だろうがJ2だろうが、2回戦の富山にしても、そして今回の相模原にしても、ゴール前でガチガチに守られると、パスが主体のサッカーだとやはり崩すのに一苦労だな。
加えて今回はボランチのビルドアップが絶望的に悪かった。その後ろで槙野が必死に良質のビルドアップを繰り返していたのとは対照的に、特に金子は中盤の底で無難なプレーばかり。まだ柴戸の方が積極的にパスを回せていたが、何れにしても金子は守備的なプレーは申し分ないが、前への意識というものが少な過ぎる。金子がなかなかレギュラーの座を掴めない原因がこれ。今のシステムではボランチが攻撃に絡めないと機能しないのだから、柴戸が出来るようになったプレーを早く金子が身に付けてもらいたいものだ。しかしそれを考えると、それがルーキーから出来ている伊藤敦って、やはり凄い選手なんだな・・・。
まあ現時点での天皇杯は、相手がJ2だろうがJ3だろうが、内容を選り好みしていると足元をすくわれてズッこけること受け合いだし、実際今季もそれで多くのJ1チームが早くも敗退しているのだから、苦しんだものの、結果的に2回戦に続いて完封で勝利できたという点を素直に喜ぼう。
実際、後半にカウンターを喰らって大ピンチだったのを、槙野が必死に足を出してコーナーに逃れた場面や、相手のミドルがクロスバーを叩くなど、何れも決められていたら、果たしてどうなっていたかわからない内容だったのだから。
あとは山中の怪我の具合が気になる。倒れてすぐペケサインが出たものの、担架には乗らずに自分で歩いてはいたが、果たして・・・。
ただ個人的には、試合前に景気付けにローストチキンコオロギ喰ったから、今回こそ興梠にゴールを決めてほしかったが。しかし興梠も相手に徹底マークを受けていたから窮屈そうにしていたが、加えてやたら滑っていたな。ピッチに水を撒き過ぎか?いやスパイクが合っていなかったか?試合中スパイクを調整し直していたしな。
ならば今回は武藤こそ、と思っていても、武藤も最近さすがにキレが無くなって来たし。以前ならマークを交わせていた場面で、素直に潰される場面が目立ってきた。
うーん、興梠と武藤のコンビは、かつては日本人最強レベルの時代もあったんだけどな。さすがに年齢的な衰えにはいよいよ勝てなくなって来たか・・・?
で、天皇杯ラウンド16の相手は京都か。仕組まれているんじゃないのか?という程に理想の相手との対戦になるが、特にあのスベり男は今からレッズとの対戦を待ちわびている事だろう。会場は何処か?新しく出来たサンガスタジアム行ってみたいなぁ。
余談だが、ユンカーが日本食でウドンが大のお気に入りと言い出して話題沸騰だが、考えたら埼玉県はウドン消費量が全国2位で、武蔵野ウドンとか有名だし、蕎麦どころの秩父地域を除いた県北はウドン文化が根付いているしなぁ。ただ断トツ1位の香川県とはかなり開きがあるけど(そのかわり香川県民はウドン喰い過ぎの炭水化物過剰摂取で糖尿病発生率も断トツ1位とか)。
しかしこれでレッズサポのウドン消費率がグンと上がったら、埼玉や関東のウドン業界は大喜びだろう。武藤効果でがってん寿司のRDC社がレッズのスポンサーになってくれたように、今度はユンカー効果でどっかのウドン業者もレッズのスポンサーになってくれないかなぁ。山田うどんは埼玉企業のくせに埼玉裏切って川崎のスポンサーやってるから、埼玉に寝返るなら今がチャンスだぞ!
ちなみに自分、関西出汁ならウドン派だが、真っ黒い関東出汁だと蕎麦派なんだよな。ユンカーがどっちの出汁のウドンを喰って美味いと言い出したのか気になる気になる気になる。
------
天皇杯3回戦 浦和1-0相模原
得点/87分・ユンカー(浦)
主審=御厨貴文
観衆:4,528人/上限5,000人限定試合
浦和レッズ1-0SC相模原
~浦和駒場スタジアム
相模原からしたら、レッズのFW陣に対して人数を掛けてシュートすら撃たせない程に封じに封じて、狙い通りにドン引きカウンター狙いで徹底的にゴール前を固めていたのに、一瞬DFがフリーでボールを持ったところをユンカープレスでボールをかっ拐ってのゴールだもんな。レッズからしたら延長突入の可能性も出て来た時間帯も時間帯だから安堵のゴールとなったが、相模原からしたら後一歩のところまで来ていた戦略が、まさかのミスみたいな形から壊れてしまった無念の失点だろう。
レッズ加入以来驚異的な得点力で殆ど間を空けずにゴールを量産していたユンカーは、ここリーグ戦3試合、いよいよ相手に研究されて来ては超徹底マークを受けてゴールがストップしていただけに、今回はどんな形でも良いから、ゴールという結果を出してもらいたかった。どんなに素晴らしい点取り屋でも、得点から遠ざかってしまうと感覚が鈍るし、精神的にも良くないからね。そういう意味では今回、ユンカーが再び活躍するに向かっての景気付けのゴールである。
しっかし、相手がJ3だろうがJ2だろうが、2回戦の富山にしても、そして今回の相模原にしても、ゴール前でガチガチに守られると、パスが主体のサッカーだとやはり崩すのに一苦労だな。
加えて今回はボランチのビルドアップが絶望的に悪かった。その後ろで槙野が必死に良質のビルドアップを繰り返していたのとは対照的に、特に金子は中盤の底で無難なプレーばかり。まだ柴戸の方が積極的にパスを回せていたが、何れにしても金子は守備的なプレーは申し分ないが、前への意識というものが少な過ぎる。金子がなかなかレギュラーの座を掴めない原因がこれ。今のシステムではボランチが攻撃に絡めないと機能しないのだから、柴戸が出来るようになったプレーを早く金子が身に付けてもらいたいものだ。しかしそれを考えると、それがルーキーから出来ている伊藤敦って、やはり凄い選手なんだな・・・。
実際、後半にカウンターを喰らって大ピンチだったのを、槙野が必死に足を出してコーナーに逃れた場面や、相手のミドルがクロスバーを叩くなど、何れも決められていたら、果たしてどうなっていたかわからない内容だったのだから。
あとは山中の怪我の具合が気になる。倒れてすぐペケサインが出たものの、担架には乗らずに自分で歩いてはいたが、果たして・・・。
ならば今回は武藤こそ、と思っていても、武藤も最近さすがにキレが無くなって来たし。以前ならマークを交わせていた場面で、素直に潰される場面が目立ってきた。
うーん、興梠と武藤のコンビは、かつては日本人最強レベルの時代もあったんだけどな。さすがに年齢的な衰えにはいよいよ勝てなくなって来たか・・・?
で、天皇杯ラウンド16の相手は京都か。仕組まれているんじゃないのか?という程に理想の相手との対戦になるが、特にあのスベり男は今からレッズとの対戦を待ちわびている事だろう。会場は何処か?新しく出来たサンガスタジアム行ってみたいなぁ。
余談だが、ユンカーが日本食でウドンが大のお気に入りと言い出して話題沸騰だが、考えたら埼玉県はウドン消費量が全国2位で、武蔵野ウドンとか有名だし、蕎麦どころの秩父地域を除いた県北はウドン文化が根付いているしなぁ。ただ断トツ1位の香川県とはかなり開きがあるけど(そのかわり香川県民はウドン喰い過ぎの炭水化物過剰摂取で糖尿病発生率も断トツ1位とか)。
しかしこれでレッズサポのウドン消費率がグンと上がったら、埼玉や関東のウドン業界は大喜びだろう。武藤効果でがってん寿司のRDC社がレッズのスポンサーになってくれたように、今度はユンカー効果でどっかのウドン業者もレッズのスポンサーになってくれないかなぁ。山田うどんは埼玉企業のくせに埼玉裏切って川崎のスポンサーやってるから、埼玉に寝返るなら今がチャンスだぞ!
ちなみに自分、関西出汁ならウドン派だが、真っ黒い関東出汁だと蕎麦派なんだよな。ユンカーがどっちの出汁のウドンを喰って美味いと言い出したのか気になる気になる気になる。
------
天皇杯3回戦 浦和1-0相模原
得点/87分・ユンカー(浦)
主審=御厨貴文
観衆:4,528人/上限5,000人限定試合
2021年 J1リーグ第21節
ベガルタ仙台0-0浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
おかしいな、埼スタではいつも失点しまくりんぐで半ばお笑いキーパー化してくれていた仙台のスウォビィクだが、ユアスタになると失点しまくりんぐところか、ガッチリとゴールマウスに立ちはだかり、全くゴールを割らせてくれなかったじゃないか。
尤も最初の右サイドからのクロスを受けたユンカーの決定的なヘッドはスウォビィクのスーパーセーブだが、その他の決定的なシュートは、シュートそのものがキーパーの正面とか守備範囲に飛んでおり、つまりシュートそのものも、もう少しどうにかならなかったのかな、という部分もあったが、まあシュート自体は何度も枠に行っていたのは良かった部分だし、スウォビィクのポジショニングも上手かったというところもあるかな。それとやはり、仙台のドン引き守備に、苦しいシュートを迫られた部分はあった。
ただ、それでも幾度も決定的なシュートまでは持ち込んだ辺りは、以前に比べたら、チームとしても個人としても、かなり惜しい崩しまでは出来ていたという事。本当に、最後の微妙なボタンの掛け違いというか、フィニッシュ直前の微妙なズレが、ややパンチに欠けるというか弱いフィニッシュを招いていたとも言える。そしてどこかで1本でも決めていたら、元々レッズ相手に総崩れ癖も持ち合わせているスウォビィクと仙台だけに、その先が全く違う試合展開になっていた可能性もあったが・・・。
でも途中から投入された興梠なんて、ポストプレーから鋭く裏への抜け出しから反転シュートなど、年齢的に衰えて来ているとはいえ、それでもまだまだ凄い上手い選手なんだなぁと、こういうプレーを見ると、改めて認識してしまう。
ここ数試合いよいよ研究され始めたユンカーが徹底過ぎる程のマークを受けて連続ゴールの勢いが一旦ストップしている今、最近は小泉の縦へのパス出しも活性化して来た訳だし、ここでストライカーとしての興梠が完全に復活してくれたら、チームとして本当に大きいんだけどね。
でもこれ、逆に考えたら、この流れからしたら、例年ならば、最終的に鬼門ユアスタ独特の雰囲気にやられていたかもしれない。攻めながら、チャンスを作りながら、決定的なシュートを放ちながら、それでも決められずは同じだが、以前ならばそこから一瞬の隙を突かれてカウンターからやられていただろう。実際その危ない場面は何度か有った訳だし。
しかし今季の生まれ変わったレッズは、そこを徹底した守備への切り替えの速さ、守備への高い意識、ファール覚悟でも早い段階で相手を潰す強かさ、衰えなかった運動量、途切れなかった集中力によって、仙台の狙いだったカウンターをも阻止したのも事実である。この部分は明確にチームとしてサッカーが出来ている証拠であり、つまり成長の証である。
ただ願わくば、今回だけは大量得点で勝ちたかったな。湘南戦の彩艶問題で、Jリーグから理不尽な形で2得点を没収されたばかり。この一方にだけ責任と罰を押し付けて、管理責任があるJリーグ側には何のお咎めも無し。この理不尽な怒りを、(仙台に恨みは無いけど)この仙台戦にぶつけて、理不尽に奪われたものを、失ったものを取り戻したかった。しかし、結局は今回は、それが出来なかった。ゴールを奪えなかった。実に無念である。
でも逆境に強いレッズは、今回は及ばずとも、以降の試合で、また失ったものを取り戻してくれると、切に信じているが・・・。
しかし上記に触れたが、湘南戦の処分問題で、未だにJリーグの愚行に対する怒りが収まらん。
内閣→省庁や企業に罰や責任を押し付けて知らん顔。
政治家→秘書や官僚に罰や責任を押し付けて知らん顔。
役員→部下や下請けに罰や責任を押し付けて知らん顔。
Jリーグ→クラブに罰や責任を押し付けて知らん顔。
Jリーグのやってる事って、日本社会の糞な体質と全く同じじゃん。
あ、でも村井マンって、企業や官僚はおろか内閣や首相まで揺るがす戦後最悪の企業犯罪と言われた、あの大贈収賄事件を起こした当時のリクルートの営業マン出身だから、こんなの当たり前だと思っているんだろうな。これで何が百年構想だ?笑わせんなっつーの。
------
J1リーグ第21節 仙台0-0浦和
主審=今村義朗
観衆:8,243人/上限10,000人限定試合
ベガルタ仙台0-0浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
おかしいな、埼スタではいつも失点しまくりんぐで半ばお笑いキーパー化してくれていた仙台のスウォビィクだが、ユアスタになると失点しまくりんぐところか、ガッチリとゴールマウスに立ちはだかり、全くゴールを割らせてくれなかったじゃないか。
尤も最初の右サイドからのクロスを受けたユンカーの決定的なヘッドはスウォビィクのスーパーセーブだが、その他の決定的なシュートは、シュートそのものがキーパーの正面とか守備範囲に飛んでおり、つまりシュートそのものも、もう少しどうにかならなかったのかな、という部分もあったが、まあシュート自体は何度も枠に行っていたのは良かった部分だし、スウォビィクのポジショニングも上手かったというところもあるかな。それとやはり、仙台のドン引き守備に、苦しいシュートを迫られた部分はあった。
ただ、それでも幾度も決定的なシュートまでは持ち込んだ辺りは、以前に比べたら、チームとしても個人としても、かなり惜しい崩しまでは出来ていたという事。本当に、最後の微妙なボタンの掛け違いというか、フィニッシュ直前の微妙なズレが、ややパンチに欠けるというか弱いフィニッシュを招いていたとも言える。そしてどこかで1本でも決めていたら、元々レッズ相手に総崩れ癖も持ち合わせているスウォビィクと仙台だけに、その先が全く違う試合展開になっていた可能性もあったが・・・。
でも途中から投入された興梠なんて、ポストプレーから鋭く裏への抜け出しから反転シュートなど、年齢的に衰えて来ているとはいえ、それでもまだまだ凄い上手い選手なんだなぁと、こういうプレーを見ると、改めて認識してしまう。
ここ数試合いよいよ研究され始めたユンカーが徹底過ぎる程のマークを受けて連続ゴールの勢いが一旦ストップしている今、最近は小泉の縦へのパス出しも活性化して来た訳だし、ここでストライカーとしての興梠が完全に復活してくれたら、チームとして本当に大きいんだけどね。
でもこれ、逆に考えたら、この流れからしたら、例年ならば、最終的に鬼門ユアスタ独特の雰囲気にやられていたかもしれない。攻めながら、チャンスを作りながら、決定的なシュートを放ちながら、それでも決められずは同じだが、以前ならばそこから一瞬の隙を突かれてカウンターからやられていただろう。実際その危ない場面は何度か有った訳だし。
しかし今季の生まれ変わったレッズは、そこを徹底した守備への切り替えの速さ、守備への高い意識、ファール覚悟でも早い段階で相手を潰す強かさ、衰えなかった運動量、途切れなかった集中力によって、仙台の狙いだったカウンターをも阻止したのも事実である。この部分は明確にチームとしてサッカーが出来ている証拠であり、つまり成長の証である。
ただ願わくば、今回だけは大量得点で勝ちたかったな。湘南戦の彩艶問題で、Jリーグから理不尽な形で2得点を没収されたばかり。この一方にだけ責任と罰を押し付けて、管理責任があるJリーグ側には何のお咎めも無し。この理不尽な怒りを、(仙台に恨みは無いけど)この仙台戦にぶつけて、理不尽に奪われたものを、失ったものを取り戻したかった。しかし、結局は今回は、それが出来なかった。ゴールを奪えなかった。実に無念である。
でも逆境に強いレッズは、今回は及ばずとも、以降の試合で、また失ったものを取り戻してくれると、切に信じているが・・・。
しかし上記に触れたが、湘南戦の処分問題で、未だにJリーグの愚行に対する怒りが収まらん。
内閣→省庁や企業に罰や責任を押し付けて知らん顔。
政治家→秘書や官僚に罰や責任を押し付けて知らん顔。
役員→部下や下請けに罰や責任を押し付けて知らん顔。
Jリーグ→クラブに罰や責任を押し付けて知らん顔。
Jリーグのやってる事って、日本社会の糞な体質と全く同じじゃん。
あ、でも村井マンって、企業や官僚はおろか内閣や首相まで揺るがす戦後最悪の企業犯罪と言われた、あの大贈収賄事件を起こした当時のリクルートの営業マン出身だから、こんなの当たり前だと思っているんだろうな。これで何が百年構想だ?笑わせんなっつーの。
------
J1リーグ第21節 仙台0-0浦和
主審=今村義朗
観衆:8,243人/上限10,000人限定試合
2021年 J1リーグ第20節
浦和レッズ2-0アビスパ福岡
~埼玉スタジアム2002
アウェー博多の森で福岡の外国人パワーにストレートにやられたから、あの頃とは違う成長したチームで、それをまんまホームでお返ししたかった。それが叶ったのである。
立ち上がりから双方とも球際強く、早くも肉弾戦の様相。序盤こそフィジカルが細い小泉が徹底的に狙われてボールロストを招いていたが、その小泉がすぐに慣れて来てマークを交わせるようになると、途端にボールがスムーズに回り出し、右は西と達也2号で揺さぶりまくってはバイタル進入を繰り返し、福岡側がそれに気を取られてガラ空きになった左には明本がフリーでロングパスを受けてはチャンスを作る。マークを徹底的に引き付けて相手の守備を片翼に絞らせて、その隙に対極がフリーの形を作り味方のパスを引き出してフリーで受ける戦略と戦術通り。パスとスピードと連携が伴った素晴らしい展開を連発していた。
西の実にエロい横パスから、小泉がテクニックで相手守備ラインを交わして行ってからの左足閃光。眼の覚めるような強烈な一撃。何となく体格から見た目パワーが無いように見える小泉だが、左足であんな凄いパワフルかつレーザービームのようなミドルシュートを撃てたのか。右利きなのに左足も徹底的に鍛えただけの事はあるんだな。
小泉はこれでルヴァン神戸戦での移籍後初ゴールに続いて、今度はJ1リーグ戦で初ゴールである。2列目としては結果を出し続けていた小泉の、いよいよ待ちわびたJ1初ゴールである。
小泉は、ぶっちゃけ心中穏やかではないのではなかろうか?基本的には司令塔として同じポジションである江坂の加入が発表されたばかり。今季加入以来結果を出し続けては、今やレッズに無くてはならない存在になり、小泉が居ると居ないでは別チームになると言われるまでになった。そこに来ての強大なライバルになる江坂の加入である。小泉にとっては「自分が居るのに何故?」と思っても仕方がない。それだけに今回のゴールは、江坂を牽制し小泉自身の存在感を更に高めるに大きなものになったのでは・・・。
ビルドアップは大人と子供で、ぶっちゃけ福岡の攻撃は、ブルーノメンデスは控えだし、ならば先ずはジョン・マリさえ抑え込めれば、何とかなるだろうとは予想していた。ただ予想していたんだけど、簡単に予想する程ジョン・マリも甘くはなく、序盤は怪物級のフィジカルに守備陣もかなり手を焼いていたな。あの槙野でさえ身体を弾かれていたのだから、やはりジョン・マリの体格は尋常ではなかったという事だ。
浦和レッズ2-0アビスパ福岡
~埼玉スタジアム2002
立ち上がりから双方とも球際強く、早くも肉弾戦の様相。序盤こそフィジカルが細い小泉が徹底的に狙われてボールロストを招いていたが、その小泉がすぐに慣れて来てマークを交わせるようになると、途端にボールがスムーズに回り出し、右は西と達也2号で揺さぶりまくってはバイタル進入を繰り返し、福岡側がそれに気を取られてガラ空きになった左には明本がフリーでロングパスを受けてはチャンスを作る。マークを徹底的に引き付けて相手の守備を片翼に絞らせて、その隙に対極がフリーの形を作り味方のパスを引き出してフリーで受ける戦略と戦術通り。パスとスピードと連携が伴った素晴らしい展開を連発していた。
西の実にエロい横パスから、小泉がテクニックで相手守備ラインを交わして行ってからの左足閃光。眼の覚めるような強烈な一撃。何となく体格から見た目パワーが無いように見える小泉だが、左足であんな凄いパワフルかつレーザービームのようなミドルシュートを撃てたのか。右利きなのに左足も徹底的に鍛えただけの事はあるんだな。
小泉はこれでルヴァン神戸戦での移籍後初ゴールに続いて、今度はJ1リーグ戦で初ゴールである。2列目としては結果を出し続けていた小泉の、いよいよ待ちわびたJ1初ゴールである。
小泉は、ぶっちゃけ心中穏やかではないのではなかろうか?基本的には司令塔として同じポジションである江坂の加入が発表されたばかり。今季加入以来結果を出し続けては、今やレッズに無くてはならない存在になり、小泉が居ると居ないでは別チームになると言われるまでになった。そこに来ての強大なライバルになる江坂の加入である。小泉にとっては「自分が居るのに何故?」と思っても仕方がない。それだけに今回のゴールは、江坂を牽制し小泉自身の存在感を更に高めるに大きなものになったのでは・・・。
ならばシュートさえ撃たせなければ、という守備だったのか、とにかく自陣のゴールから遠い位置で、ファール上等でも人数を掛けてジョン・マリを封じる形に見えた。それでもジョン・マリの動きを封じるには大変苦労していたようだが、幸いにしてジョン・マリと周りの連携がイマイチだったのでジョン・マリへのフォローが少なく、そこはレッズとしては助かったかもしれない。
前回のアウェー福岡戦では西川のミスとジョン・マリの怪物反転シュートにやられたが、その同じ轍を踏まず、徹底的な約束事を更に徹底して、外国人パワーの福岡の攻撃を封殺した今回の守備は称賛ものだろう。
でも正直、今回は1失点くらいは覚悟していたが、そこを相手のパワーに対して殆ど仕事をさせず、ジョン・マリもしっかり封じての、価値ある文化シヤッターになった。何より博多の森で悔しい思いをした西川にとっては、彩艶から再びスタメンの座を取り戻した試合での完封劇も伴い、福岡に対してホームで最高のリベンジになった事だろう。
シャペコエンセ時代に埼スタでのスルガ銀行カップで対戦したドウグラス・グローリとも、懐かしい再戦になったし。
ただ逆にそのドウグラス・グローリ率いる福岡守備陣にユンカーが完全に封じられていたのは意外だったが、福岡の守備もユンカーの左足からのシュートを徹底して切っていたから、福岡としても相当のユンカー対策は施して来たのだろう。
だからという訳ではないが、PKを獲得してユンカーが蹴る事になった時、本当はいけない事だが、何となく失敗するのでは?と嫌な予感を抱いてしまったのである。その前から封じられていたユンカーだけに、今日はユンカーの日ではないんだな、と思ってしまったのが、そういう良くない思いに繋がってしまったのかもしれない。そう、悪い予感は当たる。以後こういう事は思わないようにしよう。
でもね、これも嘘のように聞こえるけど、実は追加点になったコーナーキックの時、何となく決まるのでは?と感じたのも事実。誰が決めるかまでは頭に浮かばなかったが、でも何故か決まる気がした。で、良い予感は当たる。まさか明本があんな上手い形で決めるとは嬉しい予想外だったけれど。
しかし、ユンカーにゴールが無かった分、今回は小泉と明本の今季J2からの出世移籍組のアベックゴールだったのは、それはそれで嬉しいものである。ユンカーが封じられても、そのユンカーが相手の守備陣を引き付け囮になり、代わりにそれで動き易くなった他の選手が決める。それが2試合続いた。これはこれで良い流れになって来たと思う。
あとは、今回は何故興梠がベンチ外だったのかが気になるところだが・・・。
さて、これで良い形で連勝を飾り順位も5位まで上げたところで6月のスケジュールを終え、ここからは天皇杯を除けば8月14日までホームでの試合が無い、アウェー3連戦である。試合間隔も大分戦を終えると次の札幌戦まで1ヶ月空く。ここをどう上手く過ごしてチーム力を上げて行くかだな。期待が高まる。
おまけ
ちなみに今日アウェー大分戦チケット発売日だった訳だが、大分はすぐお隣の福岡戦では相手地域が緊急事態中だからビジター席を設けず、福岡より遥かに遠く海を跨いでやって来る相手のマリノス戦やレッズ戦では相手地域が蔓防中だからビジター席を設けるという・・・あのさJリーグよ、このトンチンカンで矛盾したガイドライン、いい加減やめたら?と思う。村井マンは明らかにヘンテコな制度やっているって思わないのかね?こういうとこ合理的にやれない日本の悪い文化なんだよな。
え?じゃあ大分には行かないのかって?
前回のアウェー福岡戦では西川のミスとジョン・マリの怪物反転シュートにやられたが、その同じ轍を踏まず、徹底的な約束事を更に徹底して、外国人パワーの福岡の攻撃を封殺した今回の守備は称賛ものだろう。
でも正直、今回は1失点くらいは覚悟していたが、そこを相手のパワーに対して殆ど仕事をさせず、ジョン・マリもしっかり封じての、価値ある文化シヤッターになった。何より博多の森で悔しい思いをした西川にとっては、彩艶から再びスタメンの座を取り戻した試合での完封劇も伴い、福岡に対してホームで最高のリベンジになった事だろう。
シャペコエンセ時代に埼スタでのスルガ銀行カップで対戦したドウグラス・グローリとも、懐かしい再戦になったし。
ただ逆にそのドウグラス・グローリ率いる福岡守備陣にユンカーが完全に封じられていたのは意外だったが、福岡の守備もユンカーの左足からのシュートを徹底して切っていたから、福岡としても相当のユンカー対策は施して来たのだろう。
だからという訳ではないが、PKを獲得してユンカーが蹴る事になった時、本当はいけない事だが、何となく失敗するのでは?と嫌な予感を抱いてしまったのである。その前から封じられていたユンカーだけに、今日はユンカーの日ではないんだな、と思ってしまったのが、そういう良くない思いに繋がってしまったのかもしれない。そう、悪い予感は当たる。以後こういう事は思わないようにしよう。
でもね、これも嘘のように聞こえるけど、実は追加点になったコーナーキックの時、何となく決まるのでは?と感じたのも事実。誰が決めるかまでは頭に浮かばなかったが、でも何故か決まる気がした。で、良い予感は当たる。まさか明本があんな上手い形で決めるとは嬉しい予想外だったけれど。
しかし、ユンカーにゴールが無かった分、今回は小泉と明本の今季J2からの出世移籍組のアベックゴールだったのは、それはそれで嬉しいものである。ユンカーが封じられても、そのユンカーが相手の守備陣を引き付け囮になり、代わりにそれで動き易くなった他の選手が決める。それが2試合続いた。これはこれで良い流れになって来たと思う。
あとは、今回は何故興梠がベンチ外だったのかが気になるところだが・・・。
さて、これで良い形で連勝を飾り順位も5位まで上げたところで6月のスケジュールを終え、ここからは天皇杯を除けば8月14日までホームでの試合が無い、アウェー3連戦である。試合間隔も大分戦を終えると次の札幌戦まで1ヶ月空く。ここをどう上手く過ごしてチーム力を上げて行くかだな。期待が高まる。
おまけ
ちなみに今日アウェー大分戦チケット発売日だった訳だが、大分はすぐお隣の福岡戦では相手地域が緊急事態中だからビジター席を設けず、福岡より遥かに遠く海を跨いでやって来る相手のマリノス戦やレッズ戦では相手地域が蔓防中だからビジター席を設けるという・・・あのさJリーグよ、このトンチンカンで矛盾したガイドライン、いい加減やめたら?と思う。村井マンは明らかにヘンテコな制度やっているって思わないのかね?こういうとこ合理的にやれない日本の悪い文化なんだよな。
え?じゃあ大分には行かないのかって?
ビジター席があるんだから行くに決まっているじゃん(笑)
------
J1リーグ第20節 浦和2-0福岡
得点/11分・小泉(浦)、76分・明本(浦)
主審=荒木友輔
観衆:4,724人/上限5,000人限定試合
------
J1リーグ第20節 浦和2-0福岡
得点/11分・小泉(浦)、76分・明本(浦)
主審=荒木友輔
観衆:4,724人/上限5,000人限定試合
2021年 J1リーグ第19節
柏レイソル0-2浦和レッズ
~三協フロンテア柏スタジアム
たまに、たま~に覚醒するんだよな、この宇賀神という宇賀神は。たまに、たま~に素晴らしいワールドクラスのミドルシュートをズバッと決めるのである。3年前の天皇杯決勝以来か?凄いシュートを決める力を持っているのに、普段はどうしてコントみたいなプレーばかりしているのだろう?
まて、今回はゴールだけではない。90分通してのプレーが、これ本当に宇賀神か?という位に普段の宇賀神ではない超安定した内容。サイドのバランサーとしての役割を完璧にこなしながら良パスも出していたし、身体を張った守備の頑張りも。こんな良いプレーが出来るのに、普段はどうしてコントみたいなプレーばかりしているのだろう?
・・・何か自分、宇賀神に対して、すげー失礼な事を書いているな。いやスマン宇賀神。今日「は」本当に素晴らしいプレー内容だった。
過密日程下で先発メンバーを大幅に入れ替え、ぶっちゃけた事を言えば、スタメンはややメンバーを落として臨む事になった今回。リカルドのチョイスは勇気あるものだったと思うが、かつてのリーグ戦での神戸戦のように、前半は武藤を走らせるだけ走らせて引っ掻き回させてのハーフタイム交代で後半勝負かと思ったら、武藤はそう走り回っている程でもなく、ボールの受け方はさすがに上手いのだが、ちびっ子の宿命かそこから相手のマークを剥がせずにプレスに負けてボールロストしまくり。
興梠も同じで、ボールを受けるまでは良いのだが、身体が重いのかキレが少なくて、なかなか効果的な楔になれない。味方のパスを引き出しながら巧みに抜け出してボックス内でフリーでシュート体勢までは持って行けていたが、フィニッシュで引っ掛かる連続であった。デンのパスからドフリーで惜しくも外したサイドネットのは、以前の興梠ならば決めていた筈。まあ逆に言うと、そこまでの惜しいチャンスは作れていたという事にもなるのだが。
ハーフタイムで小泉とユンカーを投入かな?と思ったら、武藤も興梠も後半そのまま出て来たのは意外だったが、興梠はともかく、少なくとも武藤はハーフタイムで小泉と交代かと思っていた。
結果的には、その交代を61分まで我慢した事が一気に奏功したな。小泉とユンカーを投入した途端、動きがガラリと変わった。いや今回は変わったと言うより、元々そんなに悪くはなかった部分が更にレベルアップしたと言うべきか。
ユンカーなんて投入直後いきなり惜しいシュートを放つし、何よりやはり小泉が入ると、前線でボールキープ率が急上昇してはボールが回る回る。これで柏は大混乱。
柏守備陣が小泉やユンカーへの守備で精一杯になって、その後ろへの警戒が疎かになった途端、そこに宇賀神のすげーシュートが飛んで来るのだから、柏からしたら自ら穴を開けてしまった部分をストレートに突かれた形であり、レッズとしては戦略通りの先制点。してやったりである。
だから柴戸も釣られて、素晴らしいシュートで得点しちゃうんだな。セットプレーからの流れでこれも柏守備陣が後ろへの警戒が甘くなっていたところだったとはいえ、柴戸ってあんな良いシュートを撃てる選手だったのか。今更そこを驚いている自分も情けないが・・・。
完勝も完勝である。柏に殆ど仕事をさせないママ、主力選手の温存策も成功させての完封勝利である。しかも相手選手が倒れていようが、そこで「いいひと」にならずに、チャンス時は容赦なくプレーを止めない姿に、こういうところもチームが変わったと思った。そう、プレーを止める止めないは主審が判断するもの。主審が流しているのだから、本来チャンス時はこれで良いのである。こういうところで甘さを見せていると、いらんセルフジャッジに繋がりチャンスを逸っしたりピンチを招いたりするものなのだ。意識も厳しくなるべきなのである。
岩波とデンの(正直言えばこのコンビでは少し不安もあった)センターバックが全く崩れなかった。岩波はたまにやらかすポカが無く先手を読んでの動きが出来ていたし、デンは本来のスピードと身体能力が戻って来た。
連戦で稼働率が高く疲労が見える小泉とユンカーを、使ったとはいえ短い時間に留められたのも良かった。終了間際の相手キーパーのパスミスから小泉→ユンカーは惜しかったな。
しかし・・・、もちろんレッズの方がレイソルより格段にチーム状態が良いからこその実力と納得の勝利だった訳だが、現実的な話、逆に考えたら、柏ってこんなサッカーしていて大丈夫か?という話である。ルヴァンの時も思ったけど、ブラジル人をバラバラ並べてはクリア一辺倒で前線にロングボールを放り込むだけ。繋ぐ意識は全く見えず、フィニッシュも前半はブラジル人による力任せのロングシュートばかり。後半も含めて相手の枠内シュートを僅か1本に抑えたレッズの守備の粘り強さはあったが、それにしても柏は中盤から2列目を全く無視したかのような、まるで30年前を見ているかのようなサッカー。確かにこれでは江坂もネルシーニョに嫌気がさすと思う。だって江坂からしたら、こんなサッカーでは司令塔としての役割不要だもんな。自らの存在意義を否定されたようなもの。そりゃ移籍したくもなるってなもんだ。
しかし皮肉にも、オルンガの移籍金で補強した新外国人は未だ全く噛み合っておらず、それで江坂にはそっぽを向かれ、だからこそ柏は不調に陥っている訳で、今回その原因がハッキリわかった試合となった。
でも何よりレッズとしては、大の鬼門の日立台で勝てた事、しかも自分たちのサッカーと見事な交代策で完封完勝に持ち込んだ事、相手の状態はどうあれ、レッズには価値ある勝利になった。
余談
いくら平日ナイターとはいえ、5千人限定試合でチケットが3千枚しか売れないって、リーグ戦なのに、柏大丈夫か?だったらビジター席を解放してくれたら良かったのに!!
------
J1リーグ第19節 柏0-2浦和
得点/64分・宇賀神(浦)、81分・柴戸(浦)
主審=福島孝一郎
観衆:3,263人/上限5,000人限定試合
柏レイソル0-2浦和レッズ
~三協フロンテア柏スタジアム
たまに、たま~に覚醒するんだよな、この宇賀神という宇賀神は。たまに、たま~に素晴らしいワールドクラスのミドルシュートをズバッと決めるのである。3年前の天皇杯決勝以来か?凄いシュートを決める力を持っているのに、普段はどうしてコントみたいなプレーばかりしているのだろう?
まて、今回はゴールだけではない。90分通してのプレーが、これ本当に宇賀神か?という位に普段の宇賀神ではない超安定した内容。サイドのバランサーとしての役割を完璧にこなしながら良パスも出していたし、身体を張った守備の頑張りも。こんな良いプレーが出来るのに、普段はどうしてコントみたいなプレーばかりしているのだろう?
・・・何か自分、宇賀神に対して、すげー失礼な事を書いているな。いやスマン宇賀神。今日「は」本当に素晴らしいプレー内容だった。
過密日程下で先発メンバーを大幅に入れ替え、ぶっちゃけた事を言えば、スタメンはややメンバーを落として臨む事になった今回。リカルドのチョイスは勇気あるものだったと思うが、かつてのリーグ戦での神戸戦のように、前半は武藤を走らせるだけ走らせて引っ掻き回させてのハーフタイム交代で後半勝負かと思ったら、武藤はそう走り回っている程でもなく、ボールの受け方はさすがに上手いのだが、ちびっ子の宿命かそこから相手のマークを剥がせずにプレスに負けてボールロストしまくり。
興梠も同じで、ボールを受けるまでは良いのだが、身体が重いのかキレが少なくて、なかなか効果的な楔になれない。味方のパスを引き出しながら巧みに抜け出してボックス内でフリーでシュート体勢までは持って行けていたが、フィニッシュで引っ掛かる連続であった。デンのパスからドフリーで惜しくも外したサイドネットのは、以前の興梠ならば決めていた筈。まあ逆に言うと、そこまでの惜しいチャンスは作れていたという事にもなるのだが。
ハーフタイムで小泉とユンカーを投入かな?と思ったら、武藤も興梠も後半そのまま出て来たのは意外だったが、興梠はともかく、少なくとも武藤はハーフタイムで小泉と交代かと思っていた。
結果的には、その交代を61分まで我慢した事が一気に奏功したな。小泉とユンカーを投入した途端、動きがガラリと変わった。いや今回は変わったと言うより、元々そんなに悪くはなかった部分が更にレベルアップしたと言うべきか。
ユンカーなんて投入直後いきなり惜しいシュートを放つし、何よりやはり小泉が入ると、前線でボールキープ率が急上昇してはボールが回る回る。これで柏は大混乱。
柏守備陣が小泉やユンカーへの守備で精一杯になって、その後ろへの警戒が疎かになった途端、そこに宇賀神のすげーシュートが飛んで来るのだから、柏からしたら自ら穴を開けてしまった部分をストレートに突かれた形であり、レッズとしては戦略通りの先制点。してやったりである。
だから柴戸も釣られて、素晴らしいシュートで得点しちゃうんだな。セットプレーからの流れでこれも柏守備陣が後ろへの警戒が甘くなっていたところだったとはいえ、柴戸ってあんな良いシュートを撃てる選手だったのか。今更そこを驚いている自分も情けないが・・・。
完勝も完勝である。柏に殆ど仕事をさせないママ、主力選手の温存策も成功させての完封勝利である。しかも相手選手が倒れていようが、そこで「いいひと」にならずに、チャンス時は容赦なくプレーを止めない姿に、こういうところもチームが変わったと思った。そう、プレーを止める止めないは主審が判断するもの。主審が流しているのだから、本来チャンス時はこれで良いのである。こういうところで甘さを見せていると、いらんセルフジャッジに繋がりチャンスを逸っしたりピンチを招いたりするものなのだ。意識も厳しくなるべきなのである。
岩波とデンの(正直言えばこのコンビでは少し不安もあった)センターバックが全く崩れなかった。岩波はたまにやらかすポカが無く先手を読んでの動きが出来ていたし、デンは本来のスピードと身体能力が戻って来た。
連戦で稼働率が高く疲労が見える小泉とユンカーを、使ったとはいえ短い時間に留められたのも良かった。終了間際の相手キーパーのパスミスから小泉→ユンカーは惜しかったな。
しかし・・・、もちろんレッズの方がレイソルより格段にチーム状態が良いからこその実力と納得の勝利だった訳だが、現実的な話、逆に考えたら、柏ってこんなサッカーしていて大丈夫か?という話である。ルヴァンの時も思ったけど、ブラジル人をバラバラ並べてはクリア一辺倒で前線にロングボールを放り込むだけ。繋ぐ意識は全く見えず、フィニッシュも前半はブラジル人による力任せのロングシュートばかり。後半も含めて相手の枠内シュートを僅か1本に抑えたレッズの守備の粘り強さはあったが、それにしても柏は中盤から2列目を全く無視したかのような、まるで30年前を見ているかのようなサッカー。確かにこれでは江坂もネルシーニョに嫌気がさすと思う。だって江坂からしたら、こんなサッカーでは司令塔としての役割不要だもんな。自らの存在意義を否定されたようなもの。そりゃ移籍したくもなるってなもんだ。
しかし皮肉にも、オルンガの移籍金で補強した新外国人は未だ全く噛み合っておらず、それで江坂にはそっぽを向かれ、だからこそ柏は不調に陥っている訳で、今回その原因がハッキリわかった試合となった。
でも何よりレッズとしては、大の鬼門の日立台で勝てた事、しかも自分たちのサッカーと見事な交代策で完封完勝に持ち込んだ事、相手の状態はどうあれ、レッズには価値ある勝利になった。
余談
いくら平日ナイターとはいえ、5千人限定試合でチケットが3千枚しか売れないって、リーグ戦なのに、柏大丈夫か?だったらビジター席を解放してくれたら良かったのに!!
------
J1リーグ第19節 柏0-2浦和
得点/64分・宇賀神(浦)、81分・柴戸(浦)
主審=福島孝一郎
観衆:3,263人/上限5,000人限定試合
ようこそ!!
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
ツイッター↓
@gyakusyuu からのツイート
カレンダー
05 | 2025/06 | 07 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 3 | 4 | 6 | 7 | ||
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 19 | 20 | 21 | |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
最新コメント
[06/18 Kennethinfig]
[06/18 うえ]
[06/18 FREE TIME]
[06/18 うえ]
[06/18 欅通りのサポ]
最新トラックバック
最新記事
(06/18)
(06/05)
(06/01)
(05/29)
(05/25)
カテゴリー
リンク
【相互リンク大歓迎受付中!!】
プロフィール
HN:
うえ
性別:
男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
アーカイブ(最新5ケ月分)
ブログ内検索