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2023年  FIFAクラブワールドカップ準々決勝
クラブ・レオン[北中米カリブ代表]0―1浦和レッズ[アジア代表]
〜プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム

レオン戦用コロナビール 試合前、先ずはコロナビールで験を担ぐ!
本当は瓶のコロナビールを買う筈が、ケチって缶にしちまったのが、果たしてどう響くか、とも思われたが・・・。

まさかのACLグループステージ敗退劇から、これで一度は下がったモチベーションも、クラブワールドカップという怪物大会では、ここぞのアジアの変態化を願っての新たなモチベーション。そこに賭けた初戦。初戦が準々決勝ってのもアレだけど。

つーか、対戦相手のクラブ・レオンなんて、いくら北中米カリブ地域では強豪なのかもしれんが、このクラブは今回レッズがクラブワールドカップで初対戦する相手だから、ぶっちゃけ初めて知った位だし、そもそもメキシコのクラブって、名前だけは知っている数チームはあれど、中身は個人的には全く馴染みが無く、メキシコリーグの幾つかのクラブは、大学がベースになっているのが特徴とは聞いた事がある位で、本当に尺度がよくわからん。だからクラブ・レオンがいくら北中米カリブ王者と言われても、全くピンと来ないのさ。
一応某コラムで、堅守速攻型であり、ポゼッションには拘らないみたいな事が書いてあったから、その乏しい予備知識だけでのスタートであった。

そんな得体の知れない訳のわからん相手だから、果たして何が飛田給、間違えた、何が飛び出すかわからんから、初っ端からどうかな〜と警戒気味に見ていたら、確かに序盤から攻撃は余り手数を掛けずの、明らかなカウンター狙いで、いきなりわかり易いサッカーをするんだな、と思った。つまり一言で言えば、やっているサッカーが単純。
ところがレッズはレッズで、いつも通り前にそれ程リスクを掛けないサッカーをしているものだから、これでカウンターが填め難くなり、相手はすぐに痺れを切らしたのか、はたまた調子に乗って来たのか、前半も途中から、カウンター狙いどころかボールを保持し始めるし、でも恐らくそういうサッカーに慣れてないのだろうか、そこから先の攻撃手順がチグハグで雑に雑であった。

面白い事に、それでもレッズが派手に動かないものだから、レオンの方、途中から明らかに更に動きがぎこちなくなり、つまりプチパニックに陥っていなかったか?(笑)
そこを小泉がすんげー裏へのレーザーパスで、これをキーパーと1対1で決めておけば、と思う前半のビッグチャンスだったが、あれ失敗するかー?と思いつつ、映像画面が荒くて最初は誰が飛び出したのかよく見えなかったが、リプレイ映像でそれが大久保とわかり、ある意味で納得した。
チャンスが少ないのはいつも通りなんだけど、この大久保と、あと伊藤敦がゴール前でシュートを左足アウトにかけてしまい、見事に上に吹かしてしまったシーン。チャンスというチャンスは、この2つだけだったな。

前半の内容からすると、互角ながらも決定的チャンスを作っていたのはレッズだったから、後半勝負のいつものパターンがここでも通用すれば、という事だったのだが、このパターンが日本国内では通用しなくなっていたのに、いざクラブワールドカップという大舞台で、まさかそれが如何なく発揮されてしまうとは。
皮肉にも、レオンがラフに来てはうちの選手を削ったりして痛めて交代の、それで後半から次々に投入された選手が、膠着していた試合の見事なスイッチ役に。
レオンはそこまで細かくレッズの控え選手まで分析していなかったのだろうか、こちらの交代策に徐々に後手を踏むようになり、ますますファールでしか止められなくなり、そんでもってシャルクという伏兵が潜んでいるなんて、思ってもみなかったのかな。それか出場機会も少なく、この大会を最後に退団が決まっているなんて情報で、主力と見ていなかっただろうから、甘く見ていたのかもしれないが、だからシャルクが「たま〜に」大仕事をする選手なんて、露程にも思っていなかったのかもしれない。しかしシャルクは、実はそういう選手だったのである。いつもの隠れキャラの力が、クラブワールドカップという大舞台でも発揮されてしまった。たまに大仕事をする選手は、確変するとこうなる。レオンは絶対にそれを知らなかった、筈。

後は深追いせずに守るだけ、というのもいつものパターンだったのだが、まさか酒井が投入されてしまうとは驚いた。
いやそもそも登録メンバーにも、更に今回いきなり控えに入っていた時点で、ついこの前に手術した足どうなってんの?今季絶望じゃなかったのか?いやまあ情報戦でベンチに入れているだけで、出場させる気は無いだろう、なんて思っていたら、出ちまった(笑)
この酒井の身体って、どうなってんだ?いくら明本が痛めたり疲労困憊だったからとはいえ、アンタ繰り返すけど半月板を手術したばかりでしょ。何でプレー出来んの?化け物かよ。まあ我々が驚いているのだから、当然ながらレオンにも酒井の情報は入っていた筈で、ヒロキ・サカイ=モト、マルセイユレギュラー=オペ=イナイ=チャンス、と思っていた選手が、何故か後から出て来るんだから、そりゃビックリしちゃうよな。

こんなんだからファール連発しては、イエロー2枚目退場まで引き起こしてくれて自爆してくれたレオン側である。まあ元々プレーが荒くて粗い中南米のクラブチームらしい部分は、そのままこういうところに表れる訳で、そこは相手のサッカーに全く付き合わず、日本のチーム特有の繊細なサッカーで凌いだレッズの、大人のサッカーの勝利である。

よーし、これで「初戦」に勝利した。先ずは前回のクラブワールドカップで、あれだけ話題にされたレアル・マドリードとの対戦どころか、いきなり初戦で敗けて5位決定戦に回された屈辱とトラウマを、この勝利でようやく拭い去る事が出来た。
戦力差が明確な対ヨーロッパ代表と対南米代表はともかく、それ以外の大陸代表や開催国枠を相手にする場合、その得体の知れない同士、お互いが大陸代表として、プライドをかけて、初戦から敗けられない、敗けてはいけないのである。

これにより、まだまだレッズの今シーズンは終わらない。いや寧ろ本当の戦いこそ、これから。
そして次の対戦相手は、いよいよマンチェスター・シティ。ヨーロッパ王者と公式戦で戦える夢が、ついに再来した。即ちACミランと戦って以来の、夢の再来である。夢の相手との対戦の切符を、ついにまた掴んだ。この喜びは、これぞレッズが、自らの手で、あれからも一歩一歩着実に積み上げて来たからこそ。
とはいえ、いくらマンCが相手とて、気負いする必要は全く無い。遠慮する必要も無い。だいたいだなぁ、マンCなんてものは、今でこそ偉そうにヨーロッパと世界の強豪クラブ面しているが、少し前の時代まではマンUの影に隠れて、マンC自体は3部リーグに平気で落ちるようなチームだったんだぞ!埼玉で言えば、つまりマンUがレッズで、マンCが大宮、なんて揶揄され例えられていた時代もあったのだから。そんな相手に怖がる必要は無い!しかも自分、グアルディオラの個人を表向き組織というカーテンで見せるサッカーって、まどろっこしくて、あんまり好きではないの。あとね、は?ハーランド復帰?関係ないね(柴田恭兵風に)。ふっ、ノルウェー対決喧嘩上等、うちのマリウスが奴をぶっ潰す!
レッズは、積み上げて来た歴史の成果を、次に存分に発揮する時だ。悔いの無い戦いを、そして夢を夢のママで終わらせない戦いを。即ち今こそ、アジアの変態の底力を発揮せよ!やっちまえ!!

2023クラブワールドカップ ロゴ ーーーーーー
FIFAクラブワールドカップ準々決勝 レオン0-1浦和
得点/78分・シャルク(浦)
主審=ジャン・ジャック・エンダラ
観衆:2,525人
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無題
おはようございます。

勝ってよかったです。
後2試合できるし、取り敢えず200万ドルゲットという事で。

前半は「FIFA+」が全然繋がらず、テキスト実況のみでしたの、お互い良いのやら悪いのやら・・・
試合後のニュースで関連で「FIFAは浦和サポ舐めすぎ」みたいな繋がらない事へのコメントに笑いが出ました。

後半はたまにクルクルしてましたが一応見れたのでゴールは見逃さずに済んで良かったです。

詳細のコメントは難しいですが、しっかり「戦う」っていう部分は出ていたと思っています。

小泉がすんげー裏へのレーザーパス・・・>>
こんなプレーを小泉選手に期待しているのですが、宝くじ当選ぐらいでない(笑)

伊藤敦がゴール前・・・>>
この間も同じような感じでふかしてましたね。
ただあそこまで入っていくのが彼の良さなので、次は決めてくれると信じてます。(笑)

後は深追いせずに守るだけ・・・>>
相手が一人減った事の利点を生かせないのがレッズって感じですね。(笑)
それでも守ってしまうのが今シーズンって事で(笑)

ハーランド復帰?関係ないね(柴田恭兵風に)・・・>>
(笑)(笑)
※そう言えば「あぶ刑事」またやりますね。

相も変わらずそこそこの人がサウジに行っているのは同じチームを応援している身としては頭が下がります。

次の試合が夜中の3時は「起きて待つ」のか「いったん寝て時間に起きる」のか難しいですね。
多分「いったん寝て時間に起きる」を選択したら寝過ごしそうなので「起きて待つ」ですかね。

今回はハナマルをプレゼントという事で。
ひろりん 2023/12/16(Sat)07:25:46 編集
コメントありがとうございます
ひろりんさん
おはようございます。
クラブワールドカップは初戦で勝たないと意味がない大会ですので、先ずはこれに勝てた事、ホッとしました。まさに賞金的にも、そして試合数を考えても、大きい勝利ですね。まさしくハナマルをチームに贈りたい気分です。
しかし、せっかくFIFA+をインストールしたのに、泣きたいくらい繋がりが悪くて困りました。世界のFIFAの管理するコンテンツで、レッズサポがアクセスしただけでパンクするなんて、どんだけサーバーが弱いんだ?って話ですね。色々やって何とか試合は視れましたが、これに関してはFIFAにイエローカード、いやレッドカードですね。
試合内容は、ぶっちゃけレオンの実力の位置付けがイマイチわからないので(強いは強いのでしょうけれど)、おっしゃる通りうちはしっかり戦った上でのウノゼロ勝利をそのまま評価したいと思います。
小泉は国内だと課題点が多いのですが、何故か世界が舞台だと水を得た魚のように動きが良いですね。伊藤敦もそうですし。これら選手の性質は、攻撃面に関しては、実は日本のサッカーには合わないのかもしれません(笑)
後半ついに相手が1人退場しましたが、時間帯が時間帯だったので、残り時間を考えると、追加点を狙う内に深追いして、うっかりロストしてカウンターを喰らうリスクを考えると、戦い方としてはあの凌ぎ方で良かったと思います。特にロスタイムに入る少し前から、やる事をハッキリさせていましたし。最後に相手にゴール前の不味い位置でフリーキックのビッグチャンスを与えてしまった時は、冷や汗ものでしたが・・・。
この勝利により、いよいよ準決勝マンチェスター・シティとの戦いが現実のものとなりますが、相手との戦力差に今からあれこれ恐れていても仕方がないですし、どうせレッズサポ以外の全世界のサッカーファンは百パーセントマンCが勝つと思っているのでしょうから、こちらは逆に割り切って、あぶない刑事バリに、バッカンバッカン当たって行く姿勢で良いと思います。
ただおっしゃる通り、問題は試合時間ですよね。この時間帯は一番中途半端なところなので、睡眠との兼ね合いが悩みどころ。自分の予定としては、とりあえず出来るだけ早目に寝て、1時間前に起きて眠気を覚ましてキックオフ、というスケジュールで行きたいと思います。
うえ URL 2023/12/16(Sat)10:49:30 編集
無題
こんにちは 
勝ちましたね!残念ながらウチのPC繋がりませんでしたがハイライト映像見れました
こうなると本当にハノイ戦の日程悔やまれますが仕方ない。これであと2試合!さぁ次はその怖がる必要ない我が上司に言わせればマンUのパチもん(笑)悔いのない戦いをですね。
しかし飲兵衛考え同じ。コロナビール美味いです!
欅通りのサポ 2023/12/16(Sat)11:37:24 編集
コメントありがとうございます
欅通りのサポさん
こんにちはです。
やはりメキシコと言えばコロナビール、美味いですよね。更にテキーラに走らなくて良かったですけど(笑)
しかしハノイ戦を考えると、本来しっかり準備すれば、こうやってしっかり試合を出来て、しっかり勝てるのに、と思える今回でしたね。
これでようやく16年ぶりに、ヨーロッパ王者と公式戦を戦えるところまで登り詰めましたね。おっしゃる通りこちらは怪物相手に、もはや失う物はありませんし、なので怖がる必要もありません。まさに相手などマンチェスターのパチもんと思って、割り切ってぶつかって行くだけですね。
しかし今回FIFA+だけは、使い物にならなかったですね。サーバー容量どうなっているのでしょう・・・?
うえ URL 2023/12/16(Sat)12:07:20 編集
無題
お疲れさまです。
レオンというチーム、私も全然知らなかったですけれど、北中米トップならば、強いには間違いなかったのでは?身体的な部分はレオン。組織力はレッズ。ただ日本特有の武器である精神力から来る集中力で、レオンに勝ったと思います。
あとやはり、日程ですよ。ハノイの時みたいに、酷い日程組まれたのに比べて、1週間みっちり準備できれば、こうした試合ができると思いました(それだけに、ハノイ戦前に酷いスケジュール組んだJリーグを、恨みます)
マンC戦、楽しみです。
マウファン 2023/12/16(Sat)13:35:53 編集
コメントありがとうございます
マウファンさん
こんにちはです。
レオン自体は決して弱くはないとは思いましたが、おっしゃる通り、強い精神力から来る固い集中力は、メンタルが粗い中南米には無い、日本のチームが持つ最大の武器ですね。そこは相手を上回っての、確かに勝因の大きなひとつだと思います。
今回の流れを考えると、本当にハノイ戦前の酷い日程が、改めて恨めしいですよね。明らかにハノイより遥かに強いレオンに、しっかり勝てた事実から、日程次第で如何様にも修正できる事を証明したと思います。でも肝心のJリーグは、こういうとこ学習しないのでしょうね・・・。
うえ URL 2023/12/16(Sat)13:56:03 編集
無題
こんばんは。
レッズが北中米王者に勝ってのベスト4進出。
1回勝ったに過ぎませんが、ベスト4の響きが爽快です。
準決勝の相手はマンチェスターシティ。
臆する事なく戦ってほしいです。
FREE TIME URL 2023/12/16(Sat)21:14:32 編集
コメントありがとうございます
FREE TIMEさん
こんばんはです。
大陸王者同士のプライドを賭けた対戦だけに、この1勝こそが重要であり、何十勝分の価値あるものになりますね。
これでヨーロッパ王者と公式戦を戦えます。相手の実力は強大ですが、うちはアジア王者としての誇りを胸に、恐れず堂々と戦い抜いてほしいですね。
うえ URL 2023/12/16(Sat)23:16:46 編集
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第10節 浦和2-1名古屋 得点/24分・安居(浦)、70分・サンタナPK(浦)、90+2分・和泉(名) ・・・次の試合/J1リーグ第11節 川崎-浦和(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu=5月3日16:00キックオフ)


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