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神戸のポドルスキ獲得が大きな話題になっているが、こういうビッグネームの獲得劇で決まって飛び出すのが、真っ向からの否定的な意見である。
ピークを過ぎている。戦術に影響する。また過去にビッグネームを獲得したチームの失敗例を持ち出しての揚げ足取り等々・・・。
中には妬み僻みが含まれているものもあるだろうが、確かに何れの意見も建設的であり正論であり、間違ってはいない。
ただ恐ろしいのは、そのビッグネームに対して「ビッグネーム」自体を否定する意見。これにはさすがに賛同しかねる。
ポドルスキはビッグネームである。ケルン時代以外ではパッとしなかったし明らかにピークは過ぎているし欧州の第一戦で戦うには落ち目だが、過去ビッグクラブを渡り歩き、ドイツ代表ではレギュラーではなかったとはいえ、代表の座は長期に渡り確保してはワールドカップで優勝にまで登り詰めた選手である。このような経歴の選手をビッグネームと言わず、他に何と言えば良いのか?
中には妬み僻みが含まれているものもあるだろうが、確かに何れの意見も建設的であり正論であり、間違ってはいない。
ただ恐ろしいのは、そのビッグネームに対して「ビッグネーム」自体を否定する意見。これにはさすがに賛同しかねる。
ポドルスキはビッグネームである。ケルン時代以外ではパッとしなかったし明らかにピークは過ぎているし欧州の第一戦で戦うには落ち目だが、過去ビッグクラブを渡り歩き、ドイツ代表ではレギュラーではなかったとはいえ、代表の座は長期に渡り確保してはワールドカップで優勝にまで登り詰めた選手である。このような経歴の選手をビッグネームと言わず、他に何と言えば良いのか?
そもそもビッグネームだからこそ、ここまで話題になっているのであって、それすら否定するのならば、それこそ神戸に対する単なる妬みや僻みになってしまう。
さて問題は、ビッグネーム獲得の必要性である。ご存じのように今のJリーグマネー+知名度では、欧州の第一戦で戦えるような選手の獲得は無理。だからといってピークを過ぎたビッグネームを獲得するには大きなリスクを伴う。体力面、怪我、性格、何かしら爆弾を抱えているビッグネームも多い。だからこそビッグネームを獲得したチームは、そのビッグネーム中心のチーム作りを迫られる。欧州で通用するようなカリスマ性を持つ監督でも居ない限り、国内レベルの監督でプライドの高いビッグネームを扱うのは至難の技なのだ。
スポンサー絡みとなれば更に深刻で、ビッグネームがどういう状態であろうと、スポンサーの手前、絶対的な王様扱いをしなければならなくなる。
これらビッグネーム獲得には足枷が多く、それ故にクラブ内に不協和音が発生し、チームは崩れてしまう。戦力としてビッグネームを獲得したのに、逆にビッグネームによってチームは根底から崩され弱くなる。まさに本末転倒の悲劇だ。
ここでひとつ、見方を変えてみる。
果たしてビッグネームを戦力として見る必要性はあるのだろうか?
もちろん選手なのだから戦力であるには間違いないが、ビジネスの為に獲得する場合は、何も戦力である必要性は無い。
ビッグネームを獲得すれば話題になり、マスコミ含めて注目度が上がり、それにより観客動員は増えてスポンサーも付いて、クラブ収入はアップする。実に単純な流れ。例えそれが一年限りであっても、収入面を考えたら実に旨味のある話なのだ。
その上で戦力としても成功したならば、それがチームの輝かしい歴史と遺産になるのである。欧州ビッグネームが我がクラブに所属していたという事実。それが活躍したという事実が残る。例えばそのビッグネームが引退して数十年後、メディアで所属したチームの懐かしき話を持ち出してくれたりしたら、それだけでサポーターはたまらなく嬉しい気持ちになるだろう。ほら少し前もあったよね。クラブの伝説的ミスターが欧州を旅して、かつてのビッグネームと再開して語り合った番組。あれこそ理想なんだ。あの理想が叶わないクラブが沢山ある中、それが出来る可能性があるならば、絶対に挑戦するべきなのだ。そして成功すればクラブにもサポーターにも永遠に箔が付き続ける。ここが実に大事なのだ。
これを否定し逃げ続けている限り、そのクラブは永遠に小さく纏まり続けるだけだ。
話をポドルスキに戻せば、神戸が過去にイルハンを獲得して話題作りだけは成功したように、今回もポドルスキによって話題作りだけは既に成功している。そもそもオーナー三木谷氏はビジネスマンである。戦力云々の前にビジネス面を優先させる。話はそこからなのだ。それを戦力面から話を始めても無意味というもの。フォルランとカカウを獲得したセレッソがJ2に降格した。それも戦力ではなかったからだ。でもビジネス面では成功した。Jリーグに於けるビッグネーム獲得は、話はそこからなのだ。
その証拠に、ポドルスキ獲得の話題によりマスコミからもファン・サポーターからも注目度が飛躍的にアップした神戸。もっと言うならば、50歳という某伝説的選手と契約し続ける某クラブチームも、目的は同じなのだから、その対象が大きいか小さいかという単純な話だ。
さあ個人的な意見を言おう。
自分はビッグネーム獲得自体は実に羨ましいし、自分の応援するクラブチームが、ビッグネームを獲得しても戦力として受け入れた上で、そのビッグネームを戦力として動かせる器量と技量を持った監督やフロントが欲しい。かつての黄金期がそうだったように。
これがここ10年も思い続けては一向に叶わない、すっかり小さくなってしまってはズッコケまくっている愛すべき我がクラブチームへの切実なる思いである。
さて問題は、ビッグネーム獲得の必要性である。ご存じのように今のJリーグマネー+知名度では、欧州の第一戦で戦えるような選手の獲得は無理。だからといってピークを過ぎたビッグネームを獲得するには大きなリスクを伴う。体力面、怪我、性格、何かしら爆弾を抱えているビッグネームも多い。だからこそビッグネームを獲得したチームは、そのビッグネーム中心のチーム作りを迫られる。欧州で通用するようなカリスマ性を持つ監督でも居ない限り、国内レベルの監督でプライドの高いビッグネームを扱うのは至難の技なのだ。
スポンサー絡みとなれば更に深刻で、ビッグネームがどういう状態であろうと、スポンサーの手前、絶対的な王様扱いをしなければならなくなる。
これらビッグネーム獲得には足枷が多く、それ故にクラブ内に不協和音が発生し、チームは崩れてしまう。戦力としてビッグネームを獲得したのに、逆にビッグネームによってチームは根底から崩され弱くなる。まさに本末転倒の悲劇だ。
ここでひとつ、見方を変えてみる。
果たしてビッグネームを戦力として見る必要性はあるのだろうか?
もちろん選手なのだから戦力であるには間違いないが、ビジネスの為に獲得する場合は、何も戦力である必要性は無い。
ビッグネームを獲得すれば話題になり、マスコミ含めて注目度が上がり、それにより観客動員は増えてスポンサーも付いて、クラブ収入はアップする。実に単純な流れ。例えそれが一年限りであっても、収入面を考えたら実に旨味のある話なのだ。
その上で戦力としても成功したならば、それがチームの輝かしい歴史と遺産になるのである。欧州ビッグネームが我がクラブに所属していたという事実。それが活躍したという事実が残る。例えばそのビッグネームが引退して数十年後、メディアで所属したチームの懐かしき話を持ち出してくれたりしたら、それだけでサポーターはたまらなく嬉しい気持ちになるだろう。ほら少し前もあったよね。クラブの伝説的ミスターが欧州を旅して、かつてのビッグネームと再開して語り合った番組。あれこそ理想なんだ。あの理想が叶わないクラブが沢山ある中、それが出来る可能性があるならば、絶対に挑戦するべきなのだ。そして成功すればクラブにもサポーターにも永遠に箔が付き続ける。ここが実に大事なのだ。
これを否定し逃げ続けている限り、そのクラブは永遠に小さく纏まり続けるだけだ。
話をポドルスキに戻せば、神戸が過去にイルハンを獲得して話題作りだけは成功したように、今回もポドルスキによって話題作りだけは既に成功している。そもそもオーナー三木谷氏はビジネスマンである。戦力云々の前にビジネス面を優先させる。話はそこからなのだ。それを戦力面から話を始めても無意味というもの。フォルランとカカウを獲得したセレッソがJ2に降格した。それも戦力ではなかったからだ。でもビジネス面では成功した。Jリーグに於けるビッグネーム獲得は、話はそこからなのだ。
その証拠に、ポドルスキ獲得の話題によりマスコミからもファン・サポーターからも注目度が飛躍的にアップした神戸。もっと言うならば、50歳という某伝説的選手と契約し続ける某クラブチームも、目的は同じなのだから、その対象が大きいか小さいかという単純な話だ。
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スタジアムではゴール裏住人であります。
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