浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2016年 J1リーグ 1stステージ 第4節
湘南ベルマーレ0-2浦和レッズ
~Shonan BMWスタジアム平塚
平塚駅前「大将」、まぐろ串カツ、まぐろラーメンで験を担ぐのであった。
そのおかげかどうかは知らんが、実に危なげない内容で完封勝利である。本当に落ち着いて観られた内容であった。
湘南は今季しぶとく川崎と広島に引き分けている決して侮れないチームなれど、レッズからしたら遠藤航を引き抜いた訳だし、レッズを良く知る坪井と直輝はベンチ外だし、同じくレッズから移籍仕立ての岡本がスタメンなのは若干厄介だったが、それでも脅威になる存在ではない。ちなみに自分はスタジアムに着くまで、その岡本が湘南に移籍した事を忘れていた。すまん岡本。
しかも湘南は、どんな相手であろうとドン引き戦法はしない。チョウ・キジェ監督のポリシーだ。しかし、ドン引き戦法に弱いレッズとしては、こういうチームが一番やりやすい相手なのであった。
それを絵に描いた試合内容。キチンと攻めて来てくれる湘南に、こうなると必然的に総合力で上回るチームが支配するゲームになるから、湘南が攻めて来れば寄せの速い守備で自由にさせず、後は組織力も個人能力も上回るレッズが落ち着いて攻めるだけ。試合内容としては実にシンプルかつ正攻法。ピンチらしいピンチは後半終盤にミドルを撃たれて西川がスーパーセーブで凌いだ1度だけ。まさに横綱相撲で対応したレッズの必然的な勝利だ。
とは言え、結果的に勝ったからこそ正攻法だの横綱相撲だの必然的だの余裕綽々で書けるのも本音なのだが、それはそれとして、サッカーで勝つために絶対に必要な事、それは点を取るという事である。
「そんなのは当たり前だろ」とツッコミが入りそうたが、まあ聞いてほしい。点を取る為に必要な事とは何だろうか。そう、シュートを撃つ事である。
「そんなのも当たり前だろ」と更にツッコミが入りそうたが、まあ更に聞いてほしい。シュートを撃つ為に必要な事とは何だろうか。そう、積極性である。
肝心な場面でシュートを撃たずにパスを選択してチャンスを逸する事が少なくないミシャサッカーに於いて、ミドルシュートは天然記念物ものだ。でも、そういうシュートでも前が空いたら撃てば、時に何かが起きるものだ。そう、かつて山形戦での阿部のスーパーシュートのように。
まあ今回の李のシュートは、スーパーなシュートではなかったが、思いっきり撃ったシュートが敵に当たり、ド派手にコースが変わって入ってしまった。綺麗なゴールではなかったが、李が積極的にそう撃ったからこそ生まれたゴールだった。この積極性と泥臭さがミシャレッズに欠けているものなのだ。
まあ、その李のシュートが綺麗に跳ね返されて、そこからカウンターを喰らうというオチも有り得たが、そこはサッカーの紙一重な世界だ。
ちなみに、この試合の懸念材料はレッズの内部事情でも対戦相手でもなく、他でもない主審の飯田氏。そして期待を裏切らない糞ジャッジでレッズの絶好のカウンターチャンスにアドバンテージ取らずに笛吹いて止めて得点機会をフイにするわ、パスを邪魔してボールに当たるわ、もう勘弁してくださいよ。
それにしても、レッズは僅か4日前にアウェー広州で激戦を繰り広げたばかりなのに、それでも多くの選手が最後まで運動量が落ちなかった。前線で動き回っていた武藤はさすがに足が攣っていたが、広州戦にフル出場した柏木、阿部、槙野、遠藤、森脇は最後まで足が止まらず、攻守に渡ってチームを支え続けていた。これは特筆ものだろう。
そして遠藤は、移籍後初めて古巣との対戦に於いて、何事も無かったように終止冷静沈着であった。まだ若いから、内心は思うところもあっただろうに、それを一切表に出さないところが大人だ。さすがUー23代表キャプテンだけある。古巣相手になると感情が表に出てしまっていた(しかも毎試合)某選手とは大違いだ。え?某選手って誰かって?さ、さあ、誰でしょう?じゃあクイズ!(嘘)
ってか、”浦和のハート”は湘南レンタル移籍2年目なのに、また怪我しているのかアピール不足なのか知らんがベンチにも入れず何をやっているんだ?このままでは、このままでは・・・。
しかし全然どうでも良い話なんだけど、湘南選手の幟で他の選手のキャッチコピーは4文字なのに、何故に直輝だけ3文字?だいたい【魔法脚】って何やねん?直輝って魔法とか、そういうキャラじゃなかっただろ。確か去年は”何とか小僧”とかだった筈なのに。・・・本当にどうでも良い話だな。つーか幟の写真、眉間にシワを寄せてる場合か!試合出ろよ魔法脚!
------
J1リーグ 1stステージ第4節 湘南0-2浦和
得点/41分・李(浦)、55分・興梠(浦)
主審=飯田淳平
観衆:14,419人
湘南ベルマーレ0-2浦和レッズ
~Shonan BMWスタジアム平塚
平塚駅前「大将」、まぐろ串カツ、まぐろラーメンで験を担ぐのであった。
そのおかげかどうかは知らんが、実に危なげない内容で完封勝利である。本当に落ち着いて観られた内容であった。
湘南は今季しぶとく川崎と広島に引き分けている決して侮れないチームなれど、レッズからしたら遠藤航を引き抜いた訳だし、レッズを良く知る坪井と直輝はベンチ外だし、同じくレッズから移籍仕立ての岡本がスタメンなのは若干厄介だったが、それでも脅威になる存在ではない。ちなみに自分はスタジアムに着くまで、その岡本が湘南に移籍した事を忘れていた。すまん岡本。
しかも湘南は、どんな相手であろうとドン引き戦法はしない。チョウ・キジェ監督のポリシーだ。しかし、ドン引き戦法に弱いレッズとしては、こういうチームが一番やりやすい相手なのであった。
それを絵に描いた試合内容。キチンと攻めて来てくれる湘南に、こうなると必然的に総合力で上回るチームが支配するゲームになるから、湘南が攻めて来れば寄せの速い守備で自由にさせず、後は組織力も個人能力も上回るレッズが落ち着いて攻めるだけ。試合内容としては実にシンプルかつ正攻法。ピンチらしいピンチは後半終盤にミドルを撃たれて西川がスーパーセーブで凌いだ1度だけ。まさに横綱相撲で対応したレッズの必然的な勝利だ。
とは言え、結果的に勝ったからこそ正攻法だの横綱相撲だの必然的だの余裕綽々で書けるのも本音なのだが、それはそれとして、サッカーで勝つために絶対に必要な事、それは点を取るという事である。
「そんなのは当たり前だろ」とツッコミが入りそうたが、まあ聞いてほしい。点を取る為に必要な事とは何だろうか。そう、シュートを撃つ事である。
「そんなのも当たり前だろ」と更にツッコミが入りそうたが、まあ更に聞いてほしい。シュートを撃つ為に必要な事とは何だろうか。そう、積極性である。
肝心な場面でシュートを撃たずにパスを選択してチャンスを逸する事が少なくないミシャサッカーに於いて、ミドルシュートは天然記念物ものだ。でも、そういうシュートでも前が空いたら撃てば、時に何かが起きるものだ。そう、かつて山形戦での阿部のスーパーシュートのように。
まあ今回の李のシュートは、スーパーなシュートではなかったが、思いっきり撃ったシュートが敵に当たり、ド派手にコースが変わって入ってしまった。綺麗なゴールではなかったが、李が積極的にそう撃ったからこそ生まれたゴールだった。この積極性と泥臭さがミシャレッズに欠けているものなのだ。
まあ、その李のシュートが綺麗に跳ね返されて、そこからカウンターを喰らうというオチも有り得たが、そこはサッカーの紙一重な世界だ。
ちなみに、この試合の懸念材料はレッズの内部事情でも対戦相手でもなく、他でもない主審の飯田氏。そして期待を裏切らない糞ジャッジでレッズの絶好のカウンターチャンスにアドバンテージ取らずに笛吹いて止めて得点機会をフイにするわ、パスを邪魔してボールに当たるわ、もう勘弁してくださいよ。
そして遠藤は、移籍後初めて古巣との対戦に於いて、何事も無かったように終止冷静沈着であった。まだ若いから、内心は思うところもあっただろうに、それを一切表に出さないところが大人だ。さすがUー23代表キャプテンだけある。古巣相手になると感情が表に出てしまっていた(しかも毎試合)某選手とは大違いだ。え?某選手って誰かって?さ、さあ、誰でしょう?じゃあクイズ!(嘘)
しかし全然どうでも良い話なんだけど、湘南選手の幟で他の選手のキャッチコピーは4文字なのに、何故に直輝だけ3文字?だいたい【魔法脚】って何やねん?直輝って魔法とか、そういうキャラじゃなかっただろ。確か去年は”何とか小僧”とかだった筈なのに。・・・本当にどうでも良い話だな。つーか幟の写真、眉間にシワを寄せてる場合か!試合出ろよ魔法脚!
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J1リーグ 1stステージ第4節 湘南0-2浦和
得点/41分・李(浦)、55分・興梠(浦)
主審=飯田淳平
観衆:14,419人
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2016年 AFCチャンピオンズリーグ グループステージ・第3戦
広州恒大2-2浦和レッズ
~広州天河体育中心
大きな勝ち点1が取れた。奇跡的にも土壇場で良く追い付いたと言うべきか、いや諦めずに攻め続けたからと言うべきか。まあどちらでも良いんだけど、前半だけを見れば完全に負け試合だった内容も、後半に広州がジャクソン・マルティネスを前線に残しただけで完全に守りに入った事で、レッズは敵のカウンターを警戒しながら攻めるだけという、ハッキリした戦い方が出来た。
先ずは話を前半に戻すと、意味不明なPKを喰らったのは大変な不運だった。ズラタンは確かに相手の身体にハッキリと腕は回していたが、それほど強く抑え込んでいなかったのは明白。そこに無理に相手がオーバーヘッド体勢でジャンプして地面に自爆的に墜落。でも主審はズラタンが抑え込んだとの判定・・・オイオイ何だよそれ。いや抑も、あの状態でオーバーヘッドしようとするか普通?PK狙ってのシミュレーションだったとも見られるんだけど。だとしたら、敵にまんまとしてやられた。
まあPKは不運としよう。問題は2失点目で、完全にパワーとスピードで押し切られてエリア内に侵入されては深い位置で折り返された。中もリカルド・グラルの存在に対応出来なかった。ここはチームの総合力で負けた場面。アジアの戦いの現実だった。
まあこれは身体的な部分が大きく含まれるから、どうやってもACL向きではないメンバー構成の上に守備がザルな戦術のミシャレッズでは、いくら望んでも手が届かない部分なのでどうしようもない。
2失点目までは、とにかくDFラインでクリアするのが精一杯なサッカーになっていたレッズも、ここから早くも2点リードした広州が落ち着き出した。レッズとしてはこれで攻撃に移れるようになった訳だし、逆に広州は2点リードしてから落ち着いてしまった事が仇となった感じ。
柏木のコーナーキックなんだけど、いつもは緩い弾道でニアばかり蹴っていたのに、この試合では無理にでもファーに巻いて蹴り上げていた。高さで叶わない広州相手ではニアやセンターに蹴り入れても跳ね返されるのがオチだから、ならばファーに蹴ってみよう的な作戦だったのかもしれない。これが功を奏したのかどうかはわからないけど、キーパーの精一杯の中途半端なクリアミスを誘って、ファーの武藤が押し込んだ。
武藤は後半にもエリア内で決定的なシュートを放ってキーパーに防がれた場面があったが、やはり武藤は強い相手の方がガチガチに守らない分、それだけバイタルやスペースに躍り出る場面が増える傾向。
後半は攻めるレッズに普通に守る広州という構図だった訳だけど、広州は散発的な攻撃の中にも強いフィジカルや個人技が含まれるから、要所要所では危険なシュートを何度も放って来ていたし、そのシュートが枠を外れてくれていたから助かったが、それも紙一重の離しで大量失点していても文句は言えないゴール前の状況だった。ここは現実的に見ておかなければいけない部分。特にレッズは90分通して終始リカルド・グラルを捕まえられなかった。リカルド・グラルは”なんちゃって”セレソンなれど、ジャクソン・マルティネスとパウリーニョという世界的選手に目が奪われている中で、リカルド・グラルはかなり厄介な相手だった。
攻め続けたレッズ。最後の最後で広州の守備網が破れた。本当に一瞬。そこを興梠が冷静にダイレクトで突き刺した。
本当に大きな追加点。本当に良く追い付いた。今回はもうそれ以上は望まない。アウェーで金満の広州相手に、最低限どころかある意味で最高に近い結果を出してくれたんじゃないかなと思う。
当初自分は勝ち点1狙いで(ミシャは絶対にやらないとわかっていても)定石通りドン引きで守って守って守り抜く戦法で行くべきと思っていたが、早い時間帯にリードを許してしまった事で、レッズとしてはどうしても点を取りに行かなければいけない展開になってしまった。もちろん広州が手を緩めて守りに入ってくれた幸運はあったが、その時系列とレッズの諦めない姿勢が絡んで、見事な同点劇か生まれたと思う。
広州は、どうなんだろう。開幕前の大方の予想を覆す大不調っぷり。エウケソン放出の失敗と、それ以上の存在になる筈だったのにフィットしないジャクソン・マルティネスという大誤算は確かに響いているみたいだけど、それでも広州は広州の筈だった。ただリッピ時代は守備でも粘りがあった印象があったが(イタリアだからという先行イメージなのかもしれないが)、カンナヴァロ挟んでフェリペに変わった事で、いくら昨季にACLを制したと言っても、チームの様相が少し変わってしまったのだろうか。まあそれも、守備より攻撃というブラジル式の指導方法で守備が緩んだのかもしれないという、これまた表面上のイメージしかないのだが。
尤も敵である広州の心配をしていても意味がないので、レッズとしては広州がこのまま不調に陥ったままである事を祈りつつ、これでグループ内の当面のライバルは浦項という事になったのかな。ってかシドニーが首位に付ける事自体が予想外だった。
ACLはここから折返し。まだ半分な以上は、どうなるかわからないので、今かから星取勘定はやめて、一呼吸おいてJリーグに気持ちを切り替えよう。
------
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3戦 広州2-2浦和
得点/6分・リカルド グラルPK(広)、14分・リカルド グラル(広)、30分・武藤(浦)、89分・興梠(浦)
主審=モハメド・アブドゥラ・ハッサン
観衆:48,816人
広州恒大2-2浦和レッズ
~広州天河体育中心
大きな勝ち点1が取れた。奇跡的にも土壇場で良く追い付いたと言うべきか、いや諦めずに攻め続けたからと言うべきか。まあどちらでも良いんだけど、前半だけを見れば完全に負け試合だった内容も、後半に広州がジャクソン・マルティネスを前線に残しただけで完全に守りに入った事で、レッズは敵のカウンターを警戒しながら攻めるだけという、ハッキリした戦い方が出来た。
先ずは話を前半に戻すと、意味不明なPKを喰らったのは大変な不運だった。ズラタンは確かに相手の身体にハッキリと腕は回していたが、それほど強く抑え込んでいなかったのは明白。そこに無理に相手がオーバーヘッド体勢でジャンプして地面に自爆的に墜落。でも主審はズラタンが抑え込んだとの判定・・・オイオイ何だよそれ。いや抑も、あの状態でオーバーヘッドしようとするか普通?PK狙ってのシミュレーションだったとも見られるんだけど。だとしたら、敵にまんまとしてやられた。
まあPKは不運としよう。問題は2失点目で、完全にパワーとスピードで押し切られてエリア内に侵入されては深い位置で折り返された。中もリカルド・グラルの存在に対応出来なかった。ここはチームの総合力で負けた場面。アジアの戦いの現実だった。
まあこれは身体的な部分が大きく含まれるから、どうやってもACL向きではないメンバー構成の上に守備がザルな戦術のミシャレッズでは、いくら望んでも手が届かない部分なのでどうしようもない。
2失点目までは、とにかくDFラインでクリアするのが精一杯なサッカーになっていたレッズも、ここから早くも2点リードした広州が落ち着き出した。レッズとしてはこれで攻撃に移れるようになった訳だし、逆に広州は2点リードしてから落ち着いてしまった事が仇となった感じ。
柏木のコーナーキックなんだけど、いつもは緩い弾道でニアばかり蹴っていたのに、この試合では無理にでもファーに巻いて蹴り上げていた。高さで叶わない広州相手ではニアやセンターに蹴り入れても跳ね返されるのがオチだから、ならばファーに蹴ってみよう的な作戦だったのかもしれない。これが功を奏したのかどうかはわからないけど、キーパーの精一杯の中途半端なクリアミスを誘って、ファーの武藤が押し込んだ。
武藤は後半にもエリア内で決定的なシュートを放ってキーパーに防がれた場面があったが、やはり武藤は強い相手の方がガチガチに守らない分、それだけバイタルやスペースに躍り出る場面が増える傾向。
後半は攻めるレッズに普通に守る広州という構図だった訳だけど、広州は散発的な攻撃の中にも強いフィジカルや個人技が含まれるから、要所要所では危険なシュートを何度も放って来ていたし、そのシュートが枠を外れてくれていたから助かったが、それも紙一重の離しで大量失点していても文句は言えないゴール前の状況だった。ここは現実的に見ておかなければいけない部分。特にレッズは90分通して終始リカルド・グラルを捕まえられなかった。リカルド・グラルは”なんちゃって”セレソンなれど、ジャクソン・マルティネスとパウリーニョという世界的選手に目が奪われている中で、リカルド・グラルはかなり厄介な相手だった。
攻め続けたレッズ。最後の最後で広州の守備網が破れた。本当に一瞬。そこを興梠が冷静にダイレクトで突き刺した。
本当に大きな追加点。本当に良く追い付いた。今回はもうそれ以上は望まない。アウェーで金満の広州相手に、最低限どころかある意味で最高に近い結果を出してくれたんじゃないかなと思う。
当初自分は勝ち点1狙いで(ミシャは絶対にやらないとわかっていても)定石通りドン引きで守って守って守り抜く戦法で行くべきと思っていたが、早い時間帯にリードを許してしまった事で、レッズとしてはどうしても点を取りに行かなければいけない展開になってしまった。もちろん広州が手を緩めて守りに入ってくれた幸運はあったが、その時系列とレッズの諦めない姿勢が絡んで、見事な同点劇か生まれたと思う。
広州は、どうなんだろう。開幕前の大方の予想を覆す大不調っぷり。エウケソン放出の失敗と、それ以上の存在になる筈だったのにフィットしないジャクソン・マルティネスという大誤算は確かに響いているみたいだけど、それでも広州は広州の筈だった。ただリッピ時代は守備でも粘りがあった印象があったが(イタリアだからという先行イメージなのかもしれないが)、カンナヴァロ挟んでフェリペに変わった事で、いくら昨季にACLを制したと言っても、チームの様相が少し変わってしまったのだろうか。まあそれも、守備より攻撃というブラジル式の指導方法で守備が緩んだのかもしれないという、これまた表面上のイメージしかないのだが。
尤も敵である広州の心配をしていても意味がないので、レッズとしては広州がこのまま不調に陥ったままである事を祈りつつ、これでグループ内の当面のライバルは浦項という事になったのかな。ってかシドニーが首位に付ける事自体が予想外だった。
ACLはここから折返し。まだ半分な以上は、どうなるかわからないので、今かから星取勘定はやめて、一呼吸おいてJリーグに気持ちを切り替えよう。
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第3戦 広州2-2浦和
得点/6分・リカルド グラルPK(広)、14分・リカルド グラル(広)、30分・武藤(浦)、89分・興梠(浦)
主審=モハメド・アブドゥラ・ハッサン
観衆:48,816人
2016年 J1リーグ 1stステージ 第3節
浦和レッズ2-0アビスパ福岡
~埼玉スタジアム2002
狂気のスウィーツ祭りなので、唐辛子スパイスの塊がドカンと乗っかったスパイシー丼を味わう。
・・・本当に辛いでやんの。しかもスパイスの味付けが独特で、喰ってる最中からお口の臭い匂いが凄い事に・・・。
しかも何処が春なのか、寒いし小雨は降ってくるし、客は少ないし、こう試合毎に気候がコロコロ変わる不安定さは、試合毎に内容がコロコロ変わるどっかのチームと同じだな。
初っ端から守って来る事がわかっている相手のプランを崩すには、とにかくどんな方法を使ってでも、こちらが出来るだけ早く先制する事であろう。これが叶わずに相手の守備サッカーに付き合っていると、そのままズルズル深みに嵌まってしまい攻め疲れにもなる。それで失点でもしようものなら、もう相手は益々自陣に引き籠ってしまう。
開始18分での先制は、相手のプランにヒビを入れるには絶妙な時間帯だったと思われる。サッカーは開始15分で眼が慣れると言われているが、そこまで動きが無いと、そこから試合が落ち着いて行く傾向があるスポーツである。
未だ久々のJ1の水に慣れていない福岡が、開始15分間レッズの大猛攻を耐えてしまった。「このまま行けるかも」という自信を与えてしまったかもしれない。逆にこのままではレッズがズルズルパターンだ。しかしそれを打破するために15分を過ぎても手を緩めず、先制点を目指した賜物だったのかもしれない。
そしてプランの崩れた福岡は、これで守っているだけでは駄目になった。こうなると、強い方のチームに余裕が生まれて追加点も取りやすくなる。自然の流れである。
頑固なミシャが、早くも森脇の左ストッパーを解除して、槙野を左ストッパーに戻した。さすがのミシャも、森脇の左の余程の駄目さ加減を無視する訳には行かなかったのだろう。しかしまあ、それでも引き続き森脇を使う事は使うのね。そして今度は遠藤が真ん中。・・・ポジションを引っ掻き回さないで、始めからこうすれば良かったものを。まあ結果論になってしまうけど。
しかしこうなると遠藤の扱い方だな。高いレベルでの守備のポリバレント性は認めたいが、だからと言って試合毎にポジションを弄くると便利屋や器用貧乏になりそうで、個人的には好ましくないと思っている。いっそボランチに固定して阿部をベンチに追いやる位の存在になってほしい。そんな遠藤はコーナーからバースレスレの惜しいヘッドがあったが、こういうシーンってやはりキッカーが柏木以外の時の方が多いような気が・・・。
磐田戦でチョンボした西川は、今回はかなり気を引き締めて臨んでくれたようで、おかげで今季初の文化シヤッター。その西川、ヒーローインタビューで「ピンチは無かった」と語ったが、自らのナイスセーブで失点を防いだり、相手の決定的なやつがポスト弾いたりと、しっかり大ピンチがあったじゃないか~。
井原が率いる福岡。堤と水輝が居る福岡。しかもダニルソンまで補強していた福岡。ウェリントンも厄介だった福岡。・・・それでも去年J1勝ち点2位のチームと福岡では、総力で大きな差があった。実際そういう内容だった。だから妥当な結果に終わった。そういう試合だった。ただ磐田戦での情けない敗戦だけが響かないかが心配だった。それが開始18分の先制点で払拭された。そういう試合だったという事。
さあ次はいよいよ・・・アウェーで広州恒大。勝ち点1は欲しい。しかし勢いで大きな壁を崩せるか
------
J1リーグ 1stステージ第3節 浦和2-0福岡
得点/18分・興梠(浦)、51分・興梠(浦)
主審=上田益也
観衆:27,946人
浦和レッズ2-0アビスパ福岡
~埼玉スタジアム2002
狂気のスウィーツ祭りなので、唐辛子スパイスの塊がドカンと乗っかったスパイシー丼を味わう。
・・・本当に辛いでやんの。しかもスパイスの味付けが独特で、喰ってる最中からお口の臭い匂いが凄い事に・・・。
しかも何処が春なのか、寒いし小雨は降ってくるし、客は少ないし、こう試合毎に気候がコロコロ変わる不安定さは、試合毎に内容がコロコロ変わるどっかのチームと同じだな。
初っ端から守って来る事がわかっている相手のプランを崩すには、とにかくどんな方法を使ってでも、こちらが出来るだけ早く先制する事であろう。これが叶わずに相手の守備サッカーに付き合っていると、そのままズルズル深みに嵌まってしまい攻め疲れにもなる。それで失点でもしようものなら、もう相手は益々自陣に引き籠ってしまう。
開始18分での先制は、相手のプランにヒビを入れるには絶妙な時間帯だったと思われる。サッカーは開始15分で眼が慣れると言われているが、そこまで動きが無いと、そこから試合が落ち着いて行く傾向があるスポーツである。
未だ久々のJ1の水に慣れていない福岡が、開始15分間レッズの大猛攻を耐えてしまった。「このまま行けるかも」という自信を与えてしまったかもしれない。逆にこのままではレッズがズルズルパターンだ。しかしそれを打破するために15分を過ぎても手を緩めず、先制点を目指した賜物だったのかもしれない。
そしてプランの崩れた福岡は、これで守っているだけでは駄目になった。こうなると、強い方のチームに余裕が生まれて追加点も取りやすくなる。自然の流れである。
頑固なミシャが、早くも森脇の左ストッパーを解除して、槙野を左ストッパーに戻した。さすがのミシャも、森脇の左の余程の駄目さ加減を無視する訳には行かなかったのだろう。しかしまあ、それでも引き続き森脇を使う事は使うのね。そして今度は遠藤が真ん中。・・・ポジションを引っ掻き回さないで、始めからこうすれば良かったものを。まあ結果論になってしまうけど。
しかしこうなると遠藤の扱い方だな。高いレベルでの守備のポリバレント性は認めたいが、だからと言って試合毎にポジションを弄くると便利屋や器用貧乏になりそうで、個人的には好ましくないと思っている。いっそボランチに固定して阿部をベンチに追いやる位の存在になってほしい。そんな遠藤はコーナーからバースレスレの惜しいヘッドがあったが、こういうシーンってやはりキッカーが柏木以外の時の方が多いような気が・・・。
磐田戦でチョンボした西川は、今回はかなり気を引き締めて臨んでくれたようで、おかげで今季初の文化シヤッター。その西川、ヒーローインタビューで「ピンチは無かった」と語ったが、自らのナイスセーブで失点を防いだり、相手の決定的なやつがポスト弾いたりと、しっかり大ピンチがあったじゃないか~。
井原が率いる福岡。堤と水輝が居る福岡。しかもダニルソンまで補強していた福岡。ウェリントンも厄介だった福岡。・・・それでも去年J1勝ち点2位のチームと福岡では、総力で大きな差があった。実際そういう内容だった。だから妥当な結果に終わった。そういう試合だった。ただ磐田戦での情けない敗戦だけが響かないかが心配だった。それが開始18分の先制点で払拭された。そういう試合だったという事。
さあ次はいよいよ・・・アウェーで広州恒大。勝ち点1は欲しい。しかし勢いで大きな壁を崩せるか
------
J1リーグ 1stステージ第3節 浦和2-0福岡
得点/18分・興梠(浦)、51分・興梠(浦)
主審=上田益也
観衆:27,946人
2016年 J1リーグ 1stステージ 第2節
浦和レッズ1-2ジュビロ磐田
~埼玉スタジアム2002
危なくなったら球離れ良く逃げれば良いものを、無理にでもキープして余計にボールを奪われそうになり、結局は苦し紛れにキーパーにバックパス。
↓
苦し紛れなバックパスだから受けた方も余裕が無く、ならば球離れ良く逃げれば良いものを、無理にでも繋ごうとして逆に敵にボールを奪われる。
↓
で、失点。
こんな情けないシーンは何も今に始まった事ではなく、ミシャがレッズの監督に就任してから、いやもっと以前にミシャが広島の監督時代からずっと繰り返しているミスだから、これを今更どうこう言ったところで絶対に無くならない。ミシャが監督であり続ける限り繰り返される。永遠に。だから文句言うだけ労力の無駄。諦めよう。
それよりだな、森脇を左ストッパーで使い続ける意味は何処にある?
遠藤を右ストッパーで使いたいから、森脇を左ストッパーに移した訳だけど、そのせいで槙野まで本来の左ストッパーからリベロに移して、結論から言えば森脇の左ストッパーもリベロの槙野も、全く機能していない。寧ろこんな事をするもんだから、只でさえ安定性を欠いていた最終ラインが、余計に不安定になっただけだ。槙野なんて何処のポジションだろうが結局は我慢出来ずに攻め上がって行ってしまうし。
遠藤獲得の弊害となってしまっているが、そもそも遠藤を右ストッパーで使うならば、森脇はサブでも良い筈だろう。普段から失点に絡む事が多い森脇を、この期に及んで主力組のスタメンで使いたがるミシャには本当に困ったものだ。だから息子贔屓とか揶揄されるのだ。宇賀神が今季パッとしないのも、森脇を左ストッパーにした事でコンビネーションが滅茶苦茶な事になってしまっているからだ。せっかく槙野とのコンビで宇賀神がバランサーとしての役割を担ってある程度は上手く行っていたのに、それが今季は森脇相手にどうして良いのかわからないのだろう。
こんな状態でイリッチが使えるようになったら、果たしてDFラインはどうなってしまうのだろう。というか即戦力の筈のベテラン外国人が、怪我でもないのに開幕から4試合も未だベンチ外という異常事態。ミシャよ、そしてその言いなりの山道氏よ、「ミシャサッカーに合う選手」だから獲ったんじゃなかったのか?一体全体どうなってんだ???
それはともかく、ミシャサッカーの治さない絶対的な弱点で失点した事より、せっかく同点に追い付いた直後に、簡単に失点してしまった事だ。
サッカーは得点直後は集中力が途切れがちになり、それですぐ失点するパターンはレッズじゃなくても少なくはないが、それにしてもアッサリと失点するのはレッズのパターン。それも本調子ではない筈の途中出場ジェイに花を持たせてしまうのだから・・・。名波が勝ちに来たという人も居るけれど、それは結果論であって、ようはレッズのゴール前に於ける守備がザルだからに他ならない。
まあ守備もそうだけど、今回は攻撃もパッとしなかった訳で、武藤は引き気味の磐田守備網に喘いでスペースを見つけ出せず何も出来なかったし、興梠はシャドーでは役不足であり持ち味が活かせない。ズラタンは闘志は見せてくれたが、如何せん1トップ向きではなく孤立してしまう。柏木はゴールこそ挙げたが、それ以外ではゴールから遠い位置で単なる散らし役に留まっていてゲームメーカーになっていなかった。コーナーキックもあれだけ蹴っているのに、キッカーが柏木だと弾道が緩くて入る気がしない・・・。
ミシャも何がしたかったのかわからない。僅か4日前のACLでは選手3枚替えの大博打を敢行したと思ったら、今度は負けているのに交代枠を1人余らしたまま終了。この監督、本当に頭の中がどうなっているのか・・・。
でも1番の原因は、やはり磐田を舐めていた事かな。2年間J2暮らしだった磐田に、まさかホーム開幕戦で負けるなど、試合前は殆どの人が思っていなかっただろう。カミンスキーやジェイ、アダウイトンという昨シーズン評判の良かった外国人勢を残留させ、そこに昔の磐田を知る選手も数人復帰させた。それでも、それでも所詮はJ2上がり直後だという規定概念が慢心を産み、敗戦を招いた部分は大きい。
次節の相手、これも久々のJ1となる福岡だ。ウェリントンというレッズが苦手とする屈強タイプの外国人を擁し、守備でも磐田以上に引いてはカウンター狙いで来るだろう。レッズには先ずは守備から入る我慢のサッカーをしてもらいたいと言いたいところだが、対福岡に関しては、早めに先制点を奪わないと、そのままズルズル行ってしまいそうな気がする。とにかく序盤から戦い方が試合の行方を左右しそうだ。
そんな福岡戦に於いて・・・
辛党同好会・春の大悲報発生
またやるのか・・・・。
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J1リーグ 1stステージ第2節 浦和1-2磐田
得点/30分・太田(磐)、 78分・柏木(浦)、82分・ジェイ(磐)
主審=佐藤隆治
観衆:43,826人
浦和レッズ1-2ジュビロ磐田
~埼玉スタジアム2002
↓
苦し紛れなバックパスだから受けた方も余裕が無く、ならば球離れ良く逃げれば良いものを、無理にでも繋ごうとして逆に敵にボールを奪われる。
↓
で、失点。
こんな情けないシーンは何も今に始まった事ではなく、ミシャがレッズの監督に就任してから、いやもっと以前にミシャが広島の監督時代からずっと繰り返しているミスだから、これを今更どうこう言ったところで絶対に無くならない。ミシャが監督であり続ける限り繰り返される。永遠に。だから文句言うだけ労力の無駄。諦めよう。
それよりだな、森脇を左ストッパーで使い続ける意味は何処にある?
遠藤を右ストッパーで使いたいから、森脇を左ストッパーに移した訳だけど、そのせいで槙野まで本来の左ストッパーからリベロに移して、結論から言えば森脇の左ストッパーもリベロの槙野も、全く機能していない。寧ろこんな事をするもんだから、只でさえ安定性を欠いていた最終ラインが、余計に不安定になっただけだ。槙野なんて何処のポジションだろうが結局は我慢出来ずに攻め上がって行ってしまうし。
遠藤獲得の弊害となってしまっているが、そもそも遠藤を右ストッパーで使うならば、森脇はサブでも良い筈だろう。普段から失点に絡む事が多い森脇を、この期に及んで主力組のスタメンで使いたがるミシャには本当に困ったものだ。だから息子贔屓とか揶揄されるのだ。宇賀神が今季パッとしないのも、森脇を左ストッパーにした事でコンビネーションが滅茶苦茶な事になってしまっているからだ。せっかく槙野とのコンビで宇賀神がバランサーとしての役割を担ってある程度は上手く行っていたのに、それが今季は森脇相手にどうして良いのかわからないのだろう。
こんな状態でイリッチが使えるようになったら、果たしてDFラインはどうなってしまうのだろう。というか即戦力の筈のベテラン外国人が、怪我でもないのに開幕から4試合も未だベンチ外という異常事態。ミシャよ、そしてその言いなりの山道氏よ、「ミシャサッカーに合う選手」だから獲ったんじゃなかったのか?一体全体どうなってんだ???
それはともかく、ミシャサッカーの治さない絶対的な弱点で失点した事より、せっかく同点に追い付いた直後に、簡単に失点してしまった事だ。
サッカーは得点直後は集中力が途切れがちになり、それですぐ失点するパターンはレッズじゃなくても少なくはないが、それにしてもアッサリと失点するのはレッズのパターン。それも本調子ではない筈の途中出場ジェイに花を持たせてしまうのだから・・・。名波が勝ちに来たという人も居るけれど、それは結果論であって、ようはレッズのゴール前に於ける守備がザルだからに他ならない。
まあ守備もそうだけど、今回は攻撃もパッとしなかった訳で、武藤は引き気味の磐田守備網に喘いでスペースを見つけ出せず何も出来なかったし、興梠はシャドーでは役不足であり持ち味が活かせない。ズラタンは闘志は見せてくれたが、如何せん1トップ向きではなく孤立してしまう。柏木はゴールこそ挙げたが、それ以外ではゴールから遠い位置で単なる散らし役に留まっていてゲームメーカーになっていなかった。コーナーキックもあれだけ蹴っているのに、キッカーが柏木だと弾道が緩くて入る気がしない・・・。
ミシャも何がしたかったのかわからない。僅か4日前のACLでは選手3枚替えの大博打を敢行したと思ったら、今度は負けているのに交代枠を1人余らしたまま終了。この監督、本当に頭の中がどうなっているのか・・・。
でも1番の原因は、やはり磐田を舐めていた事かな。2年間J2暮らしだった磐田に、まさかホーム開幕戦で負けるなど、試合前は殆どの人が思っていなかっただろう。カミンスキーやジェイ、アダウイトンという昨シーズン評判の良かった外国人勢を残留させ、そこに昔の磐田を知る選手も数人復帰させた。それでも、それでも所詮はJ2上がり直後だという規定概念が慢心を産み、敗戦を招いた部分は大きい。
次節の相手、これも久々のJ1となる福岡だ。ウェリントンというレッズが苦手とする屈強タイプの外国人を擁し、守備でも磐田以上に引いてはカウンター狙いで来るだろう。レッズには先ずは守備から入る我慢のサッカーをしてもらいたいと言いたいところだが、対福岡に関しては、早めに先制点を奪わないと、そのままズルズル行ってしまいそうな気がする。とにかく序盤から戦い方が試合の行方を左右しそうだ。
そんな福岡戦に於いて・・・
辛党同好会・春の大悲報発生
またやるのか・・・・。
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J1リーグ 1stステージ第2節 浦和1-2磐田
得点/30分・太田(磐)、 78分・柏木(浦)、82分・ジェイ(磐)
主審=佐藤隆治
観衆:43,826人
2016年 AFCチャンピオンズリーグ グループステージ・第2戦
浦項スティーラーズ1-0浦和レッズ
~浦項スティールヤード
どっちもチーム名の頭が浦だし、どっちもチームカラーが赤だし。何か浦項には親近感が湧くような湧かないような・・・。
で、どうなんだろう。レッズは身体能力で上回る韓国チームに対して、フィジカル勝負が出来るズラタンや槙野は絶対に外せなかったにしても、その他のスタメンを見た限りでは、本気で勝ちに行こうこはしていなかったように思える。それはターンオーバーだから大幅に選手を入れ替えたという以前に、DFラインを見ても始めから意図的に守り重視狙いだったように思えた。即ちアウェーでは現時点ではドロー狙いで、最低限勝ち点1で御の字だと・・・。
個人的にも今回の狙いや戦い方はそれで良い筈だと思っていたのだが、それが開始20分で浦項に先制点を許してしまい、当初のプランが脆くも崩れてしまったのが誤算だった。
守り重視のプランで早い時間帯に相手に先制点を許してしまうと、もう攻めるしか手がなくなってしまう。これが国内レベルならば何とかなるのだろうが、アジアでの戦いになると、そこから激しい肉弾戦や消耗戦をも覚悟しなければならなくなる。
だからこそ、それを考慮してミシャの得意技である必殺3枚代えを慣行したのかもしれないが、ここは以前から何度も言っているように、ひじょうに危険で乱暴なギャンブル采配。特にアジアでの戦いは、その肉弾戦や消耗戦と交代策でどう転ぶかが見えない。そして怪我というリスクを大きく孕んだもの。状況が状況だったから、今回のギャンブル采配は否定も肯定も批判も擁護も控えるが、ただひとつ言える確実な事は、やはり5シーズン目に於いてもミシャはミシャであったという事だ。
それともう1つ、前半の内に那須、槙野、永田というDF陣が揃いも揃ってイエローを喰らってしまった。これはこれで大きな誤算で大変危険。こんな状態でフィジカルの強い相手にイエロー2枚目に怯えながら遠慮気味の守備を強いられる事になるのだから、後半どうすれば良いんだと思っていたら、後にも書くけど浦項が後半早い時間帯に逆に1人退場してくれたのは幸運だった。これ後半もマトモに対等に戦いが展開されていたら、退場者を出したのはレッズの方だったと思う。
さて浦項に先制点を許した後、実際レッズはそこから果敢に攻めに転じた訳だけど、やはりフィジカルで上回る浦項の固い守りに苦しめられた。ボールをキープしようにも、身体を当てられてしまうと簡単に弾かれる。ならばダイレクト気味にパスを回しても、予想外に寄せが速い浦項の激しいプレスに窮屈感を強いられては有効なパスサッカーが出来なくなった。
69分にソン・ジュンホが2枚目イエローで退場して数的優位になったレッズだったが、浦項は既にリードしている訳だから、当然のようにそこからドン引きカウンター狙い1本。こうなると・・・お決まりの展開に。
まあ数的優位になって表面的にはレッズが一方的に攻めているように見えたし、実際幾度かのチャンスは作ったし、中でも興梠のシュートは実に惜しいものだった。国内だったら同点に追い付けていたであろう内容だったのは間違いない。しかし、その内容でも相手の守備の壁を崩せないのが、国内とアジアの違いであった。
0-1という負け方。格上の相手に先制を許すものの、その相手が後半早い時間帯に1人退場してくれてレッズが数的優位に立てた故の、典型的な数字と典型的な負け方だと思う。
仮に端から勝ち狙いではなかったのだとしたら、狙っていた勝ち点1は獲れなかったが、アウェーでの失点を最低限の1に留めて、それ以上は変に傷口が拡がらなかっただけ御の字と考えるしかない、現時点では。
柏戦で口の中を負傷した阿部を今回は完全に温存出来た事や、駒井が90分通してなかなか良いプレー内容だった事は収穫だった。普段はネガティヴ思考の自分も、今回は珍しくポジティヴ思考で今回を締めたいと思う。
------
AFCチャンピオンズリーグ グループステージ・第2戦 浦項1-0浦和
得点/20分・ソン ジュンホ(項)
主審=アブドゥルラフマン・フセイン
観衆:7,000人
浦項スティーラーズ1-0浦和レッズ
~浦項スティールヤード
どっちもチーム名の頭が浦だし、どっちもチームカラーが赤だし。何か浦項には親近感が湧くような湧かないような・・・。
で、どうなんだろう。レッズは身体能力で上回る韓国チームに対して、フィジカル勝負が出来るズラタンや槙野は絶対に外せなかったにしても、その他のスタメンを見た限りでは、本気で勝ちに行こうこはしていなかったように思える。それはターンオーバーだから大幅に選手を入れ替えたという以前に、DFラインを見ても始めから意図的に守り重視狙いだったように思えた。即ちアウェーでは現時点ではドロー狙いで、最低限勝ち点1で御の字だと・・・。
個人的にも今回の狙いや戦い方はそれで良い筈だと思っていたのだが、それが開始20分で浦項に先制点を許してしまい、当初のプランが脆くも崩れてしまったのが誤算だった。
守り重視のプランで早い時間帯に相手に先制点を許してしまうと、もう攻めるしか手がなくなってしまう。これが国内レベルならば何とかなるのだろうが、アジアでの戦いになると、そこから激しい肉弾戦や消耗戦をも覚悟しなければならなくなる。
だからこそ、それを考慮してミシャの得意技である必殺3枚代えを慣行したのかもしれないが、ここは以前から何度も言っているように、ひじょうに危険で乱暴なギャンブル采配。特にアジアでの戦いは、その肉弾戦や消耗戦と交代策でどう転ぶかが見えない。そして怪我というリスクを大きく孕んだもの。状況が状況だったから、今回のギャンブル采配は否定も肯定も批判も擁護も控えるが、ただひとつ言える確実な事は、やはり5シーズン目に於いてもミシャはミシャであったという事だ。
それともう1つ、前半の内に那須、槙野、永田というDF陣が揃いも揃ってイエローを喰らってしまった。これはこれで大きな誤算で大変危険。こんな状態でフィジカルの強い相手にイエロー2枚目に怯えながら遠慮気味の守備を強いられる事になるのだから、後半どうすれば良いんだと思っていたら、後にも書くけど浦項が後半早い時間帯に逆に1人退場してくれたのは幸運だった。これ後半もマトモに対等に戦いが展開されていたら、退場者を出したのはレッズの方だったと思う。
さて浦項に先制点を許した後、実際レッズはそこから果敢に攻めに転じた訳だけど、やはりフィジカルで上回る浦項の固い守りに苦しめられた。ボールをキープしようにも、身体を当てられてしまうと簡単に弾かれる。ならばダイレクト気味にパスを回しても、予想外に寄せが速い浦項の激しいプレスに窮屈感を強いられては有効なパスサッカーが出来なくなった。
69分にソン・ジュンホが2枚目イエローで退場して数的優位になったレッズだったが、浦項は既にリードしている訳だから、当然のようにそこからドン引きカウンター狙い1本。こうなると・・・お決まりの展開に。
まあ数的優位になって表面的にはレッズが一方的に攻めているように見えたし、実際幾度かのチャンスは作ったし、中でも興梠のシュートは実に惜しいものだった。国内だったら同点に追い付けていたであろう内容だったのは間違いない。しかし、その内容でも相手の守備の壁を崩せないのが、国内とアジアの違いであった。
0-1という負け方。格上の相手に先制を許すものの、その相手が後半早い時間帯に1人退場してくれてレッズが数的優位に立てた故の、典型的な数字と典型的な負け方だと思う。
仮に端から勝ち狙いではなかったのだとしたら、狙っていた勝ち点1は獲れなかったが、アウェーでの失点を最低限の1に留めて、それ以上は変に傷口が拡がらなかっただけ御の字と考えるしかない、現時点では。
柏戦で口の中を負傷した阿部を今回は完全に温存出来た事や、駒井が90分通してなかなか良いプレー内容だった事は収穫だった。普段はネガティヴ思考の自分も、今回は珍しくポジティヴ思考で今回を締めたいと思う。
AFCチャンピオンズリーグ グループステージ・第2戦 浦項1-0浦和
得点/20分・ソン ジュンホ(項)
主審=アブドゥルラフマン・フセイン
観衆:7,000人
2016年 J1リーグ 1stステージ 第1節
柏レイソル1-2浦和レッズ
~日立柏サッカー場
仕事が超忙しい状態でてんてこ舞いしているにも拘わらず、ネットを盗み見しながらだったから、なかなか仕事が捗らないで困ったじゃないか!(仕事しろよ)
おかげ様で土曜なのに大幅残業である。でもこれで地獄の13日連続出勤がようやく終わる。やっと日曜休める・・・。
なんか開幕戦なのに初っ端から武藤のゴールが入っただの入らなかっただの、結局ノーゴールだので、さすが主審がイエティーだからなのかどうかは知らんが誤審騒ぎが発生していたみたいだけど、それにもお構いなしに水曜に続いて再びゴールを決めた武藤は、9番を背負って間もないのに、早くも9番を付けるに相応しい仕事をしている。こぼれ球だろうと何だろうと、そこに居る、そこに詰める嗅覚を持っているからこそである。
レッズの9番に求められる仕事は何を持ってしても1にゴール2にゴールであり、つまりゴールゲッターとしての存在である。いくらチームが”何処からでも誰でも点が取れる”サッカーを豪語していたところで、所詮そんなものは時に傷を舐め合い時に不安定さを生み出すだけ。やはりチームには、ここぞの時や安定的に点が取れる絶対的な点取り屋が、1人は居た方が良いのだ。新たに9番を背負った武藤は、そう自覚していると信じたい。
ACL開幕戦も武藤。J1リーグ開幕戦も武藤。そうレッズの9番は、チームメイトの誰よりも真っ先にゴールを決める選手でありたい。尤もその後にズラタンの勝ち越しゴールをアシストしたのも武藤。そう、こういえう仕事もレッズの9番らしい。点も決められるしアシスト力も伊達じゃない。そんな理想の9番になってほしい。かつての福田がそうであったように。
ただ2試合目にして早くも課題も出たようで、例の攻守の切り替えの迅速さや、球際で負けないための積極的な肉弾戦法で、中には早い時間帯からスタミナ切れを起こす選手も居たようで・・・やはりこの戦法は、スタミナが何よりも重要視される。キャンプでどれだけ体力をアップしたのか、若しくはしようとしたのかはわからないが、生半可な考えや、変に理想だけで戦術として組み込んでしまうと危険な戦法である。
まあそのためのターンオーバーなのだろうけど、那須がスタメンじゃなかったのは個人的には予想外だったが、あとは予想通り今回は興梠と柏木と遠藤を頭から使って来た。あと李もそうなんだけど、李に限ってはターンオーバーの要素より、古巣相手だからという部分が未だに強く感じられる。遠藤効果がどれほど表れていたかは映像を見ていないから何とも言えないけれど、ネットを見る限りでは悪くなかった感じ。尤もフィット云々は場数をこなして見てみなければわからないから、早々の評価で気持ちが左右されるような事にはならないでおこう。
それと気になるのはイリッチなんだけど、せっかく獲得した即戦力でなければいけないベテラン外国人が、怪我でもないのに開幕から2試合ともベンチ外というのは実に勿体ない。ようするにミシャ戦術に慣れていないからという事なのだろうけど、繰り返すけど実に勿体ない。嗚呼勿体ない。というか、早く実戦でのイリッチが見てみたい。
ACL開幕戦に続き、J1開幕戦も理想的なスタートだ。それも鬼門・日立台で開幕戦から勝利を飾れるなんて、こいうは春から幸先が良いってなもんだ。
終わり良ければ全て良しならぬ、始め良ければ全て良し・・・なシーズンにいつもならないで途中から萎んで行くのが例年のミシャレッズなのだが、そうは言っても開幕からこう良いスタートが切れると、ミシャサッカーに対して色々と文句つけている自分としても、やはり期待はしてしまうものだ。今年こそ、始め良ければ終わりまで全て良しなシーズンになってもらいたいものである。
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J1リーグ 1stステージ 第1節 柏1-2浦和
得点/52分・武藤(浦)、64分・大谷(柏)、84分・ズラタン(浦)
主審=家本政明
観衆:13,416人
柏レイソル1-2浦和レッズ
~日立柏サッカー場
仕事が超忙しい状態でてんてこ舞いしているにも拘わらず、ネットを盗み見しながらだったから、なかなか仕事が捗らないで困ったじゃないか!(仕事しろよ)
おかげ様で土曜なのに大幅残業である。でもこれで地獄の13日連続出勤がようやく終わる。やっと日曜休める・・・。
なんか開幕戦なのに初っ端から武藤のゴールが入っただの入らなかっただの、結局ノーゴールだので、さすが主審がイエティーだからなのかどうかは知らんが誤審騒ぎが発生していたみたいだけど、それにもお構いなしに水曜に続いて再びゴールを決めた武藤は、9番を背負って間もないのに、早くも9番を付けるに相応しい仕事をしている。こぼれ球だろうと何だろうと、そこに居る、そこに詰める嗅覚を持っているからこそである。
レッズの9番に求められる仕事は何を持ってしても1にゴール2にゴールであり、つまりゴールゲッターとしての存在である。いくらチームが”何処からでも誰でも点が取れる”サッカーを豪語していたところで、所詮そんなものは時に傷を舐め合い時に不安定さを生み出すだけ。やはりチームには、ここぞの時や安定的に点が取れる絶対的な点取り屋が、1人は居た方が良いのだ。新たに9番を背負った武藤は、そう自覚していると信じたい。
ACL開幕戦も武藤。J1リーグ開幕戦も武藤。そうレッズの9番は、チームメイトの誰よりも真っ先にゴールを決める選手でありたい。尤もその後にズラタンの勝ち越しゴールをアシストしたのも武藤。そう、こういえう仕事もレッズの9番らしい。点も決められるしアシスト力も伊達じゃない。そんな理想の9番になってほしい。かつての福田がそうであったように。
ただ2試合目にして早くも課題も出たようで、例の攻守の切り替えの迅速さや、球際で負けないための積極的な肉弾戦法で、中には早い時間帯からスタミナ切れを起こす選手も居たようで・・・やはりこの戦法は、スタミナが何よりも重要視される。キャンプでどれだけ体力をアップしたのか、若しくはしようとしたのかはわからないが、生半可な考えや、変に理想だけで戦術として組み込んでしまうと危険な戦法である。
まあそのためのターンオーバーなのだろうけど、那須がスタメンじゃなかったのは個人的には予想外だったが、あとは予想通り今回は興梠と柏木と遠藤を頭から使って来た。あと李もそうなんだけど、李に限ってはターンオーバーの要素より、古巣相手だからという部分が未だに強く感じられる。遠藤効果がどれほど表れていたかは映像を見ていないから何とも言えないけれど、ネットを見る限りでは悪くなかった感じ。尤もフィット云々は場数をこなして見てみなければわからないから、早々の評価で気持ちが左右されるような事にはならないでおこう。
それと気になるのはイリッチなんだけど、せっかく獲得した即戦力でなければいけないベテラン外国人が、怪我でもないのに開幕から2試合ともベンチ外というのは実に勿体ない。ようするにミシャ戦術に慣れていないからという事なのだろうけど、繰り返すけど実に勿体ない。嗚呼勿体ない。というか、早く実戦でのイリッチが見てみたい。
ACL開幕戦に続き、J1開幕戦も理想的なスタートだ。それも鬼門・日立台で開幕戦から勝利を飾れるなんて、こいうは春から幸先が良いってなもんだ。
終わり良ければ全て良しならぬ、始め良ければ全て良し・・・なシーズンにいつもならないで途中から萎んで行くのが例年のミシャレッズなのだが、そうは言っても開幕からこう良いスタートが切れると、ミシャサッカーに対して色々と文句つけている自分としても、やはり期待はしてしまうものだ。今年こそ、始め良ければ終わりまで全て良しなシーズンになってもらいたいものである。
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J1リーグ 1stステージ 第1節 柏1-2浦和
得点/52分・武藤(浦)、64分・大谷(柏)、84分・ズラタン(浦)
主審=家本政明
観衆:13,416人
ようこそ!!
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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