浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2013年 ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第1戦
セレッソ大阪0-2浦和レッズ
~大阪長居スタジアム
長い中断が明けて、ようやくナビスコからのJ1リーグが再開した。
中断中のキャンプを含めた練習の成果が問われる一戦。ここで情けない試合をしようものら「中断期間中に何をやっていたんだ」と言う事にもなるし、逆に素晴らしい試合をしようものなら、それがストレートに評価される。
さて今回のレッズは?・・・後者だった!
とは言うものの自分、今回は映像を見ていないから内容は文字からしかわからないのだが、パスワークと連動性と、そして攻撃の意識がまた向上した感じがするのは、文字からヒシヒシと伝わって来た。先週に駒場で観た通りの姿勢が本番でも表れたのだと思う。
かなりの決定機をも外しまくっていたものの、チャンスを全て決めきれるならばそれこそ毎試合6得点が可能になる訳で、サッカーは決してそんな訳は無い。大事なのは勝利に繋がるゴールを決める事だから、そういう意味では大事なところで興梠が2発も決められた事が決定力であり、練習の成果と今のチームの力の表れだと思う。
それに鹿島時代の興梠は、長居との相性が良くなかったらしいから、それがレッズに来て長居でゴール2発というのは凄く嬉しいだろうね。これで興梠が長居に良いイメージを持つにはじゅうぶんな材料になった。
クルピが前半の内容を「草サッカー」と揶揄して激怒していたらしいが、そういうチーム状態のセレッソに助けられた面と、上記に書いた通りレッズが中断期間中の練習で成長した成果と、両方あっての今日の試合内容及び結果だ。
でもセレッソとレッズが長居で戦うと、本来なら殴り合いでゴールの奪い合いになる時が多いから、今回の2得点完封勝利は、ちょっと拍子抜けかな。もちろん良い意味で。
殴り合いでゴールの奪い合いだと、アウェーチームの方がアウェーゴールルールの都合上有利になるが、そのアウェーゴールを2得点も奪って自らは無傷でホームに帰れるのだから、これで準決勝への道がグッと手繰り寄せられた感じ。
原口がまたも問題を起こして遠征メンバーから外された暗い出来事があったものの、原口が居ないと勝てなかったチームがそれをバネに変えて、原口不在で勝ったのも大きな自信になるし、何と言っても原口本人への良いプレッシャーになるだろう。性格なんてそうは簡単に変えられるものではないけど、これで原口には本当に焦ってほしいし、こうやって色々経験してひとつひとつ成長して行く事が、大人になるって事だと思うよ。それが出来なかったならば、それまでの人間って事になるだろう。
それにしても・・・セレッソにとって、原口がいきなりメンバー外になったのは”肩透かし”だっただろうな。原口への対策は当然考えてあっただろうし、それを含めて練習し警戒していただろう。その選手が直前でメンバー外になって、パスが主体のマルシオが先発だったのだから、そりゃ混乱もするよな。発表から中1日では修正もなかなか難しかっただろうし。セレッソにしてみれば「え~、聞いてないよ~」って感じだったかも(笑)
追伸
Jリーグ2ステージ制復活案の是非を問うアンケートへ投票いただいた皆さん、ありがとうございました。このアンケートは告知通り6月21日で締め切りとさせていただきました。
総投票数761票中=賛成20票、反対741票で、97パーセントを越える驚異的割合で、反対票が圧倒する結果となりました。
アンケート結果ページ
後は7月のJリーグの正式発表を待つのみ・・・。
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ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第1戦 セ大阪0-2浦和
得点/9分・興梠(浦)、56分・興梠(浦)
主審=家本政明
観衆:16,602人
セレッソ大阪0-2浦和レッズ
~大阪長居スタジアム
長い中断が明けて、ようやくナビスコからのJ1リーグが再開した。
中断中のキャンプを含めた練習の成果が問われる一戦。ここで情けない試合をしようものら「中断期間中に何をやっていたんだ」と言う事にもなるし、逆に素晴らしい試合をしようものなら、それがストレートに評価される。
さて今回のレッズは?・・・後者だった!
とは言うものの自分、今回は映像を見ていないから内容は文字からしかわからないのだが、パスワークと連動性と、そして攻撃の意識がまた向上した感じがするのは、文字からヒシヒシと伝わって来た。先週に駒場で観た通りの姿勢が本番でも表れたのだと思う。
かなりの決定機をも外しまくっていたものの、チャンスを全て決めきれるならばそれこそ毎試合6得点が可能になる訳で、サッカーは決してそんな訳は無い。大事なのは勝利に繋がるゴールを決める事だから、そういう意味では大事なところで興梠が2発も決められた事が決定力であり、練習の成果と今のチームの力の表れだと思う。
それに鹿島時代の興梠は、長居との相性が良くなかったらしいから、それがレッズに来て長居でゴール2発というのは凄く嬉しいだろうね。これで興梠が長居に良いイメージを持つにはじゅうぶんな材料になった。
クルピが前半の内容を「草サッカー」と揶揄して激怒していたらしいが、そういうチーム状態のセレッソに助けられた面と、上記に書いた通りレッズが中断期間中の練習で成長した成果と、両方あっての今日の試合内容及び結果だ。
でもセレッソとレッズが長居で戦うと、本来なら殴り合いでゴールの奪い合いになる時が多いから、今回の2得点完封勝利は、ちょっと拍子抜けかな。もちろん良い意味で。
殴り合いでゴールの奪い合いだと、アウェーチームの方がアウェーゴールルールの都合上有利になるが、そのアウェーゴールを2得点も奪って自らは無傷でホームに帰れるのだから、これで準決勝への道がグッと手繰り寄せられた感じ。
原口がまたも問題を起こして遠征メンバーから外された暗い出来事があったものの、原口が居ないと勝てなかったチームがそれをバネに変えて、原口不在で勝ったのも大きな自信になるし、何と言っても原口本人への良いプレッシャーになるだろう。性格なんてそうは簡単に変えられるものではないけど、これで原口には本当に焦ってほしいし、こうやって色々経験してひとつひとつ成長して行く事が、大人になるって事だと思うよ。それが出来なかったならば、それまでの人間って事になるだろう。
それにしても・・・セレッソにとって、原口がいきなりメンバー外になったのは”肩透かし”だっただろうな。原口への対策は当然考えてあっただろうし、それを含めて練習し警戒していただろう。その選手が直前でメンバー外になって、パスが主体のマルシオが先発だったのだから、そりゃ混乱もするよな。発表から中1日では修正もなかなか難しかっただろうし。セレッソにしてみれば「え~、聞いてないよ~」って感じだったかも(笑)
追伸
Jリーグ2ステージ制復活案の是非を問うアンケートへ投票いただいた皆さん、ありがとうございました。このアンケートは告知通り6月21日で締め切りとさせていただきました。
総投票数761票中=賛成20票、反対741票で、97パーセントを越える驚異的割合で、反対票が圧倒する結果となりました。
アンケート結果ページ
後は7月のJリーグの正式発表を待つのみ・・・。
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ヤマザキナビスコカップ準々決勝・第1戦 セ大阪0-2浦和
得点/9分・興梠(浦)、56分・興梠(浦)
主審=家本政明
観衆:16,602人
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自分は後援会には入っていないので、大人しくバックから観戦。いつものゴール裏ではなく、違った角度から試合を大人しく観るのも、たまには良いものだ。
湘南との実戦形式2試合分、つまり45分×4本の練習試合という、かなりのボリュームがある内容。しかも駒場を使う訳で、しっかり売店も出店していたし、トレーニングマッチにしてはやたら贅沢な状況。これだけで1人1,000円くらいの観戦料を取る価値はあると思うぞ。
1試合目 浦和レッズ3-2湘南ベルマーレ
チャリティマッチに参加中の原口、柏木、槙野と、軽い捻挫で欠場の阿部の計4人を除くレギュラー組が出場。いつものメンバーに、空いたポジションにマルシオと関口が2シャドーに入り、ボランチ阿部の代役は小島、そして右ストッパーに坪井。
開始早々に那須大明神が得意のセットプレーからズドン。幸先良い先制点で勢いを増すかと思いきや、危険な位置での横パスがカットされて、たまに観るようなお決まりの失点パターンをやってしまう。こういうところ、一向に直らないねぇ・・・。
ちょっと残念だったのは、せっかく阿部の代役でアピールの場だったはずの小島が、全くと言って良いほど覇気が無かった事。加藤が開始早々からずっと「シュート!」「シュート!」と叫んでいて、何でシュートばかり言うんだ?と思ったら、シュートじゃなくて・・・小島「秀仁」に対して激を飛ばしていたのだ。加藤から散々「秀仁!右行け!」「秀仁!左だ!」「秀仁!もっと行け!」「秀仁!動けよ!」と叱咤されていたが、この事からもわかるように、どうも小島の動きが鈍かった。
確かにミシャサッカーにおける阿部の仕事はひじょうに難解で、それを公式戦から遠ざかっている小島にいきなりやらせようというのも大変な話だが、それにしても周りが運動量豊富に機敏に動き回る中で、小島一人だけどうして良いかわからなくなっているようで、浮いているような感じで右往左往するばかり。絶妙なサイドチェンジや激しいボールへの絡みなど良いプレーもあるにはあったが、90分通して見ると、ちょっと悲しい内容に終始してしまったと思う。
本来の小島は、こういう選手ではなく、攻撃センスを持った理想のボランチに成長するはずだったのに、公式戦から遠ざかっている間に、すっかり落ち込んでしまった感がある。これは、どうにかしないといけない。
興梠の非凡なボレーも炸裂したりで3得点の勝利は勝利だったが、やはり2失点というのが気になる・・・。
2試合目 浦和レッズ1-2湘南ベルマーレ
控え組に、更に穴埋め的に大量のユース選手を加えて臨んだだけあって、やはりレギュラー組とはプレー内容に大きな差があった。それは仕方のない事だが、お手本にならなければいけない暢久がミスをしまくり(山岸が何度も「ヤマー!」と檄を飛ばしていた・・・)、せっかく復帰した永田充も試合勘が戻っていないのか、そしてポジションがしっくり行っていないのか、1試合目途中からの出場に引き続いて、かなり苦戦していた。というのも、永田充はカバーリング主体の選手だけに、対人プレーに難がある永田充が1試合目に入っていたストッパーでは、正直きついと思う。2試合目で理想の位置のリベロに入ったような気もしたが、でも暢久が真ん中のままだったような気もするし・・・とにかく永田充の位置は、3バックならリベロに限る。
そんな中で自分が評価したいのは、J2での修行から舞い戻った永田拓。J1経験は薄いとはいえ、2年間草津で左サイドのレギュラーを張った経験が自信に繋がったのだろう、実に動きにメリハリが出ていたというか、プレーそのものが堂々としていて、自分のプレーに迷いが無いように感じた。前に行く時は前に、パスを出す時も躊躇しない。ボールを受けるポジショニングも良かった。これは草津でプレーしていた姿そのものだった。これが実戦経験を積んだ成果というものだろう。ただしまだまだ荒削りな部分は否めない。しかしこの永田拓、とにかくJ1の公式戦で場数を踏ませれば、大きな選手に育つかもしれない。いや、育つと思う。
ユースの33番が右でかなり攻撃的に目立っていたし、ゴールを決めた関根もそうだし、将来楽しみな選手が沢山居たのも収穫だった。終盤なんて、ほとんどユースの選手が頑張ってチャンスを連発していたし。もちろん復帰した直輝や宇賀神の存在もあるが、ユース6人を投入してこの成績だから、逆に良く戦った方だと思った。
・・・4時間も仏像のようにジ~ッと大人しく座ってサッカーを観る事なんて滅多に無いから、腰と尻がアウチになった。
やっぱサッカーは、ゴール裏で2時間わめいて飛び跳ねる方が性に合っているな、自分。
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トレーニングマッチ2試合計 浦和4-4湘南
浦和駒場スタジアム
観衆:3,500人
2013年 J1リーグ第9節(順延分)
浦和レッズ1-1ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002
仕事が長引いたり着替えで手間取ったり、おまけに浦和美園に着いた途端に客から電話がかかって来たりと・・・結局ゴール裏に着いたのがハウス・オブ・ラブ直前で、おかげでランコのお別れに間に合わなかったじゃないか!
と、今更愚痴っても仕方のない事なのだが、とりあえずランコさようなら、そしてありがとう。
試合終了とともにゴール裏彼方此方から連発される「興梠シュート撃てよ!」の怒号。わかる、その気持ちはわかるのだが、しかし、興梠にシュートを求め過ぎると、レッズが今やっているサッカーの攻撃リズムが崩れる可能性がある。ミシャが興梠に求めている役割は、シュートとポストプレーとアシストが同率、いやもしかしたら、ポストプレーやアシストを求める比率の方が強いのかもしれない。だからこそ2シャドーに得点が求められるのも事実だし、実際に今年のレッズは開幕から一貫、そういうサッカーを貫いて来ているのだから、これはサポーターが興梠にシュートやゴールを強く求めようとしても、ミシャや興梠の耳には念仏なのかもしれない。ミシャサッカーにおける興梠は、1トップにあってもFWではないのだ。もうそろそろサポーターも、それを割り切った方が良いのかもしれない。
ただし今日の仙台の攻撃を見れば、如何にシュート意識が大切であるか明白でもある。当たり前の話だが、あそこでシュートされなければ加藤が弾く事も無かったし、当たり前の話だが太田にゴールを許す事も無かった。仙台がシュートを放ったからこそ、ああいう場面に持って行かれてしまった。とにかくシュートコースが空いたならば、遠目でもシュートを放つ。それによって生まれるものがある。ここはレッズも真似してほしい部分だ。最近のレッズはシュート意識が増えてきているのだから、尚更その気持ちを強めてほしいところ。
しかし仙台は、やはり攻守で安定した組織力が成熟していて、レッズとの相性もあるけど、やはり手強いチームに変わりはなかった。結局シュート数もボール支配率も仙台が上だったし、去年までの仙台を見ても、今回の試合は1点勝負になりそうな予感があった。それこそ前節までの2試合連続6得点の意識は捨てて、まったく違うチームと当たる覚悟をしていた。そしてその通りになってしまった。
PKによって先制したのはレッズだったが、残り5分が穴でもあるレッズにとって、ここで追い付かれるか守りきれるかは、ひじょうにプレッシャーになるのである。全北戦やセレッソ戦同様、あと少しが守りきれない踏ん張りの無さは残っていたようだ。ただ今回に関しては、あわや失点という場面を加藤が数回救っていたから、最後の失点は個人的には責めたくない気持ちがある。
それと古巣相手にスタメンだった関口は、確かにサイドの上下動で90分フル稼働していたスタミナは噂通りだったが、攻撃面でもっと出来る選手だと思っていただけに、今回は個人的には不満である。古巣相手に遠慮があったとは思いたくないが、攻撃面でもっと輝るものをアピールしないと、まだまだレギュラーの座は厳しいと思う。
仙台サポへの挨拶に向かおうとして、途中まで言って頭を下げて戻った曖昧さ・・・行くなら行く、行かないなら始めから行かない、どっちかにしておけと思ったが、これをプレーに繋げてしまうのも酷だろうけど、関口にはもう少しメリハリあるプレーを求めたい。
しかし、ドローでも順位はマリノスをひっくり返して辛うじて2位浮上というのも変な話だが、それも2試合連続6得点で得失点差+8を稼いだおかげ。でもACL組以外は試合が消化済みだったこの時点で、本来ならここで勝って、首位・大宮に勝ち点3差まで迫っておきたかったが、これが勝ち点5差に留まるか。中断前に、ちょっと残してしまったな。
でもここまで悪い数字ではない。むしろ好調ペースなのは事実。問題はレッズではなく、大宮が首位独走という事なのだ。だから、現実を見失わないで、冷静に中断期間に入ろう。
追伸
試合前オーロラビジョンにオジェックの姿が映し出された。4日に埼スタで豪州代表監督として日本代表と戦う訳だが、そんな中でレッズを観に来てくれた姿に安堵した。何故かというと、過去にあんな解任劇があったから、それが自分の中で心残りだったし、レッズとの関係がどうなってしまうのか心配したまま時が過ぎていた。それでもまだ、レッズとオジェックの縁は切れていなかったんだという事実を目の当たりにして、本当にホッとした次第。自分の中でオジェックは、レッズの英雄として君臨しているのである。
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J1リーグ第9節 浦和1-1仙台
得点/80分・阿部PK(浦)、88分・太田(仙)
主審=高山啓義
観衆:24,184人
浦和レッズ1-1ベガルタ仙台
~埼玉スタジアム2002
と、今更愚痴っても仕方のない事なのだが、とりあえずランコさようなら、そしてありがとう。
試合終了とともにゴール裏彼方此方から連発される「興梠シュート撃てよ!」の怒号。わかる、その気持ちはわかるのだが、しかし、興梠にシュートを求め過ぎると、レッズが今やっているサッカーの攻撃リズムが崩れる可能性がある。ミシャが興梠に求めている役割は、シュートとポストプレーとアシストが同率、いやもしかしたら、ポストプレーやアシストを求める比率の方が強いのかもしれない。だからこそ2シャドーに得点が求められるのも事実だし、実際に今年のレッズは開幕から一貫、そういうサッカーを貫いて来ているのだから、これはサポーターが興梠にシュートやゴールを強く求めようとしても、ミシャや興梠の耳には念仏なのかもしれない。ミシャサッカーにおける興梠は、1トップにあってもFWではないのだ。もうそろそろサポーターも、それを割り切った方が良いのかもしれない。
ただし今日の仙台の攻撃を見れば、如何にシュート意識が大切であるか明白でもある。当たり前の話だが、あそこでシュートされなければ加藤が弾く事も無かったし、当たり前の話だが太田にゴールを許す事も無かった。仙台がシュートを放ったからこそ、ああいう場面に持って行かれてしまった。とにかくシュートコースが空いたならば、遠目でもシュートを放つ。それによって生まれるものがある。ここはレッズも真似してほしい部分だ。最近のレッズはシュート意識が増えてきているのだから、尚更その気持ちを強めてほしいところ。
しかし仙台は、やはり攻守で安定した組織力が成熟していて、レッズとの相性もあるけど、やはり手強いチームに変わりはなかった。結局シュート数もボール支配率も仙台が上だったし、去年までの仙台を見ても、今回の試合は1点勝負になりそうな予感があった。それこそ前節までの2試合連続6得点の意識は捨てて、まったく違うチームと当たる覚悟をしていた。そしてその通りになってしまった。
PKによって先制したのはレッズだったが、残り5分が穴でもあるレッズにとって、ここで追い付かれるか守りきれるかは、ひじょうにプレッシャーになるのである。全北戦やセレッソ戦同様、あと少しが守りきれない踏ん張りの無さは残っていたようだ。ただ今回に関しては、あわや失点という場面を加藤が数回救っていたから、最後の失点は個人的には責めたくない気持ちがある。
それと古巣相手にスタメンだった関口は、確かにサイドの上下動で90分フル稼働していたスタミナは噂通りだったが、攻撃面でもっと出来る選手だと思っていただけに、今回は個人的には不満である。古巣相手に遠慮があったとは思いたくないが、攻撃面でもっと輝るものをアピールしないと、まだまだレギュラーの座は厳しいと思う。
仙台サポへの挨拶に向かおうとして、途中まで言って頭を下げて戻った曖昧さ・・・行くなら行く、行かないなら始めから行かない、どっちかにしておけと思ったが、これをプレーに繋げてしまうのも酷だろうけど、関口にはもう少しメリハリあるプレーを求めたい。
しかし、ドローでも順位はマリノスをひっくり返して辛うじて2位浮上というのも変な話だが、それも2試合連続6得点で得失点差+8を稼いだおかげ。でもACL組以外は試合が消化済みだったこの時点で、本来ならここで勝って、首位・大宮に勝ち点3差まで迫っておきたかったが、これが勝ち点5差に留まるか。中断前に、ちょっと残してしまったな。
でもここまで悪い数字ではない。むしろ好調ペースなのは事実。問題はレッズではなく、大宮が首位独走という事なのだ。だから、現実を見失わないで、冷静に中断期間に入ろう。
追伸
試合前オーロラビジョンにオジェックの姿が映し出された。4日に埼スタで豪州代表監督として日本代表と戦う訳だが、そんな中でレッズを観に来てくれた姿に安堵した。何故かというと、過去にあんな解任劇があったから、それが自分の中で心残りだったし、レッズとの関係がどうなってしまうのか心配したまま時が過ぎていた。それでもまだ、レッズとオジェックの縁は切れていなかったんだという事実を目の当たりにして、本当にホッとした次第。自分の中でオジェックは、レッズの英雄として君臨しているのである。
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J1リーグ第9節 浦和1-1仙台
得点/80分・阿部PK(浦)、88分・太田(仙)
主審=高山啓義
観衆:24,184人
2013年 J1リーグ第13節
柏レイソル2-6浦和レッズ
~国立競技場
前節ホームで鳥栖相手に6-2という大味の試合で勝利し、そういう大量得点の次の試合に限って、点が取れない病が発病するのが昔のレッズの得意技だったが、今は大量得点の次の試合も、その得点力が持続するチームになったらしい。
また6得点2失点と、前節と全く同じスコアになったのには驚いたが、前節と違うのは、マルチ得点者が2人という点と、その2人は交代し合った柏木とマルシオという点も面白い。そして相変わらず敵を引き付けてくれる”効いている”興梠と、個人技とパスの使い分けが出来るようになった原口の存在。この2人が同時に前線に居るだけで、敵にとっては脅威そのものだろう。
それはともかくとして、柏の現状はACLとリーグ戦を並行する過密日程。その上にレアンドロ・ドミンゲスという重鎮を始め、狩野や澤など数人を怪我で欠くという非常事態。もちろんレッズとて決勝トーナメントに進んでいたらどうなっていたかという面はあるし、実際レッズは過去にそれを経験している訳だから、柏の苦しい実状も痛いほどわかる。ここは同情の余地はじゅうぶんある。
ただし、対して1週間タップリ時間が空いて戦術練習もしっかりこなした体力満々のレッズとしては、ここで勝たなければ何処で勝つ的な運も味方に付けた状況だった訳だ。
試合内容はその通り、レッズのパスワークとカウンターが面白いように柏を圧倒していた。疲労があるのか柏の選手は全体的に覇気が薄くて動きが重く、レッズの動きに毎度後手を踏んでいた。
そこを鬼のようなパス回しで更に柏のスタミナを削ぐような、容赦なく柏の弱みを突いたレッズの猛攻撃。ボールを追うのも大変そうで精一杯な柏相手に、上手くカウンターがはまったレッズの大量得点劇は頷ける。
柏にとっての国立アフラックデーは、去年はロスタイム悲劇とか、今年は6失点とか、国立2年連続大惨事になってしまったが、レッズとしてはアウェーで沢山チケット買ってあげたのだから、そこはそこは勝負の世界という事で許してほしい。来年はもう国立でやらないなんて言われると困るので。
というような冗談はおいておいて、今回はひじょうに有利な状況だからこそ勝った、という面は否めないものの、それでも昔のレッズのように、”いいひと”になってしまって、敵の状況に合わせてしまうようなチームではなくなったというのは、大きく成長した部分なのだろう。
前節もそうだったように、大量得点の隠れ蓑にしたくない2失点という現実はあるが、攻撃的サッカーを掲げている以上、得点が失点を凌駕するようなサッカーが、いよいよ出来るようになって来たのかもしれない。それと同時に、少し前まで散々悩まされてきた決定力の欠如が、ようやく解消されたと見て良いのだろうか。シュート意識の増幅と決定力の向上、それに繋がるパスワークの更なる成長など、チームは確実に進化している。
とはいうものの、ポジショニングがズレては敵のヘッドを許してしまった槙野や、簡単にボールを上げさせてしまった関口など、軽い守備が生んだ失点の部分は反省してほしい。ここは勝って兜の緒を締める意味でも、今回も学習材料にしなくてはいけない部分。
と、今回はちょっと真面目に書いてしまったが(いつも不真面目に書いている訳ではないけど)、素直に喜ぶべきものは喜ぶ。2試合連続6得点。つまり2試合で12得点。これは一昔前のレッズだったら考えられないような驚愕の得点率。そしてこれが、守備の強い次節の仙台相手にも通用すれば、いよいよ本物と考えたい。
それと試合後に2ステージ制復活反対へのメッセージが掲げられたけど、Jリーグは真剣に読みとってくれただろうか。このブログのアンケートでも、現実点で97パーセントが反対票というところからして、ファン・サポーターは圧倒的に反対しているのは明白。・・・これでもJリーグは、2ステージ制を復活させたがるだろうか?どうなるどうなる?
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J1リーグ第13節 柏2-6浦和
得点/17分・原口(浦)、45+1分・柏木(浦)、63分・柏木(浦)、68分・マルシオ(浦)、75分・田中(柏)、79分・森脇(浦)、85分・近藤(柏)、87分・マルシオ(浦)
主審=村上伸次
観衆:34,021人
柏レイソル2-6浦和レッズ
~国立競技場
また6得点2失点と、前節と全く同じスコアになったのには驚いたが、前節と違うのは、マルチ得点者が2人という点と、その2人は交代し合った柏木とマルシオという点も面白い。そして相変わらず敵を引き付けてくれる”効いている”興梠と、個人技とパスの使い分けが出来るようになった原口の存在。この2人が同時に前線に居るだけで、敵にとっては脅威そのものだろう。
それはともかくとして、柏の現状はACLとリーグ戦を並行する過密日程。その上にレアンドロ・ドミンゲスという重鎮を始め、狩野や澤など数人を怪我で欠くという非常事態。もちろんレッズとて決勝トーナメントに進んでいたらどうなっていたかという面はあるし、実際レッズは過去にそれを経験している訳だから、柏の苦しい実状も痛いほどわかる。ここは同情の余地はじゅうぶんある。
ただし、対して1週間タップリ時間が空いて戦術練習もしっかりこなした体力満々のレッズとしては、ここで勝たなければ何処で勝つ的な運も味方に付けた状況だった訳だ。
試合内容はその通り、レッズのパスワークとカウンターが面白いように柏を圧倒していた。疲労があるのか柏の選手は全体的に覇気が薄くて動きが重く、レッズの動きに毎度後手を踏んでいた。
そこを鬼のようなパス回しで更に柏のスタミナを削ぐような、容赦なく柏の弱みを突いたレッズの猛攻撃。ボールを追うのも大変そうで精一杯な柏相手に、上手くカウンターがはまったレッズの大量得点劇は頷ける。
柏にとっての国立アフラックデーは、去年はロスタイム悲劇とか、今年は6失点とか、国立2年連続大惨事になってしまったが、レッズとしてはアウェーで沢山チケット買ってあげたのだから、そこはそこは勝負の世界という事で許してほしい。来年はもう国立でやらないなんて言われると困るので。
というような冗談はおいておいて、今回はひじょうに有利な状況だからこそ勝った、という面は否めないものの、それでも昔のレッズのように、”いいひと”になってしまって、敵の状況に合わせてしまうようなチームではなくなったというのは、大きく成長した部分なのだろう。
前節もそうだったように、大量得点の隠れ蓑にしたくない2失点という現実はあるが、攻撃的サッカーを掲げている以上、得点が失点を凌駕するようなサッカーが、いよいよ出来るようになって来たのかもしれない。それと同時に、少し前まで散々悩まされてきた決定力の欠如が、ようやく解消されたと見て良いのだろうか。シュート意識の増幅と決定力の向上、それに繋がるパスワークの更なる成長など、チームは確実に進化している。
とはいうものの、ポジショニングがズレては敵のヘッドを許してしまった槙野や、簡単にボールを上げさせてしまった関口など、軽い守備が生んだ失点の部分は反省してほしい。ここは勝って兜の緒を締める意味でも、今回も学習材料にしなくてはいけない部分。
と、今回はちょっと真面目に書いてしまったが(いつも不真面目に書いている訳ではないけど)、素直に喜ぶべきものは喜ぶ。2試合連続6得点。つまり2試合で12得点。これは一昔前のレッズだったら考えられないような驚愕の得点率。そしてこれが、守備の強い次節の仙台相手にも通用すれば、いよいよ本物と考えたい。
それと試合後に2ステージ制復活反対へのメッセージが掲げられたけど、Jリーグは真剣に読みとってくれただろうか。このブログのアンケートでも、現実点で97パーセントが反対票というところからして、ファン・サポーターは圧倒的に反対しているのは明白。・・・これでもJリーグは、2ステージ制を復活させたがるだろうか?どうなるどうなる?
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J1リーグ第13節 柏2-6浦和
得点/17分・原口(浦)、45+1分・柏木(浦)、63分・柏木(浦)、68分・マルシオ(浦)、75分・田中(柏)、79分・森脇(浦)、85分・近藤(柏)、87分・マルシオ(浦)
主審=村上伸次
観衆:34,021人
2013年 J1リーグ第12節
浦和レッズ6-2サガン鳥栖
~埼玉スタジアム2002
去年の勢いは何処へやら?その面影無く絶不調に陥っている鳥栖。とりわけ去年は守備力もあった鳥栖。去年に埼スタで戦った時点ではリーグ最少失点だった鳥栖が、今年はここまでリーグ最多失点チームとなっているのだから、まあチームとは何がどうなるかわからない恐ろしいスポーツである。と同時に、一体鳥栖に何が起きているのか心配してしまうのだが、・・・でも、それでも毎回お付き合いしてしまうのがレッズのいけないところだった、というのは去年までの話で、今回は血も涙も無いレベルの容赦の無いゴールラッシュを繰り広げた辺りは・・・レッズも変わる時は変わるものである。でも駄目な面に於いてもレッズらしさが無くなりつつある感じもありで、何かさびしい気もするけど・・・。
嘘。さびしいとか言っていたら戦国の世は生き残れない。これで良い。得点なんて、取れる時に沢山取っておいて損は無いのだ。敵の守備が崩壊気味だったとしたら、そこに執拗に付け込んででも得点を奪いまくる。それがサッカーでは正解なのであった。
・1点目/興梠が上手く貰ったというか、まあPK判定は妥当だけど。阿部は結局真ん中に蹴り込んだ。冷静。阿部らしい。
・2点目/シュートコースをしっかり空けてくれた鳥栖と、ソレを見逃さなかった槙野。そりゃ自分だって5万人の中でで応援したいから、次以降もどんどんゴールを決めて客を増やしてくれ。
・3点目/興梠ってフリーで決めるイメージなんだけど、競り合いであんなに上手いヘディングシュートも決められるのね。ここしか無いようなところに上手く当て込んだ感じ。でも平川のクロスが絶妙だったという話も。
・4点目/原口らしからぬ”後は入れるだけ”的ゴール。ただちょっと、その前でスルーした興梠、オフサイドポジションじゃなかったか?スルーでも攻撃に関与しているのは明白では・・・(註:これに関して後からご指摘して頂いて見直したら、オフサイドではないようです。失礼しました)
・5点目/すげーな那須。もう那須に足向けて寝られない。那須大明神様だ。ACL含めて4試合連続ゴール。何なんでしょう?全然関係ない話だが、茄子の浅漬けが喰いたくなってきた。
・6点目/矢島はリーグ戦では初ゴールだ。おめでとう。こういう選手を育てて一人前になったら、本当に嬉しい育成成果だと思う。
いつも接戦とか危ない試合が多いレッズにあって、たまにはゴールラッシュを味合わないと身が持たないというか、息抜き的な意味もあるし、レッズは終盤に入っても安心していられる試合は少ないのだから、たまには大量リードによって安心感を得られる、こういう試合も必要なのさ。
しかしまあ、北ゴール裏住人としては、後半の5得点こそ北側に向けてぶち込んで欲しかったが、まあそれを言っても仕方がないか・・・。
ただ勝って兜の緒を締める意味でも、きちんと言うべきところは言わないといけない。6得点の隠れ蓑にしたくない2失点。前半は鳥栖がおとなしかったからそうでもなかったけど、後半に入って前線から積極的なハイプレスを仕掛けて来たから、それに焦ってレッズは後手に回る時間帯があり、素直にも何れもそこで失点した。何れも、何か難しい事をやろうとしたかのような不自然な守備対応、そこで既に選手の動きとボールの位置と、そして敵の動き、全てが1つか2つズレていた。
ボールを追うのか、敵の動きを抑えるのか、メリハリある守備が出来ない。それでも敵は前に前にと激しく来る中で、守勢に回るとボールが足に着かなくなって弾き返すのが精一杯。だから余計にボールが足に着かない。そんなこんなでバタバタしている内に、後手に回っては失点していた。
去年のホームゲーム鳥栖戦でゴールラッシュで4点リードしながら、直後に短時間で3失点した時のような気不味さに一瞬なりかけた。常にこちらがリードしていても、執拗に1点差で追いかけて来る鳥栖の攻撃は、やはり甘く見てはいけなかったのだ。鳥栖が去年のようなチーム状態だったら、果たしてどうなっていたか・・・。もちろん結果的に3-2からレッズが更に3得点を加えたと言う事実が、そのタラレバを振り払うにはじゅうぶんな数字であるのも事実だけど。
しかし、6得点もして、何れも違う選手がゴールを決めているのは偶然か?いや、役割分担をせず、誰からでも点が取れるようなサッカーをしているミシャ戦術ならでは、と言ったところだろうか。本当に(良い意味で)変てこなだな、ミシャサッカーは。
とりあえず、6得点+2失点だから、最低でも8杯はザ・美酒を飲まないといけないな(なんじゃそりゃ)。
------
J1リーグ第12節 浦和6-2鳥栖
得点/26分・阿部PK(浦)、49分・槙野(浦)、56分・岡田(鳥)、65分・興梠(浦)、66分・高橋(鳥)、80分・原口(浦)、89分・那須(浦)、45+4分・矢島(浦)
主審=中村 太
観衆:31,175人
浦和レッズ6-2サガン鳥栖
~埼玉スタジアム2002
嘘。さびしいとか言っていたら戦国の世は生き残れない。これで良い。得点なんて、取れる時に沢山取っておいて損は無いのだ。敵の守備が崩壊気味だったとしたら、そこに執拗に付け込んででも得点を奪いまくる。それがサッカーでは正解なのであった。
・1点目/興梠が上手く貰ったというか、まあPK判定は妥当だけど。阿部は結局真ん中に蹴り込んだ。冷静。阿部らしい。
・2点目/シュートコースをしっかり空けてくれた鳥栖と、ソレを見逃さなかった槙野。そりゃ自分だって5万人の中でで応援したいから、次以降もどんどんゴールを決めて客を増やしてくれ。
・3点目/興梠ってフリーで決めるイメージなんだけど、競り合いであんなに上手いヘディングシュートも決められるのね。ここしか無いようなところに上手く当て込んだ感じ。でも平川のクロスが絶妙だったという話も。
・4点目/原口らしからぬ”後は入れるだけ”的ゴール。ただちょっと、その前でスルーした興梠、オフサイドポジションじゃなかったか?スルーでも攻撃に関与しているのは明白では・・・(註:これに関して後からご指摘して頂いて見直したら、オフサイドではないようです。失礼しました)
・5点目/すげーな那須。もう那須に足向けて寝られない。那須大明神様だ。ACL含めて4試合連続ゴール。何なんでしょう?全然関係ない話だが、茄子の浅漬けが喰いたくなってきた。
・6点目/矢島はリーグ戦では初ゴールだ。おめでとう。こういう選手を育てて一人前になったら、本当に嬉しい育成成果だと思う。
いつも接戦とか危ない試合が多いレッズにあって、たまにはゴールラッシュを味合わないと身が持たないというか、息抜き的な意味もあるし、レッズは終盤に入っても安心していられる試合は少ないのだから、たまには大量リードによって安心感を得られる、こういう試合も必要なのさ。
しかしまあ、北ゴール裏住人としては、後半の5得点こそ北側に向けてぶち込んで欲しかったが、まあそれを言っても仕方がないか・・・。
ただ勝って兜の緒を締める意味でも、きちんと言うべきところは言わないといけない。6得点の隠れ蓑にしたくない2失点。前半は鳥栖がおとなしかったからそうでもなかったけど、後半に入って前線から積極的なハイプレスを仕掛けて来たから、それに焦ってレッズは後手に回る時間帯があり、素直にも何れもそこで失点した。何れも、何か難しい事をやろうとしたかのような不自然な守備対応、そこで既に選手の動きとボールの位置と、そして敵の動き、全てが1つか2つズレていた。
ボールを追うのか、敵の動きを抑えるのか、メリハリある守備が出来ない。それでも敵は前に前にと激しく来る中で、守勢に回るとボールが足に着かなくなって弾き返すのが精一杯。だから余計にボールが足に着かない。そんなこんなでバタバタしている内に、後手に回っては失点していた。
去年のホームゲーム鳥栖戦でゴールラッシュで4点リードしながら、直後に短時間で3失点した時のような気不味さに一瞬なりかけた。常にこちらがリードしていても、執拗に1点差で追いかけて来る鳥栖の攻撃は、やはり甘く見てはいけなかったのだ。鳥栖が去年のようなチーム状態だったら、果たしてどうなっていたか・・・。もちろん結果的に3-2からレッズが更に3得点を加えたと言う事実が、そのタラレバを振り払うにはじゅうぶんな数字であるのも事実だけど。
しかし、6得点もして、何れも違う選手がゴールを決めているのは偶然か?いや、役割分担をせず、誰からでも点が取れるようなサッカーをしているミシャ戦術ならでは、と言ったところだろうか。本当に(良い意味で)変てこなだな、ミシャサッカーは。
とりあえず、6得点+2失点だから、最低でも8杯はザ・美酒を飲まないといけないな(なんじゃそりゃ)。
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J1リーグ第12節 浦和6-2鳥栖
得点/26分・阿部PK(浦)、49分・槙野(浦)、56分・岡田(鳥)、65分・興梠(浦)、66分・高橋(鳥)、80分・原口(浦)、89分・那須(浦)、45+4分・矢島(浦)
主審=中村 太
観衆:31,175人
2013年 J1リーグ第11節
浦和レッズ3-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002

Jリーグ観客動員数トップのレッズと、国内最多優勝の鹿島の対決という位置付けで、この試合がJリーグ20周年記念試合として選ばれた事は大変光栄に思う。ただ今号のマッチデーで大将も書いている通り、(国内最多優勝を誇る)鹿島の試合だから、というのは尤もな理由だと自分も思う。
しかしこれは声を大にして言いたい事だけど、累計1千万人超の観客動員数という巨大な数字を叩き出しているレッズも大変素晴らしいのは事実で、絶対的に誇るべきものであり、そしてその一端を担って来たレッズサポの端くれである自分も、風が吹こうが電車が止まろうが二日酔いで死にそうになろうが雨が降ろうが槍が降ろうが何が降ろうが、これまで良くもまあスタジアムに通い続けているなと、まあ自分で感心するのであった。
こんな事を言ってしまうと何だけど、最多優勝と最多観客動員数、この2つをクリアしたクラブこそ、真に国を代表するクラブに成れると思う。残念ながら日本には、まだこの2つの条件を満たすクラブは存在しない。願わくばレッズこそ、そういうクラブになってほしいのだが・・・。
しかしレッズには昔から嫌なジンクスがあって、こういう特別試合や冠試合な時に限って、試合を落とすという事を過去から何度も繰り返している。一番記憶に新しいものでは、ついこの前に清水に完封負けした暢久の記念試合だった。その上で今回は国内のサッカーファンが注目するJリーグ20周年記念試合。嫌なジンクス発動に、これ程すごい条件は無いだろう。
レッズも鹿島も際どいシュートを放っては失敗する連続。ボールポゼッションではレッズがやや優勢なものの、それはいつもの事で、大切なのはゴールを奪う事である。古巣相手に奮闘する興梠も、何かに取り憑かれたように、またも決定的場面で上手くシュートが打てずにキーパーへの連続・・・。
そんな中での後半の失点。あれは・・・野沢に決められるよな。野沢をフリーにした挙げ句、ファーまでのシュートコースが綺麗に一直線ガラ空き。さあそのコースに打ってくださいねと言わんばかりのお粗末な守備だったと思う。だからこそブロックを作るなり守り方はあるが、シュートコースに誰か走り込んでいたら防げたであろう失点。・・・嫌なジンクス発動か?
・・・と、那須だった。またも那須だった。何なんだ那須って。こんなにセットプレーに強い選手だったのか?コーナーからまたもズドン。完璧なヘディングシュート。・・・凄い選手を獲ったものだと思うが、これでレッズで早くも4得点目。素晴らしい。
で、興梠である。逆転ゴールの殊勲賞であるが、果たしてあれはオフサイドだったのか?・・・うん、オフサイドなんだろうね、恐らく。ただあれを線審が見逃すレベルにしては、いとも簡単に見逃しているところからして・・・本当にオフサイド?と疑問な部分はあるんだけど、それに関してはその直前に敵DF(青木かな?)の動きが微妙だったから、線引きをすると、その部分が判定の分かれ目だったのかもしれない。ただ試合終了後のハイライト映像で、興梠のゴールシーンだけカットされていたから、まあレッズ自体もオフサイド臭いと思っていたのだろう。ある意味でレッズ自体が誤審を認めた証拠だろう。しかし本当に誤審だったとしても、過去レッズもこの類の判定で泣かされる事もあったし、その逆だってあった。だからサポの立場としては、これはもう運の良し悪しとしか言えない。鹿島にはご愁傷様としか言えないよ。まあ続いて梅崎が3点目を押し込んだから、数字上は興梠のがノーゴールだったとしても、鹿島には勝っていたのだと、ここは都合良く考えて話を終わらそう。
と、その前にレッズの勝因のひとつに、試合の流れからして、鹿島が攻めて来てくれたからという事実がある。ここ最近の数試合、大宮も清水もドン引きだった試合と、激しい攻撃のセレッソの試合を比較しても、やはり攻めて来てくれる相手だと、レッズは確実にその裏を捉えるパスワークとスピードを持っているという事。もちろんこれには那須のズドンが絡んでいて、セットプレーから追い付いた事が、本来先制後に引き気味にするであろう鹿島の守備プランを狂わせたのだと思う。
とにかく、嫌なジンクスが発動せず、レッズが逆転直前まで鹿島寄りだった主審のジャッジにもめげず、その割りにオフサイドにもならず、雨にも負けず、記念試合でホームで鹿島に勝った事は、本当に誇らしい事だと思う。うん。
しっかし、ロビー太ったなぁオイ(笑)
でも久々にロビーに会えて本当に嬉しい。個人的に自分のレプリカは今だロビーの10番なのであるだけに、余計に嬉しい。これを着続けていた甲斐があったというもの(というか金欠でその後に新たなレプリカを買えないという話もあるんだか無いんだかは知らんが)。
最後のロビーも混じってのウイダイは感激だったなぁ・・・。槙野のバースデー勝利ってのもあるし、色々とレッズって、改めて幸せなクラブチームなんだと、つくづくそう思う。
沢山来てくれた鹿島サポにも感謝。
そんなJリーグ20周年、本当におめでとう。
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J1リーグ第11節 浦和3-1鹿島
得点/63分・野沢(鹿)、66分・那須(浦)、78分・興梠(浦)、89分・梅崎(浦)
主審=佐藤隆治
観衆:46,649人
浦和レッズ3-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
Jリーグ観客動員数トップのレッズと、国内最多優勝の鹿島の対決という位置付けで、この試合がJリーグ20周年記念試合として選ばれた事は大変光栄に思う。ただ今号のマッチデーで大将も書いている通り、(国内最多優勝を誇る)鹿島の試合だから、というのは尤もな理由だと自分も思う。
しかしこれは声を大にして言いたい事だけど、累計1千万人超の観客動員数という巨大な数字を叩き出しているレッズも大変素晴らしいのは事実で、絶対的に誇るべきものであり、そしてその一端を担って来たレッズサポの端くれである自分も、風が吹こうが電車が止まろうが二日酔いで死にそうになろうが雨が降ろうが槍が降ろうが何が降ろうが、これまで良くもまあスタジアムに通い続けているなと、まあ自分で感心するのであった。
こんな事を言ってしまうと何だけど、最多優勝と最多観客動員数、この2つをクリアしたクラブこそ、真に国を代表するクラブに成れると思う。残念ながら日本には、まだこの2つの条件を満たすクラブは存在しない。願わくばレッズこそ、そういうクラブになってほしいのだが・・・。
しかしレッズには昔から嫌なジンクスがあって、こういう特別試合や冠試合な時に限って、試合を落とすという事を過去から何度も繰り返している。一番記憶に新しいものでは、ついこの前に清水に完封負けした暢久の記念試合だった。その上で今回は国内のサッカーファンが注目するJリーグ20周年記念試合。嫌なジンクス発動に、これ程すごい条件は無いだろう。
レッズも鹿島も際どいシュートを放っては失敗する連続。ボールポゼッションではレッズがやや優勢なものの、それはいつもの事で、大切なのはゴールを奪う事である。古巣相手に奮闘する興梠も、何かに取り憑かれたように、またも決定的場面で上手くシュートが打てずにキーパーへの連続・・・。
そんな中での後半の失点。あれは・・・野沢に決められるよな。野沢をフリーにした挙げ句、ファーまでのシュートコースが綺麗に一直線ガラ空き。さあそのコースに打ってくださいねと言わんばかりのお粗末な守備だったと思う。だからこそブロックを作るなり守り方はあるが、シュートコースに誰か走り込んでいたら防げたであろう失点。・・・嫌なジンクス発動か?
・・・と、那須だった。またも那須だった。何なんだ那須って。こんなにセットプレーに強い選手だったのか?コーナーからまたもズドン。完璧なヘディングシュート。・・・凄い選手を獲ったものだと思うが、これでレッズで早くも4得点目。素晴らしい。
で、興梠である。逆転ゴールの殊勲賞であるが、果たしてあれはオフサイドだったのか?・・・うん、オフサイドなんだろうね、恐らく。ただあれを線審が見逃すレベルにしては、いとも簡単に見逃しているところからして・・・本当にオフサイド?と疑問な部分はあるんだけど、それに関してはその直前に敵DF(青木かな?)の動きが微妙だったから、線引きをすると、その部分が判定の分かれ目だったのかもしれない。ただ試合終了後のハイライト映像で、興梠のゴールシーンだけカットされていたから、まあレッズ自体もオフサイド臭いと思っていたのだろう。ある意味でレッズ自体が誤審を認めた証拠だろう。しかし本当に誤審だったとしても、過去レッズもこの類の判定で泣かされる事もあったし、その逆だってあった。だからサポの立場としては、これはもう運の良し悪しとしか言えない。鹿島にはご愁傷様としか言えないよ。まあ続いて梅崎が3点目を押し込んだから、数字上は興梠のがノーゴールだったとしても、鹿島には勝っていたのだと、ここは都合良く考えて話を終わらそう。
とにかく、嫌なジンクスが発動せず、レッズが逆転直前まで鹿島寄りだった主審のジャッジにもめげず、その割りにオフサイドにもならず、雨にも負けず、記念試合でホームで鹿島に勝った事は、本当に誇らしい事だと思う。うん。
でも久々にロビーに会えて本当に嬉しい。個人的に自分のレプリカは今だロビーの10番なのであるだけに、余計に嬉しい。これを着続けていた甲斐があったというもの(というか金欠でその後に新たなレプリカを買えないという話もあるんだか無いんだかは知らんが)。
最後のロビーも混じってのウイダイは感激だったなぁ・・・。槙野のバースデー勝利ってのもあるし、色々とレッズって、改めて幸せなクラブチームなんだと、つくづくそう思う。
沢山来てくれた鹿島サポにも感謝。
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J1リーグ第11節 浦和3-1鹿島
得点/63分・野沢(鹿)、66分・那須(浦)、78分・興梠(浦)、89分・梅崎(浦)
主審=佐藤隆治
観衆:46,649人
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