浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2018年 J1リーグ第34節
浦和レッズ3-2FC東京
~埼玉スタジアム2002
今年は勝利で終えたから、例年に比べたら実に穏やかな社長の挨拶であっだが、相変わらずマニュアル通りの事しか言わないのも毎年の事なんだけどさ。
しかしオリヴェイラも、思い切ったな。宇賀神と長澤はベンチで、興梠と武藤とマウリシオ大先生に至ってはベンチ外。まあマウリシオは元々怪我だし、武藤は前節に脚を痛めた面もあったけど、それでも完全に天皇杯を見据えての温存策であった。
これはこれでメリハリの効いた采配であり、その上で肝心なのは代わりの選手が如何にその穴を埋めるかが大事である。そういう意味では、開始僅か6分でコーナーから先制点を叩き込んだのが、久々にスタメンの李であったというのは、してやったりといったところだ。2トップを組むナバウトも自慢のフィジカルを武器に積極的に攻め込んでいたし、興梠と武藤のコンビも良いが、李とナバウトの2トップも、なかなかの迫力があった。コンビネーションはイマイチと思いきや、李の2点目をアシストしたのはナバウトだったし。ただナバウト、あそこはFWとして考えると自分で撃ってほしかった面もあるな。パスは上手かったけど、李との距離を考えたら、自分でシュートでも良かったんじゃないかなと。ナバウトは献身的で本当に良い選手なんだけど、やはり助っ人FWとしては、リーグ戦で得点を記録してほしかったな・・・。
守備面を見ると槙野が脳震盪から復活したのは良かったが、マウリシオ不在のリベロは、やはり阿部の方が落ち着く事は落ち着く。ただ左ウイングバックが荻原だけあって前には強いが、裏がポッカリで、何度も室屋をフリーにしてはピンチを作っていたのも事実。荻原は攻撃的な面を考えると使うには申し分は無いんだけど、問題はその場合の裏のケアをしっかりしないといけないね。
でも橋岡と荻原というユース生え抜きのルーキーが同時にリーグ戦でスタメン器用されるって、やはり胸踊るよなぁ・・・。
あ、あと忘れていたけど(忘れるなよ)、後半開始早々に失点してアッサリ同点に追い付かれるの、こういうのやめてほしいんだけど。この類いの失点って本当にテンションが下がるんだから。
ところが再びテンションがアップするのが今回の2得点目なんだけど、あの柏木の意表を突いた鬼のような高速リスタートクロスに、何故かゴール射程圏内に飛び込んで来たのが柴戸という・・・やっちまったなぁ柴戸!スタメン器用もさる事ながら、プロ初ゴールをルーキーイヤーの最終節で決めてしまうという、もうテンション上がりまくりの嬉しいゴールが産まれてしまったよ。まあ柴戸は終盤でキープをミスってボールかっ拐われてカウンターを喰らって大ピンチ作ったのは密かな話だが。しかし90分通して、本当に良いプレーを見せたと思うよ、柴戸は。
橋岡とか荻原とか柴戸とか、質の高いルーキーがこれだけ居るのだから、この若手をしっかり代表クラスまで育ててほしいよ。
で、最後に本当に平川を投入したなぁ。まさか本当に使うとは思っていなかったというのが本音なんだけど、最初2点リードした状態で平川がスタンバイ状態になり、ベンチではチームメイト全員が平川を囲むようなシーンが観られたんだけど、直後に失点して1点差に迫られた時は・・・オリヴェイラも一瞬どうしようか迷っただろうけど、それでも平川を入れたなぁ。空気を読んでの勇気ある粋な采配であった。
浦和レッズ3-2FC東京
~埼玉スタジアム2002
しかしオリヴェイラも、思い切ったな。宇賀神と長澤はベンチで、興梠と武藤とマウリシオ大先生に至ってはベンチ外。まあマウリシオは元々怪我だし、武藤は前節に脚を痛めた面もあったけど、それでも完全に天皇杯を見据えての温存策であった。
これはこれでメリハリの効いた采配であり、その上で肝心なのは代わりの選手が如何にその穴を埋めるかが大事である。そういう意味では、開始僅か6分でコーナーから先制点を叩き込んだのが、久々にスタメンの李であったというのは、してやったりといったところだ。2トップを組むナバウトも自慢のフィジカルを武器に積極的に攻め込んでいたし、興梠と武藤のコンビも良いが、李とナバウトの2トップも、なかなかの迫力があった。コンビネーションはイマイチと思いきや、李の2点目をアシストしたのはナバウトだったし。ただナバウト、あそこはFWとして考えると自分で撃ってほしかった面もあるな。パスは上手かったけど、李との距離を考えたら、自分でシュートでも良かったんじゃないかなと。ナバウトは献身的で本当に良い選手なんだけど、やはり助っ人FWとしては、リーグ戦で得点を記録してほしかったな・・・。
守備面を見ると槙野が脳震盪から復活したのは良かったが、マウリシオ不在のリベロは、やはり阿部の方が落ち着く事は落ち着く。ただ左ウイングバックが荻原だけあって前には強いが、裏がポッカリで、何度も室屋をフリーにしてはピンチを作っていたのも事実。荻原は攻撃的な面を考えると使うには申し分は無いんだけど、問題はその場合の裏のケアをしっかりしないといけないね。
でも橋岡と荻原というユース生え抜きのルーキーが同時にリーグ戦でスタメン器用されるって、やはり胸踊るよなぁ・・・。
あ、あと忘れていたけど(忘れるなよ)、後半開始早々に失点してアッサリ同点に追い付かれるの、こういうのやめてほしいんだけど。この類いの失点って本当にテンションが下がるんだから。
ところが再びテンションがアップするのが今回の2得点目なんだけど、あの柏木の意表を突いた鬼のような高速リスタートクロスに、何故かゴール射程圏内に飛び込んで来たのが柴戸という・・・やっちまったなぁ柴戸!スタメン器用もさる事ながら、プロ初ゴールをルーキーイヤーの最終節で決めてしまうという、もうテンション上がりまくりの嬉しいゴールが産まれてしまったよ。まあ柴戸は終盤でキープをミスってボールかっ拐われてカウンターを喰らって大ピンチ作ったのは密かな話だが。しかし90分通して、本当に良いプレーを見せたと思うよ、柴戸は。
橋岡とか荻原とか柴戸とか、質の高いルーキーがこれだけ居るのだから、この若手をしっかり代表クラスまで育ててほしいよ。
で、最後に本当に平川を投入したなぁ。まさか本当に使うとは思っていなかったというのが本音なんだけど、最初2点リードした状態で平川がスタンバイ状態になり、ベンチではチームメイト全員が平川を囲むようなシーンが観られたんだけど、直後に失点して1点差に迫られた時は・・・オリヴェイラも一瞬どうしようか迷っただろうけど、それでも平川を入れたなぁ。空気を読んでの勇気ある粋な采配であった。
柏木との交代で、キャプテンマークを平川に巻かせたのも、また柏木の粋な計らいであった。この時点で少しグッと来たが、更に平川が渾身のプレーでドリブル突破をしようと肉弾戦を繰り広げたシーン、もう鳥肌が立ったし、最後のプレーを焼き付けようと、必死に平川の姿を追っていたロスタイムだった。
最後に、平川は本当にお疲れ様なんだけど、また一人レッズ一筋で現役を全うしたレジェンドが誕生した瞬間という事でもあるな。
平川ってここ4年を除けば、ずっとレッズの主力として頑張って来て、しかもレッズの全てのタイトル獲得を経験している訳だけど、それだけの実績がありながら、意外にも代表とは縁がなく、派手さは無いというか本当に寡黙で、与えられた仕事を黙々とこなして来た印象。縁の下の力持ちとは少し違う感もあるけど、目立たないところでひじょうに良い仕事をする選手だったと思うよ。
平川というと、07年ACL準決勝PK戦の、決勝進出を決めた最後のキッカーの姿が必ず浮かぶけど、個人的には、何時のシーズンだったか忘れたけど、西京極で目の覚めるような超芸術的ループシュートを決めたシーンが強烈に焼き付いている。地味な平川では一番ド派手なシーンだったように思う。
これでユニバ5人衆がまた一人引退か。さびしい。平川に花束を渡したのが、山口から駆け付けた坪井っていうのも粋であった。話を平川に戻すが、これも時代の流れを感じるけど、逆に考えたら、よくぞ17シーズンにも渡り、ひとつのチームで現役を続けられたと思うよ。偉いよ。改めて本当にお疲れ様と言いたいし、そして平川よ、レッズ一筋で現役を終えてくれて、本当にありがとう。
という事でリーグ戦は終了で、皆様お疲れ様でした。目標の3位には届かなかったのは残念だったけど、春先の悪夢を考えたら、最後に良くぞ5位まで上げたのは、ある意味で立派であろう。もちろんそれで満足していては駄目なんだけどね。
しかし戦いはまだ終わっていない。さあ天皇杯だ。
で、取り敢えずは恒例のザ・反省会という事で。ただ今季のリーグ戦は珍しく(?)勝利で終えられたから、まあザ・美酒って事で、お通夜状態にならなくて済んだのは良かった。
というか話が、磐田の入れ替え戦陥落で盛り上がるというメチャクチャな反省会に。いや改めて思うに、そのまま引き分けならば何の問題も無かったのが、ロスタイムもロスタイム、本当にあと少し94分にオウンゴール自爆で一気に16位に転落って、すげーよな・・・
------
J1リーグ第34節 浦和3-2F東京
得点/9分・李(浦)、46分・ディエゴ オリヴェイラ(F東)、48分・柴戸(浦)、68分・李(浦)、87分・前田(F東)
主審=村上伸次
観衆:46,770人
最後に、平川は本当にお疲れ様なんだけど、また一人レッズ一筋で現役を全うしたレジェンドが誕生した瞬間という事でもあるな。
平川ってここ4年を除けば、ずっとレッズの主力として頑張って来て、しかもレッズの全てのタイトル獲得を経験している訳だけど、それだけの実績がありながら、意外にも代表とは縁がなく、派手さは無いというか本当に寡黙で、与えられた仕事を黙々とこなして来た印象。縁の下の力持ちとは少し違う感もあるけど、目立たないところでひじょうに良い仕事をする選手だったと思うよ。
平川というと、07年ACL準決勝PK戦の、決勝進出を決めた最後のキッカーの姿が必ず浮かぶけど、個人的には、何時のシーズンだったか忘れたけど、西京極で目の覚めるような超芸術的ループシュートを決めたシーンが強烈に焼き付いている。地味な平川では一番ド派手なシーンだったように思う。
これでユニバ5人衆がまた一人引退か。さびしい。平川に花束を渡したのが、山口から駆け付けた坪井っていうのも粋であった。話を平川に戻すが、これも時代の流れを感じるけど、逆に考えたら、よくぞ17シーズンにも渡り、ひとつのチームで現役を続けられたと思うよ。偉いよ。改めて本当にお疲れ様と言いたいし、そして平川よ、レッズ一筋で現役を終えてくれて、本当にありがとう。
という事でリーグ戦は終了で、皆様お疲れ様でした。目標の3位には届かなかったのは残念だったけど、春先の悪夢を考えたら、最後に良くぞ5位まで上げたのは、ある意味で立派であろう。もちろんそれで満足していては駄目なんだけどね。
しかし戦いはまだ終わっていない。さあ天皇杯だ。
というか話が、磐田の入れ替え戦陥落で盛り上がるというメチャクチャな反省会に。いや改めて思うに、そのまま引き分けならば何の問題も無かったのが、ロスタイムもロスタイム、本当にあと少し94分にオウンゴール自爆で一気に16位に転落って、すげーよな・・・
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J1リーグ第34節 浦和3-2F東京
得点/9分・李(浦)、46分・ディエゴ オリヴェイラ(F東)、48分・柴戸(浦)、68分・李(浦)、87分・前田(F東)
主審=村上伸次
観衆:46,770人
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2018年 J1リーグ第33節
湘南ベルマーレ2-1浦和レッズ
~Shonan BMWスタジアム平塚
こういう事になると、2週間一体何をやっていたんだ?という話になってしまうのだが、長いオフもあったし、その間に槙野は代表で脳震盪やって駄目で、マウリシオ大先生も怪我してしまい出場不能になるという、変に中断期間を作ると良くない事が起こる。だから余計な中断期間なんか作らないで、スパッと試合をしてほしかったんだよな。
と、今更日程に文句言っても無意味な訳のは理解してはいるが・・・。
先ず3バックがとんでもない突貫急造であった。前述したように槙野とマウリシオが出場不能になってしまったから仕方がないのだが、岩波を真ん中に置いて、右ストッパーに森脇、左ストッパーに至っては茂木である。J2で修行を積んだとはいえ、J1公式戦未経験の若者を初出場させる大抜擢ではあったが・・・。
湘南ベルマーレ2-1浦和レッズ
~Shonan BMWスタジアム平塚
こういう事になると、2週間一体何をやっていたんだ?という話になってしまうのだが、長いオフもあったし、その間に槙野は代表で脳震盪やって駄目で、マウリシオ大先生も怪我してしまい出場不能になるという、変に中断期間を作ると良くない事が起こる。だから余計な中断期間なんか作らないで、スパッと試合をしてほしかったんだよな。
と、今更日程に文句言っても無意味な訳のは理解してはいるが・・・。
先ず3バックがとんでもない突貫急造であった。前述したように槙野とマウリシオが出場不能になってしまったから仕方がないのだが、岩波を真ん中に置いて、右ストッパーに森脇、左ストッパーに至っては茂木である。J2で修行を積んだとはいえ、J1公式戦未経験の若者を初出場させる大抜擢ではあったが・・・。
その前に何故に橋岡と森脇を逆にしないのだ?いくらレッズでの橋岡は右WBで使われているとはいえ、攻守を考えたら明らかに両者のポジションは逆。今回のオリヴェイラは意味わからんかったぞ。
そんなもんだから、守備のバランスが悪い悪い。ストッパーの森脇が上がりまくり、ウイングバックの橋岡がぎこちない。こんな中途半端やっているもんだから、カウンターもあっさり喰らう。しかも梅崎に。あんなに平気で独走許してしまうのだから堪らん。というか梅崎に決められるとか、お約束をまたやらかすところ、本当にレッズらしいな。どうにかしろ。
後ろは後ろでチグハグならば、前は前で攻撃がチグハグ。立ち上がりこそ完全にゲームを支配して押し込みまくったが、これは毎度の事で、だから立ち上がりから15分の優勢な内に先制点を奪えないと、このチームは途端に相手に流れを渡してしまう。そんな中で喰らった梅崎弾であった。お決まりのように。
柏木が出場停止で、ここに武富を使ったものの、本当に久々に公式戦に使ったものだから、試合勘も戻っていないのか武富らしさは殆ど見られず。というか武富の場合、試合勘というよりは使うポジションが合っていないような。この選手は完全なトップ下かサイドハーフ気味かFWで使ってこそ活きるタイプであり、だからオリヴェイラ体制では適正ポジションが無くて全く使われなかった訳で、それをいきなり3ボランチの一角で使われても、そりゃ戸惑うよな。まさか古巣相手だから武富を使ってみたとかじゃなかったら良いのだが、いやそんな感じもするけど・・・。
と、まあ、采配ミスも明らかだったというか、あっちもこっちも、先ずは単純に選手の使い方を間違えていたっぽい事からして変であった訳だし、だからと行って選手は抜擢されているのだから、せっかくチャンスを得た武富や茂木などは、使われた試合で結果を出さなければいけなかったのだよ。だいたい森脇だってミシャ時代はストッパーであったし、橋岡だってもうどんだけ右WBを経験している事か。
それと茂木に関しては失点に絡んでしまったとはいえ、それでも未だJ1公式戦は初体験。今回は仕方がないとしておこう。たかが1試合、されど1試合という話もあるが、それでも未だ1試合目。ようは今回の経験を学習材料にして如何に次に活かすかである。
というか試合勘という話になると、これまた久々にズラタンが復活した訳で、茂木にしろ武富にしろ、更にズラタンまで、初出場やら久々出場やら、これだけ選手が入れ替わると、何が何やら別のチームになってしまっていたな。
そんな中でも興梠はしっかり1点は決めるし、長澤は相変わらず中盤のキープマンとして不動の地位を築いているし、柴戸は着実に経験値を得て来ているしで、動じない選手は選手が入れ替わろうが何が起ころうが、動じないのであった。
とはいえ・・・結局また湘南に勝てない何かが発動したのか、つまり負けた事には変わらず。何か半分クラブ間で提携しているかのような仲が良い間柄の湘南を、残留争いで手助けしてあげたかのような形であった。
その代わりにだな、お陰でこっちは目標の3位なんぞ完全に届かなくなり、それどころか次節に勝ったとしても5位以下が確定してしまったじゃないか!更に言うと、次節最終節にF東京に勝って順位をひっくり返さないと、下手したら他会場の結果如何に於いては中位へ再転落してシーズンを終えてしまう可能性すらあるのだ。
かつては17位まで落ちた事もあったボロボロのチームを、よくぞ(一応)上位まで復活させた事は大きな評価として認めるが、それも最後で台無しにしてしまう事だけは避けたい。順位的には賞金にも影響する。とにかく最後は勝って(一応)上位として終わろうじゃないか。
ACLは天皇杯で優勝すれば良いや。
------
J1リーグ第33節 湘南2-1浦和
得点/20分・梅崎(湘)、56分・菊地(湘)、77分・興梠(浦)
主審=松尾 一
観衆:14,711人
そんなもんだから、守備のバランスが悪い悪い。ストッパーの森脇が上がりまくり、ウイングバックの橋岡がぎこちない。こんな中途半端やっているもんだから、カウンターもあっさり喰らう。しかも梅崎に。あんなに平気で独走許してしまうのだから堪らん。というか梅崎に決められるとか、お約束をまたやらかすところ、本当にレッズらしいな。どうにかしろ。
後ろは後ろでチグハグならば、前は前で攻撃がチグハグ。立ち上がりこそ完全にゲームを支配して押し込みまくったが、これは毎度の事で、だから立ち上がりから15分の優勢な内に先制点を奪えないと、このチームは途端に相手に流れを渡してしまう。そんな中で喰らった梅崎弾であった。お決まりのように。
柏木が出場停止で、ここに武富を使ったものの、本当に久々に公式戦に使ったものだから、試合勘も戻っていないのか武富らしさは殆ど見られず。というか武富の場合、試合勘というよりは使うポジションが合っていないような。この選手は完全なトップ下かサイドハーフ気味かFWで使ってこそ活きるタイプであり、だからオリヴェイラ体制では適正ポジションが無くて全く使われなかった訳で、それをいきなり3ボランチの一角で使われても、そりゃ戸惑うよな。まさか古巣相手だから武富を使ってみたとかじゃなかったら良いのだが、いやそんな感じもするけど・・・。
と、まあ、采配ミスも明らかだったというか、あっちもこっちも、先ずは単純に選手の使い方を間違えていたっぽい事からして変であった訳だし、だからと行って選手は抜擢されているのだから、せっかくチャンスを得た武富や茂木などは、使われた試合で結果を出さなければいけなかったのだよ。だいたい森脇だってミシャ時代はストッパーであったし、橋岡だってもうどんだけ右WBを経験している事か。
それと茂木に関しては失点に絡んでしまったとはいえ、それでも未だJ1公式戦は初体験。今回は仕方がないとしておこう。たかが1試合、されど1試合という話もあるが、それでも未だ1試合目。ようは今回の経験を学習材料にして如何に次に活かすかである。
というか試合勘という話になると、これまた久々にズラタンが復活した訳で、茂木にしろ武富にしろ、更にズラタンまで、初出場やら久々出場やら、これだけ選手が入れ替わると、何が何やら別のチームになってしまっていたな。
そんな中でも興梠はしっかり1点は決めるし、長澤は相変わらず中盤のキープマンとして不動の地位を築いているし、柴戸は着実に経験値を得て来ているしで、動じない選手は選手が入れ替わろうが何が起ころうが、動じないのであった。
とはいえ・・・結局また湘南に勝てない何かが発動したのか、つまり負けた事には変わらず。何か半分クラブ間で提携しているかのような仲が良い間柄の湘南を、残留争いで手助けしてあげたかのような形であった。
その代わりにだな、お陰でこっちは目標の3位なんぞ完全に届かなくなり、それどころか次節に勝ったとしても5位以下が確定してしまったじゃないか!更に言うと、次節最終節にF東京に勝って順位をひっくり返さないと、下手したら他会場の結果如何に於いては中位へ再転落してシーズンを終えてしまう可能性すらあるのだ。
かつては17位まで落ちた事もあったボロボロのチームを、よくぞ(一応)上位まで復活させた事は大きな評価として認めるが、それも最後で台無しにしてしまう事だけは避けたい。順位的には賞金にも影響する。とにかく最後は勝って(一応)上位として終わろうじゃないか。
ACLは天皇杯で優勝すれば良いや。
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J1リーグ第33節 湘南2-1浦和
得点/20分・梅崎(湘)、56分・菊地(湘)、77分・興梠(浦)
主審=松尾 一
観衆:14,711人
2018年 J1リーグ第32節
北海道コンサドーレ札幌1-2浦和レッズ
~札幌厚別公園競技場
♪は~るばる来たぜ厚別ぅ~
という訳で、長距離アウェー恒例、またも変な時間にブログを更新しとる訳だが、とりあえず実に10年ぶりの札幌遠征である。本当は去年も行く筈で計画を立てていたのだが、仕事の関係でおじゃんになる悪夢があったので、今年は何とかかんとか北海道に来られたぜ。
予想された程は寒くなかったから結果的に厚別でも良かったのだが、とはいえ陽が射していたかと思えば途中で寒風が吹いて来たり、大粒の雨が降ってきたり、虹が出たり、最後はまた晴れてきたりと、北海道特有なのか?実に不安定な天候の中での試合になった。だから札幌ドームでやってくれれば良いものを。EXILEめ~。
とはいえ、試合はなかなかスリリングな展開で、最近のレッズの傾向として、今回も立ち上がりからガンガン飛ばして行くパターンから入ったのだが、この場合は開始15分以内に先制点を決めきれるかどうかが鍵になる。ここで先制点を奪えないと逆に流れが敵に移ってしまうのだが、そういう意味では、開始6分で長澤の華麗なロングパスから、フリーで受けた武藤がしっかり決めるという、実に幸先の良い展開にな・・・るかと思われたんだけど、攻撃攻撃のミシャだけあってガンガン来るのは札幌も同じで、先制点を奪われた札幌は、ますます攻撃的になり、攻勢に出て来るのであった。こうなるとレッズは徐々に後退して行くのだが・・・で、そうなると、最後は相手を捕まえきれなくなり、やられちゃうんだな、こりゃ。
それにしても札幌、ラフなファールが多くなったな。ミシャもどんな指導しとるのか。まあ都倉は相変わらずなんだけど。前半だけでどれだけ都倉にファールされたか。マウリシオ大先生とバチバチやり合っていたが、ここが面白いところで、都倉にあれだけ挑発的にファールを連発されたらブチギレモードに入るのが普通なのだが、そこはザ・無表情男のマウリシオ大先生だけに、何をされてもあまり相手にせずに冷静沈着なのであった。ここは都倉も調子が狂わされた事だろう。
でもそんなファール連発に耐えていると、女神はやがてレッズに傾くもので、引き続き相手の攻勢に呑まれない内に、またも武藤がフリーで落ち着いての追加点という。その前に隣で見事なスルーした、誰だったか良く見えなかったけど興梠だろうけど、あのスルーが凄かったな。まあミシャ札幌だけあって、やはり守備が弛かったというのは否めないけど。だいたいボールウォッチャーになって最後の選手をフリーにさせるところ、やはりミシャなんだなぁ。
こうして前半の内に寿司がマルチゴールという、やはり海の幸が美味い時期に入る北海道だけに、寿司が絶好調になるという流れであった訳だな。
前半だけで得点が動いてしまったので、後半は相変わらずガンガン来る札幌の攻勢を耐えに耐えての逃げ切りになった訳だが、アウェーだし、そんな逃げ切りの勝利も悪くはないよ。順位的にまだ札幌の下に居るのは納得が行かんけど。まあまだ2試合残っているから、諦めないけどね。
でもミシャには、ハーフタイムで3枚替えやってほしかったなぁ(笑)
ちなみに今回のプチ殊勲賞、個人的には柏木である。それも攻撃で貢献した訳ではなくて、カウンター喰らった時にイエロー覚悟で敵を倒したやつ。ファール自体は当然誉められるべきではないのは承知しているし実際問題イエローは喰らったが、前節ガンバ戦みたいに敵に当たりにも行かずズルズル来て中途半端な守備でやられるのではなく、今回のように大ピンチになる前にイエロー覚悟でも敵を潰す強かさ、これが大事なのさ。前節の記事で書いた事を、柏木が実践してくれたのが良かった。こういうメリハリが効いたプレーの積み重ねが勝利を呼ぶのであった。
♪すすきのへ行こう~ってな事で、狸小路の寂れた方でザ・美酒!!
サッポロクラシック生大ジョッキを駆け付け2杯グビグビし、続いて北海道蔵元の生酒やら、肴もルイベやらラム肉やらザンギやら本ししゃもやら、メニューは一応北海道らしいもので並べたぞ。ウニとかイクラとか高価なモノに行かないところは相変わらずなのだが。ああ武藤が2発も決めたのに、また寿司喰ってないし。でもやはり美味い北海道グルメの勝利の美酒に酔ったぞ。
あとこの店に居た札幌サポと少し話したんだけど、駒井の話になって、個人的には駒井はレッズに戻って来ない気がすると話したら、あちらとしては駒井に残ってもらいたいようで、どうなるかなぁと・・・最後に挨拶に来た駒井の姿からしても、何となくレッズには戻って来ない気がするねぇ・・・。
そんでもって、二条市場で贅沢してから帰ろう。
ちなみに今回の遠征は、前節の記事の最後に書いた通り、飛行機が大嫌いな野郎による下道キチプランなので、行きは→高速バス→[盛岡]→新幹線はやて→[新函館北斗]→特急スーパー北斗→[新札幌]でキックオフ1時間前に厚別着という、実にまどろっこしく慌ただしい道程であった。だいたい初っ端の高速バスからして、盛岡に6時に着かなければいけないのに45分も遅延しやがり、それに乗らないと間に合わない新幹線にギリギリで乗車するという、朝からこちらもスリリングな洗礼を受けたのであった。
これも昔みたいに青森からブルートレインの゛はまなす゛があったら、朝一で札幌に着けて、少しは楽だったんだけどなぁ。だから何でもかんでも新幹線ばかり作って夜行を廃止するなって話だ。
帰りは[札幌]→スーパー北斗→[新函館北斗]→新幹線はやぶさ→[大宮]・・・か、金が・・・。
という訳で金が無くなったので、というのは嘘で、札幌戦遠征で仕事を休んだ分、湘南戦は仕事の為にお留守番です。
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J1リーグ第32節 札幌1-2浦和
北海道コンサドーレ札幌1-2浦和レッズ
~札幌厚別公園競技場
という訳で、長距離アウェー恒例、またも変な時間にブログを更新しとる訳だが、とりあえず実に10年ぶりの札幌遠征である。本当は去年も行く筈で計画を立てていたのだが、仕事の関係でおじゃんになる悪夢があったので、今年は何とかかんとか北海道に来られたぜ。
予想された程は寒くなかったから結果的に厚別でも良かったのだが、とはいえ陽が射していたかと思えば途中で寒風が吹いて来たり、大粒の雨が降ってきたり、虹が出たり、最後はまた晴れてきたりと、北海道特有なのか?実に不安定な天候の中での試合になった。だから札幌ドームでやってくれれば良いものを。EXILEめ~。
とはいえ、試合はなかなかスリリングな展開で、最近のレッズの傾向として、今回も立ち上がりからガンガン飛ばして行くパターンから入ったのだが、この場合は開始15分以内に先制点を決めきれるかどうかが鍵になる。ここで先制点を奪えないと逆に流れが敵に移ってしまうのだが、そういう意味では、開始6分で長澤の華麗なロングパスから、フリーで受けた武藤がしっかり決めるという、実に幸先の良い展開にな・・・るかと思われたんだけど、攻撃攻撃のミシャだけあってガンガン来るのは札幌も同じで、先制点を奪われた札幌は、ますます攻撃的になり、攻勢に出て来るのであった。こうなるとレッズは徐々に後退して行くのだが・・・で、そうなると、最後は相手を捕まえきれなくなり、やられちゃうんだな、こりゃ。
それにしても札幌、ラフなファールが多くなったな。ミシャもどんな指導しとるのか。まあ都倉は相変わらずなんだけど。前半だけでどれだけ都倉にファールされたか。マウリシオ大先生とバチバチやり合っていたが、ここが面白いところで、都倉にあれだけ挑発的にファールを連発されたらブチギレモードに入るのが普通なのだが、そこはザ・無表情男のマウリシオ大先生だけに、何をされてもあまり相手にせずに冷静沈着なのであった。ここは都倉も調子が狂わされた事だろう。
でもそんなファール連発に耐えていると、女神はやがてレッズに傾くもので、引き続き相手の攻勢に呑まれない内に、またも武藤がフリーで落ち着いての追加点という。その前に隣で見事なスルーした、誰だったか良く見えなかったけど興梠だろうけど、あのスルーが凄かったな。まあミシャ札幌だけあって、やはり守備が弛かったというのは否めないけど。だいたいボールウォッチャーになって最後の選手をフリーにさせるところ、やはりミシャなんだなぁ。
こうして前半の内に寿司がマルチゴールという、やはり海の幸が美味い時期に入る北海道だけに、寿司が絶好調になるという流れであった訳だな。
でもミシャには、ハーフタイムで3枚替えやってほしかったなぁ(笑)
ちなみに今回のプチ殊勲賞、個人的には柏木である。それも攻撃で貢献した訳ではなくて、カウンター喰らった時にイエロー覚悟で敵を倒したやつ。ファール自体は当然誉められるべきではないのは承知しているし実際問題イエローは喰らったが、前節ガンバ戦みたいに敵に当たりにも行かずズルズル来て中途半端な守備でやられるのではなく、今回のように大ピンチになる前にイエロー覚悟でも敵を潰す強かさ、これが大事なのさ。前節の記事で書いた事を、柏木が実践してくれたのが良かった。こういうメリハリが効いたプレーの積み重ねが勝利を呼ぶのであった。
♪すすきのへ行こう~ってな事で、狸小路の寂れた方でザ・美酒!!
サッポロクラシック生大ジョッキを駆け付け2杯グビグビし、続いて北海道蔵元の生酒やら、肴もルイベやらラム肉やらザンギやら本ししゃもやら、メニューは一応北海道らしいもので並べたぞ。ウニとかイクラとか高価なモノに行かないところは相変わらずなのだが。ああ武藤が2発も決めたのに、また寿司喰ってないし。でもやはり美味い北海道グルメの勝利の美酒に酔ったぞ。
あとこの店に居た札幌サポと少し話したんだけど、駒井の話になって、個人的には駒井はレッズに戻って来ない気がすると話したら、あちらとしては駒井に残ってもらいたいようで、どうなるかなぁと・・・最後に挨拶に来た駒井の姿からしても、何となくレッズには戻って来ない気がするねぇ・・・。
ちなみに今回の遠征は、前節の記事の最後に書いた通り、飛行機が大嫌いな野郎による下道キチプランなので、行きは→高速バス→[盛岡]→新幹線はやて→[新函館北斗]→特急スーパー北斗→[新札幌]でキックオフ1時間前に厚別着という、実にまどろっこしく慌ただしい道程であった。だいたい初っ端の高速バスからして、盛岡に6時に着かなければいけないのに45分も遅延しやがり、それに乗らないと間に合わない新幹線にギリギリで乗車するという、朝からこちらもスリリングな洗礼を受けたのであった。
これも昔みたいに青森からブルートレインの゛はまなす゛があったら、朝一で札幌に着けて、少しは楽だったんだけどなぁ。だから何でもかんでも新幹線ばかり作って夜行を廃止するなって話だ。
帰りは[札幌]→スーパー北斗→[新函館北斗]→新幹線はやぶさ→[大宮]・・・か、金が・・・。
という訳で金が無くなったので、というのは嘘で、札幌戦遠征で仕事を休んだ分、湘南戦は仕事の為にお留守番です。
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J1リーグ第32節 札幌1-2浦和
得点/6分・武藤(浦)、25分・進藤(札)、35分・武藤(浦)
主審=小屋幸栄
観衆:12,723人
主審=小屋幸栄
観衆:12,723人
2018年 J1リーグ第31節
浦和レッズ1-3ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002
仲間がこんな凄い番号を引いた時点で、何やら嫌な予感はしていたんだが・・・。
だいたい、6千番台なんて存在したんだな。今まで仲間も自分も、どんなに番号が悪くても5千番台止まりだったのに。まあ、ここまで来ると、5千番台も6千番台もたいして変わらんけどさ・・・。
という番号のせいにする訳にも行かず、鹿島に勝った事でホームでの大一番に弱い病が克服されたと思っていたら、もうひとつの大一番には、またコロッと敗けるのであった。
浦和レッズ1-3ガンバ大阪
~埼玉スタジアム2002
だいたい、6千番台なんて存在したんだな。今まで仲間も自分も、どんなに番号が悪くても5千番台止まりだったのに。まあ、ここまで来ると、5千番台も6千番台もたいして変わらんけどさ・・・。
という番号のせいにする訳にも行かず、鹿島に勝った事でホームでの大一番に弱い病が克服されたと思っていたら、もうひとつの大一番には、またコロッと敗けるのであった。
試合立ち上がりから良い試合をして、良いリズムで攻め立てて、得点の匂いをプンプン匂わせておきながら、コロッと失点してしまうのは鹿島戦と同じであった。
それも森脇の苦し紛れのパスミスからである。まあ、森脇のパスミスからの失点は昔から散々観てきた感があるから免疫が付いているというか、仕方がないという訳ではないが、もう治らないのだから諦めよう。これがあるから森脇の評価がどうしてもマックスにならないのだし。それに小野瀬のシュートも凄かったし。あれは小野瀬を誉めるしかない。ただ初物に弱いところはレッズの伝統ではあるけれど。
それでも後半すぐに同点に追い付いた時には、お、これで鹿島戦と同じで逆転モードに突入と思ったのだが・・・。
失点の仕方が実に良くないんだよな。カウンターを喰らうのは仕方がないが、ファン・ウィジョに当たりに行く訳でもなく、シュートコースを消す訳でもなく、緩いプレスのママ危険な位置まで平気で走らせちゃうんだもん。その前に1人当たりに行けよ!って感じである。ああいう時はファール覚悟で仕方がないんだから。ガンバみたいに。
そう、ガンバは監督が宮本になってから復活して、守備も良くなったと聞いていたが、守備が良くなったというより、イエロー覚悟で平気でラフなファールを連発してでも止めるチームになっていた。まあこれ誉められたものではないんだけど、上記に書いた通り、ファール覚悟で止めるようなプレーも必要悪なんだよね、時には。レッズの守備はミシャや堀時代に比べたらかなり良くなったが、まだまだスマート過ぎるし、やはり強かさに欠けるのである。ファールを推奨する訳ではないが、メリハリは必要だ。
それにガンバといえば昔は遅攻パスサッカーだったのが、それがやたら球離れが良くなり、パス回しが速くなったな。それも二重三重に選手が絡んでバイタルに侵入して来た。これをやられると、速い攻撃と揺さぶりに弱いレッズの守備陣では付いて行けなくなり、後手を踏む事になる。これで何度ピンチを作られた事か。それで最後はアデミウソンにやられているし。
と、敗けたからレッズの悪い部分が出てしまっているが、途中までは狙い通りのサッカーは出来ていたんだけどね。2失点目辺りから疲れ出して足が鈍くなっていたけれど。
問題は、レッズが駄目だったというより、ガンバが強かったんだな。6連勝して来ているチームだもん。そりゃ強くなければここまで大復活していないよ、ガンバは。 「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」って有名なのがあるけど、そんな事はない。勝ちにも不思議の勝ちはないのだ。強いから勝つ。今のガンバのサッカーを観て、素直にそう思った。
ただレッズの敗戦をストレートにガンバの強さのせいにするだけでは癪だから、何かそれ以外の敗戦理由を見付けたいのたが、そうだな、何が良いか・・・あ、やはり仲間が6千番台を引いたから、そういう事にしておこう(ザ・現実逃避)
それも森脇の苦し紛れのパスミスからである。まあ、森脇のパスミスからの失点は昔から散々観てきた感があるから免疫が付いているというか、仕方がないという訳ではないが、もう治らないのだから諦めよう。これがあるから森脇の評価がどうしてもマックスにならないのだし。それに小野瀬のシュートも凄かったし。あれは小野瀬を誉めるしかない。ただ初物に弱いところはレッズの伝統ではあるけれど。
それでも後半すぐに同点に追い付いた時には、お、これで鹿島戦と同じで逆転モードに突入と思ったのだが・・・。
失点の仕方が実に良くないんだよな。カウンターを喰らうのは仕方がないが、ファン・ウィジョに当たりに行く訳でもなく、シュートコースを消す訳でもなく、緩いプレスのママ危険な位置まで平気で走らせちゃうんだもん。その前に1人当たりに行けよ!って感じである。ああいう時はファール覚悟で仕方がないんだから。ガンバみたいに。
そう、ガンバは監督が宮本になってから復活して、守備も良くなったと聞いていたが、守備が良くなったというより、イエロー覚悟で平気でラフなファールを連発してでも止めるチームになっていた。まあこれ誉められたものではないんだけど、上記に書いた通り、ファール覚悟で止めるようなプレーも必要悪なんだよね、時には。レッズの守備はミシャや堀時代に比べたらかなり良くなったが、まだまだスマート過ぎるし、やはり強かさに欠けるのである。ファールを推奨する訳ではないが、メリハリは必要だ。
それにガンバといえば昔は遅攻パスサッカーだったのが、それがやたら球離れが良くなり、パス回しが速くなったな。それも二重三重に選手が絡んでバイタルに侵入して来た。これをやられると、速い攻撃と揺さぶりに弱いレッズの守備陣では付いて行けなくなり、後手を踏む事になる。これで何度ピンチを作られた事か。それで最後はアデミウソンにやられているし。
問題は、レッズが駄目だったというより、ガンバが強かったんだな。6連勝して来ているチームだもん。そりゃ強くなければここまで大復活していないよ、ガンバは。 「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」って有名なのがあるけど、そんな事はない。勝ちにも不思議の勝ちはないのだ。強いから勝つ。今のガンバのサッカーを観て、素直にそう思った。
ただレッズの敗戦をストレートにガンバの強さのせいにするだけでは癪だから、何かそれ以外の敗戦理由を見付けたいのたが、そうだな、何が良いか・・・あ、やはり仲間が6千番台を引いたから、そういう事にしておこう(ザ・現実逃避)
でも、あー、この敗戦により、来季のACLが・・・しかも残り3試合なのに、一応6位チームなのに、数字上は未だ残留も確定していないという異常事態である。一体どうなっているんだよ、今年のJ1は・・・。
そんでもって、ザ・ヤケ酒である。
チキショー、札幌には勝つぞ。
チキショー、札幌には勝つぞ。
札幌は多くの人は飛行機だろうけど、飛行機嫌いな我々は、当然高速バスと新幹線と特急を乗り継ぐキチプランであった・・・。
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J1リーグ第31節 浦和1-3ガ大阪
得点/43分・小野瀬(ガ大)、49分・興梠(浦)、62分・ファン ウィジョ(ガ大)、69分・アデミウソン(ガ大)
主審=岡部拓人
観衆:43,943人
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J1リーグ第31節 浦和1-3ガ大阪
得点/43分・小野瀬(ガ大)、49分・興梠(浦)、62分・ファン ウィジョ(ガ大)、69分・アデミウソン(ガ大)
主審=岡部拓人
観衆:43,943人
2018年 天皇杯・準々決勝
浦和レッズ2-0サガン鳥栖
~熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
よーし、鳥栖に対してはリーグ戦の借りを返せたし、その上で準決勝進出だ。
リーグ戦がモロ残留争い中の鳥栖にとっては、正直天皇杯をやっているどころではなかったのかもしれないが、そうは言ってもここまで勝ち上がって来ているし、日程的にも次のリーグ戦まで時間があるから、規定で出られない金崎は別にして、フェルナンド・トーレスを含めて結構なガチメンバーで熊谷に乗り込んできたな。それに監督が代わった事で、やや違うチームになっているかもしれないから、ちょっと不気味な存在ではあったけどね。
鳥栖はリーグ戦は頑張れ~。個人的に鳥栖は残留してほしいのよ。例の焼鳥屋の件もあるし、鳥栖の街の雰囲気や、そこで会う鳥栖サポの雰囲気も好きなもんで。
そんな相手に立ち上がりから結構押し込まれていたけれど、それに対してレッズは、最近自信の付いた感がある組織的な守備で、バイタルまでは侵入を許さない。そうそう、攻められていても、要所でしっかり守れていれば、そうピンチにはならないのだ。
だから攻撃も前を向いて思い切って行けるんだよな。だから思い切ったミドルシュートが撃てるんだよな。
今日の宇賀神は、というか最近の宇賀神は代表クラスモードの宇賀神になっているから、ミドルシュートも宇宙開発ではなく、しっかり枠内に決めるんだな。先のマリノス戦での針に穴を通すようなミドルも良かったけど、(敵DFに少し当たっているとはいえ)今回の狙いすましてのファーを突き刺すミドルも凄かったな。そこに決めたいけどなかなか決められないレベルのミドルであった。いや最近の宇賀神、代表復帰してもおかしくないぞ、本当に。
こんな素晴らしいミドルシュートを見た後だから、そう何度もミドルシュートが決まる訳ないと思いきや、そこから15分後に、今度は槙野がすげーミドルシュートを決めてしまうのだから恐ろしい。これまた、そこしか無いような所に突き刺すのだから、槙野のシュート精度は衰えていないんだな。
前半だけで2本ものスーパーミドルを観させられてしまい、ミドルシュート祭りだけでお腹一杯でも良かったし、実際雰囲気はこれで勝利ありの感もあったし、後はしっかり守ってのカウンター狙いだけで良かったのだが、本音を言えば、後半もっと畳み掛けてほしかったな。早い段階で鳥栖はキム・ミンヒョクがイエロー2枚で退場してしまったのだから。
サッカーって面白いというか変なもので、こちらが数的優位になった途端に、逆に鳥栖の攻撃が活気付いては何度かピンチを作られてしまうのだから恐ろしい。まあ得てしてたまにあるパターンではあったけどね。
終盤に興梠の惜しいバー直撃やら、ナバウトのキーパーとの1対1があったけど、特にナバウトには決めてもらいたかったな。ついにレッズ移籍後初ゴールかと確信したもん。いや惜しかった。
そんでもって最後に見切られたと思われていたマルティノスまで投入されて、マウリシオ大先生にナバウトにマルティノスと、3外国人が一気にプレーしている光景は貴重なものを観たと思った。ここにファブリシオも居たらなぁ・・・。
前半の内容は文句無しとして、後半も数的優位から追加点が奪えなかったのは課題だが、まあトーナメントだし勝つ事が最優先だから、総合的には良い試合をしてくれたと思う。
浦和レッズ2-0サガン鳥栖
~熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
リーグ戦がモロ残留争い中の鳥栖にとっては、正直天皇杯をやっているどころではなかったのかもしれないが、そうは言ってもここまで勝ち上がって来ているし、日程的にも次のリーグ戦まで時間があるから、規定で出られない金崎は別にして、フェルナンド・トーレスを含めて結構なガチメンバーで熊谷に乗り込んできたな。それに監督が代わった事で、やや違うチームになっているかもしれないから、ちょっと不気味な存在ではあったけどね。
鳥栖はリーグ戦は頑張れ~。個人的に鳥栖は残留してほしいのよ。例の焼鳥屋の件もあるし、鳥栖の街の雰囲気や、そこで会う鳥栖サポの雰囲気も好きなもんで。
そんな相手に立ち上がりから結構押し込まれていたけれど、それに対してレッズは、最近自信の付いた感がある組織的な守備で、バイタルまでは侵入を許さない。そうそう、攻められていても、要所でしっかり守れていれば、そうピンチにはならないのだ。
だから攻撃も前を向いて思い切って行けるんだよな。だから思い切ったミドルシュートが撃てるんだよな。
今日の宇賀神は、というか最近の宇賀神は代表クラスモードの宇賀神になっているから、ミドルシュートも宇宙開発ではなく、しっかり枠内に決めるんだな。先のマリノス戦での針に穴を通すようなミドルも良かったけど、(敵DFに少し当たっているとはいえ)今回の狙いすましてのファーを突き刺すミドルも凄かったな。そこに決めたいけどなかなか決められないレベルのミドルであった。いや最近の宇賀神、代表復帰してもおかしくないぞ、本当に。
こんな素晴らしいミドルシュートを見た後だから、そう何度もミドルシュートが決まる訳ないと思いきや、そこから15分後に、今度は槙野がすげーミドルシュートを決めてしまうのだから恐ろしい。これまた、そこしか無いような所に突き刺すのだから、槙野のシュート精度は衰えていないんだな。
前半だけで2本ものスーパーミドルを観させられてしまい、ミドルシュート祭りだけでお腹一杯でも良かったし、実際雰囲気はこれで勝利ありの感もあったし、後はしっかり守ってのカウンター狙いだけで良かったのだが、本音を言えば、後半もっと畳み掛けてほしかったな。早い段階で鳥栖はキム・ミンヒョクがイエロー2枚で退場してしまったのだから。
サッカーって面白いというか変なもので、こちらが数的優位になった途端に、逆に鳥栖の攻撃が活気付いては何度かピンチを作られてしまうのだから恐ろしい。まあ得てしてたまにあるパターンではあったけどね。
終盤に興梠の惜しいバー直撃やら、ナバウトのキーパーとの1対1があったけど、特にナバウトには決めてもらいたかったな。ついにレッズ移籍後初ゴールかと確信したもん。いや惜しかった。
そんでもって最後に見切られたと思われていたマルティノスまで投入されて、マウリシオ大先生にナバウトにマルティノスと、3外国人が一気にプレーしている光景は貴重なものを観たと思った。ここにファブリシオも居たらなぁ・・・。
前半の内容は文句無しとして、後半も数的優位から追加点が奪えなかったのは課題だが、まあトーナメントだし勝つ事が最優先だから、総合的には良い試合をしてくれたと思う。
いや鳥栖相手に、どうして今回のような試合をリーグ戦で出来ないのかなぁとも思うが、まあ昔も書いたけど、リーグ戦の固さが、レッズの場合はトーナメント戦の途中だと抜けて、気が楽に思い切りやる性質があるからね。
問題は準決勝なんだけど、なんだけど、・・・鹿島次第で日程前倒しするって本当?そういう不安定な日程を組まれると本当に困るんだけど。試合会場も未だわからんし。なんだかなぁ・・・。
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天皇杯・準々決勝 浦和2-0鹿島
得点/16分・宇賀神(浦)、31分・槙野(浦)
主審=村上伸次
観衆:7,867人
問題は準決勝なんだけど、なんだけど、・・・鹿島次第で日程前倒しするって本当?そういう不安定な日程を組まれると本当に困るんだけど。試合会場も未だわからんし。なんだかなぁ・・・。
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天皇杯・準々決勝 浦和2-0鹿島
得点/16分・宇賀神(浦)、31分・槙野(浦)
主審=村上伸次
観衆:7,867人
2018年 J1リーグ第30節
浦和レッズ3-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
おい!寿司喰いたい奴は寿司屋に、スーパーに急げ!早くしないと埼玉県内の寿司が売り切れるぞ!!
まあ・・・そこまで大袈裟ではないが、しかし武藤自体はとんでもない大仕事を成し遂げてくれたという、しかもそれがホームで鹿島相手なのだから、これはがってん寿司からしたら、スポンサー冥利につきるだろうね、こりゃ。
それにしても先ずは素晴らしいスーパー寿司ミドルシュートが炸裂したもので、それも単なるミドルではなくて、キープして反転しての踏ん張りが効いた見事なミドルであった。あのシュートコースを空けてしまう鹿島もらしくはなかったが、しかし一瞬空いたその隙で完璧なミドルを放った武藤の技量勝ちだろう。
という凄い寿司ミドルを、ロスタイムに待っていた再びの寿司ゴールで一瞬忘れそうになった。すまん武藤。いやそれ程にロスタイムのダメ押し点が大歓喜であった。逃げ切りを図りたいが攻められっ放しのレッズとしては、一瞬でも気が置けない状況の中で奪った、勝利を決定付ける歓喜と安堵のゴールだったのである。
前掛かりになっていた鹿島に発生していた裏ポッカリの隙を逃さないカウンターからである。武藤がボールを受けた時点で普段ならば攻め急がずだっただろうけれど、そこに敵DFが3人も囲んで来た事で逆に逃げ場が無くなったとも言えるかもしれなかったが(何か日本語が変だけど)、そこで踏ん切りが付いたのか、珍しくそのまま縦1本に持ち込んでキッチリ決めた、これぞ自分が求めていたカウンターってやつである。ちなみに武藤がランを開始した時に斜め後ろでドフリーで接触受けてズッコケていた柴戸、ワロタ(笑)
何て武藤ばかり褒めているけれど、セットプレーから同点ゴールの岩波も讃えなきゃね。しかも岩波はこの得点以前に、前半に鹿島のカウンターからの大ピンチを寸手で防いだ男だ。ある意味で今回の殊勲賞は岩波かもしれないぞ。
そうなのだ。守備も頑張ったのだ。寄りによって因縁の西にドフリー先制点を献上するという失態はあったが、それ以外の場面では、しっかりブロックを作って集中力を切らさずに最後まで守り抜いた。特に何本も与えていた鹿島のお家芸とも言えるセットプレーから、一度も失点しなかったのは特筆もので、元より最近のレッズはセットプレーから失点するイメージがあったのだが、今回は苦手なセットプレー対応では一度も失点していない。
マッチデーにマウリシオ大先生のコメントで、セットプレーからの失点の多さに関して「練習で修正できるよう意識し(中略)改善する事に力を尽くしてきた」とある。つまりこの2週間の中断期間中に、かなりのセットプレー対策を施したのだろう。それが鹿島戦で如何なく発揮されたのかもしれない。練習は嘘をつかない。いやオリヴェイラの修正力も凄いのだろう。オリヴェイラは少しの中断期間があると、必ず不備を修正して来るのはこれまで通りであるから、今回も、そういう事だろう。
更にマウリシオのコメントで「違うチームになっていると思う」とあるが、確かに選手の動きを見ても、2週間前と今回では少し違っていて、これまでは選手が迷いながらプレーしている場面が多々あったが、今回は一言で言えば「メリハリがあった」と言うべきか、行くところは思いきって行くが、行かない所は我慢してでも行かない、そんな感じのハッキリしたプレーが多かったように思う。つまり中途半端なプレーが少なかった。終盤に西川が後ろから繋がず、ロングボールばかり入れていたのも戦略だろう。鹿島がかなり押し込んで来ていて、疲労が影響する時間帯で無理に自陣でボールキープしたり繋いでインターセプトされる危険を犯すより(ミシャ時代にはよくこれで失点したな)、鹿島にボールを持たせて守りを固めて跳ね返してカウンター狙い1本に絞った徹底ぶりだ。これで武藤のダメ押しゴールに繋がった。
ちなみにマウリシオ大先生、その思いきり行ったら交わされて失点に繋がっているのは密かな話ではあるが。ただマウリシオは思いきり行ってパスカットしてピンチを救った場面もあったけどね。この辺は諸刃の剣でもある。
しかし攻撃で言えば開始15分までのプレーも、とにかく攻める時は手を緩めずに徹底して速く前に攻めきってフィニッシュまで持って行き、少なくとも4度ものビッグチャンスを連発した。こういう思いきりの意識が、武藤の迷わないミドルや、迷わないカウンターに繋がったんじゃないかな。
ただ戒めというか課題として、あれだけ攻めてはそのチャンスで決めきれず、逆に鹿島に1チャンスで決められている辺りはレッズの弱点そのもの。ここは引き続き要修正である。オリヴェイラさん、頼みましたよ。
今回の鹿島が弱かったとは思わない。昌子だって復帰したし。レオ・シルバや三竿など主力数人を欠いていたとはいえ、主力を欠いていたのはファブリシオや橋岡などが居ないレッズも同じである。そこを例えば橋岡が居ないならば森脇で踏ん張り、ファブリシオが長期離脱中ならば興梠や武藤が頑張る。選手層ではレッズに分があった。
だから勝てたという単純な話でもないのだが、しかし勝てなかった鹿島に、ホームでオリヴェイラ指揮の下で勝ったというのは、またひとつ鹿島相手に因縁を作ってしまった部分はあるかな。もちろんレッズとしては良い意味で。
しかし本気で来季のACL出場を狙う身としては、今回鹿島に負けたら勝ち点が7に開いてしまっていたところ、この勝利で1差に迫ったのは本当に大きい。絶対に勝ちたい試合に勝利した。本当に価値ある勝利になったと思う。
しかも、中断期間中に抜け目なくチームを作ったオリヴェイラの手腕も輝いた、実に有意義な勝利になった。そして、鹿島に勝つのは、本当に気持ち良い!鹿狩り最高!!
あ、ちなみになんだけど、今回鹿島にとってはかなり糞審劇場になったかもしれない。まあ鹿島もラフだったからこそのイエロー連発だったし、レッズに1枚もイエローが出なかったのは幸運な部分もあった。あと後半にPK喰らっても不思議ではない場面があったが、あの辺は北ゴル裏からだと細かい部分は見えないから、どうだったのだろうね?まあ、たまには運がレッズに味方してくれる時もあるさ~。
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J1リーグ第30節 浦和3-1鹿島
得点/38分・西(鹿)、52分・岩波(浦)、60分・武藤(浦)、90+3分・武藤(浦)
主審=荒木友輔
観衆:46,893人
浦和レッズ3-1鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
まあ・・・そこまで大袈裟ではないが、しかし武藤自体はとんでもない大仕事を成し遂げてくれたという、しかもそれがホームで鹿島相手なのだから、これはがってん寿司からしたら、スポンサー冥利につきるだろうね、こりゃ。
それにしても先ずは素晴らしいスーパー寿司ミドルシュートが炸裂したもので、それも単なるミドルではなくて、キープして反転しての踏ん張りが効いた見事なミドルであった。あのシュートコースを空けてしまう鹿島もらしくはなかったが、しかし一瞬空いたその隙で完璧なミドルを放った武藤の技量勝ちだろう。
という凄い寿司ミドルを、ロスタイムに待っていた再びの寿司ゴールで一瞬忘れそうになった。すまん武藤。いやそれ程にロスタイムのダメ押し点が大歓喜であった。逃げ切りを図りたいが攻められっ放しのレッズとしては、一瞬でも気が置けない状況の中で奪った、勝利を決定付ける歓喜と安堵のゴールだったのである。
前掛かりになっていた鹿島に発生していた裏ポッカリの隙を逃さないカウンターからである。武藤がボールを受けた時点で普段ならば攻め急がずだっただろうけれど、そこに敵DFが3人も囲んで来た事で逆に逃げ場が無くなったとも言えるかもしれなかったが(何か日本語が変だけど)、そこで踏ん切りが付いたのか、珍しくそのまま縦1本に持ち込んでキッチリ決めた、これぞ自分が求めていたカウンターってやつである。ちなみに武藤がランを開始した時に斜め後ろでドフリーで接触受けてズッコケていた柴戸、ワロタ(笑)
何て武藤ばかり褒めているけれど、セットプレーから同点ゴールの岩波も讃えなきゃね。しかも岩波はこの得点以前に、前半に鹿島のカウンターからの大ピンチを寸手で防いだ男だ。ある意味で今回の殊勲賞は岩波かもしれないぞ。
そうなのだ。守備も頑張ったのだ。寄りによって因縁の西にドフリー先制点を献上するという失態はあったが、それ以外の場面では、しっかりブロックを作って集中力を切らさずに最後まで守り抜いた。特に何本も与えていた鹿島のお家芸とも言えるセットプレーから、一度も失点しなかったのは特筆もので、元より最近のレッズはセットプレーから失点するイメージがあったのだが、今回は苦手なセットプレー対応では一度も失点していない。
マッチデーにマウリシオ大先生のコメントで、セットプレーからの失点の多さに関して「練習で修正できるよう意識し(中略)改善する事に力を尽くしてきた」とある。つまりこの2週間の中断期間中に、かなりのセットプレー対策を施したのだろう。それが鹿島戦で如何なく発揮されたのかもしれない。練習は嘘をつかない。いやオリヴェイラの修正力も凄いのだろう。オリヴェイラは少しの中断期間があると、必ず不備を修正して来るのはこれまで通りであるから、今回も、そういう事だろう。
更にマウリシオのコメントで「違うチームになっていると思う」とあるが、確かに選手の動きを見ても、2週間前と今回では少し違っていて、これまでは選手が迷いながらプレーしている場面が多々あったが、今回は一言で言えば「メリハリがあった」と言うべきか、行くところは思いきって行くが、行かない所は我慢してでも行かない、そんな感じのハッキリしたプレーが多かったように思う。つまり中途半端なプレーが少なかった。終盤に西川が後ろから繋がず、ロングボールばかり入れていたのも戦略だろう。鹿島がかなり押し込んで来ていて、疲労が影響する時間帯で無理に自陣でボールキープしたり繋いでインターセプトされる危険を犯すより(ミシャ時代にはよくこれで失点したな)、鹿島にボールを持たせて守りを固めて跳ね返してカウンター狙い1本に絞った徹底ぶりだ。これで武藤のダメ押しゴールに繋がった。
ちなみにマウリシオ大先生、その思いきり行ったら交わされて失点に繋がっているのは密かな話ではあるが。ただマウリシオは思いきり行ってパスカットしてピンチを救った場面もあったけどね。この辺は諸刃の剣でもある。
しかし攻撃で言えば開始15分までのプレーも、とにかく攻める時は手を緩めずに徹底して速く前に攻めきってフィニッシュまで持って行き、少なくとも4度ものビッグチャンスを連発した。こういう思いきりの意識が、武藤の迷わないミドルや、迷わないカウンターに繋がったんじゃないかな。
ただ戒めというか課題として、あれだけ攻めてはそのチャンスで決めきれず、逆に鹿島に1チャンスで決められている辺りはレッズの弱点そのもの。ここは引き続き要修正である。オリヴェイラさん、頼みましたよ。
だから勝てたという単純な話でもないのだが、しかし勝てなかった鹿島に、ホームでオリヴェイラ指揮の下で勝ったというのは、またひとつ鹿島相手に因縁を作ってしまった部分はあるかな。もちろんレッズとしては良い意味で。
しかし本気で来季のACL出場を狙う身としては、今回鹿島に負けたら勝ち点が7に開いてしまっていたところ、この勝利で1差に迫ったのは本当に大きい。絶対に勝ちたい試合に勝利した。本当に価値ある勝利になったと思う。
しかも、中断期間中に抜け目なくチームを作ったオリヴェイラの手腕も輝いた、実に有意義な勝利になった。そして、鹿島に勝つのは、本当に気持ち良い!鹿狩り最高!!
あ、ちなみになんだけど、今回鹿島にとってはかなり糞審劇場になったかもしれない。まあ鹿島もラフだったからこそのイエロー連発だったし、レッズに1枚もイエローが出なかったのは幸運な部分もあった。あと後半にPK喰らっても不思議ではない場面があったが、あの辺は北ゴル裏からだと細かい部分は見えないから、どうだったのだろうね?まあ、たまには運がレッズに味方してくれる時もあるさ~。
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J1リーグ第30節 浦和3-1鹿島
得点/38分・西(鹿)、52分・岩波(浦)、60分・武藤(浦)、90+3分・武藤(浦)
主審=荒木友輔
観衆:46,893人
ようこそ!!
☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。
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自己紹介:
埼玉県富士見市在住
レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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