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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2019年 J1リーグ第4節
セレッソ大阪1-2浦和レッズ
~ヤンマースタジアム長居

190317アウェー・セレッソ戦、勝利 勝った!勝ったけど、けど、またまた、よくこの内容で勝てたなという、何か最近そんなのばっかりなんだけど、しかし今回も、本当によく勝てたな。しかも逆転勝ちという凄い内容。
レッズはレッズで守る事にかけてはもはや一級品なれど、攻める事にかけては三流レベルに成り果てている攻撃の戦術の無さ。それに加えて長居は鬼門であり、そうじゃなくても苦手意識があるセレッソである。いくら監督が代わりチームが少し変わったセレッソなれど、序盤から一方的に攻められる構図は予想通りであった。加えて攻撃の形が無い今のレッズでは、反撃も儘ならないというのは最近の試合と同じ。もはやロングボール任せの、あわよくばカウンター狙い。まあこれはこれで、ある意味で一貫性があると言えて、決して多くの人には受け入れられないサッカーなんだけど、やる事をハッキリさせているという事では、決して悪くないんだけどね。

攻撃の糸口が無いから、流れの中からの得点は期待できない。だからセットプレーからしか勝機を見出だせない。なんて思っていると逆に相手にセットプレーのチャンスを与えてしまう訳で、セレッソも攻めても攻めても崩せないレッズの(ある意味で)鉄壁のドン引き守備に苦悩していた事は確かで、そんな時に守備に難があるのにストッパーやってる森脇があっさり抜かれて、エリアギリギリ外で仕方なくイエローファールして、それをソウザに直接フリーキックでぶち込まれるという・・・だからソウザのキックには気を付けろというのに。去年ホームでもそれでソウザのミドルにやられたばかりじゃないか。
こうしてせっかく守備で耐えていても飛び道具一発でやられてしまうのだから、これがサッカーの怖さである。

ただここからがレッズの妙で、今回もパッとしない柏木を下げて、代わった山中がファーストキッカーを務めたと途端、柏木のキックの質とは全く違う矢のような鋭いフリーキックを放った瞬間、それにドンピシャで反応して打点の高いヘディングで同点ゴールを叩き出すのだから、本当に何が起こるかわからないものだ。山中はこれでレッズに来て初めて結果を出した事になる。

杉本に「お主もワルよのぅ」大賞 で、何が言いたいのかと言うとだな、つまり久々の「お主もワルよのぅ」大賞が発生である。
移籍して来て以来、ゴールどころか内容も最悪レベルだった上に、だいたいFWなのにこの試合以前まではシュートすらゼロだった男である。それが古巣が相手だから配慮見え見えでスタメン復帰した男が、この試合でついに初シュートを放ったかと思えば、PKを獲得したのはマルティノスなのに、更に普段ならばPKキッカーは興梠なのに、それを「絶対に俺が蹴る」と言わんばかりに最初からボールを放さなかった男である。これで仮に失敗していたら大変な事になっていたであろう大仕事である。それでも、俺が俺がで絶対にキッカーを譲らなかった男である。そうだよ、やはりこの男は、こうでなければいけないのだ。周りに遠慮しているから良い結果が出ないのだ。男は時として、絶対に自分の主張を曲げてはいけない時がある。
なんて格好良い事を言っているが、繰り返すけど、これで仮に失敗しいたら、果たしてどうなっていたのだろう。ああ恐ろしい。
それで移籍後ノーゴールばかりかノーシュートだった男が、PKとはいえ古巣相手に移籍後初ゴールが決勝点になるという、これをワルと言わずに何とする。しかもこの状況でセレッソ側に挨拶に行くという、本当にかなりのワルい奴だ。杉本よ、お主も本当にワルよのぅ・・・。でもこれがキッカケで杉本が以前の杉本に戻ってくれれば、もう何も言う事はないのだ。引き続きどんどんワルになってくれたまえ。

それにしても改めて思うに、いくらACLのブリーラム戦では流れからのゴールがあったとはいえ、リーグ戦に限定すればここまでの得点はPK2点とセットプレー1点のみ。いくら何でも、どんだけ流れから点が取れないんだというビックリチームになっている。そして守備力との極端なアンバランスさ。
怪我人やターンオーバーでベストなメンバーを組めていないというのはあるが、そもそも、その為に2チーム分作れる補強をした筈だったんだけどさ。まあその補強が・・・というのはあるけど。

いやもう今は結果を出さないといけないから、勝てれば内容には深くは文句をつけたくないけれど。
それだけに、ここから次の試合まで2週間の空きは天の助けと捉えよう。計算できる筈のオリヴェイラだから、この2週間を何かのテコ入れに使うように、端から計画していたと思いたい。これで2週間空けたら、何故か攻撃面が飛躍的に改善されていた!なんて事になったら凄いんだけどね。少なくとも以前のレッズの得意技である「一体2週間、何をやっていたんだ?」的な事にだけはならない事を願いたいが、果たして・・・。

190317ザ・美酒 そんでもって鶴ヶ丘でザ・美酒!

いや~、個人的にも長居で勝ったのって何時以来だろうね。それだけ勝てない地だったからねぇ。鬼門で勝つって気持ちイイわい。





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J1リーグ第4節 セ大阪1-2浦和
得点/64分・ソウザ(セ大)、76分・興梠(浦)、82分・杉本PK(浦)
主審=山本雄大
観衆:21,022人
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2019年 AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2戦
北京国安0-0浦和レッズ
~北京工人体育場

なんちゅー試合をしとるんだろうか。ある意味で凄い。奇跡の勝ち点1だ。
自分の眼が正しければ、レッズが良かったのは、ボールが拾えていた開始5分だけで、以後そこからは防戦一方。しかもシュートが全く・・・。

前半だけでレッズは換算されない橋岡のオフサイドヘッドだけに対して、北京にはシュートを12本も撃たれる始末。ただ北京の方も決定的な場面を連発していた割に枠内シュートはミドルから西川がセーブした1本と、まあよく外してくれたというか運が良かったというか、レッズも最後だけはよく守っていたから、この辺はしたたかな守備のサッカーをするようになった賜物と言えるか。
ただ前半だけでこれだけ北京が外してくれたんだから、後半は流れが少しはレッズに傾くかと淡い期待をしたものの、期待が淡かったのが良くなかったのか、全然流れが変わらないでやんの。北京の方が攻め疲れたか、途中少しだけ試合が膠着したものの、それでも基本的に北京が攻める押し込む、レッズはマトモに攻撃する気があるのか疑わしくなるレベルの、とにかくクリアが精一杯。ボールをキープしようにも北京の速いプレスとフィジカルに簡単にボールロストしまくり、そんでまた北京だけが一方的に攻める繰り返しである。

17分にコンゴ代表バカンブが西川を交わして無人のゴールをシュートもギリギリ枠外から始まった、北京のいつ決まっても不思議ではなかった決定的シュートの雨霰地獄。そもそもこれを外した事が北京にとって運が逃げたとも言え、その証拠に以後も決定的シュートは撃てど、大半が枠外という精度の低さ。まあレッズの方も超ドン引きでシュートコースを消していたというのと、いざ枠に来たら西川のナイスセーブ発動だったというのもあるけど、それにしても北京の見事な外しっぷり。
おまけに後半ロスタイムに至っては、ファーに撃たれた決定的なやつもポスト直撃と、更に直後にはオフサイドゴールまで発生し、まあ北京もどんだけ運に見放されているんだという。これ普通に考えて、サッカーの神様が120パーセントもレッズに味方していてくれなかったら、絶対に何処かでやられていたレベルである。その証拠に北京のシュート20本に対して、レッズは0・・・なんじゃこの差は。いくら今季のレッズの攻撃がマトモに機能していないとはいえ、公式戦でシュート0本って、あんまり見た事がない。昔、鹿島に対して山形がシュート0とか見た事があるけど、それをレッズもやる日が来るとは・・・。 しかも運も味方といえば、こちらのファールもかなり見逃されていたような。仮にVARが導入されていたら確実にPKを取られていた気もするが。

まあ心臓に悪い試合ではあったけど、ここまでシュートを撃たれてレッズはシュート0で勝ち点を1でも得られちゃうと、何か逆にスッキリして気持ち良いとも言えるが。試合中は気分が悲惨だったけど。

そもそも北京国安って、レッズがここまで苦戦するほど強かったっけ?そりゃセレソンのレナトアウグストとか、なんちゃって代表だけど元スペイン代表のジョナタン・ビエラとか擁しているけど、それにしてもだな・・・。まあ今回あの内容でレッズから1点も奪えなかった北京は、かなりのショックに終わったと思いたいけど。次はこっちがホームでボゴってやれば良いんだし。

ただ今回、疲労を考えると、あのメンバーチョイスで良かったのだろうか?松本戦を完全温存したマウリシオ大先生とエヴェルトンは今回スタメン起用は規定路線だったが、その他は森脇を外しただけで、その他のスタメンは変わらず。ターンオーバーで山中とか鈴木とか使って来るとも予想していたんだけどね。相変わらずベンチだった杉本は途中ナバウトと入れ替わったけれど、興梠や宇賀神や橋岡など疲労するポジションの選手を今回もフルに使ってしまった。これ日曜日のセレッソ戦、大丈夫かいな???

ACL2019 ------
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第2戦
北京国安0-0浦和
主審=マスード・ツファイエリエ
観衆:43,112人
2019年 J1リーグ第3節
松本山雅FC0-1浦和レッズ
~サンプロ アルウィン

190309・アウェー松本戦、勝利 うお~い!ACLに続き、リーグ戦も今季初勝利だぜー!だぜー、は良いんだけど、・・・また点が取れねぇ・・・。

いや良いんだけどさ、とりあえずJリーグの方も勝利という結果が欲しかった訳だし、その為には形振り構わず、先ずは勝てさえすれば良いのだと。それが例えPKの1点だけだったとしても。今回のように。
ACLで勝ったけど、やはりJリーグでも勝たないと、本当の安堵感は得られないからね。そういう意味では、今回後れ馳せながら3節にしてやっと勝利を得られた点は、本当にホッとした次第である。

で、その前に、今回のスタメンなんだけど、マウリシオ大先生とエヴェルトンを、スタメンはおろかベンチからも外すという思いきり。ACLの為のターンオーバーの一環だろうけど、この助っ人2人抜きでも、松本が相手ならば勝てるという算段だったのか。それはそれで良いんだけど、DFラインでACLで温存した岩波を真ん中に持ってきて、それは良いんだけど、問題は引き続き森脇を右ストッパーのままという、オリヴェイラは勇気があるのか、はたまた何も考えていないのか。
でも柴戸をアンカーでスタメン起用したのは、先を考えたら良い選択。試合開始前に岩波が柴戸に何やら話しかけていたけど、「後ろは俺が守るから、思いっきりやれ」とでも話したのかな?柴戸はかなり良い感じで、運動量豊富に中盤の底を制圧していた。柴戸って使えば使うだけ目に見えて成長して行っていると思うよ。このまま行けば、今季中にはボランチとして欠かせない選手になっていると思う。

で、森脇が一角を占めようが、松本とのチーム力の差を考慮しようが、守備に関しては今回もそうピンチは最低限で抑えていたのは良いのだが、問題はやはり攻撃面である。
とにかく流れから得点の匂いがしないのが相変わらず。こちらがプレッシャーをかければ、すぐボールキープも儘ならなくなる松本相手で、それだけのチーム力の差が明確だったにも拘わらず、やっぱり流れからの1点が遠い遠い。
まあ攻撃の形が無い故なのはわかっているのだが、DFラインはクリア一辺倒だし、パスを出すべき役割の選手の縦パスは乱雑で繋がらないし、興梠はナバウトとの距離感が実にアンバランスで2トップ間の連携がゼロに近い。そんでもってナバウトは、何度も言うけど前線からの守備と運動量と動きは献身的なんだけど、もはや献身的だけの選手に成り果ててしまっている感も。しかもナバウトはトラップが上手くないから、ボールキープが出来ない故に、ナバウトにボールが渡ると、大抵はボールロストになる。うーん、どうしたものか。これならば去年まで松本と対戦して松本を理解している汰木を途中から投入してほしかった。

と、書いていて、まるで勝てなかった時のような文章になっているのに気付いたが、いや今はそれだけ攻撃の先行きが見えない。これでPKを取れたのは本当に幸運だったと思うけど、逆に考えたら、あのPKが無かったら、ほぼ間違いなくドローだった可能性が高い試合であった。
オリヴェイラは守備は緻密でも、攻撃はカウンター狙い以外は自由にやらせている面があるから、こうなると攻撃の選手の質任せになる訳で、ならば杉本がベンチな状態だと、武藤とファブリシオが戻って来ない事には解決しないのだろうな。

それでも去年のメンバーに戻したら、連携面は少しだけ、本当に少しだけは上向いたけれど、ただこれだと何の為に補強をしたのかがわからなくなってしまうから、鈴木は使われ始めたし汰木もACLでレッズデビューを果たしたとはいえ、最初に使われていた杉本も山中も、ここ2試合連続ベンチを暖めているだけの実情を、本当にどうにかしないといけない。次のACLでこの2人を使うからというならば話は別だけど。いや使わない事には始まらないぞ。

しかしまあ久々のアルウィンは風は強いし寒いし砂埃に花粉地獄で眼が痛いし、だいたいスタジアムの中まであれだけ風が入ってしまうと、ちょっと落ち着いて試合が出来ない感があったね。ボールが選手の狙いとは違うところに流れまくっていたし。
しかも帰りのバス待機列地獄にバスが渋滞で動かない地獄と、おかげで一杯やってから帰る予定が、バスが駅に着く時間が遅くなり、居酒屋に寄れなかったじゃないか!(ようするに青春18禁切符の遠征なので)

おまけ
山賊焼弁当 山賊焼弁当2
松本=山賊焼きだから、今回は(スタジアムの長蛇の列を警戒して)予め駅弁を買ってで攻めたものの、今回のこれはちょっとイマイチだったかな・・・。
※ちなみに画像には梅干が見えているけど、本来この弁当に梅干は入っていませんのであしからず。梅干嫌いの仲間が別の弁当に入っていた梅干を自分の弁当に放り投げたものです。山賊焼きより梅干の方が飯に合って美味かった(苦笑)

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J1リーグ第3節 松本0-1浦和
得点/72分・興梠PK(浦)
主審=西村雄一
観衆:18,922人

2019年 AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第1戦
浦和レッズ3-0ブリーラム・ユナイテッド
~埼玉スタジアム2002

190306ホーム・ブリーラム戦 1年ぶりに、この大会に帰って来た。

点が取れない、勝てない、ないない尽くしだったJリーグから一転、この極端さは一体・・・。まあ以前から言っている通り、JリーグとACLは大会の性質が全く違うし選手も入れ換えるから、いくらJリーグでは不調でも、ACLではコロッと勝ってしまうのは、決して珍しい事ではない。特にレッズの場合は。

とはいえ、前半の相変わらず点が取れないままだった内容を見ると、やはりJリーグの不振がそのまま尾を引いている感もあったし、中盤の3人はゼロックスから一貫して同じメンバーだから、パワフルさが物足りなくて縦への意識が低く、これがDFとFWを遠ざけている原因にもなっている訳だ。

しかし何人か選手を入れ換えて臨んだ中で、先ず驚いたのは、森脇を右ストッパーに入れて、また橋岡を右ウイングバックで使ってきた点。この期に及んでまたそれやる?しかも2人のポジションは逆では?と誰しもが思う事を、またやる点は、我々常人には計り知れない監督の考えがあるのだと思った。
だから橋岡が2ゴールもあげてしまうのだ!とは原因としては思わないのだが、普段だったら攻め上がっても右サイドに張り付いて中に行けないで右往左往しているばかりで、あんな絶好の位置に滅多に詰めてなんかいない選手である。それが今回は嗅覚が効いたのか、それともスタメン落ちや挙げ句にベンチ外を経験して奮起したのか、いやこれこそACLの特異な性質の為せる業なのか。

でも、3ゴール目は、どうやっても汰木のドリブル突破なんだよな。ついにレッズデビューを果たしたのがいきなり国際試合の公式戦というのも凄いが、そこで最後の短い時間帯に投入されたにも拘わらず、得意のドリブル突破から橋岡のゴールをアシストしてしまったのだから衝撃である。汰木って評判通りにドリブルは凄いものを持っているんだな。しかもドリブルのスタイルがやはり永井にソックリ。なんだか永井が帰って来たかのようで、実に懐かしく嬉しい気持ちになってしまった。イケメンって辺りも永井と同じだし。まあこれは男の自分からしたらどうでも良い部分ではあるけど。いやしかしこれは今回、汰木のこのプレーが生で観られただけでも大きな価値があったと思うよ。

ただゼロックスとJリーグで無得点進行だったチーム、ようやくの今季公式戦初ゴールがコーナーキックからだったのは、セットプレーが生命線のオリヴェイラレッズらしいものであった。マウリシオ大先生が相手を3人も引き付けて、その影でフリーになった槙野がズドン。練習通りだろう。やはりこのチームは、セットプレーが大きな鍵を握っているのだ。

190306ホーム・ブリーラム戦2 しかしようやく勝てたなぁ。安堵は安堵。開幕前は、初得点と初勝利が、まさかACL第1戦になるとは、露程にも思っていなかった。それだけに遅い初得点と遅い初勝利にはなってしまったが、エヴェルトン以外は去年からのメンバー中心で慣れたポジション起用で臨んだ途端に、内容は所々で(以前の3試合に比べたら)少しスムーズ感があったのは確か。この辺は如何に新メンバーがまだまだフィットしていないかという事も言えてしまうのかもしれないが、逆に考えると、去年までのメンバーでもしっかり戦えるという自信にも繋がるかもしれない。
その上で、これを見た新加入選手が、ポジション争いで闘志を燃やしてくれたら幸いなのだが・・・。

190306ホーム・ブリーラム戦3 ちなみに対戦相手のブリーラム、まあ当然だけどペドロジュニオールと細貝以外の選手はチンプンカンプン。どんなサッカーをするのかもわからない。
ところが最新のアジアクラブランキングでは、レッズが15位に対してブリーラムは12位と、僅かだけどレッズより上に位置している。つまりアジアの評価はレッズよりブリーラムが上とされてしまっている。一昨年のアジア王者も1年以上経過した途端にこの評価は納得が行かないのだが、実際ブリーラムもランクから想像するよりは、そう強くはなかったけど。まあかといって決して弱かった訳てもないけれど。サッカー自体は意外に組織的ではあったけど、それでもそこかしこに斑があり全体的に雑だったし、あの後半の総崩れっぷりを見ると、これでランクがレッズより上って何なん?って感じであった。まあこういうランクは、FIFAランクと同じで、1桁ランク以下は実際はアテにならないんだけどさ。
でもブリーラムは、細貝が加入したから再会を楽しみにしていたのだが、去年末に腹部を手術して未だにチームに合流出来ていなかったとは。しかも手術って、一体何の病気だったのだろう。心配・・・。

ACL2019 ------
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第1戦 浦和3-0ブリーラム
得点/50分・槙野(浦)、75分・橋岡(浦)、88分・橋岡(浦)
主審=ヤクーブ・アブドゥルバキ
観衆:20,056人
2019年 J1リーグ第2節
浦和レッズ0-2北海道コンサドーレ札幌
~埼玉スタジアム2002

190302ホーム・札幌戦 あのー、何時になったら点が取れるようになるのでしょうか???
というか、点が取れる取れない以前に、その術が全く成り立っていないという事実である。とにかく攻撃に手数を掛け過ぎるようになったというか、去年ならばシンプルに縦にボールを運ぶのが前提だったサッカーが、今年は一転して各駅停車の遅いサッカーになっている。基本的に細かい攻撃なんてやらないのがオリヴェイラのサッカーなのに、それなのに、今年はやけに無駄なパスが回るサッカーになってしまっている。だからまともにシュートにすら行けなくなっている。
何故だろう?新加入選手が数人入れ替わっただけで、ここまで様子が変わってしまうのだろうか?いや変わるのかもしれないが、それにしてもこの変わりようは何なんだろう?

点が取れなくても、これまでは守備が粘ってくれていた。ところが今回は開始早々から失点。事故のような失点と思いたいが、実はそうではなく、札幌の早いパス回しと選手の連動した動きに付いて行けていない。開始早々だったから眼が慣れていなかったとも言えるが、しかし鋭いクロスにも意表を突かれ、完全に鈴木武蔵を逃した。しかも意表を突いた鋭いクロスはこの後にも喰らっており、そこは失点こそしなかったがピンチに陥り、再び危ないシーンを作られた。
前からガンガン来る、鋭いパスが回る時は回る、これがミシャのサッカーだから端からわかっていたが、しかしそれに呑まれた時に何が起こるのかも理解はしていた。つまり今回のようになる。しかも今回の札幌は良く走っていた。
だから、その裏を突けるように、レッズはラインを下げてでも一旦はミシャサッカーから受け身になり、しっかりとカウンターサッカーに徹しなければならなかった。ところが開始早々の予期せぬ失点により余計な焦りが生まれ、途端に前掛かりになった。そして逆に札幌にその裏を突かれる悪循環に陥った。プレゼントボールのようなパスミスから裏を突かれての2失点目も、喰らうべくして喰らったようなものだった。そしてミシャサッカーに嵌められると、こうなる。

ただミシャ云々より、やはり自分達の問題さ。やはり新加入選手がまだまだフィットしていない故の連動性の無さ。山中は単体では悪くないのだが、周囲と息が合っていない。エヴェルトンは役割がやはり少し違う気がする。そして杉本に至っては、ゼロックスに続いてまたハーフタイムに下げられた。尤もゼロックスの時と今回では、交代の質が違った。嗚呼杉本よ、こんな筈では・・・。
ただ新加入選手ばかり責められず、相変わらずナバウトはゴールが無いし、ぶっちゃけマルティノスも決して良いとは言えない。元々のメンバーも調子は良くないのは明らか。柏木は相変わらず球の散らし役になっているだけでゲームメーカーとしての働きが皆無。長澤も宇賀神も、そして頼みの興梠も何となく身体が重そう。フィジカル鍛練ばかりやってて肉体的には強くなったが、逆に筋肉が付き過ぎて身体が固くなったか?それでスピードが減ったとか?自分フィジカルの専門家じゃないからよくわからんけれど。でも札幌との徒競走では負けている場面が目立った。
ぶっちゃけフィジカル鍛練優先で実践形式の鍛練が少なかったから、それがモロに影響しているのだとしたら、どうしよう。オリヴェイラがスロースターターだからとか、本当に後半にピークを持って行っているのだとしたら心配は無いのだが。本当にそうなら恐ろしい戦略家だな。ただこればかりは実際に後半にならないとわからないから、今はオリヴェイラを信じる事しか出来ないのだが。

何れにしてもリーグ戦、勝利が無いと本当に不安になる。だいたい開幕前は、その補強率からして、3節までに勝ち点9はマストと期待されていた筈だったのだが、それが2節までで勝ち点僅かに1。これでは去年と変わらんじゃないか。どうしてくれよう、これ。
これで次のACLになると、メンバーも意識も大会の性質も変わるから、それでコロッと良い試合して勝っちゃうんだろうなぁ、多分。
ああ~、武藤と青木とウルトラマン、早く戻って来てくれ~。

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J1リーグ第2節 浦和0-2札幌
得点/2分・鈴木(札)、27分・鈴木(札)
主審=今村義朗
観衆:41,109人
2019年 J1リーグ第1節
ベガルタ仙台0-0浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台

190223アウェー仙台戦 初戦が引き分け発進はよくある事だけど、開幕戦らしい固い内容になってしまった。それでも選手は疲労が抜けたようで、ゼロックスの時よりかは動きは軽快だったけれど、それにしてもゼロックスに続いてゴールが遠い遠い遠い・・・。

ついに橋岡がスタメン落ちし、右ウイングバックに宇賀神を回して、左ウイングバックに山中という期待の布陣。右はバランサーの宇賀神らしく、そうリスクをかけない動きだったが、反対に左はこれで飛躍的に活性化された。でも活性化されたのは良いのだが、やたら山中にボールを回し過ぎてしまい、サイド攻撃が左一辺倒になっていたのは課題というか、これでは相手も眼が慣れてしまい守りやすくなってしまう。山中も使い過ぎては疲れてしまう。それでも90分フルで激しく上下動を繰り返していた山中のスタミナは圧巻であった。

このように攻撃が山中頼りになってしまい、肝心の柏木から全く縦に効果的なパスが入らない。というか柏木は逃げパスにバックパスの連続ではゲームメイクにならない。その代わり(?)柏木は守備力が上がったな。以前はボールを奪われるのが柏木の大きな弱点だったのだが、今回は相手からボールを奪うシーンが目立っていた。これオリヴェイラのフィジカル強化により、身体の踏ん張りが強くなったおかげかな。
これ柏木一人に限った事ではなくて、ゼロックスでもそうだったように、どの選手もやはり球際が強くなったよ。

それでも仙台のラフなファール連発で選手が痛む連続に怒りが沸いたが、そういう危険なファールに全然イエローが出ないものだから、仙台側も更に調子に乗って、更にラフなファールを繰り返すんだよね。誰かが主審に向かって「舐められてるぞー!」って叫んでいたけど、まさにその通りである。おまけに仙台のハンドは堂々と見逃すくせに、こっちのハンドは必ず取るもんなぁ。開幕戦から主審にブーイング発生とか、こりゃ今年も主審のやらかし劇場は先が思いやられるぞ。

エヴェルトンは、今回はアンカーとしてもかなり効いていたと思う。ゼロックスでは少しポジションが違うのではないか?と思わせたが、今回はアンカーとして青木と遜色無い働きであった。そしてやはり細かいプレーがとても上手い。技術がしっかりしている。だからこそもう1列前で使ってみてほしいのだが。決定的なシュートを吹かしてしまったが、あれを綺麗に決めていたら完璧だったのに。

で、問題というか課題は、やはり興梠と杉本の共存だ。まあ興梠は例年通りの素晴らしいポストプレーは相変わらずなのだが、その相棒たる杉本との連携がまだまだゼロに近い。お互い関係が無いような動きをしている。杉本はボールを貰いたくて逆に下がり過ぎていて、ここに興梠も楔になろうと下がってしまうと、前線に誰も居なくなってしまう。
この興梠と杉本の課題、柏木からパスが出ない、またスピードに乗れる選手が居ない。なので速い攻撃が出来ていない。オリヴェイラのサッカーは、ご存じの通り堅守速攻。堅守は問題ないが、攻撃の形は、まだまだ新しいメンバーを絡めたチームでは全く出来ていない。これはまだまだ時間が掛かりそう。
それとナバウトよ、何度も言うけど、そろそろゴールをあげろよ~。このままでファブリシオを復帰して来たら、確実に出番が無くなってしまうぞ。動きは献身的で良いのだが、FWとしてはそれだけではダメだ。多少のエゴイストは必要で、その上でやはりゴールというFWとして最大の結果を出さなければ・・・。

190223アウェー仙台戦2 190223アウェー仙台戦3
と、色々書いたが、それにしても相変わらずユアスタでは勝てんなぁ。負けなくなったけど、それでも勝てない。しかも以前は撃ち合いになるのが名物だったユアスタが、今回は両方ノーゴール。レッズもサッカーが守備的になったものだから、鬼門は鬼門で相変わらずとしても、性質がちょっと変わったか?

何れにしても、オリヴェイラがいくらスロースターターとして有名でも、やはり開幕戦は、内容はどうでもよかったから、たまには勝ちたかったな。
次はミシャ相手だから、絶対にホームで返り討ちにしなきゃイカンぞ。


で、今回は気分を変えて、試合後は埼玉や東京に帰る仲間と別れて、石巻に向かいます。アウェー仙台戦って日曜が多かったけど、今回は珍しく土曜で余裕が生まれた為。青春18切符期間だったら女川か気仙沼まで行きたかったけど。喰い物も、もう牛タンも大抵の有名店は行き着くして飽きたから、今回は石巻のグルメを堪能しよう。

追記のオマケ
石巻の旅館 石巻の旅館2
石巻で泊まった旅館が完全に昭和!もちろん風呂も便所も共同。ザ・旅館!でも中身はゴミひとつ落ちていなく全て綺麗で素晴らしい管理。店主の爺ちゃんも親切だし。そして安い。
こういう旅館はどんどん減っているから、今どき貴重だよな。外観から一見すると連れ込み旅館に間違われそうだけど(苦笑)

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J1リーグ第1節 仙台0-0浦和
主審=佐藤隆治
観衆:18,567人
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第19節 浦和2-1横浜C 得点/43分・ルキアン(横C)、53分・グスタフソン(浦)、83分・グスタフソン(浦) ・・・次の試合/クラブワールドカップ・グループステージ第1戦 リーベル-浦和(ルーメン・フィールド=日本時間6月18日4:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

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