忍者ブログ
浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
[1601]  [1600]  [1599]  [1598]  [1597]  [1596]  [1595]  [1594]  [1593]  [1592]  [1591
2023年  J1リーグ第21節
セレッソ大阪2―0浦和レッズ
〜ヨドコウ桜スタジアム

230716アウェーセレッソ戦 230716アウェーセレッソ戦2
雲ひとつ無い青空というものは、こういう事を言うのである。ただ快晴の見た目だけは爽快感抜群だが、実際は糞みたいに湿度ムンムンのイライラ暑さの大阪長居である(ヨドコウだけど)。

ホーム鳥栖戦以来、リーグ戦もルヴァン杯も天皇杯も負けが無かったレッズが、ついに、ついに負けた。リーグ戦4敗目。
だからまだ(試合直後であり慌ただしいアウェーでもありで)敗戦の事実を受け入れたくない自分が居るが、本当は、今年は鬼門トップクラスのアウェー鳥栖で勝ったから、ならばアウェー鳥栖と遜色を争う同じく鬼門トップクラスのアウェーセレッソも、今回こそ久しぶりに勝てると思って期待満々の自信満々で大阪に乗り込んだのだが、まあ期待は期待で良かったとして、今から思ったら、自信の方は、実は自信ではなくて、過信だったのかもしれないな。
もちろんセレッソを舐めていた訳ではないんだけど、でもレッズの今季のチーム状態や、ホーム駒場ではこのセレッソに勝利しているなど、これらを加味した場合に、今回こそアウェーでセレッソに勝てるチャンス!と思ってしまっていた自分が試合前には、居た。

ところが、今回のセレッソは、駒場で対戦した時とは別物。春先のセレッソはどうにもチームに覇気が無くて、いつもの怖さが余り見られずレッズが逆転勝ちを収めたが、4ヶ月を経過したセレッソは、去年までの強度ある攻撃的な状態を完全に取り戻していて、試合立ち上がりから牙を剥くように激しく前から襲いかかって来た。
このいきなりの相手の勢いに仰天したのか、こちらが完全に混乱を来して、全てが後手に回り、ボールは全く拾えないわ、相手の圧力に屈して前に行けないわで、こうして全くペースを取り戻せないまま、前半から失点を重ねる羽目になった。

失点の仕方も今季のレッズのらしくないパターン。どうしてあっさりクロスを入れられては、中にレオ・セアラの侵入を簡単に許してしまったのか。
不運なカウンターから喰らった失点も、クルークスの得意の高精度の左足から繰り出されたシュートは巧かったにせよ、その直前に荻原がアッサリ交わされ過ぎである。あんな手玉にとられるように交わされては・・・。
これまで守備はしっかりしていただけに、こんな形の失点はショッキングだった。しかも繰り返すが、前半から2失点である。つまりダブルショッキングである。

が、実は失点ショックと同様、ショルツがついにPKを失敗したのが大ショッキングであった。レッズ移籍以来、ここまであれだけ多くのPKキッカーを務めては、1度も失敗した事が無かったパーフェクトな男が、ついにPKストップされてしまった。
ぶっちゃけショルツにしては、蹴るコースが甘かったのもあるんだけど、ただその甘いコースに蹴ってしまった辺り、いつものショルツではなかったという事になろう。

でもいつも攻守に渡り、ショルツは本当にチーム一番と言っても過言ではないレベルで貢献してくれているし、でもショルツも人間だから、そう毎回パーフェクトなプレーが続けられる訳ではないのだ。
だからショルツがこういう日は、他の選手がショルツの負担を減らしてあげなければならないんだけど、それどころか引き続きショルツに負担を強いる戦い方が終盤に発生。
ショルツは自らの前へのボールの持ち上がりによる攻撃参加は頻繁だが、しかしこれまで前線に張る形のパワープレーは控えて来ていたように思う。自分は得点がビハインドの状況で、ならばどうしてショルツを前線に張らす形のパワープレーを行わないのかが、それこそリカルド体制から疑問だったのだが、その疑問を吹き飛ばし、ついに後半終盤にショルツが前線に張る形が観られた。
珍しい光景であるから、貴重なものを観られたというのはあるが、では何故にショルツでさえ普段やらない形のパワープレーに踏み切ったのか。
スコルジャの指示だったのか、はたまたショルツ独自の判断だったのか、ここは現時点では調べていないからわからないが、もしショルツが自らのPK失敗に責任を感じて、何とか自らPK失敗の分を取り替えそうと封印していたプレーを行ったのだとしたら・・・レッズで神扱いされるに至っているショルツも、でもやはり人間だという事なのである。ショルツだって焦るし、慌てるし、そしてやはり責任感の塊の男なのである。

そして左肘負傷を抱える酒井だが、負傷直後に肘はすぐ填まったからとはいえ、今回は大事をとって休ませると思っていたのだが、それどころかスタメンだったから驚いた。
左肘の影響か、酒井も動きがいつもより良くなかったが、でも酒井が居なければ居なかったで、酒井が居なかったから負けたとなりそうだったし、使えば使ったで負傷を抱えているのに、となるしで、ここはスコルジャも難しい判断だったろうに。

230716アウェーセレッソ戦3 むー、でも、何だかんだで、やっぱりというか、引き続きというか、アウェーセレッソ戦は、大の鬼門継続という事になってしまった。
アウェーセレッソの地は、ヨドコウと長居があるが、長居で大の鬼門の地を払拭していない内から、長居が全く使われなくなっては、今度は隣のヨドコウまで鬼門になるなんて、同じ公園内にふたつも鬼門が存在する事実に、改めてイライラさせられる羽目になった。
今年の7月は、大の鬼門の勝利で始まり、大の鬼門の敗戦で終わったな・・・。

230716ザ・ヤケ酒 ナイターだったから、しかも宿の指定の銭湯の営業時間が限られていた為、試合後の居酒屋は諦めて、宿の近所の惣菜屋と、そして俺たちの玉出で買い出ししての、今回は宿でのザ・ヤケ酒である。宿はもちろん、西成の安宿だ。
大阪の居酒屋は、明日に行く事にしよう。


ーーーーーー
J1リーグ第21節  セ大阪2-0浦和
得点/8分・Lセアラ(セ大)、25分・Jクルークス(セ大) 
主審=山本雄大
観衆:21,007人
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
お疲れ様です。
7/1・・・佐賀県(リーグ)
7/8・・・埼玉県(リーグ)
7/12・・・山形県(天皇杯)
7/16・・・大阪府(リーグ)
こんな大変な日程にも関わらず、参戦本当にお疲れ様です。

みんな体が重いのか、頭が整理されていないのかよくわかりませんが
結構、ボールウォッチャーになっている事が散見されていたので
試合開始15分ぐらいで、今日は良くて引分けかと思いました。
相手より日程が厳しいのも影響したのかは不明ですが。

嫌な予感は当たるものでPKも今日は駄目な気がして「何とか決めてくれ」と願ってましたが・・・

正直、前節・今節と首位マリノスに付き合っている様では優勝は厳しいかと・・・

レッズらしいと言えば、らしいのかもしれませんが、そろそろ払拭してほしいです。
そんな事も含め好きなので結局、応援しちゃうんですけど。

大阪で気分転換して気を付けて帰郷してください。
ひろりん 2023/07/17(Mon)03:41:15 編集
コメントありがとうございます
ひろりんさん
おはようございます。
7月の日程を改めて振り替えると、試合数は少ないながら、ホームは1試合しかなくて、あとは遠距離アウェーばかりでしたね・・・。
これを考えると、しかも猛暑が加わっていますから、確かに身体が重そうな選手も見られて、特にショルツなど主力選手は、かなり疲労が溜まっている中での試合になったのかもしれませんね。セレッソとは開催地と日程面でこちらが不利な面もありましたが、相手の強度ある勢いに圧された形もあるとはいえ、それに対して付いて行くのがやっとな感じで、実際かなりキツそうでしたね。
マリノスが足踏みしている時こそ勝ち点差を縮める絶好のチャンスでもありましたが、レッズも同じく足踏みしている辺りは昔の悪い癖であり、おっしゃる通りレッズらしいといえばそうなのかもしれません・・・。
これでもまだリーグ戦僅か4敗目と、ギリギリですがまだまだ優勝争いは生き残れる位置には居ますから、取り敢えず戦術の浸透と補強と選手の疲労&怪我の回復も混ぜ合わせての、中断明けからの奮起とグレードアップを期待し信じつつ、お言葉に甘えて期待し大阪で楽しく気分転換してから埼玉に帰ります。
うえ URL 2023/07/17(Mon)07:21:22 編集
無題
おはようございます。
暑い中、大阪遠征お疲れ様でした。
昨日は全くいいところなく完敗でしたね。
PKが決まっていたら流れも変わっていたのでしょうけど、まさかショルツのPKが止められるとは思ってもいませんでした。

ここから中断期間に入りますが、その間にどこまで補強を進めていってほしいです。
FREE TIME URL 2023/07/17(Mon)09:16:17 編集
コメントありがとうございます
FREE TIMEさん
おはようございます。
ゴールの匂いは早川の惜しいのくらいで、しかもショルツがついにPK失敗と、確かにこれが決まっていれば、更に同点へと勢いが増したかもしれないのですが、しかしおっしゃる通り良いところが無く負けてしまった、完敗の内容と結果になってしまいましたの。
中断期間前の敗戦は精神的にも痛いですが、更なり補強もあるでしょうし、ここで逆にリフレッシュ期間と捉えての、仕切り直しですね。
うえ URL 2023/07/17(Mon)09:50:14 編集
無題
こんにちは 昨日は暑い中サポートお疲れ様でした。
セレッソ強かったですがレッズ、あまりにも前半悪過ぎました
ショルツも疲労溜まってるはず。ミスも出ると思いますがこういう時こそそれをカバーする攻撃人が…
首位がもたついて差詰めるチャンスでしたが、ともかく中断期間しっかり休養取りキッチリ立て直し期待です
上の方も指摘してますが厳しい日程参戦サポも同じ。気を付けてお帰り下さい
欅通りのサポ 2023/07/17(Mon)14:50:42 編集
コメントありがとうございます
欅通りのサポさん
おはようございます。
厳しい試合になってしまいました。優勝争いの為にマリノスなどと勝ち点差を縮めるチャンスでしたが、ここでお付き合いしてしまう昔からの悪い癖が出てしまいましたね。
アウェーに於けるセレッソとは至極相性が悪いタイミングの不味さもありましたが、おっしゃる通りうち自体が前半から何も出来なかったですし、今回みたいな苦しい内容の時にこそ、日頃からショルツに頼り過ぎているツケも出てしまうものですね。
先ずは中断期間にしっかり仕切り直して、8月からしっかり動けるチームになってほしいですね。
9月以降のリーグ戦のハッキリとしたスケジュールもJから間も無く発表されるので、サポとしても仕切り直しで、しっかり準備をしたいと思います。
うえ URL 2023/07/18(Tue)06:18:27 編集
無題
お疲れさまです。 
大阪遠征お疲れさまでした。実は私も3連休を利用して、大阪へ行きました。深夜バスで帰宅したところです。
5年ぶりの大阪で、観光は楽しめましたけれど、試合は厳しいものになりましたね。
鬼門を崩せなかったのも悔しいですが、私もショレ選手がPKを止められてしまったのがショックでした。永遠に失敗しないなんて、あり得ないのは理解してますけれど…
これを思うと、過去にいた英雄ロブソン・ポンテ選手は、レッズでは一度もPKを失敗しなかったと聞いています。PKは運ではなく、技術が影響すると思います。
大阪で負けたのが悔しいので、また大阪に行きたいです。
マウファン 2023/07/18(Tue)08:14:07 編集
コメントありがとうございます
マウファンさん
おはようございます。
日曜日は大阪までお疲れ様でした。5年ぶりの大阪でしたか。ならば尚更勝ちたかった試合でしたね。ちなみに自分も高速バス往復です。
ショルツのPK失敗はショッキングでしたが、失敗するのも人間ですね。おっしゃる通りロビーはレッズで一度もPKを失敗なかったのを記憶しています。それを考えてもPKは技術や駆け引きの上手さ、勇気や心理面の強さが影響するのは確かで、それがあってこそ運も引き寄せられるものだと思います。
相手とスタジアムは違えど、今季まだ大阪で2試合公式戦があるので、そこは両方勝ちたいですね。
うえ URL 2023/07/18(Tue)08:53:26 編集
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第28節・後半分 浦和0-1川崎 得点/55分・小林(川)(前後半合計 浦和1-1川崎 前半得点/23分・凌磨(浦)) ・・・次の試合/J1リーグ第37節 福岡-浦和(ベスト電器スタジアム=11月30日14:00キックオフ)


★みんなのなんでも掲示板★
掲示板利用規約

☆インフォメーション
■5/17=「たのしいラボ」さんと相互リンクしました。■11/21=「誰も教えてくれないサッカー観戦を100倍楽しむ方法!」さんと相互リンクしました。■7/29=「サッカーの技法をすべての人に」さんと相互リンクしました。■10/1=忍者ブログは先月末をもってトラックバック機能が廃止になりました。これまでTBを送信していただいた皆様ありがとうございました。

ツイッター↓
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
11 12 13 15 16
17 18 19 20 21 23
24 25 26 27 28 29 30
最新トラックバック
リンク

にほんブログ村 サッカーブログへ



にほんブログ村 サッカーブログ 浦和レッズへ
リンク

【相互リンク大歓迎受付中!!】
プロフィール
HN:
うえ
性別:
男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
ブログ内検索
アクセスカウンター
アクセスカウンター
メールフォーム
バーコード
携帯からも閲覧できますよ。
忍者ブログ [PR]