浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
2020年 J1リーグ第5節
FC東京2-0浦和レッズ
~味の素スタジアム
まあそりゃあね、いくら相手が大の御得意様でも、永遠に何時までも勝ち続けられる訳は無いんだから、負ける時もあるさ。
・・・なんて考えてはみたものの、そんな御得意様に負けたとなると、やはり勿体ないというか悔しいというか何というか、逆に考えたらF東京の方は6年間もレッズに勝てていなかったのか。そっちの方が異常だし、ならばまあ1回くらい負けてあげても良かろうか。いや嘘、というのは強がりであり、負け自体は良くないけどさ。
レッズからすると今季は初めて好調なチームと対戦する事になったのは間違いなかったと思う。ただ試合全体からすると実に膠着していたというか、おとなしかったというか、両チームとも激しい動きはなく、手探りするような試合展開ではあった。
右サイドの室屋を自由にさせ過ぎていた感はあったが、マッチアップするのが山中&汰木の守備は期待しないコンビだったのだから、ここは想定内ではあった。
相手の外国人の強力さもわかっていた筈。それでもフィジカルモンスターのディエゴオリヴェイラは並の選手では肉弾戦で太刀打ち不能だし、なんちゃって元セレソンとはいえ元セレソンには変わりないレアンドロは落ち着いていて上手い選手だったし、そこに来て後からアダイウトンが入って来るのだから、レッズとしてはディエゴオリヴェイラやアダイウトンなどゴリゴリ系は本当に苦手な訳さ。
1失点は室屋のクロスを誉めるべきなのかもしれないが、あれ西川が僅かに触れていなかったら、橋岡は頭に当ててクリア出来ていたかな?いやわからないけれど。橋岡の表情からすると、クロスが入って来た時点で構えていたのが、西川が飛び出して僅かに触れた為にコンマ数ミリコースが変わってディエゴオリヴェイラに渡ってしまった感もあるが。繰り返すけど橋岡の表情が「そこ触れないでよ~」みたいになっていたもんで・・・。
問題は2失点目で、これが全ての行方を決定付けたかもしれない。青木のチョンボトラップから背負っていたアダイウトンに奪われてそのままゴールインされる訳だが、青木は定期的に失点に直結する大チョンボをやらかすから、この辺がボールロストしてはいけないボランチとしては問題部分なんだよな。何時ぞやのホーム磐田戦の時の大チョンボプレゼントバックパスでも、後ろに居てビックリ追い掛けさせられていたマウリシオ大先生だったが、今回も絶対にデジャヴ発生の「おいおいまたかよ勘弁しろよー!」と思った筈である。
デンが別メニューになったので久々に起用されたそのマウリシオは、心配されたポカもなく自身のプレーは安定していたが、これを見るとマウリシオとデンでセンターバックを組ませたら、スピードとカバーリングに関しては凄くなるかもしれない。恐らくまだ意志疎通はバラバラだろうから、他の部分で崩壊する恐れはあるが(苦笑)
今回はというか今回も、守備から攻撃への切り替えが遅くて、山中頼みになっていた部分から先のアイデア不足でゴールは遠かった。興梠も杉本も自身の動きは悪くなかったが、距離感がイマイチで2人が両方下がり過ぎてしまう場面もあったし、とにかく中央からの効果的なパスが出ないと、山中のパスや汰木のドリブルだけでは、F東京のような上位チームにはまだまだ厳しい部分はあった。
あとマルティノスもレオナルドもエヴェルトンも、後から入った助っ人陣が無駄にイライラし過ぎ。この辺を諌められるような選手が周りに居ないから、イライラするとイライラしっ放しになるのはどうしたものか。人間そんなにイライラしていると血圧上がるから気を付けよう。
しかしまあ、ぶっちゃけた話、相手を考えたら凄く悪い内容ではなかったし、イライラ選手は居たとはいえ落ち着いた内容でもあった。これが下位チーム相手にだったら少し問題だが。
それだけにひとつの大チョンボが試合の行方を決定付けてしまう恐ろしさ。青木には悪いが、もう経験豊富なベテランであり、これが1度ではない以上は、あえて厳しい事を言わせてもらうが、やはりあの大チョンボは試合をぶち壊したと思う。今回のF東京を見ても、勝つチームにはそういう事をやらかす選手は先ず居ない。この差は大きいのである。
負けは負け。ここまで3勝1分の無敗で来ていた分、今回は現実を見せ付けられた感はある。相手は橋本のラストマッチだからモチベーションとかどうこうも違ったかもしれないが、しかしやはり問題はレッズ自身にあるのは明白なのだから、そこを良く踏まえて仕切り直さないといけない。次こそ苦手な相手になる訳だし・・・。
しっかしだな、スタジアムでのコロナ対策ルール違反、他会場でもあったとはいえ前回はレッズサポーターばかりがクローズアップされていたが、この試合のスタンドを改めて見るに、今回はマスクをしていないF東京サポーターがカメラにかなりすっぱ抜かれていたな。まだ口を塞いでいないが顎には引っ掛けている人はマシな方で、マスクそのものをしていない人も結構撮されていたし、お母ちゃんはマスクしてるのに足元の幼児はノーマスクとか、最後は禁止されている手拍子も堂々と飛び出しちゃうし(ちなみに手拍子と拍手は違うのであしからず)。やはり他会場でもやらかしまくっている訳さ。
やっぱり他会場でもルール違反やりまくってるじゃん!とかいう意味ではなくて(いや1割、ああ、いや2割くらいはそれも言いたい気持ちもあるが)、それを踏まえて次はレッズのホームゲームなのだから、鹿島戦の事もあるのだし、レッズサポーターはレッズサポーターで同じ事を繰り返さないようにしなければ、ね・・・。
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J1リーグ第5節 F東京2-0浦和
得点/45分・ディエゴ オリヴェイラ(F東)、66分・アダイウトン(F東)
主審:荒木友輔
観衆:4,705人/上限5,000人限定試合
FC東京2-0浦和レッズ
~味の素スタジアム
まあそりゃあね、いくら相手が大の御得意様でも、永遠に何時までも勝ち続けられる訳は無いんだから、負ける時もあるさ。
・・・なんて考えてはみたものの、そんな御得意様に負けたとなると、やはり勿体ないというか悔しいというか何というか、逆に考えたらF東京の方は6年間もレッズに勝てていなかったのか。そっちの方が異常だし、ならばまあ1回くらい負けてあげても良かろうか。いや嘘、というのは強がりであり、負け自体は良くないけどさ。
レッズからすると今季は初めて好調なチームと対戦する事になったのは間違いなかったと思う。ただ試合全体からすると実に膠着していたというか、おとなしかったというか、両チームとも激しい動きはなく、手探りするような試合展開ではあった。
右サイドの室屋を自由にさせ過ぎていた感はあったが、マッチアップするのが山中&汰木の守備は期待しないコンビだったのだから、ここは想定内ではあった。
相手の外国人の強力さもわかっていた筈。それでもフィジカルモンスターのディエゴオリヴェイラは並の選手では肉弾戦で太刀打ち不能だし、なんちゃって元セレソンとはいえ元セレソンには変わりないレアンドロは落ち着いていて上手い選手だったし、そこに来て後からアダイウトンが入って来るのだから、レッズとしてはディエゴオリヴェイラやアダイウトンなどゴリゴリ系は本当に苦手な訳さ。
1失点は室屋のクロスを誉めるべきなのかもしれないが、あれ西川が僅かに触れていなかったら、橋岡は頭に当ててクリア出来ていたかな?いやわからないけれど。橋岡の表情からすると、クロスが入って来た時点で構えていたのが、西川が飛び出して僅かに触れた為にコンマ数ミリコースが変わってディエゴオリヴェイラに渡ってしまった感もあるが。繰り返すけど橋岡の表情が「そこ触れないでよ~」みたいになっていたもんで・・・。
問題は2失点目で、これが全ての行方を決定付けたかもしれない。青木のチョンボトラップから背負っていたアダイウトンに奪われてそのままゴールインされる訳だが、青木は定期的に失点に直結する大チョンボをやらかすから、この辺がボールロストしてはいけないボランチとしては問題部分なんだよな。何時ぞやのホーム磐田戦の時の大チョンボプレゼントバックパスでも、後ろに居てビックリ追い掛けさせられていたマウリシオ大先生だったが、今回も絶対にデジャヴ発生の「おいおいまたかよ勘弁しろよー!」と思った筈である。
デンが別メニューになったので久々に起用されたそのマウリシオは、心配されたポカもなく自身のプレーは安定していたが、これを見るとマウリシオとデンでセンターバックを組ませたら、スピードとカバーリングに関しては凄くなるかもしれない。恐らくまだ意志疎通はバラバラだろうから、他の部分で崩壊する恐れはあるが(苦笑)
今回はというか今回も、守備から攻撃への切り替えが遅くて、山中頼みになっていた部分から先のアイデア不足でゴールは遠かった。興梠も杉本も自身の動きは悪くなかったが、距離感がイマイチで2人が両方下がり過ぎてしまう場面もあったし、とにかく中央からの効果的なパスが出ないと、山中のパスや汰木のドリブルだけでは、F東京のような上位チームにはまだまだ厳しい部分はあった。
あとマルティノスもレオナルドもエヴェルトンも、後から入った助っ人陣が無駄にイライラし過ぎ。この辺を諌められるような選手が周りに居ないから、イライラするとイライラしっ放しになるのはどうしたものか。人間そんなにイライラしていると血圧上がるから気を付けよう。
しかしまあ、ぶっちゃけた話、相手を考えたら凄く悪い内容ではなかったし、イライラ選手は居たとはいえ落ち着いた内容でもあった。これが下位チーム相手にだったら少し問題だが。
それだけにひとつの大チョンボが試合の行方を決定付けてしまう恐ろしさ。青木には悪いが、もう経験豊富なベテランであり、これが1度ではない以上は、あえて厳しい事を言わせてもらうが、やはりあの大チョンボは試合をぶち壊したと思う。今回のF東京を見ても、勝つチームにはそういう事をやらかす選手は先ず居ない。この差は大きいのである。
負けは負け。ここまで3勝1分の無敗で来ていた分、今回は現実を見せ付けられた感はある。相手は橋本のラストマッチだからモチベーションとかどうこうも違ったかもしれないが、しかしやはり問題はレッズ自身にあるのは明白なのだから、そこを良く踏まえて仕切り直さないといけない。次こそ苦手な相手になる訳だし・・・。
しっかしだな、スタジアムでのコロナ対策ルール違反、他会場でもあったとはいえ前回はレッズサポーターばかりがクローズアップされていたが、この試合のスタンドを改めて見るに、今回はマスクをしていないF東京サポーターがカメラにかなりすっぱ抜かれていたな。まだ口を塞いでいないが顎には引っ掛けている人はマシな方で、マスクそのものをしていない人も結構撮されていたし、お母ちゃんはマスクしてるのに足元の幼児はノーマスクとか、最後は禁止されている手拍子も堂々と飛び出しちゃうし(ちなみに手拍子と拍手は違うのであしからず)。やはり他会場でもやらかしまくっている訳さ。
やっぱり他会場でもルール違反やりまくってるじゃん!とかいう意味ではなくて(いや1割、ああ、いや2割くらいはそれも言いたい気持ちもあるが)、それを踏まえて次はレッズのホームゲームなのだから、鹿島戦の事もあるのだし、レッズサポーターはレッズサポーターで同じ事を繰り返さないようにしなければ、ね・・・。
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J1リーグ第5節 F東京2-0浦和
得点/45分・ディエゴ オリヴェイラ(F東)、66分・アダイウトン(F東)
主審:荒木友輔
観衆:4,705人/上限5,000人限定試合
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2020年 J1リーグ第4節
浦和レッズ1-0鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
か、帰って来た。世界的パンデミックを乗り越え、ついに、スタジアムに・・・。
本来ダイヤモンドシーチケ枠2千6百人と、残りはスポンサーその他諸々枠2千4百人の限定だった今回の試合が、金曜日夕方になって突如クラブからプラチナシーチケ枠にも先着販売するとかビックリメールが来たもんだから、慌てて準備して、土曜日10時にチケットゲットの忙しさ。
しっかし金曜日になって発売枠がプラチナまで拡がるとは一体?最初のダイヤモンド枠ではよっぽど売れなかったのか、それともスポンサー枠で捌ききれなかったのか、はたまた譲ってくれる企業が多かったのか、まあチケット代は通常よりバカ高設定だし、コロナを心配してスタジアム行きは控える人も居たとは思うが、本来ならばバカ売れするホーム鹿島戦な訳だし、それが売れなかったのは、やはり金額とコロナのダブルパンチによるものだろう。しかもプラチナ枠に拡大しても、結局は完売しなかったし。
何れにしても皮肉にもその恩恵を受けて、自分のようなプラチナ枠でもスタジアムへ行ける事になったのであった。

ちなみに北ゴール裏から全体を見渡すと、こんな感じである。見事にロッソ・ビアンコ・ネロである。
あとこれ小便器の合間に満遍なく貼ってあったが、便所でカメラ撮影はちょっと、いやかなり恥ずかしかった。
そんなおかげで鹿狩りには成功したのだが・・・鹿島は大丈夫か?ホントにボロボロやん。新しい監督のザーゴがどんなサッカーを思考しているのかは知らないから下手な事は言えないが、これまであった鹿島の恐さは何処へやら?パスを回してボール放り込んでいるだけで、本来鹿島といえば超組織力が売りなのに、選手の動きは結構バラバラだし、何をやりたいのかサッパリわからないサッカーをしていたんだが、どうなんでしょう?今から思えば杉岡に断られて鹿島を選んでくれて逆に助かったな。
まあ本気で鹿島の心配をしているほど自分は心は広くない上に、鹿島をあーだこーだ言うほどレッズも良いサッカーをしていた訳ではないのだが、少なくともハードワークと球際の強さは鹿島を大きく上回っていたから、こういうところをサッカーの神様が評価して、レッズの方にゴールと勝利をもたらしてくれたんじゃないかなと。
欲を言えば古巣相手に興梠のリーグ通算150ゴールを見たかったが、その興梠は予想外に交代が早かったのは意外だった。あと組長の仁義なき声がやたら響いていた。応援が無いから怒鳴り声が目立つ目立つ。
唯一のゴールであり決勝点は、山中のフリーキックから逆サイド岩波折り返しのゴール中央エヴェルトンの巧いキックであり、流れがスムーズで鋭いゴールであった。レオナルドが後一歩マークをずらせていればゴール間違いなしというシーンが2度ほどあったが。レオナルドは鹿島からこそゴールを奪いたかっただろうな。その気持ちが強過ぎて、ちょっと前のめりになって回りが見えていなかったのがわかった。
でもやはり勝因は、繰り返すけど鹿島を大きく上回るハードワークと球際の強さだろう。肉弾戦で戦っていたし、長澤なんて最初の頃の自慢だった肉体的な強さから奪われないボールキープが復活したかのよう。山中の攻撃での貢献度は驚異的。どの選手もかなりガツガツ行っていたし、ピンチを早目に摘む意図的ファールもメリハリが効いていて、絶妙だったと思う。そう、強かさでも今回は鹿島を上回っていた。本来は鹿島こそ強かなチームなんだけれど。

勝利は勝利である。しかも今季初の文化シヤッターも降りた。嬉しい。何故か西川やエヴェルトンのヒーローインタビューをオーロラビジョンで流さなかったのは謎だったが。
北ゴール裏なのに指定席とか、タオマフ回しちゃいけないとか、ハイタッチも駄目だし、その他堅苦しいルールはあったし、売店はエリアに1店ずつだけでペットボトル飲料水と種類が少ない食べ物しか売っていないし、そのエリアも隔離されていて窮屈だったが、とりあえず5ヶ月振りのスタジアムで、しかも鹿狩りに成功したという2重の喜びを味わえたから良しとしよう。さすがにエヴェルトンのゴールの時は身体が自然に反応して歓声をあげて飛び上がって歓喜してしまったが、まあそれくらいは許してほしい。
ただやはりルールを守らない人も居るんだよな。指笛やってる人、野次を飛ばしている人、席をバンバン叩いている人、ブーイングしちゃう人、ウイダイ歌っちゃう人、試合中に屁こく人(風下じゃなくて良かった)などなど、どうしてルールを守れないかなぁ。この辺は学習しない。本当にどうにかしてほしいんだけど、本当にどうにもならん。これでまたペナルティ喰らったらと思うと、せっかくの勝利に大きく水をさされる形にもなった。
まあ昨日の他会場の試合でも、マスクを外したままの人とか、タオマフを回している人とか、ゴールでハイタッチしている人とか、ルール違反をかなりカメラにすっぱ抜かれていたから、何もレッズに限った事ではないのだろうけれど、これをレッズがとなると、ここぞとばかりに騒ぎたい連中が沢山いるからなぁ。
それはともかく、久々のスタジアムでやはり疲れたから、ここは早くザ・美酒で癒すとしよう。
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J1リーグ第4節 浦和1-0鹿島
得点/57分・エヴェルトン(浦)
主審=木村博之
観衆:3,094人/上限5,000人限定試合
浦和レッズ1-0鹿島アントラーズ
~埼玉スタジアム2002
本来ダイヤモンドシーチケ枠2千6百人と、残りはスポンサーその他諸々枠2千4百人の限定だった今回の試合が、金曜日夕方になって突如クラブからプラチナシーチケ枠にも先着販売するとかビックリメールが来たもんだから、慌てて準備して、土曜日10時にチケットゲットの忙しさ。
しっかし金曜日になって発売枠がプラチナまで拡がるとは一体?最初のダイヤモンド枠ではよっぽど売れなかったのか、それともスポンサー枠で捌ききれなかったのか、はたまた譲ってくれる企業が多かったのか、まあチケット代は通常よりバカ高設定だし、コロナを心配してスタジアム行きは控える人も居たとは思うが、本来ならばバカ売れするホーム鹿島戦な訳だし、それが売れなかったのは、やはり金額とコロナのダブルパンチによるものだろう。しかもプラチナ枠に拡大しても、結局は完売しなかったし。
何れにしても皮肉にもその恩恵を受けて、自分のようなプラチナ枠でもスタジアムへ行ける事になったのであった。
ちなみに北ゴール裏から全体を見渡すと、こんな感じである。見事にロッソ・ビアンコ・ネロである。
そんなおかげで鹿狩りには成功したのだが・・・鹿島は大丈夫か?ホントにボロボロやん。新しい監督のザーゴがどんなサッカーを思考しているのかは知らないから下手な事は言えないが、これまであった鹿島の恐さは何処へやら?パスを回してボール放り込んでいるだけで、本来鹿島といえば超組織力が売りなのに、選手の動きは結構バラバラだし、何をやりたいのかサッパリわからないサッカーをしていたんだが、どうなんでしょう?今から思えば杉岡に断られて鹿島を選んでくれて逆に助かったな。
まあ本気で鹿島の心配をしているほど自分は心は広くない上に、鹿島をあーだこーだ言うほどレッズも良いサッカーをしていた訳ではないのだが、少なくともハードワークと球際の強さは鹿島を大きく上回っていたから、こういうところをサッカーの神様が評価して、レッズの方にゴールと勝利をもたらしてくれたんじゃないかなと。
欲を言えば古巣相手に興梠のリーグ通算150ゴールを見たかったが、その興梠は予想外に交代が早かったのは意外だった。あと組長の仁義なき声がやたら響いていた。応援が無いから怒鳴り声が目立つ目立つ。
唯一のゴールであり決勝点は、山中のフリーキックから逆サイド岩波折り返しのゴール中央エヴェルトンの巧いキックであり、流れがスムーズで鋭いゴールであった。レオナルドが後一歩マークをずらせていればゴール間違いなしというシーンが2度ほどあったが。レオナルドは鹿島からこそゴールを奪いたかっただろうな。その気持ちが強過ぎて、ちょっと前のめりになって回りが見えていなかったのがわかった。
でもやはり勝因は、繰り返すけど鹿島を大きく上回るハードワークと球際の強さだろう。肉弾戦で戦っていたし、長澤なんて最初の頃の自慢だった肉体的な強さから奪われないボールキープが復活したかのよう。山中の攻撃での貢献度は驚異的。どの選手もかなりガツガツ行っていたし、ピンチを早目に摘む意図的ファールもメリハリが効いていて、絶妙だったと思う。そう、強かさでも今回は鹿島を上回っていた。本来は鹿島こそ強かなチームなんだけれど。
勝利は勝利である。しかも今季初の文化シヤッターも降りた。嬉しい。何故か西川やエヴェルトンのヒーローインタビューをオーロラビジョンで流さなかったのは謎だったが。
北ゴール裏なのに指定席とか、タオマフ回しちゃいけないとか、ハイタッチも駄目だし、その他堅苦しいルールはあったし、売店はエリアに1店ずつだけでペットボトル飲料水と種類が少ない食べ物しか売っていないし、そのエリアも隔離されていて窮屈だったが、とりあえず5ヶ月振りのスタジアムで、しかも鹿狩りに成功したという2重の喜びを味わえたから良しとしよう。さすがにエヴェルトンのゴールの時は身体が自然に反応して歓声をあげて飛び上がって歓喜してしまったが、まあそれくらいは許してほしい。
ただやはりルールを守らない人も居るんだよな。指笛やってる人、野次を飛ばしている人、席をバンバン叩いている人、ブーイングしちゃう人、ウイダイ歌っちゃう人、試合中に屁こく人(風下じゃなくて良かった)などなど、どうしてルールを守れないかなぁ。この辺は学習しない。本当にどうにかしてほしいんだけど、本当にどうにもならん。これでまたペナルティ喰らったらと思うと、せっかくの勝利に大きく水をさされる形にもなった。
まあ昨日の他会場の試合でも、マスクを外したままの人とか、タオマフを回している人とか、ゴールでハイタッチしている人とか、ルール違反をかなりカメラにすっぱ抜かれていたから、何もレッズに限った事ではないのだろうけれど、これをレッズがとなると、ここぞとばかりに騒ぎたい連中が沢山いるからなぁ。
それはともかく、久々のスタジアムでやはり疲れたから、ここは早くザ・美酒で癒すとしよう。
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J1リーグ第4節 浦和1-0鹿島
得点/57分・エヴェルトン(浦)
主審=木村博之
観衆:3,094人/上限5,000人限定試合
2020年 J1リーグ第3節
ベガルタ仙台1-2浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
新型コロナ中断明け後2試合目にしての勝利!4ヶ月以上もの長きに渡り遠ざかっていた、勝利の喜びというものが、ようやく味わえる日がやって来た~!
なんて大騒ぎしているが、ぶっちゃけ勝利を掴みかけてからのドキドキ感も半端なかったし、その気持ち自体を4ヶ月以上も味わっていなかったのだから、試合終了の笛を聞いた瞬間、その緊張感から解放されて、試合中は我を忘れて緊張しながら見ていた姿勢が悪かったのか、いきなり腰が強烈にアウチになってきたのであった。
その前に、いや仙台は2月にルヴァン杯で対戦した時とは別物で、率直に言って強くなっていたな。ルヴァンでは全くチームを作れていなかった姿からは一変、あの大崩壊していた守備も、組織的にしっかりブロックを作って守備の受け渡しもスムーズに出来ていたし、攻撃はちょっとチグハグな面はあったものの、カウンター狙いというのはハッキリしていたし。これでシマオ・マテやクエンカを欠いていたのだから厄介な相手であった。
キーパーもルヴァンではお笑いキーパー化してやらかしまくっていた元ポーランド代表から、ユース昇格1年目の18歳ルーキーを使っているのだから、いや大した勇気であり、そのキーパー小畑もまた18歳とは思えないナイスなプレーをするのだから末恐ろしい。山中のキャノン砲や、あのマルティノスのあそこしかない完璧なシュート、あれ止めるかぁ?
と、ここはレッズのブログであるからして、仙台をリスペクトするのは、このくらいにしておこう。
スタメンチョイス、またちょっと予想外な部分が。これだから組長の采配は当日にならないとわからない。
マウリシオ大先生が先発との噂もあった守備ラインは、結局マリノス戦と全く変えていないのだが、相変わらず槙野も鈴木も控えにすら入れていない妙。
柴戸と汰木は完全に組長の信頼を勝ち取っての引き続きのスタメン器用。柏木をセントラルな位置に入れてボールを散らせる狙い。ファブリシオをサイドハーフで使っていたのがイマイチ意図がわからなかったけれど。案の定あんまり機能していなかった。
レッズのサッカーは序盤からスピード感がなく、パスが各駅停車で縦になかなか行けず、まあ仙台の守備のポジショニングが良かったせいもあったが、パスの出しどころが無く、ミスも目立ってはいた。
デンが超致命的なボールの失い方をしてヤバい!と思った矢先にデン自身がハイスピードでボールを奪いに行ってギリギリピンチを脱したプレーがあったが、これ以前にエコパでマウリシオが自爆ミスでボールを奪われた際に、自分のハイスピードでボールを奪いに行ってピンチを潰したシーンを思い出した。スピードが自慢のDFって自作自演プレーが出来るから良いよね(笑)
前半通して閉塞感のあったイマイチな内容を撃ち破ったのは、ここまで、出ればゴールという結果を出し続けている男・レオナルドなのであった。
あの狭い空間でDFを背負いながら、というか引き摺りながらというか、重心がガッシリしている上に身体の預け方が上手いから、ちょっとやそっとでは決して崩れず、最後はコンパスターンでズドン!強さと上手さの1粒で2度美味しい先制ゴールを決めてくれたのであった。
ただこのレオナルドのゴールには悪いんだけど、やはりエースのゴールまで飛び出してしまうと、ちょっとだけレオナルドのゴールの凄さが霞んでしまうというか、相手DF背負いながらのターンしてのゴールはレオナルドと同じではあったし、レオナルドは重戦車的で、興梠は軽戦車的な違いはあるが、その何というか、やっぱり興梠は仙台戦で決めてしまうのね。
これ仙台からしたらたまったもんじゃないだろう。最初はベンチで眠っていた興梠が、実に入って来てはほしくない時間帯に入って来て、そんでもって粘り強く守っていた守備を引っ掻き回しまくられ、そんでもってゴールまで奪って行く興梠。もともと超が付く仙台キラーな上に勝ち越し決勝ゴールで、しかもそのゴールがレッズでの百ゴール目というメモリアル付き。1粒で2度美味しいどころか、2粒で3度美味しいゴール(意味不明)、いや3粒で4度美味しいゴール(ますます意味不明)であり、仙台にとっては、まさに踏んだり蹴ったりのオーマイガーな結末であったという訳である。
いやまあ繰り返すけど、仙台は強かったけどね。ただレッズもまだまだチグハグなサッカーをしているのも事実だし、中断前の攻撃的サッカーからは見られない、守備の意識はあるサッカーはしていても、そこから攻撃に繋げられない判断の遅さ、また前線へのパス精度の低さ。また一度前掛かりになればボールロストしてカウンターを喰らう連続は、引き続き課題ではある。デンのスピードカバーや、ゲデスの何でそこでシュートじゃなくて横パス?ってのがなかったら、更に失点はしていただろう。
しかし、それ以上に伸びている選手もありで、課題はあれど毎試合収穫もあるのも事実。まあ悪くはないんじゃないかな。今季は考えたらまだ1回も公式戦で負けていない訳だし。この事実は素晴らしいと思う。そんで2位浮上なのである。
このタイミングで次は開幕から不調が続くボロボロの鹿島をホームに迎えるというタイミングは不気味であり、どうなんだろう。決して鹿島に付き合わないようにしないといけない。
それに次からは5千人限定ではあるが、いよいよ観客を入れる試合になる訳だし。自分のシーチケはプラチナだから鹿島戦も行く事は出来ないので、2千6百人のダイヤモンドシーチケの方々に、よろしく頼みます。でもマスク着用で応援も禁止で、間を開けまくっての全指定。果たしてどんな雰囲気になるのだろう?
まあいいや。とにかくとにかく久々に味わう勝利の味だ。だいたいホームでは大の御得意様の仙台も、ユアスタになると逆に鬼門中の鬼門なるのに、今回はその鬼門での勝利というオマケ付きであるからして、3粒どころか4粒で5度美味しい試、え、しつこい?あ、ハイハイ、ごめんなさい。この辺でやめときます。
あー、ようやく今晩はザ・美酒が飲めるぜ。勝利に乾杯!
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J1リーグ第3節 仙台1-2浦和
得点/45+1分・レオナルド(浦)、49分・山田(仙)、83分・興梠(浦)
主審=中村 太
観衆:無観客試合
ベガルタ仙台1-2浦和レッズ
~ユアテックスタジアム仙台
新型コロナ中断明け後2試合目にしての勝利!4ヶ月以上もの長きに渡り遠ざかっていた、勝利の喜びというものが、ようやく味わえる日がやって来た~!
なんて大騒ぎしているが、ぶっちゃけ勝利を掴みかけてからのドキドキ感も半端なかったし、その気持ち自体を4ヶ月以上も味わっていなかったのだから、試合終了の笛を聞いた瞬間、その緊張感から解放されて、試合中は我を忘れて緊張しながら見ていた姿勢が悪かったのか、いきなり腰が強烈にアウチになってきたのであった。
その前に、いや仙台は2月にルヴァン杯で対戦した時とは別物で、率直に言って強くなっていたな。ルヴァンでは全くチームを作れていなかった姿からは一変、あの大崩壊していた守備も、組織的にしっかりブロックを作って守備の受け渡しもスムーズに出来ていたし、攻撃はちょっとチグハグな面はあったものの、カウンター狙いというのはハッキリしていたし。これでシマオ・マテやクエンカを欠いていたのだから厄介な相手であった。
キーパーもルヴァンではお笑いキーパー化してやらかしまくっていた元ポーランド代表から、ユース昇格1年目の18歳ルーキーを使っているのだから、いや大した勇気であり、そのキーパー小畑もまた18歳とは思えないナイスなプレーをするのだから末恐ろしい。山中のキャノン砲や、あのマルティノスのあそこしかない完璧なシュート、あれ止めるかぁ?
と、ここはレッズのブログであるからして、仙台をリスペクトするのは、このくらいにしておこう。
スタメンチョイス、またちょっと予想外な部分が。これだから組長の采配は当日にならないとわからない。
マウリシオ大先生が先発との噂もあった守備ラインは、結局マリノス戦と全く変えていないのだが、相変わらず槙野も鈴木も控えにすら入れていない妙。
柴戸と汰木は完全に組長の信頼を勝ち取っての引き続きのスタメン器用。柏木をセントラルな位置に入れてボールを散らせる狙い。ファブリシオをサイドハーフで使っていたのがイマイチ意図がわからなかったけれど。案の定あんまり機能していなかった。
レッズのサッカーは序盤からスピード感がなく、パスが各駅停車で縦になかなか行けず、まあ仙台の守備のポジショニングが良かったせいもあったが、パスの出しどころが無く、ミスも目立ってはいた。
デンが超致命的なボールの失い方をしてヤバい!と思った矢先にデン自身がハイスピードでボールを奪いに行ってギリギリピンチを脱したプレーがあったが、これ以前にエコパでマウリシオが自爆ミスでボールを奪われた際に、自分のハイスピードでボールを奪いに行ってピンチを潰したシーンを思い出した。スピードが自慢のDFって自作自演プレーが出来るから良いよね(笑)
前半通して閉塞感のあったイマイチな内容を撃ち破ったのは、ここまで、出ればゴールという結果を出し続けている男・レオナルドなのであった。
あの狭い空間でDFを背負いながら、というか引き摺りながらというか、重心がガッシリしている上に身体の預け方が上手いから、ちょっとやそっとでは決して崩れず、最後はコンパスターンでズドン!強さと上手さの1粒で2度美味しい先制ゴールを決めてくれたのであった。
ただこのレオナルドのゴールには悪いんだけど、やはりエースのゴールまで飛び出してしまうと、ちょっとだけレオナルドのゴールの凄さが霞んでしまうというか、相手DF背負いながらのターンしてのゴールはレオナルドと同じではあったし、レオナルドは重戦車的で、興梠は軽戦車的な違いはあるが、その何というか、やっぱり興梠は仙台戦で決めてしまうのね。
これ仙台からしたらたまったもんじゃないだろう。最初はベンチで眠っていた興梠が、実に入って来てはほしくない時間帯に入って来て、そんでもって粘り強く守っていた守備を引っ掻き回しまくられ、そんでもってゴールまで奪って行く興梠。もともと超が付く仙台キラーな上に勝ち越し決勝ゴールで、しかもそのゴールがレッズでの百ゴール目というメモリアル付き。1粒で2度美味しいどころか、2粒で3度美味しいゴール(意味不明)、いや3粒で4度美味しいゴール(ますます意味不明)であり、仙台にとっては、まさに踏んだり蹴ったりのオーマイガーな結末であったという訳である。
いやまあ繰り返すけど、仙台は強かったけどね。ただレッズもまだまだチグハグなサッカーをしているのも事実だし、中断前の攻撃的サッカーからは見られない、守備の意識はあるサッカーはしていても、そこから攻撃に繋げられない判断の遅さ、また前線へのパス精度の低さ。また一度前掛かりになればボールロストしてカウンターを喰らう連続は、引き続き課題ではある。デンのスピードカバーや、ゲデスの何でそこでシュートじゃなくて横パス?ってのがなかったら、更に失点はしていただろう。
しかし、それ以上に伸びている選手もありで、課題はあれど毎試合収穫もあるのも事実。まあ悪くはないんじゃないかな。今季は考えたらまだ1回も公式戦で負けていない訳だし。この事実は素晴らしいと思う。そんで2位浮上なのである。
このタイミングで次は開幕から不調が続くボロボロの鹿島をホームに迎えるというタイミングは不気味であり、どうなんだろう。決して鹿島に付き合わないようにしないといけない。
それに次からは5千人限定ではあるが、いよいよ観客を入れる試合になる訳だし。自分のシーチケはプラチナだから鹿島戦も行く事は出来ないので、2千6百人のダイヤモンドシーチケの方々に、よろしく頼みます。でもマスク着用で応援も禁止で、間を開けまくっての全指定。果たしてどんな雰囲気になるのだろう?
まあいいや。とにかくとにかく久々に味わう勝利の味だ。だいたいホームでは大の御得意様の仙台も、ユアスタになると逆に鬼門中の鬼門なるのに、今回はその鬼門での勝利というオマケ付きであるからして、3粒どころか4粒で5度美味しい試、え、しつこい?あ、ハイハイ、ごめんなさい。この辺でやめときます。
あー、ようやく今晩はザ・美酒が飲めるぜ。勝利に乾杯!
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J1リーグ第3節 仙台1-2浦和
得点/45+1分・レオナルド(浦)、49分・山田(仙)、83分・興梠(浦)
主審=中村 太
観衆:無観客試合
2020年 J1リーグ第2節
浦和レッズ0-0横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002
試合残り30秒で関根がカウンター気味に持ち込んでチャンス!と思った瞬間に、「ああ!?」中継がバッサリ切られた。おいー!昔のプロ野球かよ!テレ玉よ、ダゾーンから買い取って中継してくれたのは大感謝しているが、最後の最後でそりゃないぜ~。
しかも中継切れた後にピンチを西川がスーパーセーブで救ってくれたとか?いやーここも見たかったのに。いやこれはかなり心臓に悪いシーンだった筈から、精神的には逆に見れなくて良かったという話もあるが・・・。
そんなこんなで、ついにJ1再開。この日が来るまでに喜びも悲しみもならぬ、苦しみも悲しみも幾歳月、どんなにこの日を待ちわびた事か。
しかも先ずはビックリ圧巻の、無観客のスタジアムにドカンと準備された素晴らしいビジュアルと赤一色のスタンド。もう涙ちょちょギレもんではないですか。この日の為に、こんなに素晴らしい雰囲気作りをしてくれたスタッフの方々ありがとうございます。頭が下がる思いです。
にしても再開前は、先ずは公式戦が見られるだけでも幸せに思わなければ、と思っていたのだが、いざ試合が始まると、やっぱり勝ちたい気持ちだけが前に出てしまい、つい我を忘れて画面の中で戦うイレブンに釘付けになってしまうのであった。これもサポーターの性よ。
で、レッズである。先ずメンバーチョイスがベンチ含めて少し予想と違った部分があった。特にレオナルドと槙野がベンチにも入っていなかったのが大変な予想外。怪我という情報は入っていないからよくわからないが、レオナルドはスタンドで見学している姿が撮されていたから元気なのかな。まあ組長の事からしてターンオーバーによるものと思いたい。
両方とも攻撃的なサッカーを掲げるものの、そこはほぼ完成されているマリノスのサッカーから考えたらボールを保たれるのは想定内。
だからこそ相手を研究して臨む組長だけあって、そこはロングボールとカウンター狙い一貫であった。終始高いラインを保つマリノス相手には、その裏を狙うだけ狙う定石中の定石ではあったが、こうなると汰木のように縦に鋭いドリブラーが活きる訳で、汰木は前半のチャンスの半分を演出していたと云っても過言ではない活躍であった。シュート2本も大変惜しかったし。汰木って山形時代はドリブルは超1級品もシュートがド下手という触れ込みだったが、実際レッズに来てからはシュートは上手くなっているような気がする。今季の新しい戦術にも合っているからというのはあるが、汰木自体はJ1で成長を続けているのは間違いないのだ。
MOMは柴戸かな。波がある選手だけに試合によって評価にも波がある選手ではあるが、今回の柴戸はザ・ボランチの活躍。中盤で運動量豊富に球際強烈に強く、まさに潰し屋というに等しい活躍っぷり。パス出し含めて、あともう少し落ち着いてプレー出来るようになれば更に一皮剥ける選手になる筈だが、いやでも柴戸は波があるからこそ凄い時は凄いという諸刃の剣なのが、良くも悪くもな選手ではあるんだけれど。
ただ贅沢を言わせてもらうと、今やっている古典的なシステムフォーメーションだと、柴戸や青木の位置には、どちらかは本来は所謂セントラルMFと呼ばれるハイレベルな選手が必要なんだよね。もちろんザ・ボランチも必要なんだけれど。
待ちに待ったJ1公式戦デビューとなったデンデンも、かなり落ち着いていて軽快な動き。瞬発力ある素早い動き出しからのカバーリングは、エリア内でかなりのピンチを潰してくれていた。やはりスピードがある守備って見ていて安心感があるね。橋岡が裏を取られまくっていたおかげで、更にデンの守備が目立っていたという話はあるが。その橋岡は、やはりいくら脚を吊っても交代させられない、組長から仁義なき使われ方をし続ける悲惨な選手である。終盤死にそうな表情になる、いつもの橋岡であった。
スコアレスドローというのは、まあ状況を考えたら妥当なのかな。今季は降格が無い分、優勝争いに絡まない限りは、結果に一喜一憂しなくなりそうで、これが良いんだか悪いんだかというのはあるけれど・・・。
怪我明けの選手が多いマリノスではあるが、組織力の違いを考えると、まあレッズもよく守った訳で、しかし守りに入る時間が多過ぎて、クリア一辺倒では興梠も苦しかっただろうし、杉本もやっぱり下がり過ぎてしまったし。だからこそ汰木が活きるサッカーではあったが。
何れにしても、この再開戦に照準を合わせる事が出来ていたかどうかを見ると、完璧にとは言えないものの、9割方は身体を作れて来ていたんじゃないかな。あの町田とのトレーニングマッチと比べて、特に長澤や山中や西川のプレーを見ると、そんな感じがした。試合勘はまだまだの選手が少なくなかったけれど、そこは仕方がないので、これからの積み重ねで取り戻すしかない。それと後はここに、助っ人陣をどう絡めるかであるが、先ずはデンは大きな戦力になる確信は得られた試合でもあった。
終わってみて、改めて日常にJリーグが戻って来た喜びを噛み締めている。ただ・・・、
まだ無観客試合なのであって、これが本当の日常ではない事もわかっている。スタジアムへ戻れるようになって、始めて本当の日常に戻れる訳で、その日が来るまでには、今一度の我慢と辛抱を、あと少しだけ頑張ろう。
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J1リーグ第2節 浦和0-0横浜マ
主審=西村雄一
観衆:無観客試合
浦和レッズ0-0横浜F・マリノス
~埼玉スタジアム2002
試合残り30秒で関根がカウンター気味に持ち込んでチャンス!と思った瞬間に、「ああ!?」中継がバッサリ切られた。おいー!昔のプロ野球かよ!テレ玉よ、ダゾーンから買い取って中継してくれたのは大感謝しているが、最後の最後でそりゃないぜ~。
しかも中継切れた後にピンチを西川がスーパーセーブで救ってくれたとか?いやーここも見たかったのに。いやこれはかなり心臓に悪いシーンだった筈から、精神的には逆に見れなくて良かったという話もあるが・・・。
しかも先ずはビックリ圧巻の、無観客のスタジアムにドカンと準備された素晴らしいビジュアルと赤一色のスタンド。もう涙ちょちょギレもんではないですか。この日の為に、こんなに素晴らしい雰囲気作りをしてくれたスタッフの方々ありがとうございます。頭が下がる思いです。
にしても再開前は、先ずは公式戦が見られるだけでも幸せに思わなければ、と思っていたのだが、いざ試合が始まると、やっぱり勝ちたい気持ちだけが前に出てしまい、つい我を忘れて画面の中で戦うイレブンに釘付けになってしまうのであった。これもサポーターの性よ。
で、レッズである。先ずメンバーチョイスがベンチ含めて少し予想と違った部分があった。特にレオナルドと槙野がベンチにも入っていなかったのが大変な予想外。怪我という情報は入っていないからよくわからないが、レオナルドはスタンドで見学している姿が撮されていたから元気なのかな。まあ組長の事からしてターンオーバーによるものと思いたい。
両方とも攻撃的なサッカーを掲げるものの、そこはほぼ完成されているマリノスのサッカーから考えたらボールを保たれるのは想定内。
だからこそ相手を研究して臨む組長だけあって、そこはロングボールとカウンター狙い一貫であった。終始高いラインを保つマリノス相手には、その裏を狙うだけ狙う定石中の定石ではあったが、こうなると汰木のように縦に鋭いドリブラーが活きる訳で、汰木は前半のチャンスの半分を演出していたと云っても過言ではない活躍であった。シュート2本も大変惜しかったし。汰木って山形時代はドリブルは超1級品もシュートがド下手という触れ込みだったが、実際レッズに来てからはシュートは上手くなっているような気がする。今季の新しい戦術にも合っているからというのはあるが、汰木自体はJ1で成長を続けているのは間違いないのだ。
MOMは柴戸かな。波がある選手だけに試合によって評価にも波がある選手ではあるが、今回の柴戸はザ・ボランチの活躍。中盤で運動量豊富に球際強烈に強く、まさに潰し屋というに等しい活躍っぷり。パス出し含めて、あともう少し落ち着いてプレー出来るようになれば更に一皮剥ける選手になる筈だが、いやでも柴戸は波があるからこそ凄い時は凄いという諸刃の剣なのが、良くも悪くもな選手ではあるんだけれど。
ただ贅沢を言わせてもらうと、今やっている古典的なシステムフォーメーションだと、柴戸や青木の位置には、どちらかは本来は所謂セントラルMFと呼ばれるハイレベルな選手が必要なんだよね。もちろんザ・ボランチも必要なんだけれど。
待ちに待ったJ1公式戦デビューとなったデンデンも、かなり落ち着いていて軽快な動き。瞬発力ある素早い動き出しからのカバーリングは、エリア内でかなりのピンチを潰してくれていた。やはりスピードがある守備って見ていて安心感があるね。橋岡が裏を取られまくっていたおかげで、更にデンの守備が目立っていたという話はあるが。その橋岡は、やはりいくら脚を吊っても交代させられない、組長から仁義なき使われ方をし続ける悲惨な選手である。終盤死にそうな表情になる、いつもの橋岡であった。
スコアレスドローというのは、まあ状況を考えたら妥当なのかな。今季は降格が無い分、優勝争いに絡まない限りは、結果に一喜一憂しなくなりそうで、これが良いんだか悪いんだかというのはあるけれど・・・。
怪我明けの選手が多いマリノスではあるが、組織力の違いを考えると、まあレッズもよく守った訳で、しかし守りに入る時間が多過ぎて、クリア一辺倒では興梠も苦しかっただろうし、杉本もやっぱり下がり過ぎてしまったし。だからこそ汰木が活きるサッカーではあったが。
何れにしても、この再開戦に照準を合わせる事が出来ていたかどうかを見ると、完璧にとは言えないものの、9割方は身体を作れて来ていたんじゃないかな。あの町田とのトレーニングマッチと比べて、特に長澤や山中や西川のプレーを見ると、そんな感じがした。試合勘はまだまだの選手が少なくなかったけれど、そこは仕方がないので、これからの積み重ねで取り戻すしかない。それと後はここに、助っ人陣をどう絡めるかであるが、先ずはデンは大きな戦力になる確信は得られた試合でもあった。
終わってみて、改めて日常にJリーグが戻って来た喜びを噛み締めている。ただ・・・、
まだ無観客試合なのであって、これが本当の日常ではない事もわかっている。スタジアムへ戻れるようになって、始めて本当の日常に戻れる訳で、その日が来るまでには、今一度の我慢と辛抱を、あと少しだけ頑張ろう。
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J1リーグ第2節 浦和0-0横浜マ
主審=西村雄一
観衆:無観客試合
ようやく公開トレーニングマッチが出来るところまで、日常が戻って来た。冠スポンサー付きの投げ銭システムまであるユーチューブ配信を、トレーニングマッチとはいえ生配信で見られるのだから、今回のクラブの配慮と、また試合相手を引き受けてくれた町田ゼルビア、そして勿論スポンサーに感謝したい。あと余談だが、町田のエンブレムとユニフォームは昔からかっこ良いと思っている。
◆1本目
浦和0―1町田
西川/山中→荻原/槙野/岩波/橋岡/阿部/長澤/マルティノス/関根/レオナルド/興梠
まだマトモに試合が出来るまでには身体が仕上がっていない選手が大半な感。とにかく動きが重い。序盤こそ日頃から組長が口を酸っぱくして言っている距離感を意識してか、フラットな形のポジショニングを作れていたが、町田のカウンターを喰らうとあっという間にバラバラになる。10分であっという間に乱れてのミドルを喰らう。
◆1本目
浦和0―1町田
西川/山中→荻原/槙野/岩波/橋岡/阿部/長澤/マルティノス/関根/レオナルド/興梠
まだマトモに試合が出来るまでには身体が仕上がっていない選手が大半な感。とにかく動きが重い。序盤こそ日頃から組長が口を酸っぱくして言っている距離感を意識してか、フラットな形のポジショニングを作れていたが、町田のカウンターを喰らうとあっという間にバラバラになる。10分であっという間に乱れてのミドルを喰らう。
良くも悪くもマルティノスと言うが、左SHで個人突破を繰り返しながら年がら年中ボールを失うので、ここが特に機能しない。山中が痛めて早々に退いたのが誤算だったのと、それで代わった荻原がマルティノスの動きに対して四苦八苦していた。やたら荻原に声が飛んでいたが、問題はやはりマルティノスだろう。
シュート0だったというのも問題だけど、やはりどの選手も動きが重くて縦に速い攻撃が出来なかった。元々カウンター狙いで後ろを固めている町田だけに窮屈感は否めなかったが、レオナルドも本来得意なフリーになれるような工夫ある動きが必要だった。長澤も目立たず空気だった。
腹が出ていた興梠は、まあこの人はオフが長い時はいつもこんな感じだから、本番にはしっかり仕上げてくるから心配なかろう。
◆2本目
浦和0―1町田
西川/荻原/岩波/デン/橋岡/阿部/長澤/マルティノス/関根/レオナルド/杉本
1本目のシュート0から一変して、修正されたのか序盤からシュートは撃ち出したものの、やはり動きが重いからタイミングが遅いからなのか、シュートは何れも弾かれる連続。まあ町田の人数を掛けた守備も褒めるべきだろうが。あと1本目も含めてシュート以前にパスが雑でカットされ過ぎ。あれ本番ならカウンター喰らいまくって大量失点しているところだろう。
そして相変わらずマルティノスが左で空回りしている割には何故か左ばかり使おうとする。もっと右から関根を活かしてほしかった。杉本は下がり過ぎる悪い癖が今回も。惜しいシュートは1本あったが。ちなみに杉本の髭面は微妙だ。イケメンだけに正面から見れば悪くはなかったが、横から見るとどうしても痩せた闘莉王に見えた。
セットプレーからの失点に泣いたが、これも中は人数が揃っているのに、肝心のフィニッシャーにはフリーで撃たせている。やはり守備は鬼門。
◆3本目
浦和0―0町田
福島/荻原→宇賀神/鈴木(大)/デン/岩武/柴戸/エヴェルトン/汰木/武田/伊藤/杉本
1本目と2本目がダメダメだっただけに、控え組が多くなった3本目の方が活きが良く見えてしまう。2本目から今回の3本目は新加入のデンがいよいよベールを脱いだ。先ず特筆すべきは出足が速い。これによりカバーリングはデンのおかげで助かった場面が少なくとも3度ほど。加入前のストロングポイントの評判通りではあった。
エヴェルトンはやはり上手くボールが収まる。マルティノスがあれだっただけに汰木も上手く見えた。安定さとドリブル突破の確実さを求めるならば、左SHは中断前の通り、やはりマルティノスより汰木をチョイスしてしまうだろう。
注目の武田は後に続く4本目も通してルーキーながら全てに於いてキッカーを任されるだけに、既に期待値は相当のもの。キーパーに弾かれたが惜しいフリーキックもあった。
◆4本目
浦和1―0町田
鈴木(彩)/宇賀神/鈴木(大)/マウリシオ/岩武/柴戸/エヴェルトン/汰木/武田/伊藤/武藤
ここで鈴木彩艶を頭から使ってきた。その容姿から言う訳ではないが、既に貫禄がある。スーパーセーブも1度見せた。これ末恐ろしいキーパーになる可能性がある超逸材だけに、やはり楽しみな存在。
繰り返すが1本目と2本目があれだっただけに、3本目以降の方が良く見えてしまっている部分はあるが、レッズ唯一のゴールが生まれたのがこの4本目であって、武田が左サイドで絡んでからの武藤の見事な左足ボレー。これで今夜の夕飯は寿司で決まりか?
守備面は相変わらず不安定な部分はあるが、周りが騒がしいマウリシオ大先生がデン同様にスピードでカバー出来ていたのと、繰り返すが彩艶のプレーは大きかった。
2本通して柴戸は目立たず、岩武と伊藤はもっとアピールしないと本番はやばい。 宇賀神は試合中にヘラヘラするのはいい加減にやめよう。
柏木や青木やファブリシオは出場せず。何れにしても中断期間が長かっただけに試合勘が戻っていない選手、まだまだ身体が出来上がっていない選手が多かったので、チームとしては評価はまだまだ出来ない。
トレーニングマッチだからと負けても良いという訳ではないし相手がJ2ではあるのは問題でもあるが、とは言っても事情が事情だけに、現時点では心配する以前の問題。
また2本目までは雨でビチャビチャだったのと、3本目以降では小雨になったのとで、多かれ少なかれコンディションの違いはあっただろうし。
何れにしても再開までにまだまだ時間がある。本当に身体とチームを作って行くのは、ここからここから。
で、
シュート0だったというのも問題だけど、やはりどの選手も動きが重くて縦に速い攻撃が出来なかった。元々カウンター狙いで後ろを固めている町田だけに窮屈感は否めなかったが、レオナルドも本来得意なフリーになれるような工夫ある動きが必要だった。長澤も目立たず空気だった。
腹が出ていた興梠は、まあこの人はオフが長い時はいつもこんな感じだから、本番にはしっかり仕上げてくるから心配なかろう。
◆2本目
浦和0―1町田
西川/荻原/岩波/デン/橋岡/阿部/長澤/マルティノス/関根/レオナルド/杉本
1本目のシュート0から一変して、修正されたのか序盤からシュートは撃ち出したものの、やはり動きが重いからタイミングが遅いからなのか、シュートは何れも弾かれる連続。まあ町田の人数を掛けた守備も褒めるべきだろうが。あと1本目も含めてシュート以前にパスが雑でカットされ過ぎ。あれ本番ならカウンター喰らいまくって大量失点しているところだろう。
そして相変わらずマルティノスが左で空回りしている割には何故か左ばかり使おうとする。もっと右から関根を活かしてほしかった。杉本は下がり過ぎる悪い癖が今回も。惜しいシュートは1本あったが。ちなみに杉本の髭面は微妙だ。イケメンだけに正面から見れば悪くはなかったが、横から見るとどうしても痩せた闘莉王に見えた。
セットプレーからの失点に泣いたが、これも中は人数が揃っているのに、肝心のフィニッシャーにはフリーで撃たせている。やはり守備は鬼門。
◆3本目
浦和0―0町田
福島/荻原→宇賀神/鈴木(大)/デン/岩武/柴戸/エヴェルトン/汰木/武田/伊藤/杉本
1本目と2本目がダメダメだっただけに、控え組が多くなった3本目の方が活きが良く見えてしまう。2本目から今回の3本目は新加入のデンがいよいよベールを脱いだ。先ず特筆すべきは出足が速い。これによりカバーリングはデンのおかげで助かった場面が少なくとも3度ほど。加入前のストロングポイントの評判通りではあった。
エヴェルトンはやはり上手くボールが収まる。マルティノスがあれだっただけに汰木も上手く見えた。安定さとドリブル突破の確実さを求めるならば、左SHは中断前の通り、やはりマルティノスより汰木をチョイスしてしまうだろう。
注目の武田は後に続く4本目も通してルーキーながら全てに於いてキッカーを任されるだけに、既に期待値は相当のもの。キーパーに弾かれたが惜しいフリーキックもあった。
◆4本目
浦和1―0町田
鈴木(彩)/宇賀神/鈴木(大)/マウリシオ/岩武/柴戸/エヴェルトン/汰木/武田/伊藤/武藤
ここで鈴木彩艶を頭から使ってきた。その容姿から言う訳ではないが、既に貫禄がある。スーパーセーブも1度見せた。これ末恐ろしいキーパーになる可能性がある超逸材だけに、やはり楽しみな存在。
繰り返すが1本目と2本目があれだっただけに、3本目以降の方が良く見えてしまっている部分はあるが、レッズ唯一のゴールが生まれたのがこの4本目であって、武田が左サイドで絡んでからの武藤の見事な左足ボレー。これで今夜の夕飯は寿司で決まりか?
守備面は相変わらず不安定な部分はあるが、周りが騒がしいマウリシオ大先生がデン同様にスピードでカバー出来ていたのと、繰り返すが彩艶のプレーは大きかった。
2本通して柴戸は目立たず、岩武と伊藤はもっとアピールしないと本番はやばい。 宇賀神は試合中にヘラヘラするのはいい加減にやめよう。
柏木や青木やファブリシオは出場せず。何れにしても中断期間が長かっただけに試合勘が戻っていない選手、まだまだ身体が出来上がっていない選手が多かったので、チームとしては評価はまだまだ出来ない。
トレーニングマッチだからと負けても良いという訳ではないし相手がJ2ではあるのは問題でもあるが、とは言っても事情が事情だけに、現時点では心配する以前の問題。
また2本目までは雨でビチャビチャだったのと、3本目以降では小雨になったのとで、多かれ少なかれコンディションの違いはあっただろうし。
何れにしても再開までにまだまだ時間がある。本当に身体とチームを作って行くのは、ここからここから。
で、
2020年 J1リーグ第1節
湘南ベルマーレ2-3浦和レッズ
~Shonan BMWスタジアム平塚
わー、リーグ開幕戦って勝てるものなんだ(笑)
いや冗談抜きに、そう思えてしまうほど、長らくリーグ開幕戦に勝てていなかった訳だから、その喜びを味わえたのは、果たして何シーズン振りの事になるのだろうか?久々過ぎて、本当に何シーズン振りなのか完全に忘れている自分がいる。
どんな勝利もホッとするものだが、やはりリーグ開幕戦に勝つって、他のチームより一歩先に頭が出たという意味で、精神的にホッとするものよ。まあ、リーグ開幕戦に勝って、そのシーズンにJ2に降格したパターンもあったけれど(縁起でもない事を言うな)。
1週間前のルヴァンが良かったから、そうメンバーを変えては来ないけど、それでも柴戸のところを青木とか予想したり、あと興梠は当然使って来ると思っていたし、まあ少しはいじくって来るだろうと予想をしていた割には、蓋を開けてみたら杉本から興梠に入れ換えただけだった。しかも1週間前に2ゴールを挙げた杉本をベンチにも入れないなんて、杉本が別メニューでなかったとしたら、組長も大胆な事をするものである。まあ2トップは興梠とレオナルドがベストだとは思うけれど、杉本も結果を出し続ける限りは、この基本的にFWはこの3人を軸に使い回して行くのだろう、当分は。
失点の話は後に置いておくとして、いやはや、やはりこうなるとエース興梠が決めるもんなんだねぇ。1週間前は完全温存され、更に言えばトレーニングマッチに於いても1点(だっけ)しか決めていない男が、実戦となると途端に力を発揮するのである。その前の汰木の仕掛けが効いたとはいえ、見事にボールを捉えた上に一旦はキーパーに弾かれ掻き出されかけたボールを再び被せるように叩き込んだ。興梠らしいゴールといえる。
こうなると黙っていないのがレオナルドだが、いやはやルヴァンに続いて今度はJ1リーグ初ゴールである。おめでとうレオナルド。山中のパンチの効いたクロスをドンピシャで捉えた痛そうな(笑)ヘッド炸裂である。アシストからフィニッシュまで、お見事であった。
このように、前半の内に逆転してしまうという、昨年、いや近年のレッズからは考えられない見事な展開になったのは良いが、実は失点の方も見事な展開である。
守備がヤバい山中の方は確かに狙われていたんだけど、実際に失点しとるのは橋岡の方からクロスを入れられているんだよな。橋岡単体より前の関根の守備がアレだから、実際右サイドはスカスカになる時が多い。橋岡だけだと守備が追い付かない。左サイドは始めから山中がヤバい事がわかっているから、汰木なり誰なりがすぐフォローに入るんだけど、右サイドはこれが無いんだよね。だからといって岩波がフォローに行くと釣り出される事になるから真ん中がスカスカになるし。ここ本気で修正しないとヤバい。
で、あのね、何かのドラマのシナリオじゃないんだからさ、またお得意の放出した選手にやられるパターンね。
先ずは石原よ、あんたレッズに居た時に、あんな豪快なヘッドなんて見せてくれなかったじゃないか!酷いぞ石原!
更に言うと、山田直輝よ、お前もレッズに居た時は、あんな打点の高いヘッドなんて決めるどころか、そんなプレーの素振りさえ見せてくれなかったじゃないか!酷いじゃないか直輝!
いやまあ酷いのは、放出した選手にお決まりのようにやられるレッズの悪い性質の方ではあるが。だいたい1失点目も2失点目も中央にDFは揃っているのに、特に2失点目なんて鈴木を中心に3人も直輝に対応しに行って頭2つくらい抜きん出た豪快なヘッドでやられているのだからたまらん。いやその前にクロスには本当に弱いのはレッズの前々からの、これも悪い性質ではあるんだけどね。
あとVARを喰らうという貴重な体験もしたのは良かった。もちろん良かったというのは貴重な体験という意味だけで、VARを喰らう自体は恐怖そのものである。
だいたいあんな少し経過したところで試合を止めてVARチェックに入るんだから、喰らった方は最初は試合が中断してハテナな上に、それがVARによるPK調査なのだから余計に生きた心地がしない。血の気が引いた。まあ実際に鈴木のハンドが発覚しちゃったから文句は言えないし、だからもう誤魔化しは通用しないという教訓と勉強にもなった事例になった。
で、PKを豪快に外してくれたのが、もっと良かった良かった良かった。VARでPKを喰らうだけでも嫌な事なのに、そのPKを外してくれたのだから、これほど安堵する事はない。まあPKストップが驚異的に下手な西川相手に、豪快に枠を外す方も外す方で御愁傷様なんだけど。そしてこの湘南のPK外しによる勝ち越し失敗で、試合の流れは確実にレッズに移ったのであった。
とは言っても、それでも四六時中湘南に攻められまくってはいたけど、レッズはレッズで耐えて耐えての少ないチャンスからの、マルティノスから来て、あそこはもう周囲の選手みんなが相手DFを引き付けるように踏ん張って踏ん張って、で、関根も踏ん張ってドリブって踏ん張ってドリブって、そんでコロコロって感じだった。関根のシュートが妙にゆ~くりネットに吸い込まれて行った感があったんだよね。不思議な感じがしたゴールだった。そんでもっての、あの時間帯での勝ち越しゴールなのだから、いや盛り上がったよね。
まあどんな形でも、やっぱり開幕戦に勝てたのは、精神的にも嬉しいものさ。
金Jふざけんな!な意見には変わりはないけれど、他のチームより1日早く勝利を得られたということ自体は、つまりこれから2日間は他のチームの試合を余裕のよっちゃんイカ綽々の高みの見物が出来るという、また格別の楽しい週末が待っているという事なのだ。そういう意味でも、今回の勝利は、本当にデカいものになった。
これで週末を気楽に過ごせる。ただ問題は、個人的には明日土曜日も週明けの月曜日も仕事ってところなんだけど。ふざけんなブラック会社!・・・まあ勝ったから今回は許すけど。
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J1リーグ第1節 湘南2-3浦和
得点/7分・石原(湘)、39分・興梠(浦)、42分・レオナルド(浦)、65分・山田(湘)、85分・関根(浦)
主審=佐藤隆治
観衆:13,071人
湘南ベルマーレ2-3浦和レッズ
~Shonan BMWスタジアム平塚
いや冗談抜きに、そう思えてしまうほど、長らくリーグ開幕戦に勝てていなかった訳だから、その喜びを味わえたのは、果たして何シーズン振りの事になるのだろうか?久々過ぎて、本当に何シーズン振りなのか完全に忘れている自分がいる。
どんな勝利もホッとするものだが、やはりリーグ開幕戦に勝つって、他のチームより一歩先に頭が出たという意味で、精神的にホッとするものよ。まあ、リーグ開幕戦に勝って、そのシーズンにJ2に降格したパターンもあったけれど(縁起でもない事を言うな)。
1週間前のルヴァンが良かったから、そうメンバーを変えては来ないけど、それでも柴戸のところを青木とか予想したり、あと興梠は当然使って来ると思っていたし、まあ少しはいじくって来るだろうと予想をしていた割には、蓋を開けてみたら杉本から興梠に入れ換えただけだった。しかも1週間前に2ゴールを挙げた杉本をベンチにも入れないなんて、杉本が別メニューでなかったとしたら、組長も大胆な事をするものである。まあ2トップは興梠とレオナルドがベストだとは思うけれど、杉本も結果を出し続ける限りは、この基本的にFWはこの3人を軸に使い回して行くのだろう、当分は。
失点の話は後に置いておくとして、いやはや、やはりこうなるとエース興梠が決めるもんなんだねぇ。1週間前は完全温存され、更に言えばトレーニングマッチに於いても1点(だっけ)しか決めていない男が、実戦となると途端に力を発揮するのである。その前の汰木の仕掛けが効いたとはいえ、見事にボールを捉えた上に一旦はキーパーに弾かれ掻き出されかけたボールを再び被せるように叩き込んだ。興梠らしいゴールといえる。
こうなると黙っていないのがレオナルドだが、いやはやルヴァンに続いて今度はJ1リーグ初ゴールである。おめでとうレオナルド。山中のパンチの効いたクロスをドンピシャで捉えた痛そうな(笑)ヘッド炸裂である。アシストからフィニッシュまで、お見事であった。
このように、前半の内に逆転してしまうという、昨年、いや近年のレッズからは考えられない見事な展開になったのは良いが、実は失点の方も見事な展開である。
守備がヤバい山中の方は確かに狙われていたんだけど、実際に失点しとるのは橋岡の方からクロスを入れられているんだよな。橋岡単体より前の関根の守備がアレだから、実際右サイドはスカスカになる時が多い。橋岡だけだと守備が追い付かない。左サイドは始めから山中がヤバい事がわかっているから、汰木なり誰なりがすぐフォローに入るんだけど、右サイドはこれが無いんだよね。だからといって岩波がフォローに行くと釣り出される事になるから真ん中がスカスカになるし。ここ本気で修正しないとヤバい。
先ずは石原よ、あんたレッズに居た時に、あんな豪快なヘッドなんて見せてくれなかったじゃないか!酷いぞ石原!
更に言うと、山田直輝よ、お前もレッズに居た時は、あんな打点の高いヘッドなんて決めるどころか、そんなプレーの素振りさえ見せてくれなかったじゃないか!酷いじゃないか直輝!
いやまあ酷いのは、放出した選手にお決まりのようにやられるレッズの悪い性質の方ではあるが。だいたい1失点目も2失点目も中央にDFは揃っているのに、特に2失点目なんて鈴木を中心に3人も直輝に対応しに行って頭2つくらい抜きん出た豪快なヘッドでやられているのだからたまらん。いやその前にクロスには本当に弱いのはレッズの前々からの、これも悪い性質ではあるんだけどね。
あとVARを喰らうという貴重な体験もしたのは良かった。もちろん良かったというのは貴重な体験という意味だけで、VARを喰らう自体は恐怖そのものである。
だいたいあんな少し経過したところで試合を止めてVARチェックに入るんだから、喰らった方は最初は試合が中断してハテナな上に、それがVARによるPK調査なのだから余計に生きた心地がしない。血の気が引いた。まあ実際に鈴木のハンドが発覚しちゃったから文句は言えないし、だからもう誤魔化しは通用しないという教訓と勉強にもなった事例になった。
で、PKを豪快に外してくれたのが、もっと良かった良かった良かった。VARでPKを喰らうだけでも嫌な事なのに、そのPKを外してくれたのだから、これほど安堵する事はない。まあPKストップが驚異的に下手な西川相手に、豪快に枠を外す方も外す方で御愁傷様なんだけど。そしてこの湘南のPK外しによる勝ち越し失敗で、試合の流れは確実にレッズに移ったのであった。
とは言っても、それでも四六時中湘南に攻められまくってはいたけど、レッズはレッズで耐えて耐えての少ないチャンスからの、マルティノスから来て、あそこはもう周囲の選手みんなが相手DFを引き付けるように踏ん張って踏ん張って、で、関根も踏ん張ってドリブって踏ん張ってドリブって、そんでコロコロって感じだった。関根のシュートが妙にゆ~くりネットに吸い込まれて行った感があったんだよね。不思議な感じがしたゴールだった。そんでもっての、あの時間帯での勝ち越しゴールなのだから、いや盛り上がったよね。
まあどんな形でも、やっぱり開幕戦に勝てたのは、精神的にも嬉しいものさ。
金Jふざけんな!な意見には変わりはないけれど、他のチームより1日早く勝利を得られたということ自体は、つまりこれから2日間は他のチームの試合を余裕のよっちゃんイカ綽々の高みの見物が出来るという、また格別の楽しい週末が待っているという事なのだ。そういう意味でも、今回の勝利は、本当にデカいものになった。
これで週末を気楽に過ごせる。ただ問題は、個人的には明日土曜日も週明けの月曜日も仕事ってところなんだけど。ふざけんなブラック会社!・・・まあ勝ったから今回は許すけど。
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J1リーグ第1節 湘南2-3浦和
得点/7分・石原(湘)、39分・興梠(浦)、42分・レオナルド(浦)、65分・山田(湘)、85分・関根(浦)
主審=佐藤隆治
観衆:13,071人
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