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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2020年 J1リーグ第21節
サガン鳥栖0-1浦和レッズ
~駅前不動産スタジアム

M野H郎今季2度目の登場
M野H郎「いや~、後半ロスタイム決勝ゴールって、本当に良いもんですね」


・・・このオヤジ、今季早くも2回目の登場である。


それはそれで良いのだが、ちょっとねぇ。中2日に加えてベンチ入りメンバーまで遣り繰りに苦労している鳥栖に対して、レッズはいくら長距離アウェーであり大の鬼門のスタジアムだとはいえ、中5日であり、柴戸が怪我らしいとはいえ、他はデンが出場停止(但しデンは元々調子が激下降線だったから、その部分を考慮に入れないといけない)だった以外は、そう戦力ダウンもせず、逆に準備期間も選手の疲労回復期間もタップリあった訳だから、その差からからしてやっとこさギリギリ勝てている点に付いては、やっぱり今の停滞しているチーム状況を物語っているのは事実なんだな。まあ、大の鬼門で完封勝利したという点はもちろん評価したいが。

完封勝利とか言っても、ここもかなりギリギリであり、鳥栖のシュートミスにかなり助けられていた部分はある。チアゴアウベスなんて逆にチームの足を引っ張るかのようでレッズの味方なんじゃないかという荒れっぷり。加えて鳥栖にはPKまで与えてしまった。その守備の不味さ。毎度の事ながらバイタルスカスカで幾度もエリアに侵入されては、PKを与えた場面にしても岩波が潰した形とはいえ、岩波1人がPK上等でやっと対応しているのだ。それ以前に修正しなければいけない部分が沢山ある訳よ。
PKが決まらなかったのはサッカーの神様に感謝するしかない。映像からして西川の指がボールに触れているか否かはわからない。単に林のシュートがポストだったのか、ここはかなり微妙だった。ただPKストップが大の苦手な西川の指に触れていたとしたら、もちろん西川のお手柄である。ボールが跳ね返った一瞬、西川の背中に当たってゴールインしやしないかとヒヤッとしたが。

攻撃もやっぱり単調。ビルドアップの形は少しずつではあるが継続は力なりで成果が出てきている部分はあるが、ここもチームとしてものになっているかと言われれば、まだまだ全然である。前半の決定的なのは関根の強引なシュートによるクロスバーくらい。
狙いであるショートカウンターも、あれだけパスの精度が悪い上にトラップも儘ならない以上は、もう一度パスやトラップから練習し直せと言いたいレベルである。
興梠もフリーマンになり下がって楔になるのは良いのだが、たまにボールロストギリギリの危ないパスを出しているから、これ危険な事は危険。個人的には前線に集中してもらいたい。特に柏木が出ている試合は柏木のパスに任せたい。その柏木は今回は珍しく(?)試合の流れに絡んでテンポ良く攻守に絡んでプレー出来ていたのは大変良かった。
ただ、結局のところ前節にしても今節にしても、起爆剤になっているマルティノスの存在が大きい訳で、やっぱり戦術マルティノスなのである。名古屋戦ほど前半から極端にハッスルせず、珍しく落ち着いてボールを扱えていた点が逆に奏功して、最後までガス欠を起こさずに戦えていた。本当にこれが奏功したからこそ、まだ僅かにスタミナが残っていた後半ロスタイムの杉本ポストに反応しての猛激走カウンターから、汰木へのラストパスへ繋がったのである。試合中、何時にも増して白い歯を見せてニコニコニコニコしているから、何か今日のマルティノスはライオンかサンスターか花王かアース製薬から歯磨き粉のCM依頼が来るのを期待しているんじゃないかと、そこまで余裕ぶっこいているんじゃないかと思っていたが、まさかそれが最後の最後の究極アシストに繋がるとは。しかも前節で転んでふっ飛んでも全くファールを貰えなかったからなのか、今回はあんまりコロンコロンしていないなぁと思っていたら、決勝ゴールの後になってコロンしたままボール抱えて放さないし。色々と良くやってくれるよ、この諸刃の剣は(笑)

それにしても汰木は、ようやくの移籍後初ゴールでありJ1初ゴールである。おめでとう。自他共に認めるシュートはド下手男でも、あれだけゴールマウスが目の前にあれば外さないだろうが、というより、相手DFを抱えながら全力で走り込んだプレーを誉めよう。ボールのみらず自らゴールネットに飛び込んでいた気持ち溢れるプレーを誉めよう。
今回ゴールした汰木に続いてゴールネットに飛び込み真っ先に飛び付き頭ナデナデしながら抱擁していたのが柏木だったが、何かその姿を見たら、移籍して来た時に、見習いたいと柏木主催の自主トレーニング組に参加した汰木の存在を思い出したよ。そんなかわいい後輩だから、柏木にとっても汰木のゴールは人一倍感慨深く嬉しいものだったに違いない。

さて、そんな良い話は話として置いておいて。現実的な話をすると、ようするに今の鳥栖だったから勝てたという印象は否めない。しかもギリギリで。あのPKを決められていたらと思うとゾッとするし、また引き続き内容が良かったから勝てた訳ではない。
4試合ぶりの得点と勝利。無失点に至っては12試合ぶりである。この数字の事実により、今回は単に勝って良かった、繰り返すが今の鳥栖相手だから勝てたと、そういう評価に留めたいと思う。せっかくの勝利の喜びに釘を指す野暮な話と思われるだろうが、これは本質から目を背けないで次の戦いの準備に入る為である。フッ、今日の自分は至極冷静なのだ。そう、何たって次の相手は、柏なのだから。ああ、一体オルンガをどうやって封じたら良いんだ・・・?

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J1リーグ第21節 鳥栖0-1浦和
得点/90+3分・汰木(浦)
主審=松尾 一
観衆:8,574人/上限8,800人限定試合
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2020年 J1リーグ第20節
浦和レッズ0-1名古屋グランパス
~埼玉スタジアム2002

201004ホーム名古屋戦 今回1列目だった。こんなとこ振り分けられるくらいだから、どんだけチケットが売れなかったかわかるってなもんだが、それに輪をかけて、ついに3連敗である。
しかも単なる3連敗ではなくて、ホーム3連敗である。しかも単なるホーム3連敗ではなくて、3試合連続無得点である。しかも単なるホーム3連敗3試合連続無得点ではなくて、川崎戦も含めたらホーム4連敗である。しかも単なるホーム4連敗ではなくて、ホームだけなら4試合連続無得点である。ある意味でストレート。ある意味で見事。これがどれ程まで許されるものなのか・・・。

これイレギュラーなシーズンじゃなかったら、良くない事ではあるが、絶対に暴動やらバス囲みやらが起きているレベルなんだけど、不幸中の幸いかチケットも売れず観客数の少なさが手伝って、まだスタジアム内だけの荒れ模様で済んでいるのだから奇跡である。一昔前なら先ずペットボトルも飛んでいたな。また選手と喧嘩状態になっていたかも。そして居残りも発生していた筈である。それに比べたら、まあおとなしいもんよ。
まあ試合する前から負ける事なんて考えないものの、世間の下馬評からしたら、今のチームが川崎やらF東京やら名古屋に負けたのは必然と見るだろうから、スタジアムの雰囲気もそうだったのは否めないのかもしれないが。ただ横浜FCにも負けたのは余計だったが・・・。

201004ホーム名古屋戦2 もはや戦術マルティノスである。最近ハッスルしちゃっているもんだから、ついにスタメンで使ってしまったマルティノスである。
数試合に1試合はビンゴな活躍をするマルティノスは、今回はビンゴもビンゴの大当たりで、試合開始から十数分はスーパーハッスルしまくりであり、個人技からスピード突破と、目を見張る大活躍であったのは事実だし、マルティノスが居なかったら、前半の善戦っぷりは、あそこまで爆発的なものではなかったかもしれない。
走る!転ぶ!ふっ飛ぶ!3拍子揃ったマルティノスは、相手のファールも誘発するものの、自爆もしまくり千代子で、こう普段からコロコロ転がっているものだから、審判もマルティノスだけはなかなかファールを取ってくれないのである。絶対に色眼鏡で見られていた。まああの荒木主審のジャッジ自体も基準が滅茶苦茶でちょっと変だったけど。槙野に「荒木さん!荒木さん!」と連呼されていた時は不覚にも笑ってしまったが。

それはともかく、そんなマルティノスの序盤突破から興梠反転シュート、あそこで決められなかったのは、ある意味でその後の試合を左右した。ぶっちゃけ前半に善戦していたとはいえ、前半の決定的な場面はこれだけだった訳だし。それに相手が何処でも今のレッズは開始十数分は勢い良く攻めるのは毎試合の事であり、そこはマルティノス云々ではなく今のチームの性質である。
そしてチャンスを作っているようで、実は今回も前半から相手に3度も際どいシュートを許しており、嫌な予兆から後半にお決まりのように失点する。マテウスの強烈な突破を許してはボールウォッチャーになり金崎をフリーにさせて押し込まれる、いつものパターンである。
マテウスのように同じ個人技頼みならマルティノスだって見せ場は作っていた。でも、そこが得点に繋がるか否かが、チームとして機能しているか否かという話にもなってしまう。

このように後半は失点シーンからして言わずもかな普段と同じパターンであったが、後半全体の展開そのものからして、守る相手にゴール前を抉じ開けられないまま終了という、普段と全く同じパターンであり、それこそ言わずもかなな内容であった。
久々に伊藤を投入したのが唯一の評価点かな。良い悪いではなくて、もう希望が無いんだから、どんどん出場機会に恵まれない選手や若手を使って行こう。武田と彩艶がU19代表から帰還したら、次はこの2人の番だ。
デンの1発レッドは仕方がない。個人的にはあそこはイエローで許してもらいたかったが、おかしなジャッジ連発していた「荒木さん!荒木さん!」ならレッド出すと思っていた。だいたいシャビエルってあんな足速かったっけ?尤もシャビエルは途中投入だったからスタミナ満載で、スタメンのデンはもう疲れていたところの全力疾走だったから、あそこはレッド上等でぶっ倒すしか術がなかった。そして皮肉にも数的不利になってから最後にチャンスを作っているのだから、まったくおかしなチームである。

キーマカレー&焼肉カレー 駄目な試合と大連敗の後には、せめてカレーフェアのキーマカレーと焼肉カレーで眼の保養をしましょう。

って、カレー喰っとる場合かっ!って非常事態なんだが。こんなフェアやっても、カレー喰っても連敗は止まらず、そして観客数9千人をようやく越えただけ。せっかく上限が1万8千人に緩和されたのに、この始末は何よ。
確かにコロナの影響はあるにしろ、ぼぼチームが勝てないから、ホームで勝てないからに他ならない訳さ。自分みたいに成績に関係なく、対戦相手に関係なく、行ける試合は毎試合行くサポーターばかりではないのだ。この現実を選手や監督やフロントは、何処まで危機感を感じているのかな。

行き詰まっているかもしれない組長。だからどうにかする手立てはあるのか不明なフロント。3年計画というものが独り歩きしてしまっている今、現場とフロントはしっかりコミュニケーションを取っているのかね?どうもそうは思えないんだが。
自分は監督を今すぐどうこうしろとは言いたくないから、今は流れに任せるしかないのだが・・・。

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J1リーグ第20節 浦和0-1名古屋
得点/54分・金崎(名)
主審=荒木友輔
観衆:9,357人/上限18,000人限定試合
2020年 J1リーグ第29節
浦和レッズ0-1FC東京
~埼玉スタジアム2002

200930ホームF東京戦 最後は当然のように大荒れである。以前もそうだったけど、前から5列目のような時に限って、こう荒れるんだから実に困る。

前にも書いたけど、スタンドの人数が限定される分、野次る人も限定されるから、その声が大きくハッキリ聞こえて、かつ選手に痛烈な野次がグッサグサ突き刺さる突き刺さる。悲惨である。
いやもう野次というより、もはや半分罵倒大会になっていた気もするが。「こっち来んな!」とか言われてるし。「来んな」とか言う割に、矛先が柏木に絞られると、止せばいいのに柏木も振り向いちゃって動き止めて野次ってる人の方を睨め付けちゃうもんだから、これで火に油を注ぐ形になり、今度は「なんだよ柏木、こっち来いよ!」とか言われちゃう始末。さっき「こっち来んな」って言っていたやん・・・。
そんな柏木を誰一人宥めようともせず、無視してさっさと引き上げて行くチームメイトの冷たさよ。まあ唯一安心したのは、この挨拶時に西川がニコニコしていなかった事かな。以前は負けたのに平気で笑顔見せていた時が何度もあったからなぁ。

ってか、やはり西川は不動のスタメンなのね。あれだけミスを繰り返しても、今回もキーパーのスタメンは福島でも彩艶でもなく、引き続き西川であった。これではチームは何処まで行っても緊張感が得られず、引き締まらないよなぁ。
え?西川は今回は好セーブを見せたじゃんって?いやもはやそういう事を言っている次元の話ではないんだよな。だいたい前半終了間際にエリア飛び出したプレーで、中途半端なヘッドからボールロストし欠けてあわや失点ってシーンもあったし。こういうの本当に多いね。もちろん全てが西川のせいではないんだけどさ。

例えば最近はデンが著しく下降線で、今回も本当に守備が軽いというか集中力を欠いていたというか、それで3度のピンチを招いては失点に大きく絡んでしまった。デンは最近どうしたのかな。マウリシオ大先生が移籍してポジション争いのライバルが減って安心したのか、また悪い意味でJリーグやレッズの環境に馴れてしまってプレーに甘さが出てしまっているのか。何となく右サイドバックをやらせた辺りから調子が狂っているような。前節後半頭からセンターバックに戻したとはいえ、ますます調子が悪いのである。何なんだろう?

まあ原因の根本は、結局のところ、やっているサッカーが悪いからって事にはなってしまうのだが、そこはもうチームを作っている監督をどうするか、または監督がどうするかって話になるから・・・。
しかしやはり今回もスタメンを見てしまうとね。30歳越えが6人ってのは、そりゃ結果が出ていてそうならば文句は言わないんだけど、最近は結果が出ていない中でのこれだから不満が出る訳さ。
そして実際のところ今回も結果が出なかった訳で。同じベテランを並べるにしても、せめて横浜FCみたいにカズと中村俊輔と松井をスタメンにしても川崎から2ゴール奪えるようなチームならば文句も不満も最低限で済んでいるが、今のレッズはゴールは奪えないわ守れないわミスはするわの3拍子揃っているのだから困るのである。

それでも個人的には、東京相手に一応だが良く接戦を演じたとも思うが。下位には勝てても上位には大量失点で負けるチームが、3位相手に接戦だったのだから。まあ東京は厄介なディエゴオリヴェイラが出場停止なのは大分助けられたが。アダイウトンをベンチに温存したまま終わられてしまったのは舐められた感がしたが。まあレッズはレッズで最近絶好調の関根が出場停止だったのはかなり響いたけれど。だからここは、おあいこで。
それはともかく、そんなに東京を自由にさせていた訳でもなかったし、だからこそ不味い守備の乱れさえなければ、あの失点も避けられていたのかもしれない。また開始20分くらいまでは、勝手知ったるベテラン揃いの本能的な連携力が発揮されたのか、意外に試合を優位に進めていた訳で。でもそれも長くは続かず、給水タイム終わってから徐々におかしくなって行ったけど。
ただ、20分だけ調子が良かったとしても、試合全体を通した上で勝利に結び付かなければ、結局のところあまり意味は無いのも事実ではあるが。また東京相手に絞るだけなら、去年まで猛烈な御得意様だったのに、今年はアウェーで負け、そしてホームでも負けるという失態なのである。今回の結果は順位差を考慮すれば妥当なものでもあるが、レッズと東京の歴史を見た場合、単なる敗戦にはならないのである。

さてレッズ自身の問題。今のチーム状態の不味さは当然の事ながら不味いのだが、ホーム3連戦で2試合ほとんど良いところが無く何れも完封負けしとる上に、次のホームの相手も相当の覚悟を決めて臨まないといけないという、どこをどうしても雁字搦めではあるのだが・・・。

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J1リーグ第29節 浦和0-1F東京
得点/37分・永井(F東)
主審=福島孝一郎
観衆:5,623人/上限7,000人限定試合
2020年 J1リーグ第19節
浦和レッズ0-2横浜FC
~埼玉スタジアム2002

200926ホーム横浜C戦おいー、せっかくアウェーで清水に勝ってホームに帰って来て、さあホームに3連戦の初戦だって試合で、またこういう事をやらかすんだからなぁ。どうしたもんだろうか。
前回アウェーで対戦した時の横浜FCは調子が下がり気味だったが、今回は上がり調子な上に前節は後期高齢者3人先発させて川崎から2得点奪っているから、下位とはいえ決して油断ならぬ相手であったのは間違いないのだが、そんな事はわかりきっていてホームに迎えた訳で、それでこんな内容で負ける、しかも完封負けをするなんて、まあ・・・レッズらしいんだけど、最近はそりゃ上位には勝てないまでも、下位には取り零しをしないで来ていたから、少しは性質が変わってきたのかなと思っていた矢先のこれである。ちょっとでも、そういう事を思ってしまうと、また期待を裏切りダメダメな内容でコロッと負けるのだから、やはり何処まで行ってもレッズはレッズなんだなぁと。あとレッズらしいといえば、レッズユース出身の松尾に2発も喰らっているのもさ。こうして派手に恩返しされるのも、やはりレッズらしいのである。

200926ホーム横浜C戦2 そもそも、この人の最初のおかしなミス失点で調子が狂ったし。またやってるよーと、もう見慣れ過ぎてしまって怒りも沸かなくなってきた感がある。こうなると末期症状だな。
なあ西川よ。柏戦でやらかし、セレッソ戦でやらかし、また今回もプレゼントクリアでやらかし。今季リーグ戦19試合で失点に直結するミスが少なくとも3回って、これ確率的にどうなの?失点に直結しなかったもののヤバいミスを入れたら更に結構なミス数だよね?あのさ、他のチームの正キーパーを全員毎試合見ている訳ではないから下手な事は言えないが、それにしても西川だけミス多くね?他の正キーパーでこんなにミスする選手いる?単に隣の芝は青く見えるだけ?
いや今季に限らず西川はたまに失点に直結するミスは少なくないキーパーだったが、それは自爆ミスを誘発するのが当たり前なミシャサッカーだからという免罪符があったからこそ許されていた訳で、あれから監督が何人も変わってサッカーも変わっていて失点直結ミスが無くならない、いや寧ろ増えている感もあるのだから困る。
そりゃあ西川にはミスを補って余りあるスーパーセーブで何百回も救われて来たし、前節だって西川の2度の好セーブがなければ負けていた。でもスーパーセーブするからミスが何度も許されるってのは、また違うと思うんだけどね。しかも後輩のお手本にならなければいけない大ベテランのキャプテンがこれでは、福島や石井や彩艶はどう思うだろうか?
ほら、仏の顔も三度までって言うからさ、仏のミスも三度までって事で、もうそろそろ、良いんじゃない?

ついでに一緒に写真に写っちゃったから言わせてもらうと、西川の後ろ歩いている人ね。
いや頑張っているし、必死にボール捌いているのはわかるんだけど、もう運動量も判断力も、如何せん試合の流れに付いて行けていない。足の遅いのは昔からだから仕方がないが、その何というか、周りのフレッシュな選手に置いてきぼりを喰らう場面が多々あり、もうプレーに勢いも可能性も感じられなくなってきているんだよね。
繰り返すけど本当に頑張って必死にボールを捌いて動き回っているんだけど。昔は穴だった守備面でも今季は奮闘してくれているし。献身さは増している。でも・・・。力が衰えたとストレートに言うのは悲しいが、しかし現実的に見るとねぇ・・・。
だから無理にでも武田を使え!とは言わないけど、いや本当は言いたいけど、自分こう考えるの。柏木という素晴らしいお手本がプレーしている内に、武田をそこに絡ませてあげたいんだよね。これで柏木が本当に輝きを失ってから、さあ武田よ出番だ、なんて虫の良い話はないんだよ。

だから、今なんだよ、今。
彩艶も武田も、お手本となる西川や柏木がまだ輝きを完全に失っていない内に、トップで実のある経験を積ませないと。今しか出来ない事が、今訪れている筈なんだけどね。 
それで控えに回された西川や柏木が、何糞!と思って奮起してくれたら尚更良いし。逆にそれで腐ったらそれまでの選手なんだし。
若手を多用して勝てなくなったら?今季に限ってはそれでも我慢するよ。降格が無いんだから。成績を気にして結局は来季に繋がらないシーズンになるより、よっぽど良い。寧ろ来季に成績悪くて慌てて若手を育てようとしても遅いのだから。それこそ降格しちゃうよ。え?ACL?今はもうそんなの二の次よ。

にしても不味い事になったな。ホーム3連戦の初っ端で一番勝ち点3を稼ぎやすいと思われた相手に良いとこ無く完封負け。これで次はF東京だろ、その次は名古屋だろ・・・うーん・・・。

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J1リーグ第19節 浦和0-2横浜C
得点/16分・松尾(横C)、35分・松尾(横C)
主審=高山啓義
観衆:6,401人/上限7,000人限定試合
2020年 J1リーグ第18節
清水エスパルス1-2浦和レッズ
~IAIスタジアム日本平

ついに山中の移籍後初ゴールが飛び出した。ようやくレッズでも悪魔の左足がゴールネットを揺らしてくれた。これまでの試合でも何発ものキャノン砲を撃ち込んでは惜しくも外すは、枠に行ってもキーパーに弾かれるのとか、入ったと思ったら橋岡とかいう橋岡の頭に当たってるわ、そういうのばかりだったが、しかし今回は、ついに・・・!!

なんて喜んでいたのは良いんだけど、前半のシュートって確かこの山中の1本だけだったような。そうか、シュート1本で1点か。前半シュート成功率10割か。つまり100パーセントか。完璧じゃんか。すげぇ!(何か違う)

えーと、まあ、決めるべき時に決めるってのはこれで良いんだけど、下位をさ迷い失点も多い清水相手に前半シュート1本ってのは・・・と思ったんだけど、考えたら相手が清水だろうが何処だろうが、どの試合も前半いつもシュートはこんな感じであり、今に始まった事じゃないから、ここを今さら無理に語るのはやめよう。意味ないから。

それよかシュートで言えば、後半に汰木も武富もせっかくゴールを決めるべき超決定機があったのに、あれを決められないのは問題かも。まあ汰木はそれ以前に、前半ベンチからの檄が全く耳に入っていなくて、ポジショニング修正が成されなかったのが遥かに問題だったが。
で、武富な。あの余裕があって正面のキーパーにキャッチされとるんだから、どうなんだろう。武富って最初にレッズに移籍する前はシュート成功率がひじょうに高い選手だったのだが。今日誕生日だからバースデーゴールになるかと少し緊張したか?武富は動きは悪くなかったんだけどね。ただあれを決めるか決められないかで評価は結構変わるんだよね。

それを考えると興梠は別次元ではあるのだが、また清水から嫌がらせのようにゴールを奪ってしまうキラーっぷりである。
狙い通りの綺麗なカウンターだった。長澤の鋭いパスと、オフサイドギリギリのレオナルドの絶妙な抜け出しからのゴール前の鬼キープから、最後は走り込んで来たドフリー興梠だもん。たまにはこういうカウンターのお手本みたいな攻撃も出来るんだなぁと、そう思うのであった。

あとは繰り返すけど、あそこで汰木か武富が決めていれば、試合を楽に終わらせる事が出来たんだけどね。それ叶わず清水に押し込まれ続けては後半ロスタイム6分の突入直後1点返されて、残り5分は心臓の悪いロスタイムを過ごす事になるのだから、このチームって勝つ時は本当に1点差が好きなんだなと。最近わざとこれやってエンタメ性を高めているんじゃないかと疑わしくなってきたよ。まあんな訳ないけど。

真面目な話、もちろん勝てる相手だとは確信していたし勝たなければいけない相手だったとはいえ、その今の清水相手でも際どい試合内容でやっと勝っているのだから、前節の川崎相手ではやはり妥当な試合していたんだと思うし、また前節が川崎だったから、清水がそんなに強く見えなかったとかはあるかな?
いや実際は清水もそう簡単な相手ではなかったけれど。だいたいこのご時世にスタメンから外国人5人を並べて来た時点で正直ビビったし、選手の動かせ方だけ見たら清水の方が遥かに上だったし。ただ中央はダブルボランチの守備が目覚ましく長澤が肉弾戦で奮闘したり、柴戸が鬼のように動いて蓋をしていたが、かわりに橋岡のエリアばかり狙って来ていて、山中の方は今回はあまり狙われていなかったのが敵ながら疑問だったが。清水の監督、そこんとこあまり研究していなかったのかな?まあ最後の失点で清水のティーラシンに付いていたのは山中だったけど。

というか接触プレーで頭を激しく打って頭部グルグル巻きの橋岡をやはり交代させない組長、やっぱり橋岡に対しては見事な仁義なきドSっぷり健在である。清水もそこの橋岡エリアを更に揺さぶって来ていたし、そもそも今回はさすがに頭やっているから、絶対に宇賀神に代えると思っていたんだけど、最後も長澤に代えてエヴェルトンで交代枠終了だもんな。やっているサッカーはどの相手にもサンドバッグになるドMっぷりを続けながら、橋岡には相変わらずのドSっぷりを続ける組長。大丈夫かよ、組長の橋岡に対する扱い方・・・。

余談。
日本平の上限観客数、せっかく6千人に増えたのに、半分の3千人しか入らなかったのね。まあ今回に限らずいつもそうなのかは知らんが。いくら平日ナイターだし台風が接近しているとはいえ、何か勿体ないというか。
調べたらチケット代をゴール裏で4千円に設定していたみたいで。だからか?だとしたら本末転倒だ。そりゃコロナ中断明けの時はレッズもそうだったけど、まだゴール裏で4千円設定しているとは、エグいな清水。

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J1リーグ第18節 清水1-2浦和
得点/21分・山中(浦)、59分・興梠(浦)、90+1分・ティーラシン(清)
主審=木村博之
観衆:3,095人/上限6,000人限定試合
2020年 J1リーグ第17節
浦和レッズ0-3川崎フロンターレ
~埼玉スタジアム2002

200920ホーム川崎戦 よく3失点で済んだのか、それともよく3点も取られたのか、そこんとこはもはやどうでも良いのだが、それにしても世間の下馬評通りのボロ負けである。
レッズが弱いのか川崎が強いのか、いやどちらも正解かもしれないが、こういうのは理屈じゃなくて、数字通りに素直に受け入れるしかない試合である。つまり、まあ、そういう事だという事で。

・・・これでは話が終わってしまうがな。

ドン引きした訳でもなく、だからといって玉砕覚悟でアホみたいに攻めた訳でもなく、意外にバランス良く展開できていた感じもあったのだが、そういう中途半端さが一番良くないという話にもなる場合もあるし、個人的には割り切って攻めるなら攻める、守るなら守るような、至極ハッキリした戦い方をしてもらいたかった面もあるが。川崎みたいは相手には。

前半だけ見ると、1失点は喰らったものの、後半に希望が持てる内容かとも思ったが、考えてみるとシュートの見せ場は序盤に山中のが派手にキーパーに弾かれて防がれたのと、レオナルドが派手に外したやつくらいで、これ相手が川崎だから前半は1失点で済んだ事で、逆にレッズが良く見えてしまっただけだったのかもしれない。ある意味で前半に幻を追いかけていただけとか?そういう事ってたまにあるでしょ?相手との力の差から内容は悪いのに、そんなにやられていないから、自分の方が「これ意外といけるんじゃない?」的な勘違いしちゃうやつ。まあ今回の前半がそれだったかはわからないが。
ただ間違いなく言える事は、前半の守備は頑張っていた。個人では頑張っていた。守備面は戦えていた。ギリギリの守備でも頑張っていた。だから前半が良かった、という話にはならないとは思うが。

後半も破綻した訳ではないとは思うけど。攻め込まれる展開は、何も相手が川崎だからではなくて、どの相手にも結局は攻め込まれている試合ばかりなのだから。
要所で決めてくるのは川崎だが、まあ小林を誰も見ていないでお決まりのようにやられるのは、小林の動きの巧さと、レッズの前掛かりになっているところからのボールウォッチャー守備の両方が重なった訳だが。

出足の速さが全然違った。川崎の出足の速さと、レッズの判断の遅い動きは雲泥の差で、まるで大人と子供だった。川崎の何が強いって、攻撃だ得点力だの言う前に、単純に選手個人の出足の速さからして、まるで違うんだもん。基本的にここが違うと、後はまるで違うチームになると思うんだよね。川崎の強さの根本、ここだよね。
じゃあその根本をどうやって鍛えているの?っていう話にもなるんだが、そこはプロのやる事だから知らん!でも根本は大事。基本は大切。土台が欠けていたら話にならない。川崎は土台がしっかりしている。レッズは土台をどうやって作るか未だに模索中の「クラブ」。違いは明白なんだけどさ。

根本的な部分で開きがあるから、今回はレッズの選手云々を言うのは避けるけどね。
それでも例えば柏木は守備で奮闘はしても意外性という名のいい加減なパスを何処に出しているんだ?とか、マルティノスは前回に結果を出した時は(悪い意味で)調子に乗るから連続して使ったらいかん!とか、岩波が2試合連続で精細を欠いているから、デンのサイドバックは役不足で勿体ないんじゃないの?とか、使われている内に明確な結果を出す必要がある岩武は、あそこで外すようなら明日は無いぞ!とか、だから西川は負けた試合で最後の挨拶時に笑顔を見せるな!とか・・・いかん、文句を言い始めると止まらなくなるからストップ。柴戸みたいに頑張って確実に成長を続けている選手も居るし。そういうところを見ないとイカンな、自分。

まあしかしね、そういう事を引っ括めて、試合する前から負けを考えるほど馬鹿な事はない訳で、試合前はそれでも奇跡でも、あわよくばでも、何でもかんでも良いから、もしかしたら勝てるんじゃね?的な事を思ったりして。蓋を開けてみたら世間の下馬評通りだったけれど。
これが現実であり、端から見たら妥当な内容と結果なんだろうね。川崎からしたら5点取る予定が3点しか取れなかったとか思っているだろうけど。

ま、そういう事を引っ括めた上で、まあ今回は、今の川崎相手では、こんなもんでしょ、って事で。(そう思わなきゃやってられん)

最後に負けた腹いせに、佐藤主審に文句を言いわせてもらおう。柴戸に出したイエローだけど、ゴールから遠い位置で引っ掻けてイエローとか、あんな早い時間帯にイエローかどうか微妙なイエローを出されると、その後の試合展開をつまらなくするんだよね。今回は、じゃあ何故にそのプレーにはイエロー出ないの?とかあって一貫性が無いジャッジしていたし。どっち贔屓とかは無かったが、試合をコントロールする上では良くない判断と判定が多かったと思うね。
柴戸自身は主審に繰り返し注意換気されながら、後半にイエロー2枚目喰らっても不思議ではないファールを2回もやっていたが。柴戸って知的な風貌して大人しそうな雰囲気を醸し出しておきながら、後先考えない思い切ったプレーを結構やるよね。意外と肝が据わっているのね・・・。

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J1リーグ第17節 浦和0-3川崎
得点/37分・山根(川)、50分・小林(川)、90+2分・ダミアン(川)
主審=佐藤隆治
観衆:6,357人/上限7,000人限定試合
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第19節 浦和2-1横浜C 得点/43分・ルキアン(横C)、53分・グスタフソン(浦)、83分・グスタフソン(浦) ・・・次の試合/クラブワールドカップ・グループステージ第1戦 リーベル-浦和(ルーメン・フィールド=日本時間6月18日4:00キックオフ)


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うえ
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男性
自己紹介:
埼玉県富士見市在住

レッズと酒に生きる。
スタジアムではゴール裏住人であります。
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