浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…

見出しは「ありがとう!ブッフバルト」(11月号)、「総力特集 ギド・ブッフバルト」(12月号)。そう、ギドがレッズを退団した直後で、そのギドの特集が組まれている。
この中で12月号の方に、フットボール・アナリスト田村修一氏がギドにインタビューしている記事があるのだが、そこにギドの興味深い言葉の数々が並んでいる。
「全体練習が終わると。筋力トレーニングなどの個人練習に入ります。それを見ていると、本当に役に立っているのだろうかと疑問を感じることがあります。短い時間でも集中してやれば効果があるわけですが、たとえば、ときどきサテライトの選手がグラウンドを何キロも走っているんです。長い時間かけたから今日は良かったと勘違いしているかもしれません。そういう部分変えてかないといけない」
「(レッズには)トライアングル作り、ボールを持った選手がパスを出せるコースを一つでも二つでも多く作るといったサポートの動きがまだできていません。そういった点をチームはこれから学んでいかなければいけないと思います。」
「(レッズが優勝出来なかった理由として)中でも一番の大きな理由は、基本となるスタイルを上手く作れなかったことではないでしょうか。~中略~選手の適性に合わせた基本的な形を作ることができず、勝ち点を計算できる相手との試合で不必要な負けを喫してしまいました。」
「監督がもっと選手と話し合い、もう少し選手を理解すべきだったと思います。とくに新しく来た監督の場合はそうしなければいけない。選手はそれぞれタイプが違うわけですから。」
「自分はいい選手なんだと自信を持って、次は必ずミスを取り戻そうという強い気持ちと、勇気を持つことが必要なんです。~中略~いかに選手たちに自信をつけさせるか、メンタル的な部分を強くするかというのは、本当に大事だと思います。~中略~周りからのプレッシャーによって内側にこもってしまうのではなく、その圧力を受け止めてポジティブな方向にもっていくことが大事だと思うんです。」
「選手個々の能力は違うわけですから、それぞれの性格に合った指導が必要です。その際、心理的な部分をいかに利用するかが重要で、監督の能力が問われます。ドイツでは監督になるためには心理学も勉強しなければいけません。~中略~何が欠けているのかをつきとめて、それを改善するために励むこと。そして監督のサポートも必要で。選手の心理面を考えて、自信、勇気を与えることも必要だと思います。」
そしてギドは監督としてレッズに戻って来たわけだが、彼の監督としての原点はすべてこの言葉に収訳されている。それは、レッズの成績を見れば一目瞭然だろう。
それにしても、今から思うとREDWINはレッズのみを対象としている割には中身の濃い雑誌だった。かなり後に発行されたレッズ系(こちらも既に廃刊)とは比べ物にならない位に内容が豊富だった。もう一度、復刊してくれないかなぁ。

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