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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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2023年  FIFAクラブワールドカップ準決勝
浦和レッズ[アジア代表]0―3マンチェスター・シティFC[ヨーロッパ代表]
〜キング・アブドゥッラー・スポーツシティ・スタジアム

231219フィッシュ&チップス イギリスの喰い物と言えば、ローストビーフは高いし、スコッチエッグなんざ作るの面倒臭いし、ウナギゼリーもウナギが高いしそもそも作るの無理だし、チキンティッカマサラじゃ半分インドになっちまうし、サンドウィッチやパイやスコーンでは酒のアテにならんし、そうなると、どうしてもフィッシュ&チップスになっちまう。
これワールドカップの時もやったから、今回は避けたかったんだけど、結局気軽に安くやれるとなると、やっぱりフィッシュ&チップスになっちまうのである。
しっかし自分の盛り付けの仕方と撮影の仕方がいい加減なせいか、本当に美味そうに見えないな。寧ろ我ながら実に不味く見える。これじゃ単なる白身魚のフライとフライドポテトとタルタルソースを単に皿に乗せただけじゃないか。・・・まあ実際そういう料理なんだけど。実際全く美味くねーし。
知り合いが旅行でイギリスに行った時、本場のフィッシュ&チップス喰ったら、僅か1分で喰う気失せたとか言ってるし(どんな店に入ったんだよ)。
イギリスの国民食が、こんな味気の無くて明らかに身体に良くない料理なんだから、本当に泣けてくるぜ!自分はイギリスに産まれないで、本当に良かったと思うよ。ハ〜ッハッハッハ〜!!
と、こうして先ずは試合前に、イギリスを思いっきりディスってやるのであった。

なんて事をやっている場合ではなかった。
でもおかしいな、シティはプレミアでリーグ戦を戦ってから中2日でのサウジ入り。そのリーグでクリスタルパレスに終了間際で追い付かれた精神的ショックを抱えつつ、しかも気温も気候も違うサウジに、繰り返すが中2日の強行日程。
これ日程だけならレッズが札幌からハノイに移る酷い日程にそっくりだが、しかしシティは戦力の厚みからして、これ位がレッズにとって良いハンデ。どうせシティは強行日程に決勝も見据えて、メンバーを落として来るだろうし。こりゃあチャーンス!

・・・なんて思っていて蓋を開けたら、シティのスタメン、それなりにベストに近いじゃないか。こ、これは、話が違うぜ・・・!
いやまあ、それだけこちらをリスペクトしてくれたのか、そもそも戦う方としても、本気のメンバーと対戦してこそ、試合の価値が有るってなもんだけど。それにしたって、いきなりマジかよって話ではあった。

デカいから空中戦ほぼ無理だし、ガタイあるから身体当てられるとすぐふっ飛ばされるし、出足が速いしすぐ長い足が伸びて来るから一瞬で追い付かれるし、本家元祖のグアルディオラのサッカーだからボールは全く奪えないで支配されまくるし・・・。
序盤からいきなり次元が違い過ぎて、そりゃアンタ端からわかっていた事なんだけど、それでも現実を見せ付けられるにあたり、またも使えんFIFA+以上に、自分の頭の中がクルクル状態になった。

ただこれも想定内ではあったから、すぐ気を取り直して、いくら相手に鬼のようにポゼッションされようが、ボールなんざ殆ど触れられないレベルの防戦一方になっていても、逆にそれでもゴール前で執拗に守る守るで、それこそカテナチオのように蓋をしては、耐えて跳ね返している奮闘ぶりを見て、ある意味で計算通りじゃね?とも思ってみたり・・・。
オウンゴールするまでは本当に計算通りだったのかもしれないが、不味いボールの失い方してアッサリ岩尾が剥がされて、マリウスを狙ったような鋭いクロスで綺麗に自爆させられてしまった。
まあしかし、前半1失点は意外で、やられるのならばもっと失点していても不思議ではなかったから、前半の失点は最小限かつ上出来だったのかもしれない。
グーリッシュとマッチアップしとるのが関根って構図も、何か違うんじゃないか?と感じてしまう程に変というか凄かったが、最初は関根のところを執拗に狙って来ていたのに、その右は何とかかんとかギリギリのところで守れていたのに、最初の失点は左からってのが皮肉だったな。
ってか2失点目で中央をパスで突かれて抜けられた時も、最後にコヴァチッチを追い掛けていたのが関根という、これでは関根の役割は一体何だったんだ?という位に、もはや守るのに精一杯であったのだから仕方がない。
途中から投入された荻原が、意外にもベルナルドシウバだか誰だかを、逆にふっ飛ばしていたのには笑ってしまったが。荻原は今年のACL決勝でカリージョにふっ飛ばされていたから、相手は違えど、強敵相手に逆襲気味にガツガツ行っていたのかもしれない。

西川の冷静なハイボール処理や必死のセーブ連発もあったが、3失点とはいえ、とにかく良く守ったとは思う。ピンボールみたいなボール大暴れの3失点目も、最後はマリウスに当たってボールの行方が変わった不運なものだったし(そこを決めて来るのが相手の強さだけれど)。

エデルソンを引き出して一瞬ゴールマウスがら空きとか、中島の抜け出しも一歩パスが合わず届かずと、2度のビッグチャンスはあったんだけど、これを決めていれば、というのを通してくれないのが、明らかな相手との差であった。
ショルツの持ち上がりからチャンスになりかけたシーンは、さすがショルツのプレーはマンC相手にも通用する、と誇らしい気持ちになった。実際多くの選手がマンC相手に力の差が明確だった中で、フィールドプレーヤーではショルツと、あと中島が少し世界で戦って来た片鱗を見せていた感じ。

3失点は仕方がないし、敗戦は仕方がない。ただ一矢を報いたかったというか、どんな形でも良いから、せめて1点は奪って、アジア代表の意地を見せたかったな。そこは大きな悔いが残る。

こうしてレッズがクラブワールドカップでヨーロッパ代表と公式戦を交えるのは、07年ACミラン戦から2度目。つまり実に16年ぶりであった。
本来ならば2017年にこのクラブワールドカップで初戦で勝利すれば、レアル・マドリードとの対戦が実現する筈だったのが、まさかの初戦敗北により5位決定戦に回された屈辱。クラブワールドカップは初戦に勝つか敗けるかで、如何に天国と地獄を味わうかを経験したレッズは、今大会で初戦に勝利して前参加大会での屈辱を払拭しつつ、ついにヨーロッパ王者との「再戦」まで登り詰めた。あれからここまで、本当に長い道程であった。

しかし、その今回も、準決勝の壁を崩せずに終わった。敗戦そのものは、無念とは言わないが、見事なやられっぷりから逆に清々しさも感じた、なんて格好つける余裕も無く、やはりこの敗戦は素直に悔しく、世界との力の差はそのままであった。
もちろん参加する事に意義があると言えるし、日本のクラブチームで実力で3回もクラブワールドカップに出場しているのは、他でもないレッズだけであり、そこで今回はしっかり北中米カリブ王者を破って、シティとの対戦の切符を掴んだのであったから、そこは間違いなく誇りに思って良い筈である。

ただこの大会、現在のレギュレーションで参加するのは今回が最後であり、次にレッズの参加が決定している25年大会から、参加チームが増えてレギュレーションがガラリと変わるから、可能性を考えたら、決勝へ行けるチャンスは今回であったと言える。3回参加したこのレギュレーションでのクラブワールドカップで、一度も準決勝の壁を破れなかった事実は、やはり無念である。

シティでディレクターを務めるチキの眼に、現在のレッズの姿は、果たしてどう映ったであろう?実力の差は明白であったとしても、かつて自分が現役最後に所属したチームを、今回の戦いで、世界を相手に良くやったと、誉めてくれるかな?そうであったら嬉しいな。

でもレッズの戦いは、まだ終わりではない。今シーズン残された最後の試合。スコルジャと、シャルクと、何人かのスタッフや選手にとっても、レッズで残された最後の公式戦。カンテにとっては現役最後となる試合。
色々な思いを胸に、必ずや3位を掴んで、今季の有終の美を飾ろう。

2023クラブワールドカップロゴ ーーーーーー
FIFAクラブワールドカップ準決勝 浦和0-3マンC
得点/45+1分・オウンゴール(マ)、52分・コヴァチッチ(マ)、59分・Bシウバ(マ)
主審=モハンメド・アルホイシ
観衆:40,127人
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2023年  FIFAクラブワールドカップ準々決勝
クラブ・レオン[北中米カリブ代表]0―1浦和レッズ[アジア代表]
〜プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアム

レオン戦用コロナビール 試合前、先ずはコロナビールで験を担ぐ!
本当は瓶のコロナビールを買う筈が、ケチって缶にしちまったのが、果たしてどう響くか、とも思われたが・・・。

まさかのACLグループステージ敗退劇から、これで一度は下がったモチベーションも、クラブワールドカップという怪物大会では、ここぞのアジアの変態化を願っての新たなモチベーション。そこに賭けた初戦。初戦が準々決勝ってのもアレだけど。

つーか、対戦相手のクラブ・レオンなんて、いくら北中米カリブ地域では強豪なのかもしれんが、このクラブは今回レッズがクラブワールドカップで初対戦する相手だから、ぶっちゃけ初めて知った位だし、そもそもメキシコのクラブって、名前だけは知っている数チームはあれど、中身は個人的には全く馴染みが無く、メキシコリーグの幾つかのクラブは、大学がベースになっているのが特徴とは聞いた事がある位で、本当に尺度がよくわからん。だからクラブ・レオンがいくら北中米カリブ王者と言われても、全くピンと来ないのさ。
一応某コラムで、堅守速攻型であり、ポゼッションには拘らないみたいな事が書いてあったから、その乏しい予備知識だけでのスタートであった。

そんな得体の知れない訳のわからん相手だから、果たして何が飛田給、間違えた、何が飛び出すかわからんから、初っ端からどうかな〜と警戒気味に見ていたら、確かに序盤から攻撃は余り手数を掛けずの、明らかなカウンター狙いで、いきなりわかり易いサッカーをするんだな、と思った。つまり一言で言えば、やっているサッカーが単純。
ところがレッズはレッズで、いつも通り前にそれ程リスクを掛けないサッカーをしているものだから、これでカウンターが填め難くなり、相手はすぐに痺れを切らしたのか、はたまた調子に乗って来たのか、前半も途中から、カウンター狙いどころかボールを保持し始めるし、でも恐らくそういうサッカーに慣れてないのだろうか、そこから先の攻撃手順がチグハグで雑に雑であった。

面白い事に、それでもレッズが派手に動かないものだから、レオンの方、途中から明らかに更に動きがぎこちなくなり、つまりプチパニックに陥っていなかったか?(笑)
そこを小泉がすんげー裏へのレーザーパスで、これをキーパーと1対1で決めておけば、と思う前半のビッグチャンスだったが、あれ失敗するかー?と思いつつ、映像画面が荒くて最初は誰が飛び出したのかよく見えなかったが、リプレイ映像でそれが大久保とわかり、ある意味で納得した。
チャンスが少ないのはいつも通りなんだけど、この大久保と、あと伊藤敦がゴール前でシュートを左足アウトにかけてしまい、見事に上に吹かしてしまったシーン。チャンスというチャンスは、この2つだけだったな。

前半の内容からすると、互角ながらも決定的チャンスを作っていたのはレッズだったから、後半勝負のいつものパターンがここでも通用すれば、という事だったのだが、このパターンが日本国内では通用しなくなっていたのに、いざクラブワールドカップという大舞台で、まさかそれが如何なく発揮されてしまうとは。
皮肉にも、レオンがラフに来てはうちの選手を削ったりして痛めて交代の、それで後半から次々に投入された選手が、膠着していた試合の見事なスイッチ役に。
レオンはそこまで細かくレッズの控え選手まで分析していなかったのだろうか、こちらの交代策に徐々に後手を踏むようになり、ますますファールでしか止められなくなり、そんでもってシャルクという伏兵が潜んでいるなんて、思ってもみなかったのかな。それか出場機会も少なく、この大会を最後に退団が決まっているなんて情報で、主力と見ていなかっただろうから、甘く見ていたのかもしれないが、だからシャルクが「たま〜に」大仕事をする選手なんて、露程にも思っていなかったのかもしれない。しかしシャルクは、実はそういう選手だったのである。いつもの隠れキャラの力が、クラブワールドカップという大舞台でも発揮されてしまった。たまに大仕事をする選手は、確変するとこうなる。レオンは絶対にそれを知らなかった、筈。

後は深追いせずに守るだけ、というのもいつものパターンだったのだが、まさか酒井が投入されてしまうとは驚いた。
いやそもそも登録メンバーにも、更に今回いきなり控えに入っていた時点で、ついこの前に手術した足どうなってんの?今季絶望じゃなかったのか?いやまあ情報戦でベンチに入れているだけで、出場させる気は無いだろう、なんて思っていたら、出ちまった(笑)
この酒井の身体って、どうなってんだ?いくら明本が痛めたり疲労困憊だったからとはいえ、アンタ繰り返すけど半月板を手術したばかりでしょ。何でプレー出来んの?化け物かよ。まあ我々が驚いているのだから、当然ながらレオンにも酒井の情報は入っていた筈で、ヒロキ・サカイ=モト、マルセイユレギュラー=オペ=イナイ=チャンス、と思っていた選手が、何故か後から出て来るんだから、そりゃビックリしちゃうよな。

こんなんだからファール連発しては、イエロー2枚目退場まで引き起こしてくれて自爆してくれたレオン側である。まあ元々プレーが荒くて粗い中南米のクラブチームらしい部分は、そのままこういうところに表れる訳で、そこは相手のサッカーに全く付き合わず、日本のチーム特有の繊細なサッカーで凌いだレッズの、大人のサッカーの勝利である。

よーし、これで「初戦」に勝利した。先ずは前回のクラブワールドカップで、あれだけ話題にされたレアル・マドリードとの対戦どころか、いきなり初戦で敗けて5位決定戦に回された屈辱とトラウマを、この勝利でようやく拭い去る事が出来た。
戦力差が明確な対ヨーロッパ代表と対南米代表はともかく、それ以外の大陸代表や開催国枠を相手にする場合、その得体の知れない同士、お互いが大陸代表として、プライドをかけて、初戦から敗けられない、敗けてはいけないのである。

これにより、まだまだレッズの今シーズンは終わらない。いや寧ろ本当の戦いこそ、これから。
そして次の対戦相手は、いよいよマンチェスター・シティ。ヨーロッパ王者と公式戦で戦える夢が、ついに再来した。即ちACミランと戦って以来の、夢の再来である。夢の相手との対戦の切符を、ついにまた掴んだ。この喜びは、これぞレッズが、自らの手で、あれからも一歩一歩着実に積み上げて来たからこそ。
とはいえ、いくらマンCが相手とて、気負いする必要は全く無い。遠慮する必要も無い。だいたいだなぁ、マンCなんてものは、今でこそ偉そうにヨーロッパと世界の強豪クラブ面しているが、少し前の時代まではマンUの影に隠れて、マンC自体は3部リーグに平気で落ちるようなチームだったんだぞ!埼玉で言えば、つまりマンUがレッズで、マンCが大宮、なんて揶揄され例えられていた時代もあったのだから。そんな相手に怖がる必要は無い!しかも自分、グアルディオラの個人を表向き組織というカーテンで見せるサッカーって、まどろっこしくて、あんまり好きではないの。あとね、は?ハーランド復帰?関係ないね(柴田恭兵風に)。ふっ、ノルウェー対決喧嘩上等、うちのマリウスが奴をぶっ潰す!
レッズは、積み上げて来た歴史の成果を、次に存分に発揮する時だ。悔いの無い戦いを、そして夢を夢のママで終わらせない戦いを。即ち今こそ、アジアの変態の底力を発揮せよ!やっちまえ!!

2023クラブワールドカップ ロゴ ーーーーーー
FIFAクラブワールドカップ準々決勝 レオン0-1浦和
得点/78分・シャルク(浦)
主審=ジャン・ジャック・エンダラ
観衆:2,525人
白黒ヘグモ
ヘグモ









白黒山崎努
山崎努











白黒ヘグモ
ヘグモ











白黒山崎努
山崎努











白黒山崎努
ヘグモ











白黒ヘグモ
山崎努

あれ?

白黒山崎努 白黒ヘグモ 白黒山崎努 白黒ヘグモ 白黒ヘグモ 白黒山崎努白黒山崎努白黒ヘグモ白黒ヘグモ白黒安田顕白黒山崎努白黒ヘグモ

あれれ??

あれれれれ???

い、いかん、どっちがヘグモで、どっちが山崎努か、わからなくなってきた。

・・・んな訳ねーだろ!

・・・何の話をしとるんだ?って(このブログが)異常事態だが、このタイミングでヘグモの就任を正式発表か。

◆ペア マティアス ヘグモ監督就任のお知らせ(レッズオフィシャル)

まだシーズンが終了していないのに、来季の新監督就任を正式発表してしまって良いのか?と思ったが、考えたらスコルジャの就任発表なんて去年の11月10日だったから、それと比べたら遅いくらいか?
近年はまだ仕事が残っている現監督の存在なんぞお構い無しに、次期監督の就任を平気で正式発表してしまうようになったな。悪く言えば失礼な話だが、良く言えば仕事が早いと言えるし、まあどっちが良いのかはわからんが、前者の考えは完全に日本人が考える義理人情や浪花節的なものだから、シビアな海外の文化を考えたら、去り行く人の存在にいちいち気を使っていても仕方がないという事か。ある意味でこういう部分は、世界を見据えたプロの世界として悪くはないが・・・。

ヘグモの経歴は周知の通りであり、還暦を越えているのが少し心配だが、それだけの経験値と実績を踏まえた選択とすると間違ってはいないが、情熱のリカルドで失敗し、シビア派のスコルジャに逃げられ、でも過去の2人は指導者としては、まだまだこれから脂の乗る年齢であった。対してヘグモは、完全に熟成し完成された指揮官である。
もうこうなったら、過去の2人よりもっと貫禄のあるヨーロッパ人を呼べ!として、ユンカー以来すっかり仲良しになった北欧担当のエージェントと相談し、そうしたらヘグモになった、なんて事かどうかは知らんが、何はどうあれ、現強化部体制では、もう3人目の外国人監督の招聘である。
もはやすっかり過去の話になった3年計画とか言い出してから、組長を含めて一体何人の監督をコロコロ入れ替えているんだよ?って話だが、スペイン人からポーランド人になり、今度はノルウェー人と、西から東に今度は北へ、昔のじゃらんのCMじゃねーぞ!ってくらいに、何だかどんどん訳のわからん方向に舵をきってるようにも思えるが、何れにしてもこれが深みに填まってないで、良い方向に行っていると、無理にでも信じるしかないな。

とにかくこのヘグモって人、スウェーデンリーグやノルウェーリーグでの高い実績と、元ノルウェー代表監督というそれなりの肩書きがあるとはいえ、北欧サッカーに疎い自分は細かい部分はよくわからん。また高い実績とはいえ、いくらヨーロッパでも、5大リーグで指揮した経験が無いのがスコルジャ同様に引っ掛かるし、年齢からして現代サッカーへの戦術の適応力がどの程度のものなのかも、細かい中身がわからない。元A代表監督歴任者は、レッズでは日本人監督を除けばオフト以来だが、オフトは元日本代表監督であり、ヨーロッパでA代表を歴任した人物がレッズの監督に就くのは史上初。
またリカルドもスコルジャも、招聘理由としてツッチーは、攻撃的な部分や縦への速いサッカーをやる為の監督と強調していたが、蓋を開けてみたら、両者とも攻撃的なサッカーには程遠い、縦へのサッカーには程遠い状態。リカルドは最初は攻撃部分を眼に見えて活性化させたように見えたが、徐々に迫力を失っては2年目からは余計にポゼッションに拘り出し、そこが災いしてチーム自体が膠着して終了。スコルジャに至っては当初のツッチーや報道はハイライン、ハイプレスをやたら強調しながら、実際はそれとは真反対の、リスクを伴わない守備重視のサッカーになっていた。
今回もツッチーは、継続性やら攻撃的やら言っているが、ハッキリ言ってもうそんな表向きの標語はどうでも良いから、とにかく結果を出せる監督であるかだけを見るしかない。

ただスコルジャの時と違うのは、報道通りならば、ヘグモが指揮したヘッケンから現役スウェーデン代表サムエル・グスタフソンも引き抜くとか、ヘグモのサッカーを知る選手を呼ぶ準備があるから、そこが少しこれまでと違うところか。
某監督の時みたいに、前所属チームから異常な人数の申し子を連れて来るのだけは単なる前チームのコピーになるから反対だが、懐刀的な選手を1人は連れて来るのは悪い事ではない。スコルジャにはこのサポートが無かったから、今回はグスタフソンが本当ならば、そこが先ずスコルジャとヘグモの最初の違いであろう。

とにかくツッチー体制で、外国人監督は3人目。つまり3度目の正直である。・・・2度ある事は3度あるって真反対の言葉もあるが、それも懸念させるだけの監督交代を同強化部体制下でコロコロ繰り返しているのだから、もうそろそろ地盤を固めるに相応しい監督を招聘してくれないと、責任問題もいい加減にしろって話になる。
この山崎努が、間違えた、このヘグモが、ツッチーの3度目の正直になる事を願うよ。
2023年  AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節
ハノイFC2―1浦和レッズ
〜ミーディンナショナルスタジアム

北の大地から帰って来た途端に、悪夢が待ち受けていた・・・。

ホーム武漢戦から中3日で北の大地へ移ってリーグ最終戦を戦ったと思ったら、中1日でJリーグアウォーズが開催されて、ここにACLの関係でレッズ陣は欠席ながら、西川、ショルツ、マリウス、伊藤敦と、リーグ4位なのに4人もベストイレブンに選出されて嬉しいと思ったら、翌日の今日にはベトナムはハノイで試合をしなきゃならんのだから、つまり何が言いたいのかというと・・・もう少しこの慌ただしい滅茶苦茶な日程をどうにかしろよ!と、文句を言っても今さら始まらないから言わないけれど(言ってる)、自分はハノイには行っていないから偉そうな事は言えないが、中2日で札幌からハノイに転戦しなきゃならんクラブチームと選手とサポーターの身を、平気でこういう酷い日程を組むJリーグ及びAFCは、果たして本心ではどう思っているのだろう?・・・まあ端から何にも考えていないか。考えていたら、もうちょっとマトモな日程を組むもんな。
しっかし選手も、氷点下寸前だった北海道から僅か中2日で、一転して南国ベトナムなんて、気温の急激な変化による身体の体温調整機能がおかしくなりそうだな。

なんて思っていたら、体温調整機能どころか、チームそのものがおかしい内容になった。
そりゃいくら東南アジアでは何が起こるかわからないとはいえ、まさか格下の相手を舐めていたのか、はたまたやる気あんのか?って位に立ち上がりから覇気が無い姿勢と、おまけにいきなりショルツがPKを失敗するし、そのショルツは、小泉を筆頭に2列目のパフォーマンスがあまりに酷いものだから、前半途中から早くも攻撃参加しちゃうし。

でもいつものパターンからすると後半は別チームになるが、端から環境がおかしかったせいか、別チームどころか、おかしくなったチームが更に訳のわからん事に・・・。
途中ようやく同点に追い付いたから、普通ならば逆転パターンなんだけど、そこで何で相手に不用意にPKを与えちゃうかなぁ。PKって発生率からして運の良し悪しは確かにあるにはあるんだけど、何かこうチーム状態が良くないというか後ろ向きな時だと、こうやって追い討ちをかけられるようにPKまで喰らう羽目になる。しかもうちは前半にまさかのPKを失敗したような時には、尚更・・・。
あと相手キーパーも今回は当たっていたというか、そこがうちにとっては不運だったけれど、PK同様に、こういう時に限って相手に何人かいつもと違う好パフォーマンスを見せちゃう選手が現れるんだよな。

でもハッキリ言えば、今回は内容なんざ一切どうでも良くて、2位通過の可能性を残すには、こちらがしっかり守れていれば大量得点も不要で関係なくて、とにかく相手に1点差で勝利さえすれば良かったのだから、まともなチーム状態で普通にやってくれれば、普通に勝てた筈の相手なんだけどな。
完全に消化試合のハノイに、しかもホームでは6ゴール完封の余裕で大勝利した相手だし、元からチーム差は歴然なんだけど、だからこそまさかこんな事になるとは。
いやしかし繰り返すが、東南アジアという特殊な環境では、何が起こるかわからない、ある意味で中東より何が潜んでいるのかわからないのが東南アジアの恐怖。ただそれだけが懸念だったが、その唯一の懸念が、ストレートに試合に表れてしまった。古い話になるが、東南アジアでの戦いとして、うちは07年にインドネシアで、まさかの3失点を喰らって大苦戦したペルシク・ケディリ戦を、改めて学習材料にすべきだったし、過去に名のあるJリーグ勢が、たまに東南アジアでやらかすように・・・。

スコルジャはベンチ入り禁止だし、日程は糞レベルでおかしいし、選手も疲れているからなーとは思いたい、何処か納得が行くような敗戦理由と敗退理由を見付けたいが、しかし現実には、何をどう言っても、これで今回のACLはグループステージ敗退が決定である。
嗚呼、行く先がどうなろうと、せめてグループステージだけは突破して、現アジア王者として最低限の貫禄を見せたかったが、しかしそれどころか、レッズのACLは近年では最低の成績で敗退する事になってしまった。

まあどうせ今回勝っても、他グループの2位争いに勝てなかった、なんて事だったら諦めもあるんだけど、そこの日程すらズレてレッズだけ試合日が早かったのだから、これが前人未到の3度ものACLを征した現アジア王者に対する仕打ちなのか?繰り返すけど、本当にJリーグとAFCは、よくこうした糞日程を平気で組むものだと、最後は恨み節で今回のレッズのACLが終了してしまった。

こ、これで、こんな状態で、こんなテンションで、本当にクラブワールドカップに出場するのか?と思うと今から頭が痛くなって来るが、しかしこんな試合の後だから、次は意外とまた別のチームに様変わりして、韓国勢と激闘の末に競り勝ったり、超金満アル・ヒラルを倒してしまうような、つまりアジアの変態化が発動して、世界バージョンのテンションで良い試合をしたりなんかして?という何の根拠も無い部分に、無理やり期待するしかないな。
問題は、レッズにとって初戦となる準々決勝で対戦するクラブ・レオンというメキシコ代表チームが、全く未知であり、一体どんなチームかわからんところがますますわからんのだけど。
レッズは過去のクラブワールドカップでは、同じ未知な相手としてアフリカのクラブチームとは戦った経験があるが、中南米のクラブチームと公式戦を戦うのは初めてだから、それも日本でもそれなりに知られているクラブチームならば分析の仕様もあるが、クラブ・レオンなんて個人的には今回のクラブワールドカップで初めて知ったクラブチームだから、果たして何が飛び出すのか本当に不明。
まあ尤も、クラブ・レオンからしても、ウラワ?レッドダイモヤンド?ナニソレ?タベモノ?タコスヨリオイシイノ?とか思っていてくれたら良いけど。とりあえずヤケ酒にコロナビールでも呑んで、クラブワールドカップを待つとするか。

ACL2023/24ロゴ ーーーーーー
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節 ハノイ2-1浦和
得点/53分・ダオ バン ナム(ハ)、65分・リンセン(浦)、87分・ファン トゥアン ハイ(ハ)
主審=サドゥッロ・グルムロディ
観衆:9,669人
2023年  J1リーグ第34節
北海道コンサドーレ札幌0―2浦和レッズ
〜札幌ドーム

1203アウェー札幌戦 取り敢えず、リーグ戦の最終節、勝って良かったし、しかも完封勝利だし、数字上は言う事は無いんだけど、終わってみたら広島も勝っちまって、結局は4位フィニッシュか。
いやまあ、例年に比べたら、終盤までリーグ戦は優勝争いを繰り広げての最後で4位だから、そこは評価すべき点は多々あるのだが、しかしやはりACLも「2」とはいえ、その出場権を得られる3位を逃したのは、しかも現アジア王者として逃したのが、やはりさびしい気分である。
ったく福岡も、うちはそっちにルヴァンあげたんだから、今回は広島に勝って援護射撃して恩を返せってんだ・・・。

札幌戦、かなり集中して戦っていたと思うし、もちろん相手が攻め一辺倒のミシャ札幌だから裏を簡単に狙えるし、プレッシャーのギアを上げれば相手は簡単にミスってロストしてくれるしで、しかもキーパーまで何度エリアから飛び出してはうちにボールを奪われてピンチになりかけてんだよって話だが、相手キーパーの高木は、大分時代に後半ロスタイム寸前に決勝ゴールを奪われた天皇杯決勝のアレにトラウマでもあるのか、やたら意地になって滅茶苦茶な飛び出し方をしていたな。

PKで先制したのは札幌戦に限らず、今季のパターンではあったものの、実は細かい部分を見たところ、うちのチームメイトは、いつも以上にカンテにボールを集め、逆にカンテはいつも以上に周囲を生かそうとチームプレーに励んでいたように見えたが、それは自分の気の錯覚だっただろうか?
後述するが、札幌はあの選手の件があるからと意識していたのは当然だが、でもうちだって、現役引退を決めたカンテの日本での、リーグ戦でのラストマッチだったのだから、割り切ればハッキリ言って、あの選手より遥かにカンテの方が重要なのである。特にハノイやクラブワールドカップには遠征できない自分みたいなサポにとって、国内でカンテと接する事が出来る最後の試合が今回だったのだから。
だから今回カンテは得点こそ無かったが、カンテが交代でピッチを退く際は、あの選手と同じ引退試合の気持ちで、感情が込み上げてしまったよ。

内容も数字も、レッズとミシャ札幌の典型的な試合だったから、そこは今更どうこう細かく言う必要は無いんだけど、ひとつ面白い現象として、かつて天才と言われたあの選手が引退試合で、一方で同じく天才と評価されていた中島が、レッズでJリーグに復帰してからなかなか結果が出なかったのが、かつてレッズでプロキャリアをスタートさせた天才の前で、レッズ移籍後初ゴールを達成するという、何とも奇妙な得点が生まれたと思うよ。それを考えたら、もしかしたら、やはりあの選手の「持っている」成せる業なのか?とも思ったが、それはともかく中島は、ようやくレッズで結果第一号おめでとう。リーグ戦の最終節ではあるけれど、次に、来季にも繋がるゴールになった(と信じたい)と思うよ。

231203伸二引退試合 231203伸二引退セレモニー
さて、ミシャがセレモニーでごちゃごちゃ言っていたけれど、それは相変わらずでもあり、それよか、あの選手の引退試合である。
ってか、前述まではレッズの事が当然ながらの記事だから他チーム所属の選手は二の次にしたかったが、しかし伸二は、やはり伸二なのである。
但し伸二は繰り返すが最後は札幌の選手。そこは完全に割り切って、以下は端的に書く。

伸二がプロキャリアのスタートにレッズを選んでくれて、怪我もあったし海外移籍もあったけれど、やはり伸二が一番輝いていた時代は他でもないレッズであったと、今回の札幌や過去に伸二が所属したレッズ以外のチームには悪いけれど、でも意地でもそう思うよ。
自分は伸二の引退が見えていた頃の数年前から、ここで1シーズンで良いから伸二をレッズに復帰させて、伸二をレッズで引退させたいと書いた記憶があるが、それを期待しつつ、伸二はレッズに戻る事はなかった。
最後にレッズの小野伸二として、プロキャリアを終わらせてあげたかった。レッズで盛大に引退試合をして送り出してあげたかった。
ハッキリ言えば、今回の引退と日程の絡みは、実はシーズン当初から決まっていたのかもしれない。各方面絶対に否定はするだろうが、しかしそれでも、決まっていたのだと自分は思う。でも、それで良かったと思う。最後にこういう形でも現役の伸二とお別れが出来たのだから、それは伸二の最後の尽力であり、もちろん札幌もそうだし、そしてレッズそのものの存在が、最後にこうして素晴らしい時間を与えてくれたのだから。これがレッズと応援の歴史なのであると、改めて思った。

231203ザ・美酒 231203蟹チャーハン
今季リーグ戦最終節。何だかんだで北の大地で、すすきののザ・美酒でリーグ戦の締めくくりである。
前回の記事の最後で書いた通り、今回は大洗からフェリーだったから、道中ロクな地の物を喰っていないばかりか、すすきのので最後は何故か創業半世紀の焼鳥屋に入るという、端から見たらジンギスカンとか行けよ!と突っ込まれそうだが、ぶっちゃけジンギスカンなんざ散々喰い飽きてるしなぁ。
その焼鳥屋で、礼文昆布焼酎なんて実に美味な焼酎を味わう収穫と、酔っ払って次に〆の札幌ラーメン行こうと思ったのに、動くの面倒くさくなって、この焼鳥屋の店の高級メニュー「蟹チャーハン」に切り替える。北海道だから蟹で良いだろって事で。この蟹チャーハンが、酔っ払って空いた腹に最高に美味かったのさ。今回のすすきのの最大の収穫だな。もはや蟹の味は何処に行ったんだ?って話だけど。

ーーーーーー
J1リーグ第34節 札幌0-2浦和
得点/58分・ショルツPK(浦)、72分・中島(浦)
主審=笠原寛貴
観衆:31,143人
          
2023年  AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節
浦和レッズ2―1武漢三鎮
〜埼玉スタジアム2002

231129カンテ ヒーローインタビュー おいおいおいおいおい、こういう状況でカンテが土壇場勝ち越しゴールって、こりゃドラマチック・カンテではないか。
相手に追い付かれてから、それでも諦めずに、攻めても攻めても武漢のゴールを抉じ開けられず、ついにロスタイムが近付き2位通過すら半絶望的になるドローの可能性が刻々と迫る中、(公式記録時間は90分だが)埼スタの時計表示89分台という後半ロスタイム突入直前に、2位通過の可能性の首の皮を繋げる土壇場勝ち越しゴールであるからして、それを炸裂させたのが、他でもない今季限りの現役引退を発表した直後のカンテであり、しかもそれを今季ホーム最終戦でやってしまうという埼スタお別れゴールでもあり、つまりこれをドラマチックと表現せずに、果たして何と表現すれば良いのか!?

しかもそこに、今季限りでの退団が発表されたシャルクが絡んでいるのだから、こりゃ二重にドラマチック。つまりダブルドラマチック。またの名をドラマチックダブル。はたまた(もういいか)。

シャルクには悪いが話をカンテに戻すが、こうなって来ると、まだまだ第一戦で、トップリーグでエース級として活躍可能な実力をじゅうぶん保持しながら、それでも今季限りでの現役引退という事実が、ますます悔やまれるし勿体無いし、浅井嬢のインタビューではないが、本当に来季もレッズでゴールを決めたくはないのかカンテよ、と思ってしまう。ああ本当にそれでも引退の道を選んでしまったのだから、やっぱり家族の存在には勝てないんだよな。こればかりは仕方がない。

しかし繰り返すが、まだまだ試合は残っているが、埼スタで今季ホーム最終戦で、カンテがゴールしてくれて、それで勝てて本当に良かった。そうでなければ、ホームではお別れとなる試合に於いて、ヒーローインタビューも場内一周も生まれなかったのだから。
これはカンテが「持っている男」であるのは間違いないが、もうひとつ、やはりサッカーの神様の粋な計らいであったのだと思うよ。カンテとサッカーの神様、本当にありがとう。

231129ホーム ACL武漢三鎮戦 しっかし、カンテの決勝ゴールや勝利そのものは良いのだが、今回も中国の酷いカンフーサッカーそのものであったのには、本当に怒りを覚えた。武漢とは第1節の初対戦時にも同じような指摘をしたが、高畠さんさぁアナタ、日本人監督が率いているチームなのに、相変わらずで一体どんな指導をしているんだよ・・・。
先制ゴールとなったPK獲得も、リンセンを後ろから頭部?に肘打ち?か何かして(北からだと細かい反則プレーが見えない)乱暴にふっ飛ばしたのが原因だし、続いて髙橋にも危険なぶつかり方をしては脳震盪を起こさせ、そして髙橋は即タンカ要請で医務室送りの負傷退場に追い込まれた。主審もあれをイエローのみは無かろうよ。何故1発レッドにしなかった?でもVARが介入するだろと思っていたら、待てど暮らせどVARも一向に考察に入らないで、結局そのまま試合再開しやがった。
あのなー、いくら外国人レフェリーはジャッジもVARも判断が淡白かつスピーディーとはいえ、危険で汚いファールによる、下手したら選手生命に関わるかもしれない負傷退場なのに、それをイエローのみかつVARもスルーは、もう意味がわからない。うちの前半序盤のオフサイドゴールの時は、間髪入れずVARが介入したくせに!仮にこれがかつてのイエティーだったら、1発で赤紙37枚くらい出しているぞ!(・・・言い過ぎか)。
他にもあからさまなアフターで突っ掛かって来るのは当たり前だったし、相手を抜こうものならば平気で足を出して引っ掛けに来る。だから所々でプチエキサイト発生で、そんな中で荻原が派手にエキサイトした気持ちも当然である。
反対にカウンター喰らった時に、追い駆けたリンセンが、その相手を堂々と後ろから背中と首筋鷲掴みでぶっ潰したシーン、当然ながらイエローは喰らったが、それでもリンセンよくやってくれた!とスッキリしたよ。マリウスも堂々と相手をぶっ倒して同じくイエロー喰らったが、あれも眼には眼を、歯には歯をで、奴等に対してはあれで良い。

武漢の汚くラフなファール大連発を凌いで、うちはそれでも基本は相手の挑発をかわしながらの勝利には、大変有意義なものを感じた。

尤も第1節でも土壇場でカンテのゴールで追い付いた相手だったし、かつて対戦した数々の中国超級チームから比べたら、金満バブルが崩壊した後の新興チームだけに、そこまで脅威は感じてはいなかったし、加えて今回はホームだから、地の利はこちらの手中だったし。しっかり現アジア王者の底力を発揮しながら、ホームの地の利を生かせた勝利だったと思う。

唯一の課題は、1点リードした状態から一瞬の隙をロングボールで突かれては、そのままシュートレンジまで持ち込まれて、あの完璧なショルツが相手のフェイントで足を取られ、フォローに行ったマリウスまでアッサリ交わされて失点したシーン。ちょっと全体的に対応が不用意であった。
あとやっぱり、中島はまだまだ周囲と息が合わないのがもどかしい。本人は時折、天才的な細かいプレーは見せるんだけどさ。

231129ホーム ACL武漢三鎮戦2 と課題は言っても、今更細かい部分を指摘しても意味が無く、スコルジャはベンチには居なかった訳だし、怪我人と出場停止の人数の考慮もあり、1位通過は不可能だから、とにかく何としても、どんな形でも良いから2位通過を確保しなければいけない状況。内容より結果であり、そして何とか土壇場で勝ち点3をもぎ取れた事が後にも先にも一番である。
これで2位通過に向けて、希望と首の皮が一枚、いやそれ以上に少し繋がった。
後は第6節でどうなるか。うちは当然ながらハノイに勝利するしかないが、後は他グループのライバルの結果次第。

さてまた今度はリーグ戦に切り替えが慌ただしい。ちなみに次の札幌は、安い在来線フリー切符の発売が間に合わないので、素直に新幹線も飛行機も使わない以上、今回は大洗からフェリーで行くのだ。この季節の北の海は、かなり荒れそう。でもまああれだ、無事に辿り着ければ、試合が荒れなきゃ良いか・・・(苦笑)

ACL2023/24ロゴ ーーーーーー
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節 浦和2-1武漢三鎮
得点/37分・ショルツPK(浦)、68分・ダビジソン(武)、90分・カンテ(浦)
主審=マジェド・モハンメド・アル シャムラニ
観衆:13,125人
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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第11節 川崎3-1浦和 得点/18分・脇坂(川)、35分・大久保(浦)、49分・佐々木(川)、90+3分・家長(川) ・・・次の試合/J1リーグ第12節 浦和-横浜マ(埼玉スタジアム2002=5月6日17:00キックオフ)


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