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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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ダニーロ・ボザ

ボ、ボザ?

何かまたいきなり聞いた事もない選手の名前がまた出て来たぞ。
去年からあんだけ何人も噂や報道で各国代表クラスの名前が挙がっていたのに、今更聞いた事ない新たな名前が出て来るなんて。
しかもこの選手が本当にうちだとしたら、直にブラジルからブラジル人を獲るなんて超久しぶりだから、ヨーロッパ狙いが続いていたのに、急に大海を跨いで南米からとは。この大転換はどうした事か?ヨーロッパ担当の代理人の一部が代わったという話もあるから、その影響もあるのかな。
そもそも強化責任者が代わると、やる補強の中身も変わるものか。そうなると強化部の主張していたコンセプトとか継続性とか何処に?まあうちは昔から、身売り前の鹿島のような外国人はブラジル人と韓国人しか獲らないなんて徹底した一貫性は全く無いし、昔から言っている事とやっている事がバラバラであるから、総括でも書いた通りコンセプトやら継続性やらなんて根拠が無く口だけで、端から有って無いようなもんだから仕方ない。

で、これがあの物凄い乳酸菌、じゃなかった、物凄いセンターバックなのか?
北欧路線だと今回は獲得できる見込みが薄く、フランスに戻ったアドリエウソンをボタフォゴ絡みでブラジル国内を漁っていたら、アドリエウソンは難しいが、元々は京都が獲得を目指していたものの失敗した話を聞いてすぐ動いたか、それで確かに実際ジュヴェントゥージに獲り易そうなセンターバックを見付けたから、また例年みたいに手遅れになって後手を踏む前に、すぐにボザに切り換えたのかな。

凄いのか?物凄いのか??
ボザ・・・名前は物凄くインパクトはあるけど。選手の能力じゃなくて、名前の響きが物凄いっていうまさかのオチじゃないだろうな???

ボザ・・・ボザ、ボザボザ、ボザボザボザ、ボザ!
たった2文字でもバビブベボ系の滑舌があんまり得意ではない日本人からしたら、やっぱり言い難いな。エムボマとかエムバペとかきゃりーぱみゅぱみゅよりは遥かにマシだけど。

ジュヴェントゥージのボザ ボザボザ言うから、髪型からして某16億円みたいなボサボサな人が出てくるかと勝手に想像していたら、逆に顔立ちからして整った人が出て来た。
ボザはともかくダニーロってところからしてちょっと濃い目だけど、それこそダニーロ通り何かイタリアのB級メロ映画で、主人公の恋敵の胡散臭い仲間役(どんな役だよ)に出てきそうな顔立ちだ。もうちょい歳喰ったら全盛期のフレディ・マーキュリーに似てきそうだけど、でもこの形の骨格に髭生やして髪型もそんな感じにしたら、外国ではよくある顔になるってなもんか。

・・・メロ映画の登場人物が胡散臭いどころか、自分の書いている内容が胡散臭くなって来た。

南米5大リーグに所属する選手の守備成功率が4位で、上3人がアルゼンチン人だから、南米でプレーするブラジル人で守備成功率トップという訳か。
過去サントスやヴァスコなど名門を含めて、かなり頻繁にレンタル移籍を繰り返している渡り鳥のようだが、まあブラジルリーグの選手は1シーズン限りや僅か半年でもコロコロ移籍を繰り返すのが当たり前になっているから、そこに関しては気にしなくても良いだろう。

疑問点として、上記の数値上からしたら、ヨーロッパから目をつけられていたり、先に噂になったアドリエウソンみたいに、1度はセレソンにお試し召集されていても不思議ではないとは思うのだが、次のワールドカップまで選手が絞られかけ来ている時期だから欧州リーグ所属の選手が優先されるし、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでも、アドリエウソンが優勝に貢献したボタフォゴのような上位ではなく、降格圏から勝ち点3差の15位で危うく2部に降格しかけたジュヴェントゥージ所属だから、それであんまり目立たなかったのだろうか。
そのジュヴェントゥージ自体の総失点数が、この南米プレーヤー守備成功率4位のCBを擁しながら59とダイナミックで、このド派手な数字は、降格したクリシューマの61失点に次いで下から2番目なのは正直かなりも気になる。去年のジュヴェントゥージが、どういうサッカーをしていたのかは知らんけど。岡村が居るのに永遠にあんなサッカーしているから失点しまくっていた、北の大地の某チームみたいなもんか?

レンタルを繰り返しながら、26歳で最近ようやく陽の目を見るような活躍をし出したというのも、これまで本国でさえあまり目立たなかった理由だろうが、それだけ遅咲きながら昨季の活躍率を維持できれば、まだまだ伸び代は期待できる年齢ではある。

ボザの市場価値は現在高く見積もっても3億円くらい(?)ならば、クラブワールドカップ出場をニンジンにて現在の資金力であれば、16億円とか吹っ掛けて来たような某に比べたら、そんじょそこらのクラブとならばマネーレースでは勝てる金額だし、(当たり前だが活躍してくれたらだけど)それだけ掘り出し物だったという喜びも得られる。

問題は、言葉の壁があるかもなマリウスと連携が合うかどうか以前に、緻密さを求められるJリーグの性質にフィットするかどうかが先ずだが、ブラジル人でもヨーロッパのメジャーなリーグを長く経験していると、それも身に付いている選手が多いが、ボザの場合の海外経験は、若い頃に言語が同じ旧宗主国のブラガのセカンドチームで9試合出場があるだけで、基本的に自分の国のリーグばかりなのが不安材料か。

ただサッカー選手としては、スピードがあり身体能力ありでデュエルが強いのにクレバーで、足元あり、前にボールを運べて攻撃力があり、右サイドバックも可能で・・・良いところばかり書くと、本当に良い選手みたいだけど、繰り返すけど、ならばどうしてこれまで目立たなかったのか?という疑問から、やはり遅咲きだった故という部分が今は脳内ループしているが、それでもあくまで南米系だから、基本的に多少の荒さがあるかもしれないのは、予想しておかないといけないと思っている。

攻撃参加に於けるボールの持ち上がりが絶妙に巧かったショルツをも彷彿される攻撃面も、ところがショルツと違って、前に上がったら上がったで、サヴォオとサンタナとサンバトリオになって調子に乗りまくり、ずっと戻って来なかったりして。
個人で前に行ける守備の選手が居ないと停滞するサッカーと、でも後ろはしっかり地に足を着けたいサッカーとの狭間で、気を見るのが絶妙だったショルツは、そこをかなり上手くやってスコルジャのサッカーを成り立たせていたけれど、ボザはその辺でバランスを読める能力は、持っているのだろうか?
鉄砲玉みたいに行ったきりになっているボザと、それにブチ切れているスコルジャの姿も想像してしまうが・・・。

でも足元のプレーは確かなようで、ダニーロっていう名前からすると、ルーツは冒頭にも書いた通り確かイタリア系から東欧でも南の方系だから、サッカーに於ける足元の繊細さは遺伝子としてあるのかな。同時にラテン系であの辺の地域の人独特の熱い血が入っていると、ちょっとキレやすい部分もあるけど。

とはいえ海外メディアからは「バーベキューの国から寿司の街へ」って表現されて報道されている部分が、何となく遊ばれている気がしないでもない。そりゃあ意味は間違っちゃいないけどさ。
過去にレッズの噂や報道までされながら、蓋を開けてみたら川崎だったり福岡だったり広島だったり、それこそ先に接触していた京都がやっぱり、なんてのはこの時期には当たり前に起こる現象だから、今回も眉唾的に見ておいた方が無難なのかな。
でも沖縄キャンプも始まっているから、絶対に必要な有力センターバックの補強を、今から失敗している余裕は無いし、これで、ボザも来なかったり、それこそ別チームだったら、今度は自分がキレるかも。それだけ切羽詰まって来ているのだ。
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もう年が明けてかなり経過したけど、改めまして、
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

あれから国内獲得の選手は全員発表されて、背番号も発表されて、補強は残すところ恐らく海外から例の外国人の「物凄いセンターバック」だけなんだろうけれど、だからその物凄いセンターバックって、何時になったら発表されるんだ!?

去年からラジオで大野勢太郎が「物凄いセンターバックと交渉中」と言っちゃったもんだから、「物凄い」というフレーズがやたら独り歩きしながら、レッズサポの大半は、恐らくその「物凄い」が頭を離れないママであり、年が明けたらその勢太郎が更にその「物凄いセンターバックの目処が付いた」みたいな事を言ってくれちゃったもんだから・・・

何とかエウソンとか、何ちゃらロスやら、ヤーレンソーランみたいなほにゃららレンセンなどなど、その他、何人か噂や報道がされたが、待てども待てども来ないじゃないか!
だいたい勢太郎が「物凄い」と表現しちゃったもんだから、只でさえ期待されていた補強ポジションに、変なハードルが上がっちまった。
まあ昨今SNSで問題視されている嘘も憶測も聞き間違いも妄想もごちゃ混ぜの金稼ぎ横流し情報漏洩アカウントよりは、遥か昔からレッズとは親密に繋がっている勢太郎だから、そういう表現を自分のラジオ番組でぶちかまして発信するのは、フロントから許可は受けていたんだろう事はわかる。勢太郎って過去9条の会問題で表向きレッズから半歩引いた身になっているけど、その後もちょくちょく重要な部分で親密にクラブと繋がっているのは事実だからなぁ。
尤も文化放送時代から勢太郎の舎弟である吉田照美は、今は無きラジオの昼の王者「やる気マンマン」か何かで、勢太郎の事を「あのオッサン、かなりホラ吹きなんだよ」と冗談まじりだけど語ってたからなぁ。

獲得の目処が付いたとか言いながら、海外からの大物クラスならば、目処が付いたどころか、メデカルチェックまで合格しながら袖にして渡米しやがった、例のふざけた某国代表選手も居たからな。もうメデカルチェックとか仮契約とか発表されても、オフィシャルに正式発表されなかったら信用しないからな!

とか言いながら去年末から、頭の中で「物凄いセンターバック」というフレーズがグルグル回っては、年が明けてもチームが始動しても、そこから数日過ぎた今になっても未だに発表されず、あまりに待ちわび過ぎてイライラして、もはや何か某コマーシャルの「物凄い乳酸菌」とフレーズがごちゃ混ぜになるくらい、頭がおかしくなりそうな年明けである。

物凄いセンターバック

物凄い乳酸菌

センターバックのアルファベット省略2文字表記はCB。乳酸の化学式アルファベット最初の2文字はCH。に、似ている!(Cだけしか合ってないがな)
物凄い乳酸菌!!良く食べる、良く出す!みたいな。

にごり酒 ちなみに乳酸菌と言えば、自分は甘い酒は嫌いだが、乳酸菌の酸味があるにごり酒の甘さは好きなので(つまり酸味好きなんだけど)、年明けの新年会でも、こうしてにごり酒を呑んでいたのであった。良く呑む!良く出す!みたいな。

・・・ほら、もはや何の話をしているやら、年明けから早くも話が脱線しまくっている辺り、かなり頭の中でイライラしているのである。

これで物凄い乳酸菌、じゃなかったセンターバックが、実はルーキーの根本を意味する事だったら、今にでも富士山大噴火だ。
そりゃクラブからしたら、堀之内は会見で「まだ補強は終わっていない」と公言したとはいえ、そりゃ移籍ウインドウはまだまだ開いているんだから、例え終わっていたとしても、例え物凄いを失敗しまくっていたとしても、例え頓挫していたとしても、素直に補強終了なんて公言しないし、そもそも論としてクラブの人間は誰もセンターバックを補強するなんて、当たり前だけど公式には一言も言ってないもんな。
いやまあもちろん根本は根本で、物凄いセンターバックになってほしいんだけど。

でもね、物凄いセンターバックは必要なんだけど、本音を言わせてもらうと、向こう5年や10年レベルのスパンでセンターバックのレギュラーを任せられる、日本人の生え抜きセンターバックの存在が欲しいんだよ。他のクラブって結構生え抜きのセンターバックって輩出しているんだけど、うちは生え抜きで守備の選手って、どうもあまり大成した選手が少ない。それだけ近年のうちは、新人時代から生え抜きのセンターバックを育てるのが本当に下手で、守備の選手って地味だけど地味だけに育てるのが難しいポジションだし、レッズは育成クラブではないのは理解しているけど、結局は日本人でもセンターバックは他クラブから獲得して来る歴史の繰り返し。そりゃ補強が当たり前の世界だから、それが悪いとは決して言わないけど。
記憶で一番新しくて生え抜きで長期に渡り本当の意味で守備の要を担ったのは、新人開幕からストッパーとして衝撃デビューした坪井と、ボランチから途中リベロにコンバートされた堀之内の、所謂ユニバ5人衆の2人まで遡る訳で、しかもあの時は3バックの一角だったけど。ベテランになって最終ラインを任された内舘だって、本当は中盤の選手だしね。4バックのセンターバックとなると、期待した橋岡だって右サイドバックにコンバートされちゃったまま海外移籍しちゃったし、藤原も工藤も引き続きレンタル中だし。
これで根本までレギュラーとして育てられないとなると、もはや大学からは中盤の選手しか来てくれなくなるかも。高校からなんてもはや敬遠されまくっているし。
でも大畑が恐らく海外移籍になるだろうから、せっかく荻原が復帰して層が回復した左サイドバックも再び層が怪しくなるので、右は石原と関根で回しながら、両サイド可能な長沼を臨機応変に使って、もしその物凄いセンターバックが来てポジション2枠が安泰の形で埋まったら、根本はサイドバックにコンバートな気もしないでもない。橋岡と同じ道を歩むような。まあサイドバックが枯渇している現状、それはそれで根本が代表クラスまで成長するような活躍を見せてくれたら良いだけなんだけどさ。

なんて再び話が変な方向に行っているが、だから物凄い乳酸菌はまだかよ!?じゃなかった、物凄いセンターバックはまだかよ!?

レンタルバック以外の新加入選手の正式発表を待っていたら、ついに大晦日になってしまった。

今日に正式発表が来ないと、当たり前だけど年明けからになっちまうから、あの選手もこの選手もなんて贅沢は言わないから、せめてもう1人くらい発表が来ないものか?昨日みたいに10時砲は、今朝は無かった。そして11時も・・・。

でもまあ昨日の松本泰志だけでも、ようやく新加入が来て、取り敢えずホッとしたよ。堀之内はきちんと動いてくれていたんだな。優勝争いする上位チームから、その年に大活躍したホットな代表クラスの主力を引き抜く。これが本当の補強というものなんだよ補強と!聞こえているのか労働者諸君!(誰だよ)
その前に出て行ったN氏は、引き抜かれ先で見事にそこを弱体化させとるし。今から思えばN氏って、レッズの工作員としてクラブぐるみで計画して引き抜かれたんじゃないのか?と穿ってしまう。

・・・えーと、冗談はさておき、クリスマス辺りから腰を据えて構えているにも拘わらず、商売気ばっかり丸出しで新加入は待てど暮らせどだったのに、どういう順番か、早くから噂や報道がされていた何人かの選手を一気に飛び越して、レンタルバック組の2人(柴戸と髙橋)を除けば、一番新しく報道が出た松本泰志が移籍加入の正式発表1号となった訳だが。
まあ海外組や外国人の発表は注目度を引っ張りたい理由から、例え獲得が成功していても正式発表は後々だろう事は大抵予想の範疇だが、松本に関しては昨日スポーツ紙いきなりはともかく、翌朝には中国新聞が報道しちゃったからな。

しっかしこのクラブも、毎年毎年まどろっこしいというか、ひねくれているというか、とにかく発表の仕方がめんどくせーなぁ。
1時間毎の02分方式に期待させられるだけでも自分のような短気な性格の人間からしたら普通に面倒臭いのに、一時期はクリスマス発表が当たり前かと思いきや、今度はクリスマスに見事に肩透かしを喰らわせて、じゃあ世間の仕事納め日すぐに来るかと思いきや、それも無し。んで今年は大晦日イブという微妙なところから始まるんだもんな。このクラブ、フロントの考え方はコロコロ代わるくせに、性質は永遠にかまってちゃんだよ。

ようこそ松本に続いて、年明けからどんどん新加入発表ケチャドバになるよう、大晦日の今から願望をここでぶつけておこう。

金子来るぞ
長倉来るぞ
サヴィオ来るぞ
実力派新外国人センターバック来るぞ
新外国人FW来るぞ
荻原も帰って来るぞ
選手来るぞ選手来るぞ選手来るぞ選手来るぞ選手来るぞ

・・・ヤバい、考えたら表現が、某あの旧宗教団体の某教祖の修◯するぞ◯行するぞ修行◯るぞに似てきた。危険だから、これ以上は、危うい表現は自粛しておこう。

が、宗教とか修行と言えば・・・、

西川は、何をやっとるんだ!?

アフリカで壊れて行く元日本代表GK

ヤベー、何かすげー表情で浮いているよ。西川のインスタからの衝撃画像だが、オフだから来季に支障が無い限りは何をしようと構わんが、それにしても・・・この人、何をやっているんだ??
ブラックアフリカのどっかの国のどっかの村だろうけど、師走にもはや何かが壊れて行く元日本代表ゴールキーパーの姿がアフリカにあった。
この明らかに土着信仰による怪しい儀式は、何だ?だいたいどうした理由で、こういう状態に行き着くんだ??学校みたいなとこで子供達に囲まれる画像もアップされとるから、うちが以前から提携している例のユニセフの活動の一環か?だからって、じゃあ何で怪しいマント羽織って怪しいスティック握りながら中に浮いているんだ???
日本に帰って来たら性格180度変わっていて、いつものニコニコ顔から一転して全く顔つきが霊的になり、ベラベラ喋っていたのが無口になり、そうかと思えばゴールマウスを前にいきなり奇声をあげながらピョンピョン跳び跳ねて、リンダ・ブレア顔負けにスパイダーウォークでライン際をバタバタ走り回ったり、天に向かって訳のわからん呪文とか唱えはじめたり、放送禁止用語大連発しながら攻めて来る相手選手に猛然と飛び掛かり噛み付いたりしないだろうな???
あ、でも年齢も年齢だし、この際だから現地の神様にとり憑かれるか洗脳されるかで、還暦過ぎても現役を続けられるような、怪物みたいなキーパーに生まれ変わってしまった方が、プロとして得かもな。そしたらうちも一生キーパーを補強しなくて済むし。
でもうちは去年も開幕前にヘグモがやらせた怪しいヨガで、この類いが何の意味も為さないのを知っているからな。西川大丈夫か?今頃西川の魂は別世界をさ迷い、身体だけ西川になっているかもしれない。

と、ここまで書いて、西川もヤバいが、自分の文章内容の方がもっとヤバい事に気付いた。

・・・年の瀬まで、またバカな事を書いてしまった。西川より、本当に自分の文章が危ないのばかりでヤバいから、今年はそろそろこの辺で締めようか。

という事で、大晦日だから当然といえば当然だけど、今年はこの記事で書き納め。クラブの動きも年の瀬までギチギチだから、珍しくこのブログも暮のギリギリ大晦日まで書いてしまった。

では皆さま、改めまして今シーズンもお疲れ様でした。そして今年も1年、当ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

その来年は周知の通りレギュレーションが拡大するクラブワールドカップに、日本のクラブとして初めてかつ唯一出場するという一大栄誉が待っているので、開幕からそれに恥じないクラブになってくれる事を願いつつ、一年を締めたいと思います。

良い年をお迎えください。
それでは。
さて今季もシーズン総括に入る訳だけど、その前に自分が今季シーズン開幕前に抱いていた不安点、即ち新たな監督体制でスタートしたものの、チームを率いるヘグモ監督が、極端な攻撃サッカーを公言したところから、もうここで昔から何度も自分が表明している通り、守備から入る先ずは足元をしっかりさせたサッカーを一貫して好む自分として、目指す内容の攻撃サッカーに大きな不安を抱いて、ここでも開幕前にそこを指摘しておいたのは、結果論では無い予感と予想として、改めて表明しておきたい。

去年のリーグ最小失点という記録を残したチームに対して、監督交代にあたりフロントは新体制には攻撃的なサッカーを求めた。フロントからしたら3年計画とか浦和を背負う責任とかをやり始めた時から一貫した「縦に速い攻撃的で見る者をワクワクさせるサッカー」のコンセプトにブレは無かったようには思えるが、しかし前年のスコルジャ体制はフロントの求めるサッカーとは真逆を行くように、守備から入るリスクを犯さないサッカーをシーズン通して慣行した。
この理由はACL決勝で強大な敵に現実的に勝利する為に植え付けたものであると同時に、何よりもはやギアクマ事件とまで揶揄されるに至る、メディカルチェックまで済ませて九分九厘獲得した筈の超有力外国人FWを、寸手でライバルにかっ拐われて逃すという、大金大物補強失敗の大失態を演じて、計算可能な点取り屋を開幕前にチームに充てられなかったフロントの責任にある。
カンテという救世主で事なきを得たかのように見えるが、チームの性質と対戦相手の状況に応じたサッカーを選ぶスコルジャが、シーズン開始前から構築して来た戦略と戦術を、簡単に曲げるような博打はしない。

皮肉な事に逆にそれが原因で守備的なサッカーを選び、大きな結果を残したスコルジャにも1年で逃げられるが、そこでスコルジャ体制で守備を完全に構築したと見たフロントの勘違いが、新たな監督選びの失敗を発生させた。
そもそも攻守一体であり表裏一体で考えなければいけないサッカーという競技に於いて、守備で明確な結果を見たからといって、では今度は真逆の攻撃サッカーに無理に転換させるとは、果たしてサッカーはそんなに単純なものではないという事は、良識ある分析をすれば簡単にわかるものなのだが、しかしフロントは単純に、攻守一体であり表裏一体という重要な要素を、2つともまるで別物のように、完全に切り離して考えてしまった。

確かに開幕前に、前年の失敗と失態から学んで、早目に動きながら、重要な主力の大半を残留させつつ、新監督の懐刀であるスウェーデン現役代表や、半年レンタルという危うい存在ながらノルウェー現役代表など、大金を投じた大型補強は成功させた。そこは確かに明確な評価点ではある。
そしてフロントは堂々とリーグ優勝の目標を、自信を持って宣言した。それだけの戦力を確保したのだから、当然といえば当然である。ここは間違ってはいない。

間違いは、その前にある。そもそも前述した通り、フロントは大きな勘違いから今季をスタートさせている。根本から勘違いして間違っているのに、間違ったままで物事を進めても、途中に正しい事をしたとしても成功しないのは通念である。
高価なスパイクを新調し履き続けて気持ちは満たされていても、実はその靴は自分の足にフィットしないままで履き続けていたら、何時まで経っても実質的な効果は表れずに、逆に脚に悪影響を及ぼすのと一緒である。

人が何処まで真実を語っていたのかも、しっかり吟味しないといけない。ヘグモは開幕前に確かに「私の練習の7割は攻撃関連に費やされる」と公言はした。これならば確かにフロントは、端から攻撃サッカーを思考する指導者を招聘した事になる。
ところが成績が思わしくなくなって来ると、そもそもヘグモは本来ならば守備構築から練習に入りたかったが、フロントが守備は前年の数字を盾に、無理に極端な攻撃練習を強要させた、という話が流れ出した。
攻撃7割はヘグモ公言だが、ヘグモ本来の意思が真逆であったかは、話の出所が不明なので安易に憶測だけで語れないが、これが真実だったとしたら、フロントはヘグモの本来の指導方針など根本から無視し、やはり勘違いから監督の扱いに失敗している。 果たして交渉段階から、どのような話になっていたのか。それならば端からヘグモではなく、攻撃直行タイプの監督を招聘すれば良かったのだ。
母国では王室や内閣からも一目置かれる、スカンジナビア地域では実績と知名度が抜群な有名指導者を、それが一番の理由で飛び付いては、ロクな交渉も行わずに契約したのだったとしたら?

だから性格も指導方針も理解しないまま、いざ契約して来日してからフロントの意思を強要したところで、これではフロントと現場の意思など統一しないのが当然になるし、どういう指導者かもわからぬままチームに充てれば、いきなり前年とやり方が180度違うような監督やコーチの元、選手も従来スタッフも混乱に陥るし、反発する者も当然ながら発生する。
ヘグモの練習が欧州第一戦レベルで厳しかったというのは事実のようだし、どんなに体制が変わろうとも、選手間からして甘い雰囲気が満々だったレッズに厳しさを与えるのは自分も理解し求めるところだったが、そもそも肝心のフロントが監督が本来求める初期段階とは真逆な事を現場に強要したら、選手とてそのような首脳陣に疑問を抱き、反発する選手が発生するのも当然である。上と下で、根本的な考え方が違っているのだから。
このようなフロントや指導者では当然ながら求心力は薄れ失われ、それが責任感や感受性が強い性格であればあるだけ、疑問や反発心が強くなる。そのような性格の人間は、信念と美学と常識を固く保っている。頑固でもある。だから簡単に間違った事は犯さない。ただ代わりに、そういう性格の人間の気持ちを切れさせてしまうと、それが本来ならば愛していた理解していた信じていたものに対して、裏切られた思いから強烈な反発心に変貌してしまうのだ。
そういうタイプのショルツや酒井や岩尾が、誰もが予想していなかった形でシーズン途中にチームを離れたのも、今から思えば決して不思議ではなかった。それはショルツの退団セレモニーでの悲痛な「ずっと居ると思ってた」に集約されている。あれは強烈な衝撃であった。

これは近年の課題ではあるが、今季も獲得した戦力が尽く故障する傾向にあったのは、果たして何なのか。
ひとつ確実な事が言えるのは、ショルツのような掘り出し物が大の例外であって、欧州サッカー先進国のA代表レベルや欧州クラブでプレーするレベルの日本人選手でも、そこで長く活躍できなかったり、まだまだピークにありながら欧州を出て行く選手には、能力以外で欧州では成功し難い何かがあるという事だ。つまりメンタル面、フィジカル面、メディカル面など、何処かに問題を抱えた選手が多い。
残念ながらソルバッケンもグスタフソンも、能力は申し分が無い代わりに、怪我をしやすいという問題を抱えていた。どんなに能力が高い選手でも、徹底的に調査した結果、問題を抱える選手は獲得しないという方針のクラブが多々ある。しかしレッズは真逆のようである。先ずは名前で獲ってしまう。近年の強化部は重工からの資金援助も潤沢になった為に、余計に大型大物補強を狙った。成功例は少なく、失敗例も数えきれず、何を意図したのか不明なソルバッケンの半年レンタルなどは、失敗例の象徴となってしまった。資金があるならば本契約の確信があってこそ獲得したであろうからである。
これは代理人との関係にも問題があるが、近年の強化責任者は、そこの見極めに難があったのは事実である。

その強化責任者の騒動である。その西野氏本人は、シティグループからのオファーを受けて、昨シーズン終了をもってレッズ退社の意旨だったものの、クラブは了承せずに半年間だけ退団を引き伸ばすという、中途半端な人事を行った。
これは引き継ぎの問題が絡んでいた故だとは思うが、しかし逆に言えば強化責任者をシーズン途中に代える形になる訳で、これでは西野氏の息のかかった選手やスタッフに、シーズン途中で不安感を与える事になる。また「浦和の責任」と自ら言いながらシーズン途中に去る形は矛盾しての責任放棄と捉えられかねず、実際に西野氏の退社が報道された時点で、当然のように事情の詳細を知らない大半のサポーターに、西野氏への大きな不信感を抱かせる結果になった。
そもそも強化責任者をライバルグループに引き抜かれるという、前代未聞の失態そのものが先ず問題だが、それに輪を掛けて中途半端な人事を行って、更なる不安と不振を招くという、失態以上の大失態であった。

選手にしても同様で、昨シーズン終了後の移籍市場で海外からオファーを受けていた伊藤敦樹を、本人がレッズをリーグ優勝させてからという希望で一旦は白紙にしながら、いざチームがシーズン途中に不調に陥ると、事もあろうにキャプテンに就任したばかりの敦樹の海外移籍を容認。
では敦樹本人の優勝という言葉は、何処に行ってしまったのか。そのような発言をして自ら移籍を1年封印した選手なのだから、チームが不振に陥ろうと、少なくともシーズン終了まで責任を全うさせる強制力を、フロントは持ち得ていなかったのであろうか?しかも新キャプテンに就任してから僅か1ヶ月での退団である。この移籍で西野氏同様、サポーターは選手に対しても不信感を募らせる結果となった。

さて、ここまで読んでもらえればわかる通り、開幕前からシーズン途中の不備や失敗や疑問点を列挙してみると、噂や憶測も合っているならば、一目瞭然でスタートからクラブは全ての面に於いて、著しく見切り発車して後手を踏んでいる。そんな事は始まる前からやって置く、という部分が殆ど無い。
確かに表向きはクラブもサポーターも信じた優勝争いに相応しい準備をしながら、中身は確信性が薄く危うい、完全に先回しばかりで、後々の保険も考えていない。自分はそこのひとつとして開幕前に守備面の危機感は指摘したが、もはやそんな次元ではなく、つまり全て見切り発車している。シーズン半分が過ぎた時点で監督解任と絶対的主力の放出という失態があったが、万一の時を考えた予備工作など全く準備していなかったようで、崩壊第一段階で、周知の通りに草も生えない状況に陥ってしまった。

あれもこれも見切り発車しているのだから、完全にギャンブルだったのである。特にソルバッケンや西野氏の問題など、半年後にどうなるか先が見えていたのに、フロントは何も動いていない。いや動いていたのかもしれない。では動いていたとして、しかし実際には結果的ににっちもさっちも行かなくなっていたのだから、逆に動いていたならば、その後も中身が得られなかったのだから、尚更質が悪いと思われて仕方がない。

これは、前年のスコルジャ退任劇から尾を引いていたのかもしれない。
スコルジャの希望だったのか、はたまた複数年契約が普通だったフロントの考えも、例年の複数年契約から途中解任の失敗の連続から腰が引けたのか、フロントは複数年契約を選択せず、1年契約で新監督を招聘した。
ところが皮肉な事に、1年契約だったスコルジャが成績的に申し分ない以上の大きな結果を残した。
シーズン途中からフロントは契約更新を意図した。しかしスコルジャは首を縦に降らなかった。家族の事情というのは尤もな理由だったが、それはに実は大いに懐疑的である。家族の事情とは、この世界では何かをカモフラージュする為の常套句である事が大半である。
スコルジャは、レッズと契約前から元々母国ポーランドA代表の次期監督に推されていた人物である。その先手を打ってレッズが先に契約締結した事実はスコルジャ本人も公言している。ところがシーズン途中ポーランド代表は不振に陥り、母国協会は再びスコルジャに代表監督就任を打診した報道もされている。レッズでの仕事を1シーズン限りで打ち切り、ポーランド代表監督に就任すると思われたが、しかし帰国後、実際にはその動きは無かった。
ではもうひとつ、補強面で不誠実さを欠いたレッズ強化部に、不振を抱いた故に契約を断ったという噂。実はこれこそ退団を希望した西野氏への半年残留慰留と、西野氏退団後と元々スコルジャ招聘を圧した堀之内の強化責任者就任とか深く関係していたと見るのが普通ではないのか。

僅か半年前に去ったスコルジャ電撃復帰の形は、誰しもが予想しない衝撃的なものであった。いくら監督を解任したから、いくら残留争いに片足を突っ込んでいたから、いくらレッズを間近に知り日本に免疫がある人物であろうと、僅か半年前に端から見たら不可思議な形で去った遠い地にある指導者に、深い事情が無しに僅か半年後に再登板を打診するだろうか?
確かにスコルジャ本人はレッズを去る際、再びレッズの監督として戻りたい意思がある旨も公言したが、しかしそれも好成績から去る際の社交辞令と見るのが普通だし、復帰したスコルジャもまさかこのように僅か半年でレッズに復帰するとは予想外だった事は、就任会見で公言しているからだ。

そもそもスコルジャが去りヘグモが就任する際、引き継ぎにあたり両者は深く話し合いを設けたというが、それにしては両者の選んだサッカーは、まるで真逆のものだった。
そして話は冒頭の、ボタンの掛け違いのような疑問に戻る訳だが、つまりそうしたフロントの方針があった。確かにコンセプトが存在した。このコンセプトは3年計画というものが練られた時点から存在していたのは確かではある。
ところが去年も今季も、方針もコンセプトも監督の考えも重要選手の扱い方も、よくよく比べてみれば、全て明後日の方向を向いたかのように互いがバラバラであった。

では・・・、

何処に本意があるのか?
何処に真意があるのか?
何処に真相があるのか?

つまり、何がやりたいのか?
何を、やりたかったのか?
何が、したかったのか?

ここ2年、クラブコンセプトと真逆の方針からアジアを制覇しクラブワールドカップ参加もこじつけ、クラブコンセプトを強要したら残留争いを招き、クラブコンセプトを一旦切り離して一応は残留争いに生き残った。

これは、一体、果たして、何なのか?
矛盾が成功を呼び、真逆に事が動いて成功し、しかし素直に動いたら途端に失敗している。つまり皮肉な事例を繰り返しているだけ。
繰り返すが、結局は、やはり方針が、コンセプトが根本から間違っているからではないのか?コンセプトという実は指針でしかない不確かなものが、単にそれをスタートさせる為だけにある無意味な存在になってはいないだろうか?だから勘違いし続けているのではないのか?そして未だに勘違いしたままではないのだろうか?

自分が抱くクラブの方針、コンセプトに対する不安は、もはや遥か以前からここで書いて来たから、改めて指摘するつもりはないが、当たり前の事を素直に慣行せず、世の中の通念を外して、中身の無い、根拠の無いコンセプトを派手に打ち上げても、勘違いしたままでそれを元に動いていたところで、何時まで経っても正解など安定感など得られないのだから、それならば身の丈に合わないコンセプトなど立ち上げずに、手探りでも良いから地に足を着けて、流れに身を任せれば良いだけなのだ。

こう書くと抽象的で何を言っているのかわからないと指摘されそうだが、要は中身の無い方針ありきで動くな、根拠が無い方針を作って、その気になったと思い込んで事を進めるな、という事を指摘したいのである。

それでもやるならば、徹底的にやれ。他に恨まれるくらい徹底的にやれ。他から馬鹿と思われる位に、狂っていると指摘されるくらい徹底的にやれ。盛大に大風呂敷を広げて、盛大に大枚を叩いて、盛大にやりきれ。誰も文句を言わせない程にやりきって人事を尽くして、それで最後まで走り続けろ。
過去にレッズは1度だけ、それを慣行して大成功した例があるだろう?ヒントと根拠はそこにある。あの時の覚悟を再生しては繰り返し続けろ。そして一度走り出したら絶対に手を緩めるな。一度暴走し出した列車は簡単には停められない。燃料が尽きるまで暴走し続ける。だから絶対に暴走すら停めてはいけない。永遠に燃料を注ぎ続けなければならない。停めてしまったら、停まってしまったら、それは途端に終わる。最悪な形で終わる。急ブレーキの反動は、世間が考えているより甘くはない。派手に走り出しながら、途端に手を緩めて大失敗した経験もあるのだから。華々しく走り華々しく散ったならば、誰も文句は言わない。
その覚悟が無いならば、逆に中途半端な事などせず、ずっと石橋を叩いて渡り続けた方が安心なのである。

さて、かなり乱暴な事を言い放ったが、しかしその乱暴な事でも、それが可能なチャンスが巡って来ているのが「今」なのである。だから派手に言ったまで、そう書いたまでである。チャンスは逃すなという事だ。
来季の新レギュレーションによるクラブワールドカップに、日本のクラブチームで初めて出場する切符を得ている名誉ある存在として、それに恥じない成長を遂げるチャンスを得ているのが「今」なのである。


という事で、最後はメチャクチャ乱暴な表現になったものの、元々今季は何もかもメチャクチャなシーズンだったのだから、最後と来季に向けては、これくらいハッキリ言っても良いと判断した次第である。
そんな今シーズンも皆様、大変お疲れ様でした。とはいうものの、今季は何故か本当の意味では疲れた気がしないというか、本当の意味では疲弊する中身が無かった。全てが中途半端に終わって、やりきったものなど皆無だったのだから当然である。つまりそれだけ今季のレッズは、何をやりたかったのか?何をしたかったのか?誰しもがわからないまま、失敗に次ぐ失敗からなあなあに過ぎて行っただけのシーズンだったという事である。失ったものも少なかったが、得たものも少なかった。そんなシーズンである。本当に情けない総括である。

来季は、それとは比べ物にならない、とんでもないシーズンが待っている、筈である。
その、筈、というものが、果たして華々しい薔薇色か、はたまた地獄のような茨か。恐らく来季は状況的にして、今季のような中途半端さで許される事は無いであろう。白黒どちらに転ぶかハッキリする。だから全ては絶対に良い意味で、例年とは違わなければいけなくなっている、その今オフの動き次第・・・。
2024年  J1リーグ第38節
浦和レッズ0―0アルビレックス新潟
〜埼玉スタジアム2002

241208ホーム最終節新潟戦 もはや現状からして、結果はともかく試合内容は二の次の今回だったのは理解しているけど、まあ相手の新潟からしたら、確かに磐田と1試合差で残留争いが残っていて、でも得失点差からしたら大量失点さえしなければ、またまさかの磐田の超大量得点さえ発生しなければ、という状況だから、無理にリスクを犯さず、完全にドロー狙いという守っては中途半端な姿勢が見え見えだったし、じゃあうちはというと、メンバーは控え組モロだった前節から、後ろを中心に主力には戻したものの、それはあくまで先ずは興梠をスタメンにした為のチョイスだった訳さ。

もう何がしたいか、うちも新潟も素人にも丸わかりだったから、今回はもう内容の事は、言うまいて。だから結果も、こうなったのは納得。
別にお互いに八百長した訳ではないからさ。でもこういう試合になる事は、どの世界のサッカーの最終節には、当たり前にある事だからね。特に日本のような、人情の国には。

面白かったのは、と言えば語弊はあるかもしれんが、でも面白かったのは、興梠はレッズでピークを過ぎた頃から明確なスタイルにしていたフリーマンの姿勢でチームメイトを生かそうと、敵陣を広範囲に動き回りチャンスメイクしていたが、チームメイトは興梠に有終の美を飾らせようと、興梠をエリア内に誘うプレーをしていて、このお互いのギャップが、お互いを思う最後のプレーになっていたという、そんなところが、こういう試合の「らしい」部分であったと、そう感じた。
良いとか悪いとかの世界ではなくて、繰り返すけど、こういうのは、状況的に起こる事なんだという事である。

んー、ただひとつ、レッズ復帰以来(広島戦で1ゴールはあったとらいえ)低パフォーマンスが続いている原口を、最終節であえてスタメン起用する必要性があったのか、そこだけは疑問である。
来季に向けて、重要な最終節のスタメン1枠だからね。特に2列目やウイングは、攻撃陣が氾濫している程、もっと違う選手をスタメンで使う価値があるポジションだから。
こんな事を考えながら、渡邊凌磨と原口が酷い距離感を続けては、ポジションで被りまくって、お互いを殺し合っていたりと、何をやっているのか、何がしたいのか、そんな原口のポジションだったな。
まあこれも、グダグダになりやすい最終話ならではって話にはなるんだけどさ。

241208宇賀神退団セレモニー しっかし、まあ前代未聞というか、前代未聞は言い過ぎかもしれないが、珍しいというか、宇賀神本人もセレモニーで言ったように、退団セレモニーと引退セレモニーで2回、同じクラブチームでセレモニーをやる選手は、レッズでは確かに初だから(札幌で伸二も琉球移籍時と引退時の2回セレモニーがあったけど)、宇賀神はレッズ復帰の仕方も前代未聞だったけど、選手としても立派な歴史を作ったが、違う意味でも歴史を作った選手になったな。それも途中に大学経由とはいえユースからの生え抜きという意味でも。
ちなみに宇賀神は、レッズのGMになりたい宣言は前々から聞いているが、宇賀神はプロスポーツクラブのフロント入りするより、何となく地方政治家みたいな性質が合っている気がするから、GMより、出身地の戸田で市会議員から始めて、行く行くは市長なんて目指したら成功するかもよ?戸田でスポーツクラブを経営しているんだから、そこからのコネとスポンサー集めというメリットはあるんだから。

241208興梠退団セレモニー 退団セレモニーでもっと前代未聞だったのは興梠の方で、真面目な話、引退する去り行く選手が、例の天皇杯剥奪ペナルティーに至る暴挙を引き起こした奴らに痛烈に苦言を呈する、そんな退団セレモニーが、一体何処の世界にあるだろうか?
偉大な歴史を残して現役を去る選手に、退団セレモニーで、そんな事を言わせるなんて、そんなセレモニーが過去に有っただろうか?当然ながらある訳は無い筈だし、あってはならないし、しかし、そのあってはならない事を、実際に引き起こした輩が何十人も存在したのである。こんな事って・・・。

しかしね、そんな興梠や選手やクラブの気持ちなんかお構い無しに、今日も自分の居たゴール裏の某エリアでは、周囲の話曰く入場禁止になっているらしい輩が平然とゴール裏に紛れては見付かり、警備員やクラブ職員、そして一部サポと試合前から試合中も試合後も揉めているんだよね。
何時までこんな事、繰り返しているんだろうね?あえて乱暴な表現するけど、そりゃ何万も居れば居るだけ、一定数何を言っても話も常識も通じない「バカ」が存在するんだけどさ。だからそんな「バカ」は、今回の興梠の悲痛なメッセージも、何も感じないんだろうな・・・。

なんて、本来ならば純粋に退団する偉大な選手の純粋な退団セレモニーにならなければいけなかった筈が、こういう形になったのも、興梠という意義深い存在だからこそで、選手としての成績も偉大だが、退団セレモニーで、もっと意義深い提言を残すのも、更なる偉大さがあればこそ。

興梠が、最後に自分の応援チャントを歌ってくれと言ったけど、そこから自分はもう、どうやっても声が出なかったよ。両腕を挙げて手拍子するように隠して、両隣の仲間に顔を見られないようにするのが精一杯であった。

241208ザ・反省会 浦和で、何か節目があると使わせてもらう例の店で、今年もザ・反省会である。

例年にも増して、なんだかゴチャゴチャ感とパッとしなかった感、しかも残留争いとか、もはやグチャグチャなシーズンが幕を閉じて、こんな閉じ方で来季はレギュレーション拡大版クラブワールドカップが待ち構えるとか、もはや何をやっているのかメチャクチャなクラブになっているが、しかしシーズンは今年も終了。反省ばかりである。そして先ずは、今シーズンもお疲れ様でした。

な〜んか、本当にメチャクチャな中途半端なシーズンだったから、今年の書くシーズン総括は、メチャクチャな中途半端な評価と総括になりそう・・・。

ーーーーーー
J1リーグ第38節 浦和0-0新潟
主審=西村雄一
観衆:55,184人
天候>晴
2024年  J1リーグ第37節
アビスパ福岡1―0浦和レッズ
〜ベスト電器スタジアム

241130アウェー福岡戦 241130アウェー福岡戦2
博多の森も、いい加減に嫌いだ!勝てないから嫌いだ!オマケに強い北風が吹きまくりで、2日間ずっと糞寒いし。
しかし、いくら鬼門とはいえさ、ここも、というか九州そのものが鬼門なんだけどさ。遠路遥々九州くんだりまで来て、今年もまあよく相手に勝利やら勝ち点やらを素直にプレゼントしちゃう九州ばってんだな。
今回は福岡が退任が決まっている長谷部監督のホームラストゲームのオマケ付きだろ?別に長谷部監督をリスペクトしない訳ではないが、相手チームの監督の、しかも現役時代の対戦以外でレッズに縁の無い人のラストマッチとか、アウェー側からしたらぶっちゃけどうでも良いんだけど。しかしそれなのにまあ見事に相手の特別な試合に華を添えちゃうのも、どこまでうちはお人好しなんだよ。何時まで経ってもうちは、こういうの得意技だよな。いい加減にしなさいよ。

誰かの名言じゃないが負けに不思議は無い訳だから、今回のレッズに関しては、スコルジャが公言していた通りに、控え組やら出場機会が無かった選手を大量起用して、これだけで単純に戦力はダウンしているから、例え今回みたいな結果になっても、文句というか怒りもあんまり無いんだけど、何の為に控え組や出場機会が無かった選手を大量起用したかに付いては、もっと意義ある内容が欲しかった。
というのも、そういう選手は、特に中堅や若手は来季に向けて必死にアピールしなきゃならない訳だし、どうせ元々が控え組なんだから、連携なんてそう期待はしないから、だからチームとしてではなくて、個人で良いから、もっとアグレッシヴさを見せるというか、気持ちを見せるというか、そういうものを個人的には求めていたんだけど、それでも特に先発組に関しては、相変わらずパスの品評会ばっかりだったのはガッカリした。

とはいえ・・・上記で連携なんざ端から期待していないみたいな書き方はしたものの、それにしてもいくら何でも、本当に連携のれの字も無いようなパスだけ回しているのだから、これじゃリンダ本当に困っちゃうんだけど。
いくら主力組より連携力は低いとはいえ、それでも夏の移籍市場から加入した選手以外は、少なくとも1シーズン以上同じ釜の飯を喰った仲なんだから、もうちょい何かその、連動性というものを考えてプレー出来ないものなのだろうか?ハッキリ言って夏に来た二田や本間の方が、必死に仲間からボールを引き出そうと色々顔を見せるプレーが出来ていたけど、その前から居る選手は・・・。

あ、でも居たか、興梠大先生という御大が。最終節となるホーム新潟戦は現役ラストの意味で、必ずベンチに入れると思っていたら、まさかその1試合前の、しかも長期間アウェーの試合からベンチ入りさせたのは予想外だった。
この興梠の方が、いくら途中投入とはいえ、楔にポストに競り合いにと、運動量も加えてよっぽど効果的に動いてプレーしていたんだけど。こういう現役を去り行く間近の選手が、最後の力を振り絞るように頑張ってチームに刺激を与えていたのに、その興梠が生きたボールにしたものをチームメイトは、ま〜たパス回しとかで死んだボールにしちゃうんだから、これじゃあ何の為に控え組や出場機会の無い選手を使ったのか、あんまり意味は無いにしても、意義すら無くなってしまうではないか。
同じFWでも、今回はサンタナがボールが全く足に着いていない、余りにも酷い足元を連発してくれちゃっていたから、それで興梠が余計に良く見えてしまったし、サンタナが途中から先発起用されなくなった理由も、改めてわかった。

あと先発では、意外にも(?)小泉が良いアピールに繋がるゲームメイクが出来ていたんだけど、しかし小泉もここまでベンチすら外される日々の中で、最終節手前の試合で力を取り戻しても、もはや時既に遅しというか、それがあれが出来るならば開幕の季節からやってくれよ、と言いたい。まあそれを言ってしまうと、他の控え組や出場機会の無かった選手にも、同じ事が言えるんだけどさ。

まあこうもチームメイトがチグハグだと、絶対的なレギュラーの1人である頼み渡邊凌磨すら、なーんか最後の方は、もはや気力も無くしていたような、もちろん疲れていたからだろうけど。
あ、そういや渡邊凌磨が突っ掛けられて、それで相手のショートカウンターから、また紺野にやられたシーン。スタジアムでだから細かいとこ見えなかったけど、あれ相手のファールじゃないんかい?主審も耳に手は当てたけど、あっさりゴールにされちまったし。何かこういうの見ても、良くない試合だったよ。

241130アウェー福岡戦3 なあ今回起用された多くの選手たち、控え組や出場機会が無かった選手たち、いくら状況が状況だし、チーム自体の成績目標が薄れた試合だったとはいえ、これでレッズに残るにしても、もしかしたら退団や移籍する選手にしても、来季に向けて、本当にこんな内容の低アピールで良かったのか?
スコルジャの本当の意図は何処にあるのか、単純に残留確定後だから、控え組や出場機会の無かった選手を使った、というだけならばあんまり今回の試合は重要視されないが、実は徹底的に膿を出してみる、なんて考えていたのであれば、ちょっと今回出場した選手の内の何人かは、大変な低評価になっている筈だ。それこそ来季はクラブワールドカップ絡みもあり、かなり選手の入れ換えが噂されているのだから。

あーあ、個人的に思っていた、控え組や出場機会の無い選手が今回大量に素晴らしいアピールをして、来季も居る主力組は大変な危機感に、なんて期待が、こんな内容と結果で吹き飛び、主力組は「ほーらやっぱ俺が居ないとダメじゃん」とか思っていそう。特にあの選手とか、あの選手とか・・・。

241129例の鳥栖の焼鳥屋 241129博多ラーメン
ちなみに、今回の博多は諸事情あり前日入り。昨晩は博多・・・ではなくて、鳥栖まで行って例の焼鳥屋で呑んだので、博多では到着直後の290円豚骨と、最近の博多では豚骨ではなく醤油メインの店が急出店中という事で鳥栖から帰って来て宿に戻る前の〆ラーメンで、博多なのに富山ブラック以上に塩っぱいガツン系醤油ラーメンを・・・。

ビデオ無料! ちなみに今回の博多と、その周辺の宿。レッズと某アイドルグループライヴがバッティングして、二重に足元を見られて馬鹿高設定だった訳だが、そんな中で自分は実は某格安プランのカプセルだったんだけど、安い上に博多駅直結地下道出入口から徒歩5秒とアクセス抜群で、24時間利用可能な大浴場やサウナや露天風呂あり、アメニティ使いたい放題、ジムも無料。そんで・・・、
カプセル室内テレビのビデオまで無料とかいうから、こんな安いプランな上に今時ビデオを無料なんて凄い!と思いつつ、別に視る気は毛頭無かったんだが(ホントかよ)、ついビデオ無料スイッチをポチったら・・・あれ?始まらない、いやそもそもテレビが点かない?あ、電源か?と、別に視る気は毛頭無いんだけど色々やって、あくまで視る気は毛頭無いんだけど色々設定して、絶対に視る気は毛頭無いんだけどいきなりパッとテレビ画面が明るくなったから「キター!」思った瞬間!突如耳を突ん裂く大音量で「あ◯っ!◯んっ!あん◯!」と、ああああああ!カプセルフロア全体に大音量で響き渡るアレ。ギャー!前回使った奴、音量をデカいママにしておくんじゃねーよ!しかも慌てて音量消そうと思ったら焦って逆に回してしまいMAXになって更にフロア全体が大劇場になったじゃないか!だいたい何でビデオが途中のしかもクライマックス手前辺りから始まるんだよ!つーか前回使った奴、何処で果ててんだよ!もう少し耐えろよ!
・・・え〜皆さん、宿の安いプランには、たまにとんでもない落とし穴があります。気を付けましょう。

241130ザ・ヤケ酒 で、今回の帰りは門司からフェリーで帰るんで、博多でのんびりしているより、在来線で1時間かかる小倉に早く出る必要性から、ザ・ヤケ酒も小倉である。よく考えたら、鳥栖で焼鳥喰っとるのに、また小倉で焼鳥喰っとるし。

博多遠征なのに、博多では居酒屋に入っていないという、大変珍しい現象が発生した。

さて、フェリーに揺られて、ゆっくり帰るか・・・。

ーーーーーー
J1リーグ第37節 福岡1-0浦和
得点/40分・紺野(福)
主審=上村篤史
観衆:17,161人
天候>晴
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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第38節 浦和0-0新潟 ・・・次の試合/J1リーグ第1節 神戸-浦和(ノエビアスタジアム神戸=2月15日14:00キックオフ)


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埼玉県富士見市在住

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スタジアムではゴール裏住人であります。
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