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浦和レッズが好きなすべての人々へ捧ぐ…
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さて残留争いも、前節の広島戦の勝利による勝ち点3の上積みで、今季のJ1残留が確定したので、安堵の気持ちで落ち着いて、しかしまだシーズン中であるから総括的な事は勿論シーズン総括で書くとして、今回はひとつ、残留争いで自分が、ある温度差というものを感じたので、それをひとつ。

そもそも、本当の残留争いの開始というものは、果たして何処からを言うのだろうか?

というのは今回、自分が思う残留争いと、他で感じている残留争いの感覚が、かなり違っての大きな温度差を感じるに至ったのである。

これには先ずは自分が、今季はどの時点で残留争いを本気で意識し始めたか、というのが視点になる。
これを調べるには、自分の拙い記事を辿れば簡単なので、振り返って読み返してみたら、よくよく読み直せば、アホな事を書いてるな、こいつ・・・あ、自分の文章か、と一部脱線しながら、夏場からの思わしくない成績から徐々に「残留争いに片足を突っ込む云々」というキナ臭い表現が出だして、夏の終わりのアウェーガンバ戦の記事で「本格的な残留争いに巻き込まれない為に」という文章を見付けた。
つまりこの表現からわかるように、まだこの時点では、危機的なものは感じつつ、しかし本格的には残留争いには巻き込まれていない、まだまだ現実味に欠けるような感覚で居た事がわかる。
まだ9月中旬だから、という時期的なものは関係している筈だが、しかし周知の通りこの時期のレッズは、既に成績不振であり勝利から遠ざかり過ぎていて監督解任もあり、その他様々な問題を抱えていて、チームそのものは、かなり危機的な状況である。
が、そこでスコルジャが監督復帰戦いきなり勝利という(しかもアウェーで)高揚感も手伝って、やや危機感が削がれたという感じもあった故の記事の表現はあったが、しかしそれでも今後が重要という事実は変わらない。

そう、今後が重要だった訳だが、まさかその後の4試合、4連敗が待っていようとは、実際のところ想像すらしていなかった。自分の感覚では4試合で言うならば、現実路線からして最低限1勝1分くらいは・・・という予想だった。
ところが、その予想を地獄のように覆し、まさかまさかの4連敗である。中位から下を見てさ迷うチームが4試合で勝ち点を1つも積み上げられないとなると・・・どうなるかは、説明は不要だろう。
その1ヶ月ちょい後のヴェルディ戦の敗戦後の記事では、すっかり残留争い中を認識しており、つまり悪夢の4連敗途中から、自分が愛すべきチームが残留争いの渦中に居る認識になっている。

ところが、この辺りで驚いた。ネットを見れば残留争いを認識どころか、他の下位チームの状態からしたら、まさかレッズが降格圏に落ちる事など無いような表現が優勢で、確かにレッズより状態が悪いチームが下位には存在しているし、星取り勘定をしてみれば、今後の自他の対戦状況からすれば、恐らくは大丈夫だろうとも思える要素は多数存在した。自分もそこは思っていた。

しかし・・・ご存知のように自分は、昔から一貫して守備から入るサッカーを望んでいるように、常に足元をしっかりさせたい、神経質というか心配性というか石橋を叩いて渡る性格である。楽観的やポジティヴな性格の人からしたら、ネガティヴな性格に映るかもしれない。
以前付き合ったポジティヴ思考の女に「◯◯君はすぐ否定から入るとこは嫌」とハッキリ言われた位である。その時はこっちも負けじと「そっちが大雑把でいい加減というか楽天的すぎるんだよ」と言い半喧嘩になったが・・・まあ自分の遍歴はどうでも良いとして、つまりこれは性格にもよるのだろうが、確率を考えたら、悲観する要素も少なかったが、数字上の可能性がある以上、それに今季のチーム状態を加味して考えたら、決して楽観視できるものではない、というのが自分の考えであった。
ちなみに確率と可能性は全く似て非なるもので、確率とは数値上是非する事を意味し、可能性とは見込みが存在するという意味である。確率が少なくても不安要素が存在すれば、可能性に対する不安感が増すのは人間の常である。

まして次の試合で、降格圏転落一歩手前にある僅か勝ち点3差のチームとのライバル対戦が控えるとあっては、「もしこれに負けたら」という恐怖心に駆られるのも、人間の素直な心情である。

結果的にはこの試合の勝利により、残留は確定していないものの、確率的には極めて大きく前進した訳だが、しかし心配性の自分は、まだこれだけでは安心しない。
未消化試合が他より1試合や2試合多い状況で、裏天王山試合に勝利し一旦は安堵したのに、その次の試合で超過密日程で不利の同じく順位的には残留争いのライバルのような相手に対してドロー試合に留まると、貴重な勝ち点1を得た以上に、まだまだ不安を引き摺っている。まだ残留など確定していない、下位が巻き上げて以後レッズが連敗などすれば、あっという間に引っくり返される「可能性」がある故である。

しかし、もはや周囲は、裏天王山試合やこのドローで、残留が確定したかのような安堵感が漂っていた。
そもそもドロー試合を演じた相手のマリノスサポーターなどは、帰りの新横浜で、自分の不安な気持ちを他所に、まるで自分たちは残留争いなどしていない、考えていない、何処吹く風のような状態で、ニコニコしながらサッカーに関する話を楽しそうに話している人が大半である。いやマリノスサポのみならず、レッズサポでさえそんな状態で歩いている人が少なくない。

それどころかこの時期、実は自分の仲間内でさえ、本気で残留争いを不安視し心配している者は、自分を含めて本当に僅か数人。大半は残留争いへの恐怖心を抱いていないかのような様子。
いやもちろん内心はわからない。強がっているのかもしれない。現実逃避しているのかもしれない。人間だものミツヲ。なんて考えるのだが、しかしこちらが残留争いの話をしても、どうもピンと来ている仲間はほんの少し。やはり現実的に本気で残留争いを考えている素振りではない。

自分との、この温度差は、一体何なのだろうか?
単に自分がやはり心配性でネガティヴ思考だからなのだろうか?
自分がチームを本気で信じていない?と思えて疑心暗鬼に陥るように、少し悩んでしまった。

そこでひとつ思った。
自分はあの99年の残留争いとJ2降格をリアルタイムで、しかもスタジアムで経験している一応古参と言われる立場である。
しかし今の仲間内は若返りもあり、実はレッズが第1次黄金期やそれ以降にレッズサポになっている者が大半で、本当に弱かった時を知る仲間は、自分含めてほんの数人。つまり大半はJ2降格を経験していない。またその後に発生した11年の降格圏にまで陥落しての残留争いを経験している仲間も多いとは言えない。

振り替えれば、自分とて99年、シーズン折り返し時点で16チーム中12位まで落ち込んだ時、大きな不安感はあれど、まさか本当にJ2に降格するなど、思わなかった。いや思いたくないから現実逃避していた部分があった。つまり現実的ではない。それもその筈で、体験した事がない、知らないからである。

だから、一度もJ2に降格した事が無いマリノスサポーターなどは、残留争いどころか降格圏からすらやや差がある状態では、いくら差し迫った時期になって下位に居る、ましてや過密日程で満身創痍のチーム状態という不利な要素があるにも拘わらず、残留争いに片足を突っ込んでいる、または巻き込まれているかもしれない、という現実が見えていなかったのかもしれない。
それを考えるとまた対極的に、残留争いが当たり前のようになっているチームのサポーターは、逆にそれに慣れてしまうという良し悪しがあるのだが、タイトルも降格も残留争いも度々経験している柏サポーターなどは、SNSを覗けば、まだチームが降格圏からは離れているにも拘わらず、自分と同じく早い段階から残留争いに対して強い危機感を抱いていたのがわかった。

厳密には言えば残留争いの定義は無いからこそ個人の考えた方次第になるが、終盤に降格圏に居たり、または降格圏から1試合差くらいにならないと、本当の残留争いとは言えないのかもしれない。
だからそうではない、確率的な事を考えて、単に可能性だけで騒ぐな、と思う人が居るかもしれない。

でも人間は舌の根も乾いた頃には、過去の反省などコロッと忘れて再び同じ過ちを犯す生き物なので、ある程度は過去を思い浮かべて、背筋が寒くなるような想像をしていた方が、少しは良いかもしれない。

今回の残留争い・・・だったかもしれないレッズの戦いを反省と学習材料として今後に生かす為に、恐ろしい例え話を頭に入れておこう。

・もしヘグモ体制で得点すら獲れず失点だけ重ねて得失点差が-15とかになっていたら?
・もしスコルジャが監督復帰せずチームを立て直せていなかったら?
・もしアウェーガンバ戦で負けていたら?
・もし裏天王山の柏戦に負けていたら?
・もし6連敗していたら?
・もし柏や磐田や札幌が4連勝とかしていたら?

ほら、こうなっていたらと、想像してごらん?
ゾッとするでしょ?
今頃レッズはどうなっていたでしょう?
これが確率ではなく、可能性の話なのである。
可能性は、常に存在するという事である。
歴史に「もし」は無い、そんな事は普通に考えたら、起こる筈がない?
いやいや、時として起こるんですよ、それが。
そもそも今季レッズが残留争いするかもしれないと、開幕前に予想した人はどれだけ居ただろう?
だってわかるでしょう?こんな事は小説より奇なり、だから起こる訳がない、なんて高を括っていると、じゃあレッズは過去に・・・事実は小説より奇なりな事を、何度起こして来た?

だから、自分は常に心配性なのである。
15年後、もしかしたら鹿島がJFLに居るとか、もはや普通に有り得る話なんだよ。
え?どうして鹿島を例えに出すかって?・・・そりゃ自分の応援するチームをそんな例えに使う訳ないじゃん(←心配性もそこだけ自分勝手)
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2024年  J1リーグ第36節
浦和レッズ3―0サンフレッチェ広島
〜埼玉スタジアム2002

241110ホーム広島戦 241110文化シヤッター
昨日の磐田のズッ友に対する馬鹿試合敗戦や、柏の四度連続後半ロスタイムやらかしからして、レッズは今回含めた残り4試合で、残留確定には勝ち点2以上だが、しかし先ずは勝ち点1以上を上積みすれば、磐田との得失点差からして実質的な残留は決まるから、苦手で強敵の広島相手に、せめて引き分ければ御の字、いやもっと言えば、仮に敗けても大量失点さえしなければ・・・とは、もちろん試合する前から敗けを考える馬鹿は居ないとは言えるが、だからと言って、まさか派手に大量3点も奪った上に、文化シヤッターまで降ろしての完封勝利で、ここで文句なしの残留を確定させてしまうとは・・・!

ただ今回の広島、過密日程中に、日程的にはこちらが大変有利なタイミングで当たるという点では、前節のマリノス相手と同じなんだが、同じ中2日でも広島の場合は国内移動ではなく、季節が真逆の南半球はオーストラリアから帰って来て、しかも広島からしたらアウェー埼玉だからな。いくら今回は少しメンバーを入れ換えて来たとはいえさ。

でもでも、うちは前節の1週間タップリどころか、今度は10日間タップリで、しかもホームである。
裏天王山での超ギリギリ終了間際の劇的PK勝利から始まり、更に連チャンで日程的に大変有利な条件と、こうも毎回のようにサッカーの神様から多大な恩恵を受けているんだから、 いくら何でもマリノス戦と同じ轍は踏むなよとは思っていた。
ただ広島に話を戻すと、相手はチーム状態が絶不調の柏やマリノス(尤もうちも絶不調は同じだが)ではなく、今回は優勝争い中の広島ってとこは、これまでの2試合とは大きく違うってとこなんだけど。

だから、立ち上がりから10分ちょいのうち、いきなり勢い良く来た広島相手に大パニックで、まるで大人と子供の違いのような超一方的な押し込まれっぷりには、正直参った参った。
広島からしたら、圧しに弱いレッズの弱点を早々に突いて、変にACL疲労が増す前に試合を決めちまおうという魂胆だったのかもしれないが、そうは問屋が卸さない、と本来ならば自信タップリに言いたいが、内実はメチャメチャ死に物狂いにボックス内だけ固めて弾き返すだけで、西川のスーパーセーブもあり、後は広島の今回は決めきれないサッカーに助けられたって感じの開始10分ちょいの地獄の時間帯だったけどさ。守るという点だけは、狙い通りではあったとはいえ。
だってベンチワークも、テクニカルエリアは早々に伸康に任せて、スコルジャ本人はピッチとベンチを行ったり来たり慌ただしくて、いきなりの攻められっぷりに修正が鼬ごっこのように追い付いていない状況だったもんな。

しっかしサッカーとは、そんな時こそ何が起きるかわからない恐ろしいスポーツで、絶体絶命の失点も時間の問題と思われた時に限って、珍しく上手くカウンターが填まるものなんだな。
正直、この辺は広島がちょっとレッズを舐めていたと思うよ。レッズの強度の薄いチーム状態からしたら、力押しすればすぐ崩れると思っていたと思うし、こちらをあざけ笑うかのように、マイボールにした途端にダイレクトやワンタッチでこちらの裏を狙って来る。少し前に姿勢が出ている時にこれをやられるのと、元々後ろは出足が遅い選手が守っているから、簡単に裏を取られる方も大問題なんだが、広島の連動性ある2人目の選手の飛び出しに、全く対応できずに裏を取られまくる連続であった。あんなんで開始10分、よく失点しなかったと思うよ。奇跡だったな。

こうやって前ばかり見ていてくれた広島、対して守ってのロングパスからのカウンターからしか攻撃の手が無いレッズ。
まあレッズは今はこのやり方しか無いから、仕方ないと言えば仕方ないのだが、それが逆にやる事はハッキリになるから、選手も狙いはひとつだったという訳だろうし。
だからって素早い繋ぎと関根のすんげー絶妙なロングパスは完璧すぎて、そこにレッズでは数少ない出足が速い松尾だから、ピタッと反応しての綺麗な先制点。
あれだけ先制点も時間の問題だった広島からしたら、このやられ方はショッキングだっただろうし、だからという訳ではないが、ゴール直後の広島ベンチは、主審に注意を受けるほど何をギャーギャー文句つけていたのだろう?別にファールもオフサイドも明らかに無かったのに。広島人のやる事はよくわからん。

こうなると問題は後半なんだけど、スコルジャ体制は良くも悪くも前半と後半が別のチームになるから、もちろんしっかり修正は入ったと思うけど、しかし基本やる事は前半と大きく崩さなかったな。
あえて言うならば、最終ラインからの楔に繋がるパスと、サイドからの早目のクロスを増やしたくらいか?でも前半はこれが少なくて、モタモタしていたところをボールロストしまくっていたから、これだけでも後ろの負担を減らしながら、ポゼッション率も効果的に上げての、カウンターへの成功率は上がる。
広島からしたら、余計に攻めるしかなくなったのだから、その裏を狙うのは当たり前。時間が増す毎に焦る広島相手に、後半立ち上がりから面白いようにチャンスからフィニッシュが増えたのは、そういう事からして納得するが、縦に速い攻撃をするには、理想的な状況であった。

リンセン得意のドンピシャヘッドも、原口のレッズ復帰後初ゴールも、繋げ方からしたらハッキリした攻め方、ハッキリとしたカウンターだったし、広島の状況を上手く使った攻め方も、またハッキリとしたもの。今回は90分通して、とにかくやる事をハッキリさせていたのが、結果的にとんでもない点差の大勝利に繋がった。
あと個人的には、今回は大畑ではなく長沼がスタメンだった左サイドバックの、縦への推進力かな。バランスをとる大畑とはタイプが違うから、どちらが良い悪いではなく、長沼だと少なくとも攻撃面は活性化される。意外に守備も頑張っていたし。

全体的に見て、元々最近は苦手で強い広島を相手に、勝てた自体が満足。それでJ1残留を確定させたのだから、今回はそれ以上は言う事はない。
尤もACL疲労の過密日程ではない冷静な状態の広島だったら、ぶっちゃけここまで上手くは行かなかっただろうけれど・・・。

241110原口ヒーローインタビュー だいたいだな、原口は、レッズ復帰戦となったアウェーガンバ戦は、チーム自体が久々の勝利となったから、原口に対しても「持ってるね」と、言葉は悪いが中身が無い褒め方をしたが、その後はチームの連敗街道も手伝って、これじゃ何の為にレッズに帰って来たんだ?というレベルの目立たない低パフォーマンスだったから、今回の勝利を結果付けるダメ押しゴール(ちょっとポスト叩いてヒヤッとしたけど)を決めた時は、嬉しいのは嬉しいが、ダメ押しゴールの意味合いと同等、原口に対しても安堵感が強かったというのが正直な気持ち。
原口はボランチなんて意味不明なポジションに置かず、本当は若い頃の本来の得意だったポジションで、もう一花咲かせてほしいんだけどな。ハッキリ言って、最後ボランチで一花咲かせた福田ほど、原口は器用な性質じゃないと思うし。ちなみに原口は容姿だけは、モジャモジャ頭が手伝って、最近の福田に似てきたな。

ちなみに前日にスコルジャが「今季の苦い紅茶のような味になっているシーズンに少しの砂糖を加えるようなチャンス」と語っていたが、何が言いたいのかわかるような気がする部分と、なんじゃそれ?という部分も少しあるが、ちなみに自分は昔から紅茶は1日必ず3杯以上は飲むほど大好物なんだが、自分はお茶はガンガンに煮出して濃くて渋くて苦いのを好むので無糖は当然だから、砂糖なんざ加えたくないぞ。え?そういう事を言っているんじゃないって??まあそりゃそうだな。

241110ザ・美酒 さて、ようやく安堵のザ・美酒である。

冒頭にも書いたが、そりゃ試合前から後ろ向きな考えはしないとはいえ、状況が状況だから、可能性を考えたら今回は頑張ってドローで御の字だっただけに、それが3得点と完封勝利でいきなり残留を確定させてしまったのだから、拍子抜けとは言いたくはないが、でも気持ちの中にそう感じた部分もあり、だからこその余計に安堵感が強い勝利となった。
ぶっちゃけ次の45分限りの川崎戦で残留を確定させたら、何となくドラマチックかなと思っていたんだけど、そんな余計な事を考える必要は無くなった。もちろん良い意味で。
これで残留争いから抜け出し成功で、他のまだ残留争いが残る昨日までのライバルチームには悪いが、残留を確定させた以上は、ここからは余裕の高みの見物をさせてもらおうじゃないか。
あ、でも高みの見物だけじゃなくて、残留を確定させて欲が出た訳ではないが、これで終わりで後は敗けても安心とはせず、とにかく少しでも順位を上げて、来季に繋がる成績を残さないといけないぞ。

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J1リーグ第36節 浦和3-0広島
得点/45分・松尾(浦)、56分・リンセン(浦)、86分・原口(浦)
主審=小屋幸栄
観衆:42,076人
天候>曇
2024年  J1リーグ第35節
横浜F・マリノス0―0浦和レッズ
〜日産スタジアム

241030アウェーマリノス戦 ACL絡みで過密日程の連戦中なのに、3日前にはアウェー大阪で天皇杯を延長120分タップリ試合して、体力的に疲弊しながら、しかも90分では終了間際で追い付かれ、延長後半終了間際には逆転されて敗戦喰らって、これで精神的にも疲弊と、そんな相手だからちょっとかわいそうだった・・・なんて事は露にも思わないぞ。
だってうちだって、過去に何度もそんなドイヒーで不利な日程のシーズンで苦しみながら、それでもアジア王者に3度も登り詰めたのだから、それは世界を相手に戦うチームの宿命なのだ。それが出来ないならば、いくら国内では強いマリノスも、アジアに出れば井の中の蛙と言うしかない。とは言っても、うちは井の外では強いけど、逆に井の中ではイマイチだから、マリノスが普通であり、うちこそが変なのかもしれんが。
だいたい今は相手に対して、そんな慈悲深い思いを与えている余裕は無く・・・そんな満身創痍の疲弊しまくって、ヘロヘロで、メンバーまで落として来た相手に、スコアレスドローが精一杯って、どういう事なんだ!?

・・・っつーても、どういう事なのか、今のレッズならば、例えば先週も裏天王山みたいな試合と相手の柏にギリギリPKで勝てたくらいだし、だからマリノス相手にそうなってもおかしくないから、この結果も驚くものではないんだけど、だからと言ってもなぁー、、、

マリノスなんてもはや立ち上がりからヘロヘロ状態な上に、早速加藤が負傷退場しとるし、走るのが精一杯な様子でボールは足に着かずの、そもそもボールを追うのさえ苦しかったようで、だからマリノスでは考えられないようなミスも連発してくれていたのに、いたのに、いたのに、何でそういう相手に合わせちゃうのかな。昔の悪い癖が、また出た。

相手に合わせちゃうとは言っても、一応うちは1週間タップリ空いていたんだから、ヘロヘロの相手より動けていたのは当然だし、いくら攻撃が機能していない、守備だけのチームとはいえ、今回くらいは幾らかスペースも使えていたし、オフサイドになったとはいえ、ゴールネットを2回も揺らしたし・・・。
で、逆に言うと、ヘロヘロの相手に積極的に畳み掛けないで、まーた外枠で無駄なパス回しをしまくりんぐ状態で、これで自らチャンスをぶっ潰しまくり、相手のミスからさあカウンター行け!と思っても、相変わらず次の選択肢が最悪いつものお決まりのバックパスか、良くて横パス。ところがたまに縦に入れると、精度が下手くそなのか相手に引っ掛かりまくる。
尤も、相手が元々ヘロヘロだから裏を狙えるだろうと見込んだか、元々ヘロヘロの相手を更に走らせて余計に疲れさせる目的だったのか、成功率は別として、いつもよりは裏へのパス、縦パス、ロングパスの意識は高かったのは事実。

それでも最大のビッグチャンスが、前半終了間際のリンセンのドフリー抜け出しの枠外しだからな。あれを決められないようでは・・・いやまあリンセンのあれが外れる位なんだから、そりゃ1点を獲るのも苦労するのも当たり前と言えば当たり前で、点が獲れないからせっかくネットを2回も揺らしてもオフサイドだし、ヘロヘロの相手にオフサイドの幻ゴールでネットを揺らすのだけが流れからは精一杯というのが、今のレッズの極端な攻撃力の消極性を物語っているのである。
でも今のレッズの状態で、超ビッグチャンスでシュートを外していては、何時どうやって流れから決めるというのだろうか?いくら他にも枠内シュートはあったとはいえ、崩して放ったシュートは少なく、余裕が無い形から撃つから、フィニッシュの威力も弱くてみんなキーパーの守備範囲だし。失点が多いマリノスとて、こっちがモタモタしていれば、肝心のシュートコースは、しっかり限定させるように絞って消して来るし。
うちはシュートも前が確実に開かないと撃たないし、パスを出すのも遅いのはお決まりであり、パスが各駅停車ばかりでも、たまに準急や急行をやると脱線するかオーバーランのように失敗し、そもそも距離感が悪いからこそ、出し手も受け手も各駅停車しか手がなくなる。
じゃあ先ずは細かい事を考えずもっと動けと言っても、横にばかり走ってキープだけして勿体ぶっているから、ヘロヘロの相手にも簡単にブロックを作る時間を与えてしまう。うちの選手は横か縦だけで、斜めに動けんのか?ダイアゴナルの必要性ってわかっているのかい?
いくらグスタフソンがしっかり周りを見ながらボールを散らそうにも、サイドも前も元々ボールの引き出し方が良くないから、受けた側から手詰まりになる。佐藤が得意の縦パスでチャンスを演出しても、ボールをバイタルまで持ち込めない。頼みの綱の渡邊凌磨も、最近の稼働率の高さからか、それこそ途中からヘロヘロになって動きが重かったな。

という事なんだけど、うちの場合、確信が無い形からいざ積極的に斬り込んだりシュートを撃つと、失敗して途端に相手には強烈なカウンターを喰らう訳で、だから選手もそれが怖くて、いくらヘロヘロの相手とて、博打というか不用意な事が出来ないんだろうな。スコルジャがまだ長期プランで攻撃の構築をしていないのだから、どう攻撃して良いかわからず尚更である。
現実後半、ちょっと前掛かりになった途端にやらかしてアンデルソン・ロペスにドフリーで持ち込まれて、枠内シュートまでやられているからな。あれ終わったと思ったけど、シュートに勢いが無かったのと西川の守備範囲に撃ち込んでくれてのキーパーキャッチだから、あれがヘロヘロ状態のアンデルソン・ロペスじゃなかったら、ファーにズバンで完全にやられていただろう。あそこだけ奇跡が起きたから、失点を免れたようなもんだ。

だいたいうちも徐々に動きが怪しくなると、ヘロヘロに輪を掛けてヘロヘロの相手に走り負けとるし。ヘロヘロのヘロヘロに走り負ける1週間タップリって、どう説明するんだ?
いやまあ、ちょっと前も中2日のセレッソ相手に、うちは時間あったのに平気で敗けるチームだからな。うちは過去のホームでの対川崎戦みたいに、ヘロヘロにコロナによる選手不足でロクな練習も出来ないとか、こんな特異な状況が加わって更にボロボロになった相手じゃないと、今回のマリノスみたいなヘロヘロにヘロヘロのダブルヘロヘロが相手くらいでは、逆にこっちが時間を増す毎にヘロヘロに陥って行き、つまりスコアレスドローが精一杯なんだな、こりゃ。

このマリノス相手に、天皇杯準決勝と今回のリーグ戦の日程が逆になっていたら、うちはガンバのようにはならなかっただろうな、今から考えたら。

とはいえ、さすがに今回のマリノスには、ギリギリでも勝てると思っていたんだけどな。本来はマトモにやれば、今の状況のレッズがそうは勝てる相手じゃないんだから、決して相手を舐めていたんじゃなくて、そのマリノスがヘロヘロのヘロヘロになっていた状態こそ、ここでこの相手に勝たなかったら、果たして何時に勝てるというのか!?こういう絶好の好機を、物に出来ない軟弱なチームの悲しさよ。
よくよく考えたら、絶好の状況だって、サッカーの神様がレッズに与えてくれた好機と考えたら、柏戦みたいにしっかりそれを物にしないなんて、本当に勿体無いし、サッカーの神様の好意を無駄にしてしまうんだから、また何れ神様にそっぽ向かれても知らんぞ。現に次節、いくらホームとはいえ、広島というとんでもねー相手を迎えるというのに。
だからその前に、今回も何としても勝って勝ち点3を手に入れて、下との順位を引き離しておく必要があったのに。確かに敗けるよりは、同じ勝ち点のマリノスに順位も引っくり返されるよりは、勝ち点1は貴重とも言えるが、勝てば勝ち点3どころか6点ゲームとも言えた試合で、そのチャンスで物に出来ずとなると、まだまだ残留争いもどう転ぶかわからんという事だ。安心できる日は何時になるのだろうか??

それにしても、今夜は寒かった日産スタである。昼間は暑かったから、余裕ぶっこいて半袖と夏用サンダルで来たら、夕方から天気予報通り北風がビュービュー吹いて来て寒くなり、周りを見れば暖かそうなカッコしてる人ばかりで、まさに半袖で来たのがバカみたいだった。もう夏日にならないと言いながら何度も夏日になるとか、晴れると言いながら雨になるとか、普段は外しまくりでヒデー仕事してる気象予報士連中も、こういう悪い予報だけは当たるんだよな。甘く見た自分がバカだった。
そんなバカがバカみたいな薄着で来ているんだから、チームはもっと気合いを入れて、気持ちを見せて勝・・・あ、イカン、またこれを言い出すと精神論に走る事になるから、ここは自粛しよう。自分は帰りの新横浜から直通の森林公園行きに乗れたのが、唯一精神的&体力的にも救いであった。
でも精神も体力も、ヘロヘロのマリノスが今回みたいな試合をするのだから、もはや体力面ではなくて、それは精神的な強さだよな絶対。そこに精神的に弱い、メンタルに問題がある選手ばかりのうちだから・・・。

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J1リーグ第35節 横浜マ0-0浦和
主審=池内明彦
観衆:21,397人
天候>晴
2024年  J1リーグ第25節
浦和レッズ1―0柏レイソル
〜埼玉スタジアム2002

241023ホーム柏戦 サッカーの神様よ、ありがとう!天は今回こそは我に味方してくれたのか!?
今季はここまで悔しい時間帯やら、後半ロスタイムやら、もっと悲惨なのはその後半ロスタイムも相手の最後のワンプレーさえ凌げば、という時に限って悪夢のような失点を喰らって、それでどんだけ勝ち点を落として来たのか、というくらいに今季はサッカーの神様を恨んだ時ばかりだったが、今季ここまであんなにレッズに厳しかった筈のサッカーの神様が、こんなお互いに負けたくない、勝ちたい裏天王山のような残留争い同士の降格圏転落寸前同士の試合で、おまけに未消化分という試合で、なんという(大変良い意味で)劇的な展開を、レッズに用意してくれていたとは・・・!!(何か日本語変だな。まあいいか)

しかし現実的に、勝負を決めた時間が、後半ロスタイム+10分だからな。それも最後の最後の攻勢で相手に一度でも派手にクリアされたら即終了の笛のところ、ねちっこく諦めず相手の死に物狂いの中途半端なプチクリアボールを逃さず必死に拾っての波状攻撃の賜物、本当にラストワンプレーの深い位置への侵入が相手のハンドを生んで、本来ロスタイム時間6分をVARチェックとかで色々と運良く延びての+10分だからな。これはもう、頑張ったという以上に、運も・・・いや頑張った、諦めず頑張ったんだ。それがサッカーの神様の心を突き動かしたのだ。
ちなみにこれヘグモの時だったら、あの最後の最後の攻勢から相手のクリアが入った途端フロートに拾われて(つーかフロートってまだ柏に居たのか。とっくに退団したかと思っていた)、そのフロートに巨漢突進カウンター喰らってドフリーで爆弾シュートみたいなの撃たれて、お決まりのようにこっちが終了間際の失点をやらかしていたかもしれん。そこんとこだけ、一応スコルジャで守備意識を植え付けただけはあると言えるかもしれない。

241023サンタナヒーローインタビュー しっかしサンタナは、PKは本当に右にしか蹴らないな。これまでずっと右にしか蹴っていないし(それで一度失敗してるし)、シュート態勢からして今回もわかりやすかったから、また今回も絶対に右に蹴るものと思っていたし、そんなんだから、当然相手にもデータが入っているのだから、自分にだってわかっていたし、相手キーパー松本も絶対に左に飛ぶものと思っていたけど、やっぱりそうだった。
そうだったから決まった時は、余計にホッとしたんだけど、完全に反応していた松本の横っ飛びだったから一瞬ヒヤッとしたが、それをもう勢いと気持ちだけでぶちこんだサンタナだったな。サンタナはあれこれ細かい事を考えずに、ブラジル人らしくいつも気合いと気合いと勢いで蹴るタイプだから。

そう、・・・気合い、気持ち、ねぇ。
前節に、相手より明らかに気持ちからして逆転負けした試合があったから、あの時はとにかく気合い、気持ち、精神論にだけ走ってヤケになっていたが、一応今回は立ち上がりから、いつもの消極的なサッカーに比べたら、前への意識は強くなっていて、自らデュエル、というか石原なんて攻撃時に勢い余って相手に特攻してイエローとか、そういうところなど、選手の気合いや気持ちはしっかり見えたよ。

相変わらずキーパー&最終ラインの球回しは多いんだけど、しっかり安居とグスタフソンのボランチコンビがスペースを作ってボールを受けやすくしていたから、そこはちょっとだけ修正された部分だろうし。
とはいえうちのビルドアップが良くなったというよりは、相手が相手だしね。そりゃ順位相応のサッカーをしている柏を相手にしているのだから、中上位のチームを相手にするよりは、うちもビルドアップは楽になるわな。まあそれは柏からしてもうちに対して同じ事が言えるんだけど。
でもうちは、やっぱり別格のグスタフソンが居ると居ないでは、ビルドアップの質はある意味で大人と子供の違いになるから、グスタフソンのワールドクラスの展開技術は、今回のうちのビルドアップの変化に強烈に影響していたよ。まあそれでも相変わらず得点という形にまでは到達しないのが、うちの引き続きのキツい部分ではある。2列目は渡邊凌磨の存在感が効いているから何とか強度が保たれているが、更にそこに今回の終盤の中島みたいに、独特のリズムでゲームメイク可能な選手が長い時間帯に渡りプレー可能だと、かなり違って来る筈なんだけどね。

いやまあしかし、ビルドアップ云々の話をする前に、実際は今回は最後の最後のPKで命拾いした事実はあるから、やはり今季は高望み不可能で、守備に徹しては限りなく少ない、本当にワンチャンスを物にするサッカーしかないんだけどね。

241023文化シヤッター 241023ホーム柏戦2
でもさ、贅沢なんか言っていられない。残留争い同士、繰り返すけど降格圏転落寸前同士の裏天王山みたいな試合、これを終了間際のワンプレーPKからだろうと、とにかくどんな形であれ、勝利という形、勝ち点3という形になってくれただけで、気持ちはもうホッとしたのが事実である。今はサッカーの内容を言う余裕は、全く無い。だから贅沢も言わない。いや言えない。
とにかく相手が相手だから、獲得した勝ち点3以上の、良く言う勝ち点6ゲームであったとも言えるが、まだまだ先は長いから安心は出来ないが、取り敢えずこれで次節まで、少しはホッとした生活が出来るよ。問題はまたそこからだ。

でも今回、この試合がゲリラ雷雨という未消化分であったという位置付けは、実際のところ良かったのかどうか?
もちろん結果的には勝利の勝ち点3上積みという試合だったから、良かったと思うのは当然なのだが、今から思えばあのゲリラ雷雨で中止が決定した瞬間の思いを振り替えれば・・・、
中止は残念だが、チーム状態もパッとしないし、選手も怪我人だらけだから、寧ろ涼しくなってサッカーをやる環境も良くなり、補強もするだろうし、怪我人も復帰して来てから試合をする方が良い、逆に儲けたかも、なんて事も思っていた。
ところが、まさかその後にチーム状態は更に悪くなり、監督は解任されるし、補強は的を射ないような選手のオンパレードでトンチンカンやらかすし、不振の選手も増えるし、それでチーム状態もパッとどころか更に悲惨な状態になり、しかも降格圏転落寸前にまでなっているなんて。あの時はまさかこんな最悪な状態で再試合を迎えるなんて思っていなかったから、今から考えたら、中止にならずに普通に予定通りに試合をしていた方が、遥かに良かったかもしれない・・・と、仮に今回引き分けたり負けていたら、絶対にそう思っただろうな。そんでもって柏は、今頃そう思っている事だろうて。

だから・・・本当に、良かったよ、勝ってくれて。

あ、久々だから、この人を忘れていたよ。

M野H郎2024復活 M野H郎「いや〜後半ロスタイム試合終了間際ラストワンプレーPK勝利って、本当に良いものですね」
 
 
 


しっかし改めて思うに日程も罪作りな事をするもので、こんな久々の勝利が、いくら未消化分とはいえ、平日ナイターだから勿体無いよな。その前のアウェーガンバ戦の勝利もナイターだったし。昼間の勝利ならば、もっと長い時間ザ・美酒を呑めたのに。
なんて、贅沢は言ってられないか。反省。

ーーーーーー
J1リーグ第25節 浦和1-0柏
得点/90+10分・サンタナPK(浦) 
主審=福島孝一郎 
観衆:26,304人
天候>薄曇
2024年  J1リーグ第34節
東京ヴェルディ2―1浦和レッズ
〜味の素スタジアム

241019アウェーヴェルディ戦 今更ながら、常套句というか決まり事のように「2週間何をやっていたんだ?」とか「2週間寝ていたのか?」なんて、もう文句を言っても始まらないから言わないけれどさ(え?言ってるじねーか!って?・・・ほっとけっ!)、スコルジャの事だから選手の見極めとか、修正とか、分析とか、それなりにやっているものだと思っていたんだけど・・・いや、やってない訳はないのだから、やってはいたんだろう(と思う)けれど、それにしてもだな、2週間前のチーム状態と、あんまり変わっていなかったような。

いや待てよ、変わっていたか。3試合無得点のチームが、2週間で1点も獲れるようになった。やったぜ父ちゃん明日はカレーライスだ!いや違った、ホームランだ!だったっけ?
・・・この際どっちでもいいか。というかどうでもいいか。父ちゃんどころか自分がホームランのように天高く遠くにぶっ飛んだ揚げ句に星一徹を遥かに凌ぐ勢いでちゃぶ台ひっくり返してカレーライスを部屋中にぶちまけてやりたい気分だ!

だいたいだな、気合いが足りないんだよ気合いが!ヴェルディの選手を見ろ!いくら成熟したJFKのサッカーを身に付けているとはいえ、みんな必死に走って競り合って、しっかり規則正しく動いて、自分からチャンスエリアを広げるようにボールを引き出してと・・・。
片やうちの選手は、何だ?逃げパスにまた頭バレーボールの無責任なボール対応、ボケッとしてボールロストは連発する、走り負けて簡単に振り切られる、相手と競り合おうともしない、球際云々以前の問題であり、気持ちも気合いも入っていない、気の抜けたプレーばかりじゃないか!気持ちも気合いもゼロなんだよ!
たまにチームメイトが積極的にパスを出しても、端からパスなんて出ると信じていないのか出足は遅いし、ボールをスペースに落としても誰もそこに走り込んでいないし。ヴェルディの選手だったら、相手より1歩でも2歩でも仲間を信じるようにスペースに走り込んではチャンスを作るじゃないか!連携が無いのはわかるが、しかしそれにしてもうちは何故それをやらない?というレベルのやらなさ。いや出来ない?いや怠慢か!?
ヴェルディのハングリー精神を見習え!高い年俸だけ貰って仲良しお友達同士でチーム作ったって、いくら能力が高くても、気持ちも気合いも無ければ、勝てる訳がないんだよ!

・・・と、もはや戦術やら戦略やら技術やらを始めからすっ飛ばして、ついにのっけから精神論だけで話を進め出したら、もう物事おしまいである。ヤバイな自分。

ヤバイから、気を取り直そう。
とは言ってもなぁ、2週間でようやく1点だけ奪えるようになった攻撃も、ビルドアップなんて論外で、ただ闇雲に前からプレスかけたら一瞬だけヴェルディの守備が混乱してくれて、本当に一瞬だけ中央がポカッと空いて、そこに渡邊凌磨が気合いの突撃かまして強引にゴールにぶちこんだって形だからなぁ。
あ、気合いとか、渡邊凌磨みたいに気持ちと気合いが入ってる選手も、それなりには居るけどね。ただ逆に考えると、他にどんだけ気持ちと気合いが入ってプレーをしている選手が居るのか?という話にもなる。
空気になっていた小泉なんて、前半途中からベンチに下げられとるし。小泉は風邪ひいてたからって話も聞いたが、じゃあそんな体調不良の状態の選手を、何故にベンチ入りどころかスタメン起用したのか?いやまさかもう、その様な状態の選手までスタメンにしないと、使える選手が居ないって事なのか?・・・いやまさかね。

でも何かこれを言ってしまうと、もうやっぱり、もはや戦術やら戦略やら技術やらの話以前になってしまうんだよな。つまり誰が監督やっても、もう監督の問題じゃなくて、やっぱり先ずは選手の気持ちと気合い、やる気の問題なのだろう、と。
尤も選手の気持ち、気合い、やる気を引き出すのも監督やコーチやスタッフの重要な仕事のひとつなんだけど、うちの場合は誰が監督をやっても変えられない、つまりもはや地縛霊が憑いているかのように執拗に染み着いている甘ちゃん体質があるのだから、これをどうかしろよ本当に。

やべ、また精神的な話に逆戻りしてるから、軌道修正だ。
だいたい何だよあの失点の仕方も。まあ立ち上がりからヴェルディの勢いとパス回しに混乱しまくりで後手々々で、ゲームのようなヘディングからのクロスバーから始まり、ギリギリゴールマウスを反れたり、失点そのものは時間の問題だったところ、一応スコルジャなりの守備意識だけで本当ギリギリ守っていただけだから、それを気を抜くと・・・。
簡単に相手に高速リスタートやられた揚げ句にだらしないクリアミスやらかして・・・あのなー、ちゃんとボールと相手を同時に見て警戒してろっつーの!あんな気の抜けたやられ方、今時高校サッカーですら珍しいのでは?
でも、実際これなんだもん。いくら監督が守備意識を植え付けても、いくらマリウスが戻って来ても、肝心の選手の集中力がこれではね。
というか全治4週間の筈だったマリウスが、前節の記事ではまさかフェイスガードつけて復活してほしいが無理か、みたいな事を書いたけど、本当に予定より早く復活するとは思わなかった。
思わなかったけど、マリウスが復活しても2失点しとるけど。相手の高速リスタートとコーナーキックから失点だから、相変わらず流れの中からは失点していない、とは言えるけど、相手のコーナーだって相変わらずゾーンで中に人をかけているだけで、ファーや外枠なんて誰も気にしていないんだもんな。これでは、ね。

やっとゴールを奪えたでしょ?
でも、またまたダラシナイ形から2失点もしとるでしょ?
気持ちも気合いもゼロだから、集中力も警戒心もゼロなんだよ!集中力のピークはアウェーガンバ戦がピークだったとでも言うのか!?
結局今回は、どうやっても精神論になってしまう。どうすんだ、この先?

241019アウェーヴェルディ戦2 ついにゴール裏半居残り発生で、すぐ堀之内と西川と原口が対応していたけどさ、サッカーはチンタラやるくせに、昔からサポの怒りアンテナ察知だけは慣れているせいか、こういう対応だけは素早いな、うちの選手やフロントは。
でもいくら自分の撒いた種とはいえ、試合で疲労困憊の選手に居残り対応させるのもどうかと思うし、西川と原口を下げた後も堀之内が必死にコルリに対応していたけれど、おかしな人事の責任を押し付けられている堀之内もかわいそうだし、でもこういう状況になるまで、ついに追い込まれて来たという事なんだよな。

磐田も勝った。柏も貴重な勝ち点1を得た。他の残留争い中のチームも・・・しかし、うちは今回も。そしていよいよヤバイ順位に。
2週間前から確かにお尻に火が点いたと戒めのように思う事にしていたけれど、でも内心は2週間あるから、どこか現実逃避している自分も居た。そして少しだけ楽観視している自分が居た。
しかし、今回の4連敗目と、下のチームの勝ち点の積み上げにより、ついに本当にお尻に火が点いてしまった。
まだ2試合未消化試合があるなんて言っている余裕は、無くなった。4試合勝てないチームが、4試合でようやく1点しか獲れないチームが、植え付けた筈の守備でさえ守りきれないチームが、他のチームから、果たしてどうやって勝ち点を奪おうとしているのだろう?

始めの4試合は現実的なサッカーをするとし、2週間しての5試合目では1点だけは獲れるようになった。
・・・という状況で、頭から整理できない状況で、すぐ中3日の水曜日に、残留争いのライバルと裏天王山みたいな試合が待っているというのが、実に実に恐ろしい。変に覚悟を決めたらおしまいだから、まだそういう気持ちには陥らないぞと今は決めているが、しかし気持ちを吹っ切れる何か、明るい希望という物が、無い。こんな状態、こんな状況、本当にどうしよう、これ・・・。

ーーーーーー
J1リーグ第34節 東京ヴ2-1浦和
得点/27分・凌磨(浦)、59分・綱島(東ヴ)、76分・綱島(東ヴ)
主審=西村雄一
観衆:27,886人
天候>曇のち小雨
          
2024年  J1リーグ第33節
浦和レッズ0―1セレッソ大阪
〜埼玉スタジアム2002

241005ホーム セ大阪戦 アウェーだと、それも特に長距離のアウェーだと晴れとは言わないがギリギリ雨天にならなかったりするのに、ホームゲームになると、どうしてこうも決まったように雨になるのだろう?
という愚痴を、もう過去何試合こぼした事か?それなのに、この期に及んで今回のホームゲームも、お陰さまで雨天である。いつもの必殺ゲリラ雷雨にならないだけマシだが、尤も普通に考えたらゲリラ雷雨の時期は終わっているから、それでもこうピンポイントで雨天になるという事は、今季のホームゲームは相当のレベルで雨に呪われているという事になるな。
よっぽど日頃の行いが悪いのか、はたまたホームゲームの度に誰が霊力の強い奴が雨乞いでもしてるんじゃないのか?

だからビアフェスなんざでビールを呑もうなんて気も起こらず、だいたい過去のビアフェスで必ず売っていたキルケニーは、何処に行ったのだ?売っていないどころか、殆どキリンのビールばかりじゃないか!ビアフェスなんてキルケニーが売っていたから買っていたようなもんで、どうして今回はキルケニーが売っていないんだ!?

と、んな雨だのビアフェスだのにギャーギャー文句垂れている場合ではなくてだな、どうしてだ?と言うならば、どうしでまたこうも試合に勝てないんだ?というどうしてである。

だいたいどうしてと言えば、前半どうして渡邊凌磨と原口の位置を入れ換えて臨んだのだろう?最初、あれ?渡邊凌磨が前にいない、いくら探してもいない、と思って目線を下げたら、何故か13番がボランチの位置みたいなとこで球を散らしているし、あれ?じゃあ原口は?ボランチに入っている筈の原口がいない?おかしいな。何処に行ったんだ原口は?と再び目線を上げれば、何故かチアゴ・ サンタナと横に並んで78番が2トップの一角に入って衛星のように動いているし。
・・・これ、どんな意図で、どんな目的で、何がやりたくて渡邊凌磨と原口を、前後入れ換えたんだ?ちょっとよくわからん。
そりゃ渡邊凌磨は器用な選手だから、以前は左サイドバックでも無難にこなすようなポリバレント性があるとはいえ、今度は今更ボランチ気味の位置で使う意味があるのか?
そりゃ原口はいくら本来は攻撃的な位置の選手とはいえ、ドイツでボランチをやっていた理由から、あえてグスタフソンを差し置いてまでボランチで起用しているんじゃなかったのか?
案の定、これで渡邊凌磨も原口も全く機能していないし、前半限りで後半から2人をまた入れ換えて位置を戻したけど、とはいえ前半のあれは何だったんだ・・・?

いやしかし、渡邊凌磨や原口の前半のポジションにあーだこーだ言っている以前に、また失点のパターンがだなオイ。
だからさ、神戸戦ではニアでやられ、今回はファーからやられ、ようするにニアもファーも両方疎かにして中だけゾーンで守っているだけで、両脇に対する集中力がスカスカじゃないか。
これいくらスコルジャの指導で守備意識を高めているとて、セットプレーに対して集中力から鍛え直さなきゃ駄目なのだろうか?今季のうちの失点、ヘグモ体制でもスコルジャ体制でも、セットプレー時の集中力の足りなさが、かなり影響していないか?

だから誰が守備をしても、だいたい1失点してから、ようやく集中力からして守備のエンジンがかかりだすんだよな。まあ守備のエンジンって何だよ?って、自分で書いてて意味不明だけど。つまり何が言いたいかというとだな、1回痛い目に合ってから、ようやく警戒心も集中力も持つ事になるのかと・・・。
じゃあそこから失点はしないのだから良い、という訳ではなくて、相手は先制したのだから、そこからは無理には攻めて来ないから、幾らか守備負担が減って、それで失点率が下がるだけの話ではないのか?いやもちろん守備意識は植え付けないと守備は何をどうしても崩れるから、そこは守備意識はヘグモ体制とは比べ物にならない位あるんだろうけれど。

それを守る選手が・・・前節の神戸の佐々木のドイヒー飛び蹴り顔面アウチで、絶対に離脱しちゃいけないマリウスが手術まで施される重症により、ついに全治4週間離脱に。
そしてついについに、恐怖の井上&佐藤という、ぶっちゃけ蓋を開けてみるまで何をやらかすかわからないパンドラコンビを、こういう恐ろしい状況で使う日が来てしまったのだから、もはやこの位置は割り切るしかないぜ!と最初から思った。
まあ失点自体はコーナーキックからの1失点のみだから、今回は井上も佐藤も失点に繋がるようなやらかしは無かったが、無かったからといって、じゃあ安定していたかといえば、全くそのギャグもとい逆で、いやもう危なっかしいのなんのと言ったら・・・。
久々のスタメンの佐藤は試合勘が鈍っている面もあったのか、どうも動き自体がぎこちないし、あわやオウンゴールのバックパスもやらかすし、得意の縦パスなんて何処に行ったんだ?という位におとなしく消極的なプレーばかり。
井上は井上で、コンビを組むパートナーがいつものマリウスじゃないからか、はたまはいつもの右から左にポジションが移ったからか、これまた動きがぎこちなく、足元プレーに難がある佐藤に預けるのを躊躇したのか、横パスするのかキープするのか迷い迷いのプレーからピンチになるし。
・・・よくこの2人のセンターバックコンビで、苦手であり攻撃力があるセレッソ相手に、セットプレー1失点で済んだと思うよ。チビッ子の関根の右サイドバックも含めて。
安居が黒子役でそれなりにフォローに入って奮闘してくれていたおかげか??
まあ尤も今の守備のやり方からしたら、ぶっちゃけマリウスでも井上でも佐藤でも、それなりにJ1経験があるセンターバックならば、誰をチョイスしても無難なとこは無難だし、逆にダメなとこも、あんまり変わらない気がするけどさ。

それよか今度は逆に点が獲れなくなった攻撃面は、果たしてどうするんだろう?
ウイングや1.5列目アタッカーばかり集めて、リンセンも怪我して明らかに本職の点取り屋でキチンと使えるのがサンタナしかいない中で、そりゃヘグモもスコルジャも端から見たらサンタナの使い方を間違っていると思われていても、サンタナに前からの守備やポストもやらせないと、チームバランスが崩れるという感もありで、点を獲る事に集中させた清水ではサンタナ自身はゴールを奪えたが、チームとしての清水は駄目になったという例もあるし、リンセンも然りなんだと思う。ようは全盛期の興梠みたいな、フリーマンになりながらポストも出来てボールの引き出し方も決定力も抜群でゴールを量産できるFWが・・・いない。
サンタナがそれやっても、今だと周りも守備優先だから動きが追い付かないし、ヘグモの時は周りが下がらず前目を維持していたからゴールは奪えたが、かわりにいざロストすると一気に失点に繋がって攻撃どころじゃなくなっていたし。
・・・何でこう毎回選手も戦術も戦略も、両極端なんだろう?バランス良くやれる選手がいないからか?

困ったな・・・。
確かに最初の3、4試合は現実的なサッカーをするとスコルジャは言ったが、初戦でいきなり勝利を飾ったと思ったら、まさかその後に3連敗が待っていたとは、ちょっとショックだった。せめて1試合くらい引き分けがあっても良かろうに、と控え目に思っていても、まさか4試合で1ゴールとは・・・こんなんじゃ誰が点を獲るんだよ???

241005ザ・ヤケ酒 雨で濡れて寒いので、焼肉でザ・ヤケ酒となる。夏場ならば焼肉なんてチョイスはあまりしなかったが、いよいよ季節は焼肉を選ぶ寒い時期になった。
が、チーム状態は暑い時期からずっと寒いままだけど・・・。

ここで余計な2週間の空きが、果たしてチームの良い中断期間となってくれる事を、切に願うしかない。
再来日以来時間が無くて本来の指導が出来なかったであろうスコルジャも、2週間じっくり腰を落ち着かせて修正と戦略と戦術の構築、また怪我人の回復に繋がるように。全治4週間のマリウスも、回復が早まりフェイスガード装着で味スタに現れたりしないだろうか?さすがにそれは無理か・・・?

ーーーーーー
J1リーグ第33節 浦和0-1セ大阪
得点/17分・為田(セ大)
主審=上田益也
観衆:32,129人
天候>小雨
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ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第36節 浦和3-0広島 得点/45分・松尾(浦)、56分・リンセン(浦)、86分・原口(浦) ・・・次の試合/J1リーグ第28節・後半分 浦和-川崎(埼玉スタジアム2002=11月22日19:00キックオフ)


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