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2022年  J1リーグ第1節
京都サンガF.C.1―0浦和レッズ
〜サンガスタジアム by KYOCERA

220219アウェー京都戦 川崎に完封勝利してスーパーカップを優勝し、これでリーグ開幕戦とリーグ優勝に向けて、幸先の良いスタートが切れたと思ったのが僅か1週間前。あの時は、まさか選手5人とスタッフ5人もコロナ陽性者が発生するとは思ってもみなかったが、このアクシデントというか緊急事態を受けても、クラスター状態にならずに、何とか試合が可能な状態になって、開幕戦を迎える事が出来たまでは良かったのだが・・・。

開幕直前に何人ものユース選手を2種登録して補充したり、それで早川君まで控えに入っているとか、大畑がもう控えに入っていたのも驚いたが、でもこの状況じゃなかったら、まだ怪我明けの大畑も恐らくベンチに入れなかっただろうし、安居だってベンチスタートだったかもしれないし、メンバー構成を見ても、明らかにコロナアクシデントが影響している苦しい台所事情は明らかだったのだが、とは言ってもユンカー不在はあるものの、ベストとは言わないまでも、スタメン組の大半は、それなりに存分に戦えるメンバーの筈だった。

疑問は何故にショルツを控えに回したかだが、過密日程を考慮して、ショルツは神戸戦に使う筈だったのかな?ショルツを使うまでもなく、京都ならば勝てると踏んだか?しかし結局は終盤に犬飼を下げてショルツを投入する羽目になってしまったのは誤算だ。
いや自分も犬飼ならば大丈夫だろうと期待したのだが、犬飼は単体では強さやアグレッシヴさを発揮する場面もあったものの、あんまり足元が上手くないのかボールを巧みに納められないのと、それ以前にまだ周囲と息が全く合っていなかったな。このサッカーに慣れるまでには、まだ少し場数を踏む必要があるな。

京都は厄介な相手である事は想定していたし、キジェだけに相性という部分でも良くないのもわかっていたが、それでもJ2から上がって来たばかりのチームに、リーグ優勝を目指すチームが、負けは許されない筈だった。
チーム力も選手個人の力も、立ち上がりから明確に違っていたし、ボール回しにしても寄せの速さにしても最初は大人と子供でJ1レベルを見せ付けていたのだが・・・。

一瞬だけ集中力が切れた瞬間にウタカにやられたが、敗因はそこではなく、攻撃面の緻密さがやや欠けていたかな。個人では圧倒的に相手を上回れても、やや強引に単体で抉じ開けようとする場面が目立ち、勿論それ事態は局面では決して悪い訳ではないのだが、今回はそこにひとつ余計な切り返しやら個人技を披露し過ぎる選手が目立ち過ぎて、それでバランスが崩れて選手の距離感も崩れていた。
救いは決定的なフィニッシュには何度も持って行けていた事だが、サンガは終盤に近付くまではカウンター狙いはあっても決してドン引きという程ではなかったし、それでも防がれまくったのはサンガの守備の粘りと上福元を誉めるしかないか。酒井の股下狙いのシュートなんて、本来ならば決まっているようなものだったし。

何れにしても、コロナ陽性者発生から今回の試合まで、レッズにとっては苦しい状態になっていたのは事実だし、ここ数日しっかり実のある全体練習が出来ていたのかと言えば、恐らく否だったろう。
この逆境をはね除けて、勝利を手に出来ていたならば大殊勲な試合になっていたのかもしれないが、しかしやはり現実はそこまで甘くなかった。
問題は、この状況から僅か中3日で迎えるホームでの神戸戦で、チーム力と選手が何処まで復活してくれるか。酒井は終盤に右足を痛めてしまったし、フル出場で相当スタミナを消費している多くの選手たち。疲労回復は間に合うか。辛い台所事情。
だが選手が不足する中でルーキーで開幕戦スタメンを射止めた安居が、少し本来の役割と違った使われ方のようだったものの、特に前半で場面々々それなりに眼を引くの良プレーを見せてくれたなど、決して少なくない収穫もあった。こういう部分をポジティヴに捉えながら、次に臨もう。

220219サンガスタジアム 220219サンガスタジアム2
さて試合は試合として、舞台は、レッズサポーター初見参となるサンガスタジアムだった訳だが・・・。
時期的にも天候的にも顔が痛くなるほど超絶糞寒かったのも最悪だったが、何よりも初見参で敗戦を喰らって、早くも嫌な思い出が刻まれたスタジアムになってしまった。救いは、雨に降られたものの、西京極と違って屋根が有るから、そう濡れずに済んだ事くらいだ(8列目だったので屋根が被るギリギリだった)。
またこういった構造、外見の形もうだし、四方を無機質な壁に囲まれて内部がやや暗いところとか、キャパの違いはあれど何となくパナスタに似ているような気もするが・・・。
アクセス面は、西京極に比べると京都駅から遠くなり交通費も高くなるのがネックってのはあるが、まあ河原町方面を絡めたい場合は阪急を利用する西京極の方が遥かに利便性は良いが、亀岡の場合は京都駅から省線1本で行けるから、乗り換えが無い分ある意味で楽といえば楽でもあるし、西京極もサンガスタも超駅前にあるから、最寄駅からの便利さは西京極と差ほど変わらないか。
それと京都に来ると、どうしても行動範囲が京都市内メインになるから、それで滅多に市外に出た記憶が無く、新スタジアムが京都市ではなく、亀岡市に建設されたのは、行動範囲と見聞を広げる意味では良かったのかもしれない。
でも下手したら数年後にも財政破綻が危惧されている京都市からしたら、本音は市外にスタジアムは作ってほしくなかっただろうな(苦笑)

さ、京都に戻って、ザ・ヤケ酒だ・・・。

220219ザ・ヤケ酒 で、リド飲食街で、ザ・ヤケ酒・・・。

超久々に訪れたリド飲食街で、気さくなオバチャンママにサービスしてもらいながら、何かお勘定もやたら安くて、本当に良くしてくれて、朝からやたら寒いわ試合には負けるわ、アウェーの洗礼をモロに受けた今回のリーグ開幕戦となってしまったが、唯一ザ・ヤケ酒の店が良店だったのが今回の京都の救いであった。
こうして良い感じで酔っ払いつつ、リド飲食街から徒歩30秒、素泊まり宿賃千五百円の日本館で眠りに就くのであった。

ーーーーーー
J1リーグ第1節 京都1-0浦和
得点/49分・ピーター ウタカ(京)
主審=福島孝一郎
観衆:11,701人/上限20,000人限定試合
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無題
こんばんわ 完璧に負けました

「あの時は、まさか選手5人とスタッフ5人もコロナ陽性者が発生するとは思ってもみなかった」とうえさんがおっしゃるように、まあこの体でよく失点1点で終わったなぁと思います。良くやった。

しかし、試合を振り返るとやはり岩尾の存在のでかさに驚く一戦でありました。このコンディションで柴戸の献身的な動きや要所で働く敦にも脱帽ですが、早くコンダクターが戻ってトライアングルを形成してくれることを願うばかりです。
こんな状況下でも躍動するうちのギジェチュルドレンたち…ギジェは本当に恐ろしい。
惜しむらくはあのウタカの1点が無ければと ( ノД`)

次節もがんばりましょう!
りょりょ 2022/02/19(Sat)19:08:01 編集
無題
今晩は 雨の中現地サポートお疲れさまでした
緊急事態あったとは言えこの負けはやはり悔しい。確かに立ち上がりは個の力の差みたいなものありましたが、あのハイプレス掛け続けられ緻密さとかバランス崩れていきましたかね。 江坂のどっちか決めてれば変わってたかと思いますが終わった事は仕方ない。正直強さに関してはまだまだ不安定でもチャンスは作れてたので今後に期待です。神戸戦に切り替えましょう。
それにしても途中から相手が湘南のチームに見えてきました…
欅通りのサポ 2022/02/19(Sat)21:14:39 編集
無題
こんばんは。
京都まで遠征お疲れ様です。

いきなりコロナの洗礼を受けてしまいましたね。
その中でも選手も頑張っていたとは思いますが、開幕黒星スタートは残念です。
すぐに神戸戦がありますが、ここは切り替えて、連敗とならないようにしないとですね!

みんみん URL 2022/02/19(Sat)22:32:05 編集
無題
サンガスタ、どっかのスタジアムに似てると思ったら、ここ読んで、確かにパナスタが頭に浮かびました。
近くにイオン有ってよかったです。
名無しさん 2022/02/20(Sun)02:23:35 編集
コメントありがとうございます
りょりょさん
おはようございます。
万全の体制でリーグ開幕戦を迎える筈だったのが、連日のコロナ大量陽性者発生により編成の変更を余儀なくされた今回、まあ事情を鑑みれば最低限の負け方に留まってはくれましたね・・・。
スーパーカップの岩尾の貢献度を見ると、おっしゃる通り、やはり彼が居なかったのも響きましたね。柴戸は単体では今回も本当に脱帽レベルで良かったですが、それを支える岩尾が居たら、もっと完璧だったと思います。
しかしキジェは、湘南時代もそうでしたが、うちと対戦するとなると、まあ相性というのはあると思いますが、それでも決まって何故か上手く選手を動かして来ますよね。加えて今回は、2年前の冬、半ば決まりかけていたレッズ監督就任の話が流れた恨みでも絡みましたかねぇ(苦笑)

欅通りのサポさん
おはようございます。
開幕直前のコロナアクシデント、そして急造チームによるも、相手のあの決められ方による悔やまれる試合展開と、色々と悔しい部分満載の負け方になってしまいましたね。
それでも個の力も組織力も相手を上回っていた筈ですが、状況が状況なのも事実ですが、相手のやり方にも苦しめられましたね。うちはハイプレスを仕掛ける分、相手のハイプレスにも弱く、あとやはりキジェが湘南時代から、うちと試合する時は何か意地になって選手をぶつけて来るんですよねぇ・・・。
ただこのメンバーでもチャンスは数多く作れており、後は決めるだけだった内容は次に繋がります。おっしゃる通り神戸戦に切り替えて、期待したいです。
うえ URL 2022/02/20(Sun)05:59:50 編集
コメントありがとうございます
みんみんさん
おはようございます。
コロナの洗礼と初スタの洗礼とアウェーの洗礼とで、トリプルパンチを喰らった感じでしたね。コロナ陽性の選手の分も出場選手は頑張ってファイトしてくれていたのも事実ですが、ただ京都相手に敗戦は予期していなかったので、やはりショックはショックでした。
おっしゃる通り、先ずは連敗しない事が大事だと思います。ホーム開幕戦になる次の神戸相手には必勝ですね。

名無しさん
初めまして。
本当に近くにイオンがあって良かったです。無かったら極寒の中で悲惨な待ち時間を過ごすところでしたからねぇ・・・。
うえ URL 2022/02/20(Sun)06:00:21 編集
無題
おはようございます。
京都遠征お疲れ様です。
サンガスタジアムは内観も外観も見栄えしますね。
来季こそ訪れたいと思います。(お互いに残留していればの話ですが)

試合前に選手・スタッフに感染者が出たことで全体練習を中止にした影響が出てしまいましたね。

この後、直ぐに神戸戦が待っています。
向こうも開幕戦を落としているので、尚更負けるわけにはいきませんね。
FREE TIME URL 2022/02/20(Sun)09:52:55 編集
コメントありがとうございます
FREE TIMEさん
こんにちはです。
サンガスタジアムは新しいだけあって綺麗なスタジアムでしたが、これといった特徴は無いシンプルな作りではありました。
今回は開幕数日前からのコロナアクシデントがあり仕方がない面がありますが、これがこの先に何処まで影響するのか心配です。
そんな中、中3日で神戸戦を迎える訳ですが、離脱中選手で神戸戦に間に合う選手は居ないみたいなので、残っている選手で総力戦しかないですね。次は勝ちたいです。
うえ URL 2022/02/20(Sun)12:02:32 編集
無題
お疲れさまです。
京都遠征お疲れさまでした。サンガスタ、確かにパナスタに少し似てますね。
例のコロナ離脱がありベンチにユース選手を入れなければ間に合わないほど選手が足りないとは、苦しいですね。
fwはユンカー選手がまだ使えないまでも、木原選手を差し置いてユース選手を入れるとは。木原選手は離脱していないようですし、ここが疑問です。
神戸戦も構成は今回と同じですかね?
マウファン 2022/02/21(Mon)07:19:39 編集
コメントありがとうございます
マウファンさん
おはようございます。
自分も(離脱中ではないならば)木原ではなくユースの早川君を入れたのは疑問がありますが、昨年もCBで藤原を差し置いて同時ユースの工藤を使った例があるので、リカルドからしたら、その時点で調子が上な方をベンチ入りさせたという事かもしれませんね。
神戸戦、まだ2日あるのでどうなるかわかりませんが、引き続き台所事情は苦しそうです。現時点で出られる選手を信じるしかないです。
うえ URL 2022/02/21(Mon)07:40:33 編集
黒星発進…
こんばんは。

ん~…1点取られるのは仕方無い。当たり前ですが1点取れないのが負けでしたね。
出し手が不在なんですよね。攻撃がサイド一辺倒になってしまい、それを相手に馴れさせてしまった感じでしたね。小泉が入ってからは中からも行けるようにはなりましたが、京都の気迫に負けましたね。
私的に思ったのが、スーパーカップの川崎戦は相手の良いところを上手く潰せた事が大きかったと思いました。しかし、今回は上手くハマらなかったという感じと、とにかく出し手が不在だったという事が大きかったんじゃないかと思います。前線の江坂、明本までボールが回らなかったし、やはり下がって貰いに行けば前線が孤立してしまいますね。献身的に動き回った明本を活かしたかったですね。

とにかく開幕連敗は避けなければなりませんね。神戸も黒星スタートなので同じだと思いますが、気迫で負けないでもらいたいです!
遠征お疲れ様でした。
東浦和レッズ 2022/02/21(Mon)20:15:45 編集
コメントありがとうございます
東浦和レッズさん
こんばんはです。
前半の決定機連発時に1点でも決めて先制しておけばとも思える内容でしたが、おっしゃる通り失点は失点としても、攻めようが試合を支配しようが、先ずは点が取れない事には始まらないですよね。
京都が下手に博打をせずに真ん中を執拗に固めていたというのはありますが、確かにちょっとサイドに逃げ過ぎでしたね。
明本も本当に献身的かつ激しくファイトしてくれていたのですが、逆に動き回りのサイドに行き過ぎてFWとしての動きではなくなっている場面もあり、またどの選手もサイドでボールを回し過ぎてスペースを作る事に欠けて、結局は時間をかけ過ぎて中を固められてしまうので、それで最後でパスを出す部分が窮屈になってしまった印象があります。
それでも関根がレベルの違いを見せて強引に行ったり、江坂や酒井のフィニッシュまで行けていた場面で決めていたら、という惜しい場面があり、決定力に欠いたのと、あとやはり上福元の好セーブ連発にもやられましたね。
過密日程下でのコロナアクシデントで厳しい台所事情は続きますが、おっしゃる通り開幕から連敗だけは絶対に避けなければいけませんね。何よりホーム開幕戦だけに、どんな形でも神戸を返り討ちにしたいです。水曜日は必ずや勝ちましょう。
うえ URL 2022/02/21(Mon)20:54:00 編集
ようこそ!!
試合終了/J1リーグ第35節 横浜マ0-0浦和 ・・・次の試合/J1リーグ第36節 浦和-広島(埼玉スタジアム2002=11月10日15:00キックオフ)


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